JPH03115283A - 新規な5,11―ジヒドロ―6H―ジピリド〔3,2―b:2′,3′―e〕〔1,4〕ジアゼピン―6―オンおよび―チオン、および該化合物を含有するAIDS予防または治療剤 - Google Patents

新規な5,11―ジヒドロ―6H―ジピリド〔3,2―b:2′,3′―e〕〔1,4〕ジアゼピン―6―オンおよび―チオン、および該化合物を含有するAIDS予防または治療剤

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JPH03115283A
JPH03115283A JP2169663A JP16966390A JPH03115283A JP H03115283 A JPH03115283 A JP H03115283A JP 2169663 A JP2169663 A JP 2169663A JP 16966390 A JP16966390 A JP 16966390A JP H03115283 A JPH03115283 A JP H03115283A
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    • C07D471/12Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains three hetero rings
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童栗上■村朋公団 本発明は新規な5,11−ジヒドロ−6H〜ジピリド(
3,2−b:2’、3’−e)(1,4)ジアゼピン−
6−オンおよび一チオンおよびこれらの薬学上許容し得
る酸付加塩、これら化合物の調製方法、これら化合物の
AIDSの予防または治療用の用途、並びにこれら化合
物を含有する薬剤組成物に関する。
光所夏青量 ヒトの病気、後天性免疫不全症候群(AIDS)はヒト
免疫不全ウィルス(HIV)、特にHIV−1として知
られる菌株に起因する。
他のウィルスのように、HI V −1はこれが感染し
たホスト細胞の生合成装置を強制的に取除(以外には複
製することができない。HI V−1はこの装置にウィ
ルス子孫を作る構造たん白質を産生させる。これらのた
ん白質はその感染性ウィルス粒子即ちピリオン内に含ま
れた遺伝子物質によりコードされる。しかしながら、レ
トロウィルスであるので、HIVの遺伝子物質はホスト
細胞のゲノムにおけるようなりNAではなく RNAで
ある。従って、ウィルスRNAは、ホスト細胞が所要の
ウィルスたん白質を産生ずるためには、先ずDNAに転
化し次いでホスト細胞ゲノム中に組み込まれねばならな
い、RNAのDNAへの転化は酵素、即ち、逆転写酵素
(RT)の使用により行なわれ、この酵素は感染性ピリ
オン内でRNAに沿って含有されている。逆転写酵素は
3つの酵素機能を有し、RNA依存性DNAポリメラー
ゼとして、リボヌクレアーゼとしておよびDNA依存性
DNAポリメラーゼとして作用する。先ずRNA依存性
DNAポリメラーゼとして作用して、RTはウィルスR
NAの単一鎖DNAコピーを作る。
次に、リボヌクレアーゼとして作用して、RTは元のウ
ィルスRNAから丁度産生されたDNAを遊離し次いで
元のRNAを破壊する。最後に、再びDNA依存性DN
Aポリメラーゼとして作用して、RTは第1のDNAス
トランドを鋳型として使用し第2の相補DNAストラン
ドを作る。2つのストランドは二重鎖DNAを形成し、
このDNAはインテグラーゼと称される他の酵素により
ホスト細胞ゲノム中に組み込まれる。
HIV−1逆転写酵素の酵素機能を抑制する化合物は感
染細胞中でのHIV−1の複製を抑制するであろう。そ
のような化合物はヒトのHIV−1感染の予防または治
療に有用である。
光肌立血容 組成物の態様において、本発明は式: 〔式中、Zは酸素または硫黄であり; R1は水素、1〜5個の炭素原子を有するアルキルまた
はフルオロアルキル、トリハロメチル、3〜5個の炭素
原子を有するアルケニルまたはアルキニル、2−ハロー
プロピル−1−イル、アリールメチル(そのアリール部
分は置換されてないかまたはメチル、メトキシまたはハ
ロゲンで置換されたフェニル、チエニルまたはフラニル
である)、2〜3個の炭素原子を有するアルカノイル、
または2〜4個の炭素原子を有するアルコキシアルキル
またはアルキルチオアルキルであり;R2は水素、1〜
5個の炭素原子を有するアルキルまたはフルオロアルキ
ル、2〜5個の炭素原子を有するアルケニルまたはアル
キニル、2〜4個の炭素原子を有するアルコキシアルキ
ルまたはアルキルチオアルキル、2〜4個の炭素原子を
有するアルカノイル、2〜5個の炭素原子を有するヒド
ロキシアルキル、了り−ルメチル(そのアリール部分は
置換されてないかまたは1〜3個の炭素原子を有するア
ルキルまたはアルコキシ、ヒドロキシまたはハロゲンで
置換されたフェニル、チエニルまたはフラニルである)
、フェニル(置換されてないかまたは1〜3個の炭素原
子を有するアルキルまたはアルコキシ、ヒドロキシまた
はハロゲンで置換された)、またはアルコキシ部分が1
〜5個の炭素原子を有するアルコキシカルボニルメチル
であり;そして、 R3−R8は各々水素であるか; R3−R8の1つは1〜4個の炭素原子を有するアルキ
ル、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシまたはアル
キルチオ、2〜4個の炭素原子を有するアルカノイル、
2〜4個の炭素原子を有するアルカノイルオキシ、1〜
4個の炭素原子を有するアルカノイルアミノ、1〜4個
の炭素原子を有するアミノアルキル、アルコキシおよび
アルキル部分が各々1〜2個の炭素原子を含有するアル
コキシカルボニルアルキル、2〜4個の炭素原子を有す
るカルボキシアルキル、各アルキル部分が1〜2個の炭
素原子を含有するモノ−またはジアルキルアミノ、シア
ノ、ニトロ、ヒドロキシ、カルボキシ、アミノ、各アル
キル部分が1〜2個の炭素原子を有するモノ−またはジ
−アルキルアミノアルキル、アジドまたはハロゲンであ
り、他の5つの置換基は水素であるか;あるいはR3R
4、R5は各々独立に水素または1〜3個の炭素原子を
有するアルキル基であるがこれら置換基の少なくとも1
つが水素であるか、またはR3、R4およびR5の1つ
がブチルで残りの2つの置換基が水素であり、そして R6、R7およびR8は各々独立に水素または1〜3個
の炭素原子を有するアルキルであるがこれら置換基の少
なくとも1つは水素であるか、またはR6、R7および
Rjの1つがブチルであり残りの2つの置換基が水素で
ある; ただし、Zが酸素であり、R1とR2が同じものまたは
異なるものであって水素または1〜5個の炭素原子を有
する分岐アルキルである場合、R3〜R1+の少なくと
も1つは水素以外である〕の511−ジヒドロ−6H−
ジピリド〔3,2−b:2’+  3’−e)[1,4
)ジアゼピン6−オンおよび一チオンを含む。
本発明の下位概念的局面は、 Zが酸素または硫黄であり: R1が水素、1〜5個の炭素原子を有するアルキルまた
はフルオロアルキル、トリハロメチル、2〜4個の炭素
原子を有するアルケニルまたはアルキニル、2−ハロー
プロペン−1−イル、または2〜3個の炭素原子を有す
るアルコキシアルキルまたはアルキルチオアルギルであ
り;R2が1〜4個の炭素原子を有するアルキルまたは
フルオロアルキル、2〜4個の炭素原子を有するアルケ
ニルまたはアルキニル、2〜4個の炭素原子を有するア
