JPH03115792A - 配量装置 - Google Patents

配量装置

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JPH03115792A
JPH03115792A JP2179403A JP17940390A JPH03115792A JP H03115792 A JPH03115792 A JP H03115792A JP 2179403 A JP2179403 A JP 2179403A JP 17940390 A JP17940390 A JP 17940390A JP H03115792 A JPH03115792 A JP H03115792A
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metering
cylinder
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マンフレート・ブラントシユテツター
Siegfried Hertell
ジークフリート・ヘルテル
Bernd Mahnke
ベルント・マーンケ
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ローベルト・ランゲ
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N27/00Proportioning devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/02Lubrication; Lubricant separation
    • F04C29/021Control systems for the circulation of the lubricant

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、特許請求の範囲第1頂上位概念に記載の配量
装置に関するものである。
[従来の技術] この種の配量装置は、DE−PS29 52401、U
S−PS4.478,562 (1170)により公知
である。この公知形式の場合、配量装置は、真空ベーン
ポンプ用潤滑オイル流の配量に用いられる。
この公知ポンプの場合、オイル供給は、ロータ軸のオイ
ル流を供給する圧力オイル管と通路システムとを介して
行なわれ、この通路システムは、軸内に形成された半径
方向通路と軸受孔内に形成された軸方向みぞとを有して
いる。
間欠的なオイル供給の利点は、オイル供給が、低回転数
域でのみ回転数に依存し、実質的には回転数に比例して
増大するが、特定の回転数閾値に達すると、時間単位内
に供給されるオイル量は、それ以後は増大しなくなる点
にある。
したがって、間欠的な潤滑により、オイル供給は必要な
量に制限することができる。
そのさい、回転数に対する時間単位当りのオイル供給量
の依存関係を示す特性曲線は、オイル供給通路とオイル
排出通路との間に存在する圧力差にも依存することは言
うまでもない。この圧力差は、公知形式の場合、オイル
供給システム内のオイルの超過圧力とオイル排出通路の
圧力とに依存している。ポンプが、公知かつ通例の形式
で、空気排出通路を排出方向に遮断する逆止弁を備え、
かつまた、他方では、j;とえば、自動車のブレーキ・
ブースタなどの負圧システムに接続されている場合には
、ポンプ内及びオイル排出通路内には負圧が支配し、圧
力差は、この負圧にも依存することになる。
したがって、圧力差及びオイル供給量が可変となる現象
は、圧力オイル供給の場合のみでなく、オイル供給が、
公知ように、オイル供給通路内へ自由オイル噴流を向け
ることにより行なわれる場合にも発生する。
間欠的なオイル供給は、更に、ポンプ内に負圧が支配す
る結果、オイルが、停止時にも吸込まれ、ポンプが溢れ
る事態を防止することができない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の課題は、間欠的な配量システムを次のように構
成することにある。すなわち、時間単位当りの流体供給
量の特性曲線が、圧力差が発生しても実質的にそれに依
存することがなく、かつまた、停止時には供給が行なわ
れ得ないようにするのである。
[課題を解決するための手段] この課題は、本発明により請求項1又は11に記載の特
徴を存する手段により解決されt;。
請求項1記載の解決策の場合も、配量シリンダの19の
なかを可動の単数又は複数の弁体が配量ピストンとして
機能している。
本発明の装置は、全く一般的に、流体流用の配量装置と
して利用できる。この配量装置の主な要素は、配量シリ
ンダと流れ方向変成器(整流器)とである。配量シリン
ダには流体が貫流し、内部を弁体が可動である。また、
流体流の貫流方向は、整流器を介して継続的に逆転可能
である。本出願の枠内で、回転軸は整流器の機能を引受
けている。
請求項1による本発明の1形式の場合、配量装置は、前
記の形式の整流器と2つの逆止弁とから成り、これら逆
上弁は、互いに逆の流れ方向に直列配量されている。
開方向lこ流体を貫流させる逆止弁の弁体が内方へ運動
し、その結果、配量シリンダとして機能する弁室にオイ
ルが充填される。軸が更に回転して、弁装置内を別の流
れ方向で流体が貫流すると、前記弁体が外方へ運動し、
弁座の前にぶつかるところまで移動する。これにより、
それまで弁室内へ流入していたオイルが再び押出される
。同時に、弁室が、逆の側で、つまり、いまや開方向に
流体が貫流する逆止弁の区域で充填される。軸が更に回
動すると、この区域は空にされる。
請求項1の形式の場合、2つの逆止弁が逆の貫流方向で
前後に配量できることが分かる。そのさい各逆止弁が別
個の弁室をもつようにすることができる。しかしなから
、また、19の弁室内に2つの弁体を設けて、それらの
弁体の弁座を弁室の両端にそれぞれ設けるようにするこ
ともできる。
構造形式を簡単化するには、配量シリンダとして機能す
る19だけの弁室内に弁体を19だけ収容するようにす
ればよい。その場合は、19だけの弁体が、配量シリン
ダの半径方向全長を弁座間で利用できる。このようにす
ると、配量可能量が多くなり、他方、構造形式も筒単に
なる。しかし、ストッパないし弁座は互いにより近くに
配量することができる。
請求項2に記載の提案は、精確な配量に役立つものであ
る。その場合、弁体は半径方向孔に対して漏れを生じる
ことがないので、所定流れ方向で弁体の一方の側から他
方の側へはオイルが達することがない。
これとは異なり、請求項3の解決策は次の利点を有して
いる。すなわち、弁体の動きが極めて円滑であり、弁体
