JPH03116632A - マイクロ波管の電子銃 - Google Patents
マイクロ波管の電子銃Info
- Publication number
- JPH03116632A JPH03116632A JP25428089A JP25428089A JPH03116632A JP H03116632 A JPH03116632 A JP H03116632A JP 25428089 A JP25428089 A JP 25428089A JP 25428089 A JP25428089 A JP 25428089A JP H03116632 A JPH03116632 A JP H03116632A
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Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、マイクロ波管の電子銃に関し、特にそのスタ
ック型電子銃の絶縁部品の構造に関する。
ック型電子銃の絶縁部品の構造に関する。
従来、この種のマイクロ波管の電子銃は第3図に示すよ
うに、例えば高電圧側の電極としてアノード電極4と低
電圧側電極としてカソード・ウェネルト電極5の間にセ
ラミックスからなる円筒形の絶縁部品2がろう付けによ
り接合され真空外囲器の一部を構成し、この絶縁部品2
の内側に金属製円筒形シールド部品8がろう付は又は溶
接によりカソード・ウェネルト電極5に接合されていた
。
うに、例えば高電圧側の電極としてアノード電極4と低
電圧側電極としてカソード・ウェネルト電極5の間にセ
ラミックスからなる円筒形の絶縁部品2がろう付けによ
り接合され真空外囲器の一部を構成し、この絶縁部品2
の内側に金属製円筒形シールド部品8がろう付は又は溶
接によりカソード・ウェネルト電極5に接合されていた
。
アノード電極4とカソード・ウェネルト電極5の間の等
電位線の分布15を第4図のシールド部品8が無い場合
の等電位線の分布16と比較すると、絶縁部品2とカソ
ード・ウェネルト電極5との接触部A点付近の電位分布
が租になるため、A点付近の電界強度をシールド部品8
が無い場合と比較して低下させることができる。その結
果、A点からの電子の電界放出が抑制され、絶縁部品2
の真空側表面における沿面放電の発生開始電圧を高くす
る効果がある。
電位線の分布15を第4図のシールド部品8が無い場合
の等電位線の分布16と比較すると、絶縁部品2とカソ
ード・ウェネルト電極5との接触部A点付近の電位分布
が租になるため、A点付近の電界強度をシールド部品8
が無い場合と比較して低下させることができる。その結
果、A点からの電子の電界放出が抑制され、絶縁部品2
の真空側表面における沿面放電の発生開始電圧を高くす
る効果がある。
しかしながら、上述した従来のマイクロ波管の電子銃は
、シールド部品8の外径と絶縁部品2の内径との間隔が
小さければ小さい程A点付近の電界強度を低下させるこ
とができ、絶縁部品2の真空内側表面における沿面放電
を抑制する効果が増加するものの、シールド部品2の絶
縁部品2が接触してしまうと、接触した部分はアノード
電極4に近い位置にあるなめ電界強度が強くなり、接触
部分とアノード電極の間で沿面放電が、シールド部品8
が無い場合よりもかえって発生し易くなるという問題が
あった。従って、部品の組立精度等を考慮すると、シー
ルド部品8と絶縁部品2との半径方向の間隔は0.5〜
1mm程度は保持する必要があるので、等電位線がシー
ルド部品8の外側でカソード・ウェネルト電極5側に回
り込んで来るためにA点付近の電界強度を低下させると
いう効果は期待する程大きなものとはならない。つまり
、シールド部品8による効果のみでは沿面放電の開始電
圧を十分高くすることはできないという欠点がある。
、シールド部品8の外径と絶縁部品2の内径との間隔が
小さければ小さい程A点付近の電界強度を低下させるこ
とができ、絶縁部品2の真空内側表面における沿面放電
を抑制する効果が増加するものの、シールド部品2の絶
縁部品2が接触してしまうと、接触した部分はアノード
電極4に近い位置にあるなめ電界強度が強くなり、接触
部分とアノード電極の間で沿面放電が、シールド部品8
が無い場合よりもかえって発生し易くなるという問題が
あった。従って、部品の組立精度等を考慮すると、シー
ルド部品8と絶縁部品2との半径方向の間隔は0.5〜
1mm程度は保持する必要があるので、等電位線がシー
ルド部品8の外側でカソード・ウェネルト電極5側に回
り込んで来るためにA点付近の電界強度を低下させると
いう効果は期待する程大きなものとはならない。つまり
、シールド部品8による効果のみでは沿面放電の開始電
圧を十分高くすることはできないという欠点がある。
本発明は、セラミックスからなる円筒形の絶縁部品と封
入板を兼ねた金属製の電極を交互に積重ねたスタック型
