JPH0311068A - 2―(アルキル)メルカプトピリミジン類の製造方法 - Google Patents

2―(アルキル)メルカプトピリミジン類の製造方法

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JPH0311068A
JPH0311068A JP14284489A JP14284489A JPH0311068A JP H0311068 A JPH0311068 A JP H0311068A JP 14284489 A JP14284489 A JP 14284489A JP 14284489 A JP14284489 A JP 14284489A JP H0311068 A JPH0311068 A JP H0311068A
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JP
Japan
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formula
alkyl
mercaptopyrimidines
alkali metal
sulfite
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JP14284489A
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Ginnosuke Tanaka
田中 銀之輔
Kotaro Tottori
鳥取 更太郎
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Osaki Electric Co Ltd
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Osaki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童来上皇肌且分立 本発明は、2−(アルキル)メルカプトピリミジン類の
製造方法に関し、詳しくは、2−メルカプト又は2−ア
ルキルメルカプトピリミジン類をアルキル化するに際し
て、N−アルキル化を抑制し、S−アルキル化を選択的
に行なって、目的とする2−アルキルメルカプトピリミ
ジン類を高純度に製造する方法に関する。
更に、本発明は、1−アルキル−2−(アルキル)メル
カプトピリミジン類の選択的N−脱アルキル化によって
、2−(アルキル)メルカプトピリミジン類を製造する
方法を提供することを目的とする。
鴛漣ヱlえ肴 2−メルカプトピリミジン類のアルキル化については、
古くは、l、 L、 Wheelerによる2−メルカ
プト−4,6−ジヒドロキシビリミジン類のSメチル化
が知られている(八m、 Chem、、 J、 32.
42(1904))。しかし、この方法は、メチル化剤
として高価なヨウ化メチルを用いるので、工業的な方法
としては採用し難い。
他方、特開昭49−126687号公報には、2−メル
カプト−4,6−シヒドロキシピリミジンをアルカリ水
溶液中にてジメチル硫酸にてアルキル化して、2−メチ
ルメルカプト−4,6−シヒドロキシピリミジンを得る
方法が記載されている。
しかし、この方法によれば、S−アルキル化のほかに、
望ましくないN−アルキル化が起こって、2−メチルメ
ルカプト−4,6−シヒドロキシピリミシンを高収率に
て得ることができない。
このような2−メルカプトピリミジン類をジアルキル硫
酸にてアルキル化した場合のN−アルキル化については
、例えば、C,O,Johns ら(J。
Biol、 Chem、、20.153 (1945)
)によって、アルカリ水溶液中にて2−メチルメルカプ
ト−4−アミノ−6−オキシピリミシンをジメチル硫酸
を用いてメチル化したとき、2−メチルメルカプト−4
アミノ−6−メドキシビリミジンのほかに、■−メチル
ー2−メチルメルカプト−4−アミノ−6−オキシピリ
ミジンが多量に副生ずることが明らかにされている。
一般に、このようなアルカリ水溶液中での2−メルカプ
ト−4,6−シヒドロキシピリミジンのジアルカリ硫酸