は、特別な製作精度を必要とすることなく装入可能であ
り、しかも高い配量精度が保証され、加えて、弁体周囲
に形成される間隙の寸法に応じて、配量される量を制限
付で増量することができる利点である。
この利点は、弁体が、浮動体の形式で配量シリンダへの
絞り間隙を有するようにし、しかもこの絞り間隙の横断
面を配量シリンダの横断面より著しく小さくすることに
より達成されるこの形式の場合にも、請求項8に記載の
提案により、精確な配量が可能である。この配量は、弁
体によって、弁体の端位置でそれぞれ密閉封鎖が行なわ
れることで達せられる。
これに対し、請求項4に記載の特徴によれば、配量され
るオイル量が増大せしめられる。なぜなら、この提案に
よれば弁体がその弁座に着座している場合にも、絞られ
たオイル量が流れ続けることが可能だからである。
請求項10による形式の場合には、弁体が弁座に衝突す
ることが防止される。
請求項7の措置は、弁体が円筒形の場合に、同じく衝突
を防止するものである。
請求項11の形式の場合は、配量シリンダが溜めとして
構成され、この溜めが整流器により交互に充填され、空
にされる。このようにすることによっても、精確な配量
は可能である。この場合、有利には、配量シリンダが、
配量室と反対側で、圧力逃がし通路を介して低圧区域と
接続されているようにする。
請求項12の措置は、配量ピストンが、シリンダを空に
するさい、終位置に走入する場合に、衝突を防止するだ
めの措置である。
どの形式の場合も、配量供給は、整流軸が作動する場合
にのみ行なわれる。停止時には流体流は中断される。
この理由から、この配量装置は、回転システムの潤滑や
流体クラッチの回転数制限駆動等に利用できる。
真空ポンプ用のこの種の配量装置を潤滑オイル流の配量
に用いるのが、特に有利である(請求項17)。この配
量装置は、その場合、次の利点を有している。すなわち
、真空ポンプの停止時にも真空は存在し続けるが、その
結果として圧力差が生じても、停止時には潤滑オイルが
吸込まれることがない利点である。このことは、真空ポ
ンプとしてベーンポンプが用いられる場合に、特に有利
に作用する。ベーン真空ポンプの場合、停止時に吸込ま
れた潤滑オイルは、ポンプが作動すると超過圧が生じ、
ポンプが損傷するおそれがあるからである。
配量装置をこの種のポンプに適用する場合は、駆動軸を
整流器として利用する。
要するに、この装置の場合、潤滑オイル流の配量が行わ
れる。軸の各部分回転、たとえば半回転の場合、所定オ
イル量のみがポンプに供給される。この所定オイル量は
、弁体ないし配量ピストンの半径方向移動量に依存して
いる。したがって、弁体ないし配量ピストンは、十分な
オイル量に必要な距離にわたって可動である必要がある
。弁体に許容された距離は、配量シリンダ内へ突入した
ストッパにより制限されている。そのさいは、請求項8
に記載の形式の、半径方向で外方のストッパが、弁体用
の弁座として構成しておくか、もしくは、弁体が、請求
項2に記載の形式でピストンとして配量シリンダ内を液
密に案内されるようにしておく。これらの措置により、
停止時のオイルの吸込みが防止される。しかし、同じよ
うな形式で、請求項11ないし12に記載の配量装置も
、真空ポンプ、特にベーン真空ポンプに用いるのに適し
ている。
本発明のどの実施例の場合も、配量シリンダは定置か、
又は整流軸内に配量するかしておくa請求項1による実
施例の場合には、整流軸を配量するのが有利である。請
求項11による形式の場合は、配量シリンダは定置配量
するのが有利である。
軸内では、配量シリンダが、半径方向又は軸平行に、有
利には軸の回転軸線内に位置するようにするのが有利で
ある。
[実施例] 次に本発明の複数の実施例を図面につき説明する: 第1図から第9図の実施例は、全体的な構造は合致して
いる。異なる点は、以下で詳説する第2図に記載の特徴
は第3図の実施例にも適用可能である。
円筒形のポンプ・ハウジング1内には、直径がより小さ
い円筒形ロータ3が偏心的に軸受けされている。この支
承には、ロータ3と同心的な軸受突出部4が役立ってい
る。以下では、この突出部を“軸”と呼ぶ。ロータは半
径方向スリットを有し、このスリット内には2つのベー
ン5,6が互いに上下位置にあって滑動している。この
形式のベーン真空ポンプは、DE−O53507176
(Bag、1396)に説明されている。このロータは
、既述のように、片側だけが支承され、この片側がハウ
ジングの端壁7に密接している。他方の側には、軸4が
連結突起8を有している。これらの連結突起を介して軸
4は、自動車のエンジンと結合した駆動軸と連結されて
いる。軸4は、真空ポンプの軸受ハウジング2内に滑り
軸受けされている。真空ポンプの軸受ハウジング2は、
自動車のエンジン・ハウジングlOに7ランジ結合され
ている。ロータ3は、中心孔11を有している。中心孔
11は、オイル通路システムを介してオイル供給管9と
接続されている。
第1図の実施例の場合、オイル供給は次のように行なわ
れる。オイル供給管9を介して、自由噴流が軸4の中心
孔14内へ噴射される。中心孔14は、半径方向の連絡
通路12内へ開いている。この通路12は、軸4を半径
方向に貫いており、軸方向みぞ15と連通し、これによ
りオイルが間欠的に軸方向みぞ15へ供給される。
第3図の実施例の場合は、中心孔14と半径方向連絡通
路12の無い構成である。オイル供給管9が、この場合
は、軸受ハウジング2内の接続通路28を介して軸方向
みぞ15と連通している。
軸方向みぞ15は、軸受ハウジング2の内壁に設けられ
、制限された軸方向長さを有している。第1図の形式の
場合、軸方向みぞ15は、連絡通路12の法平面から、
半径方向通路16の法平面内まで延びている。
第3図の実施例の場合、軸方向みぞ15は半径方向通路
16の法平面内にだけ位置している。半径方向通路16
は軸4を貫通している。この通路16には、制限された
長さの軸方向みぞ17が接続されている。このみぞ17
も、同じく軸受ハウジングの内壁内に形成されており、
半径方向通路16の法平面から、環状通路18まで延び
ている。環状通路18は、軸受ハウジング2の内壁に、
しかもロータ3との境界区域に形成されている。環状通
路18の法平面内にロータないし軸は分岐通路19を有
している。分岐通路19は、環状通路18と中心孔11
とを互いに連通させている。2つの弁体13゜1.13
.2は、半径方向通路16内を自由に可動である。図示
の実施例に用いられている球は、その直径が、円筒形半
径方向通路16の直径よりも小さい。半径方向通路16
には、両端部のところに弁座25.1.25.2が設け
られこれらの弁座には、それぞれ中心に通過孔26.1
..26.2が形成されている。弁体13゜1.13.
