JPH0311181Y2 - - Google Patents
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- JPH0311181Y2 JPH0311181Y2 JP1983073064U JP7306483U JPH0311181Y2 JP H0311181 Y2 JPH0311181 Y2 JP H0311181Y2 JP 1983073064 U JP1983073064 U JP 1983073064U JP 7306483 U JP7306483 U JP 7306483U JP H0311181 Y2 JPH0311181 Y2 JP H0311181Y2
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- Japan
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- container body
- gas barrier
- ethylene
- packaging
- packaging container
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Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packages (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、容器本体と蓋材との組合せから成る
包装用容器に関するものであり、特に生鮮食料品
を包装する場合に、容器内部を不活性ガス等で置
換したり或いは脱酸素剤を用いることにより、内
部の被包装物の腐敗を抑え、その賞味期間を飛躍
的に延ばし得る包装用容器を提供するものであ
る。
包装用容器に関するものであり、特に生鮮食料品
を包装する場合に、容器内部を不活性ガス等で置
換したり或いは脱酸素剤を用いることにより、内
部の被包装物の腐敗を抑え、その賞味期間を飛躍
的に延ばし得る包装用容器を提供するものであ
る。
現在、精肉、加工肉、塩干物及び青果物等の生
鮮食料品は、発泡ポリスチレン、延伸ポリスチレ
ン、高衝撃ポリスチレン又はポリプロピレン等の
素材から成るトレイ（一般に規格に合つたものは
「ミートトレイ」と呼称されている）に小売単位
の量ずつ載せて、その上を伸縮性を有する軟質ポ
リ塩化ビニル等のフイルムで覆う、フイルム−ト
レイパツク方式（いわゆるストレツチ包装）が広
範囲に用いられている。しかし、このような従来
のフイルム−トレイパツク方式においては、トレ
イやフイルムの素材自体がガスバリヤー性を有さ
ない上に、現行のストレツチ包装機では、フイル
ムとトレイとにより完全に被包装物を密封できる
ものではないため、被包装物の保存性が悪く、１
〜２日保存の日配物に限定されている。
鮮食料品は、発泡ポリスチレン、延伸ポリスチレ
ン、高衝撃ポリスチレン又はポリプロピレン等の
素材から成るトレイ（一般に規格に合つたものは
「ミートトレイ」と呼称されている）に小売単位
の量ずつ載せて、その上を伸縮性を有する軟質ポ
リ塩化ビニル等のフイルムで覆う、フイルム−ト
レイパツク方式（いわゆるストレツチ包装）が広
範囲に用いられている。しかし、このような従来
のフイルム−トレイパツク方式においては、トレ
イやフイルムの素材自体がガスバリヤー性を有さ
ない上に、現行のストレツチ包装機では、フイル
ムとトレイとにより完全に被包装物を密封できる
ものではないため、被包装物の保存性が悪く、１
〜２日保存の日配物に限定されている。
本考案は、トレイやフイルムにガスバリヤー性
を持たせるとともに、トレイとフイルムとの密封
性を改善し、ガス充填包装や脱酸素剤を使用する
等の食品保存技術を用いれば、被包装物の保存期
間を飛躍的に向上させることが可能であつて、且
つ従来から広範囲に行われ消費者に定着している
フイルム−トレイパツク（ストレツチ包装）のイ
メージを損わない包装用容器を提供すべくなされ
たものである。
を持たせるとともに、トレイとフイルムとの密封
性を改善し、ガス充填包装や脱酸素剤を使用する
等の食品保存技術を用いれば、被包装物の保存期
間を飛躍的に向上させることが可能であつて、且
つ従来から広範囲に行われ消費者に定着している
フイルム−トレイパツク（ストレツチ包装）のイ
メージを損わない包装用容器を提供すべくなされ
たものである。
即ち、本考案は、蓋材と容器本体とを組合せて
成る包装用容器において、蓋材が、ガスバリヤー
材を芯層として容器本体に相対する側にエチレン
