JPH03112485A - Hla―c遺伝子およびdnaプローブ並びに形質転換細胞 - Google Patents

Hla―c遺伝子およびdnaプローブ並びに形質転換細胞

Info

Publication number
JPH03112485A
JPH03112485A JP24769589A JP24769589A JPH03112485A JP H03112485 A JPH03112485 A JP H03112485A JP 24769589 A JP24769589 A JP 24769589A JP 24769589 A JP24769589 A JP 24769589A JP H03112485 A JPH03112485 A JP H03112485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hla
gene
dna
cells
base sequence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24769589A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Takiguchi
滝口 雅文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP24769589A priority Critical patent/JPH03112485A/ja
Publication of JPH03112485A publication Critical patent/JPH03112485A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はHLA−C遺伝子およびDNAプローブ並びに
形質転換細胞に関し、特にはHLA(human 1e
ukocyLo antigen)  C抗原のアロタ
イプをコードするDNAおよびDNAタイピングで患者
のクラス!遺伝子そのものを取り出して同定する際に使
用されるDNAプローブ並びに本発明のDNAを真核細
胞に導入することによりその細胞表面上にHLA−C抗
原のアロタイプを発現した形質転換細胞に関する。HL
A−C抗原のアロタイプを発現した細胞は免疫原として
動物に投与することが可能であるためHLA−C抗原の
アロタイプに特異性を有するモノクローナル抗体の開発
に有用である。さらに、ヒトの真核細胞へ本発明の遺伝
子を導入しHLA−C抗原のアロタイプを発現した細胞
は抗血清の特異性判定に使用されるパネル細胞(pan
eI cell)として有用である。
〔従来の技術〕
HLA抗原はヒトの臓器移植の際、移植片の定着の可否
を決定する抗原として移植免疫に重要な役割を果たして
いる。この中でクラスI抗原は、細胞性免疫において細
胞傷害性T細胞による抗原認識に関与すると共に、尋常
性乾石(CW6)、天泡疹(AIO)、口座ヘルペス(
A29)。
ベーチェッ1−(B57)などの疾患との有意な相関が
明らかにされている。  (Ozawa、A、、0hk
ido。
M、、Tsuji、 K、J、An+、Acad、De
rmatol、土、 205.1981 )HLA抗原
は拒絶現象や移植免疫に深(関連することから主要組織
適合抗原とも呼ばれ、それをコードする遺伝子群は主要
組織適合性遺伝子複合体(MHC)と呼ばれる。
HLAはヒトのMHCであり、HLAクラスI抗原は細
胞膜上に存在する膜タンパク質であって、A、B、Cの
3つの遺伝子座に支配されている。クラス■抗原は分子
ff144kaの糖タンパク(α鎖)が分子量12kd
のタンパク質(B2−ミクログロブリン)と非共有結合
によって会合した構造を持ち、α鎖は細胞外に位置する
N末端側に、α1.α2.α3の3個のドメインがあり
、次いで細胞内に埋め込まれた領域(Lransmem
brane Region) 、細胞内に位置する領域
(cytoplase+ic domein)が並んで
いる。B2−ミクログロブリンは1つのドメインからな
り、α鎖に結合している。
HLA遺伝子領域はヒト第6染色体短腕上に2.5セン
チモルガン(cM)の距離に亘って存在し、セントロメ
アーの側からクラス116W域(1,OcM)、クラス
III 9M域(DR−B間=0.7cM)、クラスI
領域(0,8c M )の順に並んでいる。
(Jordan、B、R,et al、Ia+muno
1.Rev、、84.73+1985)HL Aクラス
■抗原を検査する方法は、血清学的方法および組み換え
DNA技術によるH L A −D N A  typ
ingがある。
血清学的方法としては、補体依存性細胞障害性試験(T
erasaki、P、1. and McClella
nd、J、D。
Nature (London) 、 204.pp9
9B−1000,1964)が標準的な手法である。こ
の方法はアロ抗血清を用い、家兎の血清を補体としてリ
ンパ球細胞毒(ly*pocytotoxicity 
)によりHLAをタイプする方法であるが、抗血清が多
産妊婦のアロ血清であること、および、抗血清は交差反
応性(cross reaction)を示しHL A
クラス■アロタイプに単一特異的に反応するものが得難
いこと、さらに、抗血清はヒトから入手するため再現性
ある血清の安定供給は不可能であること、発現量の少な
いアロ抗原に対する抗血清は得られないことからアロ血
清に替わるモノクローナル抗体の開発が望まれている。
1984年の国際組織適合性ワークシジップで、およそ
150種のモノクローナル抗体が提出されている。(F
auchet、R,、Bonder、J、G、、にen
nedy、L、J、et al+: HL A−A、 
 B、  Cmonoclonal  antibod
