JPH0311328B2 - - Google Patents
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- JPH0311328B2 JPH0311328B2 JP8629785A JP8629785A JPH0311328B2 JP H0311328 B2 JPH0311328 B2 JP H0311328B2 JP 8629785 A JP8629785 A JP 8629785A JP 8629785 A JP8629785 A JP 8629785A JP H0311328 B2 JPH0311328 B2 JP H0311328B2
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- mandrel
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D3/00—Improving or preserving soil or rock, e.g. preserving permafrost soil
- E02D3/02—Improving by compacting
- E02D3/10—Improving by compacting by watering, draining, de-aerating or blasting, e.g. by installing sand or wick drains
- E02D3/103—Improving by compacting by watering, draining, de-aerating or blasting, e.g. by installing sand or wick drains by installing wick drains or sand bags
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Soil Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、軟弱地盤の改良のために、紙質また
は合成樹脂・化学繊維不織布からなる帯状材料を
地盤中に打設する、いわゆるペーパードレーン打
設工事における施工監視・管理装置に関するもの
である。
は合成樹脂・化学繊維不織布からなる帯状材料を
地盤中に打設する、いわゆるペーパードレーン打
設工事における施工監視・管理装置に関するもの
である。
(従来の技術)
改良工事が施工される軟弱地盤層は、いくつも
の層から成つているが一般的であり、軟弱層を確
実に改良し、その圧密を促進させるには、紙質ま
たは合成樹脂・化学繊維不織布からなる帯状材料
(以下ペーパーという)を、改良すべき軟弱層を
貫通させ、排水層となる沖積砂層等硬質な砂質の
地層(以下着底層という)へ確実に到達するまで
設置する必要がある。しかしながら、この着底層
の深度は場所によつて変化し一定なものではな
い。
の層から成つているが一般的であり、軟弱層を確
実に改良し、その圧密を促進させるには、紙質ま
たは合成樹脂・化学繊維不織布からなる帯状材料
(以下ペーパーという)を、改良すべき軟弱層を
貫通させ、排水層となる沖積砂層等硬質な砂質の
地層(以下着底層という)へ確実に到達するまで
設置する必要がある。しかしながら、この着底層
の深度は場所によつて変化し一定なものではな
い。
そのため、従来、この種の軟弱地盤改良工事に
おいては、予備調査として施工地域内の要所々々
をボーリングして地層分布図を作成し、このデー
タに基づいて各ペーパー打設位置におげる着底層
の深度を推定し、夫々ペーパーの打設深度を決め
ていた。
おいては、予備調査として施工地域内の要所々々
をボーリングして地層分布図を作成し、このデー
タに基づいて各ペーパー打設位置におげる着底層
の深度を推定し、夫々ペーパーの打設深度を決め
ていた。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、ボーリングには多大な費用がか
かるため、施工に際してはボーリング個所を無制
限に増やすことは経済的に困難であり、少ないボ
ーリングによつて推定して地層分布図を作成して
いたため、これが実際の地層分布と異なることも
あり、このような場合、ペーパーが確実に着底層
まで到達しないことも多く、打設工事が失敗した
り手戻りになることがある等の問題点があつた。
かるため、施工に際してはボーリング個所を無制
限に増やすことは経済的に困難であり、少ないボ
ーリングによつて推定して地層分布図を作成して