−酢酸ビニル共重合体を被覆し、他方の側に軟質
ポリ塩化ビニル又はポリエステルを接合して形成
された伸縮性を有する複合フイルムから成るもの
であり、容器本体が、未延伸ポリプロピレンフイ
ルムの片面にガスバリヤー材を被覆し該ガスバリ
ヤー材の表面に接着剤を被覆して成る複合フイル
ムを、該接着剤の層がトレイ基材に面するように
してトレイ基材に熱融着して形成されたものであ
ることを特徴とする包装用容器に関する。
成る包装用容器において、蓋材が、ガスバリヤー
材を芯層として容器本体に相対する側にエチレン
−酢酸ビニル共重合体を被覆し、他方の側に軟質
ポリ塩化ビニル又はポリエステルを接合して形成
された伸縮性を有する複合フイルムから成るもの
であり、容器本体が、未延伸ポリプロピレンフイ
ルムの片面にガスバリヤー材を被覆し該ガスバリ
ヤー材の表面に接着剤を被覆して成る複合フイル
ムを、該接着剤の層がトレイ基材に面するように
してトレイ基材に熱融着して形成されたものであ
ることを特徴とする包装用容器に関する。
以下、本考案の一実施例について図面に基づい
て説明する。
て説明する。
第１図は、本考案における蓋材の拡大縦断面図
であり、蓋材１は、ガスバリヤー材２を芯層とし
てその片面に軟質ポリ塩化ビニル３が接合され、
もう一方の片面に密閉剤４が被覆された複合フイ
ルムである。軟質ポリ塩化ビニルは従来のフイル
ム−トレイパツクのフイルムとして単独に用いら
れているものであり、本考案でもこれが蓋材１に
伸縮性を与える。密閉剤４はエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体等の接着力のあるもので、容器本体と
の密封性を良くするために、蓋材１の容器本体に
相対する側に被覆される。ガスバリヤー材２とし
ては、ポリ塩化ビニリデンが最も望ましいが、こ
の他、ニトリル樹脂、エチレン−ビニルアルコー
ル共重合体、又はナイロンも使用可能である。
尚、軟質ポリ塩化ビニル３に代えて、ポリエステ
ルを用いることもできる。軟質ポリ塩化ビニル３
の層の厚さは５〜30μｍ、ガスバリヤー材２の芯
層は厚さ５〜20μｍ及び密閉剤４の層の厚さは５
〜30μｍであり、全体として蓋材１の厚さは20〜
100μｍである。蓋材１は、各層をエチレン−酢
酸ビニル共重合体等ののり材を介して共押出にて
接合して形成することもできる。又、軟質ポリ塩
化ビニルの層の表面に印刷することもできる。
尚、防曇性を軟質ポリ塩化ビニル３の層及び／又
は密閉剤４の層に付与することもできる。
であり、蓋材１は、ガスバリヤー材２を芯層とし
てその片面に軟質ポリ塩化ビニル３が接合され、
もう一方の片面に密閉剤４が被覆された複合フイ
ルムである。軟質ポリ塩化ビニルは従来のフイル
ム−トレイパツクのフイルムとして単独に用いら
れているものであり、本考案でもこれが蓋材１に
伸縮性を与える。密閉剤４はエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体等の接着力のあるもので、容器本体と
の密封性を良くするために、蓋材１の容器本体に
相対する側に被覆される。ガスバリヤー材２とし
ては、ポリ塩化ビニリデンが最も望ましいが、こ
の他、ニトリル樹脂、エチレン−ビニルアルコー
ル共重合体、又はナイロンも使用可能である。
尚、軟質ポリ塩化ビニル３に代えて、ポリエステ
ルを用いることもできる。軟質ポリ塩化ビニル３
の層の厚さは５〜30μｍ、ガスバリヤー材２の芯
層は厚さ５〜20μｍ及び密閉剤４の層の厚さは５
〜30μｍであり、全体として蓋材１の厚さは20〜
100μｍである。蓋材１は、各層をエチレン−酢
酸ビニル共重合体等ののり材を介して共押出にて
接合して形成することもできる。又、軟質ポリ塩
化ビニルの層の表面に印刷することもできる。
尚、防曇性を軟質ポリ塩化ビニル３の層及び／又
は密閉剤４の層に付与することもできる。
第２図は、本考案における複合シートから成形
した容器本体の縦断面図であり、容器本体５は、
トレイ基材６の片面に複合フイルム７を熱融着し
て形成されている。第３図はトレイ基材６と複合
フイルム７との接合部の拡大縦断面図である。複
合フイルム７は、未延伸ポリプロピレンフイルム
８の片面にガスバリヤー材９を被覆し、更にガス
バリヤー材９の表面にエチレン−酢酸ビニル共重
合体等の接着剤１０を被覆して成るものであり、
未延伸ポリプロピレンフイルム８が蓋材１との密
封性を有する。複合フイルム７の接着剤１０の層
をトレイ基材６に面するようにして、トレイ基材
６と複合フイルム７とが熱融着されて複合シート
となり、このシートより容器本体５が形成され