ies、  Hist。
co+5patibllity Testing 19
84 (Albert、E、D、−。
Baur、 M、P、、Mayr、W、R,ed、)、
 Springer−Verlag。
Berlin、Heidelberg、Nei< Yo
rk、Tokyo: 211+1984)抗HL Aモ
ノクローナル抗体の作成は、一般にヒトのリンパ球をマ
ウスに免疫して得られた肺細胞とマウス骨髄腫細胞を融
合させる方法を用いることができる。(Of、 V、T
、 、 Herzenberg、 L、A、 :1o+
munoglobulin−producing hy
brid cell 1ines。
5elected a+ethods in Immu
nology、 351+1981)しかしながら、現
在まででモノクローナル抗体のうちでHLAタイピング
に適した抗体−たとえばHLA−B抗原のアロタイプに
対するモノクローナル抗体を例にとると、8w4,8w
6゜B7.B8.B13.B27に単一特異的に結合す
るモノクローナル抗体しか得られていない状況にあり、
他の多数のアロタイプに単一特異性を存するモノクロー
ナル抗体の開発が期待されている。また、現在まだ反応
性を有するモノクローナル抗体すら得られていないアロ
抗原が多数存在している。このようなアロ抗原について
は他のアロ抗原と交差反応性を存するモノクローナル抗
体も有効である。最近さらに抗HL Aモノクローナル
抗体作製方法の改善が成された。
この方法は、ヒトのTリンパ球優位の末梢リンパ球を免
疫原として用いた抗体産生法では、ヒト由来の抗原が多
数存在するために目的とするHLAアロタイプの抗原以
外の多数の抗原部位に対し反応性を示すモノクローナル
抗体が得られる点を改善したものであり、免疫動物由来
の真核細胞にヒ)HLA抗原遺伝子クローンを導入して
形質転換した細胞を免疫動物に投与することで形質転換
細胞上に発現したヒ) HL A抗原に対するモノクロ
ーナル抗体を効率良く産生ずる肺細胞を得る方法である
。(Monoclona 1antibodies t
o HL A −D P −transfectedm
ouse  L  cell:  Proc、  Na
tl、^cad、sci、、  USA、83゜pp 
3417−3421.1986 )HLAクラス!抗原
アロタイプに特異性を有する抗血清、モノクローナル抗
体が得られていないものについてはDNAタイピングが
有力な検査方法である。尋常性乾宿はHL Aクラス■
抗原である0w6.0w7に非常に高い相関を示す疾患
として知られている。(Ozawa et al、:S
ome  recent  advances  in
   HL  A  and  5kindiseas
es、J、Am、Acad、Dermatol、   
4,205+1981)そこでOzawaらはC抗原遺
伝子クローンp42(Sodoyer+R,et al
、、Complete nucleotidesequ
ence of a gene encoding a
 functionalhuman class I 
histo compatibility antig
en(HLA−Cw3 ) 、 EMBOJ、、3 :
879,1984)のPv1jllフラグメントをプロ
ーブとして0w6゜0w7を有する尋常性乾官21名と
健常人16名についてDNAタイピングを実施した。 
(Ozawa。
A、et al  : D N A  t”yping
 in psoriasisVulgaris、 In
:Proceed+ng of the  3 rd 
As1aOceania H4stocompatib
ility Workshop andConfere
nce+ in press) その結果、シグナル配
列、α1ドメインα2ドメインの一部に相当するPvu
 If   1.7kbフラグメントをプローブとした
ときに患者に特異的なバンドを検出した。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の技術においては、単離され塩基配列の特定された
HLA遺伝子が数多く得られていないため、HLA抗原
アロタイプの解析、DNAタイピングの適用に制限を受
けていた。また、抗HLAモノクローナル抗体を作成す
るための良い免疫原が少なかった。
本発明はこのような事情に着目してなされたもので、新
規なHLA−C,!i伝子およびDNAプローブ並びに
形質転換細胞を捷供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕発明者はHL 
Aに関する研究を続けた結果、HLA−C遺伝子の単離
に成功し、本発明を完成させた。
1つはHLA−Cb−1遺伝子であり下記の塩基配列で
表わされるエクソンを有する。
ATGCGGGTCATGGCGCCCCGAACCC
TC八TCCTGCTGCTCTCGGGAGCCCT
GGCへCTGACCGAGACCTGGGCCTGC
TCCCACTCCATGAGGTATTTCTCCA
CATCCGTGTCCCGGCCCGGCCGCGG
GGAGCCCCGCTTCATCGCAGTGGGC
TACGTGGACGACACGCAGTTCGTGC
GGTTCGACAGCGACGCCGCGAGTCC
GAGAGGGGAGCCGCGGGCGCCGTGG
GTGGAGCAGGAGGGGCCGGAGTATT
GGGACCGGGAGACACAGAAGTACAA
GCGCCAGGCACAGACTGACCGAGTG
AGCCTGCGGAACCTGCGCGGCTACT
ACAACCAGAGCGAGGCCGGGTCTCA
CACCCTCCAGTGGATGTTTGGCTGC
GACCTGGGGCCCGACGGGCGCCTCC