電子銃の対向する電極の低電圧側の電極に絶縁部品の内
径よりも小さな外径寸法を有する金属製の円筒形シール
ド部品を接続してなるマイクロ波管の電子銃において、
対向する電極に挟まれた絶縁部品の外表面の円周上にそ
の低電圧側の電極との接触面から高電圧側へ向って1m
m以上の幅を有する金属被膜を形成し、その金属被膜を
低電圧側電極と同電位としたことを特徴とする。
入板を兼ねた金属製の電極を交互に積重ねたスタック型
電子銃の対向する電極の低電圧側の電極に絶縁部品の内
径よりも小さな外径寸法を有する金属製の円筒形シール
ド部品を接続してなるマイクロ波管の電子銃において、
対向する電極に挟まれた絶縁部品の外表面の円周上にそ
の低電圧側の電極との接触面から高電圧側へ向って1m
m以上の幅を有する金属被膜を形成し、その金属被膜を
低電圧側電極と同電位としたことを特徴とする。
次に、本発明について図面を参照して説明する。第1図
は本発明の第1の実施例の縦断面図である。高電圧側の
電極としてアノード電極4と低電圧側の電極としてカソ
ード・ウェネルト電極5の間にセラミックス製の円筒形
絶縁部品2がろう付けにより接合され電子銃の真空外囲
器の一部を構成している。そして絶縁部品2の外部表面
の円周上には図示のように低電圧側のカソード・ウェネ
ルト電i5との接合面から高電圧側に向って幅ρが1m
m以上の範囲全体にメタライズ処理を施し、形成された
メタライズ膜に例えばニッケルメッキを行い金属被膜1
1を形成しておく、金属製の円筒シールド部品8はカソ
ード・ウェネルト電極5の上の絶縁部品2とウェネルト
支持体10の間の位置にろう付は又は溶接されている。
は本発明の第1の実施例の縦断面図である。高電圧側の
電極としてアノード電極4と低電圧側の電極としてカソ
ード・ウェネルト電極5の間にセラミックス製の円筒形
絶縁部品2がろう付けにより接合され電子銃の真空外囲
器の一部を構成している。そして絶縁部品2の外部表面
の円周上には図示のように低電圧側のカソード・ウェネ
ルト電i5との接合面から高電圧側に向って幅ρが1m
m以上の範囲全体にメタライズ処理を施し、形成された
メタライズ膜に例えばニッケルメッキを行い金属被膜1
1を形成しておく、金属製の円筒シールド部品8はカソ
ード・ウェネルト電極5の上の絶縁部品2とウェネルト
支持体10の間の位置にろう付は又は溶接されている。
こうするとシールド部品8とカソード・ウェネルト電極
5と絶縁部品2の外部表面の金属疲膜11は同電位とな
り、アノード電極4とカソード・ウェネルト電極5の間
の等電位線の分布9は図示のようになる。これと従来例
の等電位線の分布15と比較するとA点付近の等電位線
の分布は更に粗となり、A点付近の電界強度は従来例よ
りも更に低下するため、A点からの電子の電界放射を原
因とする絶縁部品2の表面における沿面放電の発生開始
電圧を従来に比較して更に高くする効果が得られる。
5と絶縁部品2の外部表面の金属疲膜11は同電位とな
り、アノード電極4とカソード・ウェネルト電極5の間
の等電位線の分布9は図示のようになる。これと従来例
の等電位線の分布15と比較するとA点付近の等電位線
の分布は更に粗となり、A点付近の電界強度は従来例よ
りも更に低下するため、A点からの電子の電界放射を原
因とする絶縁部品2の表面における沿面放電の発生開始
電圧を従来に比較して更に高くする効果が得られる。
第2図は本発明の第2の実施例の縦断面図である。本実
施例ではセラミックス製の円筒形絶縁部品13の外部表
面に突起があることを除いては第1の実施例と同じであ
る。第1の実施例を見れば、絶縁部品2の外部表面上の
金属被膜11の幅iが大きい程沿面放電の開始電圧を高
くする効果があることが明らかであるが、金属被膜11
とアノード電極4が接近してくると沿面放電よりも先に
真空外で金属被膜11とアノード電極4間の火花放電が
発生する危険があるため、本実施例では絶縁部品13の
外部表面に放電抑制のための突起を設けることにより、
金属被膜14の幅gを第1の実施例よりも大きくするこ
とができ、そのなめに沿面放電開始電圧を第1の実施例
の場合より更に高くできるという利点がある。
施例ではセラミックス製の円筒形絶縁部品13の外部表
面に突起があることを除いては第1の実施例と同じであ
る。第1の実施例を見れば、絶縁部品2の外部表面上の
金属被膜11の幅iが大きい程沿面放電の開始電圧を高
くする効果があることが明らかであるが、金属被膜11
とアノード電極4が接近してくると沿面放電よりも先に
真空外で金属被膜11とアノード電極4間の火花放電が
発生する危険があるため、本実施例では絶縁部品13の
外部表面に放電抑制のための突起を設けることにより、
金属被膜14の幅gを第1の実施例よりも大きくするこ
とができ、そのなめに沿面放電開始電圧を第1の実施例
の場合より更に高くできるという利点がある。
