JPH03107817A - スパン注型複合レンズ及び製造方法 - Google Patents

スパン注型複合レンズ及び製造方法

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JPH03107817A
JPH03107817A JP23739589A JP23739589A JPH03107817A JP H03107817 A JPH03107817 A JP H03107817A JP 23739589 A JP23739589 A JP 23739589A JP 23739589 A JP23739589 A JP 23739589A JP H03107817 A JPH03107817 A JP H03107817A
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lenses
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は再現可能に作られた、全体にスパン注型された
( 5puncasted) 、非切頭形の(non 
−truncated )パラステッド、複合面のソフ
トコンタクトレンズ及びポリマー成形性モノマー混合物
をスピン注型して該レンズを製造する方法に関する。
1遼」υえ死 トリックレンズは表面の一方について円環体の等辺域の
セグメントを有し、その結果、異なるメリジアンにおい
て異なる屈折力を有する簡単なレンズである。円環体は
本体部分上の円滑な丸い突起である。トリックレンズは
、複合曲率の表面を用いることによって乱視を矯正する
のに用いられる。このようなレンズは長い間市販されて
きた。
複合曲率はレンズの着用者の処方に従って調整を行うた
めに視覚領域におけるレンズの厚みの小さな変化を構成
して着用者の乱視の問題を矯正する。視覚領域における
コンタクトトリックレンズの厚みの差は0.03 mm
程に小さく変わり得るが、それでもレンズの深さ或は厚
さの約8〜約30%に相当し得る。
トリックレンズは複合曲率の面を含有することから、眼
の配位に対するレンズの配位は乱視問題を有効に視覚矯
正する上で重要である。このような配位はコンタクトト
リックレンズの場合、−層難かしい技術的問題である。
レンズの中心軸から離す所定の領域を選んで近視要素を
位置させた二焦点コンタクトレンズのクラスがある。こ
れらのレンズは遠近焦点力を発生するのに屈折−焦点光
学に基く、このタイプの二焦点コンタクトレンズは、コ
ンタクトトリックレンズと同様に、レンズの効能を確実
にするために、レンズを眼の上に適当に配位させること
に基く。
かかるコンタクトレンズがほぼ眼の上に配位するために
は、レンズの上部中央周辺において厚み差を傾斜してい
る(スローピング)くさび様断面プロフィルに結合させ
ることになる。これは、レンズの傾斜が視覚領域に近づ
くにつれて、レンズが厚くなるように、レンズの周辺、
特に中央周辺あたりからスローピング面を生じることを
必要とする。コンタクトレンズにおけるこのスローピン
グ(さび様プロファイルはレンズの上のまぶたの動きと
共同して働いてしいて眼の中のレンズを一直線に合わせ
、それで矯正トリック或は二焦点面を視覚の有利及び矯
正のために適当に一直線に合わせる。コンタクトレンズ
技術のヒストリーから、その技術はしばしば[パラステ
ッド」と呼ばれてきた。その用語は幾分不適当であるが
、本明細書中、前述したスローピングくさび様プロファ
イルを言うのに使用する。
コンタクトレンズをバラストする方法は数多くある。か
かる方法はレンズにおいて薄い上部周辺の断面くさび様
セクションを置き、レンズの周辺の底部部分にスラブに
した(stabbed )セクションを有し或は有さな
いことを含む、レンズの光学軸はレンズの前面及び裏面