る。この熱融着の際に同時に、容器本体５の成形
を行うことができる。又、この複合シートは真空
深絞り包装機で連続成形充填もできる。又個別に
真空成形機、真空圧空成形機或いはプラグアシス
ト成形機等でPSPトレイの様に成形後、真空チヤ
ンバーで真空（ガス置換）シールも可能である。
容器本体５の成形に際しては、被包装物に応じた
形状を作ることができるが、蓋材１との密封のた
めに容器本体５の外周にフランジ部１１を形成す
るのが望ましい。
した容器本体の縦断面図であり、容器本体５は、
トレイ基材６の片面に複合フイルム７を熱融着し
て形成されている。第３図はトレイ基材６と複合
フイルム７との接合部の拡大縦断面図である。複
合フイルム７は、未延伸ポリプロピレンフイルム
８の片面にガスバリヤー材９を被覆し、更にガス
バリヤー材９の表面にエチレン−酢酸ビニル共重
合体等の接着剤１０を被覆して成るものであり、
未延伸ポリプロピレンフイルム８が蓋材１との密
封性を有する。複合フイルム７の接着剤１０の層
をトレイ基材６に面するようにして、トレイ基材
６と複合フイルム７とが熱融着されて複合シート
となり、このシートより容器本体５が形成され
る。この熱融着の際に同時に、容器本体５の成形
を行うことができる。又、この複合シートは真空
深絞り包装機で連続成形充填もできる。又個別に
真空成形機、真空圧空成形機或いはプラグアシス
ト成形機等でPSPトレイの様に成形後、真空チヤ
ンバーで真空（ガス置換）シールも可能である。
容器本体５の成形に際しては、被包装物に応じた
形状を作ることができるが、蓋材１との密封のた
めに容器本体５の外周にフランジ部１１を形成す
るのが望ましい。
トレイ基材６は発泡ポリスチレン、延伸ポリス
チレン又は高衝撃ポリスチレンから成るものであ
り、その厚さは0.5〜３mm程度である。また複合
材５のうち、未延伸ポリプロピレンフイルム８の
厚さは20〜60μｍ、ガスバリヤー材９の層の厚さ
は１〜10μｍで、接着剤１０の層の厚さは５〜
30μｍ程度である。ガスバリヤー材としては、ポ
リ塩化ビニリデンの他、ニトリル樹脂、エチレン
−ビニルアルコール共重合体又はナイロン等を用
いることができ、接着剤としては、エチレン−酢
酸ビニル共重合体が適当である。
チレン又は高衝撃ポリスチレンから成るものであ
り、その厚さは0.5〜３mm程度である。また複合
材５のうち、未延伸ポリプロピレンフイルム８の
厚さは20〜60μｍ、ガスバリヤー材９の層の厚さ
は１〜10μｍで、接着剤１０の層の厚さは５〜
30μｍ程度である。ガスバリヤー材としては、ポ
リ塩化ビニリデンの他、ニトリル樹脂、エチレン
−ビニルアルコール共重合体又はナイロン等を用
いることができ、接着剤としては、エチレン−酢
酸ビニル共重合体が適当である。
第４図は、本考案における蓋材と容器本体とを
組合せ、ガス充填包装をして密封した際の本考案
に係る包装用容器の縦断面図であり、蓋材１の密
閉剤４の面と容器本体５の複合フイルム７の未延
伸ポリプロピレンフイルム８の面とが、容器本体
のフランジ部１１においてヒートシールにより接
合されている。尚、脱酸素剤により容器内部を不
活性化することもできる。
組合せ、ガス充填包装をして密封した際の本考案
に係る包装用容器の縦断面図であり、蓋材１の密
閉剤４の面と容器本体５の複合フイルム７の未延
伸ポリプロピレンフイルム８の面とが、容器本体
のフランジ部１１においてヒートシールにより接
合されている。尚、脱酸素剤により容器内部を不
活性化することもできる。
本考案によれば、蓋材及び容器本体はいずれも
ガスバリヤー性を有しており、且つ蓋材と容器本
体とは完全に密封されるため、容器内部に不活性
ガスや精肉の場合には発色性のため酸素を含むガ
スを充填して、ガス充填包装をしたり、場合によ
り脱酸素剤を用いる等することにより、被包装物
である生鮮食料品の保存性を向上させ、その賞味
期間を飛躍的に延ばすことができる。賞味期間
は、ガス充填包装に用いるガスや被包装物の種類
によつて異なるが、本考案によれば従来のフイル
ム−トレイパツク方式に比較して５倍以上長くす
ることが可能である。
ガスバリヤー性を有しており、且つ蓋材と容器本
体とは完全に密封されるため、容器内部に不活性
ガスや精肉の場合には発色性のため酸素を含むガ
スを充填して、ガス充填包装をしたり、場合によ
り脱酸素剤を用いる等することにより、被包装物
である生鮮食料品の保存性を向上させ、その賞味
期間を飛躍的に延ばすことができる。賞味期間
は、ガス充填包装に用いるガスや被包装物の種類
によつて異なるが、本考案によれば従来のフイル
ム−トレイパツク方式に比較して５倍以上長くす