によるアルキル化は、S−アルキル化が優先し、更に、
反応が進行するにつれて、ピリミジン環のアルキル化が
起こり、S−アルキル化が完全に行なわれる前に、N−
アルキル化及び0−アルキル化が平行して生じる。この
ように、種々の原子上でアルキル化が同時に起こるのは
、M、U、Jovanoicら (J、 Hetero
cyclic Che11+、、 24゜191 (1
987))によって指摘されているように、2−メルカ
プト−4,6−シヒドロキシピリミジンが水中において
6種の互変異性体として存在し、これら互変異性体の割
合が溶剤によっても変化することによるものであるとみ
られる。
そこで、最近、2−(アルキル)メルカプ)−4,6−
シヒドロキシビリミジンを実質的に無水の非プロトン性
極性有機溶剤中にてアルカリ金属又はアルカリ土類金属
の炭酸塩の存在下にシアル千ル硫酸と反応させることに
よって、N−アルキル化を抑制して、2−(アルキル)
メルカプト−4゜6−ジアルコキジビリミシンを得る方
法が特開昭64−40470号公報に提案されている。
しかし、この方法によれば、収率が低く、しかも、非プ
ロトン性極性有機溶剤を用いるので、製造費用が高く、
且つ、操作も煩瑣である。
■が”° しようとする” 本発明は、2−メルカプトピリミジンのジアルキル硫酸
によるアルキル化における上記したような問題を解決す
るためになされたものであって、ジアルキル硫酸を用い
て、2−メルカプトピリミジン類をS−アルキル化する
に際して、望ましくないN−アルキル化を抑制して、2
−アルキルメルカブトピリミジンを選択的に高純度高収
率にて製造する方法を提供することを目的とする。
更に、本発明は、1−アルキル−2−(アルキル)メル
カプトピリミジン類を選択的にN−説アルキル化して、
2−(アルキル)メルカプトピリミジン類を製造する方
法を提供することを目的とする。
課題を解゛するための1 本発明による2−アルキルメルカプトピリミジン類の製
造方法は、−数式 (1) (式中、X及びYは、それぞれ独立に水酸基、アルコキ
シ基又はアミノ基を示す。) で表わされる2−メルカプトピリミジン類に水酸化アル
カリ金°属水溶液又はアルコール溶液中にて亜硫酸若し
くは亜硫酸水素のアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属
塩の存在下に一般式 %式%) () (式中、R′はアルキル基を示す。) で表わされるジアルキル硫酸を反応させることによって
、−数式 () (式中、R’、 X及びYは、前記と同じである。)で
表わされる2−アルキルメルカプトピリミジン類を製造
するものである。
前記−数式(1)で表わされる2−メルカプトピリミジ
ン類において、X及びYは、それぞれ独立に水酸基、ア
ルコキシ基又はアミノ基を示し、従って、かかる2−メ
ルカプトピリミジン類として、例えば、2−メルカプト
−4,6−シヒドロキシビリミジン、2−メルカプト−
4−アミノ−6−オキツビリミジン、2−メルカプト−
4,6−シメトキシピリミジン、2−メルカプト−4,
6−ジニトキシピリミジン、2−メルカプト−4,6−
ジプロポキシピリミジン、2−メルカプト−4,6−ジ
アミツピリミジン、2−メルカプト−4−ヒドロキシ−
6−メドキシピリミジン、2−メルカプト−4−ヒドロ
キシ−6−ニトキシピリミジン、2−メルカプト−4−
ヒドロキシ−6−プロポキシピリミジン等を挙げること
ができる。
本発明によれば、かかる2−メルカプトピリミジン類に
水酸化アルカリ溶液中にて亜硫酸塩又は亜硫酸水素塩の
存在下に前記−数式(n)で表わされるジアルキル硫酸
を反応させることによって、望ましくないN−アルキル
化を抑制して、前記−数式(I[[)で表わされる2−
アルキルメルカプトピリミジン類を高純度高収率にて得
ることができる。
上記水酸化アルキル金属としては、水酸化ナトリウム又
は水酸化カリウムが好ましく用いられる。
その溶液としては、通常、水溶液が用いられるが、必要
に応じて、アルコール水溶液やアルコール溶液を用いる
こともできる。
また、上記亜硫酸塩又は亜硫酸水素塩としては、アルカ
リ金属塩又はアルカリ土類金属塩が用いられる。具体的
