JPH03110545A - ハロゲン化銀写真乳剤 - Google Patents

ハロゲン化銀写真乳剤

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JPH03110545A
JPH03110545A JP24884289A JP24884289A JPH03110545A JP H03110545 A JPH03110545 A JP H03110545A JP 24884289 A JP24884289 A JP 24884289A JP 24884289 A JP24884289 A JP 24884289A JP H03110545 A JPH03110545 A JP H03110545A
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JP
Japan
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group
silver halide
atom
general formula
emulsion
Prior art date
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Pending
Application number
JP24884289A
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English (en)
Inventor
Haruo Takei
武井 治夫
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03110545A publication Critical patent/JPH03110545A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は分光増感されたハロゲン化銀写真乳剤に関する
ものであり、更に詳しくは増感色素による減感の改良に
関するものである。
(従来の技術)。
分光増感技術は高感度で色再現正に優れた感光材料を製
造する上で、極めて、重要、かつ必須の技術である0分
光増感剤は、本来ハロゲン化銀写真乳剤が実質的に吸収
しない長波長域の光を吸収しハロゲン化銀にその光吸収
エネルギーを伝達する作用を有している。従って分光増
感剤による感光波長域の拡大及び写真感度の増大は必須
技術となっている。このため、ハロゲン化銀乳剤への添
加量を増加させて、光捕捉量を高める試みがなされてき
た。しかしながらハロゲン化銀乳剤への分光増感剤の添
加量は最適量を過ぎて添加すれば、かえって大きな減感
をもたらす、これは一般に色素減感といわれるもので、
実質的に増悪色素による光吸収がないハロゲン化銀固有
の感光域において減感が生ずる現象である0色素減感が
大きいと分光増感効果はあるのに総合的に感度は低くな
ってしまう、換言すれば、色素減感が減少すれば、その
分だけ増感色素による光吸収域の感度(即ち分光増感度
を)も上昇する。従って分光増感技術において、色素減
感の改善は大きな課題である。
また色素減感は一触に感光域が長波長にある増感色素は
ど大きい、これらのことはG、E、に、  ミース(M
ees)著、“ザ・セオリ・オブ・ザ・フォトグラフィ
ック・プロセス(The Theory of the
Photographic Process)”  1
067〜1069頁(マクミラン社1942年刊)に記
載されている。
(発明が解決しようとする課III) 色素減感を減少させて感度を高める方法としては特開昭
47−28916号、同49−46738号、同54−
118236号、米国特許第4゜011.083号にア
セチレンm錯塩類、ピラゾロン化合物、N−アミノイン
モニウム化合物、N−イミン化合物またはアザインデン
類の銀錯塩を用いる方法が開示されている。またピリミ
ジン誘導体、トリアジン誘導体で置換されたビスアミノ
スチルベン化合物を併用する方法は、特公昭45−22
189号、特開昭54−18726号、特開昭52−4
822号、特開昭52−151026号、米国特許第2
,945,762号に記載され、現在量も有効な方法と
して考えられている。
また、トリアジン誘導体で置換したビスアミノスチルベ
ン化合物をアルコルビン酸化合物と併用して色素減感を
改善し、高感度を得る方法として、例えば米国特許3,
695,888号、英国特許第1,064,193号、
英国特許1,255゜084号が知られている。
他にアミン型の酢酸化合物や、更に同化合物とメルカプ
トテトラゾール化合物と併用する方法が特開昭63−1
59840号に開示されている。
しかしながら、その効果は充分とは言えず尚−層の高感
化が望まれていた。
本発明者等は種々の方法を検討した結果、ピリミジン誘
導体、トリアジン誘導体で置換されたビスアミノスチル
ベン化合物とアミン型の酢酸化合物を併用することによ
り分光増感色素の′$i惑が改善されることを見出した
。またアミン型の酢酸化合物の使用で時折発生するガブ
リが前記のビスアミノスチルベン化合物を併用すること
により抑制されることも見出した。
本発明の目的は第1に色素減感を改善してより高感化さ
れたハロゲン化銀写真乳剤を提供することである。第2
にカブリが抑制されたハロゲン化銀写真乳剤を提供する
ことである。第3に経時安定性の研れたハロゲン化銀写
真乳剤を提供することである。
(課題を解決するための手段) 前記の本発明の目的は、分光増感されたハロゲン化銀写
真乳剤に一般式(1)によって表わされる化合物の少な
くとも1種と一般式(II)によって表わされるアミン
型の酢酸化合物の少なくとも1種とを含存させることに
よって達成された。
−綴代(1) r式中、 W。
W富 W、及びW。
は同一でも 異なっていてもよ<=CH−または−N−を表し、Wl
とW、のうち少なくともいずれか一方、及び、W1とW
4のうち少なくともいずれか一方は−N−を表す。
B1、B:、B、及びB、は同一でも異なっていてもよ
く、それぞれ水素原子、低級アルキル基(分岐していて
も更に置換基(例えば、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、
アリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基、カル
ボキシ基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アルコキシ
カルボニル基等)を有していてもよい、より好ましくは
総炭素数14以下のアルキル基、例えば、メチル基、エ
チル基、ブチル基、クロロエチル基、2,2,3゜3−
テトラフルオロプロピル基、ヒドロキシ基、ベンジル基
、フェネチル基、トリルエチル基、フェノキシエチル基
、フェニルチオエチル基、カルボキシプロピル基、メト
キシエチル基、エチルチオエチル基、エトキシカルボニ
ルエチル基等が挙げられる)、低級アルコキシ基(更に
置換基を有していてもよい、置換基の例として前記アル
キル基の置換基の例として挙げたものと同じ置換基等が
挙げられる。より好ましくは総炭素数10以下のアルコ
キシ基で、例えばメトキシ基、ブトシキ基、ペンチルオ
キシ基、エトキシメトキシ基、メチルチオエトキシ基、
フェノキシエトキシ基、ヒドロキシエトキシ基、クロロ
プロポキシ基等が挙げられる。)、ヒドロキシ基、ハロ
ゲン原子、アリール基(置換されていてもよく、より好
ましいくは総炭素数16以下のアリール基である0例え
ば、フェニル、トリル基、フェニル基、クロロフェニル
基、カルボキシフェニル基、スルホナフチル基等が挙げ
られる。)、アリールオキシ基(置換されていてもよく
、より好ましくは総炭素数16以下のアリールオキシ基
である6例えば、トリルオキシ基、アニシルオキシ基、