ることが可能である。
実施例
蓋材として、厚さ5μｍのポリ塩化ビニリデン
を芯層として、その片面に厚さ15μｍの軟質ポリ
塩化ビニルを接合し、もう一方の片面にエチレン
−酢酸ビニル共重合体を厚さ20μｍ被覆して形成
した厚さ40μｍの共押出複合フイルムを用いた。
また、容器本体としては、厚さ２mmの発泡ポリス
チレンをトレイ基材とし、厚さ30μｍの未延伸ポ
リプロピレンの片面にポリ塩化ビニリデンを厚さ
5μｍとなるようにエマルジヨンコートし、その
表面に厚さ5μｍのエチレン−酢酸ビニル共重合
体を被覆して形成した複合フイルムのエチレン−
酢酸ビニル共重合体の側をトレイ基材に面するよ
うにして、トレイ基材と複合フイルムを熱融着さ
せて複合シートを作り、第２図に示すような容器
本体を製造した。
を芯層として、その片面に厚さ15μｍの軟質ポリ
塩化ビニルを接合し、もう一方の片面にエチレン
−酢酸ビニル共重合体を厚さ20μｍ被覆して形成
した厚さ40μｍの共押出複合フイルムを用いた。
また、容器本体としては、厚さ２mmの発泡ポリス
チレンをトレイ基材とし、厚さ30μｍの未延伸ポ
リプロピレンの片面にポリ塩化ビニリデンを厚さ
5μｍとなるようにエマルジヨンコートし、その
表面に厚さ5μｍのエチレン−酢酸ビニル共重合
体を被覆して形成した複合フイルムのエチレン−
酢酸ビニル共重合体の側をトレイ基材に面するよ
うにして、トレイ基材と複合フイルムを熱融着さ
せて複合シートを作り、第２図に示すような容器
本体を製造した。
上記のようにして作られた蓋材と容器本体との
酸素透過度はいずれも20〜50c.c.／m2・day・atm
（20℃乾燥状態）であり、蓋材と容器本体とをフ
ランジ部でヒートシールした場合のヒートシール
強度は0.5〜１Kg／cm巾であつた。
酸素透過度はいずれも20〜50c.c.／m2・day・atm
（20℃乾燥状態）であり、蓋材と容器本体とをフ
ランジ部でヒートシールした場合のヒートシール
強度は0.5〜１Kg／cm巾であつた。
上記の蓋材と容器本体との組合せによる包装用
容器に、O2／CO2＝80／20％のガスで牛精肉をガ
ス充填包装したところ、チルド流通温度において
賞味期間は５〜７日であつた。
容器に、O2／CO2＝80／20％のガスで牛精肉をガ
ス充填包装したところ、チルド流通温度において
賞味期間は５〜７日であつた。
また、同様にN2／CO2＝70／30％のガスで畜
肉加工品をガス充填包装したところその賞味期間
は20〜40日と長期であつた。
肉加工品をガス充填包装したところその賞味期間
は20〜40日と長期であつた。
比較のため、、厚さ２mmの発泡ポリスチレンの
トレイと厚さ18μｍの軟質ポリ塩化ビニルのフイ
ルムを用いた従来のフイルム−トレイパツク（ス
トレツチ包装）では、トレイとフイルムにガスバ
リヤー性がなく（酸素透過度が１×104c.c.／m2・
day・atm以上、at20℃）、トレイとフイルムとの
ヒートシール強度は0.1Kg／cm巾以下と弱いもの
であつた。また、トレイとフイルムにガスバリヤ
ー性がないためガス充填包装は不可能であり、チ
ルド流通温度における牛精肉と畜肉加工品の賞味
期間はそれぞれ１〜２日と４〜５日であつた。
トレイと厚さ18μｍの軟質ポリ塩化ビニルのフイ
ルムを用いた従来のフイルム−トレイパツク（ス
トレツチ包装）では、トレイとフイルムにガスバ
リヤー性がなく（酸素透過度が１×104c.c.／m2・
day・atm以上、at20℃）、トレイとフイルムとの
ヒートシール強度は0.1Kg／cm巾以下と弱いもの
であつた。また、トレイとフイルムにガスバリヤ
ー性がないためガス充填包装は不可能であり、チ
ルド流通温度における牛精肉と畜肉加工品の賞味
期間はそれぞれ１〜２日と４〜５日であつた。
第１図は、本考案における蓋材の拡大縦断面図
であり、第２図は、本考案における容器本体の縦
断面図であり、第３図は、容器本体におけるトレ
イ基材と複合フイルムとの接合部の拡大縦断面図
である。第４図は、本考案における蓋材と容器本
体とを組合せ、ガス充填包装をして密封した際の
本考案に係る包装用容器の縦断面図である。
であり、第２図は、本考案における容器本体の縦
断面図であり、第３図は、容器本体におけるトレ
イ基材と複合フイルムとの接合部の拡大縦断面図
である。第４図は、本考案における蓋材と容器本
体とを組合せ、ガス充填包装をして密封した際の
本考案に係る包装用容器の縦断面図である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 蓋材と容器本体とを組合せて成る包装用容器
