JPH031054Y2 - - Google Patents

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JPH031054Y2
JPH031054Y2 JP3260888U JP3260888U JPH031054Y2 JP H031054 Y2 JPH031054 Y2 JP H031054Y2 JP 3260888 U JP3260888 U JP 3260888U JP 3260888 U JP3260888 U JP 3260888U JP H031054 Y2 JPH031054 Y2 JP H031054Y2
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liquid
screen
gas
passage
plane
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JP3260888U
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  • Gas Separation By Absorption (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 気体の脱臭、増湿、冷却、除塵等のために気液
接触装置が利用される。これは同一平面上に平行
に配列されたワイヤーから成るスクリーン部を気
体通路を塞ぐように設置し該スクリーン部上に液
体の膜を生ぜしめることにより気液を接触させる
ものである。本考案はかかる気液接触装置用スク
リーンに関するものである。
〔従来の技術〕
気液接触装置においては、スクリーン全面にわ
たつて均一な厚さの液体膜を現出することが望ま
しい。
(1) 特開昭62−289218号公報には、ノズルなどに
よりスクリーン部に斜め上方より液体を注ぐ方
法が記載されている。
(2) 実願昭62−21323号には、液体を供給する平
坦な流出口縁部と、この流出口縁部に続きその
表面がこの流出口縁部の下方へある曲率半径を
以て湾曲する液体供給部を有する液体を均一な
層状に供給する槽が記載されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記(1)の方法では、均一な厚さの膜を形成する
ことは困難である。
上記(2)は、液体を上方より自然に流下させる形
式であるため、スクリーンの面積が広い場合には
スクリーンの下方に行くに従い液体膜が不均一に
なり易い。
〔課題を解決するための手段〕
同一平面上に平行に配列されたワイヤーから成
るスクリーン部を気体通路を塞ぐようにほぼ鉛直
方向に設置しこのスクリーン部上に液体の膜を生
ぜしめることにより気液を接触させる気液接触装
置用スクリーンに於て、気液接触装置用スクリー
ンは、スクリーン部の上部に又は上部及び両側部
に臨出する噴出口及びこの噴出口と液体流入口を
連結する液体通路を有するものとし、液体流入口
より液体通路内に圧入せしめられた液体は前記噴
出口より前記平面と平行に且つ前記平面よりも気
体通路の上流側に噴出せしめられ得るものとす
る。
〔作用〕
気液接触装置用スクリーンを気体通路を塞ぐよ
うにほぼ鉛直方向に設置し、液体を液体流入口よ
り液体通路内に圧入させ、気体を気体通路に送
る。液体は、噴出口よりスクリーン部の上方から
又は上方及び両側からスクリーン部平面と平行に
且つこのスクリーン部平面よりも気体通路の上流
側に噴出せしめられ、気体に押されつつ、スクリ
ーン部上に液体の膜が形成される。気体はこの液
体膜を破壊通過しつつ液体と接触し、脱臭、増湿
等の目的が達成される。
〔実施例〕
10は気液接触装置、12は装置10内に取り
付けられた柱で、気液接触装置用スクリーン1は
これにビス13により取り付けられる。11は、
液槽14内の液体Nをスクリーン1に供給するた
めのポンプである。2はロツド、3はロツド2に
対し垂直に、且つスロツト5の間隔を保つて互い
に平行に配列されたワイヤーで、このワイヤー3
とロツド2によりスクリーン部4が構成される。
第2図,第3図のスクリーン1は2個のスクリー
ン部4a,4bを有している。
6は液体通路である。液体通路6は液体流入口
L及び噴出口M1〜M9を有する。第2図の如く、
この噴出口はスクリーン部4の上部A及び左右の
両側部B,Cを囲むように配置される。但し、ス
クリーン面積があまり広くない場合には、上部A
に臨出する噴出口M3〜M7だけで十分であり、両
側部B,Cに臨出する噴出口M1,M2,M8,M9
を省略することが出来る。
液体Nは、液体流入口Lから液体通路6内に圧
入され、液体通路内に充満すると、噴出口M1
M9より噴出する。液体は、スクリーン部平面と
平行に且つこのスクリーン部平面よりも気体通路
16の上流側16aに噴出せしめるようになつて
おり、気体に押されつつ、スクリーン部上に液体
の膜が形成される。第1図矢印で示す如く、気体
は気体通路の上流側16aから下流側16bに向
かつてこの液体膜を破壊通過しつつ液体Nと接触
し、脱臭・増湿等の目的が達成される。
スクリーン部上部Aには噴出口M3〜M7からの
液体がほぼ均等に供給される。スクリーン面積が
広い場合には、下部に行くに従い液体の分布が不
均等になることがあるが、この不均等は両側の噴
出口M1〜M3,M7〜M9からの液体の補充により
是正される。この両側の噴出口は、第2図の如
く、下方のものほど傾きが緩くなつているのが望
ましい。液体流入口からの液体の圧入速度は、ス
クリーン全面に液体膜が形成されるように調節す
る。
15は樋で、第1図の如く複数のスクリーン1
を設置する場合、2段目以上のスクリーンに取り
付けられる。2段目以上のスクリーンで使用され
た液体Nは、この樋により液槽14へ導かれ、ポ
ンプ11により再使用に供される。
〔考案の効果〕
本考案によれば、液体流入口からの圧入速度を
調節するだけで、スクリーン部に均等に液体を供
給することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はスクリーンの設置状況の説明図、第2
図はスクリーンの正面図、第3図は−線断面
図、第4図はスクリーン部の一部の拡大斜面図で
ある。 1……気液接触装置用スクリーン、2……ロツ
ド、3……ワイヤー、4,4a,4b……スクリ
ーン部、5……スロツト、6……液体通路、10
……気液接触装置、11……ポンプ、12……
柱、13……ビス、A……上部、B,C……側
部、L……液体流入口、M1〜M9……噴出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同一平面上に平行に配列されたワイヤー3から
    成るスクリーン部4を気体通路16を塞ぐように
    ほぼ鉛直方向に設置し該スクリーン部4上に液体
    の膜を生ぜしめることにより気液を接触させる気
    液接触装置用スクリーンに於て、前記スクリーン
    部4の上部に又は上部及び両側部に臨出する噴出
    口(M1〜M9)及び該噴出口と液体流入口Lを連
    絡する液体通路6を有し、前記液体流入口Lより
    前記液体通路6内に圧入せしめられた液体は前記
    噴出口(M1〜M9)より前記平面と平行に且つ前
    記平面よりも前記気体通路16の上流側に噴出せ
    しめられ得ることを特徴とする気液接触装置用ス
    クリーン。
JP3260888U 1988-03-14 1988-03-14 Expired JPH031054Y2 (ja)

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JP3260888U JPH031054Y2 (ja) 1988-03-14 1988-03-14

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JP3260888U JPH031054Y2 (ja) 1988-03-14 1988-03-14

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Publication Number Publication Date
JPH01137717U JPH01137717U (ja) 1989-09-20
JPH031054Y2 true JPH031054Y2 (ja) 1991-01-14

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ID=31259159

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