TCCGCGGGTATGACCAGTCCGCCTA
CGACGGCAAGGATTACATCGCCCTG
AACGAGGATCTGCGCTCCTGGACCG
CCGCGGACACGGCGGCTCAGATCAC
CCAGCGCAAGTGGGAGGCGGCCCG 
TG A G GCG GAG CA G CG GA
 G A G CCT A CCTG G A G G
 G CA CGTGCGTGGAGTGGCTCCG
CAGATACCTGGAGAACGGG^八GGAG
AGCCTGCAGCGCGCGGAACACCCAA
AGACACACへTGACCCACCATCCCGT
CTCTGACCATGAGGCCACCCTGAGG
TGCTGGGCCCTGGGCTTCTACCCTG
CGGAGATCACACTGACCTGGCAGTG
GGATGGGGAGGACCAAACTCAGGAC
ACCGAGCTTGTGGAGACCAGGCCAG
CAGGAGATGGAACCTTCCAGAAGTG
GGCAGCTGTGATGGTGCCTTCTGGA
GAAGAGCAGAG^TACACGTGCCATG
TGCAGCACGAGGGGCTGCCGGAGCC
CCTCACCCTGAGATGGGAGCCGTCT
TCCCAGCCCACCATCCCCATCGTGG
GCATCGTTGCTGGCCTGGCTGTCCT
GGCTGTCCTAGCTGTCCTAGGAGCT
GTGGTGGCTGTTGTGATGTGTAGGA
GGAAGAGCTCAGGTGGAAAAGGAGG
GAGCTGCTCTC^GGCTGCGTCCAGC
AACAGTGCCCAGGGCTCTGATGAGT
CTCTCATCGCTTGTAAAGCCTGA上記
塩基配列およびこの明細書の特許請求の範囲8発明の詳
細な説明に記載した塩基配列では、Aはアデニン、Cは
シトシン、Gはグアニン、Tはチミンを示す。
もう1つはHLA−Cb−2遺伝子であり下記の塩基配
列で表わされるエクソンを有する。
ATGCGGGTCATGGCGCCCCGAACCC
TCATCCTGCTGCTCTCGGGAGCCCT
GGCCCTGACCGAGACCTGGGCCTGC
TCCC八CTCCATGAGGTATTTCTACA
CCGCCGTGTCCCGGCCCGGCCGCGG
AGAGCCCCGCTTCATCGCAGTGGGC
TACGTGGACG^CACGCAGTTCGTGC
GGTTCGACAGCGACGCCGCGAGTCC
AAGAGGGGAGCCGCGGGCGCCGTGG
GTGGAGCAGGAGGGGCCGGAGTATT
GGGACCGGGAGACACAGAAGTACAA
GCGCCAGGCACAGGCTGACCGAGTG
AGCCTGCGGAACCTGCGCGGCTACT
ACAACCAGAGCGAGGCCGGGTCTCA
CACCCTCCAGAGGATGTACGGCTGC
GACCTGGGGCCCGACGGGCGCCTCC
TCCGCGGGTATGACCAGTCCGCCTA
CGACGGCAAGGATTACATCGCCCTG
AACGAGGACCTGCGCTCCTGGACCG
CTGCGGACACGGCGGCTCAGATCAC
CCAGCGCAAGTGGGAGGCGGCCCGT
GAGGCGGAGCAGTGGAGAGCCTACC
TGGAGGGCACGTGCGTGGAGTGGCT
CCGCAGATACCTGGAGAACGGGAAG
GAGACGCTGCAGCGCGCGGAACACC
CAAAGACACACGTG八CCCACCATCC
CGTCTCTGA(:CATGAGGCCACCCT
GAGGTGCTGGGCCCTGGGCTTCTAC
CCTGCGGAGATCACACTGACCTGGC
AGCGGGATGGCGAGGACCAAACTCA
GGACACCGAGCTTGTGGAGACCAGG
CCAGCAGGAGATGGAACCTTCCAGA
AGTGGGCAGCTGTGGTGGTGCCTTC
TGGAGAAGAGCAGAGATACACGTGC
CATGTGCAGCACGAGGGGCTGCCGG
AGCCCCTCACCCTGAGATGGGAGCC
ATCTTCCCAGCCCACCATCCCCATC
GTGGGCATCGTTGCTGGCCTGGCTG
TCCTGGCTGTCCTAGCTGTCCTAGG
AGCTGTGATGGCTGTTGTGATGTGT
八GGAGGAAGAGCTCAGGTGGAAAAG
GAGGGAGCTGCTCTCAGGCTにCGTC
CAGCAACAGTGCCCAGGGCTCTGAT
GAGTCTCTCATCGCTTGTAAAGCCT
GAこの2つのHLAクラスI DNAは、その部の配
列にマーカー物質を標識してDNAタイピングに使用さ
れるDNAプローブに応用できる。マーカー物質として
は、ベルオキシターゼ鉄ポルフィリン誘導体、ルシフェ
ラーゼ等の発光物質、蛍光物i、2.3−ブタジオン等
のリン光物質およびitp、ss3等の放射性物質が一
般的に使用される。これらのマーカー物質およびマーカ
ー物質を1本鎖DNAに標識する方法は公知である。(
Annual Review Biophys。
Bioeng、pp175−195.(1981)、 
Rigby etal、、J、Mol。
Biol、、113,237. (1977))この2
つのHLA−C遺伝子はHLA−Cb−1,Cb−2を
それぞれコードするので真核細胞に導入することにより
HLA−Cb−1゜Cb−2抗原をそれぞれ発現する形
質転換細胞を得ることができる。
〔実施例〕
本発明を実施例に基いて説明する。
HLA−C”の 染色体DNAの分離 HLA−A2/A2.B51/B51.C−/CDR4
/DR4,DQ3/DQ3.DP5/DP5のハブロタ
イブをもち、EBウィルス(Epstein−Barr
