JPH03114318A - マイクロ波シンセサイザ - Google Patents

マイクロ波シンセサイザ

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JPH03114318A
JPH03114318A JP1253035A JP25303589A JPH03114318A JP H03114318 A JPH03114318 A JP H03114318A JP 1253035 A JP1253035 A JP 1253035A JP 25303589 A JP25303589 A JP 25303589A JP H03114318 A JPH03114318 A JP H03114318A
Authority
JP
Japan
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frequency
oscillator
output
signal
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP1253035A
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English (en)
Inventor
Yukio Masuko
益子 行夫
Noriyuki Akaha
赤羽 紀之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Keiki Inc
Original Assignee
Tokimec Inc
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Publication date
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マイクロ波シンセサイザに係り、更に詳しく
は衛星通信、特に、5cpc方式の受信変換装置の局部
発振回路や、信号発生器用として好適なマイクロ波シン
セサイザに関する。
〔従来の技術〕
衛星通信における局発周波数安定度に対する要求は地上
マイクロ波通信系に比べて厳しく、特に5cpc方式の
場合はキャリヤの周波数間隔が狭く高い安定度が必要と
なる。そのため、水晶発振器を基準とする位相同期局部
発振器が用いられることが、比較的多い。
この種のマイクロ波シンセサイザの従来例を、第4図に
示す。
この第4図に示すマイクロ波シンセサイザは、マイクロ
波帯の周波数f0で発振する電圧制御マイクロ波発振器
11と、当該電圧制御マイクロ波発振器11の出力周波
数f0を所望値f、/Nに分周する分周器12と、その
分周出力f、/Nと基準信号f、との位相差を検出する
位相比較器(位相検波器)13と、この位相比較器13
の出力である誤差信号の積分を目的とする低域通過フィ
ルタ14と、マイクロ波より十分低い周波数帯で前記基
準信号f、を発振する水晶発振器等から成る基準発振器
15とを備えている。
この内、位相比較器13と、低域通過フィルタ14と、
電圧制御マイクロ波発振器11と、分周器12とにより
所謂フェイズロックループ(以下rPLLJという。)
が構成されている。即ち、分周器12の出力信号f、/
Nと基準発振器15からの基準信号f、、とが同一の周
波数になるように電圧制御マイクロ波発振器11の出力
周波数f。が制御され、同期状態となるようになってい
る。
この場合における出力周波数f0を変化させる方法とし
て、分周器12を可変分周器として分周比を変化させる
方法と、基準発振器15の発振周波数f、を変化させる
方法との二通りがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来例においては、次のような不都
合があった。
即ち、上記従来例の分周器を可変分周器にして分周比を
変化させる方法にあっては、出力周波数f0と基準周波
数f、との間に、 f、=Nf、         ・・・・・・■の関係
がある。このため、分解能を高めるためには、基準周波
数f、を低くしなければならないが、PLLは基準周波
数f、の一周期毎に誤差信号を発生するため、flを低
くすることは必然的に同期に要する時間(以下、「設定
時間」という。)を増大させることになるという不都合
があった。
また、マイクロ波帯のディジタル回路では、分周器はフ
リップフロップ回路により構成されることから、分周比
Nを連続的に設定できるような可変分周器は、その実現
が困難であるという不都合をも有している。
この一方、基準発振器の発振周波数f、を変化させる方
法としては、固定の水晶発振器を多数用意し、これを切
り替える手法と基準発振器としてPLL発振器を使用す
る手法とが考えられるが、前者の方法は設定周波数の数
だけ発振周波数の異なる固定の水晶発振器を用意しなけ
ればならず、回路が複雑となり、およそ非現実的である
一方、後者のPLL発振器を使用する例としては、特開
昭63−38329号公報に記載の発明等があるが、こ
のPLL発振器にあっては、上記位相比較器より一層低
い周波数で位相比較を行わねばならず、設定時間が一層
増大するという不都合があり、また、通常PLL発振器
の出力には基準発振器出力より大きな位相ノイズが含ま
れているため、基準発振器としてPLL発振器を用いる
ことは、出力の位相ノイズ特性を悪化させるという不都
合がある。