ルコキシアルキルまたはアルキルチオアルキル、2〜3
個の炭素原子を有するアルカノイル、2〜4個の炭素原
子を有するヒドロキシアルキル、アリールメチル(その
了り−小部分は置換されてないかまたはメチル、ヒドロ
キシ、メトキシまたはハロゲンで置換されたフェニルま
たはチエニルである)、フェニル(置換されてないかま
たはメチル、メトキシ、ヒドロキシまたはハロゲンで置
換された)、またはアルコキシ部分が1〜5個の炭素原
子を含有するアルコキシカルボニルメチルであり: Rj、R4およびR5が各々独立に水素またはメチルで
あるがこれら置換基の少なくとも1つは水素であり、あ
るいはR5はエチル、プロピルまたはブチルであり残り
の2つの置換基は水素であり; Rh、R7およびR8が各々独立に水素またはメチルで
あるがこれら置換基の少なくとも1つが水素であり、あ
るいはR6がエチル、プロピルまたはブチルであり残り
の2つの置換基が水素である;式Iの化合物を含む。
本発明の特定の下位概念的局面は、 Zが酸素または硫黄であり、 R1が水素、1〜4個の炭素原子を有するアルキルまた
はフルオロアルキルまたはアリルであり;R2が1〜4
個の炭素原子を有するアルキルまたはフルオロアルキル
、アリルまたはベンジルであり;そして、 R3−R8が各々水素である; 式Iの化合物を含む。
式rの化合物は公知の方法またはその明らかな変法によ
って調製できる。以下に述べる方法A。
B、 C,DおよびEはこれら化合物を調製する方法の
例示である。
1広八 一般式Ia: (式中、R1およびR3〜R@は前述したとおりであり
、R2zは水素を除いてR2と同じ意味を有する) の化合物は、一般式■: 〈式中、R1、R′1〜R11およびRitは式Iaに
おいて述べたのと同じ意味を有し、Halはフッ素、塩
素、臭素または沃素を示す) のカルボン酸アミドを環化させることによって得ること
ができる。環化は好ましくは一般式■の化合物をそのア
ルカリ金属塩に転化し次いで0℃と反応混合物の沸点の
間の温度で縮合させることによって行う。
一般式■の出発化合物において、R1が水素と異なる場
合、金属塩化(metallation)には少なくと
も1モルの金属塩化剤を必要とする。一方、R1が水素
である場合には、少なくとも2モルの金属塩化剤を使用
すべきである。金属塩化には、チリウム、ナトリウムお
よびカリウムの各水素化物、n−ブチルリチウムのよう
なりチウムアルキル類の使用が好ましい。
反応は不活性溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、1,
4−ジオキサン、グリコールジメチルエーテル、ジエチ
レングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコ
ールジメチルエーテル、ジメチルスルホン中、ベンゼン
またはアニソール中で通常行う。環化はまた一般式Hの
カルボン酸アミドを双極性非プロトン溶媒中、好ましく
はスルホランまたはジメチルスルホン中で加熱すること
によっても行い得る。触媒量の強酸、例えば、硫黄、塩
酸、臭化水素酸、リン酸、ポリリン酸、メタンスルホン
酸またはp−)ルエンスルホン酸を使用できることが証
明されている。必要な反応温度は10〜220℃であり
、 好ましい温度範囲は 30〜1 70℃である。
一般式Ib: (式中、 1 およびR3 〜R8 は前述したとお りである) の化合物は、一般式■: (式中、R1およびR3−R1は前述したとおりであり
、Arは、例えば、フェニルまたは4−メトキシフェニ
ル基であり得る) の化合物のアリールメチル基の加水分解開裂によって調
製できる。加水分解は一20〜+150℃の温度で強酸
またはルイス酸によって行う。そのような酸は硫酸、メ
タンスルホン酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロメタ
ンスルホン酸、リン酸またはポリリン酸であり得る。リ
ン酸またはポリリン酸を使用するときには、ベンゼン、
トルエン、フェノール、アニソールまたはベラトロール
のような溶媒の添加が有利である。
塩化または臭化アルミニウムのようなルイス酸を用いて
アリールメチル基を除去する場合、芳香族炭化水素、例
えば、ベンゼン、トルエン、アニソール、またはこれら
とジクロロメタンとの混合物のような溶媒が適する。
方法Bが、R1およびR3−R11のうちのいずれかが
容易に加水分解し得る置換基である場合、例えば、R1
がアルカノイルであるかあるいはR3〜R8のいずれか
がアルカノイルアミノまたはアルコキシカルボニルであ
る場合には、好ましいものでないことは当業者にとって
明らかであろう。
R1がアルカノイルであるかR3−Raのいずれかがア
ルコキシカルボニルである場合、例えば、前述の方法A
を用いるのが好ましく;R1が水素である場合、2当量
の塩基を使用すべきである。
R3〜R11のいずれかがアルカノイルアミノである場
合、例えば、加水分解(およびその後のアシル化)を相
応するニトロ誘導体上で行い、次いで、そのニトロ部分
をアミンに還元しその後アシル化して所望の生成物を得
ることが好ましい。
一般式■c: (式中、R1/は水素を除いてR1と同じ意味を有し、
R2−Raは前述したとおりである)の化合物は、式■
: 1 (式中、R2−R1は前述のとおりである)の5.11
−ジヒドロ−6H−ジビリド〔3,2−b:2’、3’
−5)(1,4)ジアゼピン−6−オンを相応する5−
アルカリまたはアルカリ土類金属化合物に転化し、次い
で、得られたアルカリ金属化合物を式■: R1′X            (V)(式中、R1
/は水素を除いてR1と同じ意味を有し、Xは反応性エ
ステル基、ハロゲン原子、基O5O,OR” 、メタン
スルホニロキシまたはエタンスルホニロキシ基、または
芳香族スルホニロキシ基である) の化合物と反応させることによって得ることができる。
一般式■の化合物を第一段階でその相応するアルカリ金
属塩に転化させる代りに、式■の化合物のアルキル化を
トリエチルアミン、ジアゼビシクロウンデセンまたは4
−(ジメチルアミノ)ピリジンのようなアミノの存在下
または炭酸ナトリウム、炭酸カリウムまたは重炭酸ナト
リウムのようなアルカリ炭酸塩または重炭酸塩の存在下
での式■の化合物との反応によっても行い得る。
一般式■の化合物の相応するアルカリ金属またはアルカ
リ土類金属化合物への転化は式■の化合物を水酸化リチ
ウム、水酸化バリウム、水酸化ナトリウムまたは水酸化
カリウムのようなアルカリ金属またはアルカリ土類金属
水酸化物;すt−IJウムメタル−トまたはカリウムt
ert、 −ブトキシドのようなアルカリ金属アルコレ
ート;ナトリウムアミンまたはカリウムアミンのような
アルカリ金属アミン;または水素化ナトリウムまたは水
素化カリウムのようなアルカリ金属水素化物と反応させ
ることによって行い得る。反応は好ましくは適当な有機
溶媒の存在下に昇温下に行う。テトラヒドロフランまた
はグリコールジメチルエーテルのような不活性有機溶媒
がアルカリ金属水素化物を金属塩化剤として使用する場
合には好ましく、アルカリまたはアルカリ土類金属水酸
化物を使用する場合には、メタノールまたはテトラヒド
ロフランのような有機溶媒との水性混合物も使用できる
。かくして得られたアルカリまたはアルカリ土類金属置
換5.11−ジヒドロ−6H−ジピリド(3,2−b:
2’、3’−e)(1,4)ジアゼピン−6−オンの一
般式1cの化合物の転化のためには、アルカリまたはア
ルカリ土類化合物の溶液または懸濁液を直接、即ち、単
