JPH03104387A - イメージセンサ - Google Patents

イメージセンサ

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JPH03104387A
JPH03104387A JP1284012A JP28401289A JPH03104387A JP H03104387 A JPH03104387 A JP H03104387A JP 1284012 A JP1284012 A JP 1284012A JP 28401289 A JP28401289 A JP 28401289A JP H03104387 A JPH03104387 A JP H03104387A
Authority
JP
Japan
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charge
transfer
coupled device
electrode
potential
Prior art date
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Pending
Application number
JP1284012A
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English (en)
Inventor
Kenji Takada
高田 謙二
Jun Hasegawa
潤 長谷川
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03104387A publication Critical patent/JPH03104387A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の 本発明は対数圧縮部を備えるイメージセンサに関するも
のであり、露出寛容度(ダイナミックレンジ)の大きい
画像入力装置として特に適するものである。
盗』(Ω10侘 従来、特開昭62−81183号公報には、電荷蓄積型
の光電変換装置において、蓄積電荷の排出ゲートに印加
されるポテンシャルを段階的に切り換えることにより、
疑似的に非線形の光電変換を行うことが提案されている
が      よ  と  る 一般に、電荷蓄積型の光電変換装置は、高輝度時には電
荷蓄積時間を短くすることにより出力の飽和を防止し、
低輝度時には電荷蓄積時間を長くすることにより感度低
下を防止している。しかしながら、高精細な画像を得る
ために画素数を飛躍的に増加させると、ハイライト部を
撮像する画素群に適する電荷蓄積時間とシャドウ部を撮
像する画素群に適する電荷蓄積時間とが顕著に相違する
ことが起こり得る。このような場合、ハイライト部につ
いて適正露出が得られるように電荷蓄積時間を制御する
とシャドウ部の画像情報が得られず、シャドウ部につい
て適正露出が得られるように電荷蓄積時間を制御すると
ハイライト部の画像情報が得られないということになる
。したがって、電荷蓄積型の光電変換装置にあっては、
画素数が多くなると電荷蓄積時間の制御だけでは画素間
の輝度差に対応することができなくなる。この問題を解
決するには、1画素毎のダイナミックレンジを広くする
しかないと考えられる。
本発明はこのような知見に基づいてなされたものであり
、その目的とするところは、1画素毎に対数圧縮部を内
蔵することにより露出寛容度(ダイナミックレンジ)の
大きいイメージセンサを提供することにある。
ための 本発明に係るイメージセンサにあっては、上記の課題を
解決するために、受光光量に応じた光電流を発生する受
光素子PDと、受光素子に電気的に接続され光電流の積
分値の対数を電圧として出力する対数圧縮部LGとを各
画素毎に備えて或るものである。
ここで、対数圧縮部LGは、第2図に示すように、受光
素子PDの光電流IPDを分流する第1及び第2のPN
接合D + , D 2と、第2のPN接合D2を介し
て第1のPN接合D,に並列的に接続されるコンデンサ
Cを含み、各画素の受光素子PDと対数圧縮部LGは半
導体基板上に集積することが好ましい。
また、第12図に示すように、第1及び第2のPN接合
D + , D ,eは、P型領域61上に形成した第