いたため、これが実際の地層分布と異なることも
あり、このような場合、ペーパーが確実に着底層
まで到達しないことも多く、打設工事が失敗した
り手戻りになることがある等の問題点があつた。
本発明は、これらの点に着目してなされたもの
で、多数のボーリングを行わなくとも全てのペー
パーを確実に着底層まで到達させ得るペーパード
レーン打設工事における施工監視・管理装置を提
供せんとするものである。
で、多数のボーリングを行わなくとも全てのペー
パーを確実に着底層まで到達させ得るペーパード
レーン打設工事における施工監視・管理装置を提
供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段)
そのため、本発明ではペーパードレーン打設工
事における施工監視・管理装置を、マンドレル移
動量、マンドレル駆動油圧等を検出して演算・処
理・記録器へ転送する検出部と、前記検出部より
の信号を演算処理して、これを別途設定された深
度、地層硬度変化量等の閾値と比較して着底層検
知信号を作成する演算・処理・記録器と、前記演
算・処理・記録器に計測処理指令を発するととも
に、前記着底層検知信号に基づいて着底層到達検
知警報を送出するリモート計測指令器とで構成し
たものである。
事における施工監視・管理装置を、マンドレル移
動量、マンドレル駆動油圧等を検出して演算・処
理・記録器へ転送する検出部と、前記検出部より
の信号を演算処理して、これを別途設定された深
度、地層硬度変化量等の閾値と比較して着底層検
知信号を作成する演算・処理・記録器と、前記演
算・処理・記録器に計測処理指令を発するととも
に、前記着底層検知信号に基づいて着底層到達検
知警報を送出するリモート計測指令器とで構成し
たものである。
(作用)
このように構成された本発明のペーパードレー
ン打設工事における施工監視・管理装置では、前
記ボーリングに基づく地層分布図等から、深度、
地層硬度変化量等の閾値を適宜設定し、検出部が
検出したマンドレル移動量、マンドレル駆動油圧
等を演算・処理・記録器へ転送して演算処理し、
これを前述の深度、地層硬度変化量等の閾値と比
較し、その結果に基づいてリモート計測指令器よ
り着底層到達検知警報を送出するもので、これに
よつて、全てのペーパーが確実に着底層まで到達
したことを確認できるペーパードレーン打設工事
における施工監視・管理装置を実現したものであ
る。
ン打設工事における施工監視・管理装置では、前
記ボーリングに基づく地層分布図等から、深度、
地層硬度変化量等の閾値を適宜設定し、検出部が
検出したマンドレル移動量、マンドレル駆動油圧
等を演算・処理・記録器へ転送して演算処理し、
これを前述の深度、地層硬度変化量等の閾値と比
較し、その結果に基づいてリモート計測指令器よ
り着底層到達検知警報を送出するもので、これに
よつて、全てのペーパーが確実に着底層まで到達
したことを確認できるペーパードレーン打設工事
における施工監視・管理装置を実現したものであ
る。
(実施例)
次に、本発明の実施の一例を図面を参照しなが
ら説明する。第1図は本発明に係るペーパードレ
ーン打設工事における施工監視・管理装置の一実
施例を示すブロツク図、第2図はそれを搭載した
ペーパードレーン打設機の一例を示す概略構成図
である。両図において、11は検出部、13は演
算・処理・記録器、15はリモート計測指令器で
ある。また、21はペーパードレーン打設機の自
走式重機、23はマンドレル、25はこのマンド
レル23案内用のやぐら、27,29はマンドレ
ル23を駆動する油圧モータおよび油圧ユニツト
であり、31はペーパー、33はこのペーパー3
1の巻取ドラムである。
ら説明する。第1図は本発明に係るペーパードレ
ーン打設工事における施工監視・管理装置の一実
施例を示すブロツク図、第2図はそれを搭載した
ペーパードレーン打設機の一例を示す概略構成図
である。両図において、11は検出部、13は演
算・処理・記録器、15はリモート計測指令器で
ある。また、21はペーパードレーン打設機の自
走式重機、23はマンドレル、25はこのマンド
レル23案内用のやぐら、27,29はマンドレ
ル23を駆動する油圧モータおよび油圧ユニツト
であり、31はペーパー、33はこのペーパー3
1の巻取ドラムである。
前記検出部11は、マンドレル23の移動量を
検出する検出器51、ペーパー31の繰出し量を
検出する検出器53、マンドレル23の駆動油圧
を検出する検出器55等の種々の検出器を含むも
のである。ここで、前記検出器51,53はロー
タリーエンコーダで構成され、検出器55は圧力
