JPH03115381A - ケーブル導体の水密用組成物 - Google Patents
ケーブル導体の水密用組成物Info
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- JPH03115381A JPH03115381A JP1253431A JP25343189A JPH03115381A JP H03115381 A JPH03115381 A JP H03115381A JP 1253431 A JP1253431 A JP 1253431A JP 25343189 A JP25343189 A JP 25343189A JP H03115381 A JPH03115381 A JP H03115381A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/14—Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、導体水密用の４電性組成物に関する。
従来よりケーブル導体の水密用導電性組成物として、ブ
チルゴムとカーボンブラックとからなる組成物、あるい
はポリブテンとカーボンブランクとからなる組成物等が
知られている。しかしブチルゴムを用いた前者組成物は
、溶融粘度が大きいために該組成物をケーブル導体の撚
線間に充填するのに大型の専用押出機が必要となり生産
コスト面で問題がある。これに対してポリブテンを用い
た後者組成物は、溶融粘度が小さくて比較的節易なグリ
スポンプで充填可能であるが、室温においても粘着性が
強くてケーブル接続時の組成物除去作業が困難となる問
題、更にはケーブル導体への１２！線間充填作業におい
て、その粘着性のために周囲の設備を汚す問題もある。
チルゴムとカーボンブラックとからなる組成物、あるい
はポリブテンとカーボンブランクとからなる組成物等が
知られている。しかしブチルゴムを用いた前者組成物は
、溶融粘度が大きいために該組成物をケーブル導体の撚
線間に充填するのに大型の専用押出機が必要となり生産
コスト面で問題がある。これに対してポリブテンを用い
た後者組成物は、溶融粘度が小さくて比較的節易なグリ
スポンプで充填可能であるが、室温においても粘着性が
強くてケーブル接続時の組成物除去作業が困難となる問
題、更にはケーブル導体への１２！線間充填作業におい
て、その粘着性のために周囲の設備を汚す問題もある。
本発明は、上記従来組成物の有する問題点を解消し、而
して比較的簡易な充填装置にてケーブル導体の撚線間へ
の充填作業が可能であり、しがもケーブル接続時の組成
物除去作業が容易な新規な導体水密用の導電性組成物を
開発することを課題とする。
して比較的簡易な充填装置にてケーブル導体の撚線間へ
の充填作業が可能であり、しがもケーブル接続時の組成
物除去作業が容易な新規な導体水密用の導電性組成物を
開発することを課題とする。
この課題はマイクロクリスタリンワックス３０〜７０重
量部、アタクチックポリプロピレン７０〜３０重量部、
及びグラファイト３ｏ〜１００重量部とからなることを
特徴とする水密用組成物により解決する。
量部、アタクチックポリプロピレン７０〜３０重量部、
及びグラファイト３ｏ〜１００重量部とからなることを
特徴とする水密用組成物により解決する。
本発明に於いては、導電性付与剤としてグラファイトを
用い、その分散媒体としてマイクロクリスタリンワック
スとアククチツクポリプロピレンとを用い、これらを上
記した割合で配合する。この結果、本発明組成物は１２
５℃前後に加熱すると低粘度の液体となって簡易なグリ
スポンプでケーブル導体撚線間に充填可能であり、常温
においては適度の弾力性のある固体となるので優れた水
密性と剥離除去性とを具備する。また剥離除去性に優れ
ているので、ケーブル導体への撚線間充填作業において
、周囲の設備に付着しても冷却固化後に容易に剥離除去
できる。
用い、その分散媒体としてマイクロクリスタリンワック
スとアククチツクポリプロピレンとを用い、これらを上
記した割合で配合する。この結果、本発明組成物は１２
５℃前後に加熱すると低粘度の液体となって簡易なグリ
スポンプでケーブル導体撚線間に充填可能であり、常温
においては適度の弾力性のある固体となるので優れた水
密性と剥離除去性とを具備する。また剥離除去性に優れ
ているので、ケーブル導体への撚線間充填作業において
、周囲の設備に付着しても冷却固化後に容易に剥離除去
できる。
グラファイトとしては、良好な導電性付与効果を示すも
のであれば各種のものが使用可能であり、たとえば鱗片
状黒鉛、鱗状黒鉛、玉状黒鉛などの天然黒鉛やピンチコ
ークスを熱処理して作る人造黒鉛等が例示される。就中
平均粒径が０．１〜１０μ園のものが好ましい。
のであれば各種のものが使用可能であり、たとえば鱗片
