JPH03107946A - 熱定着装置 - Google Patents

熱定着装置

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JPH03107946A
JPH03107946A JP24707389A JP24707389A JPH03107946A JP H03107946 A JPH03107946 A JP H03107946A JP 24707389 A JP24707389 A JP 24707389A JP 24707389 A JP24707389 A JP 24707389A JP H03107946 A JPH03107946 A JP H03107946A
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JP
Japan
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endless belt
roller
sheet
developer sheet
color
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JP24707389A
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Takakuni Sonoda
園田 敬邦
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、感光性記録媒体を使用した複写機及びプリン
ター等の文字及び画像記録装置に使用される熱定着装置
に関するものである。
[従来技術] 従来のベルト式熱定着装置の基本構成を第4図に示す。
顕色剤シートは熱定着装置の入口シュート191に導か
れて、熱ローラ182と押えローラ183の当接部に接
近する。熱ローラ182はヒーター181によって加熱
されており、温度検知センサー187により常に熱ロー
ラ温度を検知して図示しない温度制御回路により温度を
一定に調節している。押えローラ183は加圧バネ18
6により熱ローラ182に一定の圧力で押し当てられて
おり、エンドレスベルト184と顕色剤シートを密着す
るように構成されている。エンドレスベルト184は熱
ローラ182と補助ローラ185の間で周回するように
張り巡らせてあり、補助ローラ184はエンドレスベル
ト184の張力を一定に保つためにテンショナーバネ1
88で熱ローラ182と反対方向に押圧されている。
顕色剤シートは熱ローラ182と押えローラ183によ
り加熱・加圧され、顕色剤面がエンドレスベルト184
に密着しベルト表面に粘着する。
エンドレスベルト184は冷却区間192において冷却
ファンによって空冷されている。顕色剤シートに塗布さ
れている一旦熱溶融されたバインダーポリマー(結着樹
脂)は冷却されることによって粘度が高くなりベルト表
面からはがれやすくなる。エンドレスベルト184およ
び顕色剤シートが充分に冷却された時点で顕色肘シート
が補助ローラ185の部分に到達するとシート自身の有
する弾性によってエンドレスベルト184から曲率分離
される。顕色剤シートが剥離されたエンドレスベルトは
シリコンオイルを含浸したフェルト190でベルト表面
のクリーニングを兼ねてシリコンオイルをベルト表面に
塗布される。シリコンオイルは顕色剤シートがベルトか
ら剥離する際の補助作用を有する。
[発明が解決しようとする課題] 熱ローラの表面温度は顕色剤シートを溶融するに充分な
高温(120℃〜180℃の範囲のある一定の温度)に
制御されている。従って押えローラで強力に加圧した場
合は顕色剤が顕色剤シートからエンドレスベルトに転写
してしまい画像欠陥を生じるため、あまり加圧力を太き
(するわけにはいかない。しかし、加圧力が弱いとエン
ドレスベルトと顕色剤シートの密着がうまくいかず、画
像面に光沢ムラが生じたり、得にエンドレスベルトの表
面に細かいホコリやチリがついていた場合は、顕色剤シ
ートとエンドレスベルトの密着が阻害されホコリやチリ
を中心にして円形の泡のような斑点が画像面に発生し、
得に顕色剤シートのベースがトランスペアレンジ−フィ
ルムのような場合に画像がみにくくなるという欠点があ
