JPH0310984Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0310984Y2
JPH0310984Y2 JP1985192402U JP19240285U JPH0310984Y2 JP H0310984 Y2 JPH0310984 Y2 JP H0310984Y2 JP 1985192402 U JP1985192402 U JP 1985192402U JP 19240285 U JP19240285 U JP 19240285U JP H0310984 Y2 JPH0310984 Y2 JP H0310984Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air bag
sheet
path
welded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985192402U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6299231U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985192402U priority Critical patent/JPH0310984Y2/ja
Publication of JPS6299231U publication Critical patent/JPS6299231U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0310984Y2 publication Critical patent/JPH0310984Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、エアーマツサージ用マツト、椅子、
寝具用シーツ及び病人の床ずれ防止、治療用マツ
トなどとして使用されるエアーマツトに関し、詳
しくはその膨張、収縮を円滑に行なおうとする技
術に関する。
[背景技術] 従来、中央シートの上方に上シートを配し、中
央シートを上シートに溶着してエアー経路にて連
通される上空気袋部を構成し、中央シートの下方
に下シートを配し、中央シートと下シートとを溶
着してエアー経路にて連通される下空気袋部を構
成したエアーマツトにおいては、一方(下空気袋
部5)を膨張状態にて他方(上空気袋部3)を膨
張及び収縮させようとしたとき、第9図のよう
に、他方(上空気袋部3)のエアー経路3aが塞
がれるため、その膨張、収縮ができ難いという問
題があつた。
[考案の目的] 本考案はこのような問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、上下に空気袋
を設けたエアーマツトにおいて、一方の空気袋の
膨張により他方の空気袋のエアー経路が塞がれる
ことがなく、エアーが円滑に通ることができ、そ
の膨張及び収縮を円滑に行うことができるエアー
マツトを提供することにある。
[考案の開示] 本考案のエアーマツトは、中央シート1の上方
に上シート2を配し、中央シート1を上シート2
に溶着してエアー経路3aにて連通される上空気
袋部3を構成し、中央シート1の下方に下シート
4を配し、中央シート1と下シート4とを溶着し
てエアー経路5aにて連通される下空気袋部5を
構成したエアーマツトであつて、一方の空気袋部
を常時膨張させるとともに他方の空気袋部を膨張
収縮させるエアー供給装置を備え、他方の膨張収
縮する空気袋部のエアー経路3aに一方の常時膨
張させた空気袋部の溶着箇所15を位置させて成
ることを特徴とするものであり、このように構成
することによつて、上記目的を達成したものであ
る。つまり、一方の空気袋部を常時膨張させると
ともに他方の空気袋部を膨張収縮させるエアー供
給装置を備え、他方の膨張収縮する空気袋部のエ
アー経路3aに一方の常時膨張させた空気袋部の
溶着箇所15を位置させたから、常時膨張する空
気袋部の溶着箇所15においては、膨張にかかわ
らず溶着箇所15が一定以上に膨張することがな
く、このように溶着箇所15において一定以上に
膨張することがないから、膨張収縮を繰り返す空
気袋部のエアー経路3aをその収縮時に常時膨張
する空気袋部側からの押圧にて閉塞させるのを回
避でき、エアー経路3aを塞ぐことがなく、エア
ー経路3aにおけるエアーの通過を良好に行うこ
とができ、膨張収縮する空気袋部の作動を阻害す
ることがなく、このように空気袋部の膨張、収縮
を円滑に行うことができるようにしたものであ
る。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
中央シート1の上方に上シート2を配設し、中
央シート1に上シート2を間隔をへだてて略帯状
に溶着してある。しかして中央シート1と上シー
ト2とで一連に連なり、両端が閉塞されて、全体
として曲成する上空気回路を構成することができ
る上空気袋部3を構成してある。中央シート1の
下方に下シート4を配設し、中央シート1の下シ
ート4を間隔をへだてて略帯状に溶着してある。
しかして中央シート1と下シート4とで一連に連
らなり、両端が閉塞されて全体として曲成する下
空気回路を構成することができる下空気袋部5を
構成してある。中央シート1と上シート2の溶着
部6並びに中央シート1と下シート2の溶着部分
11とを夫々相手側の曲成された空気回路の略中
央に位置させてある。そして、上空気袋部3の給
排口12と下空気袋部5の給排口13とに夫々エ
アー供給装置としてのエアーポンプ8を並列接続
してある。そして、エアーポンプ8から上空気袋
部3への配管部分にバルブ14を設けてある。バ
ルブ14には上空気袋3にエアーを供給するポー