フェノキシ基、クロロフェノキシ基、ブチルフェノキシ
基、スルホフェノキシ基、ナフチルアミノ基どが挙げら
れる。)、メルカプト基、アリールチオ基(置換されて
いてもよ(、より好ましくは総炭素数16以下のアリー
ルチオ基である0例えば、トリルチオ基、クロロフェニ
ルチオ基、フェニルチオ基、スルホフェニルチオ基、ナ
フチルチオ基等が挙げられる。)、低級アルキルチオ基
(更に置換されていてもよ<置換基の例としては、前記
低級アルキル基の置換基の例として挙げたもの等が挙げ
られる。より好ましくは総炭素数12以下のアルキルチ
オ基で、例えばメチルチオ基、デシルチオ基、ヒドロキ
シエチルチオ基、カルボキシエチルチオ基、クロロエチ
ルチオ基、ベンジルチオ基等)、アミノ基、低級アルキ
ルアミノ基(アルキル部分は分岐していても、環化して
いても、置換されていてもよく、より好ましくは総炭素
数14以下のアルキルアミノ基である3例えば、エチル
アミノ基、ジメチルアミノ基、シクロへキシルアミノ基
、スルホエチルアミノ基及びベンジルアミノ基等が挙げ
られる。)、アリールアミノ基(置換されていてもよく
、より好ましくは総炭素数16以下のアリールアミノ基
である1例えば、アニリノ基、スルホアニリノ基、アシ
ルアミノ基、P−ブチルアニリノ基、シアノアニリノ基
、カルボキシアニリノ基、ナフチルアミノ基、スルホナ
フチルアミノ基等が挙げられる。)、ヘテロシクリルア
ミノ基(縮合環を有していても置換基を有していてもよ
(、より好ましくは総炭素数16以下のへテロシクリル
アミノ基である0例えば、2−ヘンジチアゾリルアミノ
基、2−ピリジルアミノ基等)、アシルアミノ基(より
好ましくは総炭素数12以下のアシルアミノ基、例えば
アセチルアミノ基、ベンゾイルアミノ基、エタンスルホ
ニルアミノ基、ベンゼンスルホニルアミノ基等)、ヘテ
ロシクリル基(置換されていても、縮合環を有していて
もよく、より好ましくは総炭素数16以下のへテロシク
リル基である0例えば、モルホリニル基、フリル基、ピ
リジル基、メチルピリジル基、チエニル基及びキノリル
基等が挙げられる。)、ヘテロシクリルオキシ基(縮合
環を有していてもよ(、更に置換されていてもよく、よ
り好ましくは総炭素数16以下のへテロシクリルオキシ
基である。
例えば、ピリジルオキシ基、フリルオキシ基、キノリル
−2−オキシ基及びベンゾチアゾリル−2−オキシ基等
が挙げられる。)及びヘテロシクリルチオ基(縮合環を
有していても、更に置換基を有していてもよく、より好
ましくは総炭素数16以下のへテロシクリルチオ基であ
る1例えば、ベンゾチアゾリル−2−チオ基、ベンズイ
ミダゾリル−2−チオ基、1−フェニルテトラゾリル−
5−チオ基、■−スルホフヱニルテトラゾリルー5チオ
基、ピリジルチオ基等が挙げられる。)を表わす。
Aは、少なくとも一個のフェニレン基からなる基を表わ
し、該フェニレン基は置換されていてもよい。より好ま
しい基群としては、次のようなものが挙げられる。
503M So、M ここで、Mは水素原子または水溶性を支えるカチオンを
表わす。
更にまたB+ 、Bz 、Bs 、B4およびAのうち
少なくとも一つは、スルホ基またはその塩基を有してい
る基であることを表わす。
−綴代(1)により表わされる化合物に於て、より好ま
しい化合物はAがスチルベン誘導体を有する場合であり
、さらにより好ましくはB1、Bz、Bi及びB4のそ
れぞれがアリールオキシ基、ヘテロシクリルオキシ基、
アリールチオ基、ヘテロシクリルチオ基、アリールアミ
ノ基またはへテロシクリル基のいずれかの基を表わす場
合である。1亥置換基は、 ていてもよい。
前述したように置換基を有し 一般式(TI) 4 41・ “・ ・ ”ゝ′”′″*;lf’!−、−u
く、。
及び低級アルキル基、好ましくは炭素数1〜5のアルキ
ル基(前記のアルキル基はカルボキシ基、と4 ドロキシ基及び−N(で置換されていてよい)をS。
表わす、R4、RSは前記のR,−R1と同義である。
但しR,、R,、Rs 、R,及びR5の内掛なくとも
1つはカルボキシ基またはヒドロキシ基で置換されたア
ルキル基を表わす。
次に本発明に供される化合物の具体例を示すが、本発明
はこれらの具体例に限定されるものではない。
−綴代(1)で表わされる化合物の具体例(1−1)4
.4’−ビス〔(4−アニリノー6−メトキシ−1,3
,5−)リアジン−2−イル)アミノコスチルベン−2
,2′−ジスルホン酸ジナトリウム塩 (+−2)4.4’−ビス((4,6−ジアニリノ!、
3.5−トリアジン−2−イル)アミン〕スチルベンー
2.2′−ジスルホン酸 ジナトリウム塩 (+−3)4.4’−ビス((4−(ベンゾチアゾリル
−2−チオ)−6−(2−ヒドロキシエチル)−1,3
,5−)リアジン−2−イル)アミノ)スチルベン−2
,2′−ジスルホン酸ジナトリウム塩 (1−4)4.4’−ビス((4,6−ジ(フェニルチ
オ)−1,3,5−トリアジン−2−イルコアミノ)ス
チルベン−2,2′−ジスルホン酸ジナトリウム塩 N−5)4.4’−ビス((4−アニリノ−6−(ナフ
チル−2−アミノ)−1,3,5−)リアジン−2−イ
ルコアミノ)スチルベン−2゜2′−ジスルホン酸 ジ
ナトリウム塩 (1−6)4.4’−ビス((4−(ナフチル−2−ア
ミノ)−6−(4−スルホナフチル−17ミノ)−1,
3,5−トリアジン−2−イルコアミノ)スチルベン−
2,2′−ジスルホン酸テトラナトリウム塩 (I−7)4.4’−ビス((4,6−ジ(ナフチル−
2−オキシ)−1,3,5−1−リアジン2−イルコア
ミノ)スチルベン−2,2′−ジスルホン酸 ジナトリ
ウム塩 Cl−8)4.4’−ビス((4,6−ジ(4−ジシア
ノアニリノ)−1,3,5−トリアジン−2−イルコア
ミノ)スチルベン−2,2′−ジスルホン酸 ジナトリ
ウム塩 (1−9)4− ((4,6−ジ(フェニルチオ)1.
3.5−トリアジン−2−イルコアミノ)−4’ −(
(2,6−ジアニリノピリミジン4−イル)アミノコス
チルベン−2,2′−ジスルホン酸 ジナトリムウ塩 (1−10)  4. 4’−ビス(〔4−フェニルチ
オ6−p−トリルオキシ−1,3,5−)リアジン−2
−イルコアミノ) トラン−2,2′−ジスルホン酸 
ジナトリウム塩 (1−11)4.4’−ビス((4−フェニル−6−m
−スルホフェノキシ−1,3,5−トリアジン−2−イ
ル)アミノ)ビフェニル ジナトリウム塩 (I−12)1.5−ビス((4−(ナフチル−2−ア
ミノ)−6−p−スルホアニリノ−1,3゜5−トリア
ジン−2−イルコアミノ)ナフタレン ジナトリウム塩 (1−13)4.4’−ビス(〔4−アニリノ−6(ナ
フチル−2−アミノ)−1,3,5−)リアジン−2−
イルコアミノ)ジフェニルチオエーテル−2,2′−ジ
スルホン酸 ジナトリウム塩 (1−14)4.4’−ビス(〔4−ナフチル−2,−
アミノ)−6−(8−スルホナフチル−2−アミノ)−
1,3,5−トリアジン−2−イルコアミノ)ジフェニ
ルメタン ジナトリウム塩(T−15)1.2−ビス(
(4−、(4,6−ジ(ナフチル−2−オキシ)−1,
3,5−トリアジン−2−イルコアミノ)−2−スルホ
フェニル〕エタン ジナトリウム塩 (1−16)4.4’−ビス((4−(4−クロロ−6
−トリルアミノ−1,3,5−トリアジン−2−イル)
アミノコベンゾイルアミノ)スチルベン−2,2′−ジ
スルホン酸 ジナトリムウ塩 (1−17)N、N’−ビス〔4−(ナフチル−2アミ
ノ)−6−(3−スルホンアニリノ)−1゜3.5−ト
リアジン−2−イル)−p−フェニレンジアミン ジナ
トリウム塩 (1−18)4.4’−ビス〔(2−アニリノ−6メト
キシビリミジンー4−イル)アミノコスチルベン−2,
2′−ジスルホン酸 ジナトリウム塩 (1−19)4.4’−ビス((2,6−ジアニリノピ