った。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、顕色剤シートとエンドレスベルトの密着性を
改善し、光沢ムラや、ホコリ・チリ等の付着による泡状
の斑点の発生を防止し、画像欠陥を最小限にすることを
目的としている。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本発明は、回転する無端ベル
トと、該無端ベルトと接触するシートを加熱する加熱手
段と、該加熱手段の下流において、前記シートを加圧す
る加圧手段とを備えたことを特徴とする。
尚、この加熱手段は、圧接される一対の熱ローラであっ
てもよいが、この圧接力は小さい方が良い。
また、前記加圧手段は少なくとも一方の表面硬度が20
°乃至60@ (JISA)の圧接される一対のローラ
であることが望ましい。
[作用] 上記の構成を有する本発明の熱定着装置は、加熱手段に
より加熱され顕色剤が溶融する。この時点では加圧され
ていないか、もしくは加圧力が弱い。そのためシートが
無端ベルト側に融着することはない。しかし例えばホコ
リ等が付着している場合では、その位置においてシート
と無端ベルトとの間にすきまが生じる。しかし無端ベル
トの回転により前記温度が下がる前に加圧手段に至り高
圧で加圧されるため、前記すきま部には熱が伝わる。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。
第2図はモノクロレーザプリンタ1とカラー画像記録装
置20とを結合配置した断面図である。
先ず、モノクロレーザプリンタ1はカラー画像記録装置
上部に植栽されている。レーザプリンタ1内のポリゴン
スキャナ2は帯電された感光体3上にレーザ光を照射す
ることにより静電潜像を描く。静電潜像が形成された感
光体3は現像器4で現像され、給紙カセット5から供給
される普通紙若しくはOHPシート上にトナー像を転写
し、定着器6で定着する。通常モノクロレーザプリンタ
1はホストコンピュータから伝送されるデータを記録す
る。
レーザプリンタ1からの出力は用紙パス切替部10にお
いて白黒の画像が必要な場合は排紙トレイ1−1または
排紙トレイ12へ送出され、カラー画像が必要な場合は
、排紙トレイ12へ送出された後、カラー画像記録装置
20内へ取り込まれる。
前記排紙トレイ12の先端側は、第2図に実線で示す位
置と鎖線で示す位置との間で回動可能であり、実線で示
す位置に位置する時、レーザプリンタ1からの出力され
た用紙がカラー画像記録装置20内へ取り込まれ、レー
ザプリンタ1から出力されるモノクロプリントされた用
紙3枚が1組となってカラー画像記録装置20のマスク
原版15 (15R,15G、15B)として利用され
る。
次にカラー画像記録装置20の構成について説明する。
即ち、カラー画像記録装置20の本体上部には、位置合
せ装置31、循環ガイド25及び並列に位置する2個の
収納部26.27が環状に連結されたマスク原版搬送装
置21が位置している。前記マスク原版搬送装置21の
位置合せ装置31と収納部26.27との間は、ガイド
部材22を介してモノクロレーザプリンタ1の排出トレ
イ12と連結されており、モノクロレーザプリンタ1か
ら出力された用紙(マスク原版)がマスク原版搬送装置
21内に導入される。また、ガイド部材22の下方のマ
スク原版搬送装置21内には、ゲート23が配置されて
おり、このゲート23によってガイド部材22により案
内されて搬送されてきたマスク原版15が位置合せ装置
31側か若しくは排紙トレイ30側かに振り分けられる
。また、循環ガイド25と2個の収納部26.27との
間にはゲート28が配置されており、このゲート28に
よって循環ガイド25により案内されて搬送されてきた
マスク原版15は、上側の収納部26側か下側の収納部
27側かに振り分けられる。一方、手差しトレイ29か
ら挿入されたマスク原版15は、手差しゲート24を介
してマスク原版搬送装置21内に導かれるようになって
いる。
前記位置合せ装置31は、透光性の誘電体材料(例えば
、ポリエチレンテレフタレー):PET)からなるベル
ト31aをエンドレス状に加工し、それを2本の回転軸
の間に張架して構成されている。前記2本のうち少なく
とも1本の軸は、図示しないモータにより回転駆動され
、軸の回転に伴なってベルト31aは第2図に矢印で示
す方向に循環駆動される。前記ベルト31gの表面は、
