JPH0311530Y2 - - Google Patents

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JPH0311530Y2
JPH0311530Y2 JP1985088565U JP8856585U JPH0311530Y2 JP H0311530 Y2 JPH0311530 Y2 JP H0311530Y2 JP 1985088565 U JP1985088565 U JP 1985088565U JP 8856585 U JP8856585 U JP 8856585U JP H0311530 Y2 JPH0311530 Y2 JP H0311530Y2
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exhaust
mounting case
hole
intake port
top surface
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Description

【考案の詳細な説明】
〈技術分野〉 本考案は、液体燃料燃焼装置の臭気低減装置に
関するものである。 〈従来技術〉 従来の液体燃料燃焼装置の臭気低減装置は、燃
料タンクの上面に吸気口が形成され、該吸気口を
囲むようにモータ取付ケースが固定され、該取付
けケースに吸引モータ及び電動フアンが取付けら
れ、前記取付けケースと燃料タンクの上面とで排
気ダクトが形成され、消火時に発生する芯からの
ガスを電動フアンにより吸気口を通して排気ダク
トから排出するよう構成されていた。このように
モータ取付ケース及び排気筒は、当該石油燃焼器
の使用中には常に灯油雰囲気中にさらされてい
る。またモータ取付けケースは複数の取付けビス
により燃料タンク上にパツキンを介して取付けら
れている。 このモータ取付ケース及び排気筒には高密度の
ポリエチレン樹を使用しているため、耐油性につ
いては規格を満足しているものの、灯油雰囲気中
にさらされると約0.5〜1mm程度膨潤するため変
形し(取付ビスにより外周が所定寸法で規制され
ているため)、パツキン部分に隙間を生じ、その
部分から灯油ガスが漏れて臭気低減効果を低下す
る問題があつた。なお、排気筒はモータ取付ケー
スと同じ材料を使用していたため排気筒とモータ
取付ケースの嵌合部分については問題がなかつ
た。 〈目的〉 本考案は、上記に鑑み、モータ取付ケースなど
に耐油性がありかつ灯油雰囲気中にあつても寸法
変化しない合成樹脂あるいは金属等の材料を使用
することにより臭気低減効果を維持し得る液体燃
料燃焼装置の臭気低減装置を提供しようとするも
のである。 〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を第1,2図に基いて
説明すると、本考案に係る臭気低減装置は、燃料
タンク1の上面に形成された吸気口2と、該吸気
口2の上方に設置された吸引モータ3A及び電動
フアン3と、該吸引モータ3Aの電動フアン3に
より吸気口2から吸引されたガス(消火時に燃焼
芯6から発生する)を排出する排気孔4とを具え
ている。 なお、前記燃料タンク1は、その底面から芯内
筒9が立設され、またタンク1の上面に芯内筒9
に外嵌する芯外筒10が固定され、芯内筒9と芯
外筒10との間に芯案内路10Aが形成され、該
案内路に沿つて燃焼芯6が昇降可能とされてい
る。 そして、然記燃料タンク1の上面1aには、前
記吸気口2を囲むようにビス11及パツキン12
を介してモータ取付ケース13が固定され、該取
付ケース13の上面に前記吸引モータ3Aが固定
され、該モータ3Aのモータ軸は前記ケース13
を貫通して前記電動フアン3が取付けられる。な
おモータ3Aの電気端子12a,12bは供給電
源へ接続されている。前記燃料タンク1の上面と
モータ取付ケース13により排気ダクト14が形
成され、該排気ダクト14の上部に前記排気孔4
が配されている。そして、該排気孔4の孔壁に排
気筒15が外嵌され、該排気筒15の上端に排出
孔16が形成され、前記排気孔4の孔壁に該排気
孔4を開閉する排気弁17が設けられている。前
記取付けケース13及び排気筒15は耐油性を有
しかつ灯油雰囲気中での形状保持性に優れた合成
樹脂、例えば6−ナイロン樹脂材料が用いられて
いる。 次に動作を説明すると、消火動作に伴いモータ
3Aの端子12a,12bに電源が供給され、モ
ータ3Aが駆動して電動フアン3が回転する。そ
うすると、電動フアン3により、燃焼芯6より発
生するガスが吸引されて燃料タンク1内部を通
り、吸気口から排気ダクト14を経て排気筒15
より外部に排出される。 このとき排気ダクトに面する取付けケース13
及び排気筒15には6−ナイロン樹脂を使用して
いるので、耐油性及び形状保持性があり、容易に
寸法変化をしない。そのため取付けケース13と
タンク1の上面との間にずれを生ずることがほと
んどなく、長期間に亘つて安定た臭気低減効果を
得ることができる。 耐油性試験による従来の高密度ポリエチレン樹
脂と本考案に係る6−ナイロン樹脂についてのデ
ータを表に示す。なお、このデータは対象物を24
時間70℃の灯油浸漬して前後の寸法変化を調べた
ものである。
【表】 なお、本考案は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の範囲内で上記実施例に多くの
修正および変更を加え得ることは勿論である。 〈効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案は、燃料
タンクの上面に吸気口が形成され、該吸気口を囲
むように吸引モータ取付ケースが前記タンクの上
面に固定され、該モータ取付ケースと前記燃料タ
ンクの上面との間に消火時に燃焼芯から発生する
ガスを排出する排気ダクトが形成され、該排気ダ
クトの上部に排気孔が形成され、該排気孔の孔壁
に、排気ダクトに吸込んだガスを上方へ排出する
排出孔付の排気筒が嵌合され、前記取付ケースお
よび排気筒は、耐油性を有しかつ燃料雰囲気中で
の形状保持性に優れた同一材料の6−ナイロン樹
脂で構成されたものである。 したがつて、本考案によると、モータ取付ケー
スおよび排気筒に耐油性がありかつ灯油雰囲気中
にあつても形状保持性を有する6−ナイロン樹脂
を使用することにより、取付けケースとタンクの
上面との間にずれを生ずることがほとんどなく、
長期間に亘つて安定した臭気低減効果を維持でき
る。 しかも、排気ダクトから排出するガスが再び燃
焼装置のバーナ側へ流れるのを防止して上方へ排
出する機能を有する排気筒、取付ケースと同一材
料で形成したから、両者間に寸法変化がなく、両
者の間からガスが漏れてバーナ側へ流れることを
防止でき、臭気低減効果が一層増大するといつた
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例を示す液体燃料燃
焼装置を示す断面図、第2図は同臭気低減装置の
要部断面図である。 1:燃料タンク、1a:上面、2:吸気口、
3:電動フアン、3A:吸引モータ、4:排気
孔、6:燃焼芯、9:芯内筒、10:芯外筒、1
0A:芯案内路、11:ビス、12:パツキン、
12a,12b:電気端子、13:取付ケース、
14:排気ダクト、15:排気筒、16:排出
孔、17:排気弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料タンクの上面に吸気口が形成され、該吸気
    口を囲むように吸引モータ取付ケースが前記タン
    クの上面に固定され、該モータ取付ケースと前記
    燃料タンクの上面との間に消火時に燃焼芯から発
    生するガスを排出する排気ダクトが形成され、該
    排気ダクトの上部に排気孔が形成され、該排気孔
    の孔壁に、排気ダクトに吸込んだガスを上方へ排
    出する排出孔付の排気筒が嵌合され、前記取付ケ
    ースおよび排気筒は、耐油性を有しかつ燃料雰囲
    気中での形状保持性に優れた同一材料の6−ナイ
    ロン樹脂で構成されたことを特徴とする液体燃料
    燃焼装置の臭気低減装置。
JP1985088565U 1985-06-12 1985-06-12 Expired JPH0311530Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2506177B2 (ja) * 1988-12-23 1996-06-12 シャープ株式会社 石油燃焼器
JP2778315B2 (ja) * 1991-11-28 1998-07-23 松下電器産業株式会社 石油燃焼器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5616028A (en) * 1979-07-17 1981-02-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Liquid fuel combusting apparatus

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