JPH0310605B2 - - Google Patents

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JPH0310605B2
JPH0310605B2 JP62222585A JP22258587A JPH0310605B2 JP H0310605 B2 JPH0310605 B2 JP H0310605B2 JP 62222585 A JP62222585 A JP 62222585A JP 22258587 A JP22258587 A JP 22258587A JP H0310605 B2 JPH0310605 B2 JP H0310605B2
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hair
hydroxyl group
metal
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metal salt
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Hiromasa Kojima
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SANSHIDO SEIYAKU KK
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    • A61K2800/884Sequential application

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、毛髪に、パーマネントウエーブの形
成処理或いはくせ毛,巻毛等の縮毛矯正(本明細
書においては両者を併せて「整形処理」と言う)
を施すと共に、金属性染毛剤による染毛処理を、
一定時間の経過後であつても施し得る状態を準備
するための毛髪処理方法に関する。 〔従来の技術〕 衣服,装身具,化粧等と並び、パーマネントウ
エーブや染毛などの毛髪処理は現代的フアツシヨ
ンの重要な要素である。髪のおしやれとして、従
来より、パーマネントウエーブ等の形成と染毛と
が広く行われている。また、個性的なフアツシヨ
ンを目指す人が増えるにつれて、パーマネントウ
エーブと染毛処理の両方を施す人の数を多くなつ
ており、髪のおしやれに対する関心度は非常に高
いと言える。 美容院,理容院等で髪にパーマネントウエーブ
等の形成処理と染毛処理の両方を施術する場合に
は、それぞれの処理を順次別々に行う、つまり、
毛髪にパーマネントウエーブ等を形成した後に染
毛処理を施す、或いは染毛処理を施した後にパー
マネントウエーブ等を形成するというのが一般的
な方法である。従つて、いずずれの順序で施術す
るとしても、かなりの手間と時間とを要するもの
であり、大変不経済であつた。 そこで本発明者は、先の出願に係る特願昭60−
273750号(特開昭62−132813号)において、上記
問題点を解決できる毛髪処理方法を提案した。こ
の毛髪処理方法は、パーマネントウエーブ液と金
属性染毛液とを併用するものである。金属性染毛
液は、薬害性は低いがパーマネントウエーブの形
成を阻害する作用を有していることが知られてい
る。本発明者は鋭意研究を重ねた結果、金属封鎖
剤を活用することにより上記欠点を克服すること
に成功し、安全で且つ永久性の高いパーマネント
ウエーブ等の整形処理と染毛処理とを同時並行さ
せて毛髪に施術できる画期的な毛髪処理方法を発
明したのである。 〔発明が解決しようとする課題〕 ところで前記の先願に係る毛髪処理方法は、パ
ーマネントウエーブ等の整形処理と同時並行的に
染毛処理を施す技術である。それ故、白髪染めな
どをする場合のように、染毛したことをあまり知
られたくない者にとつて、毛髪の色調を短時間で
変えてしまう前記従来の毛髪処理方法は、必ずし
も好都合であるとは言えなかつた。 〔課題を解決するための手段〕 上記課題を解決するために本発明が採用した手
段は、下記に列挙するAの前処理工程,Bの金属
塗着工程,Cの酸化工程を行つて、毛髪に整形処