図示しない帯電装置(例えば、コロトロン)により帯電
させられ、前記マスク原版15を静電吸着力により吸着
するようになっている。また、前記ベルト31aの近傍
には、位置合せのためのセンサーが設けられており、マ
スク原版15の所定の位置に印字された位置合せマーク
を読み取ってマスク原版15を所定の位置にセットする
ように構成されている。
前記位置合せ装置31の上方には、露光装置41が配置
されており、この露光装置41は、位置合せ装置31に
沿って左右方向に移動可能である。
前記露光装置41は、線状の白色光源(以下単にランプ
と称す)42、ランプ42から光を反射すする反射板4
3及びランプ42と反射板43とを囲むように配置され
、赤色フィルター44Rと緑色フィルター44Gと青色
フィルター44Bとからなる色分解フィルター44から
構成されている。
感光記録媒体50は、例えば、特開昭62−14304
4号公報で公知の光重合開始剤を用いた光硬化性樹脂を
主材としたもので、レッド、グリーン、ブルーの各波長
の光に対して硬化する光硬化性樹脂と、シアン、マゼン
タ、イエローの各染料前駆体を内包したマイクロカプセ
ルが基材となるシートの上に塗布されたものである。前
記感光記録媒体50は、カートリッジ51内に感光しな
いように収納されている。カートリッジ51から引き出
された感光記録媒体50は、ベルト31aと露光台52
との間を通った後、固定ローラ56、たるみ取り装置5
5、可動ガイド64、圧力現像装置70及び駆動ローラ
57を経て巻取ローラ54に巻き取られる。前記露光台
52は、前記露光装置41により露光される時、カム5
3により上昇させられ、それによりベルト31aにより
搬送されてきたマスク原版15と感光記録媒体50とを
密着させる。また、前記固定ローラ56は、圧力現像装
置70で現像処理が行われる間、露光の終了した感光記
録媒体50を挟持固定する。更に、たるみ取り装置55
は、圧力現像装置70で現像処理が行われる間、感光記
録媒体50がたるむのを防止し、また、駆動ローラ57
は、感光記録媒体50を一定の速度で送ることができる
顕色剤シート60は、例えば特開昭58−88739号
公報に示された顕色剤をベース紙上に塗布して構成され
ており、カセット61内に顕色剤塗布面が下向きになる
ようにセットされている。
前記顕色剤シート60は、図示されていない駆動源によ
り間欠的に駆動される給紙ローラ62によりカセット6
1より一枚ずつ取り出され、圧力現像装置70に供給さ
れる。そして、顕色剤シート60は、露光済の感光記録
媒体50と重ね合せられた状態で圧力現像装置70の一
対の加圧ローラ71により加圧され、それにより、露光
によって感光記録媒体50上に形成された潜像が顕色剤
シート60上に可視像化される。
熱定着装置80は第1図に示すように構成されている。
圧力現像装置により現像された顕色紙は熱定着装置の入
口シュート91に導かれてヒートローラ82に架けられ
た高熱抵抗のエンドレスベルト84と押えローラ83の
当接部に接近する。
ヒートローラ82はヒーター81によって加熱されてお
り温度検知センサー87により常に温度を検知され図示
しない温度制御回路により温度を一定に調節されている
。押えローラ83は加熱バネ86によりヒートローラ8
2に一定の力で押し当てられており、エンドレスベルト
84と顕色剤シートを密着するように構成している。
エンドレスベルト84はヒートローラ82と補助ローラ
85の間で周回するように張り巡らせてあり、補助ロー
ラ85はエンドレスベルト84の張力を一定に保つため
にテンショナーバネ88でヒートローラ82と反対方向
に押圧されている。
圧力現像装置により現像された顕色流シートは熱定着装
置の入口シュート91に導かれて熱ローラ82と押えロ
ーラ83の当接部に接近する。
押えローラ83は加圧バネ86により熱ローラ82に弱
い力(線圧0−5kg/cm程度)で押し当てられてお
り、熱ローラの熱が効率良く顕色紙に伝達されるように
構成している。熱ローラの次には加圧ローラ93a、9
3bが設けられておリエンドレスベルト84と顕色紙が
完全に密着するように強い力(線圧1〜2kg/cm程
度)で加圧されている。この加圧ローラ93a、93b
の表面硬度は20″乃至60”  (JISA)である
ことが望ましく、本実施例では40°としている。