リミジン−4−イル)アミノ]スチルベン−2,2′−
ジスルホン酸 ジナトリウム塩(1−20)4.4’−
ビス((2−(ペンゾチアゾサル−2−チオ)−6−(
2−ヒドロキシエチル)ピリミジン−4−イル]アミノ
)スチルベン−2,2′−ジスルホン酸 ジナトリウム
塩(+−21)4.4’−ビス((2,6−ジ(フェニ
ルチ日ピリミジンー4−イル〕アミノ)スチルベン−2
,2′−ジスルホン酸 ジナトリウム塩 (1−22)4.4’−ビス(〔2−アニリノ−6−(
ナフチル−2−アミノ)ピリミジン−4−イルコアミノ
)スチルベン−2,2′−ジスルホン酸 ジナトリウム
塩 (1−23)4.4’−ビス((2−(ナフチル−2−
アミノ)−6−(4−スルホナフチル−17ミノ)ピリ
ミジン−4−イルコアミノ)スチルベン−2,2′−ジ
スルホン酸 テトラナトリウム塩 (1−24)4.4’−ビス((2,6−ジ(ナフチル
−2−オキシ)ピリミジン−4−イルコアミノ)スチル
ベン−2,2′−ジスルホン酸 ジナトリウム塩 (I−25)4.4’−ビス((4,6−ジ(シアノア
ニリノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)スチルベン−
2,2′−ジスルホン酸 ジナトリウム塩 (1−26)4− ((4−アニリノ−6−(4−シア
ノアニリノ)−1,3,5−)リアジン−2−イルコア
ミノ)−4’−((2−アニリノ−6−(ナフチル−2
−オキシ)ピリミジン−4−イルコアミノ)スチルベン
−2,2′−ジスルホン酸 ジナトリウム (1−27)4.4’−ビス(〔(2−〕〕工ニルチオ
ー6−p−サルオキシピリミジン−4−イル〕アミノ)
 トラン−2,2′−ジスルホン酸 ジナトリウム塩 (1−28)4.4’−ビス〔(2−フェニル−6〜m
−スルホフェノキシピリミジン−4−イル)アミノコビ
フェニル ジナトリウム塩 (1−29)1.5−ビス((2−(ナフチル−2−ア
ミノ)−6−p−スルホアニリノピリミジン−4−イル
コアミノ)ナフタレン ジナトリウム塩 (1−30)4.4’−ビス((2−アニリノ−6−(
ナフチル−2−アミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ
)ジフェニルチオエーテル−2,2−ジスルホン酸 ジ
ナトリウム塩 (1−31)4.4’−ビス+(2−(ナフチル−2=
7ミノ)−6−(8−スルホナフチル−2−アミノ)ピ
リミジン−4−イルコアミノ)ジフェニルメタン ジナ
トリウム塩 (1−32)1.2−ビス(+4−(2,6−ジ(ナフ
チル−2−オキシ)とりミジン−4−イル〕アミノ)−
2−スルホフェニル〕エタン ジナトリウム塩 (1−33)4.4’−ビス((4−(2−クロロ−6
−ドリルアミツピリミジンー4−イル)アミノ)ベンゾ
イルアミノ)スチルベン−2,2′−ジスルホン酸 ジ
ナトリウム塩 (1−34)N、N’−ビス〔2−ナフチル−2−アミ
ノ)−6−(3−スルホアニリノ〕ピリミジンー4−イ
ル)−P−フェニレンジアミン ジナトリウム塩 (1−35)4.4’−ビス〔(4−アニリノ−6−メ
ドキシピリミジンー2−イル)アミノコスチルベン−2
,2′−ジスルホン酸 ジナトリウ塩 (1−36)4.4’−ビス((4,6−ジアニリノビ
リミジン−2−イル)アミノコスチルベン−2,2′−
ジスルホン酸 ジナトリウム塩(1−37)4.4’ビ
ス((4−(ベンゾチアゾリル−2−チオ)−6−(2
〜ヒドロキシエチル)ピリミジン−2−イルコアミノ)
スチルベン−2,2′−ジスルホン酸 ジナトリウム塩
(1−38)4.4’−ビス((4,6−ジ(フェニル
チオ)ピリミジン−2−イルコアミノ)スチルベン−2
,2′−ジスルホン酸 ジナトリウム塩 (1−39)4.4’−ビス(〔4−アニリノ−6(ナ
フチル−2−アミノ)ピリミジン−2−イルコアミノ)
スチルベン−2,2′−ジスルホン酸 ジナトリウム塩 (+−40)  4. 4’−ビス((4−(ナフチル
−27ミノ)−6−(4−スルホナフチル−1−アミノ
)ピリミジン−2−イルコアミノ)スチルベン−2,2
′−ジスルホン酸 テトラナトリウム塩 (1−41)4.4’−ビス((4,6−ジ(ナフチル
−2−オキシ)ピリミジン−2−イルコアミノ)スチル
ベン−2,2′−ジスルホン酸 ジナトリウム塩 (1−42)4.4’ ビス((4,6−ジ(4−シア
ノアニリノ)ピリミジン−2−イル)アミノ)スチルベ
ン−2,2′−ジスルホン酸ジナトリウム塩 (1−43)4− ((4,6−ジ(フェニルチオ)=
1.3.5−1−リアジン−2−イルコアミノ)4’−
((4,6−ジアニリノピリミジン−2−イル)アミノ
コスチルベン−2,2′−ジスルホン酸 ジナトリウム
塩 (1−44)4.4’−ビス([(4−フェニルチオ−
6−P−)ゾルオキシピリミジン−2−イル〕アミノ)
トラン−2,2′−ジスルホン酸 ジナトリウム塩 (1−45)4□ 4′−ビス〔(4−フェニル−6−
m−スルホフェノキシピリミジン−2−イル)アミノコ
ビフェニル ジナトリウム塩 (1−46)1.5−ビス((4−(ナフチル−27ミ
ノ)−6−p−スルホアニリノピリミジン−2−イルコ
アミノ)ナフタレン ジナトリウム塩 (1−47)4.4’−ビス((,4−アニリノ−6−
(ナフチル−2−アミノ)ピリミジン−2−イルコアミ
ノ)ジフェニルチオエーテル−2,2′−ジスルホン酸
 ジナトリウム塩 ([−48)  4. 4’−ビス((4−(ナフチル
−2−アミノ)−6−(8−スルホナフチル−2−アミ
ノ)ピリミジン−2−イルコアミノ)ジフェニルメタン
 ジナトリウム塩 (r−49)1.2−ビス((4−(4,6−ジ(ナフ
チル−2−オキシ)ピリミジン−2−イルコアミノ)−
2−スルホフェニル〕エタン ジナトリウム塩 (1−50)4.4’−ビス((4−(4−クロロ−6
−ドリルアミツピリミジンー2−イル)アミノコベンゾ
イルアミノ)スチルベン−2,2′−ジスルホン酸 ジ
ナトリウム塩 (1−51) N、 N’−ビス〔4−ナフチル−2−
アミノ)−6−(3−スルホアニリノ)ピリミジン−2
−イル)−p−フェニレンジアミン ジナトリウム塩 一般式(II)で表わされる化合物の具体例(II−1
0) (■ 11) (tl−12) 本発明に用いられる増感色素はシアニン色素でもメロシ
アニン色素でもよく、またこれらの複合されたシアニン
色素でもよい。また複数の増感色素で分光増悪されても
よい、好ましくは下記の一般式(Ul)及び−綴代(■
)によって表わされ名−綴代(II[) 式中、2..2.は異なっていても同一でもよい5員ま
たは6員の含窒素へテロ環形成原子群を表わす、Qlは
5員または6員の含窒素ケトメチレン環形成原子群を表
わす。
R,はアルキル基、アルケニル基、アラルキル基、アリ
ーロキシアルキル基または−R13θ・MΦを表わす、
ここでRl 30は、カルボキシラド基を有するアルキ
ル基、スルホナト基を有するアルキル基を表わす0MΦ
はアルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、水素
陽イオンまたはアンモニウムイオンを表わす。
R2OはRI30と同意義を表わす、Rs 、Rq、R
6゜及びR1+は夫々独立に水素原子、アルキル基、置
換されてもよいフェニル基またはアラルキル基を表わす
ほか、!が2または3を表わすとき及びnlが2または
3を表わすときは異なったR1とRs、RtとR,、R
,。とR1,またはRoとRI 1とが連結して、酸素
原子、硫黄原子または窒素原子などを含んでもよい5員
または6員環をも形成できることを表わす。
R1!は炭素鎖中に酸素原子、硫黄原子または窒素原子
を含んでいてもよく、また置換されていてもよいアルキ
ル基またはアルケニル基を表わすほか、アリール基また
は5員もしくは6員の複素環基をも表わす。
