JPH0311609Y2 - - Google Patents

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JPH0311609Y2
JPH0311609Y2 JP1984189313U JP18931384U JPH0311609Y2 JP H0311609 Y2 JPH0311609 Y2 JP H0311609Y2 JP 1984189313 U JP1984189313 U JP 1984189313U JP 18931384 U JP18931384 U JP 18931384U JP H0311609 Y2 JPH0311609 Y2 JP H0311609Y2
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door
hook
opening
pair
door cover
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、被調理物を加熱調理する電子レンジ
のような加熱調理装置に係り、特に、この加熱調
理装置におけるドアロツク装置の開閉扉の電波漏
洩防止装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
既に提案されているこの種の加熱調理装置にお
けるドアロツク装置は、第5及び第6図に示され
るように構成されている。
即ち、第5図及び第6図において、箱形をなす
ケース本体1の正面には、ドア操作釦4を備えた
操作パネル2が付設されており、この操作パネル
2の傍らの上記ケース本体1のオーブン開口部1
aには、横向きする開閉扉3が開閉自在に設けら
れている。又、この開閉扉3の自由端部3aに
は、ハンドル5が付設されており、上記ドア操作
釦4に連動するようにして設けられた一対のドア
フツク部材(以下、単にフツク部材という)6が
上記ケース本体1がわに形成された各係合部7に
係合し、他方、図示されないドアスイツチを作動
するようにして構成されている。
特に、上記開閉扉3は、第6図に示されるよう
に、額縁状をなす扉本体8の前面(正面)に透明
な外バリヤ9を貼設し、上記扉本体8の内側にチ
ヨーク室10を形成する内バリヤと一体の接触板
11及び上記扉本体8と同形をなす扉カバー12
をそれぞれ貼設すると共に、この扉カバー12の
垂直部に一対のフツク貫通孔13を穿設し、この
両フツク貫通孔13の位置する上記扉本体8の内
側に、断面がコ字状をなす一対のフツクヒンジ部
材14を溶接によつてそれぞれ固着し、この両フ
ツクヒンジ部材14に、上記各フツク部材6の基
部6aを各支軸15で枢着し、さらに、上記両フ
ツク部材6を各連結杆(フツクレバー)16とピ
ン17で連結して構成したものであつて、これに
よつて、上記両フツク部材6を同期して上記各支
軸15の周りに回動してドアロツクし得るように
なつている。
しかしながら、上述した加熱調理装置における
開閉扉のドアロツク装置は、両フツクヒンジ部材
14を上記扉本体8の内側に溶接によつて固着す
るようになつている関係上、上記扉本体8と接触
板11及び扉カバー12とで形成されるチヨーク
室(電波吸収室)10が漏洩電波を吸収する形状
にならず、上記扉カバー12及び接触板11と上
記両フツクヒンジ部材14との間に僅かながら間
隙を生じて、電波が機外へ漏洩するおそれがある
ばかりでなく、上記扉本体8の内側に両フツクヒ
ンジ部材14を溶接によつて固着する際、高温度
の熱によつて歪みを生じたり、捩り等の変形を生
じて局部的に平面度を損い、これに起因して、電
波漏洩の原因になるおそれがある。
〔考案の目的〕
本考案は、上述した事情に鑑みてなされたもの
であつて、開閉扉の扉本体にフツクヒンジ部を一
体的に形成し、溶接による弊害を解消して、捩れ
による局部的な変形や電波漏洩を解消して安全性
の向上を図り、併せて、組立てを容易にして量産
による省力化を図ることを目的とする加熱調理装
置を提供するものである。
〔考案の概要〕
本考案は、開閉扉を備えた加熱調理装置におい
て、上記開閉扉の扉本体に外バリヤを設け、この
扉本体の内側にチヨーク室を形成する接触板及び
扉カバーを設け、この扉カバーの垂直部に一対の
フツク貫通孔が穿設し、この両フツク貫通孔の近
傍の上記扉カバーに各一対のフツクヒンジ部を一
体的に形成し、この両フツクヒンジ部に各フツク
部材を各支軸で枢着し、この両フツク部材を連結
杆で連結すると共に、各コイルばねでドアロツク
するように付勢して構成したものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を図示の一実施例について説明す
る。
なお、本考案は、上述した具体例と同一構成部
材には、同じ符号を付して説明する。
第1図乃至第4図において、符号3は、加熱調
理装置における箱形をなすケース本体(キヤビネ
ツト)1のオーブン開口部1aに横開きするよう
にして開閉自在に設けられた開閉扉であつて、こ
の開閉扉3の額縁状をなす扉本体8の前面には、
透明な外バリヤ9が貼設されており、上記扉本体
8の内側には、チヨーク室10を形成する内バリ
ヤ11aと一体をなす接触板11及び扉カバー1
2がそれぞれ貼設されている。又上記扉カバー1
2の垂直部には、一対のフツク貫通孔13が穿設
されており、この両フツク貫通孔13の傍らに位
置する上記扉カバー12には、各一対をなすフツ
クヒンジ部12aが一体的に形成されている。さ
らに、この両フツクヒンジ部12aには、各フツ
ク部材6の基部6aが各支軸15によつて回動自
在に枢着されており、この両フツク部材6は、連
結杆16に各ピン18a,18bによつて連結さ
れている。
なお、上記連結杆16には条孔16aが穿設さ
れており、この条孔16aには、上記ピン18a
が嵌合されている。
一方、上記両フツク部材6には、各コイルばね
19a,19bが繋がれており、この両コイルば