エンドレスベルト84は熱ローラ82と補助ローラ85
の間で周回するように張り巡らせてあり、補助ローラ8
5はエンドレスベルト84の張力を一定に保つためにテ
ンショナーバネ88で押圧されている。
以上のように構成された装置の動作を以下に説明する。
先ず、モノクロレーザープリンタ1により赤色用のマス
ク原版15Rが作成される。このマスク原版15Rは、
感光記録媒体50に塗布されたマイクロカプセルの中で
、シアン色の染料前駆物質を持つマイクロカプセルを硬
化させるべく、これ以外の部分に遮光像であるトナーを
のせたマスク原版である。
この時、モノクロレーザープリンタ1の排紙トレイ12
は実線で示す位置になっており、マスク原版15Rはガ
イド部材22により案内されてカラー画像記録装置20
のマスク原版搬送装置21の中に案内される。
この時、位置合せ装置31に、ほかのマスク原版15が
ないことが、前記位置合せ装置31のセンサーによって
確認された場合、ゲート23によりマスク原版15Rが
位置合せ装置31まで搬送される。
次に、位置合せ装置31は、マスク原版15Rを静電吸
着力によりベルト31aに吸着してしかるべき露光位置
まで搬送した後、マスク原版15Rに印字された位置合
せマークをセンサーが読み取りながら、図示しない駆動
源により、正確な位置に位置を合せる。
次に、感光記録媒体50を固定ローラ56が押え込み、
図示しない駆動源により、カム53が所定角度だけ回転
して、露光台52を上方へ押し上げることにより、感光
記録媒体50がマスク原版15Rを挾み込みながら位置
合せ装置31のベルト31aに密着する。
露光台52が位置合せ装置31に密着すると、ランプ4
2が点灯し、赤色フィルター44Rを介して、赤色の光
がマスク原版15Rを介して感光記録媒体50に露光す
るために、露光装置41が矢印A方向に走査露光を行う
。露光が終了すると、ランプ42が消灯し、露光装置4
1は矢印Bの方向に復動する。この時、露光装置41の
フィルターシリンダ44が、図示しない駆動源により回
転し、ランプ42の直下には緑色フィルター44Gが位
置する。
ここで、マスク原版15には、位置合せマークのほかに
、そのマスク原版がなに色の色分解マスク原版であるか
を示す色別マークを印字されており、位置合せ動作と同
時にセンサーで読み取る。
また、フィルターシリンダ44には、3種類の各フィル
ター441,44G、44Bの原点を検知するセンサー
が備えられていて、読み取った色別マークと、露光装置
41の各フィルター44R144G、44Bが対応しな
い場合は、フィルターシリンダ44が回転して所定の各
フィルター44R,44G、44Bに対応するようにな
っている。
露光装置41が復動する間、露光台52がカム53の回
転により下降し、感光記録媒体50が位置合せ装置31
及びマスク原版15Rから離間する。
この時、感光記録媒体50には、カートリッジ51の中
で感光記録媒体50のロール回転中心でパックテンショ
ンがかけられており、露光台52が上昇する時には露光
台52の上昇量に相当する長さが収納カートリッジ51
の中から引き出される。また、露光が終り、露光台52
が下降した時には、感光記録媒体50のたるみを取る方
向に巻き戻されるようになっている。
赤色用のマスク原版15Rによる露光が終了し、露光台
52の下降が確認されると、位置合せ装置31のベルト
31aが回転し、マスク原版15Rは、霜環ガイド部2
5を通った後、ゲート28によって収納部26に案内さ
れる。
次に、モノクロレーザープリンタ1により作成された緑
色用のマスク原版15Gが、ガイド部材22を経た後、
ゲート23により位置合せ装置31に案内される。
そして、マスク原版15Rの場合と同様に、感光記録媒
体50に対して位置合せが行われた後、露光台52が上
昇し、感光記録媒体50とマスク原版15Gとが位置合
せ装置31のベルト31aに密着し、その後、ランプ4
2が点灯し、緑色フィルター44Gを介してグリーン光
による露光が行われる。露光終了後は、露光台52が下
降すると共に、マスク原版15Gは循環ガイド部25を
通って上方に案内され、ゲート28が回転移動してマス
ク原版15Gは収納部27に案内される。
露光装置41が原位置に復動するとともに、フィルター
シリンダ44が回転して、ランプ直下に青色フィルター
44Bが位置する。
