JPH03109527A - 光ビーム偏向装置 - Google Patents

光ビーム偏向装置

Info

Publication number
JPH03109527A
JPH03109527A JP14009789A JP14009789A JPH03109527A JP H03109527 A JPH03109527 A JP H03109527A JP 14009789 A JP14009789 A JP 14009789A JP 14009789 A JP14009789 A JP 14009789A JP H03109527 A JPH03109527 A JP H03109527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
lens
aod
cylindrical
expander
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14009789A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0743488B2 (ja
Inventor
Hidekazu Tamaoki
玉置 英一
Akira Kuwabara
章 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP14009789A priority Critical patent/JPH0743488B2/ja
Priority to US07/500,971 priority patent/US5225924A/en
Priority to EP90106387A priority patent/EP0391362B1/en
Priority to DE69028233T priority patent/DE69028233T2/de
Publication of JPH03109527A publication Critical patent/JPH03109527A/ja
Publication of JPH0743488B2 publication Critical patent/JPH0743488B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、音響光学偏向素子(AOD)を用いて光ビ
ームを偏向させる光ビーム偏向装置に関し、特に、AO
Dのシリンドリカルレンズ効果を補正する光ビーム偏向
装置に関する。
(従来の技術) 音響光学偏向素子(AOD)は、光ビームを偏向させる
偏向器として広く用いられている光学素子である。特に
、AODは偏向角の制御を高速で行うことができるので
、光ビームを高速で走査するための走査光学系に用いら
れることが多い。
しかし、AODを用いて高速な走査を行うと、シリンド
リカルレンズ効果と呼ばれる現象が現れることが知られ
ている。AODのシリンドリカルレンズ効果については
、例えばり、D、Dickson、 ”optical
 Con5iderat1ons f’or an A
coustooptlc De−rlector、−A
ppHed 0ptics  誌、 Vol、11. 
 No、LO。
1972年10月、第2196頁〜第2202頁に詳し
く述べられている。第7A図はAODにおけるシリンド
リカルレンズ効果を説明するための概念図である。
図において、AODlは、音響媒質1aと超音波振動子
(トランスデユーサ)lbとを備えている。
トランスデユーサ1bから発振された超音波Sは、音響
媒質1a中を進行する。図において、超音波Sは音響媒
質1a内に平行線によって模擬的に示されている。この
平行線は、その間隔が狭いほど周波数が高いことを意味
している。なお、超音波Sの周波数は、図に示すように
最高周波数f□8から最低周波数f 9 まで直線的に
低下するよう111n に周期的に変化している。
音響媒質1aに光ビームL  、Lbが入射すると、1
次回折光である出射光LL  が出射さal’    
bl れる。出射光LL  の偏向角θは、一般に次a1・ 
  bl 式で与えられる。
θ−−fλ/V          ・・・(1)ここ
で、f:超音波の周波数 λ:光の波長 V二音響媒質1a中の音速 偏向角θを素早く変化させるために超音波Sの周波数を
高速で変化させると、第7A図に模擬的に示すように、
音響媒質la中に高周波の音波と低周波の音波とが同時
に存在することになる。このとき、入射光L5は入射光
Laよりもトランスデユーサ1bから遠いところで回折
するので、入射光L の回折に関与する周波数fbは入
射光L、の回折に関与する周波数faよりも高くなって
いる。従って、(1)式から導かれる占うに、出射光L
 の偏向角θ は出射光La□の偏向角θ8よりl  
        b りも大きくなる。すなわち、AODlは凹レンズとして
働く。一方、超音波Sの周波数をこれとは逆に低周波か
ら高周波に変化させると、AOD 1は凸レンズとして
働く。このような現象がシリンドリカルレンズ効果と呼
ばれるものである。
このようなシリンドリカルレンズ効果を補正する方法と
して、例えば特開昭60−107828号公報に示され
ているように、AODlの出射側に補正レンズを設ける
方法が知られている。第7B図は、このような補正方法
を示す概念図である。
図において、補正レンズ2はAODlの出射側に配置さ