Eおよびn、はOまたは3以下の正の整数で、1+n、
は1.2または3を表わす、m+は0または1を表わす
、好ましくはm+が0のときi+n、は2また3である
6mIが1のときj!+n+は1また2である。lが1
.2または3であるときは、R1とRhとが連結して5
員または6員環を形成してもよい。
j、には夫々、独立に0または1を表わす。
前記の一般式式(lI[)で表わされる増悪色素は、よ
り好ましくはハロゲン化銀乳剤中で凝集体を形成しない
所謂M−バンド型の増悪色素である。
−綴代(TV) 式中、Z、は含窒素5員または6員ヘテロ環形成原子群
を表わす。Qlは含窒素5員または6員ケトメチレン環
形成原子群を表わす、R14は、水素原子、またはアル
キル基を表わし、RlSは水素原子または置換されてい
てもよいフェニル基もしくはアルキル基を表わす、異な
ったR4とRtsとが連結して酸素原子、硫黄原子、ま
たは窒素原子を含有してもよい5員または6員環を形成
してもよい。
R1は炭素鎖中に酸素原子、硫黄原子または窒素原子を
含有していてもよく置換されていてもよいアルキル基ま
たはアルケニル基を表わす。
R1?はRI6と同意義を表わすほか、水素原子、置換
されていてもよい単環アリール基または5員もしくは6
員の単環複素環基をも表わす。m、は2または3の整数
を表わしP、は0またはlを表わす、R54とRI&と
が連結して5員または6員環を形成してもよい。
一般式(III)で示される増感色素の具体例(IIl
−1) (■ 2) gHs xHs ■ u (■ 3) (III−5) C,1lS CH□−C)1.cl+。
zHS xHs e (■ 6) (l[l−7) (DI−8) Js e (1−9) (■ 10) (II[−11) C,H。
(CHI)ssOsθ (IIl−12) (■ 13) (■ 14) (III−15) (II[ 16) (IIl−17) (lit 18) 一般式(IV)で示される増悪色素の具体例(rV−1
) (■ 2) CJ? (IV−3) (lit−4) (■ 5) CIgCOOH (IV−61 (■ 7) (IV−8) C富Hs Js (IV−9) (rli/−10) (■ 11) tHs C□■。
(IV−12) (Ill−13) (III−14) C!Hs CIItCOOK (IV−16) Js 一般式(1)で表わされる化合物は特公昭45−327
41号などで公知の化合物であり、前記特公昭に記載の
ない化合物も特公昭45−32741号に記載された合
成例を参照すれば当業者は容易に合成できる。
本発明に用いられる一般式(I)で表わされる化合物は
直接乳剤中へ分散することができるし、また適当な溶媒
(例えばメチルアルコール、エチルアルコール、メチル
セロソルブ、水など)あるいはこれらの混合溶媒中に溶
解して乳剤へ添加することもできる。その他増悪色素の
添加方法に準じて溶液あるいはコロイド中への分散物の
形で乳剤中へ添加することができる。また特開昭50−
80119号公報に記載の方法で乳剤中へ分散添加する
こともできる。
一般式(■)で表わされる化合物は公知であり、その多
くは市販されている0本発明に用いられる一般式(n)
で表わされる化合物は前記−綴代(1)の化合物と同様
に直接乳剤中へ分散することができるし、また前記の適
当な溶媒に溶解して乳剤へ添加することもできる。
一般式(III)、(IV)で表わされる本発明に用い
られる増感色素は公知の化合物である0例えば−綴代(
t[i)及び−綴代(IV)で表わされる化合物は特開
昭51−126140号、特開昭51−139323号
、特開昭51−14313号、特開昭55−35386
号、特開昭52−109925号、特開昭53−135
322号、西独公開特許(OLS)2,158.553
号、特公昭52−2614号、特開昭47−28916
号などの明細書やF、M、Hamer+ The Ch
emistry ofHeterocyclic Co
mpounds、 Vol、18、The Cyani
neDyes and Re1ated Compou
nds、 A浦eissbergered、、 Int
erscience、 Now York、 1964
 、D、M。
Sturmer、 The Chemistry of
 )leterocyclicCompounds、 
Vol、30 、AJeissbesrger and
 E、C。
Taylor ed、、 John Wiley、 N
ow York+ 1977、P、441 、等にも記
載されており、それらを参照すれば合成できる。
前記−綴代(III)及び(IV)で示される化合物を
本発明のハロゲン化銀乳剤中に含有せしめるには、それ
らを直接乳剤中に分散してもよいし、あるいは水、メタ
ノール、エタノール、プロパツール、メチルセロソルブ
、2,2,3.3−テトラヒドロフルオロプロパツール
等の溶媒の単独もしくは混合溶媒に溶解して乳剤へ添加
してもよい。
また、特公昭44−23389号、特公昭44−275
55号、特公昭57−22089号等に記載のように酸
又は塩基を共存させて水溶液としたり、米国特許3,8
22,135号、米国特許4゜006.025号等記載
のように界面活性剤を共存させて水溶液あるいはコイロ
ド分散物としたものを乳剤へ添加してもよい、また、フ
ェノキシエタノール等の実質上水と非混和性の溶媒に溶
解した後、水または親水性コイロドに分散したものを乳
剤に添加してもよい、特開昭53−102733号、特
開昭58−105141号記載のように親水性コロイド
中に直接分散させ、その分散物を乳剤に添加してもよい
本発明に用いられる増感色素は米国特許3,485.6
34号に記載されている超音波振動を用いて溶解しても
よい、その他に本発明の増感色素を溶解、あるいは分散
して乳剤中に添加する方法として、米国特許3,482
,981号、同3゜585.195号、同3,469,
987号、同3.425,835号、同3,342,6
05号、英国特許1,271.329号、同1,038
゜029号、同1,121,174号、米国特許3゜6
60.101号、同3,658,546号に記載の方法
を用いることができる。
ここで、増感色素は、写真乳剤の製造工程のいかなる工
程に存在させて用いることもできるし、製造後塗布直前
までのいかなる段階に存在させることもできる。前者の
例としては、ハロゲン化銀粒子形成工程、物理熟成工程
、化学熟成工程などである9例えば特開昭55−265
89号記載のように粒子形成中に添加してもよい。
本発明に用いられる一般式(III)または(IV)で
表わされる増悪色素と一般式(1)で表わされる化合物
の使用比率(モル比)は−綴代(III)または(■)
で表わされる色素/−一般式1)で表わされる化合物−
110,01〜11500の範囲が有利に用いられ、特
に好ましくは110.1〜1/100である。
本発明に用いられる一般式(II)の化合物はハロゲン
化銀1モル当りtxio−’モル〜1モル、好ましくは
lXl0°3モル〜3X10−’モル、特に好ましくは
lXl0−”モル−lXl0−’割合でハロゲン化銀写
真乳剤に含有される。
本発明に用いられる一般式(III)及び(IV)の増
悪色素はハロゲン化銀1モル当り5X10−’モル〜5
X10−’モル、好ましくは5X10−’モル〜2×1
0″3モル、特に好ましくはlXl0−’モル−lXl
0−3モルの割合でハロゲン化銀写真乳剤中に含有され
る。
本発明の写真乳剤にはハロゲン化銀として、臭化銀、沃
臭化銀、沃塩臭化銀、塩臭化銀および塩化銀のいずれを
用いてもよい。好ましいハロゲン化銀は臭化銀、塩臭化
銀、沃塩化銀、または沃塩臭化銀である。
ハロゲン化銀粒子の晶相はいずれであってもよい、しか
し、より高い分光増感度を与えるためには、(100)
面を存したハロゲン化銀粒子が好ましく、より具体的に