には、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム
塩、バリウム塩等が用いられる、特に、ナトリウム塩又
はカリウム塩が好ましく用いられる。これら亜硫酸塩又
は亜硫酸水素塩は、通常、原料である2−メルカプトピ
リミジン類に対して、0.01〜0.5倍モルの範囲で
用いられる。
前記−数式(III)で表わされるジアルキル硫酸とし
ては、例えば、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸又はジプロ
ピル硫酸が好ましく用いられる。これらジアルキル硫酸
は、通常、原料である2−メルカプトピリミジン類に対
して、0.5〜2.0倍モル、好ましくは、0.7〜1
.2倍モルの範囲で用いられる。
本発明の方法においては、通常、水酸化アルカリ金属と
亜硫酸塩又は亜硫酸水素塩を溶解させた水中に2−メル
カプトピリミジン類を溶解させ、この溶液にジアルカリ
硫酸を徐々に加え、この後、反応混合物のpHを8.0
以上に保ちつつ、更に、40〜60℃程度の温度で数時
間撹拌し、この後、還流温度に数分乃至数十分加熱撹拌
して、S−アルキル化を行なうのが好ましい。
次いで、熱時にて反応混合物を活性炭処理し、濾過した
後、常温まで冷却し、濃塩酸等の酸にてpHを酸性領域
、好ましくは、7以下として、析出した結晶を分離すれ
ば、原料に対応して、2−アルキルメルカプトピリミジ
ン類を得ることができる。
次に、本発明によれば、1−アルキル−2−(アルキル
)メルカプトピリミジン類の選択的N−説アルキル化に
よる2−(アルキル)メルカプトピリミジン類の製造方
法が提供される。
即ち、この方法は、−数式 () (式中、R2は、水素又はアルキル基を示し、R″は、
アルキル基を示し、Xは、水酸基、アルコキシ基又はア
ミノ基を示す。) で表わされる1−アルキル−2−(アルキル)メルカプ
トピリミジン類を水酸化アルカリ金属水溶液又はアルコ
ール溶液中にて亜硫酸若しくは亜硫酸水素のアルカリ金
属塩又はアルカリ土類金属塩の存在下に加熱することに
よって、−数式() (式中、Hl及びXは、前記と同じである。)で表わさ
れる2−メルカプトピリミジン類を製造するものである
上記−数式(IV)で表わされるl−アルキル−2−(
アルキル)メルカプトピリミジン類において、R2は、
水素又は好ましくは炭素数1〜3のアルキル基を示し、
R3は、好ましくは炭素数1〜3のアルキル基を示し、
Xは、水酸基、好ましくは炭素数1〜3のアルコキシ基
又はアミノ基を示し、従って、その具体例として、例え
ば、1−メチル−2−メルカプト−4−ヒドロキシ−6
−オキソピリミジン、■−エチルー2−メルカプトー4
−ヒドロキシ−6−オキソピリミジン、1−プロピル−
2−メルカプト−4−ヒドロキシ−6−オキソピリミジ
ン、1−メチル−2−メチルメルカプト−4−ヒドロキ
シ−6−オキソピリミジン、1−メチル−2−メチルメ
ルカプト−4−アミノ−6−オキソピリミジン、1−メ
チル−2−メチルメルカプト−4−メトキシ−6−オキ
ソピリミジン等を挙げることができる。
この方法においても、上記水酸化アルカリ金属としては
、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムが好ましく用い
られる。その溶液としては、通常、水溶液が用いられる
が、必要に応じて、アルコール水溶液やアルコール溶液
を用いることもできる。
また、上記亜硫酸塩又は亜硫酸水素塩としては、前述し
たと同様に、アルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩が
用いられる。亜硫酸塩又は亜硫酸水素塩は、通常、原料
である1−アルキル−2−(アルキル)メルカプトピリ
ミジン類に対して、0.01〜0.5倍モルの範囲で用
いられる。
このN−説アルキル化による2−(アルキル)メルカプ
トピリミジン類の製造においては、通常、水酸化アルカ
リ金属と前記亜硫酸塩又は亜硫酸水素塩を溶解させた水
中に原料である1−アルキル−2−(アルキル)メルカ
プトピリミジン類を分散させ、加熱し、最終的に還流温
