JPH0310610A - 田植機の対地供給装置 - Google Patents

田植機の対地供給装置

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JPH0310610A
JPH0310610A JP14763389A JP14763389A JPH0310610A JP H0310610 A JPH0310610 A JP H0310610A JP 14763389 A JP14763389 A JP 14763389A JP 14763389 A JP14763389 A JP 14763389A JP H0310610 A JPH0310610 A JP H0310610A
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fertilizer
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Hiroshi Otsubo
大坪 寛
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、植付アームの植付作動時に貯留部の貯留物を
繰出し機構の作動によって圃場に供給する田植機の対地
供給装置に関し、詳しくは、植付アームを作動させた状
態で機体を走行させた際に、水田に対して、肥料、薬剤
等を供給するための装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、上記の如く構成された装置としては実開昭62−
164724号公報に示されるものが存在し、この引例
では、植付アームからの動力で繰出し機構を作動させる
よう構成されると共に、貯留部の重量を計測するセンサ
からの検出結果を一定周期毎に取込んで、減少した重l
から貯留物の消費量を求め、この繰出し1に基いて繰出
し機構の繰出し量を調節し得るよう構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ここで前記引例について考えるに、このように貯留部の
重量に基いて、繰出し量を求める構成のものでは、光セ
ンサ、超音波センサ等の非接触型のセンサを用いて、貯
留部における貯留物の残Iを求めるものと比較して構造
が簡単で、比較的精度を高め得るという利点を有する反
面、前記引例のように、一定周期毎に、即ち、一定時間
の経過毎に貯留部の重量を計測するものでは、例えば、
枕地で機体を旋回させる場合等、作業を中断した場合に
は、このように作業を中断した時間か繰出し量の誤差と
なって表われることもあり、改善の余地がある。
本発明の目的は、田植機を走行させ乍ら肥料等を水田に
供給する場合、この供給量が、できるだけ正確に、所望
の値に維持される装置を合理的に構成する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は、前述のように植付アームの作動に連係
して貯留物の供給を行う装置において、前記植付アーム
の単位作動回数に対する貯留物の供給量を予め設定する
入力手段を設けると共に、前記貯留部に貯留された貯留
物の重量を計測するセンサ、及び、植付アームの作動回
数を計数するカウンタを設け、カウンタで植付アームの
単位作動回数を計数した際における貯留物の供給Iを、
センサで計測される重量の減少に基いて求める供給量判
定手段を設け、前記入力手段で設定された値と、この供
給量判定手段との間に誤差を生じた際には、この誤差を
減少させる方向に向けて前記繰出し機構の供給量を操作
する調節手段を有して成る点にあり、その作用、及び、
効果は次の通りである。
〔作 用〕
上記特徴を例えば第1図乃至第5図に示すように構成す
ると、植付アーム(6)が単位回数だけ作動した際にお
ける貯留部(10)の重1減少量が水田に対する貯留物
(9)の供給量であると判定できるので、例えば、機体
(2)を枕地で旋回させた場合のように、作業を中断し
た場合でも、実作業時(例えば、苗植付作業時)のみお
ける貯留物(9)の正確な供給量が求められると共に、
このように求めた供給Iの値と、入力手段(C)によっ
て予め入力された供給量の値とに誤差を生じた場合には
、調節手段(G)が、自動的に、この誤差が減少するよ
うに繰出し機構(11)を操作する。
つまり、作業を行う際には、水田の所定面積に対する肥
料等の供給量、あるいは、苗−株に対する肥料等の供給
量を、予め設定しておくだけで、作業を中断した場合、
あるいは、繰出し機構(11)等の性能が経時的に変化
した場合にも、予め設定した値の量だけ肥料等の供給を
行えるのである。
