JPH03117113A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
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- JPH03117113A JPH03117113A JP1251911A JP25191189A JPH03117113A JP H03117113 A JPH03117113 A JP H03117113A JP 1251911 A JP1251911 A JP 1251911A JP 25191189 A JP25191189 A JP 25191189A JP H03117113 A JPH03117113 A JP H03117113A
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- signal
- gate
- substrate
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Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、半導体集積回路装置に関し、例えばMOS
FET (絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)を用い
たアナログスイッチを備えたものに利用して有効な技術
に関するものである。
FET (絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)を用い
たアナログスイッチを備えたものに利用して有効な技術
に関するものである。
MOSFETを用いたアナログスイッチのオフセット電
圧補正回路が、特開昭55−64437号公報により提
案されている。この回路は、第3図に示すように、ゲー
トにスイッチ制御信号φとφとがそれぞれ供給されたN
チャンネルMOSFETQ1とPチャンネルMOSFE
TQ3からなるCMOSスイッチ回路の出力側に、ソー
スとドレインが結合されたNチャンネルMOSFETQ
5とPチャンネルMOSFETQ6を設け、それぞれの
ゲートに対応するスイッチMOSFETQ1とQ3とは
逆相のスイッチ制御信号φとφを印加するものである。
圧補正回路が、特開昭55−64437号公報により提
案されている。この回路は、第3図に示すように、ゲー
トにスイッチ制御信号φとφとがそれぞれ供給されたN
チャンネルMOSFETQ1とPチャンネルMOSFE
TQ3からなるCMOSスイッチ回路の出力側に、ソー
スとドレインが結合されたNチャンネルMOSFETQ
5とPチャンネルMOSFETQ6を設け、それぞれの
ゲートに対応するスイッチMOSFETQ1とQ3とは
逆相のスイッチ制御信号φとφを印加するものである。
このようなMOSFETQ5とQ6からなる補正回路に
より、スイッチMOSFETQ1とQ2のゲート側と信
号伝達経路側との間の寄生容量により伝えられるスイッ
チ制御信号成分(フィードスルー7)を相殺させるよう
にするものである。
より、スイッチMOSFETQ1とQ2のゲート側と信
号伝達経路側との間の寄生容量により伝えられるスイッ
チ制御信号成分(フィードスルー7)を相殺させるよう
にするものである。
上記の回路をサンプル&ホールド回路等に適用した場合
、スイッチMOSFETQIとQ3がオフ状態にあると
きには、基板ノイズNsumが、出力端子OUTに付加
される基板間寄生容量Gsumと、同じく出力端子OU
Tに接続される負荷容量Cとの容量比に従い出力端子O
UTに重畳される。
、スイッチMOSFETQIとQ3がオフ状態にあると
きには、基板ノイズNsumが、出力端子OUTに付加
される基板間寄生容量Gsumと、同じく出力端子OU
Tに接続される負荷容量Cとの容量比に従い出力端子O
UTに重畳される。
ここで、寄生容量c stagは、上記MOSFETQ
3、Q6等がN型基板上に形成されている場合、Pチャ
ンネルMOSFETQ3のソース、基板間容量CSil
+と、PチャンネルMOSFETQ6のソース、基板間
容量C3,6及びドレイン、基板間容量c nmbの和
(C3l13 +C3I16 + CDl6 )からな
るものである。それ故、出力端子OUTに重畳されるノ
イズN、は次式(1)により表される。
3、Q6等がN型基板上に形成されている場合、Pチャ
ンネルMOSFETQ3のソース、基板間容量CSil
+と、PチャンネルMOSFETQ6のソース、基板間
容量C3,6及びドレイン、基板間容量c nmbの和
(C3l13 +C3I16 + CDl6 )からな
るものである。それ故、出力端子OUTに重畳されるノ
イズN、は次式(1)により表される。
NB = N5ui X Csum / C・・・・・
(1)このように上記の補正回路では、オフセット補正
用に負荷されるMOSFETQ6によって、寄生容量C