ね19a,19bの各一端部は、上記扉カバー1
2の垂直部に形成された各係止片12bに連結さ
れており、これによつて、上記両フツク部材6
は、ドアロツクするように、常に、付勢されてい
る。又、上記両フツク部材6の各他端部6aは、
上記扉本体8の内側壁8aに上記両コイルばね1
9a,19bの弾力に対して制肘するようになつ
ている。
なお、上記扉カバー12の各周縁部には、第2
図に示されるように、電波吸収材としてのフエラ
イト20が付設されている。
従つて、本考案による両フツクヒンジ部12a
は、扉カバー12の垂直部に成形しているから、
溶接による熱変形を生じるおそれはなくなるばか
りでなく、構成部品を少なくし、しかも、溶接作
業を省くことができると共に、電波漏洩を防止す
ることもできる。
因に、上述した実施例のドア操作釦4は、操作
パネル2に付設した具体例について説明したけれ
ども、本考案の要旨を変更しない範囲内で、例え
ば、第5図に示されるように、ドア操作釦4′を
ハンドル5に設けるようにしても差支えないこと
勿論である。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、開閉扉を備
えた加熱調理装置において、上記開閉扉3の扉本
体8に外バリヤ9を設け、この扉本体8の内側に
チヨーク室10を形成する接触板11及び扉カバ
ー12を設け、この扉カバー12の垂直部に一対
のフツク貫通孔13を穿設し、この両フツク貫通
孔13の近傍の上記扉カバー12に各一対のフツ
クヒンジ部12aを一体的に成形し、この両フツ
クヒンジ部12aに各フツク部材6を各支軸15
で枢着し、この両フツク部材6を連結杆16で連
結すると共に、各コイルばね19a,19bでド
アロツクするように付勢してあるので、従来のよ
うに、フツクヒンジ部を溶接手段を用いて扉本体
に固定することが不要となり、これに起因する熱
による歪みを生じたり、扉本体8が捩れて変形を
生じて局部的に平面を損うことによる電波漏洩の
おそれもなくなる。しかも、扉カバー12に両フ
ツクヒンジ部12aを一体的に成形してあるか
ら、扉カバー12を、扉本体8に組み込む前にお
いて、各フツク部材6を、両フツクヒンジ部12
aに簡単に取付けることができるので、組立てが
容易になり、量産による省力化を図ることができ
る等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による加熱調理装置の開閉扉
の要部を示す横断面図、第2図は、上記開閉扉の
分解斜視図、第3図は、第1図中の鎖線A−Aに
沿う断面図、第4図は、第3図の一部を示す分解
斜視図、第5図は、既に提案されている加熱調理
装置の斜視図、第6図は、第5図中の鎖線B−B
に沿う拡大横断面図である。 1……ケース本体、3……開閉扉、6……フツ
ク部材、8……扉本体、9……外バリヤ、11…
…接触板、12……扉カバー、12a……フツク
ヒンジ部、13……フツク貫通孔、15……支
軸、16……連結杆、18a,18b……ピン、
19a,19b……コイルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉扉を備えた加熱調理装置において、上記開
    閉扉の扉本体に外バリヤを設け、この扉本体の内
    側にチヨーク室を形成する接触板及び扉カバーを
    設け、この扉カバーに一対のフツク貫通孔を穿設
    し、この両フツク貫通孔の近傍の上記扉カバーに
    各一対のフツクヒンジ部を一体的に成形し、この
    両フツクヒンジ部に各フツク部材を各支軸で枢着
    し、この両フツク部材を連結杆で連結すると共
    に、各コイルばねでドアロツクするように付勢し
    たことを特徴とする加熱調理装置。
JP1984189313U 1984-12-13 1984-12-13 Expired JPH0311609Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984189313U JPH0311609Y2 (ja) 1984-12-13 1984-12-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984189313U JPH0311609Y2 (ja) 1984-12-13 1984-12-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61104110U JPS61104110U (ja) 1986-07-02
JPH0311609Y2 true JPH0311609Y2 (ja) 1991-03-20

Family

ID=30746764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984189313U Expired JPH0311609Y2 (ja) 1984-12-13 1984-12-13

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JP (1) JPH0311609Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5251307U (ja) * 1975-10-08 1977-04-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5251307U (ja) * 1975-10-08 1977-04-13

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Publication number Publication date
JPS61104110U (ja) 1986-07-02

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