度で数分乃至数十分加熱し、この後、反応混合物を室温
以下まで冷却し、濃塩酸等の酸にてpH7以下に中和し
、析出した結晶を分離すれば、原料に対応して、2−(
アルキル)メルカプトピリミジン類を得ることができる
このように、亜硫酸塩又は亜硫酸水素塩の存在下に水酸
化アルキル金属溶液中にて1−アルキル−2−(アルキ
ル)メルカプトピリミジン類を加熱することによって、
選択的にN−説アルキル化することができるので、本発
明によれば、例えば、2−(アルキル)メルカプトピリ
ミジンと1−アルキル−2−(アルキル)メルカブトビ
リミジンとを含む混合物を水酸化アルキル金属溶液中に
て、亜硫酸塩又は亜硫酸水素塩の存在下に加熱すること
によって、選択的に1−アルキル−2−(アルキル)メ
ルカプトピリミジンをN−説アルキル化することができ
るので、望ましい2−(アルキル)メルカプトピリミジ
ンの純度を高めることができる。
光J坏B九果 以上のように、本発明によれば、2−メルカプトピリミ
ジン類に水酸化アルカリ溶液中にて亜硫酸塩又は亜硫酸
水素塩の存在下にジアルキル硫酸を反応させることによ
って、望ましくないN−アルキル化を抑制し、選択的に
S−アルキル化して、高純度高収率にて、対応する2−
アルキルメルカプトピリミジン類を得ることができる。
更に、本発明によれば、1−アルキル−2−(アルキル
)メルカプトピリミジン類を水酸化アルカリ金属溶液中
にて亜硫酸塩又は亜硫酸水素塩の存在下に加熱すること
によって、選択的にN−説アルキル化を行なって、高純
度高収率にて、対応する2−(アルキル)メルカプトピ
リミジン類を得ることができる。
大嵐炭 以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例により何ら限定されるものではない。
実施例1 撹拌機、温度計、還流冷却器及び滴下ろうとを備えた4
つロフラスコに水酸化ナトリウム112g及び亜硫酸ナ
トリウム3.8gを水900m1に溶解させた水溶液を
仕込み、これに2−メルカプト−4,6−ジヒドロキシ
ピリミジン85gを溶解させた。
次いで、上記溶液に滴下ろうとからジメチル硫酸94.
6 gを約15分間を要して滴下した。この間、反応混
合物の温度は28℃から44℃まで上昇した。これ以上
の昇温が起こらないことを確認した後、反応混合物を約
50℃に加温し、この温度を保ちつつ、約3時間撹拌し
、この後、約15分間煮沸還流させた。
次いで、反応混合物を活性炭処理し、熱時濾過した後、
常温まで冷却した。pHは12.5であった。
濃塩酸を加えて、pHを1.5とし、−夜、冷蔵庫で放
置し、沈殿したケーキを濾過し、冷水で洗浄し、減圧乾
燥して、白色粉末70gを得た。融点は300℃以上で
あった。
この白色粉末を液体クロマトグラフィー(カラムはゾル
パックス○DS)にて分析した結果、2−メチルメルカ
プト−4,6−シヒドロキシビリミジン93.7%、2
−メチルメルカプト−4−ヒドロキシ−6−メドキシピ
リミジン3.2%及び1−メチル−2−メチルメルカプ
ト−4−ヒドロキシ−6−オキソピリミジン0.7%で
あった。
比較例1 水酸化ナトリウム16gを水100a+1に溶解させた
水溶液に2−メルカプト−4,6−ジヒドロキシピリミ
ジン15.0 gを溶解させた。この溶液に常温にてジ
メチル硫酸の滴下を開始したところ、滴下終了後、反応
混合物の温度は34℃になった。
この後、反応混合物を40〜50℃まで加温し、約3時
間、この温度で撹拌を続け、更に、数分間、還流温度で
撹拌した。
次いで、常温まで冷却し、濃塩酸にて酸性とし、低温で
一夜、放置し、生成した沈殿を濾過し、減圧乾燥して、
白色粉末16.0 gを得た。
この白色粉末を実施例1と同様にして、液体クロマトグ
ラフィーにて分析した結果、2−メチルメルカプト−4
,6−ジヒドロキシピリミジン87゜8%、2−メチル
メルカプト−4−ヒドロキシ−6−メドキシピリミジン
2.9%及び1−メチル−2−メチルメルカプト−4−
ヒドロキシ−6−オキソピリミジン6.7%であった。
比較例2 水酸化ナトリウム7.8gを水180+++1に溶解さ
せた水溶液に2−メチルメルカプト−4−アミノ−6−