離することなしに、式■の化合物と一20℃または溶媒
または反応媒体のいずれか低い方の沸点までの昇温下で
反応させる。置換は、1当量の塩基と1当量の式■の化
合物を使用したと仮定して、式■の出発物質中のR2が
水素原子であってもジヒドロジピリドジアゼピノンの5
位置の窒素原子で殆んど全面的に起る。
式1cの化合物中での求核性置換基の存在は11−位の
窒素以外の求核性でなく所定の基を与えるように誘導し
得る置換基を有する式1cの中間体の使用を必要とし得
ることは当業者にとっては明らかであろう。例えば、R
3−R8のいずれかでのアミノまたはモノアルキルアミ
ノ置換基は好ましくはR3−R1のいずれかでニトロ基
を有する式1cの中間体をアルキル化またはアシル化し
次いでこのニトロ基を還元し、適切であれば、アルキル
化して最終生成物を得ることによって得られる。
一般式Id: (式中、R1#はアルカノイル、ヒドロキシアルキルま
たはアルコキシカルボニルメチルを除いてR2は同じ意
味を有し、R1およびR3−R8は前述の基を示す) の化合物は一般式Ibの5,11−ジヒドロ−6H−ジ
ビリド(3,2−b:2’、3’−e)ジアゼピン−6
−オンを一般式VIaの相応する金属塩または式vrb
の化合物(式Ibの化合物のR1が水素である場合)、
即ち、 (式中、Mはリチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジ
ウムまたはセシウムのようなアルカリ金属を示すか、あ
るいはMは基MgHal+を示し、11a1は塩素、臭
素または沃素原子である)に転化し、次いで、式■ R” ” X           ■(式中、R2″
およびXは前述したとおりである)の化合物でアルキル
化することによって調製できる。
一般式Ibの化合物の式Vlaおよび■bの相応するア
ルカリ金属化合物への転化は弐lbの化合物を必要に応
じてのテトラメチルエチレンジアミンの存在下のアルキ
ルリチウム(例えば、n−ブチルリチウムまたはt−ブ
チルリチウム)、リチウムジアルキルアミド(例えば、
リチウムジイソプロピルアミド、リチウムジシクロへキ
シルアミドおよびリチウムイソプロピルシクロへキシル
アミド)、了り−ルリチウム(例えば、フェニルリチウ
ム)、アルカリ金属水酸化物(例えば、水酸化リチウム
、ナトリウムまたはカリウム)、アルカリ金属水酸化物
(例えば、水素化ナトリウムまたはカリウム)またはア
ルカリ金属アミド(例えば、ナトリウムまたはカリウム
アミド)、またはグリニヤール試薬(例えば、沃化メチ
ルマグネシウム、臭化メチルマグネシウムまたは臭化フ
ェニルマグネシウム)と反応させることによって行い得
る。1当量の塩基を式Vla化合物の調製に必要とし、
また、2当量の塩基を式vrbの化合物の調製に必要と
する。金属塩化は有利には不活性有機溶媒中で一78℃
から当該反応混合物の沸点の間の温度で行う。アルキル
リチウム、アリールリチウム、リチウムジアルキルアミ
ドまたはグリニヤール試薬を金属塩化に使用する場合、
好ましい溶媒は必要に応じてのヘキサンまたはベンゼン
のような脂肪族または芳香族炭化水素との混合物中での
テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルまたはジオキサ
ンのようなエーテルであり、操作は一20〜+80℃の
温度で行う。金属塩化をアルカリ金属水素化物およびア
ルカリ金属アミドで行う場合、上述の溶媒以外に、キシ
レン、トルエン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミ
ドおよびジメチルスルホキシドを使用することもでき、
また、アルカリ金属水酸化物を用いる場合には、エタノ
ール、メタノールのようなアルコール、およびアセトン
のような脂肪族ケトン、並びにこれら溶媒と水の混合物
も使用できる。
かくして得られたアルカリ金属塩の式1dの化合物の転
化のためには、アルカリ金属化合物の溶液または懸濁液
を直接、即ち、反応生成物を単離することなしに式■の
化合物と一20℃または昇温下好ましくは溶媒または懸
濁媒の沸点または化合物■の沸点のいずれか低い方の温
度で反応させる。
式Idの化合物中の求核性置換基の存在は11−位窒素
以外の求核性でなく所要の基を与えるよう誘導し得る置
換基を有する式Id化合物の中間体の使用を必要とする
。例えば、R1−R8のいずれかでのアミノまたはモノ
アルキルアミノ置換基は好ましくはR3−R8のいずれ
かでニトロ基を有する式Idの中間体をアルキル化また
はアシル化し次いでそのニトロ基を還元し、適切ならば
、アルキル化して最終生成物を得ることによって得られ
る。
出発物質として使用する一般式■のカルボン酸アミドは
、例えば、一般式■: (式中、R+ 、、RaおよびHallは前記で定義し
たとおりである) の2−クロロ−ニコチン酸アミドの一般式■:HzN−
R”            (IX)(式中、R2′
は前記で定義したとおりである)の第一級アミンによる
アミノ化により得られる。
反応はまたトリエチルアミン、N、N−ジメチルアニリ
ン、炭酸ナトリウムおよびカリウムのような無機または
有機補助塩基の存在下で行い得る。
反応と溶媒の使用なしでも行い得るが、不活性有機溶媒
を0℃〜150℃の温度、好ましくは還流温度で用いる
ことが幾つかの利点を有する。使用できる適当な溶媒に
は、過剰量の一般式■の第一級アミン;テトラヒドロフ
ラン、1.4−ジオキサン、グリコールジメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールジメチルエーテルのような開
放類または環状エーテル;ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、クロロベンゼンまたはピリジンのような芳香族炭化
水素;メタノール、エタノール、イソプロパツールのよ
うなアルコール;ジメチルホルムアミドのような双極性
非プロトン溶媒;1,3−ジメチル−2−イミダリジノ
ン、1.3−ジメチル−テトラヒドロ−2(ll−T)
−ピリミジノンおよびスルホランがある。R1が水素と
異なる一般式■の出発物質は、一般式X: 4 S Ra 7 の2−クロロニコチン酸アミドから、−a式■のアルキ
ル化剤と、例えば、トリエチルアミン、ジアザビシクロ
ウンデセン、4−(ジメチルアミノ)ピリジンのような
アミン類;水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸
化カルシウムのようなアルカリまたはアルカリ土類金属
水酸化物;または炭酸ナトリウム、炭酸カリウムまたは
炭酸水素カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩またはア
ルカリ土類金属の炭酸塩または重炭酸塩のプロトン受容
体の存在下で反応させることにより調製する。
一般式Xの2−クロロニコチン酸アミドは2−クロロニ
コチン酸クロリドと3−アミノ−2−ハロゲン−ピリジ
ンとの周知の反応条件下での縮合により調製できる。
他の出発物質はすべて文献公知であり、購入し得、ある
いは文献公知の手順により得ることができる。
方抜旦 方法Eにおいては、−Zが硫黄である化合物を、Zが酸
素である弐■の化合物を2.4−ビス(4−メトキシフ
ェニル)−1,3−ジチア−2,4−ジホスフエタンー
2.4−ジスルフィド、ビス(トリクロロヘキシル錫)
スルフィド、ビス(トリーn−ブチル錫)スルフィド、
ビス(トリフェニル錫)、ビス(トリメチルシリル)ス
ルフィドまたはホスフォラスペンタスルフィドのような
