JPH0310843A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH0310843A
JPH0310843A JP14421189A JP14421189A JPH0310843A JP H0310843 A JPH0310843 A JP H0310843A JP 14421189 A JP14421189 A JP 14421189A JP 14421189 A JP14421189 A JP 14421189A JP H0310843 A JPH0310843 A JP H0310843A
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JP
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head
dot
ink
data
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JP14421189A
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English (en)
Inventor
Shigemitsu Tazaki
田崎 重充
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH0310843A publication Critical patent/JPH0310843A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、記録ヘッドよりインク滴を吐出することによ
り記録を実行するインクジェット記録装置に関し、特に
記録ドツト径の異なったインク滴を利用して記録を実行
することが可能なインクジェット記録装置に関するもの
である。
[従来の技術] 近年インクジェット記録装置は、例えばシリアルプリン
タ形態のものでは360 ドツト/インチ(DPI)の
密度で48個のインク吐出口を配列した記録ヘッドを搭
載したものも現われてきており、高密度、高品位の記録
(以下印字という)が可能となってきている。このよう
な高解像度のヘッドにおいては、ヘッドが高密度となっ
た反面インク滴が小径となり、文字等キャラクタが含ま
れる文章の印字、すなわち通常のテキスト印字の際は印
字濃度が薄くなるため、印字フォント中の印字ドツト数
を増す等の手段でこれを補っていた。
また、最近の動向として、画像の出力も盛んになり、良
質の画像出力が求められ、高解像度のヘッドとデイザそ
の他の手法等とによってこれに対応している。すなわち
、高解像度ヘッドでドツト径を小径としてにじみ等を少
なくし、上記各種手l去を生かしていた。
したがって、上記のようにテキスト印字のような場合と
画像出力の場合とで所望とする印字ドツト径が異なるの
で、これを満足させるべく次のように対応していた。す
なわち、テキストの場合の濃度もある程度あり、かつ画
像(イメージ出力)の場合のにじみ等も考慮して、両者
の中間的なドツト径を形成できるヘッドを作成し、ベタ
画像の印字時などドツト密度が高い場合は間引ぎを行フ
たり、または定着時間を伸ばす等である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、かかる従来の方法では、デキスト印字に
ついてはフォントの対応にしても限界があり、また画像
等のイメージ出力とドツト径が相反しているために、ド
ツト径を大きくしてさらなる濃度向上を図った良好な印
字出力を得ることはできなかった。また、画像等イメー
ジ出力についても、ドツト径をより小さくしてにじみを
極力抑えなければ、高密度印字時でも定着性の良好さを
保ちながら、より鮮明な画像を得ることはできなかった
。すなわち、テキスト印字やイメージ印字等の印字の形
態によって適当なドツト径が要求されるが、従来技術で
はこれに十分に対応できていないという問題点があった
[課題を解決するための手段] 本発明は、かかる問題点を解決することを目的とし、そ
のために本発明はインクの吐出口が設けられた記録ヘッ
ドを有し、吐出口よりインク吐出を行わせることにより
記録媒体に対して記録を行うインクジェット記録装置に
おいて、インク吐出のために利用されるエネルギを発生
する吐出エネルギ発生素子に対する駆動信号のパルス幅
を変更する手段と、駆動信号の電圧を変更する手段と、
記録ヘッドの温度を変更する手段と、これら手段を単独
または組合せて用い、記録されるデータの形態に応じて
吐出されるインク量を変調する制御手段とを具えたこと
を特徴とする。
また、本発明では、インク吐出口からのインク吐出量が
異なる複数の記録ヘッドと、記tiされるデータの形態
に応じて複数の記録ヘッドをそれぞれ駆動してインク吐
出を行わせて記録を実行させる制御手段とを具えたこと
を特徴とする。
[作 用] 本発明によれば、ホストコンピュータから転送される印
字コマンドを解析し、その印字形態を検知し、それに応
じて印字の際のインクのドツト径を変更し、例えばテキ
スト印字のときにはドツト径を大きくして濃度を上げた
印字を行い、画像のようなイメージ出力にはドツト径を
小さくしてより鮮明な印字出力を得ることができる。
[実施例コ 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明インクジェット記録装置の構成の一例を
示す。
第1図において、送りローラ1およびその下側周面に離
脱可能に圧接されるピンチローラ(不図示)から成るシ
ート送り機構に対し、用紙2すなわちプラスチック薄板
等を含むシート状の記録媒体2が矢印A方向から供給さ
れ、プラテン3および記録ヘッド(インクジェットヘッ
ド)4の間の印字部を通して該用紙2をピッチ送りしな
がら該用紙2上に印字(文字1図形1画像等の形成)が
行われていく。そして印字後の用紙2は矢印B方向へ排
出されていく。
図示のインクジェット記録装置はシリアル型プリンタの
場合を示し、インク吐出口(通常複数個縦に配列されて
いる)を有する記録ヘッド4は、ガイドシャフト5に沿
って左右方向(矢印C)に往復動するキャリッジ6上に
搭載されている。
プラテン3の長さとほぼ同じ印字可能範囲Pを外れた位
置にキャリッジ6のホームポジションHPが設定され、
このホームポジションHPには記録ヘッド4の前面に対
し密着離反するように(矢印り方向に)移動する回復装
置7が配置されている。
この回復装置7の前面には記録ヘッド4のインク吐出口
が形成された面を密閉(キャッピング)するキャップ8
が設けられている。
ざらに、前記回復装置7には、記録ヘッド4をキャッピ
ングした状態で、キャップ8内部を大気と連通させるよ
う駆動しつるエアーバルブ9が設けられている。
インクジェット記録装置の特有の問題として、異物(紙
粉等の塵埃など)によるインク吐出通路の目詰まり、あ
るいはヘッドの乾きによる不吐出等の問題があり、これ
らの問題に対処する手段として、記録ヘッドをキャッピ
ングする予防手段並びに不具合発生時にこれをリカバリ
ーする回復手段が設けられる。回復装置7はこの予防手
段および回復手段の両方の機能を備えている。
第2図は第1図に示される記録へラド4の分解斜視図で
あり、本例ではインク吐出のために熱エネルギを利用す
る形態のものを示している。
第2図において、基板21の上面にはインク吐出口22
からインク滴を吐出させるための電極パターン23が形
成され、各電極パターン23の前部には気泡発生用のヒ
ータ(発熱抵抗体)24が接続されている。
前記基板21の上面に対しカバー25を接合することに
より各インク吐出口22に通じる液路が形成される。す
なわち、カバー25の接合面には所定間隔(電極パター