れて、出射光LL  の偏向角(出射角)at’  a
b θ を等しくする働きを有している。
(発明が解決しようとする課題) しかし、AOD  からの出射光LalとLblの偏同
角θ とabの差Δθは小さいので、補正レンズ2によ
ってこれらの偏向角を精度良く一致させるためには、補
正レンズ2の焦点距離を精度良く製作しなければならな
い。一方、通常のレンズに対する焦点距離の精度は±5
%程度であるので、高精度のレンズを用いようとすれば
、レンズ自体が高価なものになってしまうという問題が
ある。
ところで、AODを含む分解点数は、光ビームの径の大
きさに比例するので、分解点数を増加させるために、光
ビームの径を増大させたいという要求がある。そして、
この要求を満たすために、光ビームを拡大するレンズ系
(エキスパンダ)をAODの近辺に設けることがある。
この場合に、AODのシリンドリカルレンズ効果を補正
するための補正レンズをさらに設けると、AODの前後
に設置するレンズの数が多くなる。従って、レンズ同士
の母線合わせが複雑になるなどの問題も生じてくる。
(発明の目的) この発明は、従来の技術における上述の課題を解決する
ためになされたものであり、高精度な補正レンズを必要
とすることなく、AODのシリンドリカルレンズ効果を
補正することのできる光ビーム偏向装置を提供すること
を目的とする。
また、この発明の他の目的は、シリンドリカルレンズ効
果を補正しつつ、単純なレンズ構成で光ビームの径を増
大させることのできる光ビーム偏向装置を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段) 上述の課題を解決するため、この発明の第1の構成では
、音響光学偏向素子と、光軸上に順次配列された複数の
シリンドリカルレンズで構成され、光ビームを第1の方
向に拡大して前記音響光学偏向素子に入射させる第1の
一方向エキスパンダとを備えている。そして、前記複数
のシリンドリカルレンズの設置位置は、前記音響光学偏
向素子の動作時における出射ビームが平行光となるよう
に定められている。
また、この発明の第2の構成では、第1の一方向エキス
パンダは、第1と第2のシリンドリカルレンズで構成さ
れており、前記第1のシリンドリカルレンズは入射され
た光ビームを第1の方向において前記光ビームよりも大
きな径を持つ第1の光へと変換するレンズであり、前記
第2のシリンドリカルレンズは、前記第1の光を前記第
1の方向において屈折して第2の光とし、当該箱2の光
を前記音響光学偏向素子へと与えるレンズである。
そして、前記音響光学偏向素子の動作時におけるシリン
ドリカルレンズ効果を等価レンズによって表現したとき
に、前記等価レンズが凹レンズか凸レンズかに応じて、
前記第2の光が、前記等価レンズの焦点位置を目標集束
位置とする前記第1の方向についての集束型の光、また
は前記焦点位置を仮想発散中心位置とする前記第1の方
向についての発散型の光となるように、前記第1と第2
のシリンドリカルレンズの設置位置が定められる。
さらに、この発明の第3の構成では、音響光学偏向素子
の出射側に、さらに第2の一方向エキスパンダを備えて
いる。この第2の一方向エキスパンダは、第1の一方向
エキスパンダにおける2つのシリンドリカルレンズと同
一仕様の2つのシリンドリカルレンズで構成され、前記
音響光学偏向素子からの出射ビームを第1の方向と直交
する第2の方向に拡大するとともに、その出射ビームが
平行光となるように前記複数のシリンドリカルレンズの
設置位置が定められている。
(作用) 第1の構成では、光ビームを拡大するための第1の一方
向エキスパンダにおいて、複数のシリンドリカルレンズ
の設置位置を適宜定めることによって、音響光学偏向素
子(A OD)からの出射光を平行光となるようにして
いるので、AODのシリンドリカルレンズ効果を補正す
るための特別な補正用レンズを必要としない。
また、第2の構成では、第1の一方向エキスパンダは2
つのシリンドリカルレンズで構成されており、その設置
位置を適宜定めることによって、この第1の一方向エキ
スパンダから出射される第2の光を次のような性質を有
する集束光または発散光とする。すなわち、AODのシ
リンドリカルレンズ効果を等価レンズで表現したときに
、その等価レンズが凹レンズの場合には前記第2の光を
集束光とし、その目標集束位置が等価レンズの焦点位置
と一致するようにする。一方、等価レンズが凸レンズの
場合には前記第2の光を発散光とし、その仮想発散中心
位置が等価レンズの焦点位置と一致する。従って、第1
の一方向エキスパンダから出射される第2の光がAOD
に入射されると、シリンドリカルレンズ効果によってA
ODからの出射ビームが平行光となる。
さらに、第3の構成では、AODの出射側の第2の一方
向エキスパンダを、第1の一方向エキスパンダと同一仕
様のシリンドリカルレンズで構成したので、単純なレン
ズ構成となる。
(実施例) A、走査光学系の構成 第1図は、この発明の一実施例を適用した走査光学系の
構成を示す斜視図である。図において、Ar+レーザ発
振器201から出射したレーザビームLBoは、ミラー
203.205で反射され、それによって高さ変換が行
われる。
ミラー203は、図中のX方向に平行な軸を中心にして
、角度範囲α3の間で角度を調整できるようになってい
る。同様に、ミラー205も、X方向に平行な軸を中心
にして、角度範囲α5の間で角度を調整できるようにな