状黒鉛、鱗状黒鉛、玉状黒鉛などの天然黒鉛やピンチコ
ークスを熱処理して作る人造黒鉛等が例示される。就中
平均粒径が０．１〜１０μ園のものが好ましい。
マイクロクリスタリンワックスとしては、融点が６０〜
１００℃程度のワックスが用いられる。
１００℃程度のワックスが用いられる。
特ニ日本精蝋社製ノ）ＩＩ−ＭｒＣ−１０４５、Ｉｆ−
［Ｃ−１０７０、旧−ＭＩＣ−２０９５や日本石油社製
の８石マイクロワックス１８０等が好ましい、なお通常
のパラフィンワックスを用いたのでは、低温屈曲性の優
れた組成物が得難い。
［Ｃ−１０７０、旧−ＭＩＣ−２０９５や日本石油社製
の８石マイクロワックス１８０等が好ましい、なお通常
のパラフィンワックスを用いたのでは、低温屈曲性の優
れた組成物が得難い。
アククチツクポリプロピレンとしては、平均分子量が９
．０００〜３０，０００、及び／まタハ軟化点が１２０
〜１６０℃程度のものが適当である。
．０００〜３０，０００、及び／まタハ軟化点が１２０
〜１６０℃程度のものが適当である。
上記３成分中でのグラファイトの量は、３０〜１００重
量部とする。３０重量部未満であると組成物の導電率が
不安定となり、１００重量部より多いと組成物の低温で
の可撓性あるいは屈曲特性が不良となる。而してグラフ
ァイトの量は、３５〜８５重量部、特に４０〜７０重量
部とすることが好ましい。
量部とする。３０重量部未満であると組成物の導電率が
不安定となり、１００重量部より多いと組成物の低温で
の可撓性あるいは屈曲特性が不良となる。而してグラフ
ァイトの量は、３５〜８５重量部、特に４０〜７０重量
部とすることが好ましい。
上記３成分中におけるマイクロクリスタリンワックスの
量は３０〜７０重量部、一方アタクチックポリプロピレ
ンの量は７０〜３０重量部とする。
量は３０〜７０重量部、一方アタクチックポリプロピレ
ンの量は７０〜３０重量部とする。
マイクロクリスタリンワックスが３０重量部未満、ある
いはアククチツクポリプロピレンが７０重量部より多い
場合、溶融粘度が高くなり充填作業性が悪くなると共に
、得られた組成物は常温でべたつき性があるので剥離除
去が困難となり、マイクロクリスタリンワックスが７０
重量部より多く、あるいはアククチツクポリプロピレン
が３０重量部未満の場合、組成物の低温での可撓性ある
いは屈曲特性が不良となる。而してマイクロクリスタリ
ンワックス及びアタクチックポリプロピレンの量は、そ
れぞれ３５〜６５重量部、６５〜３５重量部、特にそれ
ぞれ３５〜６０重量部、６５〜４０重量部とすることが
好ましい。
いはアククチツクポリプロピレンが７０重量部より多い
場合、溶融粘度が高くなり充填作業性が悪くなると共に
、得られた組成物は常温でべたつき性があるので剥離除
去が困難となり、マイクロクリスタリンワックスが７０
重量部より多く、あるいはアククチツクポリプロピレン
が３０重量部未満の場合、組成物の低温での可撓性ある
いは屈曲特性が不良となる。而してマイクロクリスタリ
ンワックス及びアタクチックポリプロピレンの量は、そ
れぞれ３５〜６５重量部、６５〜３５重量部、特にそれ
ぞれ３５〜６０重量部、６５〜４０重量部とすることが
好ましい。
本発明組成物は、上記を満足し且つ常温における体積抵
抗率（Ω・ｃｓ）が１〜１×１０″、特に１〜ｉ ｘ
ｔ ｏ’であり、軟化点が９０〜１３０℃、特に９５〜
１２０℃であるものが好ましい。
抗率（Ω・ｃｓ）が１〜１×１０″、特に１〜ｉ ｘ
ｔ ｏ’であり、軟化点が９０〜１３０℃、特に９５〜
１２０℃であるものが好ましい。
本発明の組成物には、必要に応じてその他の薬剤、たと
えば酸化防止剤、導電性カーボンブランク、通称のワッ
クス、可塑剤等を本発明の作用を阻害しない範囲量内で
配合してもよい。
えば酸化防止剤、導電性カーボンブランク、通称のワッ
クス、可塑剤等を本発明の作用を阻害しない範囲量内で
配合してもよい。
以下に実施例並びに比較例を示して、本発明の詳細な説
明する。
明する。
実施例１〜７、比較例１〜５
第１表には、本発明実施例組成物、及び比較例組成物の
組成内容（組成比は重量部）、並びに特性を示す。
組成内容（組成比は重量部）、並びに特性を示す。
なお組成物の常温での剥離除去性、低温屈曲性は下記の
方法で評価した。
方法で評価した。
厚さ２．０ｍｍの銅板に０．５ｍｍの厚さで各コンパウ
ンドを塗布し、２５℃まで冷却後ワイヤブラシを用いて
除去する場合の除去までの回数とし、５回以下を優、６
〜１０回を良、１０回を超える場合を不可とした。
ンドを塗布し、２５℃まで冷却後ワイヤブラシを用いて
除去する場合の除去までの回数とし、５回以下を優、６
〜１０回を良、１０回を超える場合を不可とした。
試料をできるだけ低温で溶融し、これを厚さ０．３ｍｍ
、幅５０ｍｍ、長さ約２００ｍｍの清浄で平らなブリキ
