JPH03112549A - 根管内レーザー光照射プローブ - Google Patents

根管内レーザー光照射プローブ

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JPH03112549A
JPH03112549A JP1250695A JP25069589A JPH03112549A JP H03112549 A JPH03112549 A JP H03112549A JP 1250695 A JP1250695 A JP 1250695A JP 25069589 A JP25069589 A JP 25069589A JP H03112549 A JPH03112549 A JP H03112549A
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root canal
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pulp canal
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Kanji Matsutani
貫司 松谷
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    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/0046Dental lasers

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  • Veterinary Medicine (AREA)
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  • Radiation-Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は歯科治療に於ける根管内の滅菌処置に用いるこ
とが出来るレーザー光照射プローブに関するものである
〈従来の技術〉 根管内に付着した細菌によって歯周組織が炎症を起こす
ことがある。このような炎症を治療するためには、根管
内に付着している細菌を完全に除去することが必要であ
る。
従来の歯科治療では、例えぼり−マ等によって根管を拡
大形成することで付着した細菌を除去すると共に、該根
管に殺菌消毒を施すことで、残存する細菌を死滅させる
ようにしている。そして炎症が治癒し、且つ異常の無い
ことを確認した後、根管を充填している。
上記治療は比較的時間がかかり、しかも再発の可能性も
高いことから、根管内に残存する細菌を死滅させるため
に、該根管内に殺菌紫外線を照射する技術が開発されて
いる(特開平1−131654号公報)。
上記技術は、直径1fi以下の太さの線状体からなる光
出射部を有し、この光出射部から殺菌紫外線を根管内に
照射することによって、該根管内に残存する細菌を死滅
させるものである。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記技術に於いて、根管内に殺菌紫外線を照射すること
によって、該殺菌紫外線を照射された細菌を死滅させる
ことが可能である。然し、前記根管の壁面は必ずしも平
滑では無く、微細な凹凸が形成されている。このため、
凹部に付着した細直には直接殺菌紫外線が照射されず、
従って、殺菌紫外線の照射にも係わらず細菌が残存する
可能性を有している。
また上記の如き根管治療に於いて、細菌を死滅させると
共に、治癒後根管内に侵入した細菌が繁殖することのな
いように根管壁(歯髄)を無機質化することが好ましい
本発明の目的は、根管治療に際し該根管内を滅菌処置す
ると共に根管壁を無機質化することが出来る根管内レー
ザー光照射プローブを提供するものである。
く課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために本発明に係る根管内レーザー
光照射プローブは、レーザー光を照射位置まで導(ため
の光ファイバと、前記光ファイバを保護するための保護