 Virus)で形質転換したヒトBlll胞株LKT
−2(北里大学大谷博士より入手)5X10’個を10
−のリン酸緩衝食塩水(PBS)に浮遊させ、1500
rpn+で遠心した。上清を捨て、再び10dのPBS
に浮遊させ、1500rpL@で遠心し、上清を完全に
取り除いた。
次に、LKT−2細胞を2dのLST緩衝液(20mM
  Tris溶液p H7,4,10mM NaC1,
3mMMgClz )に浮遊させ1500rpmで遠心
し上清を取り除いた。4°Cに冷却した5%5ocos
e、 4%NP −40を含むLST緩衝液1−を加え
LKT−2細胞を浮遊させ5分間放置した。その後15
00rpm+で遠心し上清を取り除き、冷却した5−の
ACEC1衝液(50mM酢酸ナトリウム、 10mM
EDTA)を加えて撹拌した。0.5dのlO%SDS
溶液を加えた後、5−のフェノール溶液を加え4分間振
盪した。その後200Orpmで10分間遠心し、上層
を新しい試験管に入れた。この試験管に上層液と等量の
クロロホルム溶液を加え4分間振盪後、200Orpm
で10分間遠心し、上層を新しい試験管に入れた。上層
をとった試験管に2倍量の99%エタノールをゆっくり
加え混合しヒト染色体DNAを糸状に分離した。分離し
たヒト染色体DNA30μgを制限酵素Ec oR19
0単位(U)で37°C3時間インキエベートした。E
coRIで切断したヒト染色体DNAを0.8%アガロ
ースゲルの末端に添加し電気泳動し、6.Okbから8
.5kbの範囲にあるDNA断片をDEペーパー分離法
で分離し、DNAを得た。
上述した操作をHL A −All/ A24.  B
 w52/Bw52.Cw7/Cw−、DR2/DRw
8゜1、DQI/DQ−のハブロタイブをもったヒト正
常人末梢血リンパ球(PBL)に対し行なった結果PB
L細胞からもDNAを得た。
ゲノムDNAライブラリーの作成 分離したヒトDNA0.4μgに対してλフアージDN
AのEcoRI消化物(λ0NGC)2μgを加え、T
、リガーゼを加えて、4°C18時間インキュベートし
て結合させた。このサンプルをパンケージング キット
 (Gfgapackgold:Stratagene
社製)を使ってin viLroでパッケージングした
。パッケージングがうまくいっているか確認するためパ
ッケージングしたファージサンプルの力価を以下の手順
で調べた。
(サンプルの力価の測定) L E 392E、 coliを少量とり、40−のL
B培地(NaC15g、イーストイクストラクト5g。
トリプトン10gを14!LOにとかしたもの。)を入
れである50−の遠心管に入れ37°C−晩振盪培養し
た。培養したバクテリア培地1dを遠心管に加え、さら
に3−のLB培地と80dのIMMgSOaを加えた。
こうして得たバクテリア培地0.2dとパッケージング
サンプルの希釈系列2μl(原液、 10倍希釈液、 
 ioo倍希釈液、 1000倍希釈液)を6dの試験
管に加え37°C15分間インキュベートした。45°
C保温の2.5艷の0.7%軟寒天を各試験管に加えて
′混ぜた後、直径90鴫の1.5%寒天皿の上に重層す
る。37°C8時間培養しプラーク数をカウントした。
HLAクラス■ゲノムDNAのクローニング90mの皿
に約4000個のプラークができるようにライブラリー
の原液を3M培地(NaC115,8g、Mg50.7
Hア02g、50献 IMTrisCl  p H7,
5,5td  2%gelatinを11H,Oにとか
したもの、)で希釈した。−次スクリーニングは上記の
サンプルの力価の測定と同様の手順で操作し90M皿に
ファージプラークを形成した。ニトロセルロースp (
GelmanScience社製)を軟寒天層上に載せ
5分間放置した0次に、ニトロセルロース膜をdena
 ture溶液(0,1MNaOH,1,5MNacl
)を含むクロマトグラフィー用紙に、ファージがついて
いる面を上にして載せ5分間放置した。次に、2倍のS
SC溶液を含むクロマトグラフィー用紙にニトロセルロ
ース膜を載せ5分間放置した後、ニトロセルロース膜を
室温で乾燥させた。
最後に、80°Cの真空乾燥機の中で120分間放置し
プロッティングを完了した。
ハイブリダイゼーションで使用するHLAB 7 c 
DNAプローブを以下のように調製した。
HL A −B 7 c D NA1340bp C0
rr H,T、etal ; Biochemistr
y、18.5711.1979 )がPstlsite
でPBR328に入っているプラスミドpI)pool
  (DrJeisman、Vale Univers
ityより入手)をPstlで切断し、アガロースゲル
で電気泳動し、DEペーパー法で1340b、のHLA
−B7cDNAを分離した。分離したHLA−B7cD
NA200ngをニックトランスレーション法により”
P−dCTPで標識した。標識したcDNAと未結合の
”P−dCTPを分離するためセファデックスG50カ
ラムに流し放射能活性のある第1ピークを集めた。
以下の手順でHLAクラス!遺伝子をクローニングした
ファージライブラリーをプロッティングしたニトロセル
ロース膜をハイブリダイゼーションバックに入れた。プ
レハイブリダイゼーション溶液(50倍のDenhar
dt’s 5olution 0.8mf、10dFo
rmas+ide、  0.2d  10% S  D
  S 、0.5−の 4 ■/dサケ精子DNA、 
6.6ate 20倍SSC,1,9W1)(*O)を
加えバックを密封し42°C2時間インキュベートした
。2X10’フcpsのHLA−B7cDNAプローブ
と4 mg/dサケ精子DNA015dをガラス試験管
に入れ100°Cの水浴で10分間加熱した後、氷の中
で急冷した。このガラス試験管に0.8dの50倍De