1及び第2のN型領域63. 64にて実現し、コンデ
ンサCは第2のN型領域64の上に絶縁層69を介して
形成されたMOS容量にて実現し、P型領域61の表面
における第1及び第2のN型領域63. 64の間に絶
縁層69を介してゲート領域66を形成し、第1及び第
2のN型領域63. 64とP型領域61及びゲート領
域66によりコンデンサCの蓄積電荷を放電させるMO
SトランジスタT R oを形成すれば、対数圧縮部L
Gの出力電圧のリセットを容易に行うことができる。
負L一月一 以下、第2図により、対数積分回路の作用を説明する。
一般に、ダイオードを流れる電流工は、その印加電圧を
■、絶対温度をTとすると、I=Ao・{exp((q
・V)/(k−T))−1)  ・・{1)となる。こ
こで、qは電荷素量、AOは定数である。
いま、exp((q・V )/ (k− T ))>>
 Lとすると、(l)式は、I = A o−exp(
(q− V )/ (k− T ))= A o−ex
p( B o・V )         ・” (2)
となる。ここで、Bo=q/(kT)である。(2)式
の両辺の自然対数をとると、 lnI =1nAo+ Bo−V となり、 ■は、 V=(1 / BollnI   (1 / Bo)・
lnAo  −(3)と得られる。
第2図において、IPDを受光素子PDの発生する光電
流、■1をダイオードD+を流れる電流、■,をダイオ
ードD,両端の電圧、I2をダイオードD2を流れる電
流、■2をダイオードD2両端の電圧、Vcをコンデン
サC両端の電圧、V S + Oを本対数積分回路の出
力電圧、CをコンデンサCの容量、QCをコンデンサC
の蓄積電荷量、Qを全回路に供給される電荷量、VDt
をダイオードD1に接続された電源電圧、VD2をダイ
オードD2に接続された電源電圧とすると、 I pD= I + + I 2          
  ・・・(4)V + + V n + = V 2
 + V n 2 = V 2 + V c + V 
D 2 ・・・(5)V+=(1 / Bo)・lnI
 +  (1 / Bo)・lnAo・” (6)V2
=(1 / Bo)・lnI 2(1 / Bo)・l
nAo・”(7)Qc” f I adt= C ・V
c      ・”(8)Q = f I pndt 
         ・・・(9)なる関係が成り立つ。
ここで、(6)、(7)式を(5)式に代入すると、 (1/Bo)・1nI+  (1/Bo)・lnAo+
Vo+=(1 / Bo)・lnI 2  (1 / 
Bo)・lnAo+V c + V D2 すなわち、 Vc”’(1 / Bo)4nI I  (1 / B
o)4nI 2+(VDI  VD2) =(1 / Bolln(I +/ I 2)+(VD
I−VD2)・・・(10) となる。
(4)式よりII=IPD  I2をこの(10)式に
代入すると、 Vc=(1/Bo)・In((Ipn  I2)/I2
)+(V o+  V D2)           
− (11)また、(8)、(9)式より、 I z=d(C ・Vc)/dt,   I po=d
Q/dtを(11)式に代入すると、 BO d(C・Vc)/dt + (’ V D l− V D 2)これより、 Bo・( V c + V D 2  V o + )
=ln{dQ/d(C−Vc)  1}すなわち、 exp(Bo・Vc)・exp(Bo{Vo2Vow)
}=dQ/ d(C ・Vc) − 1 あるいは、 exp(Bo・■c)・exp(Bo・■lll2)/
exp(BO・VD,)+ 1 = dQ / d( 
C −V c)となる.この式の両辺を積分すると、 I(exp(Bo・■c)・exp(BO・VD2)/
exp(BO・Vn+)+ 1 )d(C ・Vc)=
 f dQ + Dより、 (C/B0)・exp(Bo−Vc)・exp(BO・
■p2)/exp(Bo・Vo+)+C ・vc=q+
pとなる。ここで、Dは積分定数である。
これを(9)式に代入すると、 (C/Bo)・exp(Bo−Vc)・exp(Bo・
Vo2)/exp(Bo−Vn+)+C・Vc  D=
fIpodt・・・(12) C・VcDがほとんどOになるようにコンデンサCの容
量Cを選択すると、式(12)は、(C/Bo)・ex
