JPH03108669A - 角速度センサ駆動回路 - Google Patents

角速度センサ駆動回路

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JPH03108669A
JPH03108669A JP1246822A JP24682289A JPH03108669A JP H03108669 A JPH03108669 A JP H03108669A JP 1246822 A JP1246822 A JP 1246822A JP 24682289 A JP24682289 A JP 24682289A JP H03108669 A JPH03108669 A JP H03108669A
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JP
Japan
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voltage
angular velocity
amplifier
output
velocity sensor
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JP1246822A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Ichise
俊彦 市瀬
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はセラミック圧電素子を使用した音叉構造振動型
角速度センサを駆動し、角速度に比例した電圧を出力す
るための駆動回路に関する。
従来の技術 従来の角速度センサの駆動回路を図面に基づき説明する
。第9図は従来の角速度センサ駆動回路の構成を示す回
路ブロック図であり、1は第1の増幅器、2は整流器、
3は平滑回路、4は第2の増幅器、5は第3の増幅器、
6は位相検波器、7は平滑回路、8は直流増幅器、9は
音叉構造振動型角速度センサである。
音叉構造撮動型角速度センサ9は、モニタ用圧電バイモ
ルフ素子102の表面電荷を増幅する第1の増幅器1と
、この出力電圧を整流する整流器2と、この整流器2の
出力電圧を平滑する平滑回路3と、この平滑回路3の出
力電圧値が高(なると増幅度が低下し、平滑回路3の出
力電圧値が低くなると、増幅度が高くなる第2の増@器
4とによって駆動用圧電バイモルフ素子に印加される電
圧振幅が制御され、音叉は一定振幅で音叉振動している
。第1.第2の検知用圧電バイモルフ素子103.10
4の表面電極には印加される角速度に応じて電荷が生じ
る。この電荷は第3の増幅器5で増幅され、位相検波器
6で音叉振動の周期で位相検波されて角速度に比例した
電圧が得られる。この電圧は直流増幅器8によって直流
増幅されて出力される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、前記の音叉構造振動型角速度センサは角
速度がゼロの時の出力電圧(以下ゼロ点と略す。)が温
度によって大きく変動し、しがち温度係数も1台ごとに
バラツキがあり、補正がむずかしい。又同一温度でも時
間と共にゼロ点が変動することもある。
従って角速度に対する出力電圧のゲインを太き(設定す
ると温度が変化した時、出力電圧が(+)側か(−)側
に片寄ってしまいダイナミックレンジが小さくなるとい
う課題があった。
課題を解決するための手段 上記問題を解決するために、本発明は、位相検波器の出
力電圧を平滑しこれを増幅器の(−)入力端子に入力し
、この増幅器の出力電圧を角速度電圧出力として出力す
ると共にこの出力電圧と接地電圧との差電圧を入力とし
、これを平滑するローパスフィルタを設け、この出力電
圧を前記増幅器の(+χ入力電圧とするものである。
作用 以上の構成によれば、角速度電圧出力のゼロ点と接地電
位上に差電圧が生じると、この差電圧をローパスフィル
タを介してネガティブフィードバックさせることにより
角速度電圧出力のゼロ点は常に接地電位とすることがで
きる。
実施例 以下本発明による角速度センサ駆動回路の一実施例を図
面に基づいて説明する。
まず音叉構造振動型角速度センサについて第6図〜第8
図を用いて説明する。
角速度センサは第6図に示す様な構造であり、主に4つ
の圧電バイモルフからなる駆動素子、モニター素子、第
1及び第2の検知素子で構成され、駆動素子101と第
1の検知素子103を接合部105で直交接合した第1
の撮動ユニット109と、モニター素子102と第2の
検知素子104を接合部106で直交接合した第2の振
動ユニット110とを連結板107で連結し、この連結
板107を支持棒108で一点支持した音叉構造となっ