nhardt’ 5olution。
10d fora+amide、0.21R110%S
 D S、6.6d 20倍SSC溶液、2−の50%
Dextran 5ulfateの混合液を加えてハイ
ブリダイゼーション溶液とした。ハイブリダイゼーショ
ンバックからプレハイブリダイゼーション溶液を捨て、
ハイブリダイゼーション溶液を加えてバックを密封し4
2°C18時間インキエベートした。バンクからニトロ
セルロース膜を取り出し、2倍のSSC,0,1%SD
Sからなる洗浄溶液で37°C30分間×2回、さらに
52°C30分間×2回洗った後ニトロセルロース膜を
乾燥させた。乾燥したニトロセルロース膜を−hats
an  3 M M濾紙上に固定しX線フィルムのカセ
ットに入れX線フィルムに3−18時間露光した後、フ
ィルムを感光させた。黒いドツトとして現れたポジティ
ブプラークをlii!認した後90m皿からポジティブ
プラークをピペットで取り1dSM緩衝液の入っている
1、5d遠心管に入れ37°C1時間インキエベートし
た。次に、クロロホルムを数滴加えて15000rp+
aで数秒遠心した後、上清を2次スクリーニングのファ
ージとした。
90mm皿に100−500個のプラークができるよう
に上清を3M培地で希釈した後、1次スクリーニングと
同様の方法でニトロセルロース膜にプロッティングし、
HLA−B7cDNAプローブを使用しハイブリダイゼ
ーションを行いポジティブプラークを取った。
2次スクリーニングで得たポジティブプラークをピペッ
トで取り1dSM培地の入っている1、5−遠心管に入
れ室温1時間インキエベートした後クロロホルムを数滴
加えて1500rp+IIvl1秒間遠心する。遠心後
の上清を3次スクリーニングのファージとし、2次スク
リーニングと同じ方法でスクリーニングを行い、すべて
のプラークがポジティブプラークであることをハイブリ
ダイゼーションによって確認し、クローニングを完了し
た。
DNAの精製 3次スクリーニングで得たλファージの力価を上述した
サンプルの力価の測定と同様の手順で行った。3次スク
リーニングで得たファージの力価を上げるため90■皿
にファージプラークをまき、翌日4dSM培地を皿に加
えて1時間インキエベートした0次に上清を1.5d遠
心管に入れ50μlのクロロフォルムを加えて1時間混
合した後15000rpmで1分間遠心し、その上清の
ファージの力価をスクリーニングと同じ方法でハイブリ
ダイゼーションを行い測定した。力価は1.0 X 1
0’であった。
L E 392 E 、coli を0.4%マルトー
スの入ったNZYDE培地30mに加え一晩培養した。
翌日、培養液を400Orpmで5分間遠心した後、上
清をすて3M培地5dを加えて細菌を浮遊させた。この
際分光光度計で600nnのOD値を測定シナカラ、C
OD値1.0= 8 XIO”個)4 Xl0I0個の
E、coliを5dSM培地に浮遊するようにした。上
で調製したlXl0”力価のファージと4×1010個
のE、coli を浮遊させた5dSM培地を試験管に
入れ37’C2分間インキュベートした。
インキュベートした試験管中の溶液をl ff1NZY
DE培地に加え37°C8時間振盪培養した。さらに、
10sfクロロフオルムを加え20分間振盪した後、こ
の培養液をlff1の遠心管に入れ3500rpmで3
0分間冷却しながら遠心した。次に、上清を新しい遠心
管に入れDNa s e、RNa seをそれぞれlt
tg/dに最終濃度がなるように加えて室温30分イン
キュベートした。この遠心管に36gNaC1と64 
g P E G6000 (シグマ社製)を加えて溶解
し4°C−晩装置した。この遠心管を350Orpmで
30分間遠心し上清を捨てた。6dの3M培地を加えた
後、この遠心管中の溶液を別の50dの遠心管に移し、
61nIlクロロフオルムを加えよく混合した。5〇−
遠心管を400Orpmで遠心した後、上滑を別の新し
い遠心管に移した。
3M培地を加えて全体を6dにし3gCsC1を加えて
よく溶解させた。遠心管を22000rpm 4時間遠
心してCsC1比重遠心分離法によりファージ層を分離
した。分離したファージ層をとり、1.5 g/dCs
 C1を含む3M培地に加えて再び45000rpm1
8時間遠心しファージ層を分離した。このファージ層の
溶液を透析膜に入れ0.1M Tris、 0.05M
 NaC1,0,001M MgCIz の溶液で1時
間透析した。透析後のファージ溶液にl/10の量の0
.5M EDT八、1/20の量の10%SDS、1/
20の量の2 mg / d Proteinase 
Kを加え室温30分間インキュベートした。次に、Ph
enol法によってDNAを分離し、T E Ijt街
液(10Il+M TrisCl、In+M EDTA
 p88.0 )で−晩透析してD N Aを精製した
によるHLAクラスI−の クローニングしたHLAクラス;ゲノムDNAをtk−
マウスL細胞に遺伝子導入しその細胞表面上での発現を
抗!(LAクラスI抗体で調べた。
マウスL細胞へのHLAクラスI遺伝子の導入遺伝子移
入の前日、5X10”個のマウスL細胞を培養フラスコ
に入れ10%FC3を含むMEM培地中で培養した。
Ca−phosphate沈殿法により沈殿物を以下の
手順で作成した。
(a)20 tt g / 10.Ou j2のHLA
クラスlゲノムDNAと、1μs/looμlのチミジ
ンキナーゼ遺伝子と、100μj!  CaC1t−2
H,O溶液PH7,0と、700μlのH,Oを濃合し
総量をlidとした。
(b)He p e s/Na C1溶液と 100倍
のNaHPO,溶液を49:1で混合し、その溶液を6
−の試験管に入れた。
(c) (a)で作成した溶液を1滴ずつ(b)の試験