っている。さらに、ミラー205は、Y方向に移動範囲
ΔYの間で平行移動させて固定できるようにしている。
ミラー203と205の角度範囲α 、α5はともに±
5″以上に設定されている。また、ミラー203と20
5の間隔をHとすると、ミラー205の移動範囲ΔYは
士H−tan5@以上に設定されている。
このように、ミラー203と205の角度や位置を調整
可能としたのは、後述するAOD213の偏向方向DF
oに対して正確に平行な直線偏光の光ビームを入射させ
るためである。レーザ発振器201から出射されるレー
ザビームLBoは、鉛直方向の直線偏光であるが、その
方向精度は±5%である。従って、ミラー203と20
5の角度や位置を上述の範囲で調整することによって、
AOD213に入射するレーザビー1、が偏向方向DF
o (Y方向に平行)に対して平行な直線偏光となるよ
うにすることができる。そして、このような調整によっ
て、AOD21 Bの回折効率を最大とすることができ
る。なお、ミラー203と205の調整機構は、上述の
ように偏光方向を回転させる手段としての機能を有して
いるが、半波長板などの特別な偏光方向回転手段を用い
ることなく、ミラー203,205のみの簡単な構成で
その機能を達成している点で優れている。
ミラー203と205で高さ変換されたレーザビームL
 B oは、集光レンズ206によって音響光学変調器
(AOM)207内に集光される。八〇M2O7は、制
御回路50から与えられるAOMドライブ信号S に応
答して出射ビームB1をD ON10FF変調する。変調後のビームB1は、コリメ
ータレンズ208によって再び平行ビームとなり、さら
にミラー210で反射された後にビーム偏向部BDに入
射する。
ビーム偏向部BDは、水平方向エキスパンダ211とA
OD213と垂直方向エキスパンダ214とから構成さ
れている。第2A図は、ビーム偏向部BDを拡大して示
す斜視図である。また、第2B図はその正面図、第2C
図はその平面図である。水平方向エキスパンダ211は
、それぞれY方向にパワーを持フロッドレンズ211a
とシリンドリカル凸レンズ211bとから構成されてお
り、ビームB1をY方向の一方向に拡大する。すなわち
、水平方向エキスパンダ211によって拡大されたビー
ムBlaは、偏平な楕円形の断面形状を有している。ま
た、水平方向エキスパンダ211は、後述するように、
AOD213のシリンドリカルレンズ効果を補正する補
正レンズ系としての機能も有している。水平方向エキス
パンダ211によって拡大されたビームBlaはAOD
 213に入射し、AOM213は制御回路50から与
えられるAODドライブ信号SDDに応じて出射ビーム
B をY方向と平行な偏向方向D F Oに偏向すa る。そして、この出射ビームB2aは、さらに、垂直方
向エキスパンダ214によって2方向の一方向に拡大さ
れ、はぼ円形の断面を有する平行光としてのビームB2
となる。なお、垂直方向エキスパンダ214は、それぞ
れ2方向にパワーを持つロッドレンズ214aとシリン
ドリカル凸レンズ214bとによって構成されている。
ビーム偏向部BDから出射されたビームB2は、第1図
に示すスキャンレンズ216とミラー217とレンズ系
218とで構成される結像系■Sによって集光され、走
査面SS上に結像する。
上記のように、ビーム偏向部BDにおいてビームB1を
拡大するのは、走査面SS上での分解点数を増加させる
ためである。ここで、分解点数とは、AOD21 Bに
よる走査面SS上の1回の走査中に、相互に識別しうる
ビームスポットの数をいう。この分解点数N、は次式で
与えられる。
N、−W/D1         −(2a)D −1
,27λ F                 ・・
・(2b)ここで、W:走査面SS上での走査幅 D1 :走査面ss上での光点径 λ:レーザ光の波長 F:Fナンバー また、Fナンバーは、周知のように次式で与えられる。
F−f/D2            ・・・(3)こ
こで、f:結像系Isの焦点距離 D2:入射瞳の直径(AOD213への入射ビームB1
aの幅) AOD213への入射ビームはレーザビームなどでD2
の値は入射瞳の直径ではなく、入射ビームB[aの幅に
よって定められる。
(2a)、 (2b)および(3)式から、分解点数N
、は次式で与えられる。
N  −WD2/1.27λf       ・・・(
4)(4)式の右辺において、入射ビームの幅D2以外
の値は、結像系Isの特性とAOD213の偏向角によ
って決まってしまう。従って、分解点数NDを増加させ
るには、AOD213への入射ビームB1aの幅を増大
させればよいことがわかる。
なお、AOD213への入射ビームB1aの断面形状を
Y方向に長い楕円形としているのは、AOD213の開
口部が、素子の製作上の制約から長方形となっているの
に合わせているからである。
このAOD213の音響媒質は二酸化テルル(Te 0
2 )の結晶で形成されており、現在の技術では、大き
な正方形の開口部を有する結晶を製作することは困難で
ある。一方、分解点数N、に寄与するのは、AOD21
3の偏向方向DFoに沿った入射ビームBlaの幅であ
る。そこで、AOD213の長方形の開口部の長辺を偏
向方向D F oに合わせ、偏向方向DFo (Y方向
)の幅が大きなビームB1aを入射することによって、
分解点数NDの増加を図っているのである。