〔発明の効果〕
従って、田植機を走行させ乍ら肥料等を水田に供給する
場合には、人為的操作を何ら行わずとも、この供給量が
正確に、所望の値に維持される装置が合理的に構成され
たのである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第6図に示すように、前後車輪(1)、 (1)を有し
た走行機体(2)の後部に対して、リンク機構(3)を
介し昇降自在に苗植付装置(A)を連結して乗用型の田
植機が構成されている。
第4図に示すように苗植付装置(A)は走行機体(2)
から動力が伝えられる伝動ケース(4)、この伝動ケー
ス(4)からの動力が伝えられる複数のチェーンケース
(5)・・、これらのチェーンケース(5)夫々に設け
られた回転ケース(15)に一対ずつ設けられた植付ア
ーム(6)・・、マット状苗(W)を載置する苗のせ台
(7)、複数の整地フロート(8)・・夫々を有して成
り、又、この田植機では苗植付作業と同時に水田に対し
て肥料を供給する施肥装置(B)(対地供給装置の一例
)が設けられている。
つまり、施肥装置(B)は、肥料(9)を貯留する貯留
部としてのホッパー(10)から肥料(9)を繰出し機
構(11)で繰出すと共に、ホース(12)を介して作
溝器(13)に送るよう構成され、この施肥装置(B)
では、繰出し機構(11)に備えられた繰出しロール(
lla)を植付アーム(6)からの動力で往復作動させ
るよう、繰出し機構(11)の駆動軸(■4)と、前記
回転ケース(I5)とが、ロッド(16)及び操作アー
ム(17)を介して連動連結されCいる。
又、この施肥装置(B)では植付アーム(6)で植付け
られる苗の一株に供給される肥料(9)の量を予め設定
しておくことで(水田の単位面積あたりに供給される肥
料(9)の量を予め設定することも可能である)、作業
時にはこの供給量の維持を図る自動調節系が備えられて
いる。
つまり、この自動調節系は第1図に示す如く、その構成
を表すことが可能であり、この構成では、苗の一株に対
する肥料(9)の供給量を予め設定する入力手段(C)
と、ホッパー(10)の重量を計測するセンサ(D)及
び植付アーム(6)の作動回数を計数するカウンタ(E
)夫々からの信号が入力することで植付アーム(6)が
単位回数作動した際における重量の減少から供給量を求
める供給量判定手段(F)と、入力手段(C)、供給量
判定手段(F)夫々の誤差に基いて繰出し機構(11)
の繰出し量を誤差が減少する方向に調節する調節手段(
G)とを有して成り、第2図乃至第5図に示すように入
力手段(C)はダイヤル(18)で操作されるポテンシ
ョメータ(19)で構成され、センサ(D)は、ステー
(20)を介して前記チェーンケース(5)に支持され
る横フレーム(22)と、支軸(23)周りに揺動自在
にホッパー(10)を支持するブラケット(24)との
間に挾み込まれる感圧型に構成され、カウンタ(E)は
前記回転ケース(I5)の近傍に設けられた近接スイッ
チ(26)と制御装置(27)にセットされたプログラ
ムの一部(具体的には第3図のフローチャートの#4.
 #5ステップ)とで構成され、供給量判定手段(F)
はプログラムの一部(具体的には第3図のフローチャー
トの#1. #3. #6. #9ステップ)のみで構
成され、調節手段(G)は前記繰出しロール(lla)
の−往復作動時における繰出し量を調節する電動モータ
(28)と、プログラムの一部(具体的には第3図のフ
ローチャートの#11ステップ)とで構成されている。
尚、繰出しロール(lla)の繰出し量の調節は繰出し
ロール(1,1a)の外面に形成される凹状部の容積の
調節によって行い、この調節は前記駆動軸(14)に外
嵌するギヤ(29)の回動操作によって行い得るよう構
成され(具体的構造は詳記せず)、このギヤ(29)に
対して電動モータ(28)のピニオンギヤ(30)を咬
合させである。
又、この自動調節系では施肥系の一条毎に独立して供給
量の調節作動を行い得るよう、施肥条に対応した数(苗
の植付条と一致している)のホッパ−(io)・・夫々
に対して前記センサ(1))・・が、繰出し機構(11
)・・夫々に対して前記電動モータ(28)・・が備え
られ、更に、この自動調節系では、センサ(D)・・で
検出されるホッパー(10)・・夫々の重量が所定値以
下に達すると、ランプ(31)の点灯と同時にスピーカ
(32)により音声を発する警報手段も備えられている
又、前記制御装置(27)にはマイクロプロセッサ(図
示せず)が備えられ、その動作は第3図に示すように、
制御が開始されると、前記入力手段(C)を構成するポ
テンショメータ(19)からの信号がA/D変換器(3
3)を介して入力され、その値が供給予定1t(Wo)
として保持される(#1ステップ)。
次に、前記警報手段を作動させるための基準となる肥料
(9)の残量を、A/D変換器(33)を介して、ポテ
ンショメータ(34)から入力し、その値が警報作動残
量(訃)として保持される(#2ステップ)。
次に、前記センサ(D)・・夫々からの信号がA/D変
換器(33)を介して入力され、その値がカウント開始
前のホッパー(10)の重量(WA)として保持され(
#3ステップ)、これらの処理の後に、前記近接スイッ
チ(26)からの信号に基いて、植付アーム(6)が設
定回数作動した後に(#4.#5ステップ)、#3ステ
ップと同様にカウント終了後のホッパー(10)の重量
(W8)が保持される(#6ステツプ)。
次に、この重量(W、)と警報作動残量(WF )との
比較を行い、WB<WEの条件が成立した場合にのみ前
述した警報作動を行う(#7. #8ステップ)。
次に、WA−W、の演算によってホッパー内の肥料の減
少量(We )を求め、更に、Wo−Wcの演算に供給
予定量(WO)と実供給量(Wc)との間の誤差(偏差
)(ΔW)を求め(#9ステップ)、この誤差が所定値
(N)より小さい値であれば、#1ステップから再度制
御を行い、この誤差が所定値(N)より大きい値であれ
ば、(ΔW)に相当する量だけ修正方向にドライバ(3
5)を介して、電動モータ(28)を作動させ(#10
. #11ステップ)、この制御系ではリセットされる
まで、この動作が継続されるのである(#12ステップ
)。
〔別実施例〕
本発明は上記実施例以外に例えば、薬剤を水田に供給す
る装置に適用でき、又、単一のセンサによって全条に対
応する貯留部の重量の減少を計測して全条の施肥量を同
時に調節するよう実施でき、又、供給量判定手段を論理
ゲートの組合せで構成する等、ソフトウェアを用いずに
構成することも可能である。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る田植機の対地供給装置の実施例を示
し、第1図は該装置の概要を表すブロック図、第2図は
該装置の制御系を表すブロック回路図、第3図は該装置
の動作を表すフローチャート、第4図は苗植付装置、施
肥装置の側面図、第5図は施肥装置の繰出し量の調節系
の正面図、第6図は田植機の全体側面図である。 (6)・・・・・・植付アーム、(9)・・・・・・貯
留物、(10)・・・・・・貯留部、(11)・・・・
・・繰出し機構、(C)・・・・・・入力手段、(D)
・・・・・・センサ、(E)・・・・・・カウンタ、(
F)・・・・・・供給量判定手段、(G)・・・・・・
調節手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 植付アーム(6)の植付作動時に貯留部(10)の貯留
    物(9)を繰出し機構(11)の作動によって圃場に供
    給する田植機の対地供給装置であって、前記植付アーム
    (6)の単位作動回数に対する貯留物(9)の供給量を
    予め設定する入力手段(C)を設けると共に、前記貯留
    部(10)に貯留された貯留物(9)の重量を計測する
    センサ(D)、及び、植付アーム(6)の作動回数を計
    数するカウンタ(E)を設け、カウンタ(E)で植付ア
    ーム(6)の単位作動回数を計数した際における貯留物
    (9)の供給量を、センサ(D)で計測される重量の減
    少に基いて求める供給量判定手段(F)を設け、前記入
    力手段(C)で設定された値と、この供給量判定手段(
    F)との間に誤差を生じた際には、この誤差を減少させ
    る方向に向けて前記繰出し機構(11)の供給量を操作
    する調節手段(G)を有して成る田植機の対地供給装置
JP1147633A 1989-06-09 1989-06-09 田植機の対地供給装置 Expired - Lifetime JPH0751013B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63233706A (ja) * 1987-03-23 1988-09-29 井関農機株式会社 粒状物繰出装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63233706A (ja) * 1987-03-23 1988-09-29 井関農機株式会社 粒状物繰出装置

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