硫化剤と反応させることによって得られる。反応は二硫
化炭素、ベンゼンまたはトルエンのような不活性有機溶
媒中で室温以上、好ましくは反応混合物の沸点までの昇
温下で好ましくは無水条件下で行う。上述の錫またはシ
リルスルフィドを使用する場合、硫化反応をトリ塩化は
う素のようなルイス酸の存在下で行うのが好ましい。
式■の化合物、例えば、Zが酸素でありR3〜R″のい
ずれかがアルカノイルである化合物中のさらなるカルボ
ニル成分の存在はそのケトンカルボニルを硫化反応前に
適当な保護基により公知の方法で保護するし;硫化反応
後の脱保護により所望の化合物を得ることを必要とする
ことは当業者にとって明らかであろう。同様に、R2が
、例えば、アルカノイルである場合にも、硫化反応は1
1−位窒素のアシル化前に行なわなければならないこと
は明らかであろう。R3−R8のいずれかでの置換基が
ニトロから誘導され得る、例えば、アルカノイルアミノ
である場合、硫化反応は相応するニトロ誘導体上で行い
次いで適当な(公知の)還元を行い最後にアシル化を行
って所望生成物を得ることができる。
式■の化合物は、必要に応じ、その無毒性の薬学上許容
し得る酸付加塩に、通常の方法により、例えば、弐Iの
化合物を適当な溶媒に溶解し、得られた溶液を1モル当
量以上の所望の酸で酸性化することにより転化できる。
本発明はそのような塩も含む。
式■の化合物と無毒の薬学上許容し得る酸付加塩を形成
する無機および有機酸の例は次の如くである:塩酸、臭
化水素酸、硫酸、リン酸、硝酸、酒石酸、クエン酸、メ
タンスルホン酸等。一般式■の化合物は通常1モル当量
の酸と酸付加塩を形成する。
上述の弐Iの化合物は、HIV−1逆転写酵素に対する
抑制活性を有する。適当な投与形で投与したとき、これ
らの化合物はAIDS、ARCおよびHIV感染に伴う
関連不整合の予防または治療において有用である。従っ
て、本発明のもう1つの局面はHIV−1に暴露または
感染したヒトに対し予防または治療上有効量の前記した
ような新規な式Iの化合物を投与することを含むHIV
−1感染の予防または治療方法である。
式Iの化合物は経口、非経口または局所的経路により単
一または分割投与で投与できる。式■の化合物の適当な
経口投与量は約10〜500w/日の範囲であろう。非
経口製剤においては、適切な投与量単位は1〜50■の
上記化合物を含有し得、局所的投与においては、0.0
1〜1%の活性成分を含有する製剤が好ましい。しかし
ながら、理解すべきことは投与量は患者間で変化し、あ
る特定の患者の投与量はその臨床的判断に依存し、適切
な投与量を決める基準としては、患者の体重および状態
並びに患者の薬剤に対する応答性を用いるであろうとい
うことである。
本発明の化合物を経口ルートで投与すべきときには、こ
れら化合物を適合性ある製剤上の担体即ちキャリヤー物
質と共に含有する製薬調合物の形の医薬として投与でき
る。そのようなキャリヤー物質は経口投与に適する不活
性有機および無機キャリヤー物質であり得る。そのよう
なキャリヤー物質の例は水、ゼラチン、タルク、スター
チ、ステアリン酸マグネシウム、アラビアゴム、植物油
、ポリアルキレングリコール、石油シェリー等である。
製薬調合物は通常の方法で調製でき、最終の投与形は固
形投与形、例えば、錠剤、ドラジェ、カプセル等または
液状投与形、例えば、溶液、懸濁液、乳化液等であり得
る。製薬調合物は滅菌のような通常の製薬上の操作に供
し得る。さらに、製薬調合物は防腐剤、安定剤、乳化剤
、風味改良剤、湿潤剤、バッファー、浸透圧変化用の塩
類等の通常のアジュバントを含有し得る。使用できる固
形キャリヤー物質には、例えば、スターチ、ラクトース
、マンニトール、メチルセルロース、微結晶性セルロー
ス、タルク、シリカ、二塩基性リン酸カルシウム、およ
び高分子量ポリマー類(ポリエチレングリコールのよう
な)がある。
非経口用途においては、式Iの化合物を薬学上許容し得
る油または液体混合物中の水性または非水性の溶液、懸
濁液または乳化液で投与することが好ましく、これうの
液は殺菌剤、抗酸化剤、防腐剤、溶液を血液と等張性に
するバッファーまたは他の溶解物、増粘剤、懸濁剤また
は他の薬学上許容し得る添加剤を含有し得る。このタイ
プの添加剤には、例えば、酒石酸塩、クエン酸塩および
酢酸塩の各バッファー、エタノール、プロピレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、複合体形成剤(EDT
Aのような)、抗酸化剤(重亜硫酸ナトリウム、メタ重
亜硫酸ナトリウムおよびアスコルビン酸のような)、粘
度調製用の高分子量ポリマー(液状ポリエチレンオキサ
イドのような)およびソルビトール無水物のポリエチレ
ン誘導体がある。安息香酸、メチルまたはエチルパラベ
ン、ベンズアルコニウムクロリドおよび他の第4級アン
モニウム化合物のような防腐剤も必要に応じて添加し得
る。
本発明の化合物はまた鼻投与用の溶液として投与でき、
本発明の化合物に加え、適当なバッファ、緊張性調製剤
、微生物的防腐剤、抗酸化剤および水性ベヒクル中での
増粘剤を含有し得る。増粘に使用する剤の例はポリビニ
ルアルコール、セルロース誘導体、ポリビニルピロリド
ン、ポリソルベートまたはゼラチンである。添加する微
生物的防腐剤にはベンズアルコニウムクロライド、チメ
ロサール、クロロブタノール、またはフヱニルエチルア
ルコールがある。
さらに、本発明の化合物は座薬としても投与できる。
前述したように、本発明の化合物はHIV−IRTの酵
素活性を抑制する。後述するようなこれら化合物のかな
り広範な試験に基づいて、HIVRTのRNA依存性D
NAポリメラーゼ活性が抑制されることを知見した。本
明細書では述べないが、他の試験により、本発明の化合
物はHIVRTのDNA依存性、DNAポリメラーゼ活
性も抑制するものと信じている。
以下の逆転写酵素(RT)アッセイを用いて、各化合物
をそのHIV  RTのRNA依存性DNAポリメラー
ゼ活性を抑制する能力について試験できる。以下の各実
施例で示すあるいくつかの特定の化合物をそのようにし
て試験した。この試験結果は後の第1表に示す。
(RT)アッセイ アンセイ理論: ヒト免疫不全ウィルス(HIV−1)がコードする酵素
のなかには、RNA鋳型(テンプレート)からDNAコ
ピーを転写することからそのように命名された逆転写酵
素(1)が存在する。この活性は、以前に開示された無
細胞酵素アッセイ (2)において定量的に測定でき、
逆転写酵素が合成鋳型〔オリゴd (G)で感作したポ
リr(C))を用いて”H−dGTPを基質として用い
た放射標識した酸沈降性DNAストランドを転写できる
という観察に基づく。
材料: a)酵素の調製 ヒト免疫不全ウィルス(HIV−1)のLAV株からの
逆転写酵素(1)を発現ベクターp [Bi12(4)
中のlaCプロモーターの制御下にあるDNAクローン
p BPT prtj!”(2)を発現する菌株JM1
09 (3)から単離した。陽性選択用の100μg/
mlのアンピシリン加ZXYT培地中で増殖させた一夜
培養物(37℃、225rpm)(5)を10μg/m
ff1のチアミン、0.5%のカザミノ酸および50μ
g/ll1Nのアンピシリン加M9培地(5)中に1:
40希釈で接種する。
培養物を0.3〜0.4の0D540に達するまでイン
キュベートする(37℃、225 rpm)。この時点
で、リプレッサーインヒビターIPTG(イソプロピル
b−D−チオガラクトピラノシド)を0.5mMに加え
さらに2時間インキュベートする。
菌をペレット化し、50mMのトリス、0.6mMのE