について共通の曲率軸となっても或はならなくてもよい
、ならない場合、レンズにおける薄い上部周辺断面くさ
び様セクションはプリズムバラストである。薄い上部周
辺断面(さび様セクションを保持し、レンズの周辺の底
部部分にスラブにしたセクションを有し或は有さないレ
ンズを、本明細書中で「薄いセクションにしたパラステ
ッドコンタクトレンズ」と称する。
薄いセクションにしたバラステッドレンズは眼科産業に
おいて乱視や老眼等の数多くの目の障害を矯正するのに
用いるレンズの視覚配位を矯正するために使用されてき
た。これらの目の異常を矯正するために、コンタクトレ
ンズは使用者の目の上で優先的な配位な保たなければな
らない。薄いセクションにしたパラステッドコンタクト
レンズはまぶたの動きと共働して必要とされる配位を保
つ。
使用者の目の上における薄いセクションにしたパラステ
ッドコンタクトレンズの平衡位を信頼可能に予測するの
に、非常にきっちり合ったレンズの寸法許容差を必要と
する。寸法一致が不適当である結果は予測不可能なレン
ズ配位であり、その結果、トリックレンズの場合に乱視
が残存し、及び二焦点レンズの場合に視覚がぼやけるこ
とである。予測不可能な配位はトリックソフトコンタク
トレンズの場合の乱視の矯正及び二焦点ソフトコンタク
トレンズの場合の老眼を大きく弱める。その結果として
、このような予測不可能な配位はしばしばこれらの視力
矯正様式によってもたらされる終局の視力及び視力の安
定性を弱める。
球面レンズは使用者の目の上で優先的な配位を保つ必要
がないので、パラステッドコンタクトレンズの場合の製
造プロセスで要求される精度は球面レンズに比べてずっ
と高い。パラステッドコンタクトレンズは日常旋盤加工
(lathing )及び流し込み成形技法を用いて製
造される。プリズムバラステッドトリックを製造するの
に用いられる旋盤加工プロセスは、必要とするレンズの
形状寸法を生じるのに多くの切削及び研磨工程を必要と
するので、複雑でありかつ労働集約的である。流し込み
成形技法は製造作業の労働集約性を簡潔にし、減少させ
る。パラステッドトリックレンズを作るのに必要とされ
る複雑な形状寸法は種型で定められる。種型は射出成形
を用いて熱可塑性プラスチックで写しを取るのが代表的
である。
種型の加工は複雑でありかつ労働集約的であるが、種型
な使用して射出成形部品を何千と再現可能に生成するこ
とができる。トリック或は二焦点コンタクトレンズは、
凹凸射出成形部品に対して注型される。そのプロセスは
表面研磨を必要としないレンズを生じる。トリック旋盤
加工プロセスは、複雑かつ労働集約的である結果、流し
込み成形したトリックに比べて相当に値段が高くかつ再
現性の低いレンズを生じる。
コンタクトレンズの分野では、スピン注型は球面ソフト
コンタクトレンズを安い費用で再現可能に製造する手段
となることが知られている。しかし、スピン注型は、異
形を有するレンズを製造するために用いるならば、旋盤
や注型の場合に存在しない技術的問題を持ち出す。例え
ば、トリックレンズは複合曲率を有し、近矯正面を偏心
させた二焦点レンズは複合曲率の別の形態である多面の
ある表面を有する。スピン注型では、これらの複合面は
レンズの前面上になければならず、後方は必須の角膜カ
ップ形状を持つべきである。すなわち、このような複合
面にしたレンズ用雌スピン注型金型面はかかる複合面を
デザインにおいて取入れなければならない。流し込み成
形では、後方は雄金型の存在によって別に調節されるこ
とから、これは問題を持ち出さない。レンズ成形性モノ
マーを一層金型に供給することができ、流し込み成形に
おける2つの成形面の圧縮が両面の一体性を確実にする
。旋盤加工では、旋盤加工するレンズボタンは完全な形
をした角膜カップを有することができ、前面から過剰の