ている。
駆動素子101に正弦波電圧信号を与えると、逆圧電効
果により第1の撮動ユニット109が振動を始め、音叉
振動により第2の撮動ユニット110も振動を開始する
。従ってモニター素子102の圧電効果によって素子表
面に発生する電荷は駆動素子101へ印加している正弦
波電圧信号に比例する。このモニター素子102に発生
する電荷を検出し、これが一定振幅になる様に駆動素子
101へ印加する正弦波電圧信号をコントロールするこ
とにより安定した音叉振動を得ることができる。このセ
ンサが角速度に比例した出力を発生させるメカニズムを
第7図及び第8図を用いて説明する。
第7図は第6図に示した角速度センサを上からみたもの
で、速度υで振動している検知素子103に角速度ωの
回転が加わると、検知素子103には「コリオリの力」
が生じる。この「コリオリの力」は速度υに垂直で大き
さは2mυωである。
検知素子103は音叉振動をしているので、ある時点で
検知素子103が速度υで振動しているとすれば、検知
素子104は速度−υで振動しておリ「コリオリの力」
は−2mυωである。よって検知素子103,104は
第8図の様に互いにrコリオリの力」が働く方向に変形
し、素子表面には圧電効果によって電荷が生じる。ここ
でυは音叉振動によって生じる運動であり、音叉振動が
7υ=a−9inωota:音叉振動の振幅ω。:音叉
振動の周期 であるとすれば、rコリオリの力」は FC=a・ω・sinωot となり、角速度ω及び音叉振幅aに比例しており、検知
素子103,104を面方向に変形させる力となる。従
って検知素子103,104の表面電荷量Qは Q ” a ” ω’ SI n et)otとなり音
叉振幅aが一定にコン[・ロールされているとすれば、 QLxω・Sinωot となり検知素子103,104に発生する表面電荷量Q
は角速度ωに比例した出力として得られ、この信号をω
。tで同期検波すれば角速度ωに比例した直流信号が得
られる。尚、このセンサに角速度以外の並進運動を与え
ても検知素子103と検知素子104の2つの素子表面
には同極性の電荷が生ずるため、直流信号に変換時、互
に打ち消しあって出力は出ない様になっている。
第1図は本発明の一実施例であり、従来例と同一機能を
有するものには同一符号を付し説明を省略する。
第1図において、10はローパスフィルタであり、その
カットオフ周波数は使用される周波数よりも充分低(設
定されている。
音叉構造撮動型角速度センサ9の音叉振動の制御は従来
例で説明した通りであり、モニタ用圧電バイモルフ素子
の表面電荷を増幅する第1の増幅器1と、この第1の増
幅器1の出力電圧を整流する整流器2と、この整流器2
の出力電圧を平滑する平滑回路3と、この平滑回路3の
出力電圧値が高くな−ると増幅度が低下し平滑回路3の
出力電圧値が低くなると増幅度が高くなる第2の増幅器
4とによって駆動用圧電バイモルフ素子に印加される電
圧振幅が制御されて音叉振動は一定振幅となる。
第1.第2の検知用圧電バイモルフ素子の表面電極には
印加される角速度に応じて電荷が生じ、この電荷は第3
の増幅器5で増幅され位相検波器6で音叉振動の周期で
位相検波されて角速度に比例した電圧となり直流増幅器
8によって直流増幅されて角速度電圧出力として出力さ
れる。ゼロ点の変動要因は音叉構造振動型角速度センサ
9の材料のバラツキや組立精度によって生ずるものが最
も大きく影響するが、これ以外にも駆動回路の音叉振動
を一定に保つ回路の変動や、位相検波器6の特性や、直
流増幅器8のオフセット電圧やバイアス電流の変動もこ
れに加算される。
本回路構成においてはこれらの要因によってゼロ点が接
地電位から(+)か(−)かの方向に時間や温度変化と
共に移動するとローパスフィルタ10が接地電位と角速
度電圧出力との差を増幅し角速度信号成分はフィルタに
よってカットし、直流成分だけを取り出して直流増幅器
8の(+)入力端子に電圧を出力することによって角速
度電圧出力のゼロ点は常に接地電位と等しくなる。
−数的にゼロ点の変動は直流的であり周囲の温度変化に
対してもセンサ部分が充分に断熱された構造となってお
れば、その追従もきわめて直流的であり、かつ角速度信
号は一般的に交流的であることが多いので、本発明の構
成により従来の音叉構造振動型角速度センサの特性をそ
こなうことなくゼロ点の変動をなくすことができる。
第2図に従来の音叉構造振動型角速度センサのゼロ点の
温度変化特性を、第3図に本発明の角速度センサ駆動回
路を使用した場合のゼロ点の温度変化特性を示す。
第4図は本発明の他の実施例による角速度センサ駆動回
路を示すものであり、ローパスフィルタ10の入力端子
に振幅制限器11を付加した構成である。
この構成により大振幅で低周波の角速度信号が印加され