2は、既述のように、中心に設けられたストッパ27と
それぞれの弁座25.1゜2562との間を自由に可動
である。弁座25゜1.25.2は、したがって、スト
ッパとしても役立っている。加えて、それぞれの中心通
過孔26.1,26.2は、弁体13.1.13.2に
より、第1の実施例では密閉され、第2の実施例では絞
られ、更に第3の実施例では、あとで第6図と関連して
述べるが、全く閉じられることがない。ストッパ27は
、半径方向通路16を貫くウェブの形状を有している。
第4図から第7図までには、半径方向通路16と、その
内部に収容される弁体の変化形を示したものである。こ
れらいずれの図も、通路16の法平面内で軸4を断面し
て示したものである。
弁体以外の点では、第4図から第7図の形式は、第1図
と第3図の形式に合致している。すなわち、半径方向通
路は、ハウジング内壁に形成された軸方向みぞ15と1
7に断続的に接続される。軸方向みぞI5は、第1図の
実施例に準じて、半径方向連絡通路を介して、又は、第
3図の実施例に準じて、軸受ハウジング4内に設けられ
た連絡通路を介して、オイル管9と連結されている。こ
の点で、これらの実施例は第1図から第3図の形式に合
致している。
第1図と第3図の実施例では、半径方向通路内に2つの
逆止弁が配量され、それぞれが弁体13゜lないし13
,2と弁座25.lないし25.2とから成っている。
第4図から第7図の変化形では、2つの逆止弁の弁体1
3は19だけである。したがって、中央のストッパ27
は設けられていない。弁体13は双方の弁座25゜1と
25.2との間に位置している(第4図第5図)。また
、ストッパ31.1,31.2は自由に可動である。
第4図の実施例では、更に、本発明により、弁体の金属
が弁座に激突するのが防止されている。更に、以下の説
明は、2つの弁体を有する形式にも、第4図に示した形
式にも妥当する。
すなわち、弁体13は円筒形に構成され、したがって、
半径方向通路の横軸を中心として回転することはできな
い。それぞれの弁座25.1ないし25.2に向いた、
弁体13の端面にはダンピングピン29,1ないし29
.2が設けられている。これらのダンピングピンのそれ
ぞれは、弁座の通過孔26.1ないし26.2に適合し
ている。そのようにするために、ダンピングピンは円筒
形に構成され、円筒形の通過孔26.1ないし26.2
の直径にほぼ合致する直径か、いくぶん小さい直径を有
している。図示の実施例では、ダンピングピンは円錐形
に構成され、しかも、最大直径が通過孔26.1ないし
26.2の直径より小さい。ダンピングピン29.1な
いし29.2の長さは、軸方向に制限されている。弁体
の運動行程が、その長さに依存しているからである。
第5図の形式の場合、弁体13は、弁座25゜1と25
.2との間を可動な球として構成されている。
第6図の形式の場合は、弁座25がストッパ31.1.