管に入れ混合した後20分間インキュベートしCa−D
NA沈殿物を作成した。
前日培養したマウスL細胞をCa非含有PBSで1回洗
浄した後、Ca−DNA沈殿物を加えてフラスコ中で1
5分間インキュベートした。
さらにlO%ウシ胎児血清(Fe2)を含むMEM培地
を1〇−加えて37°C6時間CO,インキュベーター
でインキュベートした。次に、FC3非含有培地を用い
て作成した34%PEG−5%DMSO溶液でフラスコ
中の培地を除いた後、21RIlの34%PEG−5%
DMSO溶液を加えて3分間インキュベートした。FC
3非含有培地で3回洗浄後、lO%FCSを含む培地で
2回洗浄した0次に、10.−の10%FC3を含む培
地を加え一晩培養した。翌日、HAT培地に変え培養し
た。2〜3日毎にHAT培地を交替した。
約14〜21日でtk遺伝子導入し細胞が増殖しコロニ
ーを形成するのを確認した。各コロニーをクローニング
リングを使って拾った後、各クローンを培養した。
形質転換細胞上に発現したH L AクラスI抗原の確
認 クローン化した各コロニーlXl0’個をPBSで2回
洗い100μlのPBSに浮遊させた後、501Iff
iずつ複数本の試験管に入れた。各試験管ニ50μlの
抗HLAクラス1モノクローナル抗体W 6 /32 
(Parham P et al、 J、 Immun
ol。
(1979) 、 123. pp342−349 )
と、50μ2の抗HLA−A、B、Cモノクローナル抗
体264.88 と、50μrの抗HLA−DRモノク
ローナル抗体L243 (Lampson LAet 
al、J、Immunol、(1980)、125゜p
p293−299)を別々に加え4°C30分インキュ
ベートした。各試験管に0.5艷のPBSを加えて15
00rpmで5分間遠心し、上清を取り除いた。
これを3回操り返した。50倍希釈のFITC抗マウス
Ig抗体(Silenus社製)を各試験管に加えて4
°C30分インキュベートした。各試験管に0.5d 
P B Sを加え、1500rpmで5分間遠心して、
上清を取り除(作業を3回繰り返した。最後に1jR1
PBsを各試験管に加えフローサイトメトリーにより解
析した。結果を第1図に示す。
第1図(A)はLKT−2111胞から単離した遺伝子
クローンcb−tを導入したマウスL細胞を用いた場合
のフローサイトメトリー、第1図(B)はPBL細胞か
ら単離した遺伝子クローンCb−2を導入したマウスL
111胞を用いた場合のフローサイトメトリーである。
図中、横軸は螢光強度を、縦軸は細胞数を表わす。図中
、実線aは264.88抗体を用いた場合、−点鎖線す
はW 6 /32抗体を用いた場合、鎖線CはL243
抗体を用いた場合のフローサイトメトリーである。
さらに、遺伝子クローンCb−1,Cb−2をハイグロ
マイシン耐性遺伝子と一緒に、HLA−A、B抗原を発
現してないBリンパ芽球細胞Ha+y2 CI R(J
、 Exp、 Med、 166、pp283−288
゜(1987))に導入し、ハイグロマインシンB培地
を用いて形質転換細胞を得た。この形質転換細胞をさら
に培養し、264.88モノクロ一ナル抗体を加えて3
0分間反応させた後PBSで3回洗浄した0次に、50
倍希釈のFITC抗マウスIg抗体を添加し、4’C3
0分反応させた。PBSで3回洗浄の後、細胞の螢光強
度をフローサイトメトリーで調べた。結果を第2図に示
す。図中、横軸は螢光強度を、縦軸は細胞数を表わす。
実線dは遺伝子クローンCb−1を導入して形質転換し
たHn+y2CIR細胞、−点鎖線eは遺伝子クローン
Cb−2を導入して形質転換したHray2CIR細胞
、鎖f%Ifは形質転換していない元のHmy2CIR
細胞を用いた場合のフローサイトメトリーをそれぞれ表
わす。
HLA−C遺伝子のEcoR■フラグメントは7.6k
bと7.9kbの2つのグループに分けられることがわ
かっている。LKT−2細胞は同種のCブランク遺伝子
を有する細胞であり、この細胞から単離された7、6k
bの遺伝子クローンCb−tはCブランク遺伝子である
ことが強く示唆された。また、Cw 7 / C−を有
するPBL細胞からは7.6kbの遺伝子クローンL−
1と、7.9kbの遺伝子クローンCb−2が単離され
た。
Cw7は?、6kbであることからL−1はCw7遺伝
子であり、遺伝子クローンCb−2はCブランク遺伝子
であることが強く示唆された。
クローンCb−1,Cb−2のゲノムDNAの全塩基配
列をジデオキシ法により決定した。
結果を第3図に示す。図中、J(LA−Cb−1゜Cb
−2遺伝子の他に、参考までにCwt、0w2,1,0
w2,2の塩基配列を並記した。
HLA−Cw 1.0w2.1はIamunogene
tics25、p313.1975. HL A −C
w 2 、2はProc、Natl。
Acad、 Sci、(LISA)、 85. p40
05,1988として公知である0図中、Aはアデニン
、Cはシトシン。
Gはグアニン、Tはチミンを示す。
第4図は第3図に示したHLA−Cb−1゜Cb−2遺
伝子の各エクソン部がコードするペプチドのアミノ酸シ
ークエンスを示す、アミノ酸は1文字略記で表示してあ
り、Aはアラニン。
Rはアルギニン、Nはアスパラギン、Dはアスパラギン
酸、Cはシスティン、Qはグルタミン。
Eはグルタミン酸、Gはグリシン、Hはヒスチジン、■
はイソロイシン、Lはロイシン、にはリジン、Mはメチ
オニン、Fはフェニルアラニン、Pはプロリン、Sはセ
リン、Tはトレオニン、Wはトリプトファン、Yはチロ
シン、■はバリンを示す。
図中、参考までにHLA−Cwl、0w2゜1、Cw3
のアミノ酸配列を並記した。
HLA−Cw 1.Cw2.1はImmunogene
tics25、p313.1975、HLA−Cw2.