チューブと、前記光ファイバの前端側に設けられた照射
手段と、前記保護チューブの周囲に設けられ該保護チュ
ーブの先端からの距離を検知するための検知手段とを存
して構成されるものである。
く作用〉 上記手段によれば、保護チューブによって保護された光
ファイバによってレーザー光を根管内に導くと共に、光
ファイバの前端側に設けた照射手段によってレーザー光
を光ファイバの軸方向又は根管の管壁方向に照射するこ
とで、根管の内部を滅菌処置すると共に、管壁(歯髄)
の有機質成分を無機質化させることが出来る。
レーザー光を生体組織に照射したとき、照射部位に於け
る生体組織は表面から深層にわたって該レーザー光のエ
ネルギの影響を受けることが知られている。即ち、照射
部位に於ける表層は極めて高温となり瞬時に気化、蒸散
する。前記気化、蒸散層に続く層は有機質成分が炭化さ
れて無機質化する。更に、前記無機質化層に続く層は蛋
白質が凝固されると共に血液が止血される。また照射部
位に於ける生体組織の最も深い層では、核層にある神経
組織が麻痺する。
従って、根管治療に際しレーザー光を光ファイバによっ
て根管内に導くと共に該レーザー光を反射鏡によって根
管壁に照射することで、管壁の表層を気化、蒸散させ根
管形成を行うことが出来、また気化、蒸散層に続く層を
炭化させて無機質化させることが出来る。また同時に前
記無機質層に続く層にある蛋白質を凝固させることが出
来る。
レーザー光を軸方向に照射した場合には、根管の端部で
ある根尖孔が複数に分岐している場合であっても、夫々
の根尖孔にある神経&ll織を麻痺させることが出来る
また保護チューブの周囲に該チューブの先端からの距離
を検知するための検知手段を設けることによって、根管
内に於けるレーザー光の照射位置を知ることが出来る。
〈実施例〉 以下上記手段を適用した根管内レーザー光照射プローブ
の実施例について図を用いて説明する。
第1図は本発明に係るレーザー光照射プローブの外観説
明図、第2図は断面説明図、第3図は照射手段の説明図
、第4図は検知手段の説明図、第5図は使用状態の説明
図である。
第1図及び第2図に於いて、照射プローブAはレーザー
光を導くための光ファイバ1と、この光ファイバlを保
護するための保護チューブ2と、光ファイバ1の前端1
aから所定距離離隔した位置に設けられた照射手段とな
る反射鏡3と、保護チューブ2の周囲に形成された検知
手段となる百盛4とによって構成されている。
前記光ファイバ1の後端1bはレーザー発振装置Bに於
ける発振部5a及び光学系5bと光学的に連続している
。従って、発振部5aから発振されたレーザー光は、光
学系5b及び光ファイバ1を介して導かれ、光ファイバ
1の前端1aから反射鏡3に照射される。前記光ファイ
バ1のレーザー発振装置Bと後述する把手7との間には
可撓性を有する例えば合成樹脂等の保護部材6が被覆さ
れており、該保護部材6によって外部から保護されてい
る。
前記光ファイバlとしては、公知の光ファイバを用いる
ことが可能である。また光ファイバ1の特性はステップ
インデックス(Sl)型或いはグレーテッドインデック
ス(Gl)型の何れの光ファイバを用いることも可能で
ある。
前記光ファイバ1には把手7が着脱可能に設けられてい
る。前記把手7の軸方向両端であって、レーザー発振装
置B側には外周にネジを形成したボス7aが形成されて
おり、またプローブA側には外周にネジを形成したボス
7bが形成されている。また把手7の軸方向に貫通した
通孔7c、7dが形成されている。前記通孔7cはボス
7a側に形成されており、光ファイバ1の外径よりも僅
かに大きな寸法で形成されている。また通孔7dはボス
7b側に形成されており、後述する保護チューブ2の外
径よりも僅かに大きな寸法で形成されている。またボス
7a、7bには、夫々のボス7a、7bに形成したネジ
部から通孔7c、7dに至る複数のスリットが形成され
ている。前記スリットは、ボス7a、7bに袋ナツト9
a、8bを螺合したときに、該ボス7a、7bの径を緊
縮させることで通孔7c、7dの径を縮小することによ
り光ファイバ1.保護チューブ2と把手7とを固定する
ものである。