プラスチックを削り取ることを用いてレンズの角膜カッ
プ面(後部面)を乱さないで複合前面とすることができ
る。
対称的に一直線に合わした規則正しい面を有するスピン
注型したコンタクトレンズを作るのは難かしいことであ
る。これは、コンタクトレンズの寸法を考えれば認める
ことができる。水和したレンズは直径約12〜約16o
++mを有するのが代表的であった。中央厚みは一5ジ
オプトリーレンズの場合の約、13+++a+から、+
4ジオプトリーレンズの場合の約0.35 mmに変わ
ることができる。このようなレンズは、厚みが周辺に向
かって薄くなって薄い縁になる。レンズをスピン注型す
るのに用いる樹脂の量は極端に少ない0例えば、各々の
レンズを作るのに、レンズ成形用モノマーを約30ミク
ロリツトル使用する。
これらの事実は、スピン注型な単独でトリック及び二焦
点レンズ等の複合前面を有するレンズを製造する方法と
して用いることは行われそうもないことを立証する。少
量のレンズ成形用モノマーをキャビティ金型で遠心分離
すれば、後方面はレンズの前方面のトランスレーション
を写す或は保持するように、金型面を横切って押し流す
ことが予想される。これは、角膜ボウル形状がまた前面
上にある複合面を保持する結果になる。これは単にレン
ズの装着がレンズの着用者にとって心地の悪いものにな
り、かつレンズの矯正的性能に悪影響を与えることにな
り得る。明らかに、スピン注型は複合面を有するコンタ
クトレンズを作るプロセスの内の好ましくない選択であ
ると思われる。
全く驚くべきことに、スピン注型を用いて前面のトラン
スレーションを持たない、複合前面及び角膜ボウルを有
するレンズを作り得ることがわかった。
本発明の目的はスピン注型な用いてトリックレンズ、二
焦点レンズ等のパラステッド複合表面をしたレンズの製
造を簡易にしかつかかるレンズの精度を向上させるにあ
る。発明の目的はスピン注型によって複合表面をしたレ
ンズを安価に製造することにある。発明の別の目的はス
ピン注型によって複合表面をしたレンズを再現可能に製
造することにある。
兄JJ11成 本発明は複合前面を含有する再現可能に作られた、全体
的にスパン注型された、非切頭形のバラステッドソフト
コンタクトレンズ及びポリマー成形用混合物をスピン注
型してかかるレンズを製造する方法に関する。より詳細
には、本発明は複合前面を含有する再現可能に作られた
、全体的にスパン注型された、非切頭形の、パラステッ
ドトリック或は二焦点コンタクトレンズ及びポリマー成
形性混合物をスピン注型してかかるレンズを製造する方
法に関する。発明の好ましい実施態様では、バラスチン
グはレンズの周辺セクションに薄いセクションを含む。
発明は下記を含む: 成形面がレンズ用の複心曲率(coo+poundcu
rvature )及び薄いセクションにしたバラスチ
ングを持ったキャビティ金型内でポリマー成形性、レン
ズ成形性モノマー混合物をスピン注型し、モノマー混合
物を金型内で回転させ、それで混合物は金型面を写し、
同時に重合して複心曲率のない角膜ボウル及び薄いセク
ションにしたバラスチングを形成し、このように回転さ
せる間レンズ成形性モノマー混合物の重合を開始させ、
それで複合前面を含有する再現可能な非切頭形、薄いセ
クションにしたバラステッドレンズを形成することを含
む、複合前面を含有する全体をスパン注型した、非切頭
形のバラステッドソフトコンタクトレンズを再現可能に
製造する方法。
発明は、レンズの厚さプロフィルがレンズの幾何中心に
対して対称か或は非対称のいずれかである、複合前面を
含有する再現可能に作られ、全体的にスパン注型された
、非切頭の、薄いセクションにしたバラステッドソフト
コンタクトレンズに関する。
発明は、成形面がトリック或は二焦点ソフトコンタクト
レンズ用の複心曲率及びそのレンズ用の薄いセクション