31.2で代用されている。ストッパ31.1..31
.2は、既述の弁座25.1.25.2同様、弁体13
の配量行程を制限する機能を有している。しかし、スト
ッパ31.1゜31.2は、弁体と協働して一方向に貫
流を遮断又は絞りを行なう機能は有していない。したが
って、これらのストッパは、半径方向通路内に所定間隔
をおいて配量されるウェブ、有孔プレート、放射状に配
量された舌状片その他のいずれかにより構成される。そ
のさい、前記所定間隔は、弁体13の可能な配量行程を
決定する。弁体I3は、図示の実施例では、円筒体とし
て構成されている。しかしまt;、球として構成するこ
ともできる。弁体は、ピストン状に半径方向孔内を液密
に案内される。しかし、周面に沿って絞り間隙を有する
ように構成することもできる。
ストッパ31.1,31.2への衝突を緩衝するため、
弁体及び(又は)ストッパは、ばね弾性を有する物体と
して構成することができる。
しかし、また、ストッパと弁体が、一方では液圧室を、
他方ではそのなかに適合する突出部を有するようにし、
これらの突出部が協働して、衝突の、液正によるダンピ
ングを生じさせるようにすることもできる。
第7図の形式の場合、軸受ハウジングの壁部がストッパ
として機能している。言うまでもなく、そのさい、オイ
ル排出通路の区域に19だけストッパが存在することに
なる。したがってオイル排出通路は、弁体13がそのな
かへ入り込めない程度に狭くしておく。
次に作用形式について述べる: 第1図の実施例の場合、オイルは、ポンプ用駆動軸の構
成要素とすることのできるオイル管9を介して中心孔1
4内へ自由噴射される。したがって、ここから、半径方
向連絡通路12内へ入ったオイルは、大気圧下に置かれ
、場合によっては遠心加速により昇圧せしめられる。オ
イルは、したがって、第1の軸方向みぞ15内では大気
圧下にある。
ポンプは真空ポンプとして作動し、真空化された容器、
たとえばブレーキ・ブースタに接続されており、かつま
t;、排出口20は、逆止弁として作用する排出弁22
.23により大気圧から遮断されているので、ポンプ・
ハウジングlの内室も真空下にある。したがって、意図
的な漏れや不可避的な漏れの結果、孔11も真空化され
る。分岐通路I9と環状通路18とを介して接続される
結果、軸方向みぞ】7も真空化される。したがって、軸
方向のみぞ15とみぞ17との間には1バールの圧力差
が存在する。
第3図の実施例の場合、オイルはオイル管9から、大気
圧より高い圧力、たとえば6バールで分岐通路19へ供
給される。この実施例の場合も孔11は真空下にある。
この点にかぎり第1図の前述の説明を参照されたい。し
たがってこの実施例の場合も、軸方向のみぞ15と17
との間には圧力差が存在する。
半径方向孔16が、図示のように軸方向のみぞ15,1
7と整列せしめられている場合、圧力差によりオイル流
が生ぜしめられ、このオイル流が弁体13.1.13.
2を図示の矢印方向30へ移動させ、この結果、弁体1
3.2はストッパ27に当たり、弁体13.1は弁座2
5゜lに入り込む。この場合、弁体13はピストン形式
で液密に半径方向孔内に適合させておくことができるの
で、弁体周囲から漏れが生じることはない。この場合、
送られるオイル量は、弁座25とストッパ27との間、
ないしはストッパ27と弁座25との間の弁体13の移
動距離に依存している。逆上弁の弁体は、したがって配
量ピストンの機能を有している。
しかし、弁体は、その周囲に、半径方向孔との間に間隙
を有するようにすることもできる。
この間隙は、十分な流れ抵抗を生じさせて、弁体13の
ところで圧力差が維持できるようにする必要がある。し
たがって、この間隙は、半径方向通路の横断面より小さ
くしておく。これについては、第6図の機能説明のさい
に詳説することにする。
弁体は、その場合、弁座25の間を可動な浮動体として
機能している。この構成の場合、給送オイル量が弁体の
移動距離と横断面とに依存するのみでなく、弁体周囲の
漏れにも依存するため、配量の精度が損われはするが、
それにより供給オイル量は多くなり、特性曲線に影響を
与えることができる。
更に、次のようにすることが可能である。すなわち、高
い配量精度を達成するために、弁体が通過孔26を完全
に閉じて、弁座25に液密に座着するようにするのであ
る。しかし、また、弁体13と弁座25との協働により
オイル流の絞りを強化するだけにすることも可能である
この場合も、半径方向孔に対し弁体も既述の絞り間隙を
開放しているかぎり、絞られたオイル流が、弁体の運動
により排除されるオイル量に加えて、給送される。
終りに指摘しておきたい点は、弁座25を完全に取払い
、遮断又は絞りなしに構成することもできる点である。
その場合には、弁座の代りにストッパを設けておく。ス
トッパとしては軸受ハウジングの壁部を用いることもで
きる。
第4図の実施例の場合は、半径方向孔16内に可動の弁
体が19だけ備えられている。この弁体も、半径方向孔
に対し周囲に間隙を有するようにすることができるので
、漏れを生じさせることが可能である。軸方向みぞ15
と17の間に弁体13の両側に生じる圧力差の結果、弁
体13は矢印30の方向へ弁座25.2から離れ、弁座
25.■へ向って移動し、弁座に押付けられる。これに
より、半径方向通路16内に、運動方向で弁体13前方
に存在するオイル量が軸方向通路17内へ押出される。
他方、半径方向通路16は、弁体13の後方で軸方向み
ぞ15からのオイルで充填される。軸が180’回転す
ると、半径方向通路16に対して逆の運動方向及び流れ
方向30で、同じ過程が引続き行なわれる。
以上、2つの実施例の場合、次のように言うことができ
る。すなわち、弁体がピストン様に半径方向孔に対し液
密に案内される場合には、弁体の配量行程により排除さ