8゜が増大し、基板ノイズNsumの信号線への増大を
もたらしてS/Nを悪化させる。特に、ディジタル回路
とアナログ回路とが混在した半導体集積回路装置では、
ディジタル回路部で発生した基板ノイズN、。が大きい
ため、S/Nを著しく悪化させる。
(1)このように上記の補正回路では、オフセット補正
用に負荷されるMOSFETQ6によって、寄生容量C
8゜が増大し、基板ノイズNsumの信号線への増大を
もたらしてS/Nを悪化させる。特に、ディジタル回路
とアナログ回路とが混在した半導体集積回路装置では、
ディジタル回路部で発生した基板ノイズN、。が大きい
ため、S/Nを著しく悪化させる。
また、スイッチ用MOS F ETQ 1及びQ3と、
フィードスルー(オフセント)キャンセル用MOSFE
TQ5.Q6とは、同じ制御信号φとφが供給されるM
OSFETの導電型が異なり、スイッチ用MOSFET
がオフ状態からオン状態に切り替わるとき、フィードス
ルーキャンセル用MOSFETがオン状態からオフ状態
に変化する。
フィードスルー(オフセント)キャンセル用MOSFE
TQ5.Q6とは、同じ制御信号φとφが供給されるM
OSFETの導電型が異なり、スイッチ用MOSFET
がオフ状態からオン状態に切り替わるとき、フィードス
ルーキャンセル用MOSFETがオン状態からオフ状態
に変化する。
般に、MOSFETのゲート容量CGSは、第4図に示
すようにゲート電圧VGSに対して依存性を持ち、オフ
状態OFFとオン状態ONとでは容量値が大きく異なる
。このため、従来の回路では高精度のフィードスルーキ
ャンセルを行うことが難しいという問題を有する。
すようにゲート電圧VGSに対して依存性を持ち、オフ
状態OFFとオン状態ONとでは容量値が大きく異なる
。このため、従来の回路では高精度のフィードスルーキ
ャンセルを行うことが難しいという問題を有する。
この発明の目的は、高S/Nのアナログスイッチ回路を
備えた半導体集積回路装置を提供することにある。
備えた半導体集積回路装置を提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は
、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、スイッチ制御信号をゲートに受けて信号伝達
を行うスイッチMOSFETと同一導電型であって、そ
の出力側にゲート電極が接続され、ソースとドレインと
が結合されて上記スイッチ制m信号と逆相の信号が供給
されたダミーMOSFETを設ける。
を行うスイッチMOSFETと同一導電型であって、そ
の出力側にゲート電極が接続され、ソースとドレインと
が結合されて上記スイッチ制m信号と逆相の信号が供給
されたダミーMOSFETを設ける。
上記した手段によれば、フィードスルーをキャンセルさ
せるダミーMOSFETは、基板と信号線との間に微小
な寄生容量した持たないから基板ノイズの伝達を抑制す
るとともに、スイッチMO8FETとダミーMOSFE
Tとが同じ導電型のMOS F ETにより構成できる
から共にオン状態とオフ状態となり高精度でフィードス
ルーキャンセル作用を行うものとなる。
せるダミーMOSFETは、基板と信号線との間に微小
な寄生容量した持たないから基板ノイズの伝達を抑制す
るとともに、スイッチMO8FETとダミーMOSFE
Tとが同じ導電型のMOS F ETにより構成できる
から共にオン状態とオフ状態となり高精度でフィードス
ルーキャンセル作用を行うものとなる。
第1図には、この発明に係るアナログスイッチ回路を用
いたサンプリング&ホールド回路の一実施例の回路図が
示されている。同図の各回路素子及び回路ブロックは、
公知の半導体集積回路の製造技術によって、特に制限さ
れないが、単結晶シリコンのような1個の半導体基板上
において形成される。
いたサンプリング&ホールド回路の一実施例の回路図が
示されている。同図の各回路素子及び回路ブロックは、
公知の半導体集積回路の製造技術によって、特に制限さ
れないが、単結晶シリコンのような1個の半導体基板上
において形成される。
入力信号Vinは、その出力と反転入力(−)とが結合
されることによって、ボルテージフォロワ形態にされた
演算増幅回路OPIを介して伝えられる。この演算増幅
回路OPIを通した入力信号Vinは、サンプリング動
作を行うアナログスイッチとして作用するスイッチMO
SFETQIを通してホールド動作を行うキャパシタC
に伝えられる。上記スイッチMOSFETQIのゲート
には、サンプリングパルスとしてのスイッチ制御信号φ
が供給される。
されることによって、ボルテージフォロワ形態にされた
演算増幅回路OPIを介して伝えられる。この演算増幅
回路OPIを通した入力信号Vinは、サンプリング動
作を行うアナログスイッチとして作用するスイッチMO
SFETQIを通してホールド動作を行うキャパシタC
に伝えられる。上記スイッチMOSFETQIのゲート