にしたバラスチングを持ったキャビティ金型内でポリマ
ー成形性、レンズ成形性モノマー混合物をスピン注型し
、モノマー混合物を金型内で回転させ、それで混合物は
金型面を写し、同時に重合して複心曲率のない角膜ボウ
ル及び薄いセクションにしたバラスチングを形成し、こ
のように回転させる間レンズ成形性モノマー混合物の重
合を開始させ、それで複合前面を含有する再現可能な非
切頭形、薄いセクションにしたバラステッドレンズを形
成することを含む。
口の6細な1ロ 簡潔に言えば、スピン注型成形は凸面種型を作ることに
よって始まる。種型は射出成形可能な熱可塑性プラスチ
ックによって写される。液状モノマー混合物を凹面射出
成形された部分の流し込み面に分配する。液状ポリマー
成形用或はレンズ成形用モノマー(材料)を収容する金
型をスパン表面の曲率半径を決める正確なスピン速度で
回転させる。モノマーを熱或は紫外線エネルギーによっ
て重合させる。スピン注型プロセスは更に処理すること
を必要としない表面を生じる。
コンタクトレンズをスピン注型によって作る場合、レン
ズ成形用材料を該材料で濡らした光学的凹面を有する金
型キャビティに入れ、次いで回転式重合カラムに一度に
一回断続的にかつ強制的に供給する。該カラムは入口端
の近くに「状態調節」域及び出口端に向かって重合反応
域を含むのが望ましい。金型は当分野においてよく知ら
れた方法で親水性或は湿潤性を増大させるために前処理
した光学表面を特徴とするのが好ましい。チューブ及び
金型の回転速度を調整してレンズ成形用混合物の半径外
方向の変位を引き起こし及び/又は保って所定のレンズ
形状にする。該形状はチューブで用いる重合条件を受け
て所望の形状をしたコンタクトレンズを形成する。回転
速度は、例えば300 r、p、m、及びそれ以下〜6
00 r、p、m、及びそれ以上を用いるのが便宜であ
る。作業において用いる正確な回転速度が当業者の技術
の十分範囲内であることはもち論である。考慮すべき要
因は使用するレンズ成形用材料を構成する成分のタイプ
及び濃度、選択の操作条件、触媒、開始剤及び/又は輻
射エネルギー源のタイプ及び濃度、下記に検討しかつ当
業者に容易に明らかな要因を含む。
スピン注型の実施について記載する関連のある従来技術
の例は下記の通りである: 1972年5月2日に特許されたO、ライクタール(W
ichterLe )の米国特許3.660.545号
、 1985年5月14日に特許されたり、ローリンゲス(
Rawlings)の米国特許4.517.138号及
び同4.517.139号、 1983年7月11日に特許されたり、ローリンゲスの
米国特許4.551.086号、1984年8月28日
に特許されたり、ローリンゲスの米国特許4.468.
184号、1985年8月13日に特許されたり、ロー
リンゲス、等の米国特許4.534.723号。
液状のレンズ成形用混合物はモノマー、プレポリマー或
は加硫性成分を含むことができる。特に適した成分は親
木性モノマーであり、好ましくは、わずかに或は中位に
架橋された三次元網状構造を形成するもの、例えば、米
国特許3.822゜089号に開示されているものを含
む、親水性上ツマ−の例は下記を含むニアクリル酸或は
メタクリル酸とエステル化可能なヒドロキシル基及び少
なくとも1個の追加のヒドロキシル基を有するアルコー
ルとの水溶性モノエステル、例えばメタクリル酸及びア
クリル酸の七ノー及びポリアルキレングリコールモノエ
ステル、例えばエチレングリコールモノメタクリレート
(「ヘマ」)、エチレングリコールモノアクリレート、
ジエチレングリコールモノメタクリレート、ジエチレン
グリコールモノアクリレート、プロピレングリコールモ
ノメタクリレート、ジプロピレングリコールモノアクリ
レート、等;N−アルキル及びN、N−ジアルキル置換