は全粒子の総表面積に対する(1,0,03面の面積比
が好ましくは50%、より好ましくは80%以上である
ハロゲン化銀粒子の晶相、即ち全粒子の総表面積に対す
る(1.O,O)面の面積比を決定するには、谷忠昭著
「色素の吸着現象を利用した写真乳剤中のハロゲン化銀
微粒子の晶相の同定」日本化学会誌、1984、(6)
p−942〜947に因ればよい。
本発明に使用するハロゲン化銀乳剤は、厚みが0.5ミ
クロン以下、好ましくは0.3ミクロン以下で径が好ま
しくは0.6ミクロン以上であり、平均アスペクト比が
5以上の粒子が全投影面積の50%以上を占めるような
平均粒子であってもよい、また、平均粒径の±40%以
内の粒子サイズの粒子が粒子個数の95%以上を占める
ような単分散の乳剤であってもよい。
ハロゲン化銀粒子は内部と表層とが異なる相をもってい
ても、均一な相から成っていてもよい。
また潜像が主として表面に形成されるような粒子(例え
ばネガ型乳剤)でもよく、粒子内部に主とし形成される
ような粒子(例えば、内部潜像型乳剤、予めかぶらせた
直接反転型乳剤)であってもよい。
本発明に用いられる写真乳剤は、ピー・ゲラフキデス(
P 、 Glafkides )著「シミー・工・フイ
ジーク・フォトグラフィーク(Chimie  6tP
hysique  Photographique)J
 (ポール”モンテル Paul  Monte1社刊
、1967年)、ジー・エフ・ダアフイン(G、 F、
Duffin)著「フォトグラフイク・エマルジョン・
ケミストリー(Photographic Emuls
ion Che+5istry)  J  (フォーカ
ルプレス Focal Press社刊、1966年)
、ヴイ・エル・ツエリクマンら(V、  L、 Zel
ik+*anet al、 )著「メイキング・アンド
・コーティング・フォトグラフイク・エマルジョン(M
akingand Coating Photogra
phic Emulsion ) J(フォーカル・プ
レスFocal Press社刊、1964年)などに
記載された方法を用いて調製することができる。
すなわち、酸性法、中性法、アンモニア法等のいずれで
もよく、また可溶性銀塩と可溶性ハロゲン塩を反応させ
る形式としては片側混合法、同時混合法、それらの組合
せなどのいずれを用いてもよい。
粒子を銀イオン過剰の下において形成させる方法(いわ
ゆる逆混合法)を用いることもできる。
同時混合法の一つの形式としてハロゲン化銀の生成され
る液相中のpAgを一定に保つ方法、すなわちいわゆる
コンドロールド・ダブルジェット法を用いることもでき
る。この方法によると、結晶形が規則的で粒子サイズが
均一に近いハロゲン化銀乳剤かえられる。
別々に形成した2種以上のハロゲン化銀乳剤を混合して
用いてもよい。
またこのハロゲン化銀粒子の形成時には粒子の成長をコ
ントロールするためにハロゲン化銀溶剤として例えばア
ンモニア、ロダンカリ、ロダンアンモン、チオエーテル
化合物(例えば米国特許第3.271.157号、同3
,574.628号、同3,704.130号、同4,
297,439号、同4,276.374号など)、チ
オン化合@ff<例えば特開昭53−144319号、
同53−82408号、同55−77737号など)、
アミン化合物(例えば特開昭54−100717号など
)などを用いることができる。
ハロゲン化銀粒子形成または物理熟成の過程においてカ
ドミウム塩、亜鉛塩、タリウム塩、イリジウム塩または
その錯塩、ロジウム塩またはその錯塩、鉄塩または鉄錯
塩などを共存させてもよい。
また、本発明に用いられる内部潜像型乳剤としては、例
えば米国特許2,592,250号、同3.206,3
13号、同3,447,927号、同3,761,27
6号、及び同3,935.014号、等に記載がある異
種金属を内蔵させた乳剤等を挙げることができる。
ハロゲン化銀乳剤は、通常は化学増感される。
化学増感のためには、例えば、エイチ・フリーザー(H
、Fr1eser)編「デイ・グランドラーゲツダ・フ
ォトグラフイツシエン・ブロツエス・ミツト・シルベル
ハロゲニーデン(Die Grundlagender
Pbotographischen  Prozess
e  sitSilberhalogeniden)J
 (アカデミッシェ・フェアラーク社 Akademi
sche Verlagsgesellschaft 
+1968年刊)675〜734頁に記載の方法を用い
ることができる。
すなわち、活性ゼラチンや銀と反応し得る硫黄を含む化
合物(例えば、チオ硫酸塩、チオ尿素類、メルカプト化
合物、ローダニン類)を用いる硫黄増悪法;還元性物質
(例えば、第一すず塩、アミン類、ヒドラジンmHL体
、ホルムアミジンスルフィン酸、シラン化合物)を用い
る還元増感法;貴金属化合物(例えば、全錯塩のほか、
Pt、Ph、■「、pdなどの周期律表■族の金属の錯
塩)を用いる貴金属増感法などを単独または組合せて用
いることができる。
更に具体的な化学増悪剤としては、アリルチオカルバミ
ド、チオ尿素、ソジウム、チオサルフェートやシスチン
などの硫黄増悪剤;ボタシウムクロロオーレイト、オー
ラス・チオサルフェートやボタシウムクロロバラデート
などの貴金属増感剤;塩化スズ、フェニルヒドラジンや
レダクトンなどの還元増悪剤等を含んでよい、ポリオキ
シエチレン化合物、ポリオキシプロピレン化合物、4級
アンモニウム基をもつ化合物などの増悪剤も含んでよい
本発明の写真乳剤には、感光材料の製造工程、保存中あ
るいは写真処理中のカブリを防止し、あるいは写真性能
を安定化させる目的で、種々の化合物を含有させること
ができる。すなわちアゾール類たとえばベンゾチアゾリ
ウム塩、ニトロインダゾール類、トリアゾール類、ベン
ゾトリアゾール類、ベンズイミダゾール類(特にニトロ
−またはハロゲン置換体);ヘテロ環メルカプト化合物
類たとえばメルカプトチアゾール類、メルカプトベンゾ
チアゾール類、メルカプトベンズイミダゾール類、メル
カプトチアジアゾール類、メルカプトテトラゾール類(
特に1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール、1−
 (3−N’−メチルウレイドフェニル)−5−メルカ
プトテトラゾール、1−(3−スルホフェニル)−5−
メルカプトテトラゾール)、メルカプトピリミジン類;
カルボキシル基やスルホ基などの水溶性基を有する上記
のへテロ環メルカプト化合物類;チオケト化合物たとえ
ばオキサゾリンチオン;アザインデン類たとえばテトラ
アザインデン類(特に4−ヒドロキシWt14 (1,
3,−3a、  7)テトラアザインデン類);ベンゼ
ンチオスルホン酸類;ベンゼンスルフィン酸;などのよ
うなカブリ防止剤または安定剤として知られた多くの化
合物を加えることができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、米国特許3,411.9
11号、同3,411.912号、同3゜142.56
8号、同3,325.286号、同3.547,650
号、特公昭45−5331号等に記載されているアルキ
ルアクリレート、アルキルメタアクリレート、アクリル
酸、グリシジルアクリレート等のホモ、またはコポリマ
ーからなるポリマーラテックスを写真材料の寸度安定性
の向上、膜物性の改良などの目的で含有することができ
る。
本発明のハロゲン化銀乳剤をリス型の印刷用感光材料と
して用いるときは、伝染現像効果を高めるようなポリア
ルキレンオキシド化合物を用いることができる0例えば
米国特許第2.400.532号、同3,294,53
7号、同3,294゜540号明細書、仏閣特許第1,
491,805号、同1,596,673号明細書、特
公昭40−23466号明細書、特開昭50−1564
23号、同54−18726号、同56−151933