ト、エアー供給を停止するポート、及び上空気袋
部3からの排気を大気側に放出するのを許すポー
トの3ポートを構成してある。
そして、上空気袋5の上面には、中央シート1
と上シート2との溶着部6に下空気袋部5のエア
ー噴出孔7を多数個設けてある。このように下空
気袋部5のエアー噴出孔7は上空気袋部3に及ぶ
ことがなく、下空気袋部5内のエアーのみが噴出
されるものである。
しかしてバルブ14を操作して、エアー供給用
のポートを上空気袋部3の給排口12に接続する
ことで、エアーを上空気袋部3に供給して、これ
を膨出させるのである。かかる場合、エアーポン
プ8と下空気袋部5の給排口13とは常時接続さ
れていて、第4図aに示すように、上下空気袋部
3,5は膨出し、身体を支える浮力、弾力を充分
に得ることができるものである。そして、下空気
袋部5のエアー噴出孔7からは常時エアーが噴出
されて、身体の乾燥を行う。次にバルブ14を操
作して、エアー供給を停止するポートをエアーポ
ンプ8側に接続するとともに、上空気袋部3から
のエアーを排気するポートを上空気袋部3の給排
口12に接続することによつて、上空気袋部3か
らのエアーをポートを介して大気に排出するので
ある。[第4図b参照]。このように、上空気袋部
3をタイミングを測つて膨縮させることによつ
て、上下空気袋部3,5により身体を支える支点
を交互に約半ピツチ分ずらせ、かつ常時エアー噴
出を行い、このように身体を支える支点を変更す
ることによるマツサージ作用、エアー噴出の刺激
によるマツサージ作用も加わつて効果的なマツサ
ージ作用並びに乾燥作用を行うのである。
そして第1図のように、上空気袋部3はその溶
着部6において蛇行状に形成され、このように蛇
行するのにその曲がり経路部分としてのエアー経
路3aにおいて、第2図に示すように、中央シー
ト1と下シート4とを溶着箇所15において溶着
してあり、このように上空気袋部3のエアー経路
3aにおいてその中央シート1と下シート4とを
溶着することで、下空気袋部5のエアー経路5a
がエアー供給を受けて膨出しても下空気袋部5の
エアー経路5aにより上空気袋部3のエアー経路
3aを塞ぐことがなく、エアー経路3aにおける
エアーの通過を良好に行うことができ、上空気袋
部3の膨張、収縮を円滑に行うことができるので
ある。
第5図は他の実施例を示し、上空気袋部3を実
線で示す溶着部6により二分し、これら上空気袋
部半体3b,3bを交互に膨張、収縮させること
ができるように構成し、そして上空気袋部半体3
bのエアー経路3aに下空気袋部5の溶着箇所1
5を位置させたものである。そしてこのように上
空気袋部3及び下空気袋部5の形状は例えば第6
図及び第7図のように種々設計変更可能であり、
第6図及び第7図のように、上空気袋部3のエア
ー経路3aに下空気袋部5の溶着箇所15を形成
すればよい。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、一方の空気袋部を常時
膨張させるとともに他方の空気袋部を膨張収縮さ
せるエアー供給装置を備え、他方の膨張収縮する
空気袋部のエアー経路に一方の常時膨張させた空
気袋部の溶着箇所を位置させたから、常時膨張す
る空気袋部の溶着箇所においては、膨張にかかわ
らず溶着箇所が一定以上に膨張することがなく、
このように溶着箇所において一定以上に膨張する
ことがないから、膨張収縮を繰り返す空気袋部の
エアー経路をその収縮時に常時膨張する空気袋部
側からの押圧にて閉塞させるのを回避でき、エア
ー経路を塞ぐことがなく、エアー経路におけるエ
アーの通過を良好に行うことができ、膨張収縮す
る空気袋部の作動を阻害することがなく、このよ
うに空気袋部の膨張、収縮を円滑に行うことがで
きるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の概略平面図、第2
図は第1図A−A線断面図、第3図は同上の全体
説明図、第4図a,bは同の動作説明図、第5
図、第6図及び第図は夫々同上の他の実施例の概
略平面図、第8図は従来例の概略平面図、第9図
は第8図のB−B線断面図であり、 1は中央シート、2は上シート、3は上空気袋
部、3aはエアー経路、4は下シート、5は下空
気袋部、5aはエアー経路、15は溶着箇所であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央シートの上方に上シートを配し、中央シー
    トを上シートに溶着してエアー経路にて連通され
    る上空気袋部を構成し、中央シートの下方に下シ
    ートを配し、中央シートと下シートとを溶着して
    エアー経路にて連通される下空気袋部を構成した
    エアーマツトであつて、一方の空気袋部を常時膨
    張させるとともに他方の空気袋部を膨張収縮させ
    るエアー供給装置を備え、他方の膨張収縮する空
    気袋部のエアー経路に一方の常時膨張させた空気
    袋部の溶着箇所を位置させて成るエアーマツト。
JP1985192402U 1985-12-13 1985-12-13 Expired JPH0310984Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985192402U JPH0310984Y2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985192402U JPH0310984Y2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6299231U JPS6299231U (ja) 1987-06-24
JPH0310984Y2 true JPH0310984Y2 (ja) 1991-03-18

