JPH03112337A - リニア モーション モータのエンドストップ機構 - Google Patents

リニア モーション モータのエンドストップ機構

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JPH03112337A
JPH03112337A JP24874689A JP24874689A JPH03112337A JP H03112337 A JPH03112337 A JP H03112337A JP 24874689 A JP24874689 A JP 24874689A JP 24874689 A JP24874689 A JP 24874689A JP H03112337 A JPH03112337 A JP H03112337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
stop ring
linear motion
stopper
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP24874689A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoyuki Arai
清之 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Copal Electronics Corp
Original Assignee
Copal Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、回動直進型のリニア モーションモータのエ
ンドストップの構成に関するものである。
(従来の技術) 従来の技術について、添付図面第7図を参照して説明す
る。従来例のリニア モーション モータは次の様な構
成である。
磁石Mをその外周に設けたロータ26の外側にコイル3
1を収納したステータ25を配設する。
ロータ26の中央部に二種類の貫通孔すなわち角状孔S
と円形孔りを穿設する。円形孔りには外周にねじ部22
を設けた円筒状シャフト23が、又角状孔Sには角状孔
Sと断面同一形状の角状回転伝達部29が収納される。
角状回転伝達部29のシャフト23側に設けた端部29
aは、円筒形である。前記シャフト23と回転伝達部2
9とは一体的に連結され、後述するようにロータ26の
回転により回転伝達部29も回転する。ステータ25に
接してそれぞれ前方取付板24、後方取付板30を設け
る。前方取付板24にはシャフト23のねじ部22が螺
合するねじ部Nを兼ねた軸受21を設ける。符号28は
シャフト23を支承する軸受である。又後方取付板30
には回転伝達部29を回転自在に支承する軸受27を装
着する。
ロータ26を作動するのには、先ずコイル31に通電し
、ステータ25を励磁してロータ26の磁石Mとの相互
作用によりロータ26を回転させるものである。ロータ
26の回転に伴って、回転伝達部29と共にシャフト2
3が回転し、両部材29.23は回転しつつ矢印R又は
L方向へ直進移動が可能となる。この際シャフト23の
ねじ部22は軸受21のナツト部Nと螺合しつつ所定方
向へのモータシャフト23の直進運動を実現する。
ところが、シャフト23が直進運動中に、回転伝達部円
形端部29aやシャフトねじ部22の不完全ねじ部22
aの衝合や喰いつき現象が発生するおそれがあるので、
これを防止するためのエンドストップ機構としてシャフ
ト軸受21の側面に突設したビン32、後方固定板30
に装着した断面り字状に加工した部材33と、シャフト
230両端にそれぞれ設けた部材34.35上に前記ビ
ン32、断面り字状部材33の先端部と対面するように
突設したビン36.37とを設ける。
この様な構造になっているから、ロータ26の回転に伴
いシャフト23が回転伝達部29と共に回転、直進運動
することにより例えば矢印R方向へ移動を継続した場合
、シャフト23の回転伝達部29の円筒形端部29aと
、ロータ26の回転伝達部用角状孔Sの端部とが衝合す
る前に、軸受21の端面に突設したビン32とシャフト
23に取りつけた保持板34に突設したビン36とが衝
突し、シャフト23の直進運動は停止する。又シャフト
23が回転直進運動により前記と反対方向へ移動を継続
した場合、シャフト23のねじ部22の不完全ねじ部2
2aと軸受21のねじ部Nとに喰いつきが発生する前に
、軸受27端面に設けた断面り字状部材33の端部とシ
ャフト23に取りつけた保持板35に突設したビン37
とが衝合するので、シャフト23の直進運動は停止する
(発明が解決しようとする課題) ところが、前記従来例のエンドストップ機構には、下記
の様な問題点があった。
(1)ねじ機構を有するリニア モーション モータに
おいては、回転位置を定めるロータマグネットの着磁位
置、ロータ上のストッパ位置、さらにロータ軸上のねじ
のリード位置及び固定板側ねじのリード位置等の相互位
置を考慮に入れて、それぞれの停止位置を決定するもの
であり前記位置に関係する部材には、加工上バラ付が管
理のしにくいねじ加工や着磁工程等が含まれており、精
度の高いエンドストップ機構を得るために種々の調整工
程を実施しなければならないので煩雑である。
(2)シャフトや回転伝達部の端部に保持板を設けであ
るから、ロータ回転作業中、作業者はこれらに接触しな
いように特別の注意を払わねばならず、又保持板の装着
によりモータのロータ慣性が増すこととなり、モータ特