[発明の目的] 本発明の目的は、かかる従来例の有する不都合を改善し
、とくに、位相ノイズ特性を損なうことなく、設定時間
の短縮化を図り得るとともに、簡単な回路構成で高い分
解能を実現することが可能なマイクロ波シンセサイザを
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕 本発明では、マイクロ波周波数帯で発振する電圧制御マ
イクロ波発振器と、当該マイクロ波発振器の出力周波数
を所望値に分周する分周手段と。
その分周出力と基準信号との位相差を検出する位相検波
手段とを有するフェイズロックループと、マイクロ波よ
り十分低い周波数帯で前記基準信号を発振する基準発振
器とを備えている。そして、基準発振器が、所望の周波
数を設定可能な周波数設定手段と、当該周波数設定手段
の出力信号に基づきアドレス信号を出力するアドレス信
号出力手段と、前記アドレス信号に応じて所望の波形デ
ータを出力する波形データ出力手段と、この波形データ
出力手段の出力信号をディジタル−アナログ変換するデ
ィジタル−アナログ変換器とを有している等の構成を採
っている。これによって、前述した目的を達成しようと
するものである。
〔発明の第1実施例〕 以下、本発明の第1実施例を第1図に基づいて説明する
ここで、前述した従来例と同一の構成部分については同
一の符号を用いるものとする。
この第1図に示す実施例は、マイクロ波周波数帯の周波
数f0で発振する電圧制御マイクロ波発振器11と、当
該マイクロ波発振器11の出力周波数foを所望値f 
o / Nに分周する分周器12と、その分周出力fO
/Nと基準信号f、との位相差を検出する位相検波手段
としての位相比較器13と、この位相比較器13の出力
である誤差信号の積分を目的とする低域通過フィルタ1
4と、マイクロ波より十分低い周波数帯で前記基準信号
f、を発振する基準発振器1とを備えている。
この内、位相比較器13と、低域通過フィルタ14と、
電圧制御マイクロ波発振器11と、分周器12とにより
前述した従来例と同様にPLLが構成され、分周器12
の出力信号f6/Nと基準発振器lからの基準信号f、
とが同一の周波数になるように電圧制御マイクロ波発振
器11の出力周波数f0が制御され、同期状態となるよ
うになっている。本実施例では、分周器12の分周比は
1024で固定のものが使用されている。
基準発振器1は、具体的には、基準信号を発振するクロ
ック2(水晶発振器が使用される。)と、所望の周波数
を設定可能な周波数設定手段としての第1の周波数設定
器3と、当該筒1の周波数設定器3の出力信号に基づき
クロック2からの基準信号によりアドレス信号を出力す
るアドレス信号出力手段としての加算器5と、加算器5
及び第2の周波数設定器4からのアドレス信号に応じて
所望の波形データを出力する波形データ出力手段として
のROM (Read  0nly  Memory)
6と、このROM6の出力信号をディジタル−アナログ
変換するディジタル−アナログ変換器(以下rD/A変
換器」という。)7とから構成されている。
これを更に詳述すると、ROM6には、予めアドレスに
対応させて周波数の多少異なる複数の正弦波データが離
散的に記憶されており、第1の周波数設定器3により続
出アドレスの設定がなされ、第2の周波数設定器4によ
り前記複数の正弦波データの内の適当なデータを選択す
ることにより、所望の周波数の設定ができるようになっ
ている。
(ここでは、5MHz〜10MHzの周波数帯域で、7
6.294Hzステツプで設定可能となっている。
)即ち、所望の周波数に対応した読出アドレス間隔を第
1の周波数設定器3により設定すると、加算器5により
加算され一定間隔のアドレスの指定がなされ、第2の周
波数設定器4により続出開始用のアドレスの選択がなさ
れると、ROM6からこれらのアドレス信号に対応する
波形データがD/A変換器7に出力される。当該D/A
変換器7では、この波形データをアナログ変換して出力
する。このようにして、所望の周波数を基準周波数f、
として発振することができるようになっている。
次に、上記実施例の具体的な作用・動作を説明する。
今、基準発振器1の発振周波数が5MHzに設定されて
いるとする。定常状態では、電圧制御マイクロ波発振器
11は同期状態にあり、発振周波数は前述した式■の関
係があり、 5 (MHz) X 1024=5.  l 2 (G
Hz)になっている。
ここで、基準発振器1の発振周波数を7.440035
(MHz)に設定したとすると、電圧制御マイクロ波発
振器11は基準発振器1の基準信号との位相差がなくな
るように制御され、7、 440035  (MHz)
X1024=7.61859(G七〕で安定する。
この時、基準発振器1は高速に応答するので掻めて短時
間に出力が切り替わり、しかも位相比較器13の動作周
波数が高いのでループの応答が早く、短時間で出力が安
定する。基準発振器1の発振周波数f、、を、他の周波
数に設定した場合も、同様である。
このようにして、電圧制御マイクロ波発振器11の発振
周波数f0は基準発振器1の発振周波数f、に対応して
5.12GHz 〜10.24GHzの周波数帯域で設
定可能になっている。また、この場合の最終出力分解能
は、 76.294 (七:1X1024=78.125〔K
七〕である。
更に、この場合、基準発振器1の持つ良好な位相ノイズ
特性により最終出力にも良好な位相ノイズ特性が現れる
〔第2実施例〕 次に、本発明の第2実施例を第2図に基づいて説明する