ヒドロキシピリミジン30gを溶解させ、この水溶液に
撹拌下、常温にてジメチル硫酸を滴下した0滴下後、間
もなく白色沈殿が生成し、更に、滴下を続けると、沈殿
は塊状を呈した0滴下終了後、2時間撹拌を続けた。
反応終了後、反応混合物を常温に冷却し、10℃以下の
温度で濾過し、得られた沈殿を希アンモニア水、次いで
、冷水で洗浄した後、減圧乾燥して、生成物24gを得
た。
この生成物のうち、15gをジエチルエーテル150+
alにて抽出し、エーテル溶液から2−メチルメルカプ
ト−4−アミノ−6−メドギシビリミジン0.8gを白
色結晶として得た。融点140〜144℃。エーテル不
溶物は、メタノールから再結晶して、1−メチル−2−
メチルメルカプト−4−アミノ−6−ヒドロキシピリミ
ジン13.6gを得た。融点255℃。
実施例2 水酸化ナトリウム3.Og及び亜硫酸ナトリウム1.3
gを水40m1に溶解させた水溶液に比較例2で得た1
−メチル−2−メチルメルカプト−4−アミノ−6−ヒ
トロキシビリミシン3.8gを加え、スラリー状のまま
、加温した。50℃付近でガスが発生し、更に、100
℃に加熱して、還流させたところ、均一な溶液を得た。
30分間還流を続けた後、20℃まで冷却した。pHは
12.7であった。これを濃塩酸にてpH1付近まで中
和して、白色沈殿を生成させた。
この沈殿を濾過し、減圧乾燥し、前述したと同様にして
、液体クロマトグラフィーにて分析した結果、2−メチ
ルメルカプト−4−アミノ−6−ヒドロキシピリミジン
をほぼ定量的に得られたこ止が確認された。
実施例3 水酸化ナトリウム5.9gを水10QmJに溶解させた
水溶液に比較例1にて得た生成物11.0gを溶解させ
、更に、これに亜硫酸ナトリウム1.7 gを溶解させ
た。p)I 12.8にて2時間、煮沸還流した後、反
応混合物を常温まで冷却し、濃塩酸を加えて、pHを1
.0とし、沈殿を生成させた。
この沈殿を濾過、減圧乾燥して、前述したと同様にして
、液体クロマトグラフィーにて分析した結果、2−メチ
ルメルカプト−4,6−シヒドロキシピリミジンの純度
が94,3%に上昇し、他方、1−メチル−2−メチル
メルカプト−4−ヒドロキシ−6−オキツビリミジンは
、0.12%に低下していることが確認された。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、X及びYは、それぞれ独立に水酸基、アルコキ
    シ基又はアミノ基を示す。) で表わされる2−メルカプトピリミジン類に水酸化アル
    カリ金属水溶液又はアルコール溶液中にて亜硫酸若しく
    は亜硫酸水素のアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩
    の存在下に一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1はアルキル基を示す。) で表わされるジアルキル硫酸を反応させることを特徴と
    する一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1、X及びYは、前記と同じである。)で
    表わされる2−アルキルメルカプトピリミジン類の製造
    方法。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^2は、水素又はアルキル基を示し、R^3
    は、アルキル基を示し、Xは、水酸基、アルコキシ基又
    はアミノ基を示す。) で表わされる1−アルキル−2−(アルキル)メルカプ
    トピリミジン類を水酸化アルカリ金属水溶液又はアルコ
    ール溶液中にて亜硫酸若しくは亜硫酸水素のアルカリ金
    属塩又はアルカリ土類金属塩の存在下に加熱することを
    特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^2及びXは、前記と同じである。)で表わ
    される2−(アルキル)メルカプトピリミジン類の製造
    方法。
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