p(B0・Vo)・exp(Bo・■D2)/exp(
B o・Vn+)#f I podtとなり、 exp(Bo−vc)鈎exp(Bo・■D1)/ex
p(Bo−Vo2)・( B o/ C )・j I 
podtより Vc#(1 −Bo)・In{exp(Bo・Vo+)
/exp(B o−Vo2)’(B o/C )j I
 podt)= (I   B o)・in{ f I
 pndt}+( 1 − B o)・In(B o/
 C ) +(I   Bo)・In(Bo・Vo+ 
 Bo−Vo2)=(I   Bo)’In{j Ip
odt}+(1−Bo)・In(Bo/C)+Vn+ 
 VD2となる。ゆえに、 Vs+o= VC+ VD2 =(I   Bo)4n{f I pndt}+(1 
− Bo)’In(Bo/C)+Vn+となり、VSI
GとしてIn{ f I podt}に比例する電圧信
号が得られる。
このような対数圧縮部LGを受光素子PDと共に各画素
毎に備えれば、受光光量が大きくなり、光電流IPDが
大きくなっても信号電圧VSIQはあまり大きくならず
、出力が飽和することはない。逆に、受光光量が小さく
なり、光電流工ρひが小さくなっても、信号電圧VS+
Oはあまり小さくならず、常に適正なレベルの信号電圧
VS+Oを得ることができるものである。
なお、第2図に示した対数圧縮積分回路については、例
えば特公昭50−28038号公報に詳しく説明されて
いる。
芸1虻倒一 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
〈画像入力装置〉 第3図は本発明に係るイメージセンサを用いた画像入力
装置の全体構成を示すブロック図である.この装置は、
光学像を電気信号に変換して記憶する画像入力部工、そ
の電気信号に所望の処理を加えて出力する画像処理部2
、それに、その出力を顕画像に変換する画像再生部3か
ら成る。以下、各部の構成を説明する。
画像入力部1は、被写体像を結像させるための光学系1
0、結像された被写体像を対数圧縮された電気信号に変
換して一時的に記憶するラインタイプ(線形)のイメー
ジセンサ11、イメージセンサ1l又は被写体像を走査
するスキャン部12、イメージセンサ11の駆動回路1
3、イメージセンサ11又は被写体像の走査位置を検出
する位置検出部14、イメージセンサ11から出力され
るアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部
15、そのデジタル信号の冗長度を低減する情報圧縮部
16、情報圧縮されたデジタル信号を記憶する記憶部l
7、画像入力部1全体の動作を制御するC P 0 1
8、電源スイッチやレリーズスイッチ等を含む操作部1
9、及び、各部に動作電源電圧を供給する電源部20か
ら成る。
画像処理部2は、画像入力部工からの電気信号を一時的
に記憶するバッファメモリ21、その電気信号に所望の
処理を加える画像処理部22、画像処理された電気信号
を所定のフォーマットに変換するインタフェイス23か
ら成る。
画像再生部3は、プリンタ31、ディスプレイ32等か
ら成る。
次に、この装置の動作を説明する。操作部19の電源ス
イッチをONにすると、電源部20からの電圧が各部に
供給される。この状態で操作部19のレリーズスイッチ
を押すと、CPU18からの指令に基づき、スキャン部
12、駆動回路13、位置検出部14が同期して動作し
、イメージセンサ11又は被写体像のスキャンが開始さ
れる。このスキャンが行われている間、光学系10によ
りイメージセンサ11に結像された被写体像は、次々と
イメージセンサ11における光電変換素子群に入射する
。入射した光は、赤(R),緑(G),青(B)のカラ
ーフィルタで3原色に分解され、それぞれの色の光の強
さに応じた電気信号がフォトダイオードで生成される。
生或された電気信号は対数圧縮され、イメージセンサ1
1における電荷結合素子部に送られて、そこで一時的に
保持される。スキャンが終了すると、CPU18からの
指令により、一時的に保持されていた電荷量情報が電荷
結合素子部から順次読み出され、A/D変換部15によ
りデジタル信号に変換される。これらのデジタル信号は
情報圧縮部16に送られ、元のデータ長の1/10〜1
/1000に圧縮された後、記憶部■7に記録される。