B、シリンドリカルレンズ効果の補正 水平方向エキスパンダ211と垂直方向エキスパンダ2
]4のうち、AOD213の入射側に位置する水平方向
エキスパンダ211は、AOD213のシリンドリカル
レンズ効果を補正する補正レンズ系としての機能を有し
ている。このため、後で詳述するように、水平方向エキ
スパンダ211のロッドレンズ211aとシリンドリカ
ルレンズ凸レンズ211bとの焦点位置は互いに一致し
ておらず、望遠鏡系を構成していない。
第3A図は、水平方向エキスパンダ211によるシリン
ドリカルレンズ効果の補正方法を示す概念図である。図
において、AOD213のトランスデユーサ213bは
、高周波から低周波に掃引する超音波S1を発生してい
る。このとき、AOD213の音響媒質213aは、前
述したように凹レンズとして働く。この凹レンズの焦点
距離F1は、次式で表わされる。
)’   s−y   ・ T/λ ・ Δ f   
     ・・・(5)ここで、V:音響媒質213a
中の音速T:超音波の掃引時間(第3A図参照)λ:レ
ーザ光の波長 Δf:駆動周波数帯域 (−fmax −flIin ) このAOD213の凹レンズ効果を補償することによっ
てAOD213からの出射ビームB2.を平行光にする
ためには、水平方向エキスパンダ211からの出射ビー
ムBlaを、AOD213の終了側の焦点FC1で収束
するような収束光とすればよい。この焦点FC1は、音
響媒質213a内の回折位置から上述の焦点距離F1だ
け離れた位置に存在する。また、このとき、次式が成立
する。
1 ここで、g :ロッドレンズ211aの後ろ側照点FC
oからシリンドリカルレン ズ211bまでの距離 d ニジリントリカルレンズ211bと音響媒質213
a内の回折位置と の距離 FS ニジリントリカルレンズ211bの焦点距離 AOD21 Bの凹レンズ効果を補正するには、距離工
、を、(6)式を満足するように調整すればよいことが
わかる。つまり、シリンドリカルレンズ211bの焦点
距離F の精度をあまり高める必要は無く、製作された
シリンドリカルレンズ211bの実際の焦点距離F に
応じて、距離9□およびd2を調整すればよい。
第3B図は、トランスデユーサ213bが、低周波から
高周波に掃引する超音波S2を発生している場合を示す
概念図である。この場合には、音響媒質213bは凸レ
ンズとして働き、その焦点距離F2は、前述の(5)式
で与えられる。この凸レンズ効果を補償することによっ
てAOD213からの出射ビームB2a!平行光にする
ためには、水平方向エキスパンダ211からの出射ビー
ムB1、を、ロッドレンズ211aの手前の焦点F C
2から発散していく発散光とすればよい。もちろん、こ
の焦点FC2は、音響媒質213a内の回折位置から焦
点距離F1だけ離れた位置に存在する。
このとき、(6)式と同様な次式が成立する。
Fl−dl  11  FS (5)〜(7)式に具体的な数値を代入すれば、例えば
第1表のような関係が得られる。
(以下余白) 第 表 第1表は、v、T、 λ、Δf、d、F。
S F の値に基づいて求められたF  、1 .1rs 
  1   a の値を示している。ここで、F はロッドレンズ「 211aの焦点距離、42  (−,1!1+Fr)は
ロラドレンズ211aとシリンドリカルレンズ211b
との距離である。この表かられかるように、この実施例
では一組のロッドレンズ211aとシリンドリカルレン
ズ211bを用いて、それらの設置位置を調整すること
によって、凹レンズ効果と凸レンズ効果のどちらでも補
正するこ俣ができるという利点がある。また、AOD2
13における超音波の掃引方法が変わり、シリンドリカ
ルレンズ効果に基因する音響媒質213aの焦点距離F
 が変わった場合にも、距離g や距離d1をa 調整することにより、出射ビームB2aを平行光とする
ことが可能である。
なお、水平方向エキスパンダ211は、本来はAOD2
13への入射ビームBlaの幅を拡大させることによっ
て、分解点数NDを増加させるために設けられたもので
ある。すなわち、この実施例のビーム偏向部BDは、A
OD21Bのシリンドリカルレンズ効果を補正するため
の特別な補正レンズを必要としないという利点を有して
いる。−方、従来のようにAOD213のシリンドリカ
ルレンズ効果を出射側で補正しようとすると、垂直方向
エキスパンダ214とは別に補正レンズを必要とする。
これは、シリンドリカルレンズ効果を補正するためには
、AOD213の偏向方向DFo (Y方向)にパワー
を有する補正レンズが必要であるのに対して、垂直方向
エキスパンダ214がパワーを持つ方向はZ方向のみだ
からである。 さらに、このビーム偏向部BDには次の
ような利点もある。すなわち、AOD213の入射側で
シリンドリカルレンズ効果の補正を行うことによって、
AOD213からの出射ビームB2a7:+<平行光に
なる。この結果、AOD213の出射側にある垂直方向
エキスパンダ214と、結像系ISとをテレセントリッ
ク系(特に垂直方向エキスパンダ214は望遠鏡系)に
すればよいので、これらの光学系の集光性能を悪化させ
ることがないという利点である。
C,エキスパンダの全体構成 以上で述べたように、AOD213の入射側にある水平
方向エキスパンダ211はシリンドリカルレンズ効果を
補正する機能を有しているために、収束系または発散系
を構成している。一方、AOD213の出射側にある垂
直方向エキスパンダ214は望遠鏡系を構成している。
そして、この実施例では両方のエキスパンダにおけるロ
ッドレンズ211aと214aの仕様を同一とし、さら
に、シリンドリカルレンズ211bと214bの仕様も
同一としている。
これら(7) L/ >ズ211a、214a、211
bおよび214bの仕様は、次のように決定される。
まず、ロッドレンズ211a、214aの焦点距離F、
と、シリンドリカルレンズ211b、214bの焦点距
離F を決定する。これらの焦点距離F とFSとの和
(F、+Fs)は、望遠鏡系である垂直方向エキスパン
ダ214の長さと等しく、また、水平方向エキスパンダ
211の長さともほぼ等しい。従って、走査光学系全体
の大きさを小さくするためには、これらの焦点距MFr
とF3とが小さい方が好ましい。一方、焦点距離が小さ
いレンズは一般に設計が難しい点も考慮する。
水平方向エキスパンダ211は、ビームB1aの幅をA
OD213の開口部の大きさに合致するようにビームB
1を拡大する。その倍率は焦点距離の比(F  /F 
 )で表わされるので、この比r (F  /F  )も考慮する必要がある。
r 以上の条件を考慮して、この実施例では、外径6龍のロ
ッドレンズ211a、214aを使用することとしてい
る。このロッドレンズ211a。
214aの焦点距離F は4.4關である。そして、シ
リンドリカルレンズ211b、214bの焦点距離F 
は64止と設定している。
次に、シリンドリカルレンズ211b、214bの形状
、材質等を次のように決定する。
これらのシリンドリカルレンズ211b、214bを単
レンズとしてもよいが、収差を所望の値以下に抑えるこ
とが難しい。そこで、この実施例では、シリンドリカル
レンズ211b、214bを、第4図に示すような貼り
合わせレンズCLとして構成している。貼り合わせレン
ズCLは、凹レンズL1と凸レンズL2とで構成されて
いる。
この貼り合わせレンズCLのレンズパラメータは次の7
つである。
rl :凹レンズL1の外側面の曲率半径r2 :凹レ
ンズL1と凸レンズL2の境界の曲率半径 「3 :凸レンズL2の外側面の曲率半径t1 :凹レ
ンズL1の厚み t2:凸レンズL2の厚み nl :凹レンズL1の屈折率 nl:凸レンズL2の屈折率 貼り合わせレンズCL(すなわちシリンドリカルレンズ
211b、214b)の焦点距離F は、これらのレン
ズパラメータの関数flとして表ゎすことができる。
F  =f   (rt 、r2 、  rs 。
s      1 f  +  L 2 +  n 1 、  n 2 )
   ・・・(8)■ この焦点距離F の値は、前述したように64關と設定
している。
水平方向エキスパンダ211においては、(6)式また
は(7)式によってAOD213との距離を設定した場
合に、その横収差をできるだけ小さくすることが要求さ
れる。一般に、収差の評価はレンズの有効径(瞳)の7
割と10割の位置の光線に対して評価される。水平方向
のエキスパンダ211において、有効径が7割の位置で
の光線の横収差D Y (7)および10割の位置での
光線の横収差D Y (10)も、 それぞれ上記のレンズパラメータの関数f2゜f3とし
て表わすことができる。
DY(7)−f   (rl、rl、r3゜1  、 
 tl、nl、n2)・・・(9)■ DY(10)−f   (rl、rl、r3゜i  、
tl、nt 、n2)”’(10)一方、垂直方向エキ
スパンダ214は、前述したように望遠鏡系(アフォー
カル系)として構成されるので、角度収差をできるだけ
小さくすることが要求される。そして、この角度収差も
、一般に有効径の7割と10割の位置の光線に対して評
価される。垂直方向エキスパンダ214において、有効
径が7割の位置での光線の角度収差D M A (7)
および10割の位置での光線の角度収差DMA(lO)
も、上記のレンズパラメータの関数f  、f5となる
DMA(7)−f   (r  、rl、  r3゜1 tl、tl、nl、n2)・・・(■1)DY (10
) −i5 (rt 、  rl、r3゜tt 、tl
、nl、n2 ) ・ (12)各レンズパラメータの
値は、(9)式〜(12)式に基づいて、いわゆるDL
S法(減衰最小自乗法)などの方法によって決定するこ
とができる。例えば、上述のように焦点距離F の値が
定まっているので(8)式を境界条件とし、(9)〜(
12)式の収差f  −f5を残存収差としてDLS法
を適用すればよい。DLS法を実行するコンピュータプ
ログラムは市販されており、例えば5inclair 
0pticS社のプログラム”5uper−Os Io
”などを利用することができる。
このようにして、求められたレンズパラメータの一例は
次に示す通りである: r ■−oo、    r 2− 23.77mmr 
3−−44.26 mm。
t  wa3mm、  tl −5,2mm■ nl−1,8059(SFll)l n 2−1.7642 (L a F 7 )屈折率n
  、n2の値から、凹レンズL の材質1 は5FII、凸レンズL2の材質は、LaF7とすれば
良い。このような貼り合わせレンズCLを用いて水平方
向エキスパンダ211を構成すると、その横収差は3μ
m以下、波面収差はλ/4以下となる。また、この貼り
合わせレンズCLを用いて垂直方向エキスパンダ214
を構成すると、その角度収差は50μrad以下、波面
収差はλ/4以下になる。