ン23の間隔と同じ)で複数の縦溝26が形成されてお
り、カバー25を基板21上に接合したときに、各縦溝
26によって形成される各液路内に対応する電極パター
ン23およびヒータ24が配置されることになる。
こうして基板21にカバー25を接合して液路を形成し
た後、その前面に吐出ゴ形成部材(オリフィスプレート
)27が接合される。
このオリフィスプレート7には各液路(各講6)に通じ
るオリフィス2が形成されており、該オリフィス2によ
ってインク吐出口が形成される。なお、液路ないしヒー
タとオリフィスとは必ずしも1対1でなくてもよく、さ
らにオリフィスをスリット状として液路が設けられない
構成であってもよい。
なお、基板21の後半部とカバー5の後半部との間には
、これらを接合することによって各液路に共通に連通ず
る共通液室が形成される。また、カバー25の後半部に
は共通液室へ通じるインク供給口28が設けられている
。この供給口は不図示のインクタンクとチューブで接続
されている。
第3図は本例に係る記録ヘッドによるインク吐出の基本
原理を説明するための模式図である。
第3図において、(A)はヒータ24を駆動する前を示
し、液路内はインク30の液体のみで充満している。
そこで、ヒータ24に通電を行うと、ヒータ24に接す
る領域のインク30が急激に加熱され、(B)に示すご
とく複数の小さな気泡31か発生し、この気泡はすぐに
合体して(C) に示すごとく1つの気泡32となり、
この気泡32が(C)から(D)へと膨張すると液路内
の圧力が上昇しオリフィス22からインクか押し出され
る。
押し出されたインクは(E)に示すとと<滴(ドロップ
)状35になり、このとき液路内の圧力によりて気泡3
2は小さくなる。
そして、(F)に示すごとくインク滴35が完全に押し
出されると液路内の気泡32が消えて後方からインク3
0が供給される。一方、このインク滴35によって印字
が実行される。
第4図はインク吐出部ITを取付けた記録ヘッド4の外
観図である。この記録ヘッド4には、インク吐出部IT
近傍にヘッドの温度を検出する温度検出手段としてのサ
ーミスタが取付けられ、ヘッドの温度を検出している。
また、外部温度が低い場合等にヘッド放熱板を逆に暖め
て一定の温度に保持するための加熱ヒータ90も取付け
られ、これらに係る信号線とインク吐出のための信号線
群とが、プ、リント基板PB上の各々の端子とフレキシ
ブルケーブルFCの端子とを押圧して接触させることに
より後述する電気制御回路部に接続される。
第5図は、第2図〜第4図のヘッドおよび第1図のプリ
ンタを制御するだめの制御系の構成例を不すブロック図
である。
第5図において、記録装置の演算部gpu5tは、I1
0ボート52を介してホストコンピュータ等に接続され
、印字指令および印字データ等を受は取る。演算部51
には、アドレスバス53およびデータバス54を介して
、制御プログラム等その他の固定データが格納されたR
OM55 、キャラクタジェネレータ56、RAM57
 、各種動作部へ通じるI10ボート5B、記録ヘッド
制御用のヘッドコントローラ59並びにヘッドのヒータ
駆動用パルス幅の設定や、モータ駆動時間の管理のため
に用いられるタイマ6゜が接続されている。
I10ボート58には、キャリッジモータδ1、紙送り
モータ62、各種センサ63、外部加熱ヒータ9oの駆
動回路68、および電圧切換え回路71が接続されると
ともにヘッド温度を検出するためのサーミスタ70は、
l1058に内蔵されたA/Dコンバータ58ADに接
続されている。各種センサ63には、紙無しセンサ、イ
ンク有無センサ、キャリッジのホームポジションセンサ
、インクタンク等カートリッジ有無センサ等が含まれて
いる。またヘットコントローラ59によるヘッド4の駆
動はトライバ65を介して行われ、このドライバには電
#A67によりヘッド駆動用電源が電圧切換回路71を
介して供給されている。
以上のインクジェット記録装置において、基本的に第3
図に示した如く、インク吐出部IT内のヒータ24の加
熱によって生じる泡の体積分かインク滴となって吐出す
るため、このヒータ24をコントロールすることによっ
てインク滴の大きさ(径)を変えることができる。これ
には印加する駆動信号のパルス幅やヒータ24の通電の
電力を変化させることにより行うことが可能である。す
なわち、パルス幅が通常よりも大きくなると、ヒータ2
4への加熱時間が長くなり、従って発生する泡の太きさ
が大きくなって吐出ドツト径の大きな吐出が得られるか
らである。また、逆にパルス幅を短くするとヒータへの
加熱時間が減り、小径となる。ただし、発泡が過大であ
ると、泡とオリフィス前面の空気とがつながり、遂には
空気を引き込んで不吐出の原因ともなるので、パルス幅
だけで吐出量を変更するには限界がある。
また、電力的にはヒータ24のドライバ等に与える駆動
信号の電圧を変えることでヒータ24の通電量が変更さ
れ、これによってヒータ24の熱量を変化させて吐出ド
ツトを変化させることもできる。
第6図はこの電圧の切換回路(第5図の71)の構成例
を示す。
電圧切換回路は第5図の電源67で作られた電圧V+S
を切換えるものである。、第6図において、電圧VIN
をトランジスタTRIを通すことによりヘッド電圧vH
が発生するが、これはツェナーダイオード201とZD
2とを合わせた電圧で出力される。しかし、ツェナーダ
イオードZD2はトランジスタTR2と並列に接続され
ているので、トランジスタTR2の導通、非導通によっ
て制御され、この結果ヘッド出力電圧V。はツェナーダ
イオードZDIのみによる電圧値と(ZDI+ZD2)
の電圧値との2段階のヘッド電圧の切換えが可能となる
また、ヘッドの温度が高くなると同一電力をヒータに加
えても気泡の大きさおよび気泡によって生じる圧力が大
きくなって気泡形成の勢いが強まり、これに加えてイン
ク粘度も低下するので、インク滴の径が大きくなる。そ
こで、記録ヘット4のインク吐出部IT近傍に取付けら
れたサーミスタ70とA/Dコンバータ58^Dによっ
てヘッド温度を検出し、外部の加熱ヒータ90を制御し
て温度を高め、一定温度を得てこれを実行するものであ
る。
また、第7図(A)に示すようにヘッド吐出部ITの近
傍に前後複数の加熱ヒータ81〜84を装着し、第7図
(B)のような駆動系を介してこれを制御することもで
きる。すなわち、小ドツト径印字の場合はインク吐出の
ためのヒータ24近傍の前部側加熱ヒータ83.84を
停止し、後方の加熱ヒータ81゜82だけを駆動する。
これは、インク供給口に近い後方からヘッド全体を温め
、ヘッドおよびインクを一定温度に保つのにも役立つ。
逆にドツト径を大きくするときには前部の加熱ヒータ8
3.84 も加え、内部のヒータ24付近の温度上昇を
助長し、急速に温度を上昇させてドツト径が大きいイン
ク滴を吐出させるものである。なお、第7図(B)にお
いて100はヒータ81〜84のドライバ、181〜で
84. f181’ 〜l184’  は駆動信号線で
ある。
以上のようなインクジェット記録装置において、本発明
による印字形態に応じてドツト径を変化させて印字を実
行する制御系動作を以下に説明する。
第8図はパルス幅を切換えてドツト径を可変とする場合
の処理手順の一例を示す。
電源が投入されるとまずステップs1で装置のイニシャ
ライズ(RAM内部のクリアやセット、動作部の待機位
置への復帰)、ベツドからのインク吸引等を行う。次に
ステップs2では印字用紙2がセットされているか否か
を判断し、否であればステップS3に進み、ベーパラン
プを点灯して紙無しを警告する。そして、ステップS4
で用紙2の補給を待ち、または用紙2を記録領域まで搬
送する等のエラー処理を行い、ステップS5で紙無しの
エラーが解除されたか否かの判断を行う。エラーが解除
されたらステップS2へ戻る。
ステップS2で肯定判断であればステップs6へ進んで
、オンラインランプを点灯しホストコンピュータからの
データ転送を受けるインターフェース信号(Busy信
号を“0”とする信号等)をステップS7にて出力し、
ステップS8では記録すべき印字データの受信やコマン
ド解析を行う。
ステップS9では解析した印字コマンドより印字すべき
データがキャラクタ印字かビットイメージ印字かを判別
する。
キャラクタ印字であればステップ510″r:RAMに
設けたFLAGを°゛0”とし、ステップ511でキャ
ラクタジェネレータ56によりそのキャラクタをRAM
57の所定領域にイメージ展開する。一方イメージ印字
であれは、ステップS12でFLAGを1にセットし、
ステップ513にて印字イメージデータをRAM57に
格納し、以降の記録処理に移る。
ステップS14では記録ヘッド4を搭載したキャリッジ
6をキャリッジモータ61で駆動してホームポジション
から立ち上げ、ステップ515で記録ヘッド4が印字開
始位置へ移動するのを待つ。ヘット4か印字位置まで移
動すると、ステップ516でRAM57の印字バッファ
からドツトイメージを読み出す。次にステップ517で
上記FLAGの状態をチエツクし、FALG−0であれ
ばキャラクタ印字であるため、ステップ51Bでタイマ
60によってヘッドヒータ駆動パルス幅を中間ドツト径
時の約7.5μsの幅に対してlOμSとなるように設
定する。すなわち、ヒータ加熱時間が長くなり、形成気
泡体積が犬となるので、ドツト径が大きくなることにな
る。FLAG−1であればイメージ印字であるため、ス
テップ519でタイマ60を用いてヒータ駆動パルス幅
を5μsとし、形成気泡量を小として小ドツト径のイン
ク滴が出力されるようにする。次に、ステップS20で
ヘット4が印字終了位置に移動したか否かを検知し、否
であれば以降の印字をステップ516〜S20で繰り返
し、ステップ520て終了位置が検出されるとステップ
521でキャリッジモータを停止して紙送りを実行する
。そしてステップS22で紙送り終了を待ち、ステップ
S7に戻って次行の印字に備える。
以上はキャラクタの場合とイメージの場合とのように人
力された印字形態に基づいてパルス幅を変えて印字した
例であるが、第9図を用いて電圧を変更する場合につい
て説明する。
第9図において、第8図におけるものと同様の動作内容
のステップには同一の番号を付してあり、この部分の説
明は省略し、電圧切換えを行うステップ517よりステ
ップ520の間に含まれる手順について説明する。
ステップ517においてFLAGが“0″か”1”かを
判断し、”O”であればキャラクタの印字であるのでド
ツト径を大きくし、濃度を上げるべく前記の説明のよう
にヘッド駆動電圧を上げる。すなわち、ステップ5lo
t−でl1058からの信号線fllを“0“としてト
ランジスタTR2をOFFとし、ヘッド電圧vHを(Z
D1+ZD2)の値として高い電圧値とする。逆にFL
AGが1のときはビットイメージの印字であるから、ス
テップ5102で上記信号pJx1を”1”としてツェ
ナーダイオードZD2の電圧をシュートし、ヘッド電圧
を低くする。この状態において、ステップ5103でヘ
ットヒータを駆動し、印字形態に応じたヘッド電圧によ
りドツト径を変化させて印字を実行する。
第10図は記録ヘッドの温度を制御して吐出ドツトの大
きさを変えて印字を行う手順の一例を示す。
図において、電源を投入するとまずステップ5201で
装置のイニシャライズ(RAM内部のクリアやセット、
動作部の待機位置への復帰等)を行い、ステップ520
2でヘッド4の加熱ヒータ9oをONにし、回復装置7
によるヘッド4からのインク吸弓を開始させる。この電
源投入後のインク吸引は、不使用状態で粘度が上がって
いるヘッド内のインクを吸い出し、印字時に適正なイン
ク粘度で吐出。
を実行するためのものである。
次いで、ステップ5203で11058内の^/Dコン
バータ58^Dへの入力によってヘッド温度が20℃以
上であるか否かを判別し、肯定判定であればステップ5
205へ進んで加熱ヒータ90をOFFとし、否定判定
であればステップ5204へ進んで加熱ヒータ90をO
Nにしてヘッド4の温度を上昇させ20℃付近に温度管
理する。また、さらに急速に温度上昇させたいときはヘ
ッド内部の吐出用ヒータ24をインクが吐出しない範囲
で、例えば2μsのパルス幅で一定パルス数分駆動させ
ることによりこれを実行できる(内部加熱と呼ぶ)、こ
の電源投入後20℃付近にヘッド温度を設定したのは、
ドツト径を変化させる一ヘッド温度が20℃〜35℃位
で制御されればその応答を早めるためである。
次に、上側と同様ステップS2で用紙がセットされてい
るか否かをチエツクし、否であれば前記同様ステップS
3.S4.S5の処理を実行する。
また、用紙がセットされていると、以降のフロ−に進む
が、ステップS6.S7.S8.S9も前記と同様であ
る。
ステップS9において受信したデータを解析した結果、
キャラクタ印字であればステップ5207においてキャ
ラクタジェネレータ56によフてそのキャラクタをRA
M57にイメージ展開し、ヘッド温度を30℃に設定す
る。温度の設定はA/Dコンバータ内の比較値を変える
ことによりできる。そしてサーミスタ70およびへ/D
コンバータ58ADによってヘッド温度を検出し、ステ
ップ5209でその温度より低ければ加熱ヒータ90を
ONとし、また、ヘッドインク吐出用ヒータ24の内部
加熱によって設定温度に急速に上昇させドツト径の大き
な印字を可能とする。一方、ビットイメージの印字であ
ればステップ5208において印字イメージデータをR
AM57に格納しヘッドを20℃に設定する。この温度
は、小径ドツト時のヘッド温度である。そしてステップ
5210でこの温度に設定されたか否かをチエツクする
ステップ5209,5210で各々の設定温度になると
、ステップS14および515でキャリッジモータを駆
動し、ヘット4を記録位誼まで移動させ、ステップ52
11においてIl八へ57の印字バッファから印字デー
タを読み出し、ヘッドノズルのヒータ24を所定のパル
ス幅で駆動して印字を実行する。次にステップ520で
前記同様ヘッド4が印字終了位置に移動したか否かを検
知し、否であればステップ521!、52σを繰り返す
。ステップ52Gで終了位置を検出すると前記同様ステ
ップ521でキャリッジモータを停止し、紙送りを実行
し、ステップS22で紙送り終了を待ち、終了するとス
テップS7へ戻って次行の印字に備える。
第11図はインク吐出部ITの前後にヒータを設けて温
度制御を行い、吐出ドツトの大きさを変えて印字を実行
するための処理手順の一例を示す。
図において、電源を投入すると、まずステップ5201
で装置のイニシャライズを行い、ステップ5301でヘ
ッド全体を温めるために第7図(B)の信号!!181
.182を“1”としてドライバ100を駆動し、信号
11111’  、 Jls2’ を介して後部ヒータ
81.82をONとするとともに回復装置7によるヘッ
ド4からのインク吸引をスタートさせる。次に、ステッ
プ5302において前記同様ヘッド温度が20℃以上か
否かを判断し、以上であればステップ5304で後部ヒ
ータをOFFとし、否であればステップ5305で後部
ヒータをONとし、加熱を行う。急速に温度を上昇させ
る場合の内部加熱制御等は前記と同様である。
次のステップ52〜S9までは前述と同様であるので説
明を省略する。
ステップS9において受信データを解析した結果、キャ
ラクタ印字であればステップ5306においてキャラク
タジェネレータ56によってRAM57 にイメージ展
開し、ヘッド温度を30℃に設定する。ステップ530
8で設定温度より低い温度が検出された場合には、前部
のヒータ83,84および後部のヒータ81,82を、
信号線181.β82. f!、83.184を“1”
としてトライバ100を駆動し、信号線181’ 、 
f182’ 、 183’ 、 1.84’ を介して
温度上昇をはかるべく駆動する。また、内部の熱を利用
して急速に温度上y−させることも前記と同様に可能で
ある。そして、ヘッド温度が30℃になるまでこれを繰
り返す。
ステップ5308でヘッド温度が30℃以上になると前
部ヒータのみをイ3号線f183. fL84を介して
断続的にON、OFFとしてヘッド温度を30℃に保つ
。これによってインク吐出時に大径ドツトの吐出が可能
となる。
一方、ステップS9においてイメージ印字が判定されれ
ば、ステップ5307において印字イメージデータをR
AM57 に格納し、ヘッド温度を20℃に設定する。
次にステップ5312においてヘット温度が20℃以上
になっているか否かをチエツクし、否であればステップ
5313で後部ヒータをl181. 、Q82を“1″
として暖め、20℃以上であれば後部ヒータをl281
. l182を“0パとしてOFFとして、ステップ5
315で20℃に到達するまで待つ。そして20℃とな
ったところで、すなわち小径ドツト出力が可能となった
ところで次の印字実行動作に入る。以下ステップS14
からステップ522までは前記と同様である。
第12図はヘッド駆動電圧とパルス幅とを同時に可変と
した処理手順の一例を示す。
インクジェットヘッドはその用途によって種々のヘッド
が要求され、ヘッドによっては電圧のみやパルス幅だけ
では大小ドツトを安定して吐出することが難しいことが
ある。本例はこのような場合前記の手段を複合的に用い
て対処せんとするもので、以下に示すものはその一例で
ある。
第12図中、前記したフローチャートと異なるのはステ
ップ51201〜ステツプ51204で、この部分につ
いて説明する。ステップ517でFLAG−1と判定さ
れた場合、イメージ印字であるのでステップ51201
でヘッド駆動電圧を信号線f11を“1″として下げ、
また、ステップ51202で一\ツド駆動パルス幅もタ
イマに5μsと縮小したものをセットすることにより、
低電圧、縮小パルス幅で小径ドツト印字を実行する。
またステップS17でFALG−0と判定された場合、
キャラクタ印字であるのでステップ51203で信号線
Illを“0゛′としてヘット駆動電圧を高電圧とし、
ステップ51204でヘッド駆動パルス幅をタイマにl
OμSとセットすることにより、大径ドッ1〜の印字を
実行する。以下他のステップは前記と同様で、これによ
ってより効果的に、または精密に印字形態に応じた大小
ドツト径出力の制御が可能となる。
第13図は前記手段の複合による他の実施例を示すもの
で、本例はヘッドの温度制御と駆動パルス幅制御とを組
合せたものである。すなわち、第10図のヘッド温度可
変処理にフラグ等を用いたパルス幅制御の第8図示の処
理の一部を加えたものであり、対応箇所に同一の符号を
付しである。
第13図において主な部分を説明する。
図において、ステップS9では、受信データがキャラク
タかイメージかを判別し、キャラクタであればステップ
SIOでFLAGを“0”とし、ステップ5207で印
字バッファ(RAM57)にイメージ展開すると共にヘ
ッド温度を30℃に設定する。そしてステップ5209
で加熱ヒータ、内部加熱制御で設定温度とする。
ステップS9でイメージ印字が判定された場合、ステッ
プS12でFLAGを゛1”とし、ステップ5208で
印字バッファ(IIAM57)にイメージデータを格納
し、ヘッド温度を20℃に設定する。そしてステップ5
21Oで加温ヒータのON、OFF制御で設定温度とす
る。
次にステップ514でキャリッジモータを駆動し、ステ
ップ515で印字開始位置に来たと判定されればステッ
プS16てRAM57のデータを読み出し、ステップS
17で前記FLAGをチエツクする。
FLAG−1であればイメージ印字であるためステップ
519でヘッド駆動パルス幅を5μsとしてタイマにセ
ットし、小径ドツト印字を実行する。また、ステップ5
17でFLAG−0の場合は、キャラクタ印字であるた
め、ステップ518でヘッド駆動パルス幅をlOμSと
してタイマにセットし、大径ドツト印字を実行する。以
下ステップ520で印字終了位置か否かをチエツクし、
否であればステップ518〜ステツプ520を繰り返す
。そして、終了位置となれば前記同様ステップ521.
522を実行して再びデータ受信のステップS7に戻る
第14図はさらに他の実施例に係る処理手順を示す。本
例はインク吐出部ITの前後にヒータが設けられたヘッ
ドを用いた場合であり、通常ヘッドを温度を25℃、す
なわち中間ドツト径の温度としておき、キャラクタ印字
時のみ前部のヒータをONとするとともに、パル幅を1
0μsとして大径ドツト出力とするものである。小径ド
ツトはパルス幅を5μsとして対応したものである。以
下図に従って説明する。
第14図のステップS6に至るまでの手順は第11図示
の電源ON後のステップ5201〜5202までの手順
と同様であるので図示および説明は省略する。また、同
様の機能のステップには同一の番号を付しである。
図において、ステップ56.S7.S8は前記同様であ
る。この後、ステップ51401において後部ヒータの
信号線flai、ρ82を“1″または“0”としてヘ
ッド温度を25℃に制御する。次にステップs9におい
て、受信データがキャラクタ印字かイメージ印字かを判
断し、キャラクタ印字であればステップ510てFLA
Gを0”とし、ステップS11で印字バッファ(RAM
57) にイメージ展開する。ステップS9でイメージ
印字であると判定された場合、ステップ512でFLA
Gを“1″とし、ステップS13でイメージデータをR
AM57に格納する。そして、前記と同様のステップ5
14,515,516を経てステップ517でFLAG
をチエ・ツクし、FLAG−1であればイメージ印字で
あるためステップ519においてヘッド駆動パルス幅を
5μsとしてタイマにセットし、小径ドツトの印字を実
行する。また、ステップ517でFLAG−0であれば
キャラクタ印字であり、このときには大径ドツトとする
ためにステップ51402で前部ヒータを信号線183
. u84を“1”としてONにし、ヘッドを加熱する
。そしてステップ518でヘッド駆動パルス幅を10μ
sとしてタイマにセットし、大径ドツトの印字を実行す
る。その後ステップ51403で前部ヒータを信号線j
Z83.184を“0”としてOFFにする。以下ステ
ップ520,521゜522は前記と同様である。
以上第12図〜第14図では前記手段を複合的に用いた
ため、より効果的な大小径ドツトの吐出が得られ、キャ
ラクタやイメージ等の印字形態に対応して印字実行する
ことにより、より鮮明で高品位の画像出力や文章出力が
得られることとなる。
第15図(八)は、ドツト径の異なったヘッドを各々用
い、複雑な制御をζうことなく上記と同様の効果を得る
ためのインクジェット記録装置の構成例を示す。本例は
キャリッジ6上に小径ドツト用ヘッド4Sおよび大径ド
ツト用ヘッド4Bを搭載し、これを駆動して印字形態に
対応したドツト出力を行なうものである。なお、これら
のヘッドは1バス(1走査)で1ラインの印字が可能な
ものである。
小径ドツトヘッド4Sと大径ドツトヘッド4Bとは、そ
の物理的大きさから印字ドツト間隔の整数倍のドツト間
隔あけてキャリッジ6上に載置され、不図示のモータに
よるキャリッジ6の往復運動に伴なって印字位置に達し
た時点(第15図(B)のA)で、いずれか一方のヘッ
ドから印字が開始される。第15図(B)のBドツト分
のキャリッジの移動の後、両者のヘッドの駆動となり、
印字終端においては後から印字を開始したヘッドのみの
Bドツト分印字駆動によって、キャラクタやイメージ印
字等の各種印字を実行するものである。
本例に係る駆動を行うために基本的には小径ドツトデー
タを格納するメモリ領域と大径ドツトデータを格納する
メモリ領域をRAM57内にもち、これらを印字吐出要
求に応じて吐出要求位置で吐出して印字実行するもので
ある。また、上記整数倍のドツト間隔をあけてヘットを
搭載するのは、両者のヘッドを同時駆動して印字するこ
とが可能だからである。
第16図は本例に係る基本駆動の概略を示す。すなわち
、ステップ51601でデータ受信したものに対してス
テップ51602で印字形態の判別を行ない、キャラク
タであれば大径ドツト用のメモリ領域をItAM57に
rRA旧」として確保しくステップ5lfi03)、イ
メージであれば小径ドツト用のメモリ領域をRAM57
内にrRAM2Jを確保する(ステップ51604)。
これらRAMIおよびRAM2の各々のメモリ領域は1
ラインの総印字ドツトのメモリ領域である。例えば、1
キヤラクタを横36×縦48ドツトで136桁の印字が
可能プリンタであれば、約29にバイトのメモリ領域を
RAMI、 RAM2に各々もっこととなる。
そして、キャリッジを不図示のモータにより移動させ、
印字開始位置から印字を行なう。この印字に際しては、
キャリッジの往復印字が行なわれるのであれば、往時ま
たは復時の印字方向によって先に吐出動作を行うヘッド
が当然異なることになる。そして始めに吐出するヘッド
に応じて読み出されるデータもRAMI、 RAM2い
ずれかに切換える。すなわち、往時の印字であればヘッ
ド4Bから印字が開始されるため、RAMIからデータ
を読み出し、始めにヘッド4Bに印字実行をさせ、前記
整数倍のドツト分の形成後ヘッド4Sの駆動も加わる。
ヘッド4SのデータはRAM2に格納されており、印字
中容々のRAM領域からのデータを各々のヘッドで印字
実行することになる。これらの説明に対応するのがステ
ップ51605である。以下具体例を挙げて説明する。
例えば、第17図に示すように記録用紙2の1ライン中
に符号1701で示すような印字を実行するときの全体
のフローチャートを第18図に示し、主要部を以下に説
明する。なお、ステップSl〜S8は第8図と同様であ
る。
ステップS9においてキャラクタかイメージか印字形態
の判別を行ない、キャラクタであればステップ5IBO
Iに進み、印字キャラクタである’123゜のキャラク
タジェネレータCGによるイメージ展開を行い、RAM
Iに格納する。一方、ステップS9でイメージであると
判定されれば、IIAM2に印字イメージデータの格納
を実行する。各々の格納の状態を第19図に示すに、R
AMI、 RAM2にはそわぞれ印字データのみが格納
され、その他の部分はブランクとなっている。次に、ス
テップ51803において、往復印字の印字方向の判別
を行なう。往時であれば、ステップ51804で往時方
向(記録紙に向かって左から右)へ移動するようにモー
タ駆動し、ステップ51805においてキャリッジ6の
移動に伴いヘッド4Bの印字開始位置か否かを検出し、
印字位置になるとステ・ンブ51801iでRAMIか
らデータを読み出し印字を実行してゆく。これと共にヘ
ット4Sの印字開始位置を検出する。この場合第19図
にも示すように1ラインの全印字ドツトを領域にもって
いるRAMI、 RAM2の内の印字データは、各々の
領域の一部であり、その他のブランクとなっているので
、RAMIからのデータは初めはブランクで実際は印字
されず、キャリッジの移動に伴なって印字データ(’1
」、r2」、’3J)が格納されているところに読み出
し位置が至ったとき始めて印字がなされる。
次に、キャリッジの移動に伴ない、ヘッド4Sの印字開
始位置がステップ51807で検出されると。
この時点からステップ51808に示すようにヘッド4
BはRAMIより、ヘッド4SはRAM2よりデータを
読み出し、両者のヘッドを駆動して印字を実行してゆく
。また、上記と同様に、RAM2からのデータ印字は、
印字データ(イメージ)が格納されているところのみと
なる。
ヘッド4Bおよび4SのRA旧、 RAM2からの印字
データの実行が続き、1ラインに第17図中符号170
1で示した印字が実行され、ステップ51809でヘッ
ド4Bが印字終了位置となると、これ以後はヘッド4S
のみの駆動となりステップ51810でRAM2から印
字データを読み取り、ヘッド4Sによる印字を実行する
。そして、ステップ51811でヘッド4Sの印字が終
了すると、ステップ521 に進みキャリッジモータを
停止し、紙送りを実行し、以下前記同様ステップ522
で紙送りを終了を検出し、ステップS7のインターフェ
ース信号出力に戻る。
また、ステップ51803で復時の印字であれば、今度
は上記とは逆にヘッド4Sの方からの印字となり、ステ
ップ51804°で復時方向(記録紙に向って右から左
)ヘモータを駆動してキャリッジ6を移動させ、ステッ
プ51812でヘッド4Sの印字開始位置が検出される
とステップ51813でRAM2からデータを読み出し
、ヘッド4Sを駆動して印字実行してゆくにれと共にヘ
ッド4Bの印字開始位置を検出する。このときの印字は
前記と同様、RAM2内のイメージデータのあるところ
で実行され、それ以外のブランクのところは印字されな
い。
ステップ51814でヘッド4Bの印字開始位置が検出
されると、前記同様、ステップ51815においてこの
時点からヘッド4BはRAMIより、ヘッド4SはRA
M2よりデータを読み出し、両者のヘッドを駆動して印
字を実行する。
そして、ステップ51816でヘッド4Sが印字終了と
なると、ヘッド4Bのみの駆動となり、ステップ518
17でRA旧からデータを読み出し、ヘッド4Bによる
印字を実行し、ステップ51818でヘッド4Bの印字
が終了するまでこれを繰り返す。
ステップ5181Bでヘッド4Bの印字が終了すると、
ステップ521へ進みキャリッジモータを停止し、紙送
りを実行し、ステップS22で紙送り終了を検出してス
テップS7のインターフェース信号出力に戻る。
以上の手順により、ドツト径の異なるヘッドを用いて吐
出用のヒータに対する複雑な制御無しにイメージおよび
キャラクタか含まれる第17図のような画像を鮮明に印
字することが可能となる。
次に、他の実施例としてドツト径可変のヘッドを複数本
キャリッジに搭載し、印字形態に応じて、それぞれのヘ
ッドのドツト径を可変とし、メモリから読み出される印
字データを複数本のヘットで協働して印字させ、スピー
ドアップと高印字品位との両立を図るようにした例につ
いて説明する。
第20図は本例に係るインクジェット記録装置を示し、
ドツト径を可変とできるヘッド4^および4C(ドツト
径変更手段については前記と同様である)をキャリッジ
6に搭載しである。そして、ホストコンピュータから転
送されてくる印字データに応じて両者のヘッドのドツト
径を可変とし、メモリRAM57内に格納されているデ
ータを偶数番目の印字と奇数番目の印字とに分け、元々
のヘッド吐出周波数の2倍のスピードを得るとともに、
印字形態に応じた高品位の印字が可能となるようにした
ものである。
まず、1ライン中にキャラクタまたはイメージのいずれ
か一方のみが含まれる際の印字を行なう場合について説
明する。
ホストコンピュータから転送されたデータによる印字デ
ータが、第21図中符号2101で示すようなものであ
る場合、これらのキャラクタデータを第22図(A)に
示すようなキャラクタジェネレータ56によるドツトマ
トリックスのイメージに展開し、これをRAM57の一
部の領域2201に1ラインの印字ドツトイメージデー
タとして格納する(領域2201は1ライン全てのドツ
ト領域をもつ印字バッファである)。そして印字時には
、これらのドツトの列方向の偶数番目と奇数番目とをそ
れぞれヘッド4Aと4Cとに割り当て、両者共ドツト径
をキャラクタに合わせて大径のドツト径とし、それぞれ
のヘッドの印字周波数としては1ドツト間隔をあけた周
波数として印字を行うと、印字スピードは2倍となる。
すなわち、キャラクタに合わせた大径ドツトで印字実行
する際に、スピードと高印字品位と双方を満足すること
が可能となる。
以下、この形態を第23図に従って詳述する。なお、本
手順は第18図のステップS8からステップS21 ま
での間のフローチャートを置き換え、データ受信から印
字終了までを主としている。
第23図において、ステップS8でホストコンピュータ
からの印字データを受信し、1ラインの印字がキャラク
タかイメージかのいずれかの単一の印字形態の場合に、
ステップ52301においてキャラクタの車−印字かイ
メージの単一印字かを判別し、キャラクタであればステ
ップ52302へ進んでヘッド4A、 4C両者から吐
出するドツト径を両方共、大径ドツトにセットする。一
方、イメージであればステップ52303において小径
ドツトにセットする。この大小ドツト径の吐出準備とし
ては、前記のようにパルス幅や電圧等を変化されること
によりセットすることができる。第21図のような印字
を行う場合にはステップ52302で大径ドツトのセッ
トが行われる。
次に、キャリッジを駆動して印字を実行してゆくが、こ
の印字は前記大径ドツト用のヘッド4Bと小径ドツト用
のヘッド452木を駆動した場合の第18図示の手順と
同様に、両方向の印字を行うのであれば、2木のヘッド
のキャリッジ6上に載置された位置により、前記第15
図(B)の説明と同様それぞれの印字位置に達した時点
より、いずれか−方のヘッド駆動によって印字が開始さ
れる。そして、キャリッジの移動に伴ってもう一方のヘ
ッドの印字開始位置より両ヘッド同時駆動となり、印字
終端部においてはヘッドの載置間隔分だけ後から印字を
開始したヘッドのみの駆動によって印字実行してゆくも
のである。すなわち、前記同様ステップ52304にお
いて往復印字の印字方向の判別を行ない、往時であれば
ステップ52305で往時方向ヘモータを駆動し、ステ
ップ52306においてキャリッジ6の移動後ヘッド4
Cの印字開始位置か否かを検出する。印字開始位置が検
出されると、ステップ52307でRAM57よりデー
タ’01234・・・八BCDE。
に関してヘッド4Cに対応する奇数列のドツトデータ(
例えば第22図(A)の“1”のドットマトリクス中の
1列、3列・・・のドツトデータ)を読み出し、あらか
じめステップ52302でセットした大径ドツトベツド
4Cを駆動してインク吐出を行わせ、キャラクタr01
23・・・ABにDE、の奇数列ドツトの印字を実行し
てゆく。そして、ステップ52308でヘッド4Aの印
字開始位置を検出し、検出できない場合にはステップ5
2307 とステップ52308を繰り返し、ステップ
5230Bでヘッド4Aの印字開始位置が検出されると
、これより、ステップ52309において、RAM57
よりヘッド4C14^両者のデータを読み出し、印字デ
ータro1234・・・ABCDE、の奇数列のドツト
データはヘッド4C,偶数例(例えば第22図(A)の
“1”のドツトマトリクス中の2列、4列・・・)のド
ツトデータはヘッド4Aを駆動して、印字を実行してゆ
く。
ステップ52309の印字が続き、1ライン印字の終端
近くなると、ヘッド4Cとヘッド4Aとのキャリッジ上
の位置関係から、最後はヘッド4Cとヘッド4Aの位置
ズレ分だけヘッド4Aの印字となる。このタメニ、上記
ステy フ52309 (7) ’01234=ABC
DE」ノ印字およびステップ52310のヘッド4Cの
印字が終了したか否かの検出を行ない、否の場合には上
記ステップ52309 とステップ52310の検出処
理とを繰り返し、検出された場合には、ステップ523
11よりRAM57の印字データの中のヘッド4Cとヘ
ッド4Aの位置ズレ分だけ印字終端部での偶数データ列
をヘッド4Aによって駆動する。そして、ステップ52
312においてヘッド4Aの印字終了が検出されるまで
これを繰り返し、終了が検出されるとステップ521の
キャリッジモータ停止、紙送りを実行する。
ここまでの印字は、キャリッジが左から右への往方向に
移動されるときの印字であるが、逆にキャリッジが右か
ら左への復方向に移動されるときの印字の場合をステッ
プ52313からステップ52320に示す。
ステップ52304で復方向の印字と判断すると、ステ
ップ52313で復方向ヘモータを駆動し、キャリッジ
を右から左へ89)3させる。ステップ52314でヘ
ッド4Aの印字開始位置が検出されると、ステップ52
315でRAM57より印字データを読み出すが、この
ときの印字データはキャリッジの移動方向が右から左で
あるため、ヘッド4^からの印字が先となりRAM57
より偶数列データを読み出し、ステップ52302でセ
ットした大径ドツトでヘッド4Aを駆動する。そして、
ステップ52316でキャリッジの移動に伴って次のヘ
ッド4Cの印字開始位置を検出する。ステップ5231
6でヘッド4Cの印字開始位置が検出されると、ステッ
プ52317でRAM57より、ベツド4A、 4Cに
係る双方のデータを読み出し、ヘット4肩よ偶数列のド
ツトデータを、ヘッド4Cは奇数列のドツトデータを印
字実行する。そして前記同様ステップ52318でヘッ
ド4Aの印字終了が検出されるまでステップ52317
とステップ5231Bを繰り返し、ステップ52318
でヘッド4^の印字終了が検出されると、それ以後はヘ
ッド4Cのみの印字となり、ステップ52319におい
て、RAM57 よりヘッド4Gに対している奇数列ド
ツトの印字ドツトデータを読み出し、ヘッド4Cを駆動
して、1ラインの印字を完成する。これをステップ52
320のヘッド4Cの印字終了検出の手順と共に実行し
、印字終了が検出されるとステップS21のキャリッジ
モータ停止、紙送り実行を行う。
以上の説明のように、lライン中の印字データが、キャ
ラクタかイメージかの単一の場合に、2本のヘッドのド
ツト径をそろえ、RAM内の印字ドツトデータを偶数列
と奇数列とに分け、それぞれに対応したヘッドで協働し
て印字を行うことにより、各ヘッドの最大吐出周波数の
2倍の印字スピードを得、しかも印字データの間引き等
もない高品位の印字が得られる。
次に、1ライン中にイメージデータとキャラクタとが混
在する場合に、ドツト径の可変できるヘッドを複数本搭
載してスピードアップが得られ、かつキャラクタ、イメ
ージ混在データに対しても高品位の印字が行われる制御
の態様を以下に説明する。
そのような混在データの一例として、lラインの印字デ
ータが第24図中管号z401に示すようなものであっ
たとすると、キャラクタ「八BC,はキャラフタジェネ
レータ56によって前記同様ドツトイメージに展開され
、第25図(八)に示すように他のイメージデータは、
その印字ドツトデータとキャラクタのドツトデータと共
にRAM57の一部の傾城2501に格納する。ここで
、領域2501はlライン全印字ドツトの領域をもつ1
ライン印字バッファである。領域2501の各ドツト列
にはさらに1ビツトずつの領域2502が設けてあり、
各ドツト列単位にRAM57 に格納されるときにキャ
ラクタのドツト列に対しては“0”、イメージのドツト
列に対しては”l”を付して格納する。キャラクタの場
合、キャラクタジェネレータ56で展開後、ドツト列単
位で格納する時に“0”を付し、イメージの場合は転送
データ列単位に“1”が付されて格納される。例えば、
第25図(B) に示すように、千鳥模様のイメージの
ときには領域2502の1.2、・・・の領域には“1
”が付され、ドツト展開されたキャラクタの場合には1
’ 、 2’ ・・・のように“O”が付されて格納さ
れている。
RAM57への印字ドツトデータの格納後、第20図に
示すようにドツト径を可変できるヘットを2木使用して
RAM57の印字ドツト列を奇数と偶数に分け、それぞ
れのヘッド、例えばヘッド4Cを奇数列、ヘッド4Aを
偶数列に対応させ、印字時に領域2502のビットをド
ツト列と共に読み出し、領域2502に付加したビット
の“0″かl”かの状態によってドツト径を可変とし、
横方向1ドツト間隔で印字実行してゆく。
ヘッドとしては各ヘッドが1ビツト間隔で印字してゆく
ために最大吐出周波数の2倍のスピードが得られ、印字
としては全てのドツトイメージを印字し、かつキャラク
タに対しては大径ドツト、イメージに対しては小径ドツ
トと、印字形態に対応して印字実行できるので、高品質
の印字が得られることとなる。
以下、第26図の手順に従って説明を行う。
木手順は第23図示の手順と同様に、第18図のステッ
プS8からステップ521までの間の処理ステップを置
き換え、データ受信から印字終了までを主としている。
第26図において、ステップS8でホストコンピュータ
から第24図のような印字データを受信し、ステップ5
2601で受信データがキャラクタかイメージかの解析
を行なう。ステップ52601でキャラクタであると判
定されればステップ52602においてキャラクタジェ
ネレータ(CG)56によって各キャラクタとドツトマ
トリクスのイメージに展開し、RAM57の領域250
1の印字位置と対応したアドレスに格納する。この格納
に際しては、格、納するドツト列単位に1ビツト(領域
2502)追加し、ここにキャラクタのドツト列である
ことを表わす“0”を−緒に格納する。
このドツト列単位にビットを設けてキャラクタの”0“
、イメージの”1”を格納するのは、ヘッドが1バスで
1ラインの印字が可能なものを用いているためであり、
1ビツト列の最大ドツトをヘッドの吐出口数が同じかま
たは越えているものを用いているためである。例えば1
/380インチピッチの吐出口を64個もつヘッドを使
用して最大段60ドツトの印字を行なうような場合であ
る。本実施例の場合、「八BC,がドツトイメージ展開
され、各ドツト列単位のRAM57の領域2501への
格納時に、領域2502の1ビツトに0″を付して印字
位置と対応したアドレスに格納される。
ステップ52601でイメージであると判定された場合
には、ステップ52603でRAM57の領域2501
の印字位置に対応したアドレスにドツトイメージデータ
が格納される。この格納時には、キャラクタのときと同
様に縦のドツト列単位に行なわれ、領域2502のビッ
トには“1”が付されて格納される。本実施例では千、
1模様の印字データがイメージを表わす“1”と共に印
字位置と対応するアドレスに格納される。 RAM57
の1ラインバツフア2501、付加ビット領域2502
への印字データの格納が終了すると、印字実行シーケン
スに移る。
ステップ52804では印字前のキャリッジの位置によ
り印字方向の判別を行なう(前記したものと同様往復印
字を前提とする)。ここでは、往時の印字について詳細
を述べる。
ステップ52604において、往時の印字と判断すると
、ステップ52605でキャリッジ駆動用モータを往方
向へ駆動する。モータの駆動によりキャリッジ6の移動
に伴ない、キャリッジ上の2木のヘッドの内の先に印字
を行なうヘッド4Cの印字開始位置か否かをステップ5
2606で検出する。ステップ52606のヘッド4C
の印字開始位置が検出されると、前記のようにあらかじ
め対応させたヘット4CのRAM57内の1ライン印字
バッファ2501と付加ビット2502=の奇数ドツト
列のデータをステップ526Q7で読み出し、次のステ
ップ52608で読み出した領域2502からその印字
データがキャラクタかイメージかを判断する。すなわち
、”0”であればキャラクタ、“1”であればイメージ
であり、ステップ52609またはステップ52610
に進み、“O”の場合にはキャラクタに対応した前記パ
ルス幅や電圧の変更等による大径ドツトで印字ヘッド4
Cを駆動し、“1”の場合には、イメージに対応した小
径ドツトで印字を実行する。次に、キャリッジの移動に
伴ないRAM57の領域2502.2501の偶数列ド
ツトに対応した、ヘッド4Aも印字実行できる位置に移
動してゆくが、ステップ526+1でヘット4への印字
開始位置が検出されると、これ以降はヘッド4G、ヘッ
ド4八両方の印字となるため各々のヘッドの印字印字に
対応してRAM57内の印字バッファ25月およびキャ
ラクタ/イメージ判別ビット2502の奇数、偶数のド
ツト列およびビットをステップ52612で読み出す。
そして、ステップ52613において、読み出したドツ
ト列の領域2502のビットが前記同様“0”か°゛ビ
′を判別し、“0″であればステップ52614におい
て偶数ドツト列はヘッド4A、奇数ドツト列はヘッド4
Cをドツト径を大として駆動し、“1 ”であればステ
ップ52615で上記各ヘッドの吐出ドツト径を小とし
て駆動して印字を実行する。
本実施例においては、印字データは第24図に示したよ
うなものであるから、始めのイメージ印字部分を偶数、
奇数それぞれのヘッド4A、 4Cを小径ドツトで駆動
して印字し、その後キャラクタのrABC,のどころで
大径ドツトに変更して印字している。
この2木のヘッド4C14^の奇数列、偶数列のドツト
データの読み出しと、そのデータに応じたドツト径での
印字をステップ52612からステップ52616でヘ
ット4Cの1ラインにおける印字終了まで繰り返し、ス
テップ5261Bでヘッド4Cによる印字が終了すると
、その後は偶数列データのヘッド4八による印字のみと
なる。
ステップ52617において、RAM57の領域250
1゜2502の偶数列ドツトのデータを読み出し、前記
と同様にステップ52618で読み出したデータの内の
領域2502のビットを調べ、そのビットが“0“の場
合、ヘッド4^の駆動は大径ドツトで行なわれ(ステッ
プ52619)、“1”の場合小径ドツトで行われる(
ステップ52620)。
そして、ステップ52621でヘッド4Aの印字が終了
するまで前記ステップ52617からステップ5262
1を繰り返し、印字終了が検出されると、ステップ52
1でキャリッジモータを停止し、紙送りを実行する。
以上が1ライン中にイメージとキャラクタが混在したと
きのスピードアップと高印字品位とを両立した処理手順
の往印字での主要な説明であったが、複印字の場合(ス
テップ52622)には、ヘッド4Cと4八との印字順
序が逆となりRAM57の印字バッファ2501.25
02からのデータ読み出しも逆となるが、各ヘッドに対
応した奇数列、偶数列およびキャラクタ・イメージ対応
ビット2502を読んで、大径ドツト、小径ドツトを制
御するのは変わらない。
以上、1ライン中にイメージデータとキャラクタが混在
したときに、ドツト径の可変できるヘッドを複数本キャ
リッジに搭載してスピードが高くキャラクタ・イメージ
双方に対しても高品位の印字を実行できる制御を説明し
た。
なお、本実施例においては、キャラクタとイメージの印
字形態について説明したので、その判別に各ドツト列に
対して1ビツトをRAM内に設けたが印字形態をさらに
増す場合には、このビットをさらに増やせばこれに対応
が可能である。
また、本発明は、上述の各側のみ限られず、木発明の要
旨を逸脱しない種々の変形が可能である。例えば、本発
明はシリアルプリンタ形態のインクジェット記録装置の
みならず、ラインプリンタ形態のものであっても適用で
きる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、ホストコンピュ
ータ等から転送されるデータの印字形態に応じて、それ
に対応するドツト径を変更して印字を行うようにしたの
で、文章と画像出力のような印字形態でも、適正なドツ
ト径で印字することが可能となり、より高品位の印字が
得られることとなった。
また、ドツト径の異なるヘッドを複数本用いて、各種印
字形態に応じて対応したヘッドを駆動するようにすれば
、複雑な制御を施すことなしに適切なドツト径で高品位
の鮮明な印字が可能となる。
ざらに、ドツト径を可変できるヘッドを複数本用いて文
章や画像等の異なる印字形態に応じて各々のヘッドをド
ラ径を変えて駆動することにより、スピードアップと高
印字品位との両立が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るインクジェット記録装
置を示す斜視図、 第2図はそのインクジェット記録装置のヘッド内部構成
例を示す斜視図、 S3図(^)〜(F)は本例に係るインクジェットヘッ
ドの吐出原理を説明するための説明図、第4図は本例に
係るインクジェットヘッドの外観構成例を示す斜視図、 第5図は本実施例に係る制御系の構成例を示す回路ブロ
ック図、 第6図はヘッド駆動電圧切り換え回路の構成例を示す回
路図、 第7図(A)および(B)は、それぞれヘッドの温度を
制御するための複数の加熱ヒータを設けた場合の機械的
構成例およびその駆動回路の例を示す回路図、 第8図は印字形態に応じてパルス幅を変更する処理手順
の一例を示すフローチャート、第9図は印字形態に応じ
て電圧を切換える処理手順の一例を示すフローチャート
、 第1O図は印字形態に応じてヘッド温度を切換える処理
手順の一例を示すフローチャート、第11図は印字形態
に応じて複数の加熱ヒータを制御してヘッド温度を切換
える処理手順の一例を示すフローチャート、 第12図は印字形態に応じて電圧およびパルス幅を変更
する処理手順の一例を示すフローチャート、 第13図は印字形態に応じてパルス幅とヘッド温度を変
更する処理手順の一例を示すフローチャート、 ′fS14図は印字形態に応じてパルス幅と複数の加温
ヒーターの制御によるヘッド温度を変更する処理手順の
一例を示すフローチャート、 第15図(A)は本発明の他の実施例に係り、ドツト径
の異なるヘットを搭載したインクジェット記録装置の構
成例を示す斜視図、 第15図CB)はそれぞれのヘッド駆動態様を説明する
ためのタイミングチャート、 第16図はドツト径の異なるヘッドを用いたときの印字
形態に対応するための処理手段の概略を示すフローチャ
ート、 第17図は本例による印字サンプルを示す説明図、 第18図はドツト径の異なるヘッドを用いて印字形態に
対応した各々のヘッドを駆動して印字実行する処理手順
の一例を示すフローチャート、第19図は印字形態に応
じドツト径の異なるヘッドを用いたときの各々のヘッド
に対応するメモリを説明するための説明図、 第20図は本発明のさらに他の実施例に係り、ドツト径
を可変にできるヘッドを複数本搭載したインクジェット
記録装置の構成例を示す斜視図、第21図は本例による
1ライン中同−印字形態のデータの印字時の印字サンプ
ルを示す説明図、第22図(A)は印字される文字のド
ツトマトリクスの一例を示す説明図、 第22図(B)は印字されるべき第21図示の文字がR
AM内の1ラインの印字バッファに格納される状態を説
明するための説明図、 第23図は1ライン中同−形態のデータの印字時にドツ
ト径を可変にできるヘッド複数本でこれを実施するため
の処理手順の一例を示すフローチャート、 第24図はlライン中に異なる印字形態のデータがある
ときの印字サンプルを示す説明図、第25図(^)は第
24図示の印字サンプルの印字形態がドツトイメージに
展開された後、各ドツト列の印字形態に対応したビット
と共にRAM内の1ライン印字バッファに格納された状
態を示す説明図、 第25図(B)は当該格納されたデータと印字形態の判
別とをさらに詳細に表わした説明図、第26図は1ライ
ン中に異なる印字形態のデータがあるときにドツト径を
可変にできるヘッド複数本でこれを印字実行するための
処理手順の一例を示すフローチャートである。 2・・・用紙、 4.4S、48.4A、4C・・・ヘット、6・・・キ
ャリッジ、 22・・・吐出口、 24・・・吐出ヒータ、 30・・・液路、 51・MPU 。 55・・−110M 。 56−・・キャラクタジェネレータ、 57・・・RAM 。 60・・・タイマ、 61・・・キャリッジモータ、 70・・・サーミスタ、 71・・・電圧切換回路、 81〜84.90・・・加熱ヒータ、 100・・・ドライバ。 25 第 図 第 図 (((( 第 16図 第21図 第24 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)インクの吐出口が設けられた記録ヘッドを有し、前
    記吐出口よりインク吐出を行わせることにより記録媒体
    に対して記録を行うインクジェット記録装置において、 前記インク吐出のために利用されるエネルギを発生する
    吐出エネルギ発生素子に対する駆動信号のパルス幅を変
    更する手段と、 前記駆動信号の電圧を変更する手段と、 前記記録ヘッドの温度を変更する手段と、 これら手段を単独または組合せて用い、記録されるデー
    タの形態に応じて前記吐出されるインク量を変調する制
    御手段と を具えたことを特徴とするインクジェット記録装置。 2)前記インク量の変調制御が可能な記録ヘッドを複数
    有し、前記記録されるデータの形態に応じて前記複数の
    記録ヘッドの各々の吐出インク量を異ならせる手段を具
    えたことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット
    記録装置。 3)前記記録ヘッドは前記記録媒体に対して所定方向に
    往復走査され、その過程で記録を行う形態を有すること
    を特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置
    。 4)前記吐出エネルギ発生素子は前記エネルギとして熱
    エネルギを発生する形態を有することを特徴とする請求
    項1に記載のインクジェット記録装置。 5)インク吐出口からのインク吐出量が異なる複数の記
    録ヘッドと、 記録されるデータの形態に応じて前記複数の記録ヘッド
    をそれぞれ駆動してインク吐出を行わせて記録を実行さ
    せる制御手段と を具えたことを特徴とするインクジェット記録装置。 6)前記記録ヘッドは前記記録媒体に対して所定方向に
    往復走査され、その過程で記録を行う形態を有すること
    を特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置
    。 7)前記吐出口に対応して設けられ、前記インク吐出の
    ために利用されるエネルギを発生するために設けられる
    素子は、前記エネルギとして熱エネルギを発生する形態
    を有することを特徴とする請求項5に記載のインクジェ
    ット記録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004501009A (ja) * 2000-06-30 2004-01-15 シルバーブルック リサーチ ピーティワイ リミテッド 隣接するノズルを用いたインクジェットの対欠点耐性
JP2004268426A (ja) * 2003-03-10 2004-09-30 Canon Inc インクジェット記録方法

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