この記憶部17としては、E2PROMのような不揮発
性メモリを用いてもよいし、また、DRAMやSRAM
のような揮発性のメモリにバックアップ電源を付加して
用いてもよい。なお、位置検出部14は、現在イメージ
センサl1のどの部分をスキャンしているかをリアルタ
イムに検出するためのものであり、その詳細な構或は後
に述べる。
〈画像入力部〉 第4図及び第5図は前記画像入力部lの構成例である。
図中、40はイメージセンサ11を封止するパッケージ
、41はイメージセンサ11の第l保護層、42は赤外
線を遮蔽するカットフィルタ、43は第2保護層、50
は発光ダイオード(LED)や半導体レーザ(LD)等
の発光素子、51は絞り、52は投光光学系、120は
スキャン用の透明板である。
パッケージ40としては、例えばPGA(Pin Gr
id Array)等が使用できる。保護層は、通常の
固体撮像装置においては第1保護層41の1層だけであ
るが、本実施例では更に第2保護層43を設けている。
これは、第1保護層4lは結像面に近いので、その上に
埃等が付着すると直ちにノイズになってしまうため、ア
フォーカルの位置に第2保護層43を設けることにより
、埃等をそこでとどめ、結像面のイメージセンサ11上
で目立たなくするためである。
赤外線カットフィルタ42は、図示の位置でなくても、
被写体とイメージセンサ11の間であればどこに位置し
ていてもよい。このフィルタ42を設けるのは、イメー
ジセンサ11上に配される各色のカラーフィルタが赤外
線を透過し、また、イメージセンサ11を構成するシリ
コンフォトダイオードが赤外線に対して感度を有するた
めである。なお、紫外線カットフィルタも取り付けると
、より望ましい。これは、カラー固体撮像装置は、入射
光をR(赤),G(緑),B(青)(又はC(シアン)
,M(マゼンタ),Y(イエロー))の3原色に分解す
るために、通常、有機の染料や顔料を分散させたカラー
フィルタを用いているが、紫外線が当たると、これらカ
ラーフィルタが退色して色ズレを起こしてしまうからで
ある。シャッター9も同様の目的で取り付けられたもの
である。すなわち、イメージセンサ11は電気的に電荷
蓄積時間を制御できるので、その露光時間は電気的に制
御可能であり、この目的にはメカニカルシャッターは必
要がない。しかし、露光の必要がないときにシャッター
9を閉じておくことにより、イメージセンサl1におけ
るカラーフィルタの劣化を防止することができる。もち
ろん、シャッター9や紫外線カットフィルタが無くても
本イメージセンサの本来的動作に影響はない。
発光素子50、絞り51、投光光学系52は、後述する
位置検出のためのモニタ光をイメージセンサ11の所定
の位置に照射するのに用いる。第4図はイメージセンサ
11を動かしてスキャンする方式を示しており、第5図
は被写体像を動かしてスキャンする方式を示している。
イメージセンサ11を動かす方式としては、マグネット
とコイルを用いて磁気的に動かす方式、バネ等を用いて
機械的に動かす方式、ステッピングモータを用いて電動
で駆動する方式等、種々の方式を適宜採用することがで
きる。また、被写体像を動かす方式としては、第5図に
示すように、光学系10とイメージセンサ11の間に透
明板120を設け、それをモータで回転させる方式、或
いは、結像用のレンズやミラー等の光学系10を動かす
方式等が考えられる。もちろん、スキャンの方式はここ
に例示した方式だけに限定されるものではなく、同様の
効果が得られるのであれば、他の種々の方式を用い得る
くイメージセンサの構成〉 第l図はイメージセンサ11の全体構成を示す図である
。(a)はl次元的に配列された光電変換素子群を3列
有し、それぞれにR(赤),G(緑),B(青)(又は
C,M,Y)の分光フィルタを付けて、3色での撮影が
一度でできるように構威した例である。
また、(b)は1次元的に配列された光電変換素子群を
1列だけ有する場合の例である。まず、(a)の場合に
ついて説明する。
第1図(a)において、53はスキャン位置検出のため
の光電変換素子群、R (N)は赤色光戒分に感度を有
するN番目の光電変換素子群、G (N)は緑色光成分
に感度を有するN番目の光電変換素子群、B (N)は
青色光成分に感度を有するN番目の光電変換素子群、V