性が影響を受ける。更にシャフト軸受や取付板にストッ
パ用突起部を設けるために構造が複雑になると共に広い
稼動スペースを必要とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前記の問題点を解決すべく、停止リングを固
定板側に配設し、ロータ端部に一体に凸起部を設け、こ
の凸起部の当接位置を組立後調整して、ロータの停止位
置の微調整を可能とした構成が簡単にして且つ高精度の
エンドストップ機構を提供する。
更に詳説すれば、本発明のリニア モーションモータに
おいては、回転直進するロータの一端又は両端部に稼動
ストッパである凸起部を設け、この凸起部と当接する凸
部を具えた停止リングを、ロータ直進作動終点部に設け
、停止リングを調整してロータの適宜な停止位置を設定
することを特徴としたストップ機構を有するものである
。又停止リングを弾性力により弾性的に係着する構成を
具えている。
(作 用) 本発明によれば、停止リングは位置設定時には回動自在
であり、ロータの直進停止位置により、ロータ側稼動ス
トッパ位置がどこにあっても、固定ストッパである停止
リング位置を前記ロータ側稼動ストッパ位置に合せ調整
することができるから、正確なエンドストップが形成さ
れる。
又、位置設定後には、接着や別部材により固定すること
が容易である。
又停止リングには、ロータの回転力が掛かるので、衝撃
を含んでロータ回転力よりも充分大きな摩擦トルクを発
生する様構成された弾性部材等のバネ圧で、停止リング
を半固定にすることができるので、調整後に更に停止リ
ングを固定することが不要となる。
(実施例) 以下添付図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
第1図、第2図において、ロータにはロータ軸1とその
外周に設けたロータマグネット8よりなる。又ステータ
5内にコイル6を収納する。ステータ5の一端部に固定
板2、他端部に固定板3を装着する。固定板3のほぼ中
央にロータ軸1の外周端部に設けたおねじ部1aが螺合
するめねじ部4を設ける。又固定板2の中央にロータ軸
1を回転自在に支承する軸受7を配設する。前記固定板
2.3及びステータ5で構成する空洞内にロータ軸1と
ロータマグネット8よりなるロータKを回動自在に収納
する。
前記のように、ロータ軸1の端部外周には、おねじ部1
aが設けられ、めねじ部4と螺合自在である。又ロータ
軸lの他端部を円筒軸1bに形成し、この円筒軸1bは
軸受7に支承される。又円筒軸1bの先端部にはポール
9が収納され、図示しないが、モータ負荷と回転自在に
点接触で連結される。又ロータ軸1の外周に装着したロ
ータマグネット8は稼動距離により、必要な長さに設定
されている。
このモータを作動するには、コイル6に通電することに
より、ステータ5を励磁して、ロータマグネット8の磁
極との相互作用により、ロータKに回転力が発生し、こ
の回転力はねじ機構1a。
4により直進運動に変換され、ロータには回動直進する
ここで、ねじ機構を右ねじに設定すれば、ロータにの反
時計方向の回転により第1図に向って右方向すなわち負
荷方向に前進し、又ロータの時計方向の回転により、逆
の方向へ後進するいわゆるリニア モーションとなる。
又ロータにの直進移動距離は、固定板3.2及びロータ
マグネット8、ねじ部1a等の長さの設定により、伸縮
自在に変更することができる。
次に本発明のストッパの構成について説明する第1図に
おいて、ロータにの両端に稼動ストッパである凸起部1
0a、10aを形成し、ロータには前記凸起部10a、
10aと共に水平に直進動作をするものである。いま仮
に回転又は稼動ストッパである凸起部10a、10aが
無ければ、ロータには直接固定板2.3に当接し、停止
することとなる。この時ねじ部1a、4と固定板3゜2
とロータ端部との間において、第4図及び以下に示す式
の如く、ロータにの回転力Tによりねじ部4に発生する
直進力Wがロータ端部に作用し、噛み込み状態となり、
逆方向回転による脱出トルクToがφ)α、r2:>r
l の条件下においてはTo>Tとなり、モータの発生
トルクが正逆一定とすれば、自刃で脱出できない。ここ
で、ロータの回転力を接線方向に直交方向で係止すれば
、ねじ部の推進力が、ロータ回転力に作用することなく
、係止することがきる。この関係を第4図との関連にお
いて、以下の式で表示する。すなわち1、ねじの推力 
W=F/lan  (φ+α)=T/rl tan  
(φ+α) 上式において、φ:摩擦角、α:リード角、T:ロータ
回転力 2、戻しトルク To = rl p−W+ r+ Wtan(φ−α)
3、条件 −1)ねじの自止まり φ〉α 2)rl>rl 上記設計条件下では、−射的にTo>Tとなる。
そこで、ロータマグネット8の端部にそれぞれ凸起部1
0a、10aを設けこれらに対応して、固定板2,3の
内側の円周上に係止爪11a。
11aを突設しそれらの外周部に後述するように係止爪
11a、llaを回転調整する為のセレーションllb
、llbを設けて、停止リング11を形成する。停止リ
ング11はステータ5と固定板2.3との間で回動自在
に配設される。前記凸起部10aは稼動ストッパを、前
記停止りング11は固定ストッパの役割をなすものであ
る。固定板2゜3には切欠部2a、3aを設け、組立後
外部から停止リング11を回動じて後述のように停止位
置を調整するために使用する。
第5図に示す如く、回転しながら直進する部材の停止機