において、蓋材が、ガスバリヤー材を芯層とし
て容器本体に相対する側にエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体を被覆し、他方の側に軟質ポリ塩化
ビニル又はポリエステルを接合して形成された
伸縮性を有する複合フイルムから成るものであ
り、容器本体が、未延伸ポリプロピレンフイル
ムの片面にガスバリヤー材を被覆し該ガスバリ
ヤー材の表面に接着剤を被覆して成る複合フイ
ルムを、該接着剤の層がトレイ基材に面するよ
うにしてトレイ基材に熱融着して形成されたも
のであることを特徴とする包装用容器。 (2) トレイ基材が、発泡ポリスチレン、延伸ポリ
スチレン又は高衝撃ポリスチレンである実用新
案登録請求の範囲第１項記載の包装用容器。 (3) ガスバリヤー材が、ポリ塩化ビニリデン、ニ
トリル樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重
合体又はナイロンである実用新案登請求の範囲
第１項又は第３項記載の包装用容器。 (4) 接着剤がエチレン−酢酸ビニル共重合体であ
る実用新案登録請求の範囲第１項記載の包装用
容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7306483U JPS59178273U (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | 包装用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7306483U JPS59178273U (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | 包装用容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59178273U JPS59178273U (ja) | 1984-11-28 |
| JPH0311181Y2 true JPH0311181Y2 (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=30203201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7306483U Granted JPS59178273U (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | 包装用容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59178273U (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2551824B2 (ja) * | 1988-10-11 | 1996-11-06 | 株式会社タイヘイ産商 | 保冷輸送方法 |
| JPH0640087Y2 (ja) * | 1989-09-14 | 1994-10-19 | 鐘淵化学工業株式会社 | 食品等容器 |
| JP4563754B2 (ja) * | 2004-09-09 | 2010-10-13 | 大倉工業株式会社 | 容器包装体及び該容器包装体に用いられる熱収縮性多層フィルム |
| JP2019034757A (ja) * | 2017-08-15 | 2019-03-07 | 東京食品機械株式会社 | 包装容器 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4818673U (ja) * | 1971-07-09 | 1973-03-02 | ||
| JPS5711467U (ja) * | 1980-06-24 | 1982-01-21 |
-
1983
- 1983-05-18 JP JP7306483U patent/JPS59178273U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4818673U (ja) * | 1971-07-09 | 1973-03-02 | ||
| JPS5711467U (ja) * | 1980-06-24 | 1982-01-21 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59178273U (ja) | 1984-11-28 |
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