JPH03108390A - ブロードエリアレーザ - Google Patents

ブロードエリアレーザ

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JPH03108390A
JPH03108390A JP24614289A JP24614289A JPH03108390A JP H03108390 A JPH03108390 A JP H03108390A JP 24614289 A JP24614289 A JP 24614289A JP 24614289 A JP24614289 A JP 24614289A JP H03108390 A JPH03108390 A JP H03108390A
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JP
Japan
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layer
waveguide
laser
active layer
heat sink
Prior art date
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Pending
Application number
JP24614289A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Hayashi
伸彦 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮果よ立肌且分互 本発明は、数十〜数百μmの発光幅を有し光情報処置お
よびレーザ加工等に用いられる半導体レーザに関し、特
にブロードエリアレーザに関する。
従来汝及止 上記半導体レーザの応用分野が拡大するにつれて、近年
、半導体レーザの高出力化の要求が高まっている。現在
ワットクラスの光出力が得られるものとしては、半導体
レーザアレイとブロードエリアレーザとが知られている
ここで、前者は導波路間の距離を短くして導波路を多数
並設し、隣接する導波路間でレーザ光をカップリングさ
せ、すべての導波路の位置を同期させることによって高
出力化を図るものである。
しかしながら、このような構成では、ファーフィールド
パターンが双峰となるためレーザ光を1点に集中できず
、且つ構造が複雑であるため製造工程が複雑化するとい
う課題を有していた。
一方、後者は導波路幅を数十〜数百μmと広くとり、レ
ーザ光出射端面の発光面積を大きくすることにより高出
力化を図っている。このように簡単な構造であるので、
前者に比べて製造工程が簡略化できるという利点がある
。しかしながら、発振横モードがマルチモード或いはフ
ィラメント発振となるため、小さなスポットに集光でき
ないという課題を有していた。このため、応用面ではエ
ネルギー源等への利用に限定されていた。
そこで、ブロードエリアレーザの発振横モードを制御(
基本モード化)すべく、前端面中央部に高反射部を設け
るようなものが提案されている(レーザ学会研究会報告
RTM−88−25)。
”しよ°と る しかしながら、このような構造では、レーザ端面におい
て微細加工が必要となるため、製造が難しくなり、量産
性に欠けるという課題を有していた。
本発明はかかる現状に鑑みてなされたものであり、発振
横モードの制御を可能とし且つ量産性に優れたブロード
エリアレーザを提供することを目的とする。
f   ”ゞ るための 本発明は上記目的を達成するために、導波路幅が広く且
つ活性層を有するレーザ素子がヒートシンクに固定され
たブロードエリアレーザにおいて、前記活性層とヒート
シンクとの間の熱抵抗が、前記導波路の中央部よりも導
波路の端部の方が大きくなるように構成されていること
を特徴とする。
作−U 従来のブロードエリアレーザは導波路内でpn接合に平
行な方向には屈折率の差を設けていないので、第5図に
示すように、基本横モードに加え多数の横モードで発振
する所謂多モード発振となるか、或いは組成や膜厚の僅
かなムラによってフィラメント状の発振となる。
ところが本発明によれば、以下に示す理由により基本横
モードによる発振が起こりやすくなる。
即ち、一般に0次横モード利得は下記(1)式により表
されるが、第5図に示すように高次モードの光強度は導
波路中央部よりも端に近い領域で大きなピークを有して
いる。
この場合、本発明の如く活性層とヒートシンクとの間の
熱抵抗が、導波路の中央部より導波路の端部が大きく構
成されていれば、発振状態においてpnn接合合部発生
した熱は導波路の端部より導波路の中央部の方がヒート
シンクに伝わり易くなるので、活性層における温度分布
は第3図に示すように導波路中央部が凹状となったプロ
ファイルを示す。一方、電流注入時に活性層で発生する
利得は温度の関数であり、温度が高い状態では利得が減
少し、温度が低い状態では利得が増加する。
したがって、ブロードエリアレーザのように導波路内に
略均−に電流注入を行い、且つ第3図のような温度分布
を示す場合には、レーザー内の利得の分布は、第4図に
示すように導波路の中央部の利得が導波路の端部より高
くなる。
一方、屈折率は温度により変化するものであり、温度が
上昇すれば屈折率が大きくなり、温度が下降すれば屈折
率が小さくなる。具体的には、温度が1℃上昇すれば屈
折率は約4X10−’変化することが認められた。した
がって、上記のような温度分布を有するブロードエリア
レーザの屈折率の分布は、第4図に示すように、導波路
の中央部が凹状となる。
以上示すように、本発明のブロードエリアレーザでは、
導波路の中央部が凹状の屈折率分布と、導波路の中央部
の利得が導波路の端部より高くなるような利得分布とを
有するため、高次モードの利得は基本モードの利得より
小さくなる。したがって、多モード発振を十分に抑制す
ることができ、基本横モードによる発振が起こり易くな
る。
加えて、例えば活性層とヒートシンクとの間における導
波路中央部を除いた領域に、半導体レーザに用いられる
材料中で比較灼熱電導の悪い材料(ex、GaA 1八
S)を配置すれば、活性層とヒートシンクとの間の熱抵
抗が導波路の中央部よりも導波路の端部の方が大きくな
る。このように簡単な構造であるので、容易に製造でき
量産性に優れることになる。
スー」にA 本発明の一実施例を、第1図及び第2図(a)〜(c)
に基づいて、以下に説明する。
第1図に示すように、面方位(100)のn型GaAs
から成る基板lの表面には、厚み2.0μmのn型Ga
o、 5B711 o、 4Jsから成る第1クラッド
層(Seドープ、  n = 5 XIO”cn+−’
)  2と、厚み0.08μmのGao、 94A l
 o、 ohAsから成る活性層〔ノンドープ〕 3と
、厚み1.8μmのp型Gao。
、sA 1゜、4□Asから成る第2クラッド層(Zn
ドープ。
p = 2 XIO”011−”) 4と、厚み0.5
μmのp型GaAsから成る第1キャップ層(Znドー
プ、p= 2 X1019cm−’)  5とが順に形
成されている。上記キャップM5上には、厚み1.0μ
mのp型Gaa、 ssA l! o、 azAsから
成る低熱電導層(Znドープ。
p = 5 XIOI8am−3) 6と、厚み0.5
μmのp型GaAsから成る第2キャップ層(Znドー
プ、p=5 XIO”ell−’) 7とが形成されて
おり、これら低熱電4層6と第2キャップ層7との中央
部には蝕刻部8が形成されている。上記第2キャップ層
7上の図中端部にはS i Ozから成る絶縁層9が設
けられている。この絶縁層9と第2キャップ層7と蝕刻
部8内の第1キャップ層5上には表電極10が、また前
記基板1の裏面には裏電極11がそれぞれ形成されてい
る。
尚、上記実施例においては、電流注入幅(絶縁層9が設
けられていない部位の幅)wlは150μmとし、且つ
蝕刻部8の幅W2は25μmとしている。
ここで、上記構造の素子の製造方法を、第2図(a)〜
(c)に基づいて、以下に説明する。
先ず、同図(a)に示すように、エピタキシャル結晶成
長法により基板1の表面に、第1クラツドN2と活性層
3と第2クラッド層4と第1キャップ層5と低熱電導層
6と第2キャップ層7とを形成する。尚、上記エピタキ
シャル結晶成長法としては、膜厚の均一なMO−CVD
法やMBE法を用いるのが望ましい。次に、CVD或い
は蒸着法を用いて第2キャップ層7上に絶縁層9を形成
した後、幅W、となるように絶縁層9をストライプ状に
エツチングする。これにより、同図(b)に示すように
、電極ストライプが形成される。次いで、同図(c)に
示すように、低熱電導層6と第2キャップ層7とを幅w
2となるようにエツチングする。この後、基板1の厚み
を100μmまで削った後、基板1の裏面に裏電極11
を、第2キャップ層7等の表面に表電極10を形成する
これにより、第1図に示す素子が作製される。
しかる後、ジャンクションダウン方式により、上記素子
の表電極10側の面をヒートシンクに融着させる。尚、
この場合の融着材料としては、GaAsやAlGaAs
よりも熱電導の良いものを使用することが望ましい。こ
れは、導波路の中央部は凹状となっているため導波路の
端部より融着材料が多く存在するが、融着材料がGaA
s等よりも熱電導が悪ければヒートシンクから放熱され
ず、導波路の中央部の温度が上昇するからである。
ここで、上記実施例では発光幅は略W、となるが、Wl
で示す領域中でもW2で示される領域は低熱電導層6(
熱電導率:0 、 12 W/cm−deg)と第2キ
ャップ層7(熱電導率= 0 、 5 W/c+w・d
eg )とが存在しないため、W2で示される領域はW
1中のW2を除く領域より熱抵抗が小さくなって活性層
3の温度が低くなる。したがって、W2で示される領域
はW、中のW2を除く領域より屈折率が低くなると共に
利得が多くなるので、多モード発振を十分に抑制するこ
とができ、基本横モードによる発振が起こり易くなる。
尚、本実施例ではGaAjlAs系DHレーザを例にと
り説明したが、これに限定するものではなく、InGa
AsP系、InGaAsP系等他の材料の半導体レーザ
や、量子井戸構造、SCH構造の半導体レーザにも応用
することができる。
また、絶縁層9は上記実施例の如<SiO□に限定され
るものではなく、Si3N4やポリイミド等、半導体に
通常用いられる絶縁材料を用いることも可能である。
更に、本実施例では熱電導率の小さな低熱電導層6を通
常よりも多く積層しているので、素子の大きさは通常よ
り若干大きくなるよう(具体的には500〜750μm
)に構成することが望ましい。このように構成すれば、
発熱による光出力の熱飽和を緩和することができるので
、光出力の変動を防止することができる。
4゜ 溌1とカニ果 以上説明したように本発明によれば、簡単な構造で横モ
ードを制御しつつ、数百〜数千mWの光出力を得ること
ができる。したがって、量産性に優れると共に、大出力
のレーザ光を容易にレンズ等により1点に集光できるの
で、レーザを用いた微細加工、光情報処理等幅広い分野
への応用が可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロードエリアレーザを示
す断面図、第2図(a)〜(C)はブロードエリアレー
ザの製造工程を示す断面図、第3図は本発明のブロード
エリアレーザの活性層の温度分布を示すグラフ、第4図
は本発明のレーザの屈折率と利得との分布を示すグラフ
、第5図は従来のブロードエリアレーザの横モード分布
を示すグラフである。 1・・・基板、3・・・活性層、6・・・低熱電導層、
7・・・第2キャップ層。 第2 図 第1 4L! イL :fL イ11

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導波路幅が広く且つ活性層を有するレーザ素子が
    ヒートシンクに固定されたブロードエリアレーザにおい
    て、 前記活性層とヒートシンクとの間の熱抵抗が、前記導波
    路の中央部よりも導波路の端部の方が大きくなるように
    構成されていることを特徴とするブロードエリアレーザ
JP24614289A 1989-09-20 1989-09-20 ブロードエリアレーザ Pending JPH03108390A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24614289A JPH03108390A (ja) 1989-09-20 1989-09-20 ブロードエリアレーザ

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JP24614289A JPH03108390A (ja) 1989-09-20 1989-09-20 ブロードエリアレーザ

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JPH03108390A true JPH03108390A (ja) 1991-05-08

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ID=17144110

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JP24614289A Pending JPH03108390A (ja) 1989-09-20 1989-09-20 ブロードエリアレーザ

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JP (1) JPH03108390A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009119201A (ja) * 2007-11-09 2009-06-04 Yuko Yoshino 衣類、布製品用の縫い代付きデザイン面ファスナー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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