以上説明したように本発明は、スタック型電子銃の対向
する電極の低電圧側の電極に絶縁部品の内径より小さな
外径寸法を有する金属製円筒形シールド部品を接続して
なるマイクロ波管の電子銃において、対向する電極に挟
まれた絶縁部品の外部表面の円周上にその低電圧側の電
極との接触面から高電圧側へ向って1mm以上の適当な
幅を有する金属被膜を形成し、その金属被膜と低電圧側
の電極とシールド部品を同電位とすることによって、絶
縁部品の真空内側表面における沿面放電の発生開始電圧
を高くする効果がある。
する電極の低電圧側の電極に絶縁部品の内径より小さな
外径寸法を有する金属製円筒形シールド部品を接続して
なるマイクロ波管の電子銃において、対向する電極に挟
まれた絶縁部品の外部表面の円周上にその低電圧側の電
極との接触面から高電圧側へ向って1mm以上の適当な
幅を有する金属被膜を形成し、その金属被膜と低電圧側
の電極とシールド部品を同電位とすることによって、絶
縁部品の真空内側表面における沿面放電の発生開始電圧
を高くする効果がある。
第1図は本発明の第1の実施例の縦断面図、第2図は本
発明の第2の実施例の縦断面図、第3図は従来例の縦断
面図、第4図は従来例においてシールド部品が無い場合
の縦断面図である。 1.2.3.13・・・絶縁部品、4・・・アノード電
極、5・・・カソード・ウェネルト、7・・・カソード
、8・・・シールド部品、9,12,15.16・・・
等電位線、10・・・ウェネルト支持体、11.14・
・・金属被膜。
発明の第2の実施例の縦断面図、第3図は従来例の縦断
面図、第4図は従来例においてシールド部品が無い場合
の縦断面図である。 1.2.3.13・・・絶縁部品、4・・・アノード電
極、5・・・カソード・ウェネルト、7・・・カソード
、8・・・シールド部品、9,12,15.16・・・
等電位線、10・・・ウェネルト支持体、11.14・
・・金属被膜。
Claims (1)
- セラミックスからなる円筒形の絶縁部品と封入板を兼ね
た金属製の電極を交互に積み重ねたスタック型電子銃の
対向する電極の低電圧側の電極に絶縁部品の内径よりも
小さな外形寸法を有する金属製の円筒形シールド部品を
接続してなるマイクロ波管の電子銃において、対向する
電極に挟まれた絶縁部品の外表面の円周上にその低電圧
側の電極との接触面から高電圧側へ向って1mm以上の
幅を有する金属被膜を形成し、その金属被膜を低電圧側
電極と同電位としたことを特徴とするマイクロ波管の電
子銃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25428089A JPH03116632A (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | マイクロ波管の電子銃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25428089A JPH03116632A (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | マイクロ波管の電子銃 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03116632A true JPH03116632A (ja) | 1991-05-17 |
Family
ID=17262774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25428089A Pending JPH03116632A (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | マイクロ波管の電子銃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03116632A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006173033A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-06-29 | Hitachi High-Technologies Corp | 電子銃 |
-
1989
- 1989-09-28 JP JP25428089A patent/JPH03116632A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006173033A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-06-29 | Hitachi High-Technologies Corp | 電子銃 |
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