2はProc。
Natl、Acad、Sci、USA、85.1)40
05.1988、HLA−Cw3はE M B OJ、
3.p879.1984として公知である。第3図、第
4図中、ダッシュは一番上の配列と同じ塩基またはアミ
ノ酸であることを示す。
DNAプローブへの 2種のCブランク遺伝子HLA−Cb−1゜Cb−2の
塩基配列が上述した実施例により明らかになったことか
ら、Cb−1,Cb−2遺伝子をDNAタイピングによ
って同定することが強く期待される。
Cb−1の一次構造はCwlときわめて良く似ていて、
5個のアミノ酸しか違いがない。しかも、この5個のア
ミノ酸はすべてβストランドに位置している。抗体の認
識する部位はα、。
α2 ドメインのα−ヘリックスまたは外側のループ構
造の部分であり、したがって、抗体はCb−1抗原を認
識することができないと思われる。したがって、Cb−
1遺伝子のDNAプローブによる検出は有効な手段であ
る。[)NAプローブに用いるDNAとしては、I(L
A−Cb−tでは、Cwlと違っている5つのアミノ酸
の置換位置の近傍または、そのすべてを含む領域をコー
ドする塩基配列が候補として挙げられ、HLA−Cb−
2では73番目のAlaをコードする塩基配列の近傍が
候補として挙げられる。
塩基配列が決定されたDNAは、DNA合成機又はホス
ホトリエステル合成法により合成する。合成したDNA
にアルカリフォスターゼ(3,1,3,1) 、  ポ
リヌクレオチドキナーゼ(2,7゜1.78)とα−3
χPdATPを加えて一本鎖DNAの5′端にsipを
標識することにより、DNAプローブが得られる。
〔発明の効果〕
本発明はHLA−Cアロ抗原の研究、検査。
診断に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は、遺伝子クローンCb−1形W 転tu
tマウスLl[l胞へのモノクローナル抗体264.8
B、 W6/32. L243の反応性を示すフローサ
イトメトリー、 第1図(B)は、遺伝子クローンCb−2形質転換マウ
スL細胞へのモノクローナル抗体264.8B、  W
 6 /32. L243の反応性を示すフローサイト
メトリー、 第2図は遺伝子クローンcb−t、cb−2を導入した
形質転換Hmy2CIR細胞へのモノクローナル抗体2
64.B8の反応性を示すフローサイ  ト メ  ト
 リ − 第3図(1)、  (II)、  (III)はHLA
二Cb−1,Cb−2遺伝子のエクソン部の塩基配列を
示す図、 第4図(1)、(II)はHLA−Cb−1゜Cb−2
遺伝子がコードするペプチドのアミノ酸配列を示す図で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の塩基配列で表わされるエクソンを有するHL
    A−C遺伝子 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 上記式中、Aはアデニン、Cはシトシン、Gはグアニン
    、Tはチミンを示す。 2、下記の塩基配列で表わされるエクソンを有するHL
    A−C遺伝子 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 上記式中、Aはアデニン、Cはシトシン、Cはグアニン
    、Tはチミンを示す。 3、下記のアミノ酸配列をコードするHLA−C遺伝子 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 上記式中、Aはアラニン、Rはアルギニン、Nはアスパ
    ラギン、Dはアスパラギン酸、Cはシステイン、Qはグ
    ルタミン、Eはグルタミン酸、Gはグリシン、Hはヒス
    チシン、Iはイソロイシン、Lはロイシン、Kはリジン
    、Mはメチオニン、Fはフェニルアラニン、Pはプロリ
    ン、Sはセリン、Tはトレオニン、Wはトリプトファン
    、Yはチロシン、Vはバリンを示す。 4、下記のアミノ酸配列をコードするHLA−C遺伝子 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 上記式中、Aはアラニン、Rはアルギニン、Nはアスパ
    ラギン、Dはアスパラギン酸、Cはシステイン、Qはグ
    ルタミン、Eはグルタミン酸、Gはグリシン、Hはヒス
    チシン、Iはイソロイシン、Lはロイシン、Kはリジン
    、Mはメチオニン、Fはフェニルアラニン、Pはプロリ
    ン、Sはセリン、Tはトレオニン、Wはトリプトファン
    、Yはチロシン、Vはバリンを示す。 5、請求項1記載の塩基配列の一部に一致する塩基配列
    を持つDNAと、DNAの一部に結合したマーカー物質
    とからなるDNAプローブ。 6、請求項2記載の塩基配列の一部に一致する塩基配列
    を持つDNAと、DNAの一部に結合したマーカー物質
    とからなるDNAプローブ。 7、請求項1記載のHLA−C遺伝子を真核細胞に導入
    して得られHLA−Cb−1抗原を発現することを特徴
    とする形質転換細胞。 8、請求項2記載のHLA−C遺伝子を真核細胞に導入
    して得られHLA−Cb−2抗原を発現することを特徴
    とする形質転換細胞。
JP24769589A 1989-09-22 1989-09-22 Hla―c遺伝子およびdnaプローブ並びに形質転換細胞 Pending JPH03112485A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24769589A JPH03112485A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 Hla―c遺伝子およびdnaプローブ並びに形質転換細胞

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24769589A JPH03112485A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 Hla―c遺伝子およびdnaプローブ並びに形質転換細胞

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03112485A true JPH03112485A (ja) 1991-05-14

Family

ID=17167275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24769589A Pending JPH03112485A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 Hla―c遺伝子およびdnaプローブ並びに形質転換細胞

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03112485A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999028748A3 (en) * 1997-12-04 1999-12-23 Isis Innovation Hla-e binding