Family

ID=31147447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985192402U Expired JPH0310984Y2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0310984Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6075013A (ja) * 1983-09-30 1985-04-27 松下電工株式会社 エア−マツト
JPS6075014A (ja) * 1983-09-30 1985-04-27 松下電工株式会社 エア−マツト

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6061028U (ja) * 1983-09-30 1985-04-27 松下電工株式会社 エア−マツト
JPS6061027U (ja) * 1983-09-30 1985-04-27 松下電工株式会社 エア−マツト

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6075013A (ja) * 1983-09-30 1985-04-27 松下電工株式会社 エア−マツト
JPS6075014A (ja) * 1983-09-30 1985-04-27 松下電工株式会社 エア−マツト

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6299231U (ja) 1987-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6085372A (en) Anti-decubitus pneumatic mattress
US5109560A (en) Ventilated air mattress with alternately inflatable air cells having communicating upper and lower air chambers
US5966762A (en) Air mattress for modulating ridden positions
US5918336A (en) Structure of alternately inflated/deflated air bed
US4777679A (en) Inflatable cushion with central opening
US20040107503A1 (en) Inflation body structure for an air mattress
JPH05237021A (ja) ベッド
JPH048056B2 (ja)
JP3783793B2 (ja) エアーマッサージ装置
WO2004006726A1 (en) Inflatable support system
JPH0439325B2 (ja)
CN2920216Y (zh) 一种用于防治褥疮的床垫
JPH0310984Y2 (ja)
WO2000023735A1 (en) Flow control valve
WO2000023735A9 (en) Flow control valve
JPH0242269Y2 (ja)
EP0920270B1 (en) Inflatable mattresses
JPH022347Y2 (ja)
KR100586001B1 (ko) 모듈식 에어 쿠션
JPH057011B2 (ja)
CN211912066U (zh) 防褥疮智能按摩床垫
JPH0221067Y2 (ja)
JPH0219143Y2 (ja)
JPH0115389Y2 (ja)
US6671912B1 (en) Modulated air cushion