た場合に前記ゼロ点の変動をなくする効果によって、角
速度電圧出力に誤差が生じるのに対し、この誤差を少な
(するためのものである。
その効果を第5図に示す。
前記の通りゼロ点の変動は直流的であり、きわめてゆっ
(りとした動きであるから、ゼロ点の変動量が振幅制限
器11に制限されることは少ないが、大振幅の角速度信
号によりむやみにゼロ点が変動することを防止すること
ができる。
発明の効果 本発明における効果は以下の通りである。すなわち、音
叉構造振動型角速度センサのゼロ点の変動はきわめてゆ
っくりとした直流的な変動であり、一方角速度信号は短
時間における交流的な変動を検出できることが要求され
る場合が多いことに着目し、直流分のみを注出して制御
することにより信号成分をそこなわずにゼロ点の変動の
みを抑制できる。
また振幅制限器を付加することにより、大振幅の角速度
信号がゼロ点を変化させてしまうのを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の角速度センサ駆動回路の一実施例を示
すブロック図、第2図は音叉構造振動型角速度センサの
ゼロ点の温度変化を示す特性図、第3図は本発明の角速
度センサ駆動回路を使用した場合のゼロ点の温度変化を
示す特性図、第4図は本発明の角速度センサ駆動回路の
他の実施例を示すブロック図、第5図は第4図の構成に
よる効果を説明する説明図、第6図は音叉構造振動型角
速度センサの斜視図、第7図及び第8図は動作説明図、
第9図は従来の角速度センサ駆動回路のブロック図であ
る。 1・・・・・・第1の増幅器、2・・・・・・整流器、
3・・・・・・平滑回路、4・・・・・・第2の増幅器
、5・・・・・・第3の増幅器、6・・・・・・位相検
波器、7・・・・・・平滑回路、8・・・・・・直流増
幅器、9・・・・・・角速度センサ、10・・・・・・
ローパスフィルタ、11・・・・・・振幅制限器、10
1・・・・・・駆動素子、102・・・・・・モニター
素子、103・・・・・・第1の検知素子、104・・
・・・・第2の検知素子、105.106・・・・・・
接合部、107・・・・・・連結板、109・・・・・
・第1の振動ユニット、110・・・・・・第2の振動
ユニット。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動用圧電バイモルフ素子と第1の検知用圧電バ
    イモルフ素子とを互に直交接合してなる第1の振動ユニ
    ット、及びモニター用圧電バイモルフ素子と第2の検知
    用圧電バイモルフ素子とを互に直交接合してなる第2の
    振動ユニットからなりかつ前記第1、第2の振動ユニッ
    トを検知軸に沿って互に平行になるように前記駆動用圧
    電バイモルフ素子と前記モニター用圧電バイモルフ素子
    の自由端どうしを連結板で連結して音叉構造とした角速
    度センサと、この角速度センサの第1と第2の検知用圧
    電バイモルフ素子の表面電極に生ずる電荷を入力としこ
    の電荷量に比例した電圧を出力する増幅器と、この増幅
    器の出力電圧を音叉振動のタイミングによって位相検波
    する位相検波器と、この位相検波器の出力信号を平滑す
    る平滑回路と、この平滑回路の出力電圧を(−)入力端
    子に入力し(+)入力端子の電圧との差電圧を増幅し出
    力する直流増幅器と、この直流増幅器の出力電圧と接地
    電圧との差電圧を入力とし、これを平滑し前記直流増幅
    器の(+)入力端子に出力端子を接続するローパスフィ
    ルタとによって構成した角速度センサ駆動回路。
  2. (2)直流増幅器の出力端子とローパスフィルタとの間
    に振幅制限器を付加した請求項1記載の角速度センサ駆
    動回路。
JP1246822A 1989-09-22 1989-09-22 角速度センサ駆動回路 Pending JPH03108669A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011527018A (ja) * 2008-07-07 2011-10-20 アルベルト−ルートヴィッヒ−ユニベルジテート フライブルク マイクロエレクトロメカニカル容量センサを有する測定装置

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JP2011527018A (ja) * 2008-07-07 2011-10-20 アルベルト−ルートヴィッヒ−ユニベルジテート フライブルク マイクロエレクトロメカニカル容量センサを有する測定装置

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