号明細書に記載されているような化合物を用いることが
できる。好ましい例は炭素数2〜4のアルキレンオキシ
ド、例えばエチレンオキシド、プロピレン−1,2−オ
キシド、ブチレン−1゜2−オキシドなど好ましくはエ
チレンオキシドの少なくとも10単位から成るポリアル
キレンオキシドと水、脂肪族アルコール、芳香族アルコ
ール、脂肪酸、有機アミン、ヘキシトール誘導体などの
活性水素原子を少なくとも1個有する化合物との縮合物
あるいは、2種以上のポリアルキレンオキシドのプロフ
クポリマーなどを包含する。即ち、ポリアルキレンオキ
シド化合物として、具体的にはポリアルキレングリコー
ルアルキルエーテル類、ポリアルキレングリコールアリ
ールエーテル類、ポリアルキレングリコールアルキルア
リールエーテル’lt、ポリアルキレングリコールエス
テル類、ポリアルキレングリコール脂肪酸アミド類、ボ
リア)Ltキレングリコールアミン類、ポリアルキレン
グリコールブロック共重合体、ポリアルキレングリコー
ルグラフト重合物などを用いることができる。用い得る
ポリアルキレンオキシド化合物は分子量が300〜15
,000、好ましくは600〜8,000のものである
。これらのポリアルキレンオキシド化合物の添加量はハ
ロゲン化銀1モル当り10■〜3gが好ましい、添加時
期は製造工程中の任意の時期を選ぶことができる。
本発明のハロゲン化銀写真乳剤はシアン・カプラー、マ
ゼンタ・カプラー、イエロー・カプラーなどのカラー・
カプラー及びカプラーを分散する化合物を含むことがで
きる。
すなわち発色現像処理において芳香族1級アミン現像薬
(例えば、フェニレンジアミン誘導体や、アミノフェノ
ールy、導体など)との酸化カップリングによって発色
しうる化合物を含んでもよい。
例えば、マゼンタカプラーとして、5−ピラゾロンカプ
ラー、ピラゾロベンツイミダゾールカプラ、シアノアセ
チルクマロンカプラー、開鎖アシルアセトニトリルカプ
ラー等があり、イエローカプラーとして、アシルアセト
アミドカプラー(例えばベンゾイルアセトアニリド類、
ピバロイルアセトアニリド類)、等があり、シアンカプ
ラーとして、ナフトールカプラー、およびフェノールカ
プラー、等がある。これらのカプラーは分子中にバラス
ト基とよばれる疎水基を有する非拡散のものが望ましい
、カプラーは銀イオンに対し4当量性あるいは2当量性
のどちらでもよい、また色補正の効果をもつカラードカ
プラー、あるいは現像にともなって現像抑制剤を放出す
るカプラー(いわゆるDIRカプラー)であってもよい
またDIRカプラー以外にも、カップリング反応の生成
物が無色であっても現像抑制剤を放出する無呈色DIR
カップリング化合物を含んでもよい。
本発明のハロゲン化銀写真乳剤にはフィルター染料とし
て、あるいはイラジェーション防止その他種々の目的で
、水溶性染料(例えばオキソノール染料、ヘミオキソノ
ール染料及びメロシアニン染料)を含有してよい。
本発明の写真乳剤には塗布助剤、帯電防止、スベリ性改
良、乳化分散、接着防止および写真特性改良(たとえば
現像促進、硬調化、増感)など種々の目的で種々の界面
活性剤を含んでもよい。
たとえばサポニン(ステロイド系)、アルキレンオキサ
イドy、導体(例えばポリエチレングリコール)、ポリ
エチレングリコールアルキルエーテル類、グリシドール
誘導体、多価アルコールの脂肪酸エステル類、糖のアル
キルエステル類などの非イオン性界面活性荊;アルキル
カルボン酸塩、アルキルスルフォン酸塩、アルキルベン
ゼンスルフォン酸塩、アルキル硫酸エステル類、などの
アニオン性界面活性剤;アルキルアミン塩類、脂肪族あ
るいは芳香族第4級アンモニウム塩類、ピリジニウム、
イミダゾリウムなどの複素環第4級アンモニウム塩類、
などのカチオン界面活性剤を用いることができる。また
、帯電防止として用いる場合には、含フツ素界面活性剤
が好ましい。
本発明を実施するに際して下記の公知の退色防止剤を併
用することもでき、また本発明に用いる色像安定剤は単
独または2種以上併用することもできる。公知の退色防
止剤としては、ハイドロキノン誘導体、没食子酸誘導体
、p−アルコキシフェノール類、ヒンダードフェノール
1all及びビスフェノール類等がある。
本発明の写真乳剤には無機または有機の硬膜剤を含有し
てよい0例えばクロム塩(クロム明ばん、酢酸クロムな
ど)、アルデヒド類(ホルムアルデヒド、グリオキサー
ル、ゲルタールアルデヒドなど)、活性ビニル化合物(
1,3,5−トリアクリロイル−へキサヒドロ−S−ト
リアジン、1゜3−ビニルスルホニル−2−プロパツー
ルなど)、活性ハロゲン化合物(2,4−ジクロル−6
−ヒドロキシ−!−)リアジンなど)、などを単独また
は組合わせて用いることができる。
本発明を用いて作られる感光材料は色カブリ防止剤とし
て、ハイドロキノン誘導体、アミノフェノール誘導体、
没食子酸誘導体、などを含有してもよい。
本発明のハロゲン化銀写真乳剤には保護コロイドとして
ゼラチンのほかにフタル化ゼラチンやマロン化ゼラチン
のようなアシル化ゼラチン、ヒドロキシエチルセルロー
ズや、カルボキシメチルセルロースのようなセルローズ
化合物;デキストリンのような可溶性でんぷん;ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル
アミドやポリスチレンスルホン酸のような親水性ポリマ
、寸度安定化のための可塑剤、ラテックスポリマーやマ
ット剤が加えられうる。完成(finished)乳剤
は、適切な支持体、例えばバライタ祇、レジンコート紙
、合成紙、トリアセテートフィルム、ポリエチレンテレ
フタレートフィルム、その他のプラスチックベースまた
はガラス板の上に塗布される。
写真像を得るための露光は通常の方法を用いて行なえば
よい、すなわち、自然光(日光)、タングステンを灯、
蛍光灯、水銀灯、キセノンアーク灯、炭素アーク灯、キ
セノンフラッシュ灯、レーザー、LED、CRTなど公
知の多種の光源をいずれでも用いることができる。露光
時間は通常カメラで用いられる1/1000秒から1秒
の露光時間はもちろん、1/1000秒より短い露光、
たとえばキセノン閃光灯を用いた1/10’〜1/10
’秒の露光を用いることもできるし、1秒より長い露光
を用いることもできる。必要に応じて色フィルターで露
光に用いられる光の分光組成を調節することができる。
露光にレーザー光を用いることもできる。また電子線、
X、vl、y線、α線などによって励起された蛍光体か
ら放出する光によって露光されてもよい。
本発明の分光増悪色素は、種々のカラー及び白黒感光材
料用のハロゲン化銀写真乳剤の増感に用いられる。用い
られる乳剤は、例えば、カラーポジ用乳剤、カラーペー
パー用乳剤、カラーネガ用乳剤、カラー反転用乳剤(カ
プラーを含む場合もあり、含まぬ場合もある)、製版用
写真感光材料(例えばリスフィルムなど)用乳剤、陰極
線管デイスプレィ用宗光材料に用いられる乳剤、銀塩拡
散転写プロセスに用いられる乳剤、カラー拡散転写プロ
セスに用いられる乳剤、グイ・トランスファー・プロセ
ス(imbitio transfer proces
s)(米国特許2,882,156号などに記載されて
いる)に用いる乳剤、銀色素漂白法に用いる乳剤、プリ
ントアウト像を記録する材料(例えば、米国特許2,3
69,449号などに記載されている)に用いられる乳
剤、光現像型焼出しくDirectPrint ima
ge)感光材料(例えば、米国特許3,033.682
号などに記載されている)に用いられる乳剤、熱現像用
カラー感光材料に用いる乳剤等である。
本発明を用いて作られる感光材料の写真処理には、例え
ばリサーチ・ディスクロージャー(Research 
Disclosure)  176号第28〜30頁(
RD−17643)に記載されているような、公知の方