れる液体量のみが給送されるのに対し、弁体周囲に、半
径方向孔に対し絞り間隙が設けられている場合には、配
量行程を移動の間に、付加的なオイル量も給送されると
いうことである。
弁体13が弁座25.lないし25.2に近づくと、弁
体の端側に形成されたダンピングピン29.1ないし2
9.2が弁座の通過孔内へ突入する。これらのダンピン
グピンが、弁座25の通過孔26.1..26.2と等
しい直径を有する場合には、弁座が端面と一緒に液圧/
(・ソファ室の機能を発揮する。ダンピングピンの突入
時には、オイルは、もはや通過孔26.1.26.2を
通って逃げることはできないからである。
ダンピングピンを円筒形に構成し、通過孔直径より小さ
い直径にしておく場合には、ダンピングピンの突入時に
、弁座と弁体端面との間に形成される室から、通過孔内
へは、絞られたオイル流のみが逃げるだけである。その
さい、絞りの度合は、通過孔内へのダンピングピンの突
入するにつれて増大する。したがって、弁座と端面との
間に形成される室は、液圧)(・ノファとして機能する
のみでなく、付加的に液圧ダンノくとしても機能する。
既述のように、ダンピングピンを円錐形に構成しておく
場合、絞り特性は、突入深さに依存して、弁体13の、
弁座への接近により軟かに緩衝しなから制動作用が生じ
るように構成されるので、システム内には、機械的な衝
撃や液圧による衝撃が発生することが防止される。
第5図の変化形の場合は、弁体がmsな球として構成さ
れている。この球は、弁座25.125.2と、逆止弁
又はシャツトル弁のように協働する。この球は、この場
合も、液密に案内するか、もしくは浮動体の形式で案内
するようにすることができる。後者の場合には、球13
と弁座25との協働により絞り作用のみを生じるように
するのが有利である。そうすることにより、その協働の
さいに、絞られたオイル流を生ぜしめることができる。
第6図の実施例の場合は、給送オイル量は、ストッパ3
1.1と31.2との間隔に依存する。弁体13が移動
すると、半径方向通路16内にあるオイル量が、矢印方
向30に絞り作用なしに押出される。弁体がピストン形
式で液密に案内される場合には、この形式の場合も、精
確な配量が可能である。弁体13が、周囲に絞り間隙を
有するようにした場合には、半径方向通路(6が軸方向
みぞ15.17と整列せしめられているかぎりにおいて
、付加的に、絞られたオイル量を給送できる。この実施
例の場合、したがって、オイル量を制限するためには、
弁体13が半径方向孔16内で生ぜしめる絞り抵抗が、
この孔16の全横断面積の絞り抵抗に釣合った大きさで
あることが重要である。そのさい、弁体が孔16内に生
じさせる絞り抵抗値には、間隙の広さだけでなく、間隙
の長さも算入される。
第7図に示しj;実施例の場合、弁体13の配量行程が
、軸方向みぞ17の幅を、半径方向孔16の直径より、
周方向で著しく小さくすることによって制限されている
。この実施例の場合も、液圧によるダンピングが、次の
ようにすることにより行なわれる。すなわち、弁体の端
面が、軸方向みぞ17の区域の軸受壁部と一緒にバッフ
ァ兼ダンピング室を形成するようにするのである。しか
も、このバッファ兼ダンピング室の効果は、軸方向みぞ
17の絞り抵抗に依存している。したがって、図示のよ
うに、軸方向みぞ17を、半径方向通路16の法平面の
後方で、絞り形式で狭くするようにすることができる。
弁体I3の端面は、その場合、有利には球形又は樽形を
有するようにし、しかも、直径が、軸受壁部ないしロー
タの直径とほぼ合致するようにする。
オイル供給通路の軸方向みぞ15は、半径方向通路に向
いた上側に遮断部材を有しているがこれは機能上、不可
欠のものではないので、図示されていない。この遮断部
材により、停止時、又はオイル供給の故障時に弁体が、
軸方向みぞ内に突入し、ポンプ・ロータの回転を止めそ
の結果、弁体が破損するのが防止される。
第8図の実施例の場合、半径方向通路は、軸方向の配量
シリンダ32と2つの半径方向の分岐通路33.34と
に分かれている。配量シリンダは、軸4内部のロータ軸
線に沿って配量されている。半径方向の分岐通路は、配
量シリンダの端部から出ている。これらの分岐通路33
゜34は、軸の一定の中心角だけ、有利には180″だ
け互いにずらされた位置に形成されている。通路33.
34の、配量シリンダ32内の開口は、それぞれシリン
ダ32の各端部から間隔をおいて設けられているので、
端部のところには、それぞれダンピング兼バッファ室3
5゜36が形成される。この室35.36の機能につい
ては、後述する。弁体13は、配量シリンダ32内を自
由に可動に案内されており、ピストン式に液密にはめ込
まれているか、もしくはその周囲に絞り間隙を有する浮
動体の形式ではめ込まれている。浮動体13は、円筒形
に構成され、ダンピング兼クツション室35.36内へ
突入し、終位置では分岐通路33.34の開口に重なり
、遮断するようにされている。したがって、弁体13は
、有利にはピストン形式で液密に、ないしは僅かの遊び
をもって、配量シリンダ32内にはめ込まれている。
半径方向分岐通路33.34は、軸4の周囲に開口して
いる。軸受ハウジング2の内壁内には、双方の軸方向み
ぞ15.17が設けられている。みぞ15.17は、1
800だけ、ないしは等しい角度だけ周囲上に互いにず
らされて形成され、半径方向の分岐通路33.44も互
いにずらされて配量されている。軸方向みぞ15は、分
岐通路19を介してオイル供給管と接続されている。オ
イル供給管は、圧力密に分岐通路19に接続しておくこ
とができる。しかしオイルを自由噴流として分岐通路1
9の開口内へ噴射することもできる。軸方向みぞ17は
ロータの区域内まで延び、半径方向分岐通路19を介し
てロータ内部の孔11と連通している。みぞ15,1.