センサで構成されており、夫々ペーパードレーン
打設機内の所定の位置に配置されている。
検出する検出器51、ペーパー31の繰出し量を
検出する検出器53、マンドレル23の駆動油圧
を検出する検出器55等の種々の検出器を含むも
のである。ここで、前記検出器51,53はロー
タリーエンコーダで構成され、検出器55は圧力
センサで構成されており、夫々ペーパードレーン
打設機内の所定の位置に配置されている。
また、前記演算・処理・記録器13は、マイク
ロプロセツサ等による演算処理器61を備えてお
り、外部へ取出し可能な記憶装置63、入出力装
置65等が接続されている。この入出力装置65
には、さらに、地盤硬度変化量閾値、深度閾値、
ペーパー共上り量警報閾値等の各種閾値、日時、
打設ドレーン番切期値、ペーパー打設量累計初期
値等を設定入力するための設定器67、前記ロー
タリーエンコーダで構成される検出器51,53
からのパルスを計数する計数器69,71、前記
圧力センサで構成される検出器55の出力情報を
デジタル信号に変換するA/D変換器73、さら
には、表示器75、プリンタ77、ペンレコーダ
79等が接続されている。
ロプロセツサ等による演算処理器61を備えてお
り、外部へ取出し可能な記憶装置63、入出力装
置65等が接続されている。この入出力装置65
には、さらに、地盤硬度変化量閾値、深度閾値、
ペーパー共上り量警報閾値等の各種閾値、日時、
打設ドレーン番切期値、ペーパー打設量累計初期
値等を設定入力するための設定器67、前記ロー
タリーエンコーダで構成される検出器51,53
からのパルスを計数する計数器69,71、前記
圧力センサで構成される検出器55の出力情報を
デジタル信号に変換するA/D変換器73、さら
には、表示器75、プリンタ77、ペンレコーダ
79等が接続されている。
さらに、リモート計測指令器15はオペレータ
の手元に置かれて、前記演算・処理・記録器13
に、計測開始、着底確認、リセツト、打直し、打
設完了等を指令する計測処理指令を発するととも
に、着底層到達検知警報、ペーパー共上り検知警
報等の警報の送出、マンドレル深度、ペーパー打
設深度、着底層貫入量等の運転に最低限必要な情
報の表示等を行う機能を備えている。
の手元に置かれて、前記演算・処理・記録器13
に、計測開始、着底確認、リセツト、打直し、打
設完了等を指令する計測処理指令を発するととも
に、着底層到達検知警報、ペーパー共上り検知警
報等の警報の送出、マンドレル深度、ペーパー打
設深度、着底層貫入量等の運転に最低限必要な情
報の表示等を行う機能を備えている。
次に、その動作を説明する。
先ず、予備調査におけるボーリングで施工する
地盤Gの構造を知る。この地盤Gが第2図に示す
如く、表土層g1下の軟弱層g2が間に砂質土層g3を
挟んで二分されており、最下部に沖積砂層による
着底層g4がある場合、前記砂質土層g3の最低面よ
り深く、着底層g4の最高面より浅い適当な深度を
深度閾値として設定器67に入力して設定する。
これとともに、軟弱層g2と着底層g4との硬度差、
各層の厚さ等によつて決められた地層硬度変化量
閾値、ペーパーの共上り量の許容値より決められ
たペーパー共上り量警報閾値等も設定器67に入
力して設定する。この時、他の必要情報も併せて
入力設定される。
地盤Gの構造を知る。この地盤Gが第2図に示す
如く、表土層g1下の軟弱層g2が間に砂質土層g3を
挟んで二分されており、最下部に沖積砂層による
着底層g4がある場合、前記砂質土層g3の最低面よ
り深く、着底層g4の最高面より浅い適当な深度を
深度閾値として設定器67に入力して設定する。
これとともに、軟弱層g2と着底層g4との硬度差、
各層の厚さ等によつて決められた地層硬度変化量
閾値、ペーパーの共上り量の許容値より決められ
たペーパー共上り量警報閾値等も設定器67に入
力して設定する。この時、他の必要情報も併せて
入力設定される。
また、ペーパー31は中空で偏平なマンドレル
23に挿通され、このマンドレル23より臨出し
たペーパー31の先端にはアンカ35が嵌められ
る。この状態でリモート計測指令器15より演
算・処理・記録器13へ計測開始の指令を送出す
るとともに、ペーパー打設作業を開始する。ペー
パー打設作業が開始されると、マンドレル23は
油圧モータ27の作用で地盤G内に垂直に貫入さ
れてゆき、これに伴つて、ペーパー31は巻取ド
ラム33より、図示を省略したトルクモータ等の
作用によつて一定の張力を保ちながら繰り出され
る。
23に挿通され、このマンドレル23より臨出し