 (N)はN番目の垂直方向電荷結合素子群、H (N
)はN番目の水平方向電荷結合素子群、○P(N)はN
番目の出力信号を表す。本実施例においては、各色の光
電変換素子群R (N), G (N), B (N)
、垂直方向電荷結合素子群V(N)、及び水平方向電荷
結合素子群H(N)で1つのブロックを形成しており、
N個のブロックで1つのイメージセンサ11を形成して
いる。
このように構成することにより、第1図(a)に示すよ
うに、スキャンする範囲は隣接ブロック間の間隔(光電
変換部R(1)とR(2)の間隔)Dのみで済み、スキ
ャン時間が短いという利点がある。つまり、垂直方向の
必要画素数をHとすると、スキャンする画素数はG=M
/Nでよい。例えば、M=4000、N・40とすると
、G=M/N=100画素分だけスキャンすればよいこ
とになる。また、2次元タイプのイメージセンサを構戒
するのに比べると、光電変換素子群の数は(1/N)で
済む。従って、イメージセンサ1lを製造する際に光電
変換素子群に欠陥が生じる確率が大幅に減少し、歩留ま
りは飛躍的に改善される。
第l図(a)のイメージセンサ11の詳細な構造を第6
図(a)を用いて説明する。イメージセンサ11におけ
るR(赤色光)戒分に対する第1番目の光電変換素子群
R(1)は、横長の赤色光フィルタFRs  フィルタ
FRの長手方向に沿って配列された複数個の受光素子P
DR、各受光素子P D Rに対応して設けられた対数
圧縮部L G Rより成る。G(緑色光)成分に対する
光電変換素子群G (1)やB(青色光)成分に対する
光電変換素子群B(1)も同様に構成されている。
イメージセンサ11に被写体像の光が入射すると、各カ
ラーフィルタF R, F a, F eの分光透過率
に応じて特定の波長範囲の光だけが透過して各受光素子
P D R, P D o, P D eに入射し、そ
の入射光量に比例した光電流が各受光素子P DTI,
 P DG, P Dsで発生する。この光電流は各対
数圧縮部L GR, L GQ, LGl+において対
数圧縮され、電荷信号QR.QG,Ql1として垂直方
向電荷結合素子群V(1)に入力され、一時保持される
。次の1ライン分の光電変換が終了すると、垂直方向電
荷結合素子群v(1)に保持されている電荷は、その電
荷結合素子群■(1)内でl段(図で下方向に)転送さ
れ、新たな信号が前の部分に転送される。このように次
々と光学像が電荷量に変換されて、上から垂直方向電荷
結合素子群■(1)に注入され、結合素子V(1)内部
で下方に転送される。そして、必要な回数の光電変換が
終了すると(すなわち、第1図(a)の距離Dのスキャ
ンが終了すると)、垂直方向電荷素子群■(1)に一時
的に保持されている画像情報は1ライン分ずつ水平方向
電荷結合素子H(1)に転送され、工面素ずつ順次読み
出されるのである。
このように、このイメージセンサ11は、高速で撮影し
た被写体像の情報を垂直方向電荷結合素子■(1)内に
アナログ的に一時記憶しておき、撮影終了後に読み出す
ように構或してあるので、一旦高速で撮影した被写体像
の情報を、後に比較的遅いクロックで読み出すことがで
きる。
以上の構或及び動作は、第1番目の光電変換素子群R 
(1), G (1), B (1)、垂直方向電荷結
合素子群v(1)、水平方向電荷結合素子群H(1)よ
りなる第1番目のブロックについてのみ説明したが、第
2番目から第N番目のブロックについても同様に構或さ
れ、同様に動作する。
第1図(a)ニおイテ、53a, 53b, 53c,
−はスキャン位置検出用の受光素子群である。各受光素
子PDR, P D o, P D aの幅をd1、各
対数圧縮部LGR,LG a , L G eの幅をd
2とすると、d2=nXd+(1は自然数)としておく
ことが望ましい。なぜなら、スキャンの際、各受光素子
が前の受光素子(PD,の場合はP DC  P D 
aの場合はPDRとPDG)の位置と一致する方が信号
を形成する際に都合がよいためである。なお、本実施例
では、n=1、つまり、1画素のサイズがd + X 
d +となっている。また、位置検出用の受光素子53
a, 53b, 53c,・・・は、間隔d1で各受光
素子P DR, P D(1, P DBに対応した位
置に配置することが望ましい。
第6図(b)はイメージセンサ11をスキャンするとき
の動作を説明するための図である。LL, L2, L
3,・・・はそれぞれ水平方向についての1ラインを示
しており、r*g* bはそれぞれ受光素子群R (1
), G (1), B (1)に含まれる個々の受光
素子、to−taは時刻、Sはイメージセンサ11のス
キャン方向を示している。時刻t。からスキャンを開始
し、時刻t+,t2,ts,t4には受光素子r+g+
bがそれぞれ図示された位置にあるものとすると、ライ
ンL1のR(赤色光)或分は時刻toに、G(緑色光)
戒分は時刻t2に、B(青色光)成分は時刻t4にそれ
ぞれ出力される。同様に、ラインL2のR成分は時刻t
lに、G成分はt3に、B成分はtsにそれぞれ出力さ
れる。この関係を第工表に示す。
このようにすれば、水平方向のみならず、垂直方向につ
いても、1ラインのデータを赤色光、緑色光、青色光の
3原色に分解できるので、解像度を1受光素子の幅d,
まで上げることができる。
第1表 この場合、同一時刻にR,G,Bの原色を同一場所で受
光することはできないが、読み出しのときにタイミング
が一致するように処理することは容易である。また、ク
ロックのタイミングを変えることにより一致させること
もできる。これを実現するためには、個々の受光素子r
(又はg1 又はb)がどの位置にあるかを正確に検出
するか、或いはスキャン速度を厳密に制御して常に一定
の速度でスキャンしなければならない。上述の位置検出
部14はそのために設けられており、十分に細く絞った
モニタ光をイメージセンサl1の位置検出素子群53に
照射することにより、厳密なスキャン位置を検出するよ
うになっている。
次に第1図(b)の例について、説明する。図中、P 
E T (N)はN番目の光電変換素子群であり、第l
図(a)のR (N), G (N), B (N)の
代わりに設けられている。その他の素子53、V (N
), H (N), O P (N)は第1図(a)と
同じものである。本実施例においては、1次元的に配列
された工列の光電変換素子群PET(N)、垂直方向電
荷結合素子群V(N)及び水平方向電荷結合素子群H(
N)がlつのブロックを形成しており、N個のブロック
で1つのイメージセンサ11を形威しているのは、前の
例と同じである。また、スキャンする範囲が隣接ブロッ
ク間の距離(充電変換部P E T (1)とP E 
T (2)との間の距離)Dのみで済み、スキャン時間
が短くて済むという点も、前の例と同じである。本実施
例では、更に、前の例(第l図(a))と比較すると、
構造が簡単であり、水平方向の画素ピッチを小さくする
ことができ、チップサイズを小さくすることができると
いう利点を有する。但し、カラー化する場合には、同一
イメージセンサ1lを3枚用いて3板式カメラとするか
、或いは、R,G,B(又は、C,M,Y)ストライプ
フィルタを用いる必要がある。
第1図(b)のイメージセンサ11の詳細な構造と作用
について、第7図により詳しく説明する。このイメージ
センサ11の第l列目の光電変換素子群PE T (1
)は、水平方向に沿って1次元的に配列された複数個の
受光素子PD1 各受光素子PDに対応して設けられた
対数圧縮部LGから成る。垂直方向電荷結合素子V (
1)は対数圧縮部LGに隣接して位置している。受光素
子PDに被写体からの光が入射すると、その光量に比例
した光電流が受光素子PDで発生する。この光電流は、
対数圧縮部LGで対数圧縮され、電荷信号として垂直方
向電荷結合素子V(1)に入力されて、一時保持される
。前の例と同様、次の1ライン分の光電変換が終了する
と、その信号は上から垂直方向電荷結合素子V(1)に
注入され、垂直方向電荷結合素子■(1)内部では、電
荷信号は1段ずつ下方に転送される。このようにして必
要な回数(no回)の光電変換が終了すると(すなわち
、全スキャンが終了すると)、垂直方向電荷結合素子群
■(1)に保持されている電荷は水平方向電荷結合素子
H(1)に転送され、1画素ずつ順次読み出されて行く
。なお、本実施例では、受光素子PDの水平・垂直方向
配列ピッチをd1対数圧縮部LGの垂直方向の長さをD
L1  垂直方向電荷結合素子■(1)のシフトレジス
タのlビット当りのピッチをduとすると、 d + D L + n o−d u < D ,D/
