JPH03110386A - 粉末成形体の焼成箱及びそれを用いた焼成方法 - Google Patents
粉末成形体の焼成箱及びそれを用いた焼成方法Info
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- JPH03110386A JPH03110386A JP24771289A JP24771289A JPH03110386A JP H03110386 A JPH03110386 A JP H03110386A JP 24771289 A JP24771289 A JP 24771289A JP 24771289 A JP24771289 A JP 24771289A JP H03110386 A JPH03110386 A JP H03110386A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は粉末成形体を焼成する際に焼成炉内の雰囲気の
影響を受は難くした焼成箱に関する。
影響を受は難くした焼成箱に関する。
（従来の技術）
粉末成形体を焼成し物理的・化学的に安定した品質の焼
結体を得るため焼成時の雰囲気は非常に重要である。
結体を得るため焼成時の雰囲気は非常に重要である。
例えば、カーボン粉末成形体の焼成時における酸化や変
形を防止し、収縮を安定化させるためのコークス粉、黒
鉛粉、珪砂などの詰粉の中に埋めたシ、詰粉を充填しな
い裸焼の場合は焼成炉内に窒素やアルゴンのような不活
性ガス、水素や一酸化炭素のような還元性ガスなどを吹
込んだ非酸化性の雰囲気にする方法によっている。
形を防止し、収縮を安定化させるためのコークス粉、黒
鉛粉、珪砂などの詰粉の中に埋めたシ、詰粉を充填しな
い裸焼の場合は焼成炉内に窒素やアルゴンのような不活
性ガス、水素や一酸化炭素のような還元性ガスなどを吹
込んだ非酸化性の雰囲気にする方法によっている。
（発明が解決しようとする課題）
粉末成形体を詰粉に埋めて焼成する場合、詰粉の処理に
手間が掛）、詰粉の圧力によって収縮を阻害したシ、変
形を惹起したシ、成形体の穴に粉が入シ込んで収縮差を
生じたり、詰粉の量が少ないと空気が侵入して酸化が防
止できなくなる等。
手間が掛）、詰粉の圧力によって収縮を阻害したシ、変
形を惹起したシ、成形体の穴に粉が入シ込んで収縮差を
生じたり、詰粉の量が少ないと空気が侵入して酸化が防
止できなくなる等。
寸法精度の高い焼結体が得られない。一方、粉末成形体
を詰粉の中に埋めることなく裸のまま焼成する方法は作
業工数も少なく１寸法精度の高い焼結体を得易いが、炉
内の雰囲気ガスの保持が不完全なため、収縮が不安定と
なつ九シ、物理的特性が低下する場合がある。
を詰粉の中に埋めることなく裸のまま焼成する方法は作
業工数も少なく１寸法精度の高い焼結体を得易いが、炉
内の雰囲気ガスの保持が不完全なため、収縮が不安定と
なつ九シ、物理的特性が低下する場合がある。
本発明は、粉末成形体を裸で焼成する場合に。
焼成箱の気密性を確実に保持することによシ、炉内雰囲
気ガスの影響を緩和し物性の劣下を防止し。
気ガスの影響を緩和し物性の劣下を防止し。
収縮が確実で均一な粉末成形体の焼成箱及びそれを用い
た焼成方法を提供することを目的とする。
た焼成方法を提供することを目的とする。
（課題を解決するための手段）
本発明は、焼成する粉末成形体を載置する下箱の側壁の
内寸法を該粉末成形体を覆り上箱の側壁の外寸法よシ大
きくシ、かつ上箱の側壁の下端を下箱の底面に当接させ
て、下箱の側壁、下箱の底面及び上箱の側壁によって形
成される隙間に粉粒体を充填する構造の粉末成形体の焼
成箱及びそれを用いた焼成方法に関する。
内寸法を該粉末成形体を覆り上箱の側壁の外寸法よシ大
きくシ、かつ上箱の側壁の下端を下箱の底面に当接させ
て、下箱の側壁、下箱の底面及び上箱の側壁によって形
成される隙間に粉粒体を充填する構造の粉末成形体の焼
成箱及びそれを用いた焼成方法に関する。
第１図は本発明の使用状態を示す断面図で、１は金属板
又はセラミック材の上箱５又び下箱３からなる焼成箱で
、下箱３の底面には粉末成形体２を載置し、上箱５で粉
末成形体２を覆い、その側壁６の下端を下箱３の底面９
に当接させる。一方。
又はセラミック材の上箱５又び下箱３からなる焼成箱で
、下箱３の底面には粉末成形体２を載置し、上箱５で粉
末成形体２を覆い、その側壁６の下端を下箱３の底面９
に当接させる。一方。
下箱の側壁４の内寸法は上箱の側壁６の外寸法より大き
くして１両側壁間に隙間７を設け、該隙間にコークス粉
、砂などの粉粒体を充填する。この焼成箱を焼成炉１１
に収納する。１２はヒータで炉内壁１３を介して炉内１
４に熱を伝えると共Ｋ。
くして１両側壁間に隙間７を設け、該隙間にコークス粉
、砂などの粉粒体を充填する。この焼成箱を焼成炉１１
に収納する。１２はヒータで炉内壁１３を介して炉内１
４に熱を伝えると共Ｋ。
導管１５よシネ活性ガス、還元性ガス等の非酸化性ガス
を炉内に導入して焼成箱１を加熱するものである。この
ときの炉内の雰囲気は前記非酸化性ガスだけではなく、