DTA、0.375MのNaClのパンファー中に再Q
fiさせ、リゾチームを加えて30分間氷上で消化する
。細胞を0.2%のNP−40の添加により熔解しI 
MNaCβにする。
不溶性細片を遠心により除去したのち、たん白質を3容
量の飽和硫酸アンモニウム水溶液の添加により沈降させ
る。得られた酵素をペレット化し、RTバッファー(5
0aMのトリスpH7,5,1mMのEDTA、5mM
のDTT、0.1%のNP−40゜0.1MのNaC1
、および50%のグリセリン)中に再懸濁させ、70℃
で後の使用のために保存する。
b)2倍濃縮保存反応混合物の組成 孟存果M          11混金還刷IMのトリ
スp)17.4        100mMIMのジチ
オスリエトール     40mMIMのNaC112
0mM 1%のノニデットP −400,1% IMのMgC14mM (1+Jr(C)/オリゴd(G))  (5:  1
)               2  μg/m 1
”H−dGTP  (81MM)       0.6
μ門アッセイ手順: 2倍濃縮保存反応混合物を小分けし一20℃で保存する
。混合物は安定であり各アッセイの使用のために溶解さ
せる。この酵素アッセイは9bウエルマイクロタイター
プレート装置に適合し、従来開示されている(6)。ト
リスバッファー(501、pH7,4)、ベヒクル(化
合物の希釈に適合するように希釈した溶媒)、またはベ
ヒクル中の化合物を96ウエルマイクロタイタープレー
ト中に分配する(10IJ1/ウェル;3ウ工ル/化合
物)。
HIVRT酵素を溶解し、50a+MのトリスpH7,
4中で希釈して希釈酵素の15μlが0.001ユニツ
ト(1ユニツトは25℃で1分当り1マイクロモルの基
質を形質転換する酵素の量である)を含有するようにし
、各ウェルに分配する。0.12−〇、5MのEDTA
の20μlをマイクロタイタープレートの最初の3つの
ウェルに加゛える。 HDTAは存在するMg”をキレ
ート化し逆転写を防止する。
この群はすべての他の群から差引く背景重合として働く
。25μlの上記2倍反応混合物をすべてのウェルに加
え、そのアッセイを室温で60分間インキュベートさせ
る。アッセイは各ウェル中でDNAをピロリン酸ナトリ
ウム(1%w/v)中トリクロロ酢酸(TCA)(10
%−/v)の50plで沈降させることにより終結させ
る。マイクロタイタープレートを4℃で15分間インキ
ュベートし、沈降物をスカトロン(Ska tron)
半自動ハーベスタ−を用いて#30ガラス繊維紙(5e
hleicher &5chuell 社)上に固定す
る。次いで、このフィルターを追加の1%のどロリン酸
ナトリウムを含有する5%TCAで洗浄し、70%水性
アルコールですすぎ、乾燥させ、シンチレーション バ
イアルに移す(6)。各バイアルは21mlのシンナレ
ーションカクテルを受は入れペックマンベータカウンタ
ー内で計数する。
%抑制の計算は次のとおりである: 4゜ 5゜ 献: Benn、 S、等、5CIENCE 230 : 9
49.1985Farmerie、W、 G、等、5C
IENCE 236 : 305.1987Yanis
ch−Perron、 C,、Viera、 J、、お
よびMessing、 J、 GENE 33 : 1
03 、1985International Bio
technologies、 Inc、 P、O。
ボックス955B、ニューヘフ゛ン(コネチカ・ント州
’) 06535 Maniatis、 TlFvitsch、 E、 P
、+およびJ、 Sambrook m、MOLECU
LARCLONING:^LABORATORY MA
NUAL、ゴールド スプリングハーバ−ラボラトリ−
社、1982 5. 5pira、 T、等、J、 C11nical
 Microbiology25 : 97 、198
7 RTアッセイにおいて活性である化合物が生体系におい
てもHIV複製を抑制する能力を有することを確認する
ために、本発明の各化合物を以下に述べるヒトT−細胞
培養アッセイにおいても試験した。この試験の結果を第
1表に示す。
ヒトffJ己l立 アッセイ アッセイ理論:融合細胞の生成はHrV−1感染CD4
+T細胞のインビトロ培養物の特徴を有する。このアッ
セイにおいては、T細胞を推定の複製抑制性化合物で処
理し次いでHIV−1で感染させる。インキュベーショ
ン後、培養物を融合細胞の生成についてチエツクする。
融合細胞の不存在または減少を試験化合物のHIV複製
を抑制する能力の尺度として使用する。
アッセイ方法:ターゲット細胞、標示C8166はT細
胞起源のヒトリンパ細胞のサブクローンであり、9bウ
エル平底プレート中のRPM11640(+lO%ウシ
胎児血清)培地中での5XIO’/100μβの初期密
度で確立する。DMSO中に溶解させた選定量の試験化
合物を含有させる。
24時間後、HIV−1のHTLV−IIIB株の50
 1QOTCIDs。(試験培養物の50%において誘
起した効果をもたらす投与ff1)  (2)を各培養
物に接種する。対照培養物は化合物またはウィルスのみ
を受は入れる。ウィルス攻撃の5日後、培養物をウィル
ス誘起巨大細胞融合細胞のひん度および分布について目
視試験する。試験化合物による%抑制を対照値との比較
により決定する。
ウィルス複製の存在または不存在の確認はすべての試験
群からの無細胞培養液を収穫することによって行い、3
日後の二次ヒトT細胞培養物中の融合細胞生成の誘発を
介しての感染子孫の存在または不存在を測定する。
文献: (11M、 Somasundaranおよびl、 L
、 Robinson 。
5cience 242.1554 (1998)(2
) G、 M、 Shaw、R,H,HahnSs、 
K、 Arya。
J、 E、 Groopman、 R,C,Ga1lo
およびF、  Wong−Staal  、、 5ci
ence  226.1165(1984) 本発明の化合物の酵素抑制活性の特異性を評価するため
に、それ自体公知の方法を用い、2,3の化合物をネコ
白血病ウィルス由来逆転写酵素およびウシ胸腺由来DN
Aアルファーポリメラーゼを抑制するその能力について
試験した。かくして試験した化合物で上記の酵素に対し
て何らかの抑制活性を有することが観察されたものはな
かった。
これらの結果は本発明の化合物の酵素抑制活性がHIV
RTに対しむしろ特異的であることを示している。
本発明の化合物の細胞毒性をおおよそ評価するために、
幾つかのそのような化合物を以下に述べるMTT細胞毒
性アッセイで試験した。この試験の結果は第1表に示す
。比較的高いEC,。を有する化合物が好ましい。
生 のMTTアッセイ アッセイ理論: MTT (3−(4,5−ジメチルチアゾール−2イル
)−2,5ジフエニルテトラゾリウムブロマイド〕アツ
セイは代謝的に活性な細胞によるテトラゾリウムブロマ
イドの分裂に基づき、高定量性の青色を生じる。このア
ッセイは以前に開示されているが(1)、本試験の目的
に最適である。
アッセイ方法: H9細胞系(2)、即ち、10%ウシ胎児血清加RPM
11640中で増殖させた確立ヒトリンパ球懸濁細胞系
をこのアッセイのターゲット細胞系として用いる。細胞
(100μりを種々の濃度の抑制剤の存在下で105細
胞/rd!の濃度でマイクロテストプレートウェル中に
塗床する。細胞を37℃で湿潤C02インキュベーター
中でインキュベートする。5日後、20μlのMTT 
(音波処理し、0,2ミクロンフィルター処理し、4℃
で保存したRPM11640中5mg/mf)を各ウェ
ル中に加える。37℃で追加の4時間インキュベーショ
ン後、60μlのトリトン−Xを各ウェルに加え、十分
に混合して結晶の溶解を促進する。
無水アルコール(5μl)を各ウェルに加え、得られた
混合物を60℃で30分間インキュベートし、直ちに5
70nmの波長でプレートリーダー(Dynatech
社)を読む。
このアッセイからのデータを用いてE Cso、最高無
毒濃度を与える非直線回帰分析を行う。
文献: 1、 Mosmann 、 Tim 、 J、 Imm
unol、 Methods 。
65:55.1983 2、 Jacobs、 J、 P、、 J、 Natl
、 Cancer In5t、。
34:231,1965 第  1  表 1      100    100      NT
注: NT=試験せず 実施例 以下の実施例は本発明をさらに具体的に説明するもので
あり、当業者が本発明をより凡論に理解するのを可能に
する。しかしながら、本発明は以下の特定の実施例に限
定されるものでないことを理解すべきである。
2.66 g (0,01モル)の5.11−ジヒドロ
−11−エチル−5−メチル−6H−ジピリド(3,2
−b:2’、3’−e)(1,4)ジアゼピン−6−オ
ンと2.10 g (0,005モル)のラヴ1 ”/
ソン試薬(Lawesson ’ s reagent
) < 2 。
4−ビス(4−メトキシフェニル)−1,3−ジチア−
2,4−ジホスフエタンー2,4−ジスルフィド)との
50m1)ルエン中混合物を2.5時間リフランクスさ
せた。生成物を酢酸エチルで抽出し、乾燥させ(無水硫
酸ナトリウム)、真空濃縮した。精製はシリカゲルカラ
ム上で最初の溶出剤として塩化メチレンを次いで酢酸エ
チル/ヘキサン(1: 4)を用いて行った。溶媒を真
空除去して、2.20g(理論値の74%)の5.11
−ジヒドロ−11−エチル−5−メチル−6H−ジピリ
ド Ca   2−b:2’、3’−eコ 〔1,4)
ジアゼピン−6−チオンを黄色粉末として得、これを1
0%ヘキサン/酢酸エチルから再結晶させて1.1gの
黄色針状物、m、p、(融点)157〜158℃を得た
得られた化合物について、逆転写酵素抑制アッセイ (
10gg/−で)及びT細胞培養アッセイ(3μg/−
で)を行ったところ、いずれについても100%抑制を
示した。
一才ン 効率的なレフラックスコンデンサー、機械的撹拌器およ
び滴下ロートを取り付けた3つ口丸底フラスコに、40
0−のジオキサン、500rnlのシクロヘキサンおよ
び130rdのピリジンとの混合物中に溶解させた21
5g(1,672モル)の3−アミノ−2−クロロピリ
ジンを入れた。299.2g(1,7モル)の新たに調
製した2−クロロ−3−ピリジンカルボン酸クロリドの
200m1ジオキサン中溶液を制御下に激しい反応を保
持するような速度で加えた。その後、反応混合物を室温
に冷却し、得られた結晶沈澱物を濾別し、シクロヘキサ
ンとエーテルで連続的に洗浄した。
暗褐色生成物を51の水酸化ナトリウム3%水溶液に溶
解させた。得られた溶液を活性炭で処理し、吸引濾過し
、濾液を50%希酢酸を添加して酸性化した。得られた
沈澱物を濾過により集め十分に水洗した。室温の窒素流
中で一夜乾燥させたのち、殆んど無色の生成物は156
〜159℃のm、 p、を有しておりさらなる反応のた
めに十分に純粋であった。収量は376.0であった(
理論値の84%)。
b)N−(2−クロロ−3−ピリジニル)−2−〔〔(
4−メトキシフェニル)メチル〕アミンン−3−ピリジ
ンカルボキシアミド 13.4 g (0,05モル)の工程a)で得た生成
物を20m1のキシレン中に溶解し、得られた溶液を1
3.8g(0,1モル)のp−メトキシベンジルアミド
と混合した。その後、混合物を2時間リフラックスさせ
た。反応混合物を真空蒸発させ、残留物をシリカゲル(
0,2〜0.5+n+n)上でのカラムクロマトグラフ
によりジクロロメタン/酢酸エチル10/1  (V/
V)を溶出剤とした用いて精製した。
122〜124℃で溶融する無色結晶を得た(アセトニ
トリルからの再結晶後に)。収量は17.2gであった
(理論値の93%)、。
シー6−オン 16.7 g (0,0453モル)の工程b)で得た
生成物を150m1の無水ジオキサンに溶解し、得られ
た溶液を6.7g(0,14モル)の鉱油中50%水素
化ナトリウム分散液と混合した。その後、混合物を、低
窒素流により外的雰囲気に対して保護しながら、出発物
質がTLCにより検出できなくなるまでリフラックスさ
せた。水素化ナトリウムの余剰分を10m12のメタノ
ールとテトラヒドロフラン(50/ 50v/v)の混
合物を注意深く添加することにより分解させた。反応混
合物を酢酸の添加により中和し次いで真空蒸発させた。
残留物をシリカゲル(0,2〜0.5+nm)上のカラ
ムクロマトグラフィによりジクロロメタン/酢酸エチル
(10/L v/v)およびジクロロメタン/酢酸エチ
ル1/l  (v/v)を溶出剤として連続的に用いて
精製した。適当なフラクションの蒸発により得た結晶生
成物をアセトニトリルおよび2−プロパツールから再結
晶させた。生成物は213〜215℃のm、p、を有し
、5.11−ジヒドロ−11−〔(4−メトキシフェニ
ル)メチル)−68−ジピリド(3,2−b:2’ 、
3’−e)[1,4)ジアゼピン−6−オンとして固定
した。収量は10、3 gであった(理論値の68%)
。RFo、7(Marcherey−Nage1社、ポ
リグラムSIL G/[IV2S4、TLC用プリコー
トプラスチックシート;ジクロロメタン/酢酸エチル1
 / 1 v/v)。
シー6−オン 10.0g(0,3モル)の工程C)で得た生成物を5
0mt’のトリフルオロ酢酸に溶解し、それによって混
合物は幾分温かくなった。その後、反応混合物を60℃
で1時間撹拌した。出発物質はその時点でTLCによっ
ては検出できなかった。次いで、混合物を真空蒸発させ
た。かくして得られた残留物を0.5%アンモニア水と
十分に撹拌し次いで吸引濾過した。生の生成物を150
−のジメチルスルホキシドから再結晶させて〉340℃
のm、 p、を有する無色結晶を得た。収量は4.8g
であった(理論値の75%〉。この生成物は5.11−
ジヒドロ−6H−ジピリド[3,2−b:2’3’−e
)C1,4]ジアゼピン−6−オンとして同定された。
e)これとは別に、工程Cに続いて、生成物10gをト
リフルオロ酢酸と反応させ、室温で1時間撹拌し、酸を
真空蒸発させ、残渣を0.3%アンモニアとともに1時
間撹拌することができる。
固形分を濾別し、乾燥して5−メチル置換誘導体6.7
gを得た。
ミネラルオイルに分散させた50%NaH2,0gを、
100rnlのジメチルホルムアミドに5.75gの前
記5−メチル誘導体を溶解したものに加えた。水素の発
生が止まった後、混合物を50℃で30分間加熱し、次
いで室温で一夜撹拌した。氷を加え、次に水を加えて過
剰のNaHを分解した。生成物をエーテルで抽出し、乾
燥(無水硫酸ナトリウム)し、蒸発させて、5,11−
ジヒドロ−11−エチル−5−メチル−6H−ジピリド
[3,2−b : 2’ 、  3’ −e)(1,4
]ジアゼピン−6−オン(融点130〜132℃)を4
.5g得た。
下記の化合物を実施例1 (出発物質の調製)、方法C
及びD (Z=O)及び方法E (Z=S)に従って製
造し、上記逆転写酵素抑制アッセイに従ってテストした
「 チオラクタムと記載されていない場合、Zは酸素原子で
ある。又、下記の表の“その他”の欄に記載がない場合