以下同様に、モノクロレーザープリンタによって作成さ
れた青色用のマスク原版15Bがマスク原版搬送装置2
1により搬送されて位置合せ装置31により所定の位置
に位置合せされる。その後、露光装置41により感光記
録媒体50にブルー光が露光される。
以上の操作によって、感光記録媒体50には、所望のカ
ラー画像の潜像が記録されることになる。
次に、露光台52が下降すると共に、固定ローラ56が
離間し、駆動ローラ57が回転して、感光記録媒体50
を矢印C方向に巻き取る。この時、前記感光記録媒体5
0のたるみを取るためのバッファ55及び可動ガイド部
材64は実線で示す位置にある。また、圧力現像装置7
0の加圧ローラ71は互いに離間している。従って、巻
き取り操作の間、感光記録媒体50のマイクロカプセル
に傷がついたり破壊されることがないようになっている
。駆動ローラ57は、感光記録媒体50の上の潜像の後
端部分が圧力現像装置70の加圧ローラ71の部分に来
たときに停止する。
前記感光記録媒体50の動きと同期して、顕色剤シート
60が給紙ローラ62によりカセット61から送り出さ
れ、前記感光記録媒体50の後端に顕色剤シートの先端
が対応する位置で停止する。
次に、図示しない駆動装置により、圧力現像装置70の
加圧ローラ71が矢印の方向に回転しながら圧接される
と共に、固定ローラ56が再び感光記録媒体50を挾持
固定する。これによって、感光記録媒体50が顕色剤シ
ート60と重ねられた状態で加圧されながら矢印り方向
に送られ、感光記録媒体50の上の未硬化のマイクロカ
プセルが圧力で破壊されて、感光記録媒体50の上の潜
像に対応したカラー画像が顕色剤シート60の上に現像
される。
圧力現像装置70の加圧ローラ71が矢印の方向に回転
するに従って、前記たるみ取り装置55が矢印E方向に
移動し、感光記録媒体50のたるみを吸収する。前記た
るみ取り装置55が矢印E方向に移動する際、可動ガイ
ド64は、図示しない機構により鎖線で示す位置に移動
し、顕色剤シート60の先端を感光記録媒体50から剥
離すると共に熱定着装置80の方向に案内する。
熱定着装置80において、顕色紙60は、回転するヒー
トローラ82と、エンドレスベルト84を介してヒータ
81からの熱エネルギーを受け、カラー画像の発色が促
進される。これと共に、顕色媒体を顕色紙60のベース
紙に固定するためのバインダポリマー(結着樹脂)が熱
溶融され、前記搬送ベルトの表面の平滑度に応じた平滑
性を持つことで、顕色紙60の表面は適度な光沢を得る
発色と光沢処理の終了した顕色剤シート60は、エンド
レスベルト84から曲率分離して、排紙トレイ63に排
出される。
上述した一連の現像及び発色光沢処理の間、感光記録媒
体50は固定ローラ56によって挟持固定されているの
で、露光台52より前工程については、後工程の現像に
よるカプセルシート50の張力の変化等の影響を受けな
い。従って、一画面分の現像処理を行っている間に、露
光台52の上では、別のカラー画像の潜像の露光処理を
行うことができる。
尚、同じマスク原版15から、複数のカラー画像を得た
い場合は、前記マスク原版搬送装置21において、収納
部26に待機していたマスク原版15Rをゲート23を
通して再び位置合せ装置31に案内し、1枚目の露光装
置と同様の工程を行う。マスク原版15G、15Bにつ
いても、収納部26及び27を利用して前のマスク原版
15の露光が終了次第、次々と位置合せ装置31に案内
する。マスク原版搬送装置21はこのようにマスク原版
15を必要な回数だけ繰り返し循環させることができる
同一マスク原版15からのカラー画像を、必要なだけ得
た後は、ゲート23が回転移動し、マスク原版搬送装置
21の中の各マスク原版15を排紙トレイ30に案内す
る。
また、一連のカラー画像を露光処理している間に、万一
、次の組み合せのマスク原版15がモノクロレーザープ
リンタ1から進入してきた場合には、ゲート23がこれ
らのマスク原版を排紙トレイ30に案内する。
また、前記マスク原版搬送装置21には、前述のように
他の手段で作成したマスク原版15を、手差しによって
取り込むための手差しトレイ29が備えられている。但
し、マスク原版搬送装置21の中に既に別のマスク原版
がある場合には、手差しが行えないように手差しゲート
24が備えられている。
次に前記熱定着の処理を更に詳しく説明する。