なお、例えば高屈折率のレンズ材質としての5F11を
用い、単レンズによって所要の性能を得るには、焦点距
離F が75順以上になってしまう。従って、上述のよ
うに貼り合わせレンズCLを採用することによって、エ
キスパンダ211゜214の全長を短くすることができ
たことになる。
以上のように、この実施例では焦点距離が比較的短いロ
ッドレンズ(211a、214a)と、焦点距離が比較
的貼り合わせシリンドリカルレンズCL (211b、
214b)とを組合わせることにより、同一の仕様のレ
ンズによってフォーカル系のエキスパンダ211とアフ
ォーカル系のエキスパンダ214のどちらも構成するこ
とができるという利点がある。また、いずれのエキスパ
ンダ211.214においても十分に収差を小さくする
ことができ、さらに、その全長も短くできるという利点
がある。
D、補正の確認と調整 水平方向エキスパンダ211におけるロッドレンズ21
1aとシリンドリカルレンズ211bの距離1  (−
1t2+Fr)を、(6)式または(7)式に基づいて
設定すればシリンドリカルレンズ効果を補正できる。し
かし、レンズの焦点距離は、製作誤差が5%程度までは
ありうるので、シリンドリカル効果がうまく補正された
か否かを確認し、距離量、を再調整するようにすること
が望ましい。
第1図に示す制御回路50は、シリンドリカルレンズ効
果の補正状態を確認するための信号を発生するように構
成されている。第5図は、制御回路50の構成を示すブ
ロック図である。
通常の走査を行う場合には、切換スイッチ53がドツト
データメモリ51とAOMドライバ54とを接続するよ
うに切換えられている。図示しない外部回路から制御回
路50に入力されたドツトデータ(ラスターデータ)S
Rは、ドツトデータメモリ51に保持される。ドツトデ
ータメモリ51は、掃引信号発生部56からの読出し開
始信号S  を受けた後に、同期信号発生部55から与
TA えられる読出しクロック信号S  に同期して、LK それまで保持していたドツトデータSRを変調信号SM
としてAOMドライバ54に与える。AOMドライバ5
4は変調信号SHに基づいて、AOM207を0N10
FF制御するためのAOMドライブ信号SMDを出力す
る。また、AODドライバ57は、掃引信号発生部56
から与えられる掃引信号VTを受けて、AOD213を
制御するためのAODドライブ信号SDoを発生する。
シリンドリカルレンズ効果の補正状態を確認する場合に
は、切換スイッチ53が切換えられてテストパターンデ
ータメモリ52とAOMドライバ54とが接続される。
第6図は、シリンドリカルレンズ効果の補正状態を確認
する場合の動作を示すタイミングチャートである。図に
おいて、読出し開始信号S  に誘発され、読出しクロ
ック信TA 号S  に同期して出力される掃引信号Vア (おLK よびAODドライブ信号SD、)は、70μsの周期で
低周波から高周波に掃引する超音波をAOD213のト
ランスデユーサ213bに発生させる。
そして、テストパターンデータメモリ52から発生され
る変調信号SM (およびAOMドライバ信号SMD)
は、1回の掃引周期の中で数回(第6図の例では4回)
だけAOM207をONにする。
この結果、第1図に示すように、走査面SS上をビーム
B2が走査しつつ点灯する。すなわち、ビームB2が1
回走査するごとに、数個のビームスポットBS、BS2
・・・が所定の間隔で結像されす るのを観察することができる。そして、走査面SS上で
結像されるビームスポットBS、BS2 ・・・を観察すれば、非点収差が十分に除去されている
か否かを容易に確認することができる。なお、ビームス
ポットBS、BS2・・・は数μm程度の■ 直径を有しており、極めて小さいので、ビームスポット
BS、BS2・・・を観察するための観察手■ 段をレンズ系218と走査面SSとの間に挿入する。な
お、このレンズ系218は、前記したようにAOD21
3からの平行光としての出射ビームB2aをテレセント
リック系として更に必要な間隔に縮小するためのもので
ある。この観察手段は、レンズ系を通してビームスポッ
トBS、BS2 ・・・を直接拡大し、その拡大像を目視で観察するよう
に構成されていてもよい。また、CODカメラなどを用
いて、ビームスポットBS、BS2・・・などの像をC
RT上に表示するようにしてもよい。
このような観察の結果、非点収差が十分に除去されてい
ないときは、水平方向エキスパンダ211のロッドレン
ズ211aとシリンドリカルレンズ211bとの距離g
 を調整する。そして、この調整によって非点収差を小
さくし、AOD213のシリンドリカルレンズ効果の補
正が十分に行われるようにすることができる。
E、変形例 この発明は、上記実施例に限られるものではなく、例え
ば次のような変形も可能である。
■ 上記実施例では、一方向エキスパンダ211.21
4を、それぞれロッドレンズ211a。
214aとシリンドリカルレンズ211b、214bの
組合せで構成した。しかし、2個以上の複数のシリンド
リカルレンズを組合せて1組の一方向エキスパンダを構
成してもよい。なお、ロッドレンズも一種のシリンドリ
カルレンズと言うこともてきるので、この広義の意味で
は上記実施例におけるエキスパンダも2個のシリンドリ
カルレンズを組合わせて構成されているものと言うこと
ができる。
■ AOD213の入射側にある一方向エキスパンダ2
11は、動作時におけるAOD213がらの出射ビーム