には、化合物は2,3,4゜7.8及び9位に置換基を
有しない。
2 −CH2Ph−4−0馳 −C1,Ph −CHzPh−4−OMe −cHzcozp h Et Et Et −α)CIl3 Et Et Et Et [it Et Et −α)CIl ff Et Et 抑制効果(℃ そ       10   d 81% 66% 45% 96% 71% 4−Et    100% B−CI     94% 4−Me     98% 73% 93% 2.3−di ’he   100% 9−Me     86% 2−恥    91% 2.4−di Me   100% 3−Me     95% 3−恥    I% 印% 2.9−di h   93% 2+4+9−tr+翻100% 占(°C) 209−210 120−121.5 117−118 220−222 212−214 105−106 157−159 138−143 118−120 212−214 244−247 263−266 210−211 not avail 4−96 >215 (dec) 100−102 228−230 −Me 3.4−di馳 3.4−di Me 9−馳  −C1 −C1 −CI −C1 7−馳 8.9−di恥 −M6 −C1 −OMe 抑制効果(1) 0  d 100% 100% η% %% %% 弱% 92% η% 訂% 泉% %% 100% 94% 100% (資)% 42% 四% 100% %% 占(°C) 124−126 265−266 119−120 9−93 123−124.5 109−110 217−218 1211−125 169−170 3−95 252−254 143−145 169−170 125−126 193−194 204−206 182−183 184−186 156−157 そ  −Et  −Br 3−No! 3−Ni+! 4−恥 2.4−di恥  −Me 抑制効果(1) 01d 100% 占(°C) 218−219 233.5−235.5 154−156 235−240 188−189 151−153 122−124 2−0恥 2−0■ 116−118 215−218 −NH1 2−NtlMe 197−199 186−189 実施例 A カプセルまたは錠1 A−I          A−2 −成一分一□−成−二分一量 活性化合物    50■ 活性化合物    50■
スターチ    160■ リン酸二カルシウム  1
60■マイクロクリスタルセルロース    90■ 
 マイクロクリスタル七ルロース    90■ナトリ
ウムスターチゲルクテート   10■  ステア リ
 ン酸       5■ステアリン 酸マグネシウム
     2■  ナトリウムスターチグリボレート 
  10■とニームFスロイ「状シリカ    1■ 
 とュームドプロイr  状シリカ    1■活性化
合物を潤滑剤を除いた上記の予備混合賦形剤物質と混合
して粉末混合物にする。次いで、潤滑剤を混合して、得
られた混合物を錠剤に圧縮加工するかあるいは硬質ゼラ
チンカプセルに充填する。
実施例 B 活性化合物        500mg酒石酸    
 1.5g ベンジルアルコール      0.1m1%注射用水
        100mfに達する量賦形剤物質を水
と混合し、その後、活性化合物を加える。混合を溶液が
透明になるまで続行する。
この溶液のpHを3.0に調製し次いで適当なバイアル
またはアンプルに濾過して入れオートフレイブ処理によ
り滅菌する。
実施例 C 活性化合物 クエン酸 ペンズアルコニウムク1ライF DTA ポリビニルアルコール 水 100■ 1、92 g O,025重量% 0.1   重量% 10重量% 100+wj!に達する量 付形剤物質を水と混合し、その後、活性化合物を加え、
混合を溶液が透明になるまで続行する。
この溶液のpHを4.0に調製し、次いで、適当なバイ
アルまたはアンプルに濾過して入れる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 I で表わされる化合物又はその薬学上許容しえ
    る酸付加塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼ I 〔式中、Zは酸素または硫黄であり; R^1は水素、1〜5個の炭素原子を有するアルキルま
    たはフルオロアルキル、トリハロメチル、3〜5個の炭
    素原子を有するアルケニルまたはアルキニル、2−ハロ
    −プロピル−1−イル、アリールメチル(そのアリール
    部分は置換されてないかまたはメチル、メトキシまたは
    ハロゲンで置換されたフェニル、チエニルまたはフラニ
    ルである)、2〜3個の炭素原子を有するアルカノイル
    、または2〜4個の炭素原子を有するアルコキシアルキ
    ルまたはアルキルチオアルキルであり; R^2は水素、1〜5個の炭素原子を有するアルキルま
    たはフルオロアルキル、2〜5個の炭素原子を有するア
    ルケニルまたはアルキニル、2〜4個の炭素原子を有す
    るアルコキシアルキルまたはアルキルチオアルキル、2
    〜4個の炭素原子を有するアルカノイル、2〜5個の炭
    素原子を有するヒドロキシアルキル、アリールメチル(
    そのアリール部分は置換されてないかまたは1〜3個の
    炭素原子を有するアルキルまたはアルコキシ、ヒドロキ
    シまたはハロゲンで置換されたフェニル、チエニルまた
    はフラニルである)、フェニル(置換されてないかまた
    は1〜3個の炭素原子を有するアルキルまたはアルコキ
    シ、ヒドロキシまたはハロゲンで置換された)、または
    アルコキシ部分が1〜5個の炭素原子を有するアルコキ
    シカルボニルメチルであり;そして、 R^3〜R^8は各々水素であるか; R^3〜R^8の1つは1〜4個の炭素原子を有するア
    ルキル、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシまたは
    アルキルチオ、2〜4個の炭素原子を有するアルカノイ
    ル、2〜4個の炭素原子を有するアルカノイルオキシ、
    1〜4個の炭素原子を有するアルカノイルアミノ、1〜
    4個の炭素原子を有するアミノアルキル、アルコキシお
    よびアルキル部分の各々が1〜2個の炭素原子を含有す
    るアルコキシカルボニルアルキル、2〜4個の炭素原子
    を有するカルボキシアルキル、各アルキル部分が1〜2
    個の炭素原子を含有するモノ−またはジ−アルキルアミ
    ノ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、カルボキシ、アミノ
    、各アルキル部分が1〜2個の炭素原子を有するモノ−
    またはジ−アルキルアミノアルキル、アジドまたはハロ
    ゲンであり、他の5つの置換基は水素であるか;あるい
    はR^3、R^4、R^5は各々独立に水素または1〜
    3個の炭素原子を有するアルキル基であるが、これら置
    換基の少なくとも1つが水素であるか、またはR^3、
    R^4およびR^5の1つがブチルで残りの2つの置換
    基が水素であり、そして R^6、R^7およびR^8は各々独立に水素または1
    〜3個の炭素原子を有するアルキルであるが、これら置
    換基の少なくとも1つは水素であるか、またはR^6、
    R^7およびR^8の1つがブチルであり残りの2つの
    置換基が水素である;ただし、Zが酸素であり、R^1
    とR^2が同じものまたは異なるものであって水素また
    は1〜5個の炭素原子を有する直鎖若しくは分岐アルキ
    ルである場合、R^3〜R^8の少なくとも1つは水素
    以外である〕 2、Zが酸素または硫黄であり; R^1が水素、1〜5個の炭素原子を有するアルキルま
    たはフルオロアルキル、トリハロメチル、2〜4個の炭
    素原子を有するアルケニルまたはアルキニル、2−ハロ
    −プロペン−1−イル、または2〜3個の炭素原子を有
    するアルコキシアルキルまたはアルキルチオアルキルで
    あり; R^2が1〜4個の炭素原子を有するアルキルまたはフ
    ルオロアルキル、2〜4個の炭素原子を有するアルケニ
    ルまたはアルキニル、2〜4個の炭素原子を有するアル
    コキシアルキルまたはアルキルチオアルキル、2〜3個
    の炭素原子を有するアルカノイル、2〜4個の炭素原子
    を有するヒドロキシアルキル、アリールメチル(そのア
    リール部分は置換されてないかまたはメチル、ヒドロキ
    シ、メトキシまたはハロゲンで置換されたフェニルまた
    はチエニルである)、フェニル(置換されてないかまた
    はメチル、メトキシ、ヒドロキシまたはハロゲンで置換
    された)またはアルコキシ部分が1〜5個の炭素原子を
    有するアルコキシカルボニルメチルであり:R^3、R
    ^4およびR^5が各々独立に水素またはメチルである
    が、これら置換基の少なくとも1つは水素であり、ある
    いはR^5がエチル、プロピルまたはブチルであり、残
    りの2つの置換基が水素であり; R^6、R^7およびR^8は各々独立に水素またはメ
    チルであるが、これら置換基の少なくとも1つは水素で
    あり、あるいはR^6がエチル、プロピルまたはブチル
    であり、残りの2つの置換基が水素である請求項1記載
    の式 I の化合物またはその薬学上許容し得る酸付加塩
    。 3、Zが酸素または硫黄であり; R^1が水素、1〜4個の炭素原子を有するアルキルま
    たはフルオロアルキルまたはアリルであり; R^2が1〜4個の炭素原子を有する直鎖または枝分れ
    のアルキルまたはフルオロメチル、アリルまたはベンジ
    ルであり;そして、 R^3〜R^8が各々水素である請求項1記載の式 I
    の化合物またはその薬学上許容し得る酸付加塩。 4、HIV−1に暴露または感染したヒトに、予防上ま
    たは治療上の有効量の請求項1、2または3記載の式
    I の化合物を投与することを特徴とするHIV−1感染
    の予防または治療方法。 5、予防上または治療上の有効量の請求項1、2または
    3記載の式 I の化合物、および薬学上許容し得る担体
    とを含むHIV−1感染の予防または治療用医薬組成物
    。 6、次の各方法の1つを実施すること; A、一般式II ▲数式、化学式、表等があります▼II (式中、R^1およびR^3〜R^8は式 I において
    述べたのと同じ意味を有し、R^2′は水素を除いてR
    ^2と同じ意義を有する) のカルボン酸アミドを環化させることによるR^2が水
    素以外である式 I の化合物の調製方法、B、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼III (式中、R^1およびR^3〜R^8は式 I bにおい
    て述べるとおりであり、Arはフェニルまたは4−メト
    キシフェニル基である) の化合物のアリールメチル基を加水分解的に開裂させる
    ことによる式 I b: ▲数式、化学式、表等があります▼ I b (式中、R^1およびR^3〜R^8は式 I において
    述べたのと同じ意味を有する) の化合物の調製方法、 C、式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼IV (式中、R^2〜R^8は前述のとおりである)の5,
    11−ジヒドロ−6H−ジピリド〔3,2−b:2′,
    3′−e〕〔1,4〕ジアゼピン−6−オンを対応する
    5−アルカリまたはアルカリ土類金属化合物に転化し、
    次いで、得られたアルカリ金属化合物を式V: R^1′XV (式中、R^1′は水素を除いてR^1と同じ意味を有
    し、Xは反応性エステル基、ハロゲン原子、基OSO_
    2OR^1′、メタンスルホニロキシまたはエタンスル
    ホニロキシ基、または芳香族スルホニロキシ基である) の反応性エステルと反応させることによるR^2〜R^
    8が式 I において述べたとおりであり、R^1が水素
    以外である式 I の化合物の調製方法、C′、前述の式
    IVの化合物を前述の式Vの化合物とアミンの存在下また
    は炭酸アルカリ塩または重炭酸アルカリ塩の存在下に反
    応させることによるR^2〜R^8が式 I において述
    べたとおりでありR^1が水素以外である式 I の化合
    物の調製方法、 D、R^2が水素である式 I の化合物を、一般式IVa
    またはIVb(R^1が水素のとき):▲数式、化学式、
    表等があります▼VIa▲数式、化学式、表等があります
    ▼VIb 〔式中、R^1は前述のとおりであり、Mはアルカリ金
    属を示すかまたはMは基MgHal(Halは塩素、臭
    素または沃素原子である)を示す〕の対応する金属塩に
    転化し、次いで、一般式VIIR^2″XVII (式中、R^2″はアルカノイル、ヒドロキシアルキル
    またはアルコキシカルボニルを除いてR^2と同じ意味
    を有し、Xは前述のとおりである) の化合物でアルキル化することによるR^2がアルカノ
    イル、ヒドロキシアルキルまたはアルコキシカルボニル
    以外であり、R^1およびR^3〜R^8が式 I にお
    いて述べたとおりである式 I の化合物の調製方法。 E、Zが酸素である式 I の化合物を硫化剤と反応させ
    ることによるZが硫黄でありR^1〜R^8が式 I に
    おいて述べたとおりである式 I の化合物の調製方法、 さらに、上記の方法の各々において、任意の反応性基を
    所望または必要に応じて保護できること; その後、所望に応じて、 a)任意の保護基を脱保護すること、 b)ニトロ基をアミノ基へ加水分解することc)アミノ
    基をアシル化してアルカノイルアミノ基を形成させるこ
    と、 d)アミノまたはアミノアルキル基をアルキル化してモ
    ノまたはジアルキルアミノ基、 またはモノまたはジアルキルアミノアルキ ル基を形成させること、 e)R^2が水素である式 I の化合物の11位置の窒
    素原子を、好ましくは方法Eの後に、アシル化すること
    ; さらにその後、式 I の化合物をそのまゝまたはその薬
    学上許容し得る酸付加塩として単離すること; を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の化合物
    の調製方法。 7、請求項1〜3のいずれか1項に記載したあるいは請
    求項6記載の方法により調製した化合物を薬学上許容し
    得る担体または賦形剤と混合することを特徴とする薬剤
    組成物の調製方法。
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