には、サンプリングパルスとしてのスイッチ制御信号φ
が供給される。
上記のようにアナログスイッチとしてNチャンネル型の
MOS F ETを用いた場合には、そのゲートとソー
スとの間の寄生容量等によってサンプリングパルスφの
立ち下がり成分がキャパシタCに重畳されてしまうとい
うフィードスルーが生じる。アナログスイッチとしてP
チャンネル型MOSFETを用いた場合は、スイッチ制
御信号φの立ち上がり成分がキャパシタCに重畳される
。このようなフィードスルーをキャンセルさせるために
、次のダミーMOS F ETが設けられる。
MOS F ETを用いた場合には、そのゲートとソー
スとの間の寄生容量等によってサンプリングパルスφの
立ち下がり成分がキャパシタCに重畳されてしまうとい
うフィードスルーが生じる。アナログスイッチとしてP
チャンネル型MOSFETを用いた場合は、スイッチ制
御信号φの立ち上がり成分がキャパシタCに重畳される
。このようなフィードスルーをキャンセルさせるために
、次のダミーMOS F ETが設けられる。
この実施例では、上記フィードスルーキャンセル用のダ
ミーMOSFETQ2は、スイ7 チM O3F F、
TQ 1と同一導電型で構成され、そのゲートがスイッ
チMOSFETQIの出力側に接続される。そして、そ
のソースとドレインとが共通接続されて、上記スイッチ
制御信号φと逆相にされたスイッチ制御信号φが供給さ
れる。
ミーMOSFETQ2は、スイ7 チM O3F F、
TQ 1と同一導電型で構成され、そのゲートがスイッ
チMOSFETQIの出力側に接続される。そして、そ
のソースとドレインとが共通接続されて、上記スイッチ
制御信号φと逆相にされたスイッチ制御信号φが供給さ
れる。
上記キャパシタCに保持された信号電圧は、特に制限さ
れないが、上記同様に出力と反転入力(−)とが結合さ
れることによって、ボルテージフォロワ形態にされた演
算増幅回路OP2を通して出力電圧Voutとして出力
される。
れないが、上記同様に出力と反転入力(−)とが結合さ
れることによって、ボルテージフォロワ形態にされた演
算増幅回路OP2を通して出力電圧Voutとして出力
される。
特に制限されないが、半導体基板としてP型基板を用い
た場合、上記MOSFETQIとダミーMOS F E
TとはともにNチャンネルMOSFETにより構成され
る。また、半導体基板としてN型基板を用いた場合、上
記MOSFETQIとダミーMOSFETとはともにP
チャンネルMO3F、ETにより構成される。
た場合、上記MOSFETQIとダミーMOS F E
TとはともにNチャンネルMOSFETにより構成され
る。また、半導体基板としてN型基板を用いた場合、上
記MOSFETQIとダミーMOSFETとはともにP
チャンネルMO3F、ETにより構成される。
この実施例におけるダミーMOSFETQ2は、そのゲ
ートが信号伝達経路に接続されている。それ故、基板と
ソース及びドレインとの寄生容量C■+CI、llは、
ダミーMOSFETQ2のゲート容量を介して、言い換
えるならば、上記寄生容量Csn+cnBとゲート容量
とが直列形態にされて信号線に結合されることになる。
ートが信号伝達経路に接続されている。それ故、基板と
ソース及びドレインとの寄生容量C■+CI、llは、
ダミーMOSFETQ2のゲート容量を介して、言い換
えるならば、上記寄生容量Csn+cnBとゲート容量
とが直列形態にされて信号線に結合されることになる。
この結果、基板と信号線間の寄生容量値はホールド動作
を行うキャパシタCの容量値に比べて極めて小さくなり
、基板ノイズN5LIBが出力信号Voutに重畳され
てしまうことを防止することができる。
を行うキャパシタCの容量値に比べて極めて小さくなり
、基板ノイズN5LIBが出力信号Voutに重畳され
てしまうことを防止することができる。
また、スイッチMOSFETQIのゲートに供給される
スイッチ制御信号φがハイレベルからロウレベルに変化
するとき、ダミーMOSFETQ2のソース、ドレイン
に供給される信号φがロウレベルからハイレベルに変化
する。すなわち、ダミーMOSFETQ2は、ゲート側
でみると等測的にゲート電圧がハイレベルからロウレベ
ルに変化することになる。このため、MOSFETQI
とO2はオン状態とオフ状態とが等しくなるため、ゲー
ト容量の電圧依存性によるアンバランスを防止できるか
ら高精度のフィードスルーキャンセルが可能になる。
スイッチ制御信号φがハイレベルからロウレベルに変化
するとき、ダミーMOSFETQ2のソース、ドレイン
に供給される信号φがロウレベルからハイレベルに変化
する。すなわち、ダミーMOSFETQ2は、ゲート側
でみると等測的にゲート電圧がハイレベルからロウレベ
ルに変化することになる。このため、MOSFETQI
とO2はオン状態とオフ状態とが等しくなるため、ゲー
ト容量の電圧依存性によるアンバランスを防止できるか
ら高精度のフィードスルーキャンセルが可能になる。
第2図には、この発明の他の一実施例の回路図が示され
ている。
ている。
この実施例では、アナログスイッチ回路がNチヤンネル
MOSFETQIとPチャンネルMOSFETQ3から
なる0MO3(相補型MO3)アナログスイッチ回路か
ら構成される。これに応じて、ダミーMOSFETもN
チャンネルMOSFETQ2とPチャンネルMOSFE
TQ4から構成される。
MOSFETQIとPチャンネルMOSFETQ3から
なる0MO3(相補型MO3)アナログスイッチ回路か
ら構成される。これに応じて、ダミーMOSFETもN
チャンネルMOSFETQ2とPチャンネルMOSFE
TQ4から構成される。
特に制限されないが、この実施例の集積回路は、単結晶
P型シリコンからなる半導体基板に形成される。Nチャ
ンネルMOS F ETは、かかる半導体基板表面に形
成されたソース領域、ドレイン領域及びソース領域とド
レイン領域との間の半導体基板表面に薄い厚さのゲート
絶縁膜を介して形成されたポリシリコンからなるような
ゲート電極から構成される。PチャンネルMOSFET
は、上記半導体基板表面に形成されたN型ウェル領域に
形成される。これによって、半導体基板は、その上に形
成された複数のNチャンネルMOSFETの共通の基板
ゲートを構成する。N型ウェル領域は、その上に形成さ
れたPチャンネルMOSFETの基板ゲートを構成する
。逆に、N型基板を用0 いた場合には、N型基板上にはPチャンネルMOSFE
Tが形成され、P型ウェル領域にNチャンネルMOSF
ETが形成される。
P型シリコンからなる半導体基板に形成される。Nチャ
ンネルMOS F ETは、かかる半導体基板表面に形
成されたソース領域、ドレイン領域及びソース領域とド
レイン領域との間の半導体基板表面に薄い厚さのゲート
絶縁膜を介して形成されたポリシリコンからなるような
ゲート電極から構成される。PチャンネルMOSFET
は、上記半導体基板表面に形成されたN型ウェル領域に
形成される。これによって、半導体基板は、その上に形
成された複数のNチャンネルMOSFETの共通の基板
ゲートを構成する。N型ウェル領域は、その上に形成さ
れたPチャンネルMOSFETの基板ゲートを構成する
。逆に、N型基板を用0 いた場合には、N型基板上にはPチャンネルMOSFE
Tが形成され、P型ウェル領域にNチャンネルMOSF
ETが形成される。
この実施例においても、上記基板上に形成されるフィー
ドスルーキャンセル用のダミーMOSFETによって基
板と信号線との間の寄生容量が増加しない。また、CM
OSアナログスイッチ回路ヲ用いているので、信号伝達
のダイナミックレンジを大きくすることができる。言い
換えるならば、第1図の実施例のようにNチャンネルM
OSFET又はPチャンネルMOSFETによりスイッ
チ回路を構成した場合には、そのしきい値電圧により伝
達される信号のダイナミックレンジが制限されてしまう
。
ドスルーキャンセル用のダミーMOSFETによって基
板と信号線との間の寄生容量が増加しない。また、CM
OSアナログスイッチ回路ヲ用いているので、信号伝達
のダイナミックレンジを大きくすることができる。言い
換えるならば、第1図の実施例のようにNチャンネルM
OSFET又はPチャンネルMOSFETによりスイッ
チ回路を構成した場合には、そのしきい値電圧により伝
達される信号のダイナミックレンジが制限されてしまう
。
また、スイッチ回路に相補的なスイッチ制御信号(クロ
ック)φとφを用いており、それをそのまま利用してダ
ミーMO3FF:Tに供給するものであるため、クロッ
クφとφとの位相ズレに対してもフィードスルーキャン
セルを行わせることができるものとなる。
ック)φとφを用いており、それをそのまま利用してダ
ミーMO3FF:Tに供給するものであるため、クロッ
クφとφとの位相ズレに対してもフィードスルーキャン
セルを行わせることができるものとなる。
1
上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。すなわち、 (1)スイッチ制御信号をゲートに受けて信号伝達を行
うスイッチMOSFET出力側にゲート電極が接続され
、ソースとドレインとが結合されて上記スイッチ制御信
号と逆相の信号が供給されたダミーMOSFETを設け
る。この構成では、ダミーMOS F ETが基板と信
号線との間に微小な寄生容量した持たないから基板ノイ
ズの伝達を抑制するとともに、スイッチMOSFETと
ダミーMOSFETとが同じ導電型のMOS F ET
により構成できるから共にオン状態とオフ状態となり高
精度でフィードスルーキャンセルを行うことができると
いう効果が得られる。
る。すなわち、 (1)スイッチ制御信号をゲートに受けて信号伝達を行
うスイッチMOSFET出力側にゲート電極が接続され
、ソースとドレインとが結合されて上記スイッチ制御信
号と逆相の信号が供給されたダミーMOSFETを設け
る。この構成では、ダミーMOS F ETが基板と信
号線との間に微小な寄生容量した持たないから基板ノイ
ズの伝達を抑制するとともに、スイッチMOSFETと
ダミーMOSFETとが同じ導電型のMOS F ET
により構成できるから共にオン状態とオフ状態となり高
精度でフィードスルーキャンセルを行うことができると
いう効果が得られる。
(2)上記スイッチ回路としてCMOS構成とすること
により、信号伝達のダイナミックレンジの拡大を図りつ
つ、スイッチMOS F ETとダミーMOSFETに
供給されるスイッチ制御信号の位相ずれによるフィード
スルーもキャンセルさせることができるという効果が得
られる。
により、信号伝達のダイナミックレンジの拡大を図りつ
つ、スイッチMOS F ETとダミーMOSFETに
供給されるスイッチ制御信号の位相ずれによるフィード
スルーもキャンセルさせることができるという効果が得
られる。
2
(3)上記(1)及び(2)により、ディジタル回路と
アナログ回路とを混在させた半導体集積回路装置におけ
くアナログ回路側の高S/Nを実現できるという効果が
得られる。
アナログ回路とを混在させた半導体集積回路装置におけ
くアナログ回路側の高S/Nを実現できるという効果が
得られる。
以上本発明者によりなされた発明を実施例に基づき具体
的に説明したが、本願発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。例えば、前記実施例のス
イッチ回路が適用される回路としては、上記のようなサ
ンプリング及ホールド回路の他、アナログ/ディジタル
変換回路、ディジタル/アナログ変換回路、あるいはス
イッチドキャパシタ回路等のようにアナログスイッチ回
路を必要とする各種回路に利用できる。なお、本願にお
いて、MOSFETは前記のように絶縁ゲート型電界効
果トランジスタという意味で用いている。
的に説明したが、本願発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。例えば、前記実施例のス
イッチ回路が適用される回路としては、上記のようなサ
ンプリング及ホールド回路の他、アナログ/ディジタル
変換回路、ディジタル/アナログ変換回路、あるいはス
イッチドキャパシタ回路等のようにアナログスイッチ回
路を必要とする各種回路に利用できる。なお、本願にお
いて、MOSFETは前記のように絶縁ゲート型電界効
果トランジスタという意味で用いている。
また、ディジタル回路とアナログ回路とが混在した半導
体集積回路装置の例としては、ディジタル通信方式とし
てのMODEMに使用されるオー3 バーサンプリング型り/A変換回路等を備えた半導体集
積回路装置がある。
体集積回路装置の例としては、ディジタル通信方式とし
てのMODEMに使用されるオー3 バーサンプリング型り/A変換回路等を備えた半導体集
積回路装置がある。
この発明は、アナログスイッチ回路を備えた半導体集積
回路装置に広く利用できる。
回路装置に広く利用できる。
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、スイッチ制御信号をゲートに受けて信号伝
達を行うスイッチMOSFET出力側にゲート電極が接
続され、ソースとドレインとが結合されて上記スイッチ
制御信号と逆相の信号が供給されたダミーMOSFET
を設ける。この構成では、ダミーMOS F ETが基
板と信号線との間に微小な寄生容量した持たないから基
板ノイズの伝達を抑制するとともに、スイッチMOSF
ETとダミーMOS F ETとが同じ導電型のMOS
FETにより構成できるから共にオン状態とオフ状態と
なり高精度でフィードスルーキャンセルを行うことがで
きる。
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、スイッチ制御信号をゲートに受けて信号伝
達を行うスイッチMOSFET出力側にゲート電極が接
続され、ソースとドレインとが結合されて上記スイッチ
制御信号と逆相の信号が供給されたダミーMOSFET
を設ける。この構成では、ダミーMOS F ETが基
板と信号線との間に微小な寄生容量した持たないから基
板ノイズの伝達を抑制するとともに、スイッチMOSF
ETとダミーMOS F ETとが同じ導電型のMOS
FETにより構成できるから共にオン状態とオフ状態と
なり高精度でフィードスルーキャンセルを行うことがで
きる。
4
第1図は、この発明に係るアナログスイッチ回路を用い
たサンプリング&ホールド回路の一実施例を示す回路図
、 第2図は、この発明の他の一実施例を示す回路図、 第3図は、従来技術の一例を説明するための回路図、 第4図は、MOSFETのゲート容量のゲート電圧依存
性を説明するだめの特性図である。 Q1〜Q6・・MOSFET (絶縁ゲート型電界効果