B2aが平行光となるように、2個のシリンドリカルレ
ンズ211a、211bの設置位置(すなわち、距離1
 やdl)が設定されていればよい。この目的を達成で
きるのであれば、焦点距離のより短い方のシリンドリカ
ルレンズ(上記実施例ではロッドレンズ211a)を凹
レンズとしてもよい。このようにしてもAOD213の
出射側にあるエキスパンダ214を望遠鏡系とすること
ができるので、同一仕様の2個のレンズをそれぞれ用い
て、AOD213の入射側と出射側に設置する2つの一
方向エキスパンダを構成することができる。なお、一般
に入射側の一方向エキスパンダを複数のシリンドリカル
レンズで構成したときにも、同一仕様の複数のシリンド
リカルレンズを用いて出射側の一方向エキスパンダを構
成できることは言うまでもない。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明の第1または第2の構成
によれば、第1の一方向エキスパンダにおける複数のシ
リンドリカルレンズの設置位置を定めることによって、
AODからの出射光を平行光となるようにしているので
、高精度な補正用レンズを必要とせずにシリンドリカル
レンズ効果を補正することができるという効果がある。
また、この発明の第3の構成によれば、AODの出射側
の第2の一方向エキスパンダを、入射側の第1の一方向
エキスパンダと同一仕様のシリンドリカルレンズで構成
したので、単純なレンズ構成によって、AODのシリン
ドリカルレンズ効果を補正しつつ光ビームの径を増大さ
せることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を適用した走査光学系の構
成を示す斜視図、 第2A図から第2C図はこの発明の一実施例を示す図、 第3A図および第3B図はAODの入射側のエキスパン
ダの位置の設定方法を示す概念図、第4図はエキスパン
ダに用いられる貼り合わせレンズを示す平面図、 第5図はシリンドリカルレンズ効果の補正状態を確認す
るための回路を示すブロック図、第6図はそのタイミン
グチャート、 第7A図および第7B図はAODのシリンドリカルレン
ズ効果を説明するための概念図である。 BD・・・ビーム偏向部、 211・・・水平方向エキスパンダ、 213・・・AOD。 214・・・垂直方向エキスパンダ、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)音響光学偏向素子と、 光軸上に順次配列された複数のシリンドリカルレンズで
    構成され、光ビームを第1の方向に拡大して前記音響光
    学偏向素子に入射させる第1の一方向エキスパンダとを
    備え、 前記複数のシリンドリカルレンズの設置位置は、前記音
    響光学偏向素子の動作時における出射ビームが平行光と
    なるように定められていることを特徴とする光ビーム偏
    向装置。
  2. (2)第1の一方向エキスパンダは、第1と第2のシリ
    ンドリカルレンズで構成されており、前記第1のシリン
    ドリカルレンズは、入射された光ビームを第1の方向に
    おいて前記光ビームよりも大きな径を持つ第1の光へと
    変換するレンズであり、 前記第2のシリンドリカルレンズは、前記第1の光を前
    記第1の方向において屈折して第2の光とし、当該第2
    の光を前記音響光学偏向素子へと与えるレンズであって
    、 前記音響光学偏向素子の動作時におけるシリンドリカル
    レンズ効果を等価レンズによって表現したときに、前記
    等価レンズが凹レンズか凸レンズかに応じて、前記第2
    の光が、前記等価レンズの焦点位置を目標集束位置とす
    る前記第1の方向についての集束型の光、または前記焦
    点位置を仮想発散中心位置とする前記第1の方向につい
    ての発散型の光となるように、前記第1と第2のシリン
    ドリカルレンズの設置位置が定められる請求項1記載の
    光ビーム偏向装置。
  3. (3)音響光学偏向素子の出射側に、さらに第2の一方
    向エキスパンダを備えており、 前記第2の一方向エキスパンダは、第1の一方向エキス
    パンダにおける複数のシリンドリカルレンズと同一仕様
    の複数のシリンドリカルレンズで構成され、前記音響光
    学偏向素子からの出射ビームを第1の方向と直交する第
    2の方向に拡大するとともに、その出射ビームが平行光
    となるように前記複数のシリンドリカルレンズの設置位
    置が定められている請求項1記載の光ビーム偏向装置。
JP14009789A 1989-04-07 1989-05-31 光ビーム偏向装置 Expired - Fee Related JPH0743488B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14009789A JPH0743488B2 (ja) 1989-05-31 1989-05-31 光ビーム偏向装置
US07/500,971 US5225924A (en) 1989-04-07 1990-03-29 Optical beam scanning system
EP90106387A EP0391362B1 (en) 1989-04-07 1990-04-03 Optical beam scanning system