たペーパー31の先端にはアンカ35が嵌められ
る。この状態でリモート計測指令器15より演
算・処理・記録器13へ計測開始の指令を送出す
るとともに、ペーパー打設作業を開始する。ペー
パー打設作業が開始されると、マンドレル23は
油圧モータ27の作用で地盤G内に垂直に貫入さ
れてゆき、これに伴つて、ペーパー31は巻取ド
ラム33より、図示を省略したトルクモータ等の
作用によつて一定の張力を保ちながら繰り出され
る。
このマンドレル23の移動量とペーパー31の
繰出量は、ロータリーエンコーダによる検出器5
1あるいは53によつて検出され演算・処理・記
録器13へ送られる。即ち、検出器51のロータ
リーエンコーダは前記油圧モータ27の軸37に
連結され、検出器53のロータリーエンコーダは
ペーパーに圧接配置されたローラ39に連結され
ていて、マンドレル23の移動、あるいはペーパ
ー31の繰出しに応じて回転し、夫々の回転数に
対応した数のパルスを演算・処理・記録器13へ
転送する。
繰出量は、ロータリーエンコーダによる検出器5
1あるいは53によつて検出され演算・処理・記
録器13へ送られる。即ち、検出器51のロータ
リーエンコーダは前記油圧モータ27の軸37に
連結され、検出器53のロータリーエンコーダは
ペーパーに圧接配置されたローラ39に連結され
ていて、マンドレル23の移動、あるいはペーパ
ー31の繰出しに応じて回転し、夫々の回転数に
対応した数のパルスを演算・処理・記録器13へ
転送する。
また、マンドレル23が地盤G内に貫入される
場合、硬質な表土層g1への貫入開始点aや軟弱層
g2と硬質な砂質土層g3あるいは着底層g4との境界
点b、cでは、マンドレル23の貫入抵抗が急激
に増加し、マンドレル駆動油圧は大幅に変化す
る。このマンドレル駆動油圧の変化は、油圧ユニ
ツト29から油圧モータ27への配管中に配置さ
れた圧力センサによる検出器55によつて、油圧
モータ27の入力側油圧で計測され、演算・処
理・記録器13へ送られる。
場合、硬質な表土層g1への貫入開始点aや軟弱層
g2と硬質な砂質土層g3あるいは着底層g4との境界
点b、cでは、マンドレル23の貫入抵抗が急激
に増加し、マンドレル駆動油圧は大幅に変化す
る。このマンドレル駆動油圧の変化は、油圧ユニ
ツト29から油圧モータ27への配管中に配置さ
れた圧力センサによる検出器55によつて、油圧
モータ27の入力側油圧で計測され、演算・処
理・記録器13へ送られる。
演算・処理・記録器13では、各検出器51,
53,55で検出されたマンドレル移動量、ペー
パー繰出量、マンドレル駆動油圧を、計数器6
9,71あるいはA/D変換器73でデイジタル
化して演算処理器61に取込む。演算処理器61
では、これらを演算処理してマンドレル深度、ペ
ーパー打設深度、地層硬度変化量を求め、これを
入出力装置65を介して表示器75、プリンタ7
7、ペンレコーダ79等へ転送し表示記録する。
第3図はペンレコーダ79における記録の一例を
示すものである。また、これら情報は必要に応じ
てリモート計測指令器15にも送られ、オペレー
タに表示される。
53,55で検出されたマンドレル移動量、ペー
パー繰出量、マンドレル駆動油圧を、計数器6
9,71あるいはA/D変換器73でデイジタル
化して演算処理器61に取込む。演算処理器61
では、これらを演算処理してマンドレル深度、ペ
ーパー打設深度、地層硬度変化量を求め、これを
入出力装置65を介して表示器75、プリンタ7
7、ペンレコーダ79等へ転送し表示記録する。
第3図はペンレコーダ79における記録の一例を
示すものである。また、これら情報は必要に応じ
てリモート計測指令器15にも送られ、オペレー
タに表示される。
ここで、前記地層硬度変化量は、一定の周期で
サンプリングされたマンドレル駆動油圧の変化分
を移動平均処理して求められ、この値は演算処理
器61において前記設定器67に設定された地層
硬度変化量閾値と比較されている。このとき演算
処理器61は、前記マンドレル深度と設定器67
に設定された深度閾値との比較も行つており、マ
ンドレル深度が深度閾値を越えた後に、前記地層
硬度変化量が地層硬度変化量閾値を越えた場合
に、マンドレル23が着底層g4に到達したとし
て、リモート計測指令器15に対して着底層検知
信号を送出する。この信号を受けたリモート計測
指令器15は、着底層到達検知警報を発生してこ
れをオペレータに知らせる。
サンプリングされたマンドレル駆動油圧の変化分
を移動平均処理して求められ、この値は演算処理
器61において前記設定器67に設定された地層
硬度変化量閾値と比較されている。このとき演算
処理器61は、前記マンドレル深度と設定器67
に設定された深度閾値との比較も行つており、マ
ンドレル深度が深度閾値を越えた後に、前記地層
硬度変化量が地層硬度変化量閾値を越えた場合
に、マンドレル23が着底層g4に到達したとし
て、リモート計測指令器15に対して着底層検知
信号を送出する。この信号を受けたリモート計測
指令器15は、着底層到達検知警報を発生してこ
れをオペレータに知らせる。
着底層到達検知警報が発生すると、オペレータ
は、隣接して打設した既設のペーパー抗の状況等
を考慮して、着底層到達検知の正・否を判定す
る。その結果、正であれば、リモート計測指令器
15より着底確認指令を演算・処理・記録器13
へ送出するとともに、マンドレル23の貫入を停
止させる。また、否であれば、リセツト指令を演
算・処理・記録器13へ送出し、マンドレル23
の貫入を継続する。
は、隣接して打設した既設のペーパー抗の状況等
を考慮して、着底層到達検知の正・否を判定す
る。その結果、正であれば、リモート計測指令器
15より着底確認指令を演算・処理・記録器13
へ送出するとともに、マンドレル23の貫入を停
止させる。また、否であれば、リセツト指令を演
算・処理・記録器13へ送出し、マンドレル23
の貫入を継続する。
着底層g4の上端深度d2を計測処理するため、前
記マンドレル駆動油圧と同一の時間上で同様にサ
ンプリングされたマンドレル深度は、演算処理器
61内の記憶部にマンドレル駆動油圧の移動平均
処理ごとに書き改められて一時的に格納されてい
る。この記憶部内の移動平均処理に寄与した最も
新しい時間上に格納されているマンドレル深度値
は、その時のマンドレル最大深度を示し、最も古
い時間上に格納されているマンドレル深度値は、
その時の演算処理された地層硬度変化量の開始点
の深度データとなる。着底層検知信号が送出され
ると夫々の深度データを保持するとともに、その
差をマンドレル23の着底層貫入量d3としてリモ
ート計測指令器15へ転送し、表示させる。
記マンドレル駆動油圧と同一の時間上で同様にサ
ンプリングされたマンドレル深度は、演算処理器
61内の記憶部にマンドレル駆動油圧の移動平均
処理ごとに書き改められて一時的に格納されてい
る。この記憶部内の移動平均処理に寄与した最も
新しい時間上に格納されているマンドレル深度値
は、その時のマンドレル最大深度を示し、最も古
い時間上に格納されているマンドレル深度値は、
その時の演算処理された地層硬度変化量の開始点
の深度データとなる。着底層検知信号が送出され
ると夫々の深度データを保持するとともに、その
差をマンドレル23の着底層貫入量d3としてリモ
ート計測指令器15へ転送し、表示させる。
これによつて、オペレータは確実にペーパー3
1が着底層g4に貫入したことを知り、その後、前
述のようにリモート計測指令器15より着底確認
指令を送出させる。これらの深度データは、夫々
マンドレル最大深度d1および着底層上端深度d2と
して処理され、記憶部へ格納される。また、着底
確認指令ではなく、リセツト指令が送出された場
合には前記深度データは解除される。
1が着底層g4に貫入したことを知り、その後、前
述のようにリモート計測指令器15より着底確認
指令を送出させる。これらの深度データは、夫々
マンドレル最大深度d1および着底層上端深度d2と
して処理され、記憶部へ格納される。また、着底
確認指令ではなく、リセツト指令が送出された場
合には前記深度データは解除される。
前記着底確認指令送出後、マンドレル23は引
き抜かれる。このとき、一般的には着底層g4に貫
入したアンカ35が抵抗体として作用するため、
ペーパー31は地盤G内に残るが、マンドレル2
3について共上りすることがある。演算・処理・
記録器13ではこの共上りを監視しており、その
値が設定器67に設定されたペーパー共上り量閾
値を越えると、リモート計測指令器15へ警報を
発生させる信号を送出する。オペレータはリモー
ト計測指令器15のペーパー共上り検知警報発生
に従つて、迅速に再貫入等の処理を行う。再貫入
が適切でない場合には、マンドレル23を地上に
一旦引き抜いてから、リモート計測指令器15よ
り打直し指令を送出して、改めてペーパー31の
打直しを行う。この場合、ペーパー杭番は更新さ
れない。
き抜かれる。このとき、一般的には着底層g4に貫
入したアンカ35が抵抗体として作用するため、
ペーパー31は地盤G内に残るが、マンドレル2
3について共上りすることがある。演算・処理・
記録器13ではこの共上りを監視しており、その
値が設定器67に設定されたペーパー共上り量閾
値を越えると、リモート計測指令器15へ警報を
発生させる信号を送出する。オペレータはリモー
ト計測指令器15のペーパー共上り検知警報発生
に従つて、迅速に再貫入等の処理を行う。再貫入
が適切でない場合には、マンドレル23を地上に
一旦引き抜いてから、リモート計測指令器15よ
り打直し指令を送出して、改めてペーパー31の
打直しを行う。この場合、ペーパー杭番は更新さ
れない。
マンドレル23が地上に引き抜かれて、ペーパ
ー31の共上りがペーパー共上り量閾値を越えな
ければ、オペレータはリモート計測指令器15よ
り打設完了指令を演算・処理・記録器13へ送
り、打設を完了する。これによつて、演算・処
理・記録器13の演算処理器61は着底時に記憶
部へ格納した、マンドレル最大深度d1と着底層上
端深度d2を読取り、打設完了時のペーパー打設深
度d4と着底層上端深度d2との差を着底層ペーパー
貫入量d3とし、また、ペーパー打設量の日計およ
び累計を演算してこれら打設データの結果を管理
しやすい形式に編集する。これら打設データの結
果はプリンタ77へ送られてプリントアウトされ
るとともに、外部へ取出し可能な記憶装置63へ
格納される。記憶装置63へ格納された打設デー
タの結果は、記憶装置63を取出して持ち返り、
別のデータ処理装置にかけて、打設集計表の作成
や打設平面図の作成に利用される。以下、ペーパ
ー杭番を更新して同様なペーパー打設作業が順次
実施される。
ー31の共上りがペーパー共上り量閾値を越えな
ければ、オペレータはリモート計測指令器15よ
り打設完了指令を演算・処理・記録器13へ送
り、打設を完了する。これによつて、演算・処
理・記録器13の演算処理器61は着底時に記憶
部へ格納した、マンドレル最大深度d1と着底層上
端深度d2を読取り、打設完了時のペーパー打設深
度d4と着底層上端深度d2との差を着底層ペーパー
貫入量d3とし、また、ペーパー打設量の日計およ
び累計を演算してこれら打設データの結果を管理
しやすい形式に編集する。これら打設データの結
果はプリンタ77へ送られてプリントアウトされ
るとともに、外部へ取出し可能な記憶装置63へ
格納される。記憶装置63へ格納された打設デー
タの結果は、記憶装置63を取出して持ち返り、
別のデータ処理装置にかけて、打設集計表の作成
や打設平面図の作成に利用される。以下、ペーパ
ー杭番を更新して同様なペーパー打設作業が順次
実施される。
(発明の効果)
本発明は以上の様に構成され、ペーパードレー
ン打設工法において、ペーパーが、改良すべき軟
弱層を貫通して排水層となる沖積砂層等の硬質な
砂質の地層へ確実に貫入したことを、設定器67
に設定された地層硬度変化量閾値および深度閾値
と、地層硬度変化量およびマンドレル深度と比較
して、前記マンドレル深度が深度閾値を越えた後
に、前記地層硬度変化量が地層硬度変化量閾値を
越えたとき、はじめてマンドレルが着底層に到達
したと判定するものであるため、軟弱層の中に硬
質な砂質土層が介在している場合でも、少数のボ
ーリングのみで、全てのペーパーが確実に着底層
まで到達したことが確認でき、ペーパーが着底層
に到達しないことによる、打設工事の失敗、ある
いは手戻等は完全に防止でき、軟弱地盤の改良工
事が経済的に迅速に施工できるという効果が得ら
れる。
ン打設工法において、ペーパーが、改良すべき軟
弱層を貫通して排水層となる沖積砂層等の硬質な
砂質の地層へ確実に貫入したことを、設定器67
に設定された地層硬度変化量閾値および深度閾値
と、地層硬度変化量およびマンドレル深度と比較
して、前記マンドレル深度が深度閾値を越えた後
に、前記地層硬度変化量が地層硬度変化量閾値を
越えたとき、はじめてマンドレルが着底層に到達
したと判定するものであるため、軟弱層の中に硬
質な砂質土層が介在している場合でも、少数のボ
ーリングのみで、全てのペーパーが確実に着底層
まで到達したことが確認でき、ペーパーが着底層
に到達しないことによる、打設工事の失敗、ある
いは手戻等は完全に防止でき、軟弱地盤の改良工
事が経済的に迅速に施工できるという効果が得ら
れる。
第1図は本発明に係るペーパードレーン打設工
事における施工監視・管理装置の一実施例を示す
ブロツク図、第2図はこれを搭載したペーパード
レーン打設機の一例を示す概略構成図、第3図は
ペンレコーダの記録の一例を示すグラフである。 11……検出部、13……演算・処理・記録
器、15……リモート計測指令器、23……マン
ドレル、31……ペーパー、51,53,55…
…検出器、61……演算処理器、63……記憶装
置、67……設定器。
事における施工監視・管理装置の一実施例を示す
ブロツク図、第2図はこれを搭載したペーパード
レーン打設機の一例を示す概略構成図、第3図は
ペンレコーダの記録の一例を示すグラフである。 11……検出部、13……演算・処理・記録
器、15……リモート計測指令器、23……マン
ドレル、31……ペーパー、51,53,55…
…検出器、61……演算処理器、63……記憶装
置、67……設定器。
Claims (1)
- 1 軟弱地盤改良工事で用いられるペーパードレ
ーン打設工事における施工監視・管理装置におい
て、検出部と演算・処理・記録器とリモート計測
指令器とを備え、前記検出部はマンドレル移動
量、マンドレル駆動油圧等を検出して、前記演
算・処理・記録器へ転送し、前記演算・処理・記
録器は前記検出器よりの信号を演算処理して、こ
れを適宜設定された深度、地層硬度変化量等の閾
値と比較し、その結果で着底層検知信号を作成
し、前記リモート計測指令器は前記演算・処理・
記録器に計測処理指令を発するとともに、前記着
底層検知信号に基づいて着底層到達検知警報を送
出することを特徴とするペーパードレーン打設工
事における施工監視・管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8629785A JPS61246417A (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | ペ−パ−ドレ−ン打設工事における施工監視・管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8629785A JPS61246417A (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | ペ−パ−ドレ−ン打設工事における施工監視・管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61246417A JPS61246417A (ja) | 1986-11-01 |
JPH0311328B2 true JPH0311328B2 (ja) | 1991-02-15 |
Family
ID=13882900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8629785A Granted JPS61246417A (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | ペ−パ−ドレ−ン打設工事における施工監視・管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61246417A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030088850A (ko) * | 2002-05-14 | 2003-11-20 | 손정찬 | 연약지반 처리공법용 관리시스템, 연약지반 처리공법용관리계, 연약지반 처리공법의 관리방법 및 연약지반처리공법 |
KR100777377B1 (ko) * | 2005-06-28 | 2007-11-20 | 석정건설주식회사 | 연약지반 개량시 케이싱 파이프의 관입한계치 자동측정시스템 및 자동측정 방법 |
JP6849901B2 (ja) * | 2016-09-02 | 2021-03-31 | ジャパンパイル株式会社 | 支持層到達判定装置及び判定方法 |
KR101871416B1 (ko) * | 2017-07-21 | 2018-06-26 | 부산항만공사 | 연약지반 개량용 크레인의 드레인재 압입장치 |
KR101871418B1 (ko) * | 2017-07-21 | 2018-06-26 | 부산항만공사 | 연약지반 개량용 크레인의 드레인재 압입장치 |
KR101871417B1 (ko) * | 2017-07-21 | 2018-06-26 | 부산항만공사 | 연약지반 개량용 크레인의 드레인재 압입장치 |
-
1985
- 1985-04-24 JP JP8629785A patent/JPS61246417A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61246417A (ja) | 1986-11-01 |
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