されたアクリルアミド及びメタクリルアミド、例えばN
−メチルアクリルアミド、N。
N−ジメチルアクリルアミド、N−メチルメタクリルア
ミド、N、N−ジメチルメタクリルアミド、等;N−ビ
ニルピロリドン;アルキル置換されたN−ビニルピロリ
ドン、例えばメチル置換されたN−ビニルピロリドン;
グリシジルメタクリレート;グリシジルアクリレート;
不飽和アミン:アルキルエチルアクリレート;可溶化コ
ラーゲン;これらの混合物、その他当分野に知られてい
るもの。
コンタクトレンズを製造する発明の実施において特に有
用な親水性モノマーは下記を含む:疎水性アクリル系エ
ステル、適当に低級のアルキルアクリル系エステル(こ
こで、アルキル成分は炭素原子1〜5を含有するのが好
ましい)、例えばメチルアクリレート或はメタクリレー
ト、エチルアクリレート或はメタクリレート、n−プロ
ピルアクリレート或はメタクリレート、イソプロピルア
クリレート或はメタクリレート、イソブチルアクリレー
ト或はメタクリレート、n−ブチルアクリレート或はメ
タクリレート、或はこれらの混合物。
その他の適したモノマーはエチレン系不飽和モノカルボ
ン酸エステル、特にペンダントヒドロキシル基を有し/
有さないシロキサンモノマー及びポリマーのメタクリル
及びアクリル酸エステルを含む、これらのモノマーはコ
ンタクトレンズ分野において十分に実証されている:例
えば米国特許4、139.548 、4.235.98
5 : 4.152゜508.3,808,178.4
,139,692゜4.248,989 、4,139
.513号を参照、これらの米国特許の開示内容を本明
細書中に援用する。
好ましいモノマー混合物の中に、メタクリル酸のアルキ
レングリコールモノエステル、特にエチレングリコール
モノメタクリレート、を少なくとも1個及び架橋用モノ
マー、例えばメタクリル酸のアルキレングリコールジエ
ステル、特にエチレングリコールジメタクリレートを少
なくとも1個含有するものがある。このような混合物は
他の重合性モノマー、例えばN−ビニルピロリドン、メ
チルメタクリレート、アクリルアミド、グリシジルメタ
クリレート、N−メチルアクリルアミド、ジエチレング
リコールモノメタクリレート、等を望ましくは少量で含
有してよい。
上に例示したモノマー、疎水性及び親水性反応体の混合
物を含むモノマー混合物に更にニー或は多−官能価種を
少ない割合で混和してもよい、このような種は下記を含
むニジビニルベンゼン、エチレングリコールジアクリレ
ート或はジメタクリレート、プロピレングリコールジア
クリレート或はジメタクリレート、下記のポリオールの
アクリレート或はメタクリレートエステル:ジェタノー
ルアミン、トリエタノールアミン、グリセロール、ペン
タエリトリトール、ブチレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、テトラエチレング
リコール、マンニトール、ソルビトール、等。その他の
架橋用モノマーはN、N−メチレン−ビス−アクリルア
ミド或はメタクリルアミド、スルホン化ジビニルベンゼ
ン、ジビニルスルホンによって例示することができる。
コンタクトレンズを製造するのに適した追加のレンズ成
形用材料は下記の米国特許の内の1つ或はそれ以上によ
って例示されている: 2、976.576 ;3.220.960 ; 3.
937゜680 、3,948.871 、3.949
,021 。
3.983.083 ; 3.988,274 、4.
018゜853 、3.875,211 、3;503
.942 。
3.532,679 、3.621.079 、3.6
39゜524.3,700.761.3.721.65
7゜3.758.448 ; 3.772゜235;3
.786゜034.3.803.093.3.816.
571゜3.940.207 、3.431.046 
、3.542゜461.4.055.378.4.06
4.086 。
及び4.062.627号。
重合反応はバルクで或は不活性溶媒を用いて実施するこ
とができる。適した溶媒は下記を含む工水;有機溶媒、
例えば水溶性低級脂肪族−価アルコール、並びに多価ア
ルコール、例えばグリコール、グリセロール、フルフラ
ール、等;及びこれらの混合物。溶媒成分は、溶液或は
分散液粘度を調整するために、反応媒体を少量、例えば
約50重量%より少ない量で用いることがよくある。溶
媒のその部分は反応性希釈剤と呼ぶことができろ。
レンズ形成性混合物の重合は、ビニル重合において一般
に用いられているタイプの遊離基触媒及び/又は開始剤
によって行ってもよい。このような触媒種は有機過酸化
物、過炭酸アルキル、過酸化水素、無機物質、例えば過
硫酸アンモニウム、ナトリウム或はカリウムを含むこと
ができる。重合温度は約20℃及びそれ以下から約10
0℃及びそれ以上の範囲にすることができる。
モノマー或はプレポリマー物質の重合は、また、例えば
輻射(U、V、、X線、マイクロ波或はその他のよく知
られた形の輻射)を使用し、よく知られた開始剤及び/
又は触媒を存在させて/させないで行うことができる。
重合プロセスにおける触媒として輻射を用いる場合、ス
ピン注型において代表的に用いられる通りの重合カラム
(チューブ)は、輻射がカラムの重合域に透過するのを
妨げる材料から作られなければならない。長波U、V、
輻射を触媒として用いる場合、バイレックスのようなガ
ラスが重合カラム用に適した材料になる。上述した通り
のその他のタイプの触媒を用いる場合、重合カラムは種
々のタイプの金属、例えばスチール、ニッケル、ブロン
ズ、種々の合金、等で作ることができる。
発明の特徴は重合反応を緩和させることを含む。レンズ
成形用モノマー混合物の質量は非常に少なく(約30ミ
クロリヅトル)かつ比較的大きい領域にわたって広げら
れ、それでレンズと呼ばれる薄い対称性フィルムを形成
することから、発明の複合面にしたレンズについての重
合反応を行う速度は、複合面のない匹敵し得るレンズの
反応速度に比べて緩和させる。こうする理由は簡単であ
る。複合面は、従来技術の慣用の本質的に球形のレンズ
には見られない断面厚みの変動を提示する。この厚みの
変動により、硬化をレンズの他の部分より先に完了する
部分が生じることになる。
反応速度を緩和させずかつ硬化を従来のレンズと同じよ
うにして行うならば、生成するレンズは狂うことになる
ことがよくある。よって、このような狂いを避けるため
に、重合の速度を減じることが望ましい。重合の適当な
条件は、種々の要因、例えばレンズ成形用上ツマー混合
物におけるモノマー、硬化剤或は触媒の選択、開始剤系
、形成するレンズの厚み、等に基づかせることから、幾
分、トライアルアンドエラープロセスになる。紫外線を
用いて硬化触媒の分解を開始させるのが普通である。紫
外線の強度を容易に下げて開始剤の分解速度を減じるこ
とができ、これは遊離ラジカル反応の速度を有効に低下
させ、こうして反応の速度を緩和する。よって、発明は
反応を、あまりに速い重合速度によるレンズの狂いを避
ける条件で行うことを含む。
トリック表面をコンタクトレンズ上に生成する種々の技
法が当分野で説明されている。当分野で説明されている
技法は主にプラスチックコンタクトレンズボタンを旋盤
加工してトリック表面を生じることに向けられている。
このような技法は、また、発明のトリックレンズをスピ
ン注型する際に用いるプラスチック金型が作られる種型
を旋盤加工するのにも使用可能である。このような技法
を記載している技術の例は下記の通りである:米国特許
3.900.972号、同3.902゜277号、同3
.913.274号、同4.178.720号及び同4
、680.998号及びソ連国特許984.693号。
幾何中心に対して対称なプリズムのない、薄いセクショ
ンにしたパラステッド、スピン注型されたコンタクトレ
ンズは、種型を、旋盤加工する際に、金型の注型面上の
中央アークの頂点を通過する軸のまわりに回転させて作