ここで、前述した第1実施例と同一の構成部分について
は同一の符号を用いるものとする。
この実施例は、第1実施例における低域通過フィルタ1
4と電圧制御マイクロ波発振器11との間にPLL外か
らの粗同調電圧印加用の加算器8が介装されている点に
特徴を有する。その他の構成は、第1実施例と同一にな
っている。
この様に構成しても、第1実施例と同一の作用効果を有
する他、加算器8の機能により一層設定時間を短縮でき
るという利点がある。
〔第3実施例〕 次に、本発明の第3実施例を第3図に基づいて説明する
。ここでも、第1実施例と同一の構成部分については、
同一の符号を用いるものとする。
この実施例は、第1実施例における電圧制御マイクロ波
発振器11と分周器12との間に周波数変換手段として
の周波数変換器9が介装されている点に特徴を有する。
ここで、周波数変換器9としては、実際には、所謂ミク
サが使用される。この周波数変換器9は、電圧制御マイ
クロ波発振器11と分周器12との周波数帯域が合わな
い場合に、クロック2の発振周波数を適当に分周或いば
てい倍して得られる周波数f1の信号により電圧制御マ
イクロ波発振器11の出力周波数f0を分周器12の周
波数帯域に適合する周波数に変換するためのものである
その他の構成は、第1実施例と同一になっている。
この様に構成しても第1実施例と同一の作用効果を有す
る他、周波数変換器9の機能により電圧制御マイクロ波
発振器11と分周器12との周波数帯域が合わない場合
にも、電圧制御マイクロ波発振器の出力周波数f0を分
周器12の周波数帯域に適合する周波数に変換できるの
で、使用可能な分周器12の範囲が広くなるという利点
がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によると、基準発振器が、
所望の周波数を設定可能な周波数設定手段と、当該周波
数設定手段の出力信号に基づきアドレス信号を出力する
アドレス信号出力手段と。
前記アドレス信号に応じて所望の波形データを出力する
波形データ出力手段と、この波形データ出力手段の出力
信号をディジタル−アナログ変換するD/A変換器とを
有していることから当該基準発振器を5例えば、上記第
1ないし第3実施例のように構成することにより、極め
て筒車な回路構成で位相ノイズ特性を損なうことなく、
設定時間の短縮化を図ることができ、高い分解能を実現
することができるという従来にない優れたマイクロ波シ
ンセサイザを提供することができる。
特に、請求項2記載の発明にあっては、−層設定時間の
短縮化を図ることができるという効果がある。また、請
求項3記載の発明にあっては、電圧制御マイクロ波発振
器と分周器との周波数帯域が合わない場合にも、電圧制
御マイクロ波発振器の出力周波数を分周器の周波数帯域
に適合する周波数に変換できるので、使用可能な分周器
の範囲が広くりなり回路構成が汎用性に優れたものにな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の構成を示すブロック図、
第2図は本発明の第2実施例の構成を示すブロック図、
第3図は本発明の第3実施例の構成を示すブロック図、
第4図は従来例を示す説明図である。 1・・・・・・基準発振器、3・・・・・・周波数設定
手段としての第1の周波数設定器、5・・・・・・アド
レス信号出力手段としての加算器、6・・・・・・波形
データ出力手段としてのROM、7・・・・・・D/A
変換器、11・・・・・・電圧制御マイクロ波発振器、
12・・・・・・分周器、13・・・・・・位相検波手
段としての位相比較器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、マイクロ波周波数帯で発振する電圧制御マイク
    ロ波発振器と、当該電圧制御マイクロ波発振器の出力周
    波数を所望値に分周する分周器と、その分周出力と基準
    信号との位相差を検出する位相検波手段とを有するフェ
    イズロックループと、マイクロ波より十分低い周波数帯
    で前記基準信号を発振する基準発振器とを備えて成るマ
    イクロ波シンセサイザにおいて、 前記基準発振器が、所望の周波数を設定可能な周波数設
    定手段と、当該周波数設定手段の出力信号に基づきアド
    レス信号を出力するアドレス信号出力手段と、前記アド
    レス信号に応じて所望の波形データを出力する波形デー
    タ出力手段と、この波形データ出力手段の出力信号をデ
    ィジタル−アナログ変換するディジタル−アナログ変換
    器とを有していることを特徴としたマイクロ波シンセサ
    イザ。
  2. (2)、前記フェイズロックループを構成する位相検波
    手段と電圧制御マイクロ波発振器との間に、粗同調電圧
    印加用の加算器を介装したことを特徴とする請求項1記
    載のマイクロ波シンセサイザ。
  3. (3)、前記フェイズロックループを構成する電圧制御
    マイクロ波発振器と分周器との間に、周波数変換手段を
    介装したことを特徴をする請求項1記載のマイクロ波シ
    ンセサイザ。
JP1253035A 1989-09-28 1989-09-28 マイクロ波シンセサイザ Pending JPH03114318A (ja)

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