前記の如く構成した把手7にあっては、通孔7c、7d
に光ファイバ1を挿通すると共に、通孔7dに保護チュ
ーブ2を挿通し、ボス7a、7bを袋ナフト8a、8b
によって締めっけることで、通孔7c、7dの径が減少
し、これにより光ファイバ1に対し把手7を固定すると
共に、把手7に対し保護チューブ2を固定することが可
能である。
前記把手7は治療に際し、医師が把持してプローブAを
操作するためのものである。
前記保護チューブ2は、治療に際し光ファイバ1の前端
la側を保護するものであり、光ファイバ1の外周であ
って前端1a側から把手7に至る間に装着されている。
即ち、保護チューブ2の前端2aは光ファイバlの前端
1aと略等しい位置となるように配置されており、後端
2bは把手7に形成した通孔7dに挿通されて、該把手
7の内部に形成した室7eに至っている。
前記保護チューブ2としては、ステンレスパイプ、アル
ミニウムパイプ或いは硬質クロームめっきを施した銅パ
イプ等の剛性を有する金属パイプによって構成されたも
のを用いることが可能である。この場合、前記の如き金
属パイプを予め所定の角度で屈曲したもの、或いは直線
状のもの等を治療対象となる歯に応じて選択的に用いる
ことが可能である。
また保護チューブ2として、所定の幅ををするステンレ
ス等の金属シートをスパイラル状に巻いて形成した可撓
性を有するチューブを用いることも可能である。この場
合には、保護チ二−ブ2を光ファイバ1の外周に装着し
た後、治療対象となる歯に応じて屈曲させることが必要
となる。
更に、保護チューブ2としては、前記の如き金属パイプ
或いはチューブ以外の材質、例えばセラミックス製のパ
イプ或いは合成樹脂製のパイプ等を用いることも可能で
ある。
また光ファイバlに保護チューブ2を取り付ける際には
、光ファイバ1の周囲を可撓性を有する極く薄い合成樹
脂シートによって被覆した後、該皮膜の外周に保護チュ
ーブ2を装着することが好ましい。
前記の如き保護チューブ2を光ファイバ1に装着する際
には、該光ファイバlが可撓性を有することから容易に
装着することが可能である。
一般に根管は1鶴以下の寸法ををするものである。この
ため本実施例では、保護チューブ2として外径0.7f
iのステンレス製パイプを用いている。
そして光ファイバ1を図示しない合成樹脂シートによっ
て被覆した後、光ファイバlに前記ステンレスパイプを
装着している。また前記パイプを予め30度、45度に
屈曲させた保護チューブ2及び直線状に形成した保護チ
ューブ2を治療対象となる歯に応じて選択的に用いてい
る。
反射鏡3は光ファイバ1を介して導かれたレーザー光を
屈折して根管の管壁方向及び/又は光ファイバ1の軸方
向に照射するものである。このため、前記反射鏡3はレ
ーザー光を反射することが出来る公知の全反射鏡或いは
ハーフミラ−を選択的に用いている。
前記反射鏡3は第3図に示すように、該反射鏡3の幅方
向端部に回動ピン3aが設けられている。
そして回動ピン3aを介してステー9に取り付けられる
ことで光ファイバlの軸に対し回動可能に構成されてい
る。前記ステー9は保護チューブ2の外周に着脱可能に
構成したリング10に固着されている。そして前記リン
グ10を保護チューブ2の外周所定位置に装着し、図示
しない締結ネジにより該リング10を保護チューブ2に
固定することによって、反射鏡3を光ファイバ1の前端
laから所定距離離隔した位置に配設している。従うて
反射鏡3の中心と光ファイバ1の前端1aとの距離は、
治療すべき歯に応じて変更し得るものである。
反射鏡3を上記の如く構成することによって、光ファイ
バ1を介して導かれたレーザー光を根管の管壁方向に照
射することが可能である。また反射鏡3として全反射鏡
を用いた場合には、光ファイバ1から出射されるレーザ
ー光の全てを根管の管壁方向に照射することが可能であ
り、反射鏡3としてハーフミラ−を用いた場合には、レ
ーザー光を光ファイバ1の軸方向及び根管の管壁方向と
に照射することが可能である。
根管は微小なテーパ(約1/100〜2/100)を有
し、且つ微妙な屈曲形状を有している。このためプロー
ブ八から出射されるレーザー光は光ファイバlの軸方向