る種型から生成される。加えて、注型面及び中央アーク
は金型外面に関して同心にすべきである。プリズムのな
い、薄いセクションにしたパラステッド、スピン注型さ
れたレンズの特性表示は米国特許4. O95,878
号に見ることができる。該特許はトロイダル面がスピン
注型によっていかにして形成されるか或は形成されるか
どうかについて記載していないが、2欄、45〜47行
に、レンズを「遠心成形によって形成するならば、平面
化工を金型の部分にしなければならない」ことを示して
いる。
薄いセクションにしたプリズムバラステッド。
スピン注型されたコンタクトレンズは、注型面の縁及び
金型の外直径に関して、提案された注型面上で、種型の
中心半径を片寄らせて生成する。生成したスピン注型用
金型を、レンズを作る際に、注型面の幾何中心を通過す
る軸のまわりに回転させる。スピン注型用金型面を片寄
らせてプリズムバラストの生成を可能にするが、スパン
注型面は注型される面と無関係に形成しかつ回転軸に対
して対称である。換言すれば、金型の中心軸は形成する
レンズの周辺縁に対称である。
金型の注型用面上のオフセット中央アークの結果として
、プリズムのバラステッドレンズの厚みプロフィルはそ
の幾何中心に関して非対称である。非対称の厚みプロフ
ィルはプリズムとして作用し、レンズを通過する光を変
位させる。プリズムバラステッドはレンズ上に厚み差を
生じ、これが使用者の目の上の優先的なレンズ配位とな
る。
スパン注型されたプリズムの或はプリズムの無いパラス
テッドトリックの前面幾何学はいくつかの市販されてい
る旋盤加工されたトリックレンズにおいて見られるもの
と同様になり得る。該幾何学はベースカーブの頂点に関
して中心からそらせたトリック視覚域を含み、トリック
視覚域を周辺と分離させる中央周辺カーブ及び患者の心
地及び配位安定性を高めるレンズの底部の偏平領域を保
持する。レンズは片寄らせないアークの中心を有する前
面上に位置させた周辺縁のまわりに小さいバンドを保持
してよく、これより中心アークはレンズのまわりに均一
な厚みの縁幾何学を生じるための回転軸である。この縁
は使用者の心地を高める。
終局のコンタクトレンズの複雑な前面幾何学は、旋盤加
工によるステンレススチール種型等の金属種型に基づか
せる。種型は次いで射出成形可能な熱可塑性プラスチッ
クで正確に写される。
種々のたくさんの熱可塑性プラスチック、例えばポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニ
ル、それらの種々のコポリマー、等をスピン注型金型用
に用いることができる。ポリ塩化ビニルは、射出成形す
る間の収縮レベルが小さく、モノマー及び重合させた状
態でレンズ材料と化学的に適合し、かつ紫外線を容易に
透過することから、好ましい、前に指摘した通りに、金
型は当分野でよく知られた方法で親水性或は湿潤性を増
大させるため前処理した光学面を特徴とする。このよう
な処理はポリ塩化ビニル金型の場合、必要としない。
ステンレススチール種型は、高容積トリック旋盤加工プ
ロセスによって生成する旋盤加工しかっ研磨したプラス
チック表面の精度よりも優れた寸法精度に加工可能であ
る。その上、単一の種型を使用してスパン注型されたレ
ンズを作る金型である射出成形キャストを50.000
〜ioo、oo。
生成することができる。スパン注型されたレンズは金型
の注型面を正確に写す。重合させたレンズは水和する間
に等方的に膨張し、それでレンズの比率を保持する。こ
れらの要因は全体としてレンズからレンズへの変動を最
小にさせるのに寄与する。これは、例えば、水含量43
%のへマメタクリル酸コポリマースパン注型レンズの場
合がある。発明のレンズは水和して水含量約30〜約9
0重量%になり得る。
第1図に関し、複合トリック曲率(特に示していない)
及び薄いセクションにしたバラスチングを含有するスピ
ン注型されたトリックレンズの平面図を示す。写しのタ
フネスの故に、スピン注型用金型表面、射出金型の前(
離開)面及び射出金型を成形するのに用いる種型の平面