法及び公知の処理液のいずれをも適用することができる
。この写真処理は、目的に応じて、銀画像を形成する写
真処理(黒白写真処理)、あるいは色素像を形成する写
真処理(カラー写真処理)のいずれであってもよい、処
理温度は普通18°Cから50゛Cの間に選ばれるが、
18”Cより低い温度または50゛Cを越える温度とし
てもよい。
実施例−1 純臭化銀から成り、立方体の結晶形をもつ(粒子全表面
積に対する(1.O,O)面の面積比は88%であった
1ハロゲン化銀乳剤を調整し硫黄増感処理をした。この
乳剤に含まれるハロゲン化銀粒子の平均直径は0.75
μmであり、乳剤1廟中には0.56モルのハロゲン化
銀が含有された。この乳剤を各1kgづつポットに秤取
し第11表〜第1−5表に示すように増感色素を添加し
続いて一般式(1)及び−綴代(II)で表わされる化
合物を順次添加し40°Cのもとで混合攪拌した。
更に4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a。
7−チトラザインデンを0.1g/乳剤1 kg、2゜
4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−1,3,5−トリアジ
ンソーダを0.1g/乳剤1kg、更にドデシルベンゼ
ンスルホン酸ソーダを0.1g/乳剤1kg、順次加え
た後ポリエチレンテレフタシー1〜フイルムベース上に
塗布して写真感光材料を得た。
これらの試料夫々に青色フィルター(395nmから4
4on−までの光を透過するバンドパスフィルター)、
及び黄色フィルター(500n−より長波長の光を透過
するフィルター)を用いてタングステン光(5400″
K)で5秒間、光模露光した。
露光後、下記の組成の現像液を用いて、20°Cで4分
間現像した。現像処理したフィルムを富士写真フィルム
社製の濃度計を用いて、濃度測定し黄色フィルター感度
(Sy)と青色フィルター感度(SB)とカブリとを求
めた。感度を決定した光学濃度の基準点は〔カブリ±0
.2〕の点であった。第1−1表〜第1−5表のsyは
各表中の$100を基準とした相対感度で表わした。ま
たSBは増感色素も化合物CI)、(II)も含まない
乳剤を100としたときの相対感度で表わした。
現像液の組成 使用に際して水2容を加えて使用液とする。得られた結
果を相対的な値として第1−1表〜第1−5表に示す。
第1−1表〜第1−4表の結果から明らかなように化合
物(1)または化合物<n)を−綴代(II)または(
rV)で示される増感色素と併用することにより、色素
減感(SB)の改善がみられ、それに伴って分光増感度
(Sy)も上昇する。化合物(1)と化合物(II)を
合わせて増感色素とを用いると更に色素減感が改善され
分光増感度もより好ましい結果となることが理解される
であろう。
前記の効果は第1−5表のように比較的短波域に分光増
感する色素では化合物(II)による増感効果はあるも
のの化合物(1)による効果が弱く両者を組合せて増悪
色素と併用しても更に感度が上昇する程度は一般式(I
II)または(IV)の増悪色素に比べると少ない。
実施例−2 純臭化銀から成り、八面体の結晶形をもっ【粒子全表面
積に対する(1.0.0)面の面積比は16%であった
)ハロゲン化銀乳剤を調整し硫黄増感処理をした。この
乳剤に含まれるハロゲン化銀粒子の平均直径は0.73
μmであり、乳剤1kg中には0,56モルのハロゲン
化銀が含有された。これと別に実施例−1で用いた純臭
化銀立方体乳剤を用意した。
前記2種類の乳剤を各1 kgづつポットに秤取し、第
2表に示すように増感色素を添加し、続いて一般式(+
)及び−綴代(It)で表わされる化合物を順次添加し
、40″Cのもとて混合攪拌した。
更に4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a7−チ
トラザインデンをO,1g/乳剤1kg、2゜4−ジク
ロロ−6−ヒドロキシ−1,3,5−トリアジンソーダ
をO,Ig/乳剤1kg、更にドデシルベンゼンスルホ
ン酸ソーダを0.1g/’JIJIIkg、順次加えた
後ポリエチレンテレフタレートフィルムベース上に塗布
して写真感光材料を得た。
これらの試料を実施例−1で用いたと同じ露光、現像条
件で処理し感度とカブリを求めた。感度を決定した光学
濃度の基準点は〔カブリ+o、2〕の点であった。立方
体の結晶系をもつハロゲン化銀乳剤を用いて得られた結
果を第2表Aiに八面体の結晶系をもつハロゲン化銀乳
剤を用いて得られた結果を第2表841dlに示す。表
中、分光増悪間とあるのは前記の方法で得た感度3 y
を夫々の添加量におけるSBを100とした相対値で表
わしたものである。
実施例−3 14面体の結晶形をもち(粒子全表面積に対する(1,
0,03面の面積比は52%であった)92モル%の臭
化銀、8モル%の沃化銀から成る金・硫黄増感したハロ
ゲン化銀乳剤を調整した。
この乳剤に含まれるハロゲン化銀粒子の平均直径は0.
78μmであり、乳剤1kg中には0. 5モルのハロ
ゲン化銀が含有された。この乳剤を各lIづつポットに
秤取し第3−1表〜第3−2表に示すように増感色素を
添加し続いて一般式(1)及び−綴代(It)で表わさ
れる化合物を順次添加し、40°Cのもとて混合撹拌し
た。更に4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a、
7−チトラザインデンを0.1g/乳剤1kg、2,4
−ジクロロ−6−ヒドロキシ−1,3,5−)リアジン
ソルダを0.1g/乳剤1kg、更にドデシルヘンゼン
スルホン酸ソーダを0.1g/乳剤1kg順次加えた後
、ポリエチレンテレフタレートフィルムヘース上に塗布
して写真感光材料を得た。
これらの試料夫々に実施例−1で用いたと同じ青色フィ
ルター及び赤色フィルター(600na+より長波長の
光を透過するフィルター)を用いてタングステン光(5
400°K)で1150秒間、光梗露光した。
露光後、実施例−1で用いたと同じ現像液を用い20°
Cで40分間現像した。現像処理したフィルムを富士写
真フィルム社製の濃度計を用いて濃度測定し、赤色フィ
ルター感度(SR)と青色フィルター感度(SB)とカ
ブリとを求めた。感度を決定した光学濃度の基準点は〔
カブリ+0.2〕の点であった。第3−1表〜第3−2
表のSRは各表中の“100を基準とした相対感度で表
わした。
またSBは増悪色素も化合物(+)、(It)も含まな
い乳剤を100としたときの相対感度で表わした。
第11表〜第3−2表から明らかなように増感色素は夫
々化合物(1)及び化合物(It)によって増感され、
更に両者を合わせて増悪色素と併用することにより、よ
り高感度化される。また化合物(n)を沃臭化銀乳剤に
用いるとカブリを生ずるが化合物(1)の併用で抑制さ
れることがわかる。
実施例−4 本発明の実施例に用いたハロゲン化銀乳剤を以下のよう
にして調製した。
(1e) H,01000cc NaC15,5g ゼラチン             32g(2液) 硫酸(IN)             24cc(3
液) 下記のハロゲン化銀溶剤(1%)    3ccCH。
(4液) aCI H,Oを加えて (5液) AgNO3 HtOを加えて (6液) a CI Kz  l r C7!& (0,001χ)HアOを
加えて (7液) AgNO。
H,0を加えて (1液)を56°Cに加熱し、 を添加した。その後、(4液) 11、OOg 00cc 2g 00g 44、 05g 4.54cc 600 cc 28g 00g (2液)と(3液) と(5液)を8分 間中やして同時添加した。さらに10分後、(6液)と
(7液)を20分分間中して同時添加した。
添加5分後、温度を下げ、脱塩した。水と分散ゼラチン
を加え、pHを6.2に合わせて、平均粒子サイズ0.
