JPH03105098A - 電動送風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、電気掃除機などに用いられる電動送風機に
関し、さらに詳しくは、ファンにより発生した気流を一
旦モータ内に通してモータを冷却した後、機外へ排出す
るようにした電動送風機に関する。

（口）従来の技術 従来、この種の電動送風機として、第５図に示すような
ものが知られている。すなわち、円板状のモータフレー
ム６の下流側でブラケット５内に取り付けられたモータ
２・４と、モータフレーム６の上流側でモータ２・４の
シャフト！７にナツ｝１８で取り付けられたファンｌ６
とを備えた電動送風機２！が知られている。

このような電動送風機２ｌはさらに、ファン１６とモー
タフレーム６との間に円板状のディフューザ８が配設さ
れ、ファンｌ６により発生する気流を方向転換するよう
にされている。

モータフレーム６には、ファンｌ６およびディフューザ
８を覆うファンカバー１９がモータフレーム６と同心状
に取り付けられている。ファンカバーｌ９の中央には空
気流入口が設けられている。

そして、ディフューザ８により方向転換された気流が、
モータフレーム６に設けられた通風口ｌ５からモータ２
・４内部へ導かれるように構成されている。この電動送
風機２ｌにおける空気の流れを矢印で示す。

この電動送風機２ｌにおいては、ファンｌ６により発生
した気流がファンカバーｌ９に当り、ディフューザ８の
外周部に設けられている傾斜通路９に沿って下流側へ斜
めに方向転換される。そして、ディフューザ８の下流側
（裏側）に設けられている案内壁１０に導かれてモータ
フレーム６の通風口ｌ５からモータ２・４内郎へ排出さ
れる。

（ハ）発明が解決しようとする課題 上記の電動送風！Ｉ２１においては、ディフューザ８が
ネジ部材７の締め付けによりモータフレーム６に取り付
けられている。このため、ネジ部材７が所定本数必要で
ありコスト高の原因となるうえ、自動締付機によるネジ
部材７の締め付け時に締め付けミスが発生し、さらにデ
ィフューザ８のモータフレーム６への取り付けに多くの
時間がかかり、生産性が悪いという問題点があった。

この発明は上記の実情に鑑みてなされたものであり、製
造コストが低く、また作業ミスの発生するおそれがなく
、さらにディフューザのモータフレームへの取り付けが
簡単に行われ、生産性の良好な電動送風機を提供するこ
とを目的とする。

（二）課題を解決するための手段およびその作用この発
明は、ファンとモータフレームとの間にディフューザが
配設され、ファンにより発生する気流をディフューザに
よって方向転換させ、その気流をモータフレームに設け
られた通風口からモータ内部へ導く電動送風機において
、ディフューザのモータフレーム側部分のうち上記通風
口に対応する箇所に、モータフレーム側へ突出するリプ
が設けられ、このリブが、上記通風口の縁部に弾性係止
されてディフューザをモータフレームに固定しうる係止
郎を備えていることを特徴とする電動送風機である。

すなわちこの発明の電動送風機は、ディフューザの下流
側部分であるモータフレーム側部分の所定箇所に、ディ
フューザをモータフレームに係止させるべく、下流側へ
突出し先端に係止部を有するリブを設けたことを持徹す
る。

かくしてディフューザは、そのリブが上記通風口内には
め入れられてその係止部において通風口の縁郎に係止さ
れることにより、モータフレームに固定される。

（ホ）実施例 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

なおこの発明は、これによって限定されるものではない
。

第１図〜第４図において、電動送風機ｌは大別して、電
動機部と送風部とからなる。電動機部はさらに、ベアリ
ング３で支持されたロータ組立郎２、ステータ組立部４
、ブラケット５およびモータフレーム６からなる。送風
部はさらに、モータフレーム６の前面に取り付けられた
ディフューザ８、ロータ組立部２のシャフト１７にナッ
トＩ８で締付装着されたファン１６、およびファンｌ６
の外側を覆うファンカバー１９からなる。

９はディフューザ８の外周部に一体形成された傾斜通路
であり、その下面には外側から内側へ向かう案内壁１０
が設けられている。

この電動送風機！における空気の流れは、第５図に示す
従来の電動送風１ｆｌ２１のそれと同じである。すなわ
ちこの電動送風機！において、ファンｌ６の遠心力で押
し出された気流は、ディフューザ８の傾斜通路９で方向
転換され、モータフレーム６の４つの通風口ｌ５を通っ
て電動機郎の内側を通り、ブラケット５の排出口２０か
ら機外へ排出される。

次に、ディフューザ８の取り付け方法について説明する
。

ディフューザ８の中央にある貫通孔２の底面部（裏面部
）には、中心方向を向いた係止郎としての鈎形突出部！
２を有する弾性リブｌ３が一体に形成されている。また
、ディフューザ８の案内壁ｌＯの底面部（裏面部）には
貫通孔ｌＩ寄り部分に、モータフレーム６への取付位置
を決める位置決め用リブｌ４が一体に形成されている。

このようなディフューザ８を、４つの位置決め用リブｌ
４がそれぞれモータフレーム６の４つの通風口１５の各
縁部のうち同リブｌ４に対応する郎分１５ａに係止する
ように、モータフレーム６にかぶせて押し付ける。する
と、ディフューザ８における４つの弾性リプｌ３の各突
出郎１２がモータフレーム６の各通風口ｌ５の縁郎のう
ち弾性リブｌ３に対応する部分ｔａｂに係止し（逆止め
され）、ディフューザ８はモータフレーム６に固定され
る。

この電動送風機ｌにおいては、ディフューザ８の下流側
部分の所定箇所に、ディフューザ８をモータフレーム６
に固定させるべく、下流側へ突出し先端に係止郎ｌ２を
有する弾性リブｌ３が設けられている。このため、ディ
フューザ８は弾性リブｌ３によりモータフレーム６に固
定される。

すなわち、この電動送風機ｌにおいては、ディフューザ
８とモータフレーム６との固定に、従来のようなネジ部
材を用いる必要がなくなる。したがって、製造コストが
低く、また作業ミスの発生するおそれがない。さらにデ
ィフューザ８のモータフレーム６への取り付けがワンタ
ッチで簡単に行われ、生産性が良好である。

（へ）発明の効果 この発明によれば、製造コストが低く、また作業ミスの
発生するおそれがなく、さらにディフューザのモータフ
レームへの取り付けが簡単に行われ、しかも生産性の良
好な電動送風機を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第ｌ図から第４図まではこの発明の一実施例を示す。す
なわち、第１図は電動送風機の要部断面図、第２図は第
ｌ図におけるＡ部の拡大図、第３図はディフューザの裏
面図、第４図はディフューザが取り付けられたモータフ
レームの裏面図である。 第５図は従来の電動送風機を示す要部断面図である。 ｌ・・・・・・電動送風機、　２・・・・・・ロータ組
立部、３・・・・・・ベアリング、　４・・・・・・ス
テータ組立部、５・・・・・・ブラケット、　　６・・
・・・・モータフレーム、７・・・・・・ネノ郎材、　
　　８・・・・・・ディフューザ、９・・・・・・傾斜
通路、　　１０・・・・・・案内壁、■！・・・・・・
貫通孔、　　　ｌ２・・・・・・突出部（係止郎）ｌ３
・・・・・・弾性リブ、　　ｌ４・・・・・・位置決め
用リブ、ｌ５・・・・・・通風口、 １５ａ・・・・・・所定縁部、１５ｂ・・・・・・所定
縁部、ｌ６・・・・・・ファン、　　　　＋７・・・・
・・シャフト、ｌ８・・・・・・ナット，　　　　　１
９・・・・・・ファンカバー２０・・・・・・排出口、
　　　　２ｌ・・・・・・電動送風機。 口　ｉｍ 第 ３ 匁 第 ４ 茜

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ファンとモータフレームとの間にディフューザが配
   設され、ファンにより発生する気流をディフューザによ
   って方向転換させ、その気流をモータフレームに設けら
   れた通風口からモータ内部へ導く電動送風機において、 ディフューザのモータフレーム側部分のうち上記通風口
   に対応する箇所に、モータフレーム側へ突出するリブが
   設けられ、このリブが、上記通風口の縁部に弾性係止さ
   れてディフューザをモータフレームに固定しうる係止部
   を備えていることを特徴とする電動送風機。