図の特徴を表わすのに、第1図を同様に用いることがで
きる。
レンズ1に上部偏平化(或はプリズムの)セクション5
、楕円セクション3及びスラブにしたセクション7を備
える。トロイダル表面はセクション3の部分であり、セ
クション3において起伏(図示せず)を生じる。トロイ
ダル面は特に種型面にインプットして特定の乱視問題に
適応させる。目の下方まぶたに適応するスラブドセクシ
ョン7を線9.11及び12の間にもたらす、レンズの
トロイダル表面内の最も急勾配の曲率をR5rttpに
位置させる。代表的なレンズ(脱水した)では、Rl1
TEEPは曲率約8.07 mmにすることができる。
R1^↑は曲率半径8.42mmを有することができる
。底部平坦セクション7(スラブにしたセクション)は
、厚さが点A及びBにおいて約0.35mmから6時の
位置で縁から約0.25 mmの所で測定して0.2 
mmに変わり得る。慣用のレンズに、深さ約0.3〜約
0.4 mmで長さ約0.15のスロットを構成する配
位マーキング17を備える。図は上記のセクション及び
成分の慣用の配位角を示す。
第2図はスピン注型金型の側面図を示し、内部成形面は
第1図のレンズの前面と同じである。上述した通りに、
写しのタフネスの故に、レンズのプロフィル、射出金型
の前(離開)面及び射出金型を成形するのに用いる種型
の特徴を表わすのに、第2図を同様に用いることができ
る。金型の表面19を定めるのに、種々の半径を用いる
ことを特徴とする。断面側面図はY軸に関して0.3−
m片寄らせていることを示す。0゜3mmの片寄りは約
1.25ジオプトリーのプリズムを有するレンズを生じ
る。プリズムの結果として、レンズ上の12時と4時3
0分との位置及び12時と7時30分との位置の間の厚
みの差はおよそ0.27mrQである。金型のプリズム
領域はセクション5から点A及びBに及ぶ。スラブにし
たセクション7はレンズを着用者にとって一層楽なもの
にさせる。
【図面の簡単な説明】
第1図は複合トリック曲率及び薄いセクションにしたバ
ラスチングを含有するスピン注型されたトリックレンズ
の平面図である。 第2図は内部成形面が第1図のレンズの前面と同じであ
るスピン注型金型の側断面図である。 3・・・楕円セクション 5・・・偏平化セクション 7・・・スラブにしたセクション 17・・・配位マーキング

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複合前面を含有する再現可能に作られ、全体的にス
    パン注型された、非切頭形のバラステッドソフトコンタ
    クトレンズ。 2、トリック及び二焦点ソフトコンタクトレンズの内の
    1つである特許請求の範囲第1項記載のレンズ。 3、レンズの厚さプロフィルをレンズの幾何学的中心に
    対して不斉にしてプリズムレンズにした特許請求の範囲
    第1項記載のレンズ。 4、レンズの厚さプロフィルをレンズの幾何学的中心に
    対して実質的に対称にしてレンズにプリズムの無い視覚
    域を付与する特許請求の範囲第1項記載のレンズ。 5、バラスチングがレンズの周辺セクションに薄いセク
    ションを含む特許請求の範囲第1項記載のレンズ。 6、成形面がレンズ用の複心曲率及び薄いセクションに
    したバラスチングを持ったキャビティ金型内でポリマー
    成形性、レンズ成形性モノマー混合物をスピン注型し、
    モノマー混合物を金型内で回転させ、それで混合物は金
    型面を写し、同時に重合して複心曲率のない角膜ボウル
    及び薄いセクションにしたバラスチングを形成し、この
    ように回転させる間レンズ成形性モノマー混合物の重合
    を開始させ、それで複合前面を含有する再現可能な非切
    頭形、薄いセクションにしたバラステッドレンズを形成
    することを含む、複合前面を含有する全体をスパン注型
    した、非切頭形のバラステッドソフトコンタクトレンズ
    を再現可能に製造する方法。
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