JPH03106644A - 立体模様を有する熱水崩壊性シート - Google Patents

立体模様を有する熱水崩壊性シート

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JPH03106644A
JPH03106644A JP24547289A JP24547289A JPH03106644A JP H03106644 A JPH03106644 A JP H03106644A JP 24547289 A JP24547289 A JP 24547289A JP 24547289 A JP24547289 A JP 24547289A JP H03106644 A JPH03106644 A JP H03106644A
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JP
Japan
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hot water
layer
sheet
resin
solid pattern
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Pending
Application number
JP24547289A
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English (en)
Inventor
Noriaki Okunaka
典章 奥中
Tsuneo Ando
安藤 常雄
Shuzo Ohara
柊三 大原
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GOYO SHIKO KK
Original Assignee
GOYO SHIKO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は立体模様を有する熱水崩壊性シートに関し、更
に詳しくは、立体模様を有し高級感に富み熱水崩壊性を
有する、ビール瓶等に貼着されるラベル、食品用包装材
等に好適なシートに関するものである. 〔従来技術と問題点〕 従来、この種の材料としては、例えば回収して再使用す
る瓶に貼着され、洗瓶適性の優れたラベルとして、実公
昭61−9720号公報には祇基材上にクレーコート層
、アルカリ溶解性樹脂下塗コーティング層、アルミニウ
ム蒸着層及び印刷層を順次設けた構成のものが、また実
開昭63−140585号公報には紙基材上にクレーコ
ート層、アミノアルキンド変性フェノール樹脂からなる
プレコート層、アルミ蒸着層、アルカリ可溶プライマー
層、印刷層及びオーバーコート層を順次設けた横戒のも
のが開示されている. しかし乍ら、これらはいずれも表面が平坦であるため、
いかに美麗な装飾を施したとしても、表面に立体III
様や遠近模様を有し、光沢度や色調の組み合わせによる
立体感を備えたものに比べた場合、平凡且つ地味である
印象を免れない.またこれらはアルカリ(例えば70℃
、4%水酸化ナトリウム水溶液)可溶性に設計されてい
るため、機械のah性、取り扱い性に難があるとともに
、下水に流した場合の廃水の面でも問題を含んでいる.
〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らはかかる実情に鑑み上記問題点を解消するべ
く鋭意研究の結果、本発明を完成した.即ち、本発明の
第1は、シート状の熱水溶性物質からなり、その表面に
立体模様を有する熱水崩壊性シートを、 本発明の第2は、基材と熱水溶性物質層からなり、前記
熱水溶性物質層の表面に立体模様を有する熱水崩壊性シ
ートをそれぞれ内容とするものである. 尚、本発明において、用語「シ一ト」はフイルムを包含
するものとして用いる. 本発明に用いられる熱水溶性物質としては、熱水(約6
0〜70℃)中で溶解する物質であれば特に制限はなく
、ポリビニルアルコール、ポリビニルビロリドン、ポリ
ビニルイソブチルエーテル等の合威樹脂、カルボキシメ
チルセルローズ、メチルセルローズ、エチルセルローズ
、ヒドロキシエチルセルローズ等のセルローズ誘導体、
カラギーナン、プルラン、でんぷん等のポリサツカライ
ド等が例示される. シート状の熱水溶性物質又は熱水溶性物質層に立体模様
を付与する方法としては、例えば予め立体模様を付与し
た合威樹脂フイルム(基材を有していてもよい)の表面
に熱水溶性樹脂の水槽液をマイヤバー等を用いてコーテ
ィングを行なった後、乾燥して合威樹脂フィルムとコー
ティング層とを剥離する方法が好適に用いられる.熱水
溶性樹脂水溶液の濃度は10〜30重量%が好ましく、
またその塗布量はlO〜6 0 g/rdが好ましい.