炉の開閉時や炉の隙間、排気口などから流入する空気を
含む。
を炉内に導入して焼成箱１を加熱するものである。この
ときの炉内の雰囲気は前記非酸化性ガスだけではなく、
炉の開閉時や炉の隙間、排気口などから流入する空気を
含む。
隙間７の大きさ及び側壁４の高さは、炉内１４の雰囲気
ガスが箱内゛８に侵入しないだけの粉粒体を充填し得る
大きさ及び高さを選ぶものとし特に制限はない。側壁４
の高さは側壁６の高さの５０−以上が好ましい。箱の形
状は立方形、直方形。
ガスが箱内゛８に侵入しないだけの粉粒体を充填し得る
大きさ及び高さを選ぶものとし特に制限はない。側壁４
の高さは側壁６の高さの５０−以上が好ましい。箱の形
状は立方形、直方形。
円筒形等特に制限はない。
粉粒体は、加熱昇温で隙間７が熱変形しても粉粒体がそ
れに応動して気密性を持ち、炉内１４の雰囲気ガスが箱
内８に侵入するのを防止し９箱内８の範囲気を乱すこと
なく焼成する。特に空気が侵入して粉末成形体２が酸化
するのを防止する。
れに応動して気密性を持ち、炉内１４の雰囲気ガスが箱
内８に侵入するのを防止し９箱内８の範囲気を乱すこと
なく焼成する。特に空気が侵入して粉末成形体２が酸化
するのを防止する。
焼成箱ｌは静止状態で使用してもよく、トンネル炉の内
部を連続的に移動させるような使用法でもよい。
部を連続的に移動させるような使用法でもよい。
（実施例）
次に本発明の詳細な説明する。
実施例１
ピッチコークス系人造黒鉛粉とタールピッチとを加熱混
線、粉砕後８ｍｍφＸ１０ｍｍ／に加圧成形して粉末成
形体とした。第１図に示す下箱３をアルミナ製とし、底
面９の上に前記粉末成形体２を２０個収納し、アルミナ
製の上箱５で覆い、上箱の側壁６と下箱の側壁４との隙
間７には、コークス粉と川砂とを重量で１：１の割合で
混合した粉粒体を充填し、この焼成箱１を静止形の焼成
炉１１内忙載置し、導管から窒素ガスを送りつつ。
線、粉砕後８ｍｍφＸ１０ｍｍ／に加圧成形して粉末成
形体とした。第１図に示す下箱３をアルミナ製とし、底
面９の上に前記粉末成形体２を２０個収納し、アルミナ
製の上箱５で覆い、上箱の側壁６と下箱の側壁４との隙
間７には、コークス粉と川砂とを重量で１：１の割合で
混合した粉粒体を充填し、この焼成箱１を静止形の焼成
炉１１内忙載置し、導管から窒素ガスを送りつつ。
１０００℃で焼成した。
比較例１
実施例１における上箱５及び下箱３を逆さにして、上箱
５の内底面に実施例１と同じ粉末成形体２を２０個載置
し、下箱３で蓋をして、粉粒体を使わない以外は実施例
１と同様にして焼成した。
５の内底面に実施例１と同じ粉末成形体２を２０個載置
し、下箱３で蓋をして、粉粒体を使わない以外は実施例
１と同様にして焼成した。
比較例２
比較例Ｉにおいて粉末成形体２の周囲及び上部にコーク
ス粉単独からなる詰粉を充填し、下箱３で蓋をして、窒
素ガスを送ることなく、１０００℃で焼成した。
ス粉単独からなる詰粉を充填し、下箱３で蓋をして、窒
素ガスを送ることなく、１０００℃で焼成した。
実施例及び比較例で得た焼成品の径寸法のばらつき（最
大値と最小値との差Ｊを第１表に示す。
大値と最小値との差Ｊを第１表に示す。
第１表
第１表から明らかなように、実施例１の焼成毎を使用す
る方法で得られる焼成品の寸法ばらつきは比較例のもの
より顕著に小さくなる。
る方法で得られる焼成品の寸法ばらつきは比較例のもの
より顕著に小さくなる。
（発明の効果）
本発明によれば、粉末成形体を詰粉中に埋込む必要がな
いので９作業工数が軽減され、詰粉の付着、変形、酸化
などが防止される。まな１箱内の雰囲気が乱されること
がないので、収縮が安定で均一となり、焼成寸法のばら
つきが小さくなる。
いので９作業工数が軽減され、詰粉の付着、変形、酸化
などが防止される。まな１箱内の雰囲気が乱されること
がないので、収縮が安定で均一となり、焼成寸法のばら
つきが小さくなる。
第１図は２本発明の一実施例になる焼成箱の使用状態を
示す断面図である。 符号の説明 １・・・焼成箱 ２・・・粉末成形体３・・
・下箱 ４・・・側壁５・・・上箱
６・・・側壁７・・・隙間 ８・
・・箱内９・・・底面 １１・・・焼成炉１
２・・・ヒータ １３・・・炉内壁１４・・
・炉内 １５・・・導管第 図 手 続 補 正 書（自発）
示す断面図である。 符号の説明 １・・・焼成箱 ２・・・粉末成形体３・・
・下箱 ４・・・側壁５・・・上箱
６・・・側壁７・・・隙間 ８・
・・箱内９・・・底面 １１・・・焼成炉１
２・・・ヒータ １３・・・炉内壁１４・・
・炉内 １５・・・導管第 図 手 続 補 正 書（自発）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、焼成する粉末成形体を載置する下箱の側壁の内寸法
を該粉末成形体を覆う上箱の側壁の外寸法より大きくし
、かつ上箱の側壁の下端を下箱の底面に当接させて、下
箱の側壁、下箱の底面及び上箱の側壁によつて形成され
る隙間に粉粒体を充填する構造の粉末成形体の焼成箱。 ２、請求項１記載の焼成箱における下箱に粉末成形体を
載置し、上箱を覆せ、上箱と下箱との隙間に粉粒体を充
填し、非酸化性ガスの雰囲気下で焼成することを特徴と
する粉末成形体の焼成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24771289A JPH03110386A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 粉末成形体の焼成箱及びそれを用いた焼成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24771289A JPH03110386A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 粉末成形体の焼成箱及びそれを用いた焼成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03110386A true JPH03110386A (ja) | 1991-05-10 |
Family
ID=17167544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24771289A Pending JPH03110386A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 粉末成形体の焼成箱及びそれを用いた焼成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03110386A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009528912A (ja) * | 2005-06-03 | 2009-08-13 | メッツォ ペーパー インコーポレイテッド | 木材の機械解繊のための方法と装置 |
| US20220065533A1 (en) * | 2020-08-28 | 2022-03-03 | Desktop Metal, Inc. | Systems, devices, and methods for purifying atmosphere in a vacuum furnace |
| US20220324020A1 (en) * | 2021-03-31 | 2022-10-13 | Vacuumschmelze Gmbh & Co Kg | Method for heat treating an object |
-
1989
- 1989-09-22 JP JP24771289A patent/JPH03110386A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009528912A (ja) * | 2005-06-03 | 2009-08-13 | メッツォ ペーパー インコーポレイテッド | 木材の機械解繊のための方法と装置 |
| US20220065533A1 (en) * | 2020-08-28 | 2022-03-03 | Desktop Metal, Inc. | Systems, devices, and methods for purifying atmosphere in a vacuum furnace |
| US20220324020A1 (en) * | 2021-03-31 | 2022-10-13 | Vacuumschmelze Gmbh & Co Kg | Method for heat treating an object |
| GB2607681A (en) * | 2021-03-31 | 2022-12-14 | Vacuumschmelze Gmbh & Co Kg | Method for heat treating an object |
| GB2619669A (en) * | 2021-03-31 | 2023-12-13 | Vacuumschmelze Gmbh & Co Kg | Method for heat treating an object |
| GB2607681B (en) * | 2021-03-31 | 2024-04-24 | Vacuumschmelze Gmbh & Co Kg | Method for heat treating an object |
| GB2619669B (en) * | 2021-03-31 | 2024-04-24 | Vacuumschmelze Gmbh & Co Kg | Method for heat treating an object |
| US11998983B2 (en) * | 2021-03-31 | 2024-06-04 | Vacuumschmelze Gmbh & Co. Kg | Method for heat treating an object |
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