45μmの単分散立方体塩化銀乳剤を得た。この乳剤に
i、oxto−’モル1モルAgの塩化金酸と更にチオ
硫酸ナトリウムを添加し、最適化学増感を施した。
この乳剤に増悪色素(rV−8)をlXl0−’モル1
モルAgX添加し、続いて(1−32)をlXl0”モ
ル1モルAgχと(■−12)を4×104モル1モル
AgX添加し混合撹拌した。この乳剤を40°Cで10
分間、保った後に第4表に示したカプラーを添加し混合
攪拌し塗布用試料を調整した。比較のために化合物(1
−32)と(II−12)を含有しない試料も調整した
。この試料をポリエチレンで両面ラミネートした紙支持
体に下記のように塗布した。
塗布、IIは、銀の量が0.35g/rrr、ゼラチン
ff11.5g/rrrになるように設定し、上層には
ゼラチン1.5g/rrrの保護層を設けた。また、ゼ
ラチン硬化剤は2.4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−1
,3,5−トリアジンソーダと1,3−ビス(ビニルス
ルホニル)−2−プロパツールと夫々別々に用いた2種
類の塗布試料を作成した。
これらの試料、夫々に381nm干渉フィルター及び赤
色フィルター(600nmより長波長の光を透過するフ
ィルター)を用いタングステン光(2854°K)で5
秒間、光楔露光した。
その後、以下に示すような発色現像液を用いて処理した
(発色現像液処方) 水                      80
0dジエチレントリアミン五酢酸・ 5ナトリウム          2.0gベンジルア
ルコール          15dジエチレングリコ
ール         10IRINa= Sot  
           2.0gKBr       
         1.0gヒドロキシルアミン硫酸t
M、      3.0g4−アミノ−3−メチル−N エチル−N−(β−(メタン スルホンアミド)エチル〕 p−フェニレンジアミン・硫 酸塩              5.OgNag C
ow  (l水塩)      30.0g蛍光増白剤
(スチルベン系)     1.0g水を加えて全量で
        1000d(pHIO,2) (漂白定着液処方) チオ硫酸アンモニウム(54wtχ)    150d
NazSOs              15gNH
a  (F e (III) (EDTA))    
   55 gEDTA = 2Na        
     4 g氷酢酸              
8.61g水を加えて全量で        1000
af(pH5,4) (リンス液処方) EDTA2Na2H* OO,4g 水を加えて全量で        1000M1(pH
7,0) 処理条件を下記に示す。
(処理温度)  (温 度)  (時 間)現  像 
    33°c    3分30秒漂白定着    
33’C1分30秒 リンス   28°C〜35°C1分30秒写真性の評
価は次のように表わした。各々のカプラーについて、化
合物(1−32)も化合物(II−12)も含有しない
試料を100とした相対感度で表示した。感度を決定し
た光学濃度の基準点は〔カブリ+0.5〕の点である。
用いたカプラーの化学構造 (C 3) (C−4) (C−5) (C−6) (C 7) 1;記 しI C5tl□(1) (C−8) CI 上記第4表は、ゼラチン硬化剤として、1,3ビス(ビ
ニルスルホニル)−2−プロパツールを用いた試料によ
る。一方の2.4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−1,3
,5−)リアジンソーダを用いた試料からも殆ど同じ結
果を得た。上記の表から、明らかなように本発明のヒド
ラジン化合物を併用することにより、固有感度が改善さ
れ、はぼそれに見合う分、分光感度が高められることが
わかる。また、カプラーを換えてもその効果に変わりの
ないことがわかる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の一般式( I )によって表わされる化合物
    の少なくとも1種と、下記の一般式(II)によって表わ
    される化合物の少なくとも1種とを含有し、且つ分光増
    感色素を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真乳
    剤。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 「式中、W_1、W_2、W_3及びW_4は同一でも
    異なっていてもよく=CH−または=N−を表し、W_
    1とW_3のうち少なくともいずれか一方、及び/また
    はW_2とW_4のうち少なくともいずれか一方は=N
    −を表す。 B_1、B_2、B_3及びB_4は、同一でも異なっ
    ていてもよく、それぞれ水素原子、低級アルキル基、低
    級アルコキシ基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、アリー
    ル基、アリールオキシ基、メルカプト基、アリールチオ
    基、低級アルキルチオ基、アミノ基、低級アルキルアミ
    ノ基、アリールアミノ基、ヘテロシクリルアミノ基、ア
    シルアミノ基、ヘテロシクリル基、ヘテロシクリルオキ
    シ基及びヘテロシクリルチオ基を表す。これらの基は更
    に置換されていてもよい。 Aは、少なくとも一個のフェニレン基からなる基を表し
    、該フェニレン基は置換されていてもよい。 更にまたB_1、B_2、B_3、B_4およびAのう
    ち少なくとも一つは、スルホ基またはその塩基を有して
    いる基であることを表す。 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、R_1、R_2及びR_3は水素原子、▲数式、
    化学式、表等があります▼、及び低級アルキル基(前記
    のアルキル基はカルボキシ基、ヒドロキシ基及び▲数式
    、化学式、表等があります▼で置換されていてよい)を
    表わす。R_4、R_5は前記のR_1〜R_3と同義
    である。但しR_1、R_2、R_3、R_4及びR_
    5の内、少なくとも1つはカルボキシ基、またはヒドロ
    キシ基で置換されたアルキル基を表わす。
  2. (2)分光増感色素が下記の一般式(III)または一般
    式(IV)によって表わされる化合物であることを特徴と
    する請求項(1)記載のハロゲン化銀写真乳剤。 一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、Z_1、Z_2は異なっていても同一でもよい5
    員または6員の含窒素ヘテロ環形成原子群を表わす。Q
    _1は5員または6員の含窒素ケトメチレン環形成原子
    群を表わす。 R_6はアルキル基、アルケニル基、アラルキル基、ア
    リーロキシアルキル基または−R_1_3^■・M^■
    を表わす。ここでR_1_3^■は、カルボキシラト基
    を有するアルキル基、スルホナト基を有するアルキル基
    を表わす。M^■はアルカリ金属イオン、アルカリ土類
    金属イオン、水素陽イオンまたはアンモニウムイオンを
    表わす。 R_7^■はR_1_3^■と同意義を表わす。R_8
    、R_9、R_1_0及びR_1_1は夫々独立に水素
    原子、アルキル基、置換されてもよいフェニル基または
    アラルキル基を表わすほか、lが2または3を表わすと
    き及びn_1が2または3を表わすときは異なったR_
    8とR_8、R_9とR_9、R_1_0とR_1_0
    またはR_1_1とR_1_1とが連結して、酸素原子
    、硫黄原子または窒素原子などを含んでもよい5員また
    は6員環をも形成できることを表わす。 R_1_2は炭素鎖中に酸素原子、硫黄原子または窒素
    原子を含んでいてもよく、また置換されていてもよいア
    ルキル基またはアルケニル基を表わすほか、アリール基
    または5員もしくは6員の複素環基をも表わす。 lおよびn_1は0または3以下の正の整数で、l+n
    _1は1、2または3を表わす。m_1は0または1を
    表わす。好ましくはm_1が0のときl+n_1は2ま
    た3である。m_1が1のときl+n_1は1また2で
    ある。lが1、2または3であるときは、R_8とR_
    6とが連結して5員または6員環を形成してもよい。 j、kは夫々、独立に0または1を表わす。 一般式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、Z_3は含窒素5員または6員ヘテロ環形成原子
    群を表わす。Q_2は含窒素5員または6員ケトメチレ
    ン環形成原子群を表わす。R_1_4は、水素原子、ま
    たはアルキル基を表わし、R_1_5は水素原子または
    置換されていてもよいフェニル基もしくはアルキル基を
    表わす。異なったR_1_5とR_1_5とが連結して
    酸素原子、硫黄原子、または窒素原子を含有してもよい
    5員または6員環を形成してもよい。 R_1_6は炭素鎖中に酸素原子、硫黄原子または窒素
    原子を含有していてもよく置換されていてもよいアルキ
    ル基またはアルケニル基を表わす。 R_1_7はR_1_6と同意義を表わすほか、水素原
    子、置換されていてもよい単環アリール基または5員も
    しくは6員の単環複素環基をも表わす。m_2は2また
    は3の整数を表わしP_1は0または1を表わす。R_
    1_4とR_1_6とが連結して5員または6員環を形
    成してもよい。
  3. (3)ハロゲン化銀写真乳剤のハロゲン化銀粒子が、全
    粒子の総面積に対する〔1、0、0〕面の面積比が50
    %以上であることを特徴とする請求項(2)記載のハロ
    ゲン化銀写真乳剤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100939025B1 (ko) * 2009-08-25 2010-01-27 김정호 향기를 지속적으로 발산하는 골프클럽의 그립

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