立体模様を付与した合戒樹脂フイルムは特に制限されな
いが、押出法によるのが好ましい.・先ず第1の方法は
、凹凸面を有するシートの凹凸面に熱可塑性合威樹脂を
フイルム状に押出して圧着、冷却した後、前記シートを
剥離分離して前記シートの凹凸を樹脂フイルム層の表面
に転写させる方法である.また、いわゆる押出ラ壽ネー
ト法のサンドイッチラξネート方式を利用し、基材層と
上記凹凸面を有するシートの凹凸面との間に熱可塑性合
威樹脂をフイルム状に押出し、圧着、冷却後に前記シー
トを!III1分離してもよい.この場合、樹脂と凹凸
を有するシートとはお互いに離型する組み合わせでなけ
ればならない.この組み合わせは、熱可塑性合成樹脂と
して、例えば、ポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂
を使用した場合は、上記シートとしてはポリエステル系
樹脂やポリ−4−メチルペンテン−1樹脂等が好適であ
る.また、上記シートは特に制限はなく、樹脂(発泡体
も含む)シート(フイルム)、金属箔、金属蒸着フィル
ム、ラミネート祇等が例示され、押出した樹脂との剥離
性を上げるためのシリコン処理などを行っても差し支え
ない.また、シートの凹凸は従来のエンボス加工による
凹凸はもちろん、印刷によ.る凹凸も含まれる.印刷に
よる凹凸はインク(H料等の他、金属粉、セラミック粉
、金属酸化物等印刷に使用できる粉状物、粒状物)の量
及び色を適宜組み合わせ(即ち、これらの粒子径、形状
、分散度等を変化させ)、印刷法によりいろいろな段階
の光沢度、色ill(tone)に組み合わせることに
より為される. この製造方法による特徴は、エンボス加工の凹凸による
マクロ且つダイナミックな凹凸及び/又は印刷法による
ミクロ且つデリケートな凹凸を組合せ乱反射効果を一層
発現させることである.また加工上では、凹凸を有する
シートを取り替えるだけで所望の凹凸に手早く変更出来
るという利点がある. 第2の製造方法は、熱可塑性合威樹脂をフィルム状に押
出し、凹凸を有する冷却ロールを用いて圧着冷却し、前
記冷却ロールの凹凸を前記樹脂フィルム層の表面に転写
させる方法である.この場合には、使用する冷却ロール
の凹凸は所望する多様なものが得られる.この場合も、
前記同様、サンドイッチラミネートも採用できることは
云うまでもない. 上記の如き立体模様を有する熱水溶性物質からなるシー
トはそれ自体でラベルや包装材に供されるが、更に基材
上に設けることもできる.本発明に用いられる基材とし
ては、紙、アル逅ニウム箔等の金属箔が好ましいが、特
に熱水崩壊性である紙がより好適である. 上記の如くして得られた立体模様を有するシート状の熱
水溶性物質又は基材上に設けられた熱水溶性物質層の表
面に(a)アルミニウム蒸着層一保護層、(b)印刷層
一保護層、(c)アルよニウム蒸着層一印刷層一保護層
をそれぞれ順次設けることもできる. 上記アルミニウム蒸着層は美麗さと光沢を与えるための
もので、通常の方法により好ましくは厚さ300〜80
0Aの範囲で設けられる.保護層としては上記した熱水
溶性物質及びその他の熱水崩壊性物質が好適に用いられ
、また印刷層も該熱水溶性物質及びその他の熱水崩壊性
物質をビしクルとしたインクが好適に用いられる.更に
また、アルミニウム箔及び/又は印刷層を施すに当たり
、その前後にプレコート層、接着層を設けることもでき
る. 〔実施例〕 本発明を実施例を挙げて更に詳細に説明するが、本発明
はこれらのみに制限されるものではない.実施例1 基材としての純白ロール祇(坪量127.9g/ポ)上
の押出樹脂と接する面に予めコロナ放電処理( 3 0
 W/ rd /sin ) 、Tダイ押出ラミネート
機(スクリュー径:115閣、L/0:25)を用いて
、離型性を有する熱可塑性樹脂としてボリプロビレン(
三井石油化学工業製、「ハイポールLA221J)をT
ダイ出口樹脂温度300℃、スクリエ一回転数13Or
pm、加工速度150m/sin,樹脂厚さ20μmで
の条件で押出した.又、一方で所定のパターンを印刷し
た面が上記樹脂と接するように配置させたポリエステル
印刷シ一トを、押出樹脂を中央にはさむように(一般に
ポリサンドと呼ばれる)して、プレスロールにより圧着
させ、冷却ロールにより冷却後、該ラミネート物(印刷
シ一ト/ボリブロピレン樹脂/基材)を巻取機によって
一体として巻取った.巻き取られたラミネート物のボリ
プロビレン樹脂面から印刷シートを剥離分離すると、表
面に微妙な立体模様を有するポリプロピレンラくネート
紙が得られた. 上記の如くして得られた表面に立体模様を有するポリプ
ロピレンラミネート紙上にポリビニルアル=y−ル(P
 VA) 1 0%水溶液(PVA:日零合威化学工業
株式会社製、NH−17Q)をマイヤーバーを用いて固
形分量で約40g/%になるようにコーティングを行な
った.オーブンにて80゜C×5分間乾燥後、ポリプロ
ピレンラミネート層とPVAコーティング層の間で剥離
させると立体模様を有する厚さ約35μmのPVAフイ
ルムが得られた。
実施例2 実施g4lと同様のTダイ押出ラミネート機を用い、ポ
リプロピレンをTダイ出口樹脂温度290℃、スクリュ
ー回転数130rpm、加工速度159m/sin、樹
脂厚さ20μmの条l牛で押出した.基材として、上質
紙(坪18 1. 4 g/rd)を用い、上記樹脂と
接する面へ予めコロナ放電処理(30W/ rrf/s
in )を施し、又、一方で所定の凹凸模様をエンボス
した面が上記樹脂と接するように配置させた凹凸模様を
有するシートを押出樹脂を中央にはさむようにして、プ
レスロールにより圧着させ、冷却ロールにより冷却後、
該ラミネート物(凹凸樹脂を有するシ一ト/ポリプロピ
レン樹脂/基材)を巻取機により一体として巻取った.
巻き取られたラミネート物のポリプロピレン樹脂面から
上記シートを剥離分離すると、目的とする凹凸模様が正
確に樹脂表面に写された.即ち、立体IQ様を有するポ
リプロピレンラミホート紙が得られた. 上記の如くして得られた表面に立体模様を有するポリプ
ロピレンラミネート紙上にPVAIO%水溶液(PVA
:日本合成化学工業株式会社製、NH−17Q)をマイ
ヤーバーを用いて固形分量で約40g/rrrになるよ
うにコーティングを行ない、該コーティング面上に上質
紙(52.3g/ITr)をシワを生じないように貼着
した.次に該積層物をオープンにて80℃×5分間乾燥
後、ポリプロピレンラミネート層とPVAコーティング
層の間で剥離させると、立体模様を有するPVA/紙の
積層物が得られた. 実施例3 実施例lで得られたフィルム及び実施例2で得られた積
層物のそれぞれの立体模様面上にアル【蒸着を施し、該
蒸着面上に印刷したところ、ラベル、包装材等に好適な
シートが得られた.また、これらのシートをビールやウ
イスキー等の使用後に回収して使用される瓶のラベルに
用いたところ、ラベルは方向性、光沢差を有し立体感が
あり、質感に富んだユニークな意匠性が得られ、且つラ
ベルは熱水(60℃)中で容易に崩壊し、洗瓶性の良好
なものであった. 〔作用・効果〕 本発明によれば、方向性、光沢差を有し、立体感、遠近
感に冨み、質感のあるシートを提供することができる.
また本発明のシートは熱水中で容易に崩壊するので、取
り扱い性、機械の腐蝕、廃水処理等の問題が全くなく、
従って使用後にラベルを剥がし取って再使用するビール
、飲料水等用の瓶、その他の容器や食品用包装材等に好
適である.特に熱水溶性物質として可食性のものを用い
た場合、例えば食品包装材において個別包装袋として使
用すれば、中味を取り出すことなくそのまま食すること
が可能である.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シート状の熱水溶性物質からなり、その表面に立体
    模様を有する熱水崩壊性シート。2、基材と熱水溶性物
    質層からなり、前記熱水溶性物質層の表面に立体模様を
    有する熱水崩壊性シート。 3、基材が紙又は金属箔である請求項1又は2記載の熱
    水崩壊性シート。 4、立体模様の表面にアルミニウム蒸着層を設け、更に
    該層上に保護層を設けた請求項1、2又は3記載の熱水
    崩壊性シート。 5、立体模様の表面に印刷層を設け、更に該層上に保護
    層を設けた請求項1、2又は3記載の熱水崩壊性シート
    。 6、立体模様の表面にアルミニウム蒸着層、該蒸着層上
    に印刷層、更に該印刷層上に保護層を設けた請求項1、
    2又は3記載の熱水崩壊性シート。
JP24547289A 1989-09-20 1989-09-20 立体模様を有する熱水崩壊性シート Pending JPH03106644A (ja)

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