7は、半径方向の分岐通路33.34の開口が軸4の表
面上で互いに隔っているだけの間隔にわたって、延びて
いる。この場合、正確に半径方向に整列せしめられた分
岐通路33.34の開口は、互いに軸方向の間隔を有し
ている。分岐通路33.34は半径方向から外れること
ができるので、開口の軸方向間隔は、より短かくするか
、又は多少の差はおれ同一の法平面上に位置するように
することができる。後者の場合には、軸方向みぞ15は
、この法平面区域で短かくすることができるのに対し、
みぞ17は法平面から分岐通路19まで達することにな
る。
次に作用形式について述べる: ロータの軸の回転時には、ポンプ内室の内部が、ひいて
はロータ内の孔11の内部が、真空状態となる。このた
め、軸方向みぞ15と軸方向みぞ17との間Iこ、少な
くとも1バールの圧力差が生じる。この圧力差の結果、
配量シリンダ32は、分岐通路33.34を介して交互
に方向を変えて、この圧力差の作用を受ける。したがっ
て、図示の状態の場合、弁体13は分岐通路34の方向
へ押され、より低い圧力の支配する分岐通路34を遮断
する。これによって、同時にバッファ兼ダンピング室3
6が閉じられる。弁体13のところ1円錐形に構成する
ことにより、絞り作用を増大させなから、この遮断を行
なうことができる。そうすることによって、液圧による
衝突や衝撃を防止することができる。180’だけ更に
軸を回転させると、配量シリンダ32は、分岐通路34
を介して、より高い圧力を負荷される。弁体13は、他
方の方向へ移動し、より低圧の支配する半径方向分岐通
路33を遮断し、クツション兼ダンピング室35内へ突
入する。
配量シリンダ32は、ポンプ・ハウジング1又は軸受ハ
ウジング2のなかに配量することもできる。その場合に
は、軸4内の通路配設は、配量シリンダの両端部が交互
に高いほうの圧力と低いほうの圧力により負荷されるよ
うに、オイル流を整流できるように行なうだけでよい。
そのようにしても、機能には変りはない。
第9図1こは、そのような形式の実施例が示しである。
配量シリンダ32は、軸4に軸平行に軸受ハウジング2
内に設けられている。配量シリンダ32の端部区域は、
半径方向の分岐通路33.34を介して軸受孔内へ案内
されているオイル供給通路9は、分岐通路33ないし3
4が開口している法平面から離れた位置にある軸受孔の
環状みぞ15内に開口している。環状みぞ15は、半径
方向通路37,38.39を介して交互に分岐通路33
と34とに接続されしかも、通路37は環状みぞ15の
法平面内に、通路38は、それぞれ通路33ないし34
の法平面内に位置している。ロータ3の孔ll内に開口
し、軸4の中心に形成されているオイル排出通路19は
、半径方向通路40.41を介して配量シリンダ32の
一方の端部区域と他方の端部区域とに交互に接続される
。そのようにするために、半径方向通路40.41は、
それぞれ、半径方向分岐通路33ないし34の法平面内
に位置している。軸4内の分岐通路37から41までは
、したつかて、同一の軸方向平面内に位置している。し
かしなから、半径方向通路40は、排出側の半径方向通
路41に対しまた半径方向通路39は、供給側の半径方
向通路38に対し、それぞれ周方向に180’だけずら
されて位置している。
配量シリンダ32内では、浮動体13が端部区域の双方
の弁座の間を可動である。そのさい、浮動体は、既述の
実施例のさいに述べたように、ピストン形式で液密に案
内されるか、もしくは浮動体として自由に可動に案内さ
れるかする。同じようにダンピング装置を設けることも
可能である。
次に作用形式について述べるニ オイル供給管は、常時、オイル圧下にある。
軸4の回転時には、通路37は、常時、環状みぞ15と
接続される。通路38と分岐通路33は、図示のように
、整列せしめられている。この図では、同じく、通路4
1と分岐通路34が整列せしめられている。したがって
、配量シリンダ32内には、図面の左側から右側へ圧力
勾配が存在する。したがって、オイル流が生じ、弁体1
3が、図示のように弁座に押付けられ、右側の端部が閉
じられている。180’だけ回転すると、供給側では通
路39と分岐通路34とが整列し、排出側では通路40
と分岐通路33とが整列する。これにより、図面の右側
から左側への圧力勾配が生じる。このためオイル流が右
側から左側へ流れ、浮動体13は左側の終位置で弁座に
押付けられ、出口が閉じられる。
図から分かるように、それぞれ、配量シリンダ32の分
岐通路33.34と接続されていない半径方向通路38
,39,40.41は、軸受ハウジング2の軸受孔によ
り閉じられることになる。
第1O図及第11図による配量装置もベーン真空ポンプ
の構成要素である。ポンプは林状のポンプ・ハウジング
lと軸受ハウジング2とを有している。軸受ハウジング
2にはポンプ・ハウジング1がフランジ結合されている
。軸受ハウジング2内には軸4が滑り軸受内に回転可能
に軸受けされている。軸4には円筒形のロータ3が配量
されている。軸4は駆動装置用の連結ラップ8を有して
いる。ロータ3は、内部の孔11を有し、この孔11は
軸4の区域まで延びている。更に、ロータは、半径方向
スリットを有しており、このスリット内にはベーン5が
滑動可能に支承されている。ポンプ・ケーシングの構成
と、ポンプ・ハウジング内のロータノ偏心支承は、双方
のベーン端部が、ロータのあらゆる回転位置でポンプ・
ハウジング1の内壁に液密に密接するように行なわれて