トランジスタ)、C・・キャパシタ、OPl、OP2・
・演算増幅回路 5 第 図 第 図 第 図 第 図
たサンプリング&ホールド回路の一実施例を示す回路図
、 第2図は、この発明の他の一実施例を示す回路図、 第3図は、従来技術の一例を説明するための回路図、 第4図は、MOSFETのゲート容量のゲート電圧依存
性を説明するだめの特性図である。 Q1〜Q6・・MOSFET (絶縁ゲート型電界効果
トランジスタ)、C・・キャパシタ、OPl、OP2・
・演算増幅回路 5 第 図 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、スイッチ制御信号をゲートに受けて信号伝達を行う
スイッチMOSFETと、このスイッチMOSFETと
同一導電型であって、その出力側にゲート電極が接続さ
れ、ソースとドレインとが結合されて上記スイッチ制御
信号と逆相の信号が供給されたダミーMOSFETとを
含むことを特徴とする半導体集積回路装置。 2、上記スイッチMOSFETの出力側には、伝達され
た信号を保持するキャパシタが設けられるものであるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体集積
回路装置。3、上記スイッチMOSFETは、Nチャン
ネルMOSFETとPチャンネルMOSFETとが並列
形態にされなるCMOSスイッチを構成するものであり
、上記ダミーMOSFETもそれに対応したCMOS構
成にされるものであることを特徴とする特許請求の範囲
第1又は第2項記載の半導体集積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1251911A JPH03117113A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1251911A JPH03117113A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 半導体集積回路装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH03117113A true JPH03117113A (ja) | 1991-05-17 |
Family
ID=17229795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1251911A Pending JPH03117113A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03117113A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0595329A2 (en) * | 1992-10-28 | 1994-05-04 | Nec Corporation | Semiconductor memory device |
US5485427A (en) * | 1992-01-30 | 1996-01-16 | Nec Corporation | Dynamic random access memory device equipped with dummy cells implemented by enhancement type transistors |
US6810511B2 (en) * | 1996-05-16 | 2004-10-26 | United Microelectronics Corp. | Method of designing active region pattern with shift dummy pattern |
JP2009147501A (ja) * | 2007-12-12 | 2009-07-02 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
JP2013158042A (ja) * | 2013-04-05 | 2013-08-15 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
-
1989
- 1989-09-29 JP JP1251911A patent/JPH03117113A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5485427A (en) * | 1992-01-30 | 1996-01-16 | Nec Corporation | Dynamic random access memory device equipped with dummy cells implemented by enhancement type transistors |
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