、即ちプローブAから直進方向及び管壁方向に同時に照
射されることが望ましい。また根管の端部である根尖孔
近傍の歯周組織は自然治癒力を有するものであるため、
該組織をレーザー光によって傷めることは好ましくは無
い。従って、前記反射鏡3を全反射鏡或いはハーフミラ
−によって構成し、これ等を選択的に用いることが好ま
しい。
以下の実施例に於いては、反射鏡3として全反射鏡を用
いた場合について説明する。
検知手段となる目盛4は、第4図に示すように保護チュ
ーブ2の外周に所定のピッチで刻設されている。前記目
盛4は根管内の治療を実施する際に、現在治療されてい
る深さ、即ち、根管内に於ける反射鏡3の深さを知るた
めのものである。このため、目盛4は反射鏡3の中心位
置を基準として刻設されることが好ましい、然し、本実
施例では反射鏡3と光ファイバ1の前端1aとの距離が
変更し得るものであるため、目盛4は保護チューブ2の
前端2aを基準として刻設されている。
根管壁に付着した細菌を滅菌処理すると共に根管壁を無
機質化し得るレーザー光としては、YAGレーザ−、炭
酸ガスレーザー、半導体レーザー等のレーザー光を用い
ることが可能である。このため、レーザー発振装置Bを
構成する発振部5としては、YAGレーザーの如き固体
レーザー発振手段、炭酸ガスレーザーの如きガスレーザ
ー発振手段、半導体レーザー発振手段等の発振手段を選
択的に用いることが可能である。
本実節′例では、発振部5aとしてYAGレーザー発振
手段を用いている。
上記の如く構成したプローブAによって根管内治療を実
施する場合には、発振部5aによりレーザー光を発振し
、このレーザー光を光学系5b及び光ファイバ1を介し
て該光ファイバlの前端1aに導く、そしてプローブA
を第5図に示すように根管12内に挿入すると、レーザ
ー光は反射鏡3により根管の管壁方向に照射される。
レーザー光を照射された根管壁の表面は、瞬時に気化、
蒸散する。また前記気化層に続く層は、レーザー光のエ
ネルギによって管壁を構成する有機成分が炭化すること
で無機質に変換する。このため、根管壁に付着した細菌
を滅菌することが可能となる。細菌に対する滅菌処置が
温度上昇によって行われるため、細菌に直接レーザー光
が照射されなくとも、根管壁に付着した細菌を完全に死
滅させることが可能となる。また根管壁を無機質化する
ことによって、処置後に細菌が侵入しても、該細菌が繁
殖する可能性を無くすることが可能となる。
根管壁にレーザー光を照射して該管壁を無機質化する際
に、レーザー光の出力を適宜調整することによって、気
化、蒸散層の深さ、即ち、根管形成に於ける根管寸法、
及び無機質化すべき層の深さ等を制御することが可能で
ある。即ち、レーう一光の出力を大きくした場合には、
気化、蒸散ル及び無機質化される層の深さを深くするこ
とが1能であり、且つ出力を小さくした場合には、気イ
1蒸敗層及び無機質化される層の深さを浅くする2とが
可能である。
前記の如くして、プローブAを根管12内に挿込する際
に、該プローブAの先端の挿入深さは、倶護チューブ2
の外囲に形成した目盛4によって極短することが可能で
ある。従って、予め患部をレントゲン撮影して根管12
の深さを計測することによって、プローブAの・先端を
適度な深さまで挿入して治療を行うことが可能である。
前述したように根管12の端部である根尖孔13辺近傍
歯周組織は、生体組織特有の自然治癒力を有している。
このため、本実施例に於ける反射鏡3として全反射鏡を
用いることによって、光ファイバlから照射されるレー
ザー光が直進して根尖孔13の近傍にある歯INIIv
LIllを傷める虞が無く、且つ歯周組織部分の神経組
織を麻痺させることが可能である。また反射tli3の
光ファイバ1の軸に対する角度を調整することで根尖孔
13の近傍にまでレーザー光を照射して滅菌処置を施す
ことが可能であり、且つレーザー光を照射した根管壁を
気化。
蒸散させると共に無機質化させることが可能である。
〔他の実施例〕
プローブ 第6図は他の実施例に係るプローブCの説明図である6
図に於いて、前述の実施例と同一部分或いは同一の機能
を有する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施例に係るプローブCは、光ファイバlと保護チュ
ーブ2とが略等しい長さを持って構成されると共に両者
は互いに一体的に構成されている。
把手7の内部に形成した室7eには光学系14が設けら
れている。この光学系14には図示しないレーザー発振
装置と接続された光ファイバ15が接続されている0把
手7の軸方向端部に形成したボス7bには保護チューブ
2の外径よりも僅かに太きい寸法を持った通孔7dが形
成されると共に、複数ノスリットが形成されている。
上記構成に於いて、プローブCを通孔7dに挿入して光
ファイバ1の後端1bを光学系14と当接させ、ボス7
bを袋ナツト8bによって締めっけることで通孔7dの
径を縮小してプローブCを把手7に固着することが可能
である。
上記の如く構成したプローブCは、把手7のボス7bに
対する袋ナツト8bを緩めることによって、治療すべき
歯に応じて或いは患者に応じて容易に交換することが可
能である。
皿討王役 第7図(A)〜(E)は他の実施例に係る照射手段の説
明図である。
同図(A)は2枚の反射鏡16a、16bを交叉させて
反射鏡16を構成し、この反射鏡16を保護チューブ2
に着脱可能に装着したリング10に固着したステー9に
取り付けて光ファイバlの前端la側に配置したもので
ある。前記反射鏡16a、16bとして全反射鏡或いは
ハーフミラ−を用いることば前述の実施例と同様である
反射鏡16を上記の如く構成することで、光ファイバ1
から出射されたレーザー光を同時に二方向の根管壁に照
射することが可能である。
同図(B)は保護チューブ2の前端2aに反射鏡16c
を埋設して構成したものである。前記反射鏡16cは、
保護チェーブ2の内径と略等しい径を有し、且つ光ファ
イバ1の前端1aと対向する面が、該光ファイバ1の輪
に対し約45度に傾斜した反射面として構成されている
。そして前記反射面が光ファイバ1の前端1aから所定
距離離隔して配置されると共に、該反射鏡16cの後端
が保護チェープ2の前端2aと路間−面となるように配
設されている。従って、保護チェープ2は光ファイバl
の長さよりも反射鏡16cを収容し得る長さに応じて長
く形成されている。また反射鏡16cの反射面に対向し
た保護チューブ2の前端2aには、反射したレーザー光
を通過させるための窓2cが形成されている。
反射鏡16cを上記の如く構成することで、ブロ−ブA
、Bの径を小さくすることが可能となり、根管治療を行
う際にプローブA、Bをより深く根管内に侵入させるこ
とが可能となる。このため、効率の良い治療を実施する
ことが可能となる。
同図(C)は光ファイバ1の前端1a側に凹レンズ17
aを配設して構成したものである。前記凹レンズ17a
は、保護チューブ2に着脱可能に装着された保持部材1
8によって保持されると共に、光ファイバ1の前端1a
から所定の距離を持って配設されている。
上記の如く構成された凹レンズ17aによって、光ファ
イバlから出射されたレーザー光を該光ファイバ1の軸
方向及び半径方向に同時に照射することが可能である。
同図(D)は保護チューブ2の前端2aに凹レンズ17
bを埋設して構成したものである。前記凹レンズ17b
は光ファイバlの前端1aに略接触して配置されると共
に、該凹レンズ17bの後端は保護チューブ2の前端2
aと路間−面となるように配設されている。従って、保
護チューブ2は光ファイバlの長さよりも凹レンズ17
bを収容し得る長さに応じて長く形成されている。
凹レンズ17bを上記の如く構成することで、プローブ
A、Bの径を小さくすることが可能となり、根管治療を
行う際にプローブA、Bをより深く根管内に侵入させる
ことが可能となる。このため、効率の良い治療を実施す
ることが可能となる。
同図(E)は光ファイバ1の前端la側に棒状の遮蔽部
材19を配設して構成したものである。前記遮蔽部材1
9は、保護チューブ2に着脱可能に装着された保持部材
20によって保持されると共に、光ファイバ1の前端1
aから所定の距離を持って配設されている。
上記の如く構成された遮蔽部材19によって、光ファイ
バlから出射されたレーザー光を該光ファイバlの半径
方向のみに照射することが可能である。
挫m反 第8図(A) 、 ([1)は他の実施例に係る検知手
段の説明図である。
同図(A)は、天然ゴム或いは合成ゴム等の弾力性を有
する材料によってリング状に形成したリング部材21を
保護チューブ2の外周に該外周に沿って移動可能に装着
して構成したものである。前記リング部材21の中心に
形成した孔21aは、保護チューブ2の外径と等しいか
、或いは僅かに小さい寸法を持って形成されている。従
って、リング部材21を保護チューブ2の外周に沿うで
移動させると、該リング部材21はその停止位置を維持
することが可能である。
前記リング部材21は治療すべき歯牙の表面と当接して
ストッパーの機能を有するものである。
治療に際しては、予め撮影したレントゲン写真等によっ
て根管12の深さを計測し、この計測深さに応じてリン
グ部材21を保護チューブ2の外周に沿って摺動させ、
光ファイバlの前端1aを根管12内に挿入する。前端
1aの挿入深さが大きくなると、リング部材21が歯牙
と当接して前端1aの挿入を阻止する。このため、光フ
ァイバ1の前端1aが根管12内に必要以上に深く挿入
されることが無く、従って、根尖孔13近傍の歯周組織
を傷める虞が無い。
同図(B)は、止めネジ22aを設けた金属製のリング
22を保護チューブ2の外周に装着して構成したもので
ある。リング22の中心に形成した孔22bは、保護チ
ューブ2の外径よりも僅かに大きな寸法を持って形成さ
れている。従って、止めネジ22aを緩めることでリン
グ22を保護チューブ2の外周に沿って移動すると共に
、止めネジを締めることでリング22を保護チューブ2
の外周所定位置に固着することが可能である。
前記の如く構成したリング22は、前述のリング部材2
1と同様に歯牙の表面と当接してストッパーとしての機
能を有するものである。
また治療に際しては、前述のリング部材21と同様にし
て用いるものである。
〈発明の効果〉 以上詳細に説明したように、本発明に係る根管内レーザ
ー光照射プローブは、光ファイバによって導かれるレー
ザー光を、該光ファイバの前端側に設けた照射手段によ
って根管の管壁方向及び/又は光ファイバの軸方向に照
射することで、根管内部の減面処置を実施することが出
来る。また根管の管壁に照射されたレーザー光によって
該管壁の表面を気化、蒸散させることで根管形成を行う
と共に、前記気化、蒸散層に続く層の有機質成分を炭化
させることで無8!質化させることが出来る等の特徴を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るレーザー光照射プローブの外観説
明図、第2図は断面説明図、第3図は照射手段の説明図
、第4図は検知手段の説明図、第5図は使用状態の説明
図、第6図は他の実施例に係るプローブの説明図、第7
図(A)〜(E)は他の実施例に係る照射手段の説明図
、第8図(A) 、 (B)は他の実施例に係る検知手
段の説明図である。 A、  Cはプローブ、Bはレーザー光発振装置、1.
15は光ファイバ、2は保護チューブ、3.′16は反
射鏡、4は目盛、5aは発振部、5b、14は光学系、
7は把手、17a、17bは凹レンズ、18゜20は保
持部材、19は遮蔽部材、21はリング部材、22はリ
ングである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レーザー光を照射位置まで導くための光ファイバと、前
    記光ファイバを保護するための保護チューブと、前記光
    ファイバの前端側に設けられた照射手段と、前記保護チ
    ューブの周囲に設けられ該保護チューブの先端からの距
    離を検知するための検知手段とを有することを特徴とし
    た根管内レーザー光照射プローブ。
JP1250695A 1989-09-28 1989-09-28 根管内レーザー光照射プローブ Expired - Fee Related JP2790872B2 (ja)

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