US8796427B2 (en) 2008-01-24 2014-08-05 Novo Nordisk A/S Humanized anti-human NKG2A monoclonal antibody
US8901283B2 (en) 2006-06-30 2014-12-02 Novo Nordisk A/S Anti-NKG2A antibodies and uses thereof
US8993319B2 (en) 2004-12-28 2015-03-31 Innate Pharma S.A. Monoclonal antibodies against NKG2A
US9512228B2 (en) 2011-06-17 2016-12-06 Novo Nordisk A/S Selective elimination of erosive cells

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999028748A3 (en) * 1997-12-04 1999-12-23 Isis Innovation Hla-e binding
US7410767B1 (en) 1997-12-04 2008-08-12 Isis Innovation Limited HLA-E binding
JP2010024233A (ja) * 1997-12-04 2010-02-04 Isis Innovation Ltd Hla−e結合
US8993319B2 (en) 2004-12-28 2015-03-31 Innate Pharma S.A. Monoclonal antibodies against NKG2A
US10160810B2 (en) 2004-12-28 2018-12-25 Innate Pharma, S.A. Monoclonal antibodies against NKG2A
US8901283B2 (en) 2006-06-30 2014-12-02 Novo Nordisk A/S Anti-NKG2A antibodies and uses thereof
US9683041B2 (en) 2006-06-30 2017-06-20 Novo Nordisk A/S Anti-NKG2A antibodies and uses thereof
US8796427B2 (en) 2008-01-24 2014-08-05 Novo Nordisk A/S Humanized anti-human NKG2A monoclonal antibody
US9422368B2 (en) 2008-01-24 2016-08-23 Novo Nordisk A/S Humanized anti-human NKG2A monoclonal antibody
US9512228B2 (en) 2011-06-17 2016-12-06 Novo Nordisk A/S Selective elimination of erosive cells
US11697687B2 (en) 2011-06-17 2023-07-11 Novo Nordisk A/S Selective elimination of erosive cells

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Carrel et al. Subsets of human Ia-like molecules defined by monoclonal antibodies
Lake et al. Production and characterization of cytotoxic Thy‐1 antibody‐secreting hybrid cell lines Detection of T cell subsets
Hurrell Monoclonal hybridoma antibodies: techniques and applications
JP2752614B2 (ja) 細胞表面抗原に対する抗体を有する活性化血小板の検出
Birkeland et al. Epitopes on CD45R [T200] molecules define differentiation antigens on murine B and T lymphocytes
JPH02450A (ja) 抗原性蛋白質の製法
JPH066067B2 (ja) モノクロナ−ル抗体およびその製造方法
JPH08109199A (ja) T細胞抗原受容体に対する抗体
JPH04507094A (ja) ネコt細胞リンパトロピック レンチウィルスのポリペプチド
Eisenbarth Application of monoclonal antibody techniques to biochemical research
Ely et al. Characterization of monoclonal antibodies that define rat T cell alloantigens.
KR20010075418A (ko) 유방 특이적으로 분비되는 유방암 단백질인 마마글로빈
Kaufmann et al. LFA-1 but not Lyt-2 is associated with killing activity of cytotoxic T lymphocyte hybridomas
JPH03112485A (ja) Hla―c遺伝子およびdnaプローブ並びに形質転換細胞
JPH04505401A (ja) 主要組織適合抗原に会合したペプチドを認識するモノクローナル抗体
JPH0683666B2 (ja) 腫瘍▲下−▼胎児に特異的なモノクロナ−ル抗体の調製方法および使用方法
JPH03112486A (ja) Hla―b35遺伝子およびdnaプローブ並びに形質転換細胞
JP2726264B2 (ja) N‐mycタンパク質のためのアッセイ及び抗体
JP3757220B2 (ja) エプスタイン−バーウィルスからの免疫反応性ペプチド
JPH03112487A (ja) HLA―Bw53遺伝子およびDNAプローブ並びに形質転換細胞
JPH05184387A (ja) Cd8+ tリンパ球のサブポピュレーション中に見出される細胞内抗原及びそれに対するモノクローナル抗体
JP4563573B2 (ja) 抗原およびこの抗原を識別するモノクローナル抗体
JPH0249589A (ja) Hlaクラスidnaおよびdnaプローブ並びに形質転換細胞
Prat et al. Alloantisera reacting with tumor cells of inappropriate haplotype. I. Characterization of target antigens
JP4493882B2 (ja) 抗原およびこの抗原を識別するモノクローナル抗体