板上に厚さ約２ｍｍに流しこみ試験片とする。これを室
温まで放冷してがら全体を０±０．５℃に２時間保持後
直ちに試料面を外側として径１００ｍｍの丸棒に沿って
１８０度屈白し、試料表面の亀裂を調べる。
、幅５０ｍｍ、長さ約２００ｍｍの清浄で平らなブリキ
板上に厚さ約２ｍｍに流しこみ試験片とする。これを室
温まで放冷してがら全体を０±０．５℃に２時間保持後
直ちに試料面を外側として径１００ｍｍの丸棒に沿って
１８０度屈白し、試料表面の亀裂を調べる。
〔発明の効果〕
第１表から明らかなように、比較例１は低温屈曲性の面
で優れていても１４０℃での粘度が極めて高く剥離除去
性も悪く、比較例２は低温屈曲性並びに剥離除去性に優
れていても１４０℃での粘度が極めて高い問題があり、
比較例３．５は１４０℃での粘度並びに剥離除去性に優
れていても低温屈曲性に問題があり、また比較例４では
低温屈曲に優れていても剥離除去性に劣り１４０℃での
粘度もかなり高い問題がある。これに対して本発明実施
例組成物は、全ての要求特性に優れた性能を示している
。しかも成分材料は安価なものばかりであるので、水密
性の優れたケーブルを低コストで製造する上で頗る有用
である。
で優れていても１４０℃での粘度が極めて高く剥離除去
性も悪く、比較例２は低温屈曲性並びに剥離除去性に優
れていても１４０℃での粘度が極めて高い問題があり、
比較例３．５は１４０℃での粘度並びに剥離除去性に優
れていても低温屈曲性に問題があり、また比較例４では
低温屈曲に優れていても剥離除去性に劣り１４０℃での
粘度もかなり高い問題がある。これに対して本発明実施
例組成物は、全ての要求特性に優れた性能を示している
。しかも成分材料は安価なものばかりであるので、水密
性の優れたケーブルを低コストで製造する上で頗る有用
である。
（以上）
Claims (1)
- （１）マイクロクリスタリンワックス３０〜７０重量部
、アタクチックポリプロピレン７０〜３０重量部、及び
グラファイト３０〜１００重量部とからなることを特徴
とするケーブル導体の水密用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1253431A JPH0713228B2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | ケーブル導体の水密用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1253431A JPH0713228B2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | ケーブル導体の水密用組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03115381A true JPH03115381A (ja) | 1991-05-16 |
| JPH0713228B2 JPH0713228B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=17251305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1253431A Expired - Fee Related JPH0713228B2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | ケーブル導体の水密用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0713228B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007284688A (ja) * | 2007-06-11 | 2007-11-01 | Fujikura Ltd | 半導電水密組成物 |
-
1989
- 1989-09-28 JP JP1253431A patent/JPH0713228B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007284688A (ja) * | 2007-06-11 | 2007-11-01 | Fujikura Ltd | 半導電水密組成物 |
| JP4708393B2 (ja) * | 2007-06-11 | 2011-06-22 | 株式会社フジクラ | 半導電水密組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0713228B2 (ja) | 1995-02-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |