JPH03105060A - スタータ - Google Patents

スタータ

Info

Publication number
JPH03105060A
JPH03105060A JP24320589A JP24320589A JPH03105060A JP H03105060 A JPH03105060 A JP H03105060A JP 24320589 A JP24320589 A JP 24320589A JP 24320589 A JP24320589 A JP 24320589A JP H03105060 A JPH03105060 A JP H03105060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
chamber
pressure
pinion gear
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24320589A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2760082B2 (ja
Inventor
Masahiro So
正浩 宗
Tetsuya Mizuno
水野 哲哉
Masahiro Seguchi
正弘 瀬口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP1243205A priority Critical patent/JP2760082B2/ja
Publication of JPH03105060A publication Critical patent/JPH03105060A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2760082B2 publication Critical patent/JP2760082B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プランジャの移動速度を、プランジャの移動
に伴う室内の圧力上昇によって減速するスタータに関す
る. [従来の技術] 従来の技術として、実開昭56−143568号の公報
に開示された技術が知られている.この従来技術は、プ
ランジャを収納し、プランジャの移動に伴い圧力が変化
する室を有するハウジングを備えたものである. この技術を具体的に示す。スタータのピニオンギアをエ
ンジンのリングギアに噛合さぜるべく、電磁コイルが通
電されると、プランジャが移動を開始する.すると、ハ
ウジング内の室の圧力が上昇する.この室内の圧力が上
昇すると、上昇した圧力がプランジャの移動を阻止する
ように働く。
この結果、プランジャの移動に伴う室内の圧力上昇によ
って、7ランジャの移動速度が減速される.そして、こ
のプランジャの移動速度が減速されることによって、ピ
ニオンギアとリングギアとの噛合性が改善される. 次に、プランジャの移動に伴う、プランジャにかかる荷
重の変化について、第10図を用いて説明する. 電磁コイルが通電を受けると、プランジャは、復帰位置
a1より、作動を開始する.プランジャは、電磁コイル
が通電されると、リターンスプリングfrjiAに抗し
て荷重a2に達する事により、移動を開始する。そして
、プランジャが電磁コイルの吸引力によって移動するす
る際、プランジャは、リターンスプリング荷重Aの増加
の他に、プランジャの移動に伴う室内の圧力上昇による
、グランジャの移動を阻止する力(減速効果)Bを受け
る。
プランジャが、リターンスプリング荷重Aおよび減速効
果Bに打ち勝って移動するに従い、ドライブスプリング
およびドライブレバーを介してピニオンギアをリングギ
アに向けて移動させる。そして、プランジャの位置a3
で、ピニオンギアとリングギアとが当接する。このピニ
オンギアとリングギアとの当接以後、1ランジャの移動
に伴い、ドライブスプリングが撓み始める。この結果、
プランジャは、ドライブスプリング荷重Cを受けて、プ
ランジャの受ける荷重が上昇する。そして、プランジャ
の位lb1で、ピニオンギアとリングギアとが噛み合う
. そして、プランジャは、リターンスプリング荷mA、減
速効果Bおよびドライブスプリング荷重Cに打ち勝って
移動し、位ib2で、マグネットスイッチが閉じる.す
ると、プランジャの移動に伴い、ドライブスプリングが
撓み、プランジャはコンタクトスプリング荷fiDを受
ける。
[発明が解決しようとする課M] 上記の従来技術では、プランジャを移動する際、電磁コ
イルの吸引力が、プランジャの受ける荷重α2に打ち勝
つ必要がある。つまり、電磁コイルの吸引力を示す吸引
曲線β2が、荷重α2を上回る必要がある. 一方、第10図の一点鎖線に示す荷重α3は、減速効果
Bを備えないタイグのスタータの、グランジャの受ける
荷重を示す。この減速効果Bを備えないタイプは、吸引
曲線β2より吸引力の低い吸引曲線β1で、1ランジャ
の移動が可能となる。
この結果、減速効果Bを備えたスタータは、減速効果B
を備えないスタータに比較して、電磁コイルの吸引力を
大きくする必要がある.つまり、減速効果Bを備えたス
タータは、電磁コイルへの供給電流を多くする必要があ
る。
また、電源(バッテリ)の電圧が降下した場合や、電流
の供給障害が生じた場合など、減速効果Bを備えないス
タータは、作動するにもかかわらず、減速効果Bを備え
たスタータでは作動しなくなってしまう問題点を備えて
いた。
本発明の目的は、グランジャの移動速度を減速する手段
を備えたスタータを、少ない供給電流で作動させること
にある. [課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明のスタータは、次
の技術的手段を採用する。
スタータは、出力軸が回転駆動されるモータと、前記出
力軸の軸方向へ摺動可能に支持されたピニオンギアと、
このピニオンギアに連結され、前記ピニオンギアを軸方
向へ操作するドライブレバーと、このドライブレバーに
連結されたドライブスプリングと、このドライブスプリ
ングを介して前記ドライブレバーを操作するとともに、
リターンスプリングによって付勢されたプランジャ、前
記ドライブスプリングおよび前C己リターンスプリング
の付勢力に打ち勝って前記1ランジャを移動させる電磁
コイル、および前記プランジャを収納し、前記プランジ
ャの移動に伴い圧力が変化する室を備えたハウジングを
具備し、前記プランジャの移動に伴う前記室内の圧力の
干.昇によって前記1ランジャの移動速度を減速するピ
ニオン移動装置と、前記プランジャが少なくとも前記リ
ターンスプリングの付勢力に打ち勝って移動する際に前
記室内の圧力を抜く圧力解放手段とを備える.[作用1 本発明の圧力解放手段は、次に示すように作用する。
電磁コイルが通電を受けると、電磁コイルの発生する吸
引力によって、グランジャが移動し、ドライブスプリン
グ、ドライブレバーを介してピニオンギアをモータの出
力軸に沿って移動させる.つまり、スタータのピニオン
ギアが、エンジンのリングギアに向けて移動し、ピニオ
ンギアがリングギアに噛合する. このプランジャが移動する際、プランジャの移動量に伴
い、ハウジングの室内の容積が減少する.この室内の容
積が減少する際に、圧力解放手段を作用させないと、室
内の圧力がグランジャの移動量に応じて上昇する。室内
の圧力が上昇すると、プランジャは、室内の圧力上昇に
よるプランジャの移動を阻止する力に打ち勝って移動せ
ねばならない.このため、グランジャの移動速度が減速
される。
一方、プランジャが移動し、室内の容積が減少する際に
、圧力解放手段を作用させると、室内の圧力は抜かれる
。このため、室内の圧力上昇によるプランジャの移動を
阻止する力は発生せず、プランジャの移動速度を減速す
る効果は得られなくなる.しかるに、この圧力解放手段
が作用することによって、プランジャの移動を阻止する
力がなくなるため、プランジャにかかる荷重を少なくす
ることができる. [発明の効果] 本発明は、以上の作用で説明したように、圧力解放手段
を作用させることによって、1ランジャにかかる荷重を
少なくすることができる.言い換えると、圧力解放手段
を作用させることによって、プランジャは低い供給電流
で移動が可能となる。
この結果、圧力解放手段の作用時期を操作する(例えば
、プランジャの移動途中で圧力解放手段を作動させる、
あるいは電磁コイルへ供給される電流値に応じて圧力解
放手段を作動させる)ことによって、1ランジャの移動
速度を減速する手段を備えたスタータを、少ない供給電
流で作動させることができる. [実施例] 次に、本発明のスタータを、図に示す一実施例に基づき
説明する。
(第1実施例の構成〉 第1図ないし第6図は本発明の第1実施例を示し、第5
図はスタータの概略図を示す.スタータ1は、エンジン
のリングギア2に噛合可能なピニオンギア3と、このピ
ニオンギア3を回転駆動するモータ4と、このピニオン
ギア3をモータ4の出力軸5に沿って変位させ、ピニオ
ンギア3とリングギア2との噛合、離脱を行うマグネッ
トスイッチ6とに大別される。
ピニオンギア3は、一方向クラッチ7を介してモータ4
の出力軸5に駆動される.このため、エンジンの回転に
よってモータ4が駆動されることが防がれる. また、ピニオンギア3は、一方向クラッチ7に形威され
たスリーブ8を介してドライブレパー9の一端と連結し
ている.このドライブレパー9は、支点■0を中心に回
転自在に支持されている.このドライブレパー9の支点
10よりスリーブ8側は、ドライブスプリング11の一
端に連結されている。このドライブスプリング11は、
支点1oの周囲に巻部を有し、他端がマグネットスイッ
チ6に連結している. 次に、マグネットスイッチ6について、第1図を用いて
説明する。
マグネットスイッチ6は、プランジャ12と電磁コイル
13からなるピニオン移動装i1F 1 4と組み合わ
され、ハウジング15によって覆われている.このハウ
ジング15は、気密に設けられている.このため、ハウ
ジング15内の室16は、プランジャ12の移動に伴っ
て体積が変化し、圧力も変化する. プランジャ12は、ハウジング15内に固着されたスリ
ーブ15aの内周によって、軸方向へ摺動自在に、かつ
室16内の気密状態が保たれるように支持されている。
また、プランジャ12は、リターンスプリング17によ
って、ハウジング15より突出する方向へ向けてr+勢
されている.ハウジング15より突出したプランジャl
2の一端には、ドライブスプリング11を係止するため
の凹み18が形成されている。ハウジング15の内側に
配されるプランジャ12の他端には、マグネットスイッ
チ6の可動接触子19が、軸方向へ移動可能に支持され
ている。なお、可動接触7−19は、ストッパ20によ
って軸方向の規制がなされている。また、司動接触子1
つは、コンタクトスプリング21によって、マグネット
スイッチ6の固定接触子22へ向けて付勢されている。
プランジャ12の周囲には、凹部23が設けられている
。この凹部23は、グランジャ12の移動途中でハウジ
ング15内の室16と、ハウジングl5の外部と連通さ
せるための圧力解放手段で、凹部23がハウジング15
の外部と、スリーブ15a内に形成された空気孔16a
との両方にかかった時に、室16内の圧力を抜き、室1
6内の圧力を低下させるものである。なお、本実施例で
は、ピニオンギア3とリングギア2とが当接する位置で
、室16内の圧力を低下させるように、凹部23が設け
られている。
また、室16は、ハウジング15に設けられた電磁弁2
4の開閉によって、外部と、連通、遮断が行われる.こ
の電磁弁24は、内部に丁字形の空気通路25を備えた
弁体26と、この弁体26を付勢して、室16を外部と
連通させる復帰スブリング27と、この復帰スプリング
27に抗して弁体26を吸引し、弁体26の空気通路2
5を閉じる電磁コイル28とからなる.なお、電磁弁2
4は、電磁コイル13の外周とハウジング15との間に
形成された空気孔16bを介して室16に連通している
. 電磁コイル13は、吸引コイル29と保持コイル30と
からなり、第5図に示すように、キースイッチ31を閉
じ、バッテリ32と接続されると、磁力を発生してプラ
ンジャ12を吸引する。なお、吸引コイル29は、第1
図に示すようにマグネットスイッチ6が閉じられると、
通電が停止するように設けられている。
(実施例の作動〉 次に、第6図を用いて、上記実施例の作動を説明する。
エンジンを始動する際、使用者によって、キースイッチ
31が閉じられると、キースイッチ31が閉じられてい
る間、保持コイル30と、電磁弁24の電磁コイル28
とが通電され、マグネットスイッチ6が閉じるまでの間
、吸引コイル29が通電される。
電磁弁24の電磁コイル28が通電されると、弁体26
が復帰スグリング27に抗して移動し、弁体26の空気
通路25が塞がれる. 一方、吸引コイル2つおよび保持コイル30が通電を受
けると、プランジャ12は、復帰位置a1(第1図の位
置)より、リターンスプリング荷重Aに抗して荷重a2
に達する事により、移動を開始する。そして、1ランジ
ャ12が、吸引コイル29および保持コイル30の吸引
力によって移動するする際(第2図参照)、プランジャ
12は、リターンスプリング荷重Aの増加の他に、プラ
ンジャ12の移動に伴う室16内の圧力十.昇によるプ
ランジャ12の移動を阻止する力(減速効果)B1を受
ける. プランジャ12が、リターンスプリング荷重Aおよび減
速効果B1に打ち勝って移動するに従い、プランジャ1
2がドライブスプリング11およびドライブレパー9を
介してピニオンギア3をリングギア2に向けて移動させ
る。そして、プランジャ12の位置a3で、ピニオンギ
ア3とリングギア2とが当接ずる(第3図参照)。
すると、プランジャ12に形成された凹部23によって
、室16内と、ハウジング15の外部とが運通され、室
16内の圧力が抜かれる。この結果、室16内の圧力に
より、プランジャ12の移動を阻止する力がなくなり、
荷,la4に示すように、プランジャ12にかかる負荷
は、リターンスプリング荷重Aのみとなる。
また,ピニオンギア3とリングギア2とが当接すると、
ドライブスグリングl1が撓み始め、プランジャ12は
、ドライブスプリング荷重Cを受ける。そして、グラン
ジャ12の位置a5で、ピニオンギア3とリングギア2
とが噛み合う。
ピニオンギア3とリングギア2との噛合以後、プランジ
ャl2の移動に伴い、凹部23がハウジング15内に1
受入して、凹部23による室16内とハウジング15の
外部との連通が阻止される(第4図参照〉。すると、グ
ランジャ12の移動に伴い、再び室16内の圧力が上昇
する.この結果、プランジャ12は、移動に伴い、リタ
ーンスプリング荷重A、ドライブスプリング荷重Cを受
けるとともに、室16内の圧力上昇によるグランジャ1
2の移動を阻止する力(減速効果)B2を受ける。
1ランジャ12の移動によって、位置a6で、マグネッ
トスイッチ6が閉じる.すると、1ランジャ12の移動
に伴い、コンタクトスプリング21が撓み、プランジャ
12はコンタクトスプリング荷重Dを受ける. つまり、プランジャ12を移動するには、電磁コイル1
3が、グランジャ12に掛かる荷重α1に打ち勝つ吸引
力を発生する必要がある。この荷重α1に打ち勝つ吸引
力は、従来の減速効果を備えたスタータの、プランジャ
を駆動するのに必要な吸引曲線β2 (第10図参@)
より低い、例えば吸引曲線β1で可能となる. なお、復帰時は、キースイッチ31を開くことにより、
保持コイル30への電流の供給が無くなり、リターンス
プリング17などの付勢力により、第l図の復帰位置に
戻る.また、キースイッチ31が開かれることにより、
電磁弁24の電磁コイル28の通電も停止され、弁体2
6が復帰スプリング27によって11帰し、弁体26を
介して室16内がハウジング15の外部と連通ずる。こ
のため、プランジャ12の復帰にともない低fする室1
6内の圧力は、弁体26の空気通路25を介して導入さ
れる空気によって補充される。この結果、プランジャ1
2は、復帰時に減速効果もなく、復帰が良好に行われる
(実施例の効果) 本実施例では、圧力解放手段であるプランジャ12の四
部23によって、1ランジャ12の移動途中でプランジ
ャ12にかかる荷重を少なくすることができる。これに
より、グランジャ12を駆動するのに必要な吸引力が、
従来の吸引曲線β2(第■0図参照)に比較して小さく
なる。この結果、電磁コイル13に供給される電流値を
、従来に比較して小さくtることができる. つまり、プランジャ12の移動途中で、圧力解放手段を
作動させることによって、少ない供給電流でプランジャ
12の移動が可能となるとともに、プランジャ12の移
動速度の減速を行うことができる。
また、例えば、電磁コイル13の吸引力を、従来と同じ
、第6図の吸引曲線β2で、−グランジャ12を駆動さ
せた場合、バッテリ32の電圧が降下した場合や、電流
の供給障害が生じた場合でも、電磁コイル13の吸引力
が吸引曲線β1に低下するまでスタータ1を作動させる
ことができる.この実施例の変形例を示す。電磁弁24
にかわり、室16内の圧力を保持する一方向弁でも良い
.(第2実施例) 第7図および第8図に第2実施例を示す。
第1実施例では、1ランジャ12に設けた凹部(第1実
施例参照)によって、プランジャ12の移動途中で、室
16内の圧力を解放したが、本実施例では、電磁弁24
(圧力解放手段)によって、プランジャ12の移動途中
で、室16内の圧力を解放するものである. 具体的には、プランジャ12の外周には、第1実施例の
凹部は形成されておらず、グランジャl2とスリーブ8
との間は、常に気密に保たれる。
そして、電磁弁24は、制御回路33によって、開閉制
御される。この制御回路33は、キースイッチ31の状
態や、位置検出手段34によって検出したプランジャ1
2の位置に応じて、電磁弁24の電磁コイル28の通電
制御を行うものである.この制御回路33の・一例を示
す。制御回路33は、キースイッチ31がONされると
電磁弁24をONするが、プランジャ12が例えばリン
グギア2とピ:ニオンギア3とが当接する付置に達した
ときのみ、電磁弁24をOFF L、室16内の圧力を
抜くものである. なお、位置検出手段34の例としては、磁気センサ、光
センサ、接触式センサなどがある。
この実施例の変形例を示す。ピニオンギア3や、ドライ
ブレパー9、一方向クラッチ7など、プランジャ12に
よって変位する物の位置に位置検出手段34を設けて、
電磁弁24の通電制御を行っても良い。
(第3実施例〉 第9図に第3実施例を示す。
本実施例は、電磁コイル13へ供給される電圧値、電流
値に応じて電磁弁24(圧力解放手段)の作動状態を変
化させるものである。具体的な例を示せば、制御回路3
3は、キースイッチ31がONされた際、マグネットス
イッチ6の電磁コイル13に供給される電流値、または
電圧値に応じて、電磁弁24の開閉を制御するものであ
る。つまり、制御回路33は、バッテリ32より供給さ
れる電流値あるいは電圧値が高く、電磁コイルl3の発
生する吸引力が、第10図の吸引曲線β2よりも高い場
合は、電磁弁24を通電して、グランジャ12に減速効
果を与える。逆に、バッテリ32より供給される電流値
あるいは電『値が低く、電磁コイル13の発生する吸引
力が、第10図の吸引曲線β2よりも低い場合は、電磁
コイル13の通電を停止して、プランジャ12の移動を
行うものである. この実施例により、電磁コイル13への供給電力が大き
い場合にのみ、グランジャl2の移動に伴う室16内の
圧力上昇によって、プランジャ12の移動速度を減速す
ることができる。
(変形例〉 上記実施例では、リングギア2とピニオンギア3とが当
接した際に、圧力解放手段を作動させたが、例えば、リ
ングギア2とピニオンギア3とが当接した後に、圧力解
放手段を作動させるなど、圧力解放手段の作動位置を変
えても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は第1実施例を示し、第1図ないし
第4図はマグネットスイッヂの断面図、第5図はスター
タの概略図、第6図はプランジャの移動位置とプランジ
ャにかかる荷重との関係を示したグラフである。 第7図および第8図は第2実施例を示し、第7図はスタ
ータの概略図、第8図はマグネットスイッチの断面図で
ある。 第9図は第3実施例を示すスタータの概略図である。 第10図は従来のスタータのプランジャの移動位置とプ
ランジャにかかる荷重との関係を示したグラフである。 図中 1・・・スタータ 3・・・ピニオンギア 4・
・・モータ 5・・・出力軸 9・・・ドライブレパー
 11・・・ドライブスプリング 12・・・プランジ
ャ 14・・・ビ:ニオン移動装置 l5・・・ハウジ
ング 16・・・室 17・・・リターンスプリング 
23−・・凹部(圧力解放手段) 29・・・吸引コイ
ル(電磁コイル〉30・・・保持コイル(電磁コイル)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(a)出力軸が回転駆動されるモータと、 (b)前記出力軸の軸方向へ摺動可能に支持されたピニ
    オンギアと、 (c)このピニオンギアに連結され、前記ピニオンギア
    を軸方向へ操作するドライブレバーと、 (d)このドライブレバーに連結されたドライブスプリ
    ングと、 (e)(e−1)このドライブスプリングを介して前記
    ドライブレバーを操作するとともに、リターンスプリン
    グによつて付勢されたプランジャ、 (e−2)前記ドライブスプリングおよび前記リターン
    スプリングの付勢力に打ち勝って前記プランジャを移動
    させる電磁コイル、 (e−3)前記プランジャを収納し、前記プランジャの
    移動に伴い圧力が変化する室を備えたハウジングを具備
    し、 前記プランジャの移動に伴う前記室内の圧力の上昇によ
    って前記プランジャの移動速度を減速するピニオン移動
    装置と、 (f)前記プランジャが少なくとも前記リターンスプリ
    ングの付勢力に打ち勝って移動する際に前記室内の圧力
    を抜く圧力解放手段と を備えるスタータ。
JP1243205A 1989-09-19 1989-09-19 スタータ Expired - Lifetime JP2760082B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1243205A JP2760082B2 (ja) 1989-09-19 1989-09-19 スタータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1243205A JP2760082B2 (ja) 1989-09-19 1989-09-19 スタータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03105060A true JPH03105060A (ja) 1991-05-01
JP2760082B2 JP2760082B2 (ja) 1998-05-28

Family

ID=17100395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1243205A Expired - Lifetime JP2760082B2 (ja) 1989-09-19 1989-09-19 スタータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2760082B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030030120A (ko) * 2001-10-08 2003-04-18 현대자동차주식회사 엔진 시동장치
US20130270944A1 (en) * 2012-04-16 2013-10-17 Robert Bosch Gmbh Electric machine and method for operating an electric machine
JP2016024868A (ja) * 2014-07-16 2016-02-08 富士電機機器制御株式会社 電磁接触器
WO2016038769A1 (ja) * 2014-09-10 2016-03-17 富士電機機器制御株式会社 電磁接触器
DE102016201209A1 (de) * 2016-01-27 2017-07-27 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Starterrelais für ein Kraftfahrzeug mit verbessertem Druckausgleich

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4967041U (ja) * 1972-09-28 1974-06-12
JPS56143568U (ja) * 1980-03-31 1981-10-29
JPS6286636U (ja) * 1985-11-20 1987-06-02
JPS63280851A (ja) * 1987-05-14 1988-11-17 Nippon Denso Co Ltd スタ−タ用マグネットスイッチ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4967041U (ja) * 1972-09-28 1974-06-12
JPS56143568U (ja) * 1980-03-31 1981-10-29
JPS6286636U (ja) * 1985-11-20 1987-06-02
JPS63280851A (ja) * 1987-05-14 1988-11-17 Nippon Denso Co Ltd スタ−タ用マグネットスイッチ

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030030120A (ko) * 2001-10-08 2003-04-18 현대자동차주식회사 엔진 시동장치
US20130270944A1 (en) * 2012-04-16 2013-10-17 Robert Bosch Gmbh Electric machine and method for operating an electric machine
CN103378679A (zh) * 2012-04-16 2013-10-30 罗伯特·博世有限公司 电机以及用于使电机运转的方法
US10164496B2 (en) 2012-04-16 2018-12-25 Seg Automotive Germany Gmbh Electric machine and method for operating an electric machine
JP2016024868A (ja) * 2014-07-16 2016-02-08 富士電機機器制御株式会社 電磁接触器
WO2016038769A1 (ja) * 2014-09-10 2016-03-17 富士電機機器制御株式会社 電磁接触器
CN106062913A (zh) * 2014-09-10 2016-10-26 富士电机机器制御株式会社 电磁接触器
JPWO2016038769A1 (ja) * 2014-09-10 2017-04-27 富士電機機器制御株式会社 電磁接触器
DE102016201209A1 (de) * 2016-01-27 2017-07-27 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Starterrelais für ein Kraftfahrzeug mit verbessertem Druckausgleich

Also Published As

Publication number Publication date
JP2760082B2 (ja) 1998-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003083212A (ja) 機関の始動装置
JP4683018B2 (ja) スタータ
JPH03105060A (ja) スタータ
JP5354081B1 (ja) スタータ
JPS6345556Y2 (ja)
JPH02169870A (ja) ピニオンシフト装置
JP3823841B2 (ja) 中間歯車付スタータ
JP2003240424A (ja) 動作補助装置
JPH11223172A (ja) スタータ
JP6236988B2 (ja) スタータ
JPH1030533A (ja) スタータ
JPH0270979A (ja) スタータ
JP2539084B2 (ja) マグネチックシフト式スタ―タ
JP3813398B2 (ja) 同軸形スタータ
JPH0210310Y2 (ja)
JPS6330216Y2 (ja)
JPH0223264A (ja) スタータ装置
JPH0117793Y2 (ja)
JPH09296738A (ja) エンジン停止用ソレノイド
JP2017206991A (ja) スタータ及びスタータ制御方法
JPS6338382Y2 (ja)
JPH0347430B2 (ja)
JPS6210547Y2 (ja)
JPS6111457A (ja) スタ−タ
JPH02140461A (ja) ピニオンシフト装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100320

Year of fee payment: 12