いる。
軸受ハウジング2は、自動車のエンジン・ケーシング1
0の壁部に固定されている。ポンプは、ブレーキ・ブー
スタ用の真空を造出するためのものである。ポンプの排
出通路もエンジン・ケーシング10の内部へ開口してい
る。吸込管、つまりポンプの入口は、ブレーキ−ブース
タと接続されている。
図示されていない入口と出口は、それぞれ逆止弁で閉じ
られる。このため、ポンプの停止後ポンプ・ハウジング
の内部には真空が存在し続ける。このことは、更に、潤
滑オイルが吸込まれ得ることを意味している。いま、ポ
ンプを、場合によってはオイルが冷えたのちに、再び作
動させる場合には、オイルは、排出通路と、そこに設け
られた逆止弁を介して押出されねばならない。そのさい
発生する圧力はベーンを破損することがある。
この理由から、ポンプには配量装置を備え、この装置に
より、作動時には、必要量の潤滑オイルだけ配量できる
ようにし、他方、停止時には、潤滑オイルが吸込れてポ
ンプ・ノ1ウジング内へ達することがないようにしてお
くのである。潤滑オイルは、実質的に半径方向に軸受ハ
ウジング2内に設けられている供給管9を介し、圧力下
で供給される。供給管9は軸受孔の内周面に開口してい
る。軸受ハウジング2内には、更に、配量シリンダとし
て役立つ孔32が形成され、この孔32は栓42で閉じ
られている。
配量シリンダ32も、同じく実質的に半径方向に形成し
ておくことができる。また、その半径方向で内方の端部
に接続通路33を有しておりこの接続通路33も、同じ
く軸受ハウジング2の軸受孔の内周面に開口している。
供給管9と接続通路33の開口は、軸4の同じ軸方向平
面に、互いに軸方向に間隔をおいて位置している。軸4
は、その外周面の軸方向平面内に軸方向みぞ15を有し
ている。このみぞ15は、供給通路9と接続通路33の
開口の軸方向間隔と等しい長さを有している。軸4は、
更に、軸方向みぞ15に対し角度をずらされた位置に排
出通路19を有している。この通路19は、片側が、軸
の外層面lこ接続通路33と同じ半径方向平面内に開口
し、他方の側がロータの軸方向孔11内に開口している
。軸4が、複数対の軸方向みぞ15と排出通路19を有
するようにすることもできる。その場合には、みぞ15
と通路19がそれぞれ互いに角度をずらして位置するよ
うにする。図示の実施例では、1対だけが180″角度
をずらして配量されている。
配量ピストンI3は、配量シリンダ内を自由に可動であ
る。弁体ないし配量ピストン13はシリンダ32を半径
方向で外方へ閉じている栓42のところに、ばね43を
介して支えられている。
栓42と配量ピストン13との間に設けられたばね室は
、エンジン室への圧力逃がし通路44を介して除圧され
る。
次に作用形式について述べる: 図面に見られるように、軸方向みぞ15は、供給通路9
を配量シリンダ32と接続しているしたがって、圧力下
にある潤滑オイルは、配量シリンダ32内へ、しかも、
ばね43を有するばね室とは反対側の配量室45内へ供
給される。配量ピストン13は、ばね43の力に抗して
半径方向で外方へ押され、配量室45が充填される。軸
4が更に回転すると、供給通路9も接続通路33も軸の
表面により閉じられる。更に回転すると、排出通路19
は、今や接続通路33の区域に達する。
これにより、今や配量室45は圧力を解除され、ばね4
3は配量ピストン13を半径方向で内方へ移動させる。
これによって、配量室45は、接続通路33と排出通路
19を介して、ポンプ中心孔11内へオイルを排出する
。更に回4 転すると、再び供給通路9が、軸方向みぞ15を介して
配量室45と接続され、配量室45が充填される。
第10A図には、ダンピングピン29を有するピストン
13が示しである。ピストン13が半径方向で内方へ移
動して、半径方向で内方に位置する終位置にほぼ到達す
ると、ダンピングピン29が接続通路33内へ突入する
。これにより絞りとピストン運動の緩衝が行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による配量装置の1実施例の軸方向断面
図、第2図は第1図の■−■線に沿ったベーンポンプの
半径方向断面図、第3図は別の実施例の軸方向断面図、
第4図、第5図、第6図、第7図は第1図又は第3図の
実施例に用いる弁体ないし配量ピストンと半径方向通路
との変化形を示した半径方向断面図、第8図は流体を配
量する通路の別の形式を示した軸方向断面図、第9図は
配量シリンダが定置配量された更に別の実施例の軸方向
断面図、第10図と第11図は配量シリンダが蓄圧器と
して構成された実施例の軸方向断面図と半径方向断面図
、第1.OA図は第1O図の実施例の配量ピストンの変
化形を示した軸方向部分断面図である。 1・・・ポンプ・ハウジング、2・・・軸受ノAウジン
グ、3・・・ロータ、4・・・軸受延長部ないし軸、5
・・・ベーン、6・・・ベーン、7・・・M壁、8・・
・連結ラップ、9・・・オイル供給管ないし供給通路、
10・・・エンジン・ケイーシング、11・・・ロータ
の孔12・・・連絡通路、13・・・弁体(13,1,
13,2)ないし配量ピストン、14・・・中心開口、
15・・・軸方向みぞ、環状みぞ、16・・・半径方向
通路、17・・・軸方向みぞ、18・・・環状みぞ、1
9・・・分岐通路、排出通路、オイル排出通路、20・
・・出口、21・・・排出通路、22・・・排出弁、2
3・・・支え板、24・・・半径方向通路、25.1.
25.2・・・弁座、26.1 、26.2・・・通過
孔、27・・・ストッパ、28・・・接続通路、29.
1,29゜2・・・ダンピングピン、30・・・矢印、
31.1.31.2 ・・・ストッパ、32・・・配量
シリンダ、3334・・・半径方向分岐通路ないし接続
部、3536・・・バッファ兼ダンピング室、39・・
・半径方向通路、42・・・栓、43・・・パワー発生
器ないしばね、44・・・圧力逃がし通路、45・・・
配量室−−ト→− 襖 10A 閃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、流体流を配量する配量装置であって、この流体流が
    、圧力差の作用により供給通路(9)から回転軸(4)
    の通路を経て流出通路(19)へ案内されて、軸通路が
    供給通路(9)を軸の回転位置に依存して間欠的に排出
    通路と接続するようにされる形式のものにおいて、配量
    シリンダ(32)が備えられており、この配量シリンダ
    (32)内を弁体(13)が自由に可動に案内され、か
    つ配量シリンダ(32)が、軸(4)の通路を介して交
    互に、その一端を供給通路(9)に、他端を排出通路(
    19)に連通させ、次いで、前記一端を排出通路(19
    )に、他端を供給通路(9)に連通させることを特徴と
    する、流体流を配量する配量装置。 2、弁体(13)が、配量シリンダ(32)内をピスト
    ン形式に液密に案内されることを特徴とする請求項1記
    載の配量装置。 3、弁体(13)が、配量シリンダ(32)内を浮動体
    形式で案内され、弁体(13)の周面と配量シリンダ(
    32)との間に絞り間隙が存在することを特徴とする請
    求項1記載の配量装置。 4、弁体が、その終位置では配量体の接続通路の間に絞
    り連通部を開放することを特徴とする請求項3記載の配
    量装置。 5、弁体(13)が円筒形に構成され、かつその終位置
    では接続部(33、34)を遮蔽することを特徴とする
    請求項1から4までのいずれか1項記載の配量装置。 6、弁体(13)が円筒形に構成され、かつ2つのスト
    ッパ(31.1、31.2)の間を自由に可動であるこ
    とを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項記載
    の配量装置。 7、接続部(33、34)が、配量シリンダのそれぞれ
    の端部から間隔をおいて形成され、配量シリンダの端部
    が弁体(13)用の液圧バッファ及びダンピング室(3
    5、36)を形成していることを特徴とする請求項5記
    載の配量装置。 8、配量シリンダの2つの接続部(33、34)の間に
    、互いに間隔をおいて、弁座(25.1、25.2)が
    配量されており、弁体(13)が、これらの弁座の間を
    自由に可動であり、これらの弁座と、逆止弁の形式に従
    って液密に協働することを特徴とする請求項1から3ま
    でのいずれか1項記載に配量装置。 9、弁体(13)が円錐形に構成されていることを特徴
    とする請求項8記載の配量装置。10、弁体(13)の
    端面が弁座(25.1、25.2)の、相応の端面と協
    働するために、弁体(13)が円筒形に構成されており
    、かつまた、弁体(13)が、弁座に向いた端側にダン
    ピングピン(29.1、29.2)を有しており、これ
    らのダンピングピンが、所望の通過横断面を得るために
    弁座の通過孔に適合せしめられ、しかも限定された長さ
    を有しており、更にまた、弁体が、配量シリンダの横軸
    を中心としては回転不能であるように形成されているこ
    とを特徴とする請求項8記載の配量装置。 11、ピストン(13)を内部でパワー発生器に抗して
    動かすことができる配量シリンダ(32)が備えられて
    おり、かつまたこの配量シリンダ(32)が、パワー発
    生器とは反対側の配量室と、接続通路を介して接続され
    、更に、軸(4)の通路を介しては、交互に供給通路(
    9)と排出通路(19)とに接続されることを特徴とす
    る請求項1の上位概念に記載の配量装置。 12、ピストン(13)が、配量室に向いた端側にダン
    ピングピンを有しており、このダンピングピンが配量室
    が空になると接続通路内へ突入することを特徴とする請
    求項11記載の配量装置。 13、配量シリンダ(32)が定置されていることを特
    徴とする請求項1から12までのいずれか1項記載の配
    量装置。 14、配量シリンダ(32)が軸(4)内に配量されて
    いることを特徴とする請求項1から10までのいずれか
    1項記載の配量装置。 15、配量シリンダ(32)が軸平行に軸(4)内に配
    量されていることを特徴とする請求項14記載の配量装
    置。 16、配量シリンダ(32)が半径方向に軸(4)内に
    位置していることを特徴とする請求項14記載の配量装
    置。 17、配量装置が真空ポンプの駆動軸に配属されており
    、潤滑オイル流の配量に役立つことを特徴とする請求項
    1から15までのいずれか1項記載の配量装置。 18、配量装置がベーンポンプの駆動軸に配属されてお
    り、潤滑オイル流の配量に役立つことを特徴とする請求
    項1から17までのいずれか1項記載の配量装置。
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