顕色紙が熱定着装置の一定位置まで搬送されてくるとカ
ラー画像記録装置の制御回路が顕色紙の位置を読み取り
、無端ベルト84を図示しない駆動源により回転させ始
める。顕色紙は熱ロール82と押えロール83により加
熱・加圧され、顕色剤ヲヘースシートに固定するための
バインダーポリマー(結着樹脂)が熱溶融され、ベルト
表面に粘着する。
顕色剤シートは熱ローラ82で充分に高い温度(バイン
ダポリマー(−結着樹脂)が溶融する温度)まで加熱さ
れて発色する。この時、強い力で加圧すると顕色剤シー
トとエンドレスベルトハ完全に密着するが、加熱と同時
に行うと、顕色剤がエンドレスベルトに転写して画像が
抜けてしまう。
従って、加熱したすぐ後でエンドレスベルト84の温度
が下がらない内に加圧ローラ93a、93bで強力に加
圧し、エンドレスベルトと顕色剤シートを完全に密着さ
せる。加圧ローラの硬化を第3図に示す。エンドレスベ
ルト84の表面にフェルト90で除去しきれないチリや
ホコリが付着していると、ローラ間の加圧力が弱い場合
第3図(a)のように完全に密着しきれないため、チリ
やホコリを中心にして浮いている部分の跡が顕色剤シー
ト上に残る。そのため加圧力を強くすることにより、第
4図(b)のようにチリやホコリの周囲の部分も充分に
密着するため大きな跡が残らず画像欠陥をなくす。加圧
ローラは表面が弾性体で被覆されており、ローラ間の挟
持部の幅も広くとれるため密着の硬化も大きい。
ベルトが熱い状態のまま顕色剤シートをベルトから剥離
すると前記バインダーポリマーの粘度が充分高くなって
いないため顕色剤がベルトに転写して画像欠陥を生じる
。従って充分な冷却区間92を設は冷却ファンで強制空
冷することにより短時間の内に所定の温度まで冷却する
。冷却された後の顕色剤は粘度が高くなるためベルトか
ら容易に曲率分離する。
以上のようにして、エンドレスベルトの表面の平滑度に
応じて顕色剤シート4の表面は適度な光沢を得る。
以上の発色と光沢処理を終了し、エンドレスベルト84
から曲率分離した顕色剤シート4は排紙トレイ7に排出
される。
またエンドレスベルトはシリコンオイルを含浸したフェ
ルト90を当接し、シリコンオイルの塗布と表面クリー
ニングを行っている。シリコンオイルは顕色剤シートの
剥離補助剤として有効に作用する。
[発明の効果コ 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、加熱手段により加熱される際に該加熱手段側に顕色剤
が融着して画像にぬけが生じることがない。更にシート
をほぼ完全に密着することができ、クリーナーにより除
去しきれないチリやホコリ等が無端ベルト表面に残留し
ていた場合でも、周辺の浮きが最小限に抑えられるため
画像面に跡が残らず、得にオーバへ・ソドブロジエクタ
用の透明シートの場合に生じやすいみにくい泡のような
斑点状の画像欠陥の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を説明したもので
、第1図は本発明を適用した熱定着装置の側面図、第2
図は上記熱定着装置を備えた画像形成装置の断面図、第
3図は上記熱定着装置の作用を示す説明図である。 また第4図は、従来の熱定着装置の側面図である。 図中、4は顕色剤シート(シート)、82は熱ローラ(
加熱手段)、84はエンドレスベルト(無端ベルト) 
、93a、93bは加圧ローラ(加圧手段)である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、表面に顕色剤が塗布されたシートを加熱する熱定着
    装置であって、前記シートにおける顕色剤塗布面側に接
    触可能に張架されて回転する無端ベルトと、該無端ベル
    トに接触するシートを加熱する加熱手段と、該加熱手段
    の下流側に位置し、無端ベルトに接触したシートを加圧
    する加圧手段とを有すことを特徴とする熱定着装置。 2、請求項1記載の加熱定着装置であって、前記加圧手
    段は前記無端ベルトを挾んで配置された一対の圧接ロー
    ラであり、少なくとも一方の圧接ローラは表面硬度が2
    0゜乃至60゜(JISA)であることを特徴とする熱
    定着装置。
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