構では、図示■のように、1回転前の固定ストッパ11
と稼動ストッパ10aの当りが生じてはならないこと、
又図示■のように、停止位置において、最小必要限の噛
み合いがなければならないこと等の条件が必要であり、
回転面でのストッパ10a及び11の角度の和で使用不
可領域となり、この領域では前述の噛み込みが発生する
本発明においては、固定ストッパ11のセレーションl
lbが円方向に回転自在であり、所望の位置にロータ軸
lを設定し、これに稼動ストッパ10aを設け、固定ス
トッパ11をロータ軸の進み回転方向と逆方向に回動し
て稼動ス)−/パ10aと接触した位置に設定し、接着
手段により固定ストッパ(停止リング)11を固定板に
固定すれば第5図に図示の理想設定値■に固定ストッパ
11を設定することができる。
第6図は、停止リング11の半固定係着構成を示すもの
で、停止リング11と固定板2の間にOリング12を介
装して、Oリング12の反発力により停止リング11を
半固定状態に配設するものである。
次に第3図で図示のように、固定板2.3に工具案内孔
2b、3bを設けて停止リングの係止爪11aの外周部
に設けたセレーションllbに噛合するビニオン14b
と前記案内孔2b 、3bに係合するピン14aを具え
た調整用工具14を用いて、停止リング11を調整すれ
ば、停止リング11の回動が容易に自動調整可能となる
(発明の効果) 本発明によれば、構造が簡単で噛み込みのない且つ効率
のよいリニア モーシゴン モータノニントストップ機
構を得ることができる。
又停止リング外周部にセレーションを形成針ることによ
り、工具等により外部より調整容易であると共に停止リ
ングを弾性体の弾性力を利用して、半固定状態に係着で
きるので、調整後の停止リング固定の必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明に係るリニア モーション 
モータのエンドストップ機構の一実施例で、第1図はリ
ニア モーション モータの一部断面で示した側面図。 第2図は、第1図のII −IIの線に沿った断面図。 第3図は調整用工具の路線側面図。 第4図は、ストッパなしの場合の噛み込み状態を示す路
線図。 第5図は、ストッパの相対位置関係を示す路線状態図。 第6図は固定ストッパの係着を示す一部断面図。 第7図(A)は従来例のリニア モーションモータの断
面図、同(B)は同(A)のB−Hの線に沿った断面図
、同(C)は同(A)のC−Cの線に沿った断面図。 K・・・ロータ、1・・・ロータ軸、2,3・・・固定
板2a、3a・・・切欠部、2b 、3b・・・案内孔
、4・・・めねじ部、5・・・ステータ、6・・・コイ
ル、7・・・軸受、8・・・ロータマグネット、9・・
・ポール10a・・・凸起部(稼動ストッパ)、11・
・・停止リング(固定ストッパ)、lla・・・係止爪
、ttb・・・セレーション(歯車)、12・・・Oリ
ング、14・・・調整用工具、14a・・・ビン、14
b・・・ピニオン。 出  願  人 コパル電子株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ロータの回転運動をロータと一体に形成したロータ
    軸に設けたねじ部と固定板に設けたねじ部との螺合によ
    り、直進運動に変換するリニアモーションモータにおい
    て、回転直進するロータの一端又は両端部に凸起部を設
    け、この凸起部と当接する凸部を具えた停止リングを、
    ロータ直進作動終点部に設け、停止リングを調整してロ
    ータの適宜な停止位置を設定することを特徴としたリニ
    アモーションモータのエンドストップ機構。 2、前記停止リングの外周部にセレーションを設け、固
    定板に前記セレーションに噛合可能なピニオンを具えた
    工具を挿入可能な切欠部を設け、停止リングを前記ピニ
    オンにより調整できる様に構成した請求項1記載のリニ
    アモーションモータのエンドストップ機構。3、前記停
    止リングと固定板とを弾性部材によりロータの回転力よ
    りも大きな摩擦力で半固定したことを特徴とする請求項
    1記載のリニアモーションモータのエンドストップ機構
    。 4、調整工具のピニオンのピンが挿入可能な案内孔を固
    定板に穿設した請求項2記載のリニアモーションモータ
    のエンドストップ機構。
JP24874689A 1989-09-25 1989-09-25 リニア モーション モータのエンドストップ機構 Pending JPH03112337A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016162923A1 (ja) * 2015-04-06 2016-10-13 三菱電機株式会社 ウエストゲートアクチュエータおよびウエストゲートバルブ駆動装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016162923A1 (ja) * 2015-04-06 2016-10-13 三菱電機株式会社 ウエストゲートアクチュエータおよびウエストゲートバルブ駆動装置
JPWO2016162923A1 (ja) * 2015-04-06 2017-06-29 三菱電機株式会社 ウエストゲートアクチュエータおよびウエストゲートバルブ駆動装置

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