DE69028233T DE69028233T2 (de) 1989-04-07 1990-04-03 Lichtstrahlabtastsystem

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14009789A JPH0743488B2 (ja) 1989-05-31 1989-05-31 光ビーム偏向装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03109527A true JPH03109527A (ja) 1991-05-09
JPH0743488B2 JPH0743488B2 (ja) 1995-05-15

Family

ID=15260879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14009789A Expired - Fee Related JPH0743488B2 (ja) 1989-04-07 1989-05-31 光ビーム偏向装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0743488B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014126599A (ja) * 2012-12-25 2014-07-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ビームスキャナおよび偏向光源
WO2019092412A1 (en) * 2017-11-08 2019-05-16 Coldquanta Uk Limited Optical manipulation of atoms or molecules

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014126599A (ja) * 2012-12-25 2014-07-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ビームスキャナおよび偏向光源
US11604362B1 (en) 2016-11-09 2023-03-14 ColdQuanta, Inc. Beamforming vacuum cell
WO2019092412A1 (en) * 2017-11-08 2019-05-16 Coldquanta Uk Limited Optical manipulation of atoms or molecules
GB2582098A (en) * 2017-11-08 2020-09-09 Coldquanta Uk Ltd Optical manipulation of atoms or molecules
GB2582098B (en) * 2017-11-08 2022-12-07 Coldquanta Uk Ltd Optical manipulation of atoms or molecules

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0743488B2 (ja) 1995-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5225924A (en) Optical beam scanning system
US5054866A (en) Scanning optical apparatus
JPH0627904B2 (ja) レーザービームの走査光学系
EP0288970B1 (en) Optical system for flyingspot scanning system
JPS588B2 (ja) ヒカリビ−ムソウサソウチ
KR20210048427A (ko) 스캔 거울과 트랜슬레이션 스테이지를 사용한 인라인 플라잉 오버 빔 패턴 스캐닝 홀로그램 현미경 장치
JPH02115814A (ja) 光ビーム走査装置
JPS6361646B2 (ja)
JP2717035B2 (ja) マルチビーム走査記録装置
JP2722269B2 (ja) 走査光学系
US11409199B2 (en) Pattern drawing device
JP2019152707A (ja) 光線走査システムおよび距離測定システム
JPH03109527A (ja) 光ビーム偏向装置
CN106815822A (zh) 一种基于双线性插值法的激光振镜图形校正算法
JP2924142B2 (ja) レーザ装置
JP3463054B2 (ja) マルチビーム走査装置
KR20200051746A (ko) 패턴 묘화 장치
US5587825A (en) Scanning optical system
JPS62265613A (ja) 光ビ−ムの2次元町偏向装置
JP2002202468A (ja) 走査光学装置
JP3041949B2 (ja) レーザ画像表示装置
CN111090223A (zh) 一种光学测量系统
JP3460440B2 (ja) マルチビーム走査光学装置
JP2001083603A (ja) 投射型画像表示装置
WO2022124210A1 (ja) パターン露光装置及びパターン露光方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees