JPH0311109A - 自動車用エンジンの排気騒音低減装置 - Google Patents
自動車用エンジンの排気騒音低減装置Info
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- JPH0311109A JPH0311109A JP14752889A JP14752889A JPH0311109A JP H0311109 A JPH0311109 A JP H0311109A JP 14752889 A JP14752889 A JP 14752889A JP 14752889 A JP14752889 A JP 14752889A JP H0311109 A JPH0311109 A JP H0311109A
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- resonance
- exhaust
- engine
- air exhaust
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims abstract description 16
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 5
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 3
- 238000006555 catalytic reaction Methods 0.000 abstract 1
- 230000003197 catalytic effect Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
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- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、自動車用エンジンの排気騒音、特に冷機状
態での加速時等に共鳴に伴って一時的に生じ易い騒音を
低減するようにした排気騒音低減装置に関する。
態での加速時等に共鳴に伴って一時的に生じ易い騒音を
低減するようにした排気騒音低減装置に関する。
従来の技術
例えば自動車用エンジンがあまり暖まっていない状態で
加速を行うと、その加速途中で一時的に金属音的な非常
に大きなレベルの異音が生じることがある。この異音は
、1〜I Ok Hz程度の高周波音であり、その発生
メカニズムは厳密には解明されていないが、排気系内で
共鳴が生じているときにこれに伴って発生することが知
られている。
加速を行うと、その加速途中で一時的に金属音的な非常
に大きなレベルの異音が生じることがある。この異音は
、1〜I Ok Hz程度の高周波音であり、その発生
メカニズムは厳密には解明されていないが、排気系内で
共鳴が生じているときにこれに伴って発生することが知
られている。
また、特に大出力機関に適した低背圧の排気系において
生じ易い。尚、種々の条件によっては、機関の減速時に
発生することもある。
生じ易い。尚、種々の条件によっては、機関の減速時に
発生することもある。
このような過渡時の共鳴に伴う異音に対し、共鳴振動の
節となる位置に絞りを設けることで、その排気系内の共
鳴を抑制し、上記異音の発生を防止するようにした排気
騒音低減装置が、本出願人により提案され、公知となっ
ている(実開昭6382022号公報)。これは、開閉
可能なバタフライバルブ型の絞り機構を排気系の所定位
置に設けたもので、スロットル弁が全閉となった減速時
に共鳴振動の節位置の通路面積を絞って排気ガス粒子の
運動に抵抗を与えるようにしている。
節となる位置に絞りを設けることで、その排気系内の共
鳴を抑制し、上記異音の発生を防止するようにした排気
騒音低減装置が、本出願人により提案され、公知となっ
ている(実開昭6382022号公報)。これは、開閉
可能なバタフライバルブ型の絞り機構を排気系の所定位
置に設けたもので、スロットル弁が全閉となった減速時
に共鳴振動の節位置の通路面積を絞って排気ガス粒子の
運動に抵抗を与えるようにしている。
発明が解決しようとする課題
このような可動型の絞り機構を用いて排気系の」(鳴と
りわけ加速時の共鳴を抑制する場合には、無用な背圧の
増大を防止するために適切なタイミングで絞り機構を作
動させる必要がある。しかし、実際に排気系内で共鳴が
生じる条件は、必ずしも一定でなく、例えば機関の回転
数や負荷等に基づいて絞り機構を作動させたとしても、
排気系内の温度条件等によって共鳴が生じていない場合
も多く、またそれ以外のときに共鳴が生じてしまうこと
もある。
りわけ加速時の共鳴を抑制する場合には、無用な背圧の
増大を防止するために適切なタイミングで絞り機構を作
動させる必要がある。しかし、実際に排気系内で共鳴が
生じる条件は、必ずしも一定でなく、例えば機関の回転
数や負荷等に基づいて絞り機構を作動させたとしても、
排気系内の温度条件等によって共鳴が生じていない場合
も多く、またそれ以外のときに共鳴が生じてしまうこと
もある。
尚、高精度な圧力センサを用いれば実際の共鳴の有無の
検出が実験的には可能であるが、高温高圧な排気が流れ
る排気管内の圧力変化を圧力センサで検出することは、
その耐久性や部品コストの点で到底実用に供することが
できない。
検出が実験的には可能であるが、高温高圧な排気が流れ
る排気管内の圧力変化を圧力センサで検出することは、
その耐久性や部品コストの点で到底実用に供することが
できない。
課題を解決するための手段
そこで、この発明は温度変化によって加速時の共鳴発生
を検知し、共鳴の節位置の通路面積を絞って排気騒音を
低減するようにしたものである。
を検知し、共鳴の節位置の通路面積を絞って排気騒音を
低減するようにしたものである。
すなわち、この発明に係る自動車用エンジンの排気騒音
低減装置位は、排気マニホルドから先端の吐出口に至る
一連の排気管の中間部に拡張部を備えてなる自動車用エ
ンジンの排気系において、上記拡張部の上流直前位置に
配設された温度センサと、その近傍に位置し、かつ作動
時に排気管の通路面積を絞る可動型絞り機構と、機関加
速中の検出温度低下時に上記絞り機構を作動させる制御
手段とを備えたことを特徴としている。
低減装置位は、排気マニホルドから先端の吐出口に至る
一連の排気管の中間部に拡張部を備えてなる自動車用エ
ンジンの排気系において、上記拡張部の上流直前位置に
配設された温度センサと、その近傍に位置し、かつ作動
時に排気管の通路面積を絞る可動型絞り機構と、機関加
速中の検出温度低下時に上記絞り機構を作動させる制御
手段とを備えたことを特徴としている。
作用
加速を行う前は、排気系内の温度は比較的低い。
この状態でエンジンを加速すると、エンジン側から高温
排気ガスが流れるため、上記温度センサで検出される温
度は、回転数の」1昇とともに高くなって行く。しかし
、拡張部では、その熱容量が排気管に比べて大きいので
、内部の温度上昇は緩慢であり、排気管−・般部との間
で明確な温度差が生じる。
排気ガスが流れるため、上記温度センサで検出される温
度は、回転数の」1昇とともに高くなって行く。しかし
、拡張部では、その熱容量が排気管に比べて大きいので
、内部の温度上昇は緩慢であり、排気管−・般部との間
で明確な温度差が生じる。
ここで拡張部の直前位置を節とする共鳴現象が生じたと
すると、ガス粒子の移動が活発に生じ、排気管内部と拡
張部内部との間で熱交換が行われる。従って、拡張部の
直前位置で検出される温度は一時的に低下し、これによ
って共鳴状態であることが判る。
すると、ガス粒子の移動が活発に生じ、排気管内部と拡
張部内部との間で熱交換が行われる。従って、拡張部の
直前位置で検出される温度は一時的に低下し、これによ
って共鳴状態であることが判る。
尚、マフラ等の拡張部を備えた排気系では、該拡張部の
直前位置を節とする共鳴が生じ易い。
直前位置を節とする共鳴が生じ易い。
この共鳴検出に基づいて上記可動型絞り機構が作動し、
共鳴の節位置における通路面積が絞られる。これによっ
て排気系内での共鳴が抑制され、共鳴時に生じる排気騒
音が低減される。
共鳴の節位置における通路面積が絞られる。これによっ
て排気系内での共鳴が抑制され、共鳴時に生じる排気騒
音が低減される。
実施例
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図はこの発明に係る排気騒音低減装置全体の構成を
示すもので、この実施例では、エンジンIの排気マニホ
ルド2に接続されたデュアル形式のフロントチューブ3
、第1センタチユーブ4、第2センタチユーブ5、テー
ルチューブ6の各チューブによって車体後端の吐出口6
aに至る一連の排気管が構成されている。また、フロン
トチューブ3と第1センタチユーブ4との間に触媒コン
バータ7が介装されているとともに、第1センタデユー
プ4と第2センタチコーブ5との間に噴純な拡張室から
なるブリマフラ8が介装され、かつ第2センタデユープ
5とテールチューブ6との間にメインマフラ9が介装さ
れている。これらの触媒コンバータ7、ブリマフラ8お
よびメインマフラ9は何れら熱容量の大きな拡張部とし
て機能するものであり、上記各チューブとともに排気系
を構成している。
示すもので、この実施例では、エンジンIの排気マニホ
ルド2に接続されたデュアル形式のフロントチューブ3
、第1センタチユーブ4、第2センタチユーブ5、テー
ルチューブ6の各チューブによって車体後端の吐出口6
aに至る一連の排気管が構成されている。また、フロン
トチューブ3と第1センタチユーブ4との間に触媒コン
バータ7が介装されているとともに、第1センタデユー
プ4と第2センタチコーブ5との間に噴純な拡張室から
なるブリマフラ8が介装され、かつ第2センタデユープ
5とテールチューブ6との間にメインマフラ9が介装さ
れている。これらの触媒コンバータ7、ブリマフラ8お
よびメインマフラ9は何れら熱容量の大きな拡張部とし
て機能するものであり、上記各チューブとともに排気系
を構成している。
そして、各拡張部つまり触媒コンバータ7、ブリマフラ
8およびメインマフラ9の上流直前位置に、それぞれ絞
りユニットIOが介装されている。
8およびメインマフラ9の上流直前位置に、それぞれ絞
りユニットIOが介装されている。
これらの絞りユニット10は、いずれも略同様の構成を
有しており、第2図に例示するように、各チューブに嵌
合状態に取り付けられた円筒状のバルブケースIIと、
絞り機構として開閉可能なバタフライバルブ型の弁体1
2とを備え、かつ上記弁体12中央部に適宜な大きさの
小孔13が開口彩成されている。上記弁体12に固着さ
れた回動軸14は、軸受15,16によって回転可能に
支持されており、かつソレノイド等からなるアクチュエ
ータ17(第1図参照)に連係している。尚、3個の絞
りユニット10は個別にアクチュエータ17を具備して
おり、それぞれ独立して作動できるようになっている。
有しており、第2図に例示するように、各チューブに嵌
合状態に取り付けられた円筒状のバルブケースIIと、
絞り機構として開閉可能なバタフライバルブ型の弁体1
2とを備え、かつ上記弁体12中央部に適宜な大きさの
小孔13が開口彩成されている。上記弁体12に固着さ
れた回動軸14は、軸受15,16によって回転可能に
支持されており、かつソレノイド等からなるアクチュエ
ータ17(第1図参照)に連係している。尚、3個の絞
りユニット10は個別にアクチュエータ17を具備して
おり、それぞれ独立して作動できるようになっている。
また上記絞りユニット10には、弁体12の下流側とな
る位置に温度センサ18か配設されている。この温度セ
ンサ18は、排気通路内に突出しており、各拡張部直前
位置における排気温度を検出している。
る位置に温度センサ18か配設されている。この温度セ
ンサ18は、排気通路内に突出しており、各拡張部直前
位置における排気温度を検出している。
また第1図において、21は上記温度センサ18の検出
温度に基づいて各アクチュエータ17を制御するコント
ロールユニットを示している。このコントロールユニッ
ト21には、エンジンlの図示せぬスロットル弁の開度
を検出するスロットル弁開度センサ22と、エンジン1
の回転数を検出するエンジン回転数センサ23の各検出
信号が人力されている。
温度に基づいて各アクチュエータ17を制御するコント
ロールユニットを示している。このコントロールユニッ
ト21には、エンジンlの図示せぬスロットル弁の開度
を検出するスロットル弁開度センサ22と、エンジン1
の回転数を検出するエンジン回転数センサ23の各検出
信号が人力されている。
次に上記実施例の作用について説明する。
」二足構成において、各絞りユニット10の弁体12は
、加速中の共鳴発生時を除き開状態に保たれている。従
って、排気ガスの通流は何ら妨げられず、背圧上昇等の
不具合はない。
、加速中の共鳴発生時を除き開状態に保たれている。従
って、排気ガスの通流は何ら妨げられず、背圧上昇等の
不具合はない。
エンジンlを加速する前つまり定常もしくは減速走行中
は、排気ガス温度が低いことから、排気系の内部が比較
的低温となっている。この状態でエンジンIを加速する
と、エンノン1側から高温な排気ガスが流れてくるので
、温度センサ18で検出される排気ガス温度は、第3図
に示すように、加速開始後の時間経過つまりエンジン回
転数の上昇に伴った形で徐々に高くなって行く。このと
き、各拡張部つまり触媒コンバータ7等では、その熱容
量が大きいことがら内部の温度上昇は緩慢なものとなる
。従って、加速中は、第3図のように上昇して行く排気
管内の温度に比して、触媒コンバータ7等拡張部内部の
温度が相対的に低くなり、両者間で明確な温度差が生じ
る。
は、排気ガス温度が低いことから、排気系の内部が比較
的低温となっている。この状態でエンジンIを加速する
と、エンノン1側から高温な排気ガスが流れてくるので
、温度センサ18で検出される排気ガス温度は、第3図
に示すように、加速開始後の時間経過つまりエンジン回
転数の上昇に伴った形で徐々に高くなって行く。このと
き、各拡張部つまり触媒コンバータ7等では、その熱容
量が大きいことがら内部の温度上昇は緩慢なものとなる
。従って、加速中は、第3図のように上昇して行く排気
管内の温度に比して、触媒コンバータ7等拡張部内部の
温度が相対的に低くなり、両者間で明確な温度差が生じ
る。
一方、加速に伴って回転数が上昇して行くと、ある条件
に合致したときに共鳴現象か発生ずることがある。この
共鳴時に、仮ノこ何ら対策を施さなければ、第5図の実
線に示すように、排気騒音が非常に大きなレベルで発生
する。
に合致したときに共鳴現象か発生ずることがある。この
共鳴時に、仮ノこ何ら対策を施さなければ、第5図の実
線に示すように、排気騒音が非常に大きなレベルで発生
する。
L記の共鳴現象は、一般に拡張部の直前位置を節とした
モードで発生する。つまり各絞りユニット10のいずれ
かの近傍が節位置となり易い。このとき、その節位置と
なった箇所では、共鳴振動により排気ガス粒子の移動が
活発に生じる。そのため、比較的高温状態にある温度セ
ンサ18近傍の排気ガスと比較的低温な拡張部内部の排
気ガスとが混合して熱交換が促進され、その温度センサ
18による検出温度は、第3図の実線のように一時的に
低下しようとする。
モードで発生する。つまり各絞りユニット10のいずれ
かの近傍が節位置となり易い。このとき、その節位置と
なった箇所では、共鳴振動により排気ガス粒子の移動が
活発に生じる。そのため、比較的高温状態にある温度セ
ンサ18近傍の排気ガスと比較的低温な拡張部内部の排
気ガスとが混合して熱交換が促進され、その温度センサ
18による検出温度は、第3図の実線のように一時的に
低下しようとする。
コントロールユニット21は、この検出温度の低下に基
づいて共鳴発生と判断し、直ちに該当する絞りユニット
10の弁体12を閉じる。この結果、共鳴モードの節位
置の通路面積が絞られ、共鳴に伴うガス粒子の運動に抵
抗が与えられる。従って、共鳴現象が抑制され、第5図
の破線に示すように共鳴時の排気騒音が低減する。
づいて共鳴発生と判断し、直ちに該当する絞りユニット
10の弁体12を閉じる。この結果、共鳴モードの節位
置の通路面積が絞られ、共鳴に伴うガス粒子の運動に抵
抗が与えられる。従って、共鳴現象が抑制され、第5図
の破線に示すように共鳴時の排気騒音が低減する。
上述した弁体12の開閉制御は、具体的には、スロット
ル弁開度変化から加速状態を検出した場合に、第3図に
示した排気ガス温度Tの回転数rpmについての微分値
x (x =dT/drpm)を逐次演算し、この微分
値Xの変化に基づいて行われる。
ル弁開度変化から加速状態を検出した場合に、第3図に
示した排気ガス温度Tの回転数rpmについての微分値
x (x =dT/drpm)を逐次演算し、この微分
値Xの変化に基づいて行われる。
すなわち、第4図に示すように、微分値Xは、共鳴発生
前は略一定の正の値となり、これが正から負の値に変化
したときに、共鳴発生と判断して弁体12が閉じられる
。尚、このように弁体12が閉じると共鳴現象が抑制さ
れるので、その後の検出温度Tおよび微分値Xの変化は
、実際には、第3.4図の破線のようになる。そして、
微分値Xは徐々に増大して共鳴発生前の(flx、を−
旦越え、その後、再びx1近傍まで低下してくる。従っ
て、最大値X、に到達した後、共鳴発生前に読み込んだ
値X+と現在値Xとを逐次比較して、X=XIとなった
時点で共鳴終了と判断し、弁体■2が開かれる。
前は略一定の正の値となり、これが正から負の値に変化
したときに、共鳴発生と判断して弁体12が閉じられる
。尚、このように弁体12が閉じると共鳴現象が抑制さ
れるので、その後の検出温度Tおよび微分値Xの変化は
、実際には、第3.4図の破線のようになる。そして、
微分値Xは徐々に増大して共鳴発生前の(flx、を−
旦越え、その後、再びx1近傍まで低下してくる。従っ
て、最大値X、に到達した後、共鳴発生前に読み込んだ
値X+と現在値Xとを逐次比較して、X=XIとなった
時点で共鳴終了と判断し、弁体■2が開かれる。
尚、弁体12が閉じた時点の排気ガス温度T。
を記憶しておき、検出温度Tが再びこの温度T。
に達したときのエンジン回転数から所定回転数だけエン
ジン回転数が上昇した時点で弁体I2を開くようにして
も良い。
ジン回転数が上昇した時点で弁体I2を開くようにして
も良い。
また、上記実施例では3箇所に絞りユニット10を設け
であるが、特定のモードの共鳴が生じ易い場合には、そ
の代表的な共鳴モードの節位置にのみ絞りユニット10
を設けることで十分な効果を得ることができる。
であるが、特定のモードの共鳴が生じ易い場合には、そ
の代表的な共鳴モードの節位置にのみ絞りユニット10
を設けることで十分な効果を得ることができる。
発明の効果
以上の説明で明らかなように、この発明に係る自動車の
排気騒音低減装置によれば、実際の共鳴発生を直接的に
検出し、その発生時にのみ可動型の絞り機構が作動する
ので、外気温の違いや加速度合いによる排気系内の温度
分布の変化等に影響されずに、共鳴時の排気騒音増大を
確実に防止できる。従って、不必要に排気通路面積を絞
ってしまうことがなく、背圧上昇による出力損失を最小
限に抑制できる。そして、その共鳴発生の検出を、高価
な圧力センサによらずに、温度変化に基づいて行うので
、低コストに構成でき、かつ耐久性にも優れたものとな
る。
排気騒音低減装置によれば、実際の共鳴発生を直接的に
検出し、その発生時にのみ可動型の絞り機構が作動する
ので、外気温の違いや加速度合いによる排気系内の温度
分布の変化等に影響されずに、共鳴時の排気騒音増大を
確実に防止できる。従って、不必要に排気通路面積を絞
ってしまうことがなく、背圧上昇による出力損失を最小
限に抑制できる。そして、その共鳴発生の検出を、高価
な圧力センサによらずに、温度変化に基づいて行うので
、低コストに構成でき、かつ耐久性にも優れたものとな
る。
第1図はこの発明に係る排気騒音低減装置の一実施例を
示す構成説明図、第2図はその要部の断面図、第3図は
加速時の排気ガス温度の変化を示す特性図、第4図はそ
の微分値の変化を示す特性図、第5図は加速時における
騒音レベルの変化を示す特性図である。 1・・エンジン、7・・・触媒コンバータ(拡張部)、
8・・・プリマフラ(拡張部)、9・・・メインマフラ
(拡張部)、10・・・絞りユニット、12・・弁体、
18・・・温度センサ、21・・コントロールユニット
。 第2図 12−一一弁佳 第3図 第4図
示す構成説明図、第2図はその要部の断面図、第3図は
加速時の排気ガス温度の変化を示す特性図、第4図はそ
の微分値の変化を示す特性図、第5図は加速時における
騒音レベルの変化を示す特性図である。 1・・エンジン、7・・・触媒コンバータ(拡張部)、
8・・・プリマフラ(拡張部)、9・・・メインマフラ
(拡張部)、10・・・絞りユニット、12・・弁体、
18・・・温度センサ、21・・コントロールユニット
。 第2図 12−一一弁佳 第3図 第4図
Claims (1)
- (1)排気マニホルドから先端の吐出口に至る一連の排
気管の中間部に拡張部を備えてなる自動車用エンジンの
排気系において、上記拡張部の上流直前位置に配設され
た温度センサと、その近傍に位置し、かつ作動時に排気
管の通路面積を絞る可動型絞り機構と、機関加速中の検
出温度低下時に上記絞り機構を作動させる制御手段とを
備えたことを特徴とする自動車用エンジンの排気騒音低
減装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14752889A JPH0311109A (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 自動車用エンジンの排気騒音低減装置 |
US07/531,225 US5189266A (en) | 1989-06-09 | 1990-05-31 | Vehicular exhaust resonance suppression system and sensing means therefore |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14752889A JPH0311109A (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 自動車用エンジンの排気騒音低減装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0311109A true JPH0311109A (ja) | 1991-01-18 |
Family
ID=15432355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14752889A Pending JPH0311109A (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 自動車用エンジンの排気騒音低減装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0311109A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0647771A1 (en) * | 1993-09-10 | 1995-04-12 | G.S. GILARDINI SILENZIAMENTO S.r.l. | Exhaust apparatus for an internal combustion engine of a motor-vehicle, and a method for production of this apparatus. |
-
1989
- 1989-06-09 JP JP14752889A patent/JPH0311109A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0647771A1 (en) * | 1993-09-10 | 1995-04-12 | G.S. GILARDINI SILENZIAMENTO S.r.l. | Exhaust apparatus for an internal combustion engine of a motor-vehicle, and a method for production of this apparatus. |
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