理を施すと共に、染毛可能な状態を準備すること
である。 (A) チオグリコール酸塩類やシステイン等のメル
カプト化合物類等の還元剤と、金属封鎖作用を
有するフエノール性水酸基,エノール型水酸基
若しくはこれらに類する水酸基を有する化合物
又はカルボキシル基を有する化合物又はこれら
の誘導体等の水酸基類剤を含有する前処理液を
毛髪に塗布する前処理工程 (B) 鉄又は銅等の金属塩を含有する金属塩液を毛
髪に塗布する金属塗着工程 (C) ブロム酸塩類,過ホウ酸塩類,過酸化水素水
等の酸化剤を含有する酸化液を毛髪に塗布する
酸化工程 上記前処理液において、チオグリコール酸塩類
とは、チオグリコール酸,チオグリコール酸アン
モニウム,チオグリコール酸ナトリウム,チオグ
リコール酸カリウム等を言う。 一方、フエノール性水酸基,エノール型水酸基
若しくはこれに類する水酸基を有する化合物、又
はカルボキシル基を有する化合物、又はこれらの
誘導体等(本明細書においては、上記を総称して
「水酸基類剤」と言う)とは、没食子酸、没食子
酸プロピル等の没食子酸エステル類、サリチル
酸、サリチル酸ナトリウム・サリチル酸カリウム
等のサリチル酸塩類、サリチル酸メチル・サリチ
ル酸フエニル等のサリチル酸エステル類、タンニ
ン酸及びそのエステル類、レゾルシン、酢酸レゾ
ルシン、ピロガロール、カテコール、ヒドロキノ
ン、ヘマテイン、ハマメリス水、ノニル酸バニリ
ド、2−ヒドロキシ−5−ニトロ−2′,4′−ジア
ミノアゾベンゼン−5′−スルホン酸ナトリウム、
フエノール、ニトロフエノール・オルトアミノフ
エノール・メタアミノフエノール・パラアミノフ
エノール・硫酸オルトアミノフエノール・硫酸メ
タアミノフエノール・硫酸パラアミノフエノー
ル・パラメチルアミノフエノール・硫酸パラメチ
ルアミノフエノール・パラクロルフエノール・2
−アミノ−4−ニトロフエノール・2−アミノ−
5−ニトロフエノール・硫酸2−アミノ−5−ニ
トロフエノール・3,3′−イミノジフエノール・
塩酸2,4−ジアミノフエノール・オルトフエニ
ルフエノール等のフエノール類、塩酸ピリドキシ
ン、ヘキサクロロフエン、ヒノキチオール、クレ
ゾール、5−アミノオルトクレゾール・硫酸5−
アミノオルトクレゾール・クロルクレゾール等の
クレゾール類、クロルキシレノール、ピクラミン
酸ナトリウム、1−アミノ−4−メチルアミノア
ントラキノン、1,4−ジアミノアントラキノ
ン、1,5−ジヒドロキシナフタレン、α−ナフ
トール、オイゲノール、イソオイゲノール、バニ
リン、パラフエノールスルホン酸亜塩、2−(2
−ヒドロキシ−5−メチルフエニル)ベンゾトリ
アゾール、アセト酢酸エチル等のアセト酢酸エス
テル類、アスコルビン酸、グルコン酸及びこの塩
類、安息香酸、安息香酸ナトリウム・安息香酸デ
ナトリウム等の安息香酸塩類、安息香酸アミル・
安息香酸イソブチル・安息香酸パントテニルエス
テル・安息香酸シヨ糖エステル等の安息香酸エス
テル類、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香
酸エチル・パラアミノ安息香酸グリセリル等のパ
ラアミノ安息香酸エステル類、並びにこれらの誘
導体等を指す。さらに前記処理液には、上に掲げ
たもののほか、金属封鎖剤として、エデト酸二ナ
トリウム・エデト酸三ナトリウム・エデト酸四ナ
トリウム二水塩・エデト酸四ナトリウム四水塩等
のEDTA類を配合することもできる。 前記金属塩液における鉄又は銅等の金属塩と
は、硫酸第一鉄,塩化第二鉄、四三酸化鉄,三二
酸化鉄,黄酸化鉄等の鉄化合物類、及び酢酸銅,
硫酸銅,グリシン銅等の銅化合物類を言う。 前記酸化液のブロム酸塩類,過ホウ酸塩類と
は、ブロム酸カリウム,ブロム酸ナトリウム等の
ブロム酸塩類、過ホウ酸ナトリウム等の過ホウ酸
塩類である。 本発明に係る毛髪処理を行うにあたり、前処理
工程は、通常、毛髪をロツドに巻きつけて所望形
状に整形しながら行うのが一般的である。しか
し、前処理液の塗布は毛髪をロツドに巻きつける
前でも、ロツドに巻きつけてローラル状にした後
でも可能である。ま縮毛矯正の場合には、毛髪を
プレート上に伸展させながら前処理液を塗布す
る。さらに、毛髪を特定形状に整形しない状態で
前処理液を塗布してもよい。 前処理工程のあと所要時間放置する。その後、
毛髪の整形状態を保持したまま水洗し、毛髪表面
に残存する前処理液を塗布する。但し、この水洗
は省略することも可能である。というのは、前処
理液の還元力が反応の進行にしたがつて減衰する
のみならず、次に塗布する金属塩液が前処理液の
還元反応を停止させるからである。それ故、水洗
を省略しても毛髪が傷つくことは殆どない。 引き続き金属塗着工程を行う。所要時間放置し
た後、水洗等により毛髪表面及び頭皮表面に残存
している金属塩液を除去する。 次いで酸化工程を行う。毛髪に酸化液を塗布し
て所要時間放置したのち、毛髪の整形状態を解除
し、洗髪,乾燥等の適宜処理を行う。 このようにして、所定のパーマネントウエーブ
等の整形処理が施術されると共に、適宜時間(例
えば2〜3週間)経過後であつても、所定の色調
を発色させ得る状態が準備された毛髪を得ること
ができる。 なお、前処理液に配合する水酸基類剤と同じ又
は異なる種類のものを、金属塩液に配合してもよ
い。また、前処理液の水酸基類剤は、使用態様に
よつては省略することができる。さらに、金属塗
着工程と酸化工程とは、実行順序を入れ替えるこ
とも可能である。 〔作用〕 前処理液中の還元剤は、毛髪のシスチン結合を
切断する作用を有している。このため、前処理工
程により、毛髪は所望形状に整形保持された状態
で可塑性にされる。また還元剤には、毛髪を膨潤
化させる作用もあるので、次に塗布する金属塩液
中の金属分子が毛髪内部にまで入り込んで、ケラ
チンと結合するのを促進する。なお、前処理液に
配合する水酸基類剤の作用については後述する。 次に金属塩液を塗布することにより、鉄又は銅
等の金属分子が毛髪のケラチンと強固に結合して
定着する。前述したように、金属塩には還元剤と
反応し易いという性質がある。従つて、前処理液
塗布後の水洗を省略したときには、金属塩液中の
金属塩により、前処理液のシスチン切断反応が停
止する。勿論、前処理工程後に水洗を行つても、
何ら支障をきたすものではない。 引き続き塗布する酸化液中の酸化剤は、前処理
工程で切断されたシスチン結合を再結合する作用
を有している。従つて、酸化工程を行うことによ
り、整形された形状のままで毛髪に新たなシスチ
ン結合が形成される。即ち、毛髪は所望の整形状
態に固定されるのである。 ところで、金属塗着工程によりケラチン結合し
た金属分子は長期間、毛髪中に存在し得るので、
酸化工程後、毛髪の整形状態の解除,洗髪,乾燥
等を行つたとしても、該毛髪はいつでも染毛可能
な準備状態に保持される。即ち、適宜時間が経過
したのちに発色液を塗布すれば、毛髪に所定の色
調を発色させて染毛することが可能である。 ここで使用される発色液は、金属塩液中の鉄又
は銅等の金属塩と呈色反応を示す成分を含有する
ものであつて、例えば、前処理液に配合される水
酸基類剤のうち、EDTA類を除く殆ど全てが使
用可能である。この水酸基類剤を含む発色液を上
記毛髪に塗布すると、毛髪に定着している金属分
子と水酸基類剤とが結合して有色の分子を形成
し、これにより、毛髪を所定の色調に染着する。
そして、この呈色反応は、前記酸化工程ののち2
〜3週間経過後であつても、生ずるものである。 次に、前処理液に配合される水酸基類剤の作用
を説明する。前述したように、金属塩は還元剤と
反応し易い。そのため、金属性染毛剤で染められ
ている毛髪に対して整形処理を行おうとすると、
毛髪中の鉄又は銅等の金属分子によつて、還元剤
の持つシスチン切断作用が阻害され、整形性が弱
められる。ところで、水酸基又はカルボキシル基
を有する化合物類は、鉄又は銅等の金属が還元剤
と反応するのを防止する金属封鎖作用を有してい
る。従つて、水酸基類剤を前処理液に配合してお
けば、予め金属性染毛剤で染められた毛髪に対し
て前処理工程を行つたときに、還元剤のシスチン
切断作用が阻害されることがなくなる。むしろ、
水酸基類剤も還元力を備えているから、シスチン
結合の切断が助勢され、整元形処理が迅速かつ確
実になる。 なお、処理対象が金属性染毛剤で処理されてい
ない毛髪の場合には、還元剤の反応が阻害を受け
ることがないので、前処理液中の水酸基類剤を省
略することが可能である。また、金属塩液に水酸
基類剤を配合してもよい。そして、前処理液と金
属塩液の双方に水酸基類剤を配合する場合、両者
の間で水酸基類剤の組成及び/又は配合量を異な
らせることにより、色調の多様化を図ることがで
きる。さらに、金属塗着工程及び酸化工程の営む
作用は、互いに独立性が強いので、実行順序を変
更することができ、しかも毛髪処理の結果にあま
り相違を生じさせることはない。 〔実施例〕 本発明により、パーマネントウエーブの形成処
理と共に、染毛可能な状態を毛髪に準備する方法
を、実施例に基づいて具体的に説明する。 はじめに、前処理液をロツドに巻いた頭髪に塗
布し、又は前処理液を頭髪に塗布しながらロツド
に巻き、或いは、前処理液を塗布し終えてから毛
髪をロツドに巻く。塗布方法は、スプレーやスポ
イトを用いる方法や、毛髪の根元に前処理液を塗
布し、これを櫛で梳くようにして毛先のほうへ広
げる方法等が用いられる。前処理液塗布後、10〜
20分間放置する。この放置中に、スポイト等で前
処理液を毛髪に再塗布すれば、処理を促進させる
ことができる。その後、水洗して毛髪及び頭皮の
表面に残存する前処理液を除去する。但し、この
水洗は省略が可能である。 次に、金属塩液を万遍なくロツドに巻かれた頭
髪に塗布して5〜10分間放置し、鉄又は銅等の金
属を毛髪内に浸透させる。その後、水洗して毛髪
表面に残存する金属塩液を除去する。 続いて酸化液を毛髪に塗布し、5〜15分間放置
したのちロツドを外し、水洗,乾燥等を行う。こ
れにより、パーマネントウエーブが形成されると
共に、一定時間経過した後であつても、発色液を
塗布すれば発色し得る状態に毛髪が準備される。
従つて、例えば美容院等では酸化工程まで行つて
整形処理のみ施し、それから数日後に被施術者が
自宅などで発色液の塗布を行つて毛髪を染め上げ
る等の応用が可能であり、目立たないように染毛
を施すことができる。 各工程を連続的に行つた場合、処理時間の合計
が、ロツドを巻く時間(約20分)を含めて約1時
間程度で、毛髪処理を完了させることができる。
但し、上記処理時間は、被施術者の毛髪の状態、
所望するパーマネントウエーブの形状やウエーブ
度などに応じて適宜変更し得るものである。 なお、本発明方法は、毛髪処理のために有用な
適宜処理を併用することが可能である。例えば、
各工程において赤外線(又は遠赤外線)の照射を
併用すれば、反応の促進により処理時間を一層短
縮化できると共に、染毛の堅牢性をより向上させ
ることができる。また、薬液塗布後の放置時間
中、施術者の頭髪をヘアーキヤツプ等で被えば、
薬液中の有効成分が蒸発したり、空気中の酸素と
反応して酸化したりするのを阻止できる。更に、
クエン酸やEDTA等の金属封鎖作用を有する水
酸基類剤の1%水溶液を、金属塗着工程の後に頭
皮に塗布しておけば、頭皮の染着を防止すること
が可能である。その他、前処理液塗布後の水洗,
金属塩液塗布後の水洗(又は、酸化工程を先に実
行する場合には酸化液塗布後の水洗)に替え、ス
ポンジ等を用いて毛髪表面に残存する剰余の薬液
を吸い取るか又は拭き取るようにしてもよい。 本発明に係る毛髪処理方法は、金属性染毛法が
施されている毛髪を施術対象とするのは勿論であ
るが、未染毛の毛髪に本発明方法を適用した場合
にも有用であることは言うまでもない。この場合
には、前処理液中の水酸基類剤は省略することが
できる。また、毛髪の整形形状は、パーマネント
ウエーブに限られず、いわゆるストレートパーマ
等の縮毛矯正や特定形状に整形しないで行う処理
等へも本発明方法の適用が可能である。 以下、本発明方法に基づいて行つた毛髪処理試
験の結果を示す。 <予備試験> 本発明方法を試験するに先立ち、前処理液,金
属塩液,酸化液及び発色液の種類を変えることに
より、多様な色調,ウエーブ度を毛髪に付与する
ことができること、及び金属性染毛剤で染毛処理
が施されている毛髪にも確実にパーマネントウエ
ーブ等を形成できることを、次の試験1〜4によ
り予備的に確かめた。但し、当該予備試験では、
前処理工程,金属塗着工程,酸化工程のあと、発
色工程を連続的に行つた。試験結果を、後掲の表
1〜5に示す。試験条件および得られた毛髪のウ
エーブ度,ウエーブ保持性,色調,褪色性等の判
定方法は下記の通りである。 イ 試験毛 試験毛には、洗剤で洗浄した約1000本の白熊の
毛を一束としたものを用いた。(但し、試験3は、
人毛を用いた)。 ロ 薬液の調整 試験に用いた各薬液は、いずれも精製水で調整
した水溶液であつて、基剤として下記の成分を含
んでいる(単位は重量%である)。
【表】 ハ 試験方法 試験方法を図面に従つて説明する。はじめに前
処理液をスポイトで万遍なく塗布しながら、試験
毛をロツドに巻きつける。使用したロツドの寸法
は、直径12mm,長さ88mmである。巻きつけ方は、
美容院等で通常行われている方法に準じた。即
ち、第1図aに示すように、まず二つ折にしたロ
ツドペーパーの間に毛束の先を挟み、次いで同図
b〜cの如く、毛先からロツドを中心にしてロツ
ドペーパーと一緒に根元の方へ巻き込む。巻き終
わつてロール状になつたら、毛髪が巻き戻らない
ように、同図dのように、長手方向に輪ゴムを架
け渡す。次に、上記のロール状にした試験毛を20
分間放置した後、金属塩液をスポイトを用いて塗
布する。これを10分間放置した後、30秒間水洗す
る。続いて酸化液を塗布し、5分間の放置後、発
色液を塗布し、さらに10分間放置してから、試験
毛をロツドより取り外し、30秒間水洗し、綿布上
で乾燥させる。なお、上記試験においては、酸化
液を除く各薬液の塗布後、試験毛をラツピングフ
イルムで包んで反応を促進させた。 ニ ウエーブ度 試験毛のパーマネントウエーブの形成度合を判
定する指標として、ウエーブ度とウエーブ保持性
とを試験毛の一本ずつについて測定した。各表に
おけるウエーブ度は次式により求めたものであ
る。 ウエーブ度=(X−Y)/X=100(%) 但し、 X:ロツドの周面における周長さ (本試験においては、12mm×3.14=37.7mm) Y:ウエーブ1ピツチ当たり長さ(第2図参
照) ホ ウエーブ保持性 ウエーブ保持性は、上記処理を施した毛束を洗
剤液(0.5%ラウリル硫酸トリエタノールアミン
水溶液)に1分間浸した後、精製水の入つたビー
カー10個に順に漬けて洗浄し、ハンドドライヤー
にて乾燥させる、という処理を5回繰り返し(但
し、5回目はハンドドライヤーを用いずに綿布上
で風乾させる)、前記式中のYの値を測定して当
該洗洗剤処理の前後におけるウエーブ度を求め、
次式により算出したものである。 ウエーブ保持性=(処理後のウエーブ度)/(処理前
のウエーブ度)×100 (%) 上記ウエーブ保持性試験は、日常生活において
普通行われる洗髪を連続して5回繰り返すのにも
匹敵する、毛髪に対して極めて苛酷な処理を行う
試験である。 ヘ 色調 色調の判定は、最初の毛髪処理が施された試験
毛について、5人の判定者により500W昼光色ス
ポツトライト下で視覚評価して行つた。 ト 褪色性 褪色性の判定は、前記ウエーブ保持性試験の洗
剤処理を行つた試験毛について上記色調判定と同
様の視覚評価を行い、洗剤処理前の毛束と比較し
て褪色の有無を判定したものである。 試験1(表1−1〜3) 表1−1は、前処理液と発色液とに配合する水
酸基類剤の種類を共通にして、その水酸基類剤の
種類を様々に変更したときの試験結果、表1−2
は、前処理液と発色液とで水酸基類剤の種類,配
合量を変えたときの試験結果、表1−3は、さら
に金属塩や酸化剤の種類,組成をも変えたときの
試験結果をそれぞれ示すものである。各試験にお
ける毛髪処理に要した時間は約45分であつた。 なお、表1−1における試番1−11は、水酸基
類剤を含まない前処理液を用いて処理を行つた場
合の試験例である。 また、対照例は、次のような処理を行つたもの
である。 C−1:前処理液と発色液の水酸基類剤とを省
略したもの C−2:前処理液と発色液の水酸基類剤及び金
属塩液の金属塩を省略したもの
【表】
【表】
【表】 表1−1からわかるように、前処理液と発色液
とに配合する水酸基類剤の種類を変えることによ
り、表1−2に示すように、前処理液と発色液と
で水酸基類剤の組成や配合量を変えることによ
り、さらには表1−3の如く、金属塩や酸化剤を
変更することにより、多彩な色調を獲得すること
ができる。のみならず、ウエーブ度やウエーブ保
持性についても変化を付与できるので、毛髪を
様々な風合いに仕上げることも可能である。しか
も、表1−1の試番1−11からわかるように、前
処理液に水酸基類剤を配合しない場合でも、毛髪
にパーマネントウエーブの形成処理と染毛処理と
を施すことができる。但し、これと試番1−1と
を比較すると、後者の水酸基類剤を含む方がウエ
ーブ度及びウエーブ保持性において勝つている。
このことから、前処理液に配合した水酸基類剤
は、還元剤はのシスチン結合切断を助勢する作用
を有しているのがわかる。 なお、表1−1〜3に掲げた水酸基類剤のう
ち、フエノール性水酸基又はこれに類する水酸基
を有する化合物は、没食子酸プロピル,レゾルシ
ン,カテコール,塩酸ピリドキシン,ヒノキチオ
ール,L−アスコルビン酸であり、エノール型水
酸基を有する化合物はアセト酢酸エチルであり、
カルボキシル基を有する化合物は安息香酸であ
る。また、サリチル酸は、フエノール性水酸基及
びカルボキシル基の両方を有する化合物である。 次の試験2〜4は、予め金属性染毛処理が施さ
れて毛髪中に金属が残存しているときにも、前処
理液に水酸基類剤を配合することにより、高いウ
エーブ度を得ることができ、ウエーブ保持性も低
下しないことを確かめたものである。 試験2(表2−1〜4) 試験2は、次のような方法による まず、毛束をロツドに巻かない直毛状態のまま
で、表2−1の試番6−1の薬液組成により一回
目の処理を行つて染毛し、これを風乾したものを
試験毛として準備する。次に、この試験毛をロツ
ドに巻き、薬液の組成を変えて二回目の処理を行
つた後、ウエーブ度,ウエーブ保持性,色調,褪
色性を判定した。次掲の表2−1〜4には、二回
目の処理条件を示してある。 対照例は下記の通り、 C−3:試番6−1の薬液組成において、前処理
液の水酸類剤を省略したものを用いて2
度処理を行つたもの C−4:前処理液の水酸基類剤と金属塩液の金属
塩を省略したもので一回目の処理を行つ
た後C−4と同じ組成の薬剤で二回目の
処理を行つたもの 即ち、C−3は二回目の処理時に毛髪に金属が
残存している場合、C−4は毛髪に金属が残存し
ていない場合の対照例である。
【表】
【表】
【表】
【表】 表2−1に示す対照例C−3とC−4との比較
からわかるように、前処理液に水酸基類剤を配合
しないで処理を実行した場合、二度目の処理時に
金属塩が既に毛髪中に存在するとき(C−3)に
は、金属塩が存在しないとき(C−4)に比べて
ウエーブ度が著しく低下し(24.3%→8.3%)、ウ
エーブ保持性も失われる(66.7%→0%)。これ
に対し、前処理液に水酸基類剤を配合した場合
は、予め金属性染毛処理が施された毛髪であつて
も、高いウエーブ度,ウエーブ保持性を得ること
ができる。この試験結果から、上記の効果が、前
処理液に配合した水酸基類剤の作用によりもたら
されるものであることが確認される。また、水酸
基類剤の配合比率や種類を変えることにより、毛
髪のウエーブ度及びウエーブ保持性に様々な変化
を与えられることもわかる。 なお表2−3は、金属塩として銅塩を用いた場
合の結果を示すものであり、この試験において
も、前処理液に水酸基類剤を配合したものは、水
酸基類剤を配合しないもの(対照例C−5)に比
べて、高いウエーブ度とウエーブ保持性を獲得し
ている。但し、試番13−1〜3では、対照例C−
5よりは充分高い値を示しているとは言うもの
の、鉄塩を用いたときに比べるとウエーブ度が小
さい。これはサリチル酸によつて、前処理液が酸
性になつているためと考えられる。一般に、前処
理液のPHが酸性側であるとウエーブ度が低下する
ことが知られている。そこで試番14−1〜3に示
す如く、トリエタノールアミンを添加して前処理
液のPHをアルカリ性側へ調整すれば、ウエーブ度
の改善を図ることができる。 表2−4は、還元剤濃度を低くした場合におい
ても、前処理液に水酸基類剤を配合したものは、
水酸基類剤を配合しないもの(対照例C−6)よ
りも、高いウエーブ度とウエーブ保持性が得られ
ることを確かめた試験である。なお当該試験で
は、前処理液塗布後の放置時間を20分間とした。 試験3(表3) 試験3は、自然毛(黒髪)に対して毛髪処理を
実行したものであり、次掲の表3からわかるよう
に、自然毛に対しても、本発明に係る毛髪処理を
施術できることが明らかである。なお、この試験
例では、前処理液を塗布した後の放置時間は20分
であり、酸化液を塗布して5分間放置したのち水
洗せずに発色液を塗布し、20分間放置後ロツドを
はずして30秒間水洗した。
【表】
【表】 試験4(表4−1,2) 試験4は、金属塩液にも水酸基類剤を配合する
ことにより、毛髪の処理状態を多様に変化させる
ことができることを示したものである。この試験
例では、3種類の金属塩液と3種類の発色液とを
用意し、これらを組み合わせることにより、9種
類の異なる色調及び風合いを得ている。 なお、金属塩液に配合したL−アスコルビン酸
とグリシンは、金属塩液が強酸性になるのを防止
する緩衝作用、金属塩液の酸化防止作用、及び染
め上がりの色調の調整作用を営む。また、この試
験に限り、金属塩液及び発色液の基剤は下記の組
成に従つた。
【表】
【表】
【表】
【表】 <本試験> 試験5(表5) 前記の試験1〜4により、処理液の組成や成分
の配合比を変えることで、多様な処理結果を得ら
れることが明らかになつた。 そこで、次に、本発明方法により、適宜時間経
過後であつても染毛可能な状態に、毛髪が準備さ
れることを実証する。試験方法は、予備試験と同
様の手順で試験毛を酸化工程まで処理したのち、
ロツドから外し、洗髪,乾燥を行つてから、24時
間放置後、発色液を塗布するという方法による。 表5に、その試験結果を示す。
【表】 表5の試番20−1〜10を、これと薬液組成が同
じである表1−1の試番1−1〜10と比較すれば
わかるように、酸化工程のあと24時間放置した場
合であつても、連続的に発色工程を施した場合と
変わりない色調を得ることができる。しかも、得
られた毛髪のウエーブ度及びウエーブ保持性につ
いては、表1−1のものより、若干向上している
ものが多い。 試験6(表6) 前記試験は、いずれも発色工程を一回だけ行う
ものであつたが、酸化工程終了後、適宜間隔をあ
けて発色液を複数回に分けて毛髪に塗布すること
より、染着程度を段階的に濃くしていくというこ
とが本発明は可能である。 表6は、酸化工程まで処理し終えた毛髪に対
し、発色液を一週間後,二週間後及び三週間後に
分けて塗布することにより、段階的に色調を濃く
できることを実証したものである。この試験にお
いては、酸化液塗布後及び発色液塗布後、水洗す
るまでの放置時間はいずれも5分間である。 なお、明度の測定結果は、真つ黒の状態を1,
真つ白の状態を10とし、その間を十段階に分割し
た明度対照表に基づいて、三名の測定者が視覚判
定した結果を平均したものである。
〔発明の効果〕
本発明に係る毛髪処理方法は、以下に列挙する
ような優れた効果を発揮する。 毛髪に、整形処理を施すと共に染毛可能な状
態を準備するから、一定時間経過後であつて
も、発色工程を施すことにより、所定の色調を
発色させることができる。従つて、毛髪を染毛
状態に変化させる時期を、被施術者が所望に応
じて選択することがきるので、例えば、パーマ
ネントウエーブ等の整形処理を美容院にて施し
たのち、被施術者が自宅で発色液を塗布して染
毛することが可能である。 本発明により染毛可能状態が準備された毛髪
は、発色液の塗布を複数回に分けて行うことに
より、段階的に色調を濃くすることができる。
しかも、発色液の塗布間隙を一週間以上あける
ことも可能であるので、色調の変化度合を緩や
かに調節することができる。それ故、染毛処理
を施していることを目立たせるという不都合を
生じさせることなく、毛髪を徐々に所望の色調
にまで変化させることができる。 前処理液に配合した水酸基類剤は、毛髪中に
金属塩が残存している場合にこれをマスキング
して前処理液の還元剤と反応するのを阻止し、
シスチン結合切断反応が阻害されるのを防止す
る。つまり、予め金属性染毛処理が施された毛
髪に対しても、確実にパーマネントウエーブ等
を形成する。従つて、本発明を用いれば、何回
でも繰り返してパーマネントウエーブ等の整形
処理と染毛可能状態の準備とを施術することが
できる。 染毛法として金属性染毛法を用いているの
で、堅牢で永久性の高い染毛処理を施すことが
でき、しかも、人体に対して感作性や一次刺激
性等の薬害が無く安全性に優れる。 各薬液の組成や成分の配合比を変更すること
により、豊富な色調を得ることができ、白髪染
ばかりでなく、金髪、赤毛、栗毛等は勿論、黒
髪にも染毛処理を施すことが可能である。ま
た、ウエーブ度の変更も自在であるから、髪の
おしやれに対する多様な要望を満足させること
ができる。 このように、本発明は実用性に極めて優れた毛
髪処理方法を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜dは、試験毛をロツドに巻く手順を
示す図面、第2図は本発明方法により処理された
試験毛においてウエーブ度を測定する個所を説明
する図面である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 毛髪に、下記に列挙するAの前処理工程、B
    の金属塗着工程、Cの酸化工程を行つて、パーマ
    ネントウエーブ形成等の整形処理を施すと共に、
    染毛可能な状態を準備することを特徴とする毛髪
    処理方法。 (A) チオグリコール酸塩類やシステイン等のメル
    カプト化合物類等の還元剤と、金属封鎖作用を
    有するフエノール性水酸基、エノール型水酸基
    若しくはこれらに類する水酸基を有する化合物
    又はカルボキシル基を有する化合物又はこれら
    の誘導体等の水酸基類剤を含有する前処理液を
    毛髪に塗布する前処理工程 (B) 鉄又は銅等の金属塩を含有する金属塩液を毛
    髪に塗布する金属塗着工程 (C) ブロム酸塩類、過ホウ酸塩類、過酸化水素水
    等の酸化剤を含有する酸化液を毛髪に塗布する
    酸化工程 2 前記Aの前処理工程のあとに、前記Cの酸化
    工程を行い、次いで前記Bの金属塗着工程を行う
    特許請求の範囲第1項に記載の毛髪処理方法。 3 前記Bの金属塗着工程において使用する金属
    塩液に、フエノール性水酸基,エノール型水酸基
    若しくはこれに類する水酸基を有する化合物又は
    カルボキシル基を有する化合物又はこれらの誘導
    体等の水酸基類剤が配合されている特許請求の範
    囲第1項又は第2項に記載の毛髪処理方法。 4 前記Aの前処理工程で使用する前処理液と、
    前記Bの金属塗着工程で使用する金属塩液とで、
    含有される水酸基類剤の組成及び/又は配合量が
    異なつている特許請求の範囲第3項に記載の毛髪
    処理方法。 5 毛髪に、下記に列挙するaの前処理工程、B
    の金属塗着工程、Cの酸化工程を行つて、パーマ
    ネントウエーブ形成等の整形処理を施すと共に、
    染毛可能な状態を準備することを特徴とする毛髪
    処理方法。 (a) チオグリコール酸塩類やシステイン等のメル
    カプト化合物類等の還元剤を含有する前処理液
    を毛髪に塗布する前処理工程 (B) 鉄又は銅等の金属塩を含有する金属塩液を毛
    髪に塗布する金属塗着工程 (C) ブロム酸塩類,過ホウ酸塩類,過酸化水素水
    等の酸化剤を含有する酸化液を毛髪に塗布する
    酸化工程 6 前記aの前処理工程のあとに、前記Cの酸化
    工程を行い、次いで前記Bの金属塗着工程を行う
    特許請求の範囲第5項に記載の毛髪処理方法。 7 前記Bの金属塗着工程において使用する金属
    塩液に、フエノール性水酸基、エノール型水酸基
    若しくはこれに類する水酸基を有する化合物又は
    カルボキシル基を有する化合物又はこれらの誘導
    体等の水酸基類剤が配合されている特許請求の範
    囲第5項又は第6項に記載の毛髪処理方法。
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