na=d となるように配設されている。すなわち、1画素当りの
ピッチを小さくするには、垂直シフトレジスタのビッチ
duを小さくするのが効果的である。
そのためには、3層ポリシリコン電極を用いた3相駆動
の垂直方向電荷結合素子を用いるのが望ましい。
水平方向電荷結合素子については、3相駆動であればd
H=3・d(ここで、dHは水平方向電荷結合素子H(
1)のシフトレジスタの1ビット当りのビツチ)、2相
又は4相駆動であればdH=2・dとなるようにするの
が合理的であり、本実施例では2相駆動でdH=2・d
となっている。このようにすると、水平方向シフトレジ
スタ1ビットに対して垂直方向電荷結合素子2本が対応
するので、同時にlライン分の信号電荷を垂直方向電荷
結合素子がら水平方向電荷結合素子に転送することがで
きなくなる。そこで、本実施例では、後に詳細に説明す
るが、偶数番目の垂直方向電荷結合素子の信号と奇数番
目の垂直方向電荷結合素子の信号とを交互に水平方向電
荷結合素子に転送するように構成している。
く対数圧縮回路〉 ここで、対数圧縮回路(対数積分回路)LGの1例を第
2図に示し、説明する。
一般に、ダイオードを流れる電流工は、その印加電圧を
■、絶対温度をTとすると、 I =Ao・{exp((q−V)/(k4)) − 
1 )  ・”(1)となる。ここで、qは電荷素量、
AOは定数である。
いま、exp((q−V )/ (k− T ))>>
 1とすると、(1)式I =Ao・exp((q・V
)/(k−T))xAo−exp(Bo−■)・・・(
2)となる。ここで、B O”(!/(k−T )であ
る。(2)式の両辺の自然対数をとると、 lnI =1nAo+ Bo−V となり、 ■は、 V=(1 / Bo)・1nI − (1 / Bo)
4nAo  ・” (3)と得られる。
第2図において、IPDを受光素子PDの発生する光電
流、I1をダイオードD,を流れる電流、V1をダイオ
ードD,両端の電圧、■2をダイオードD2を流れる電
流、■2をダイオードD2両端の電圧、Vcをコンデン
サC両端の電圧、VS+Oを本対数積分回路の出力電圧
、CをコンデンサCの容量、QCをコンデンサCの蓄積
電荷量、Qを全回路に供給される電荷量、Vn+をダイ
オードD1に接続された電源電圧、VD2をダイオード
D2に接続された電源電圧とすると、 I po” I ++ I 2           
 ・・・(4)■,+VD+=■2+vo2=■2+■
c+■D2・・・(5)V+=(1 / BollnI
 +  (1 / Bo)・lnAo・”(6)V2=
(1/Bo)・lnI2 (1/Bo)4nAo−(7
)Qc= f I 2dt= C ・Vc      
  −(8)Q = f I podt       
     − (9)なる関係が或り立つ。ここで、(
6)、(7)式を(5)式に代入すると、 (1 /Bo)−1nI +−(1 /Bo)−1nA
o+Vo+=(1/Bo)4nIa  (1/Bo)・
lnAo+V . + V o 2 すなわち、 Vc”(1 / Bo)・1nI I  (1 / B
o)・lnI 2+(Vo+  VD2) =(1/Bo)・In(It/Iz)+(Vn+  V
D2)・・・(10) となる。
(4)式よりII=IPD  I2をこの(10)式に
代入すると、 Vc=(1 /Bo)・In(( I po − I 
2)/ I 2)+(Vo+  VI12)     
      −(11)また、(8)、(9)式より、 I 2 = d( C−V c)/dtI pn = 
dQ /dt を(11)式に代入すると、 +(Vo+  Vo2) これより、 B o ・( V c + V 0 2  V o→=
1n {dQ/d(C・Vc)  1 }すなわち、 exp( B o゜Vc)゜exp{Bo゜(VD2 
 VDI))=aQ/d(C−Vc) −1 あるいは、 exp(B o′Vc)゜exp(B o゜VB)/e
xp(B o−Vo+)+ 1 =dQ/ d(C−V
c) となる。この式の両辺を積分すると、 f {exp(B o・V c)・exp(B o・V
 Ill2)/exp(B o・Vo+)+ l }d
(C −Vc)= f dQ + Dより、 (C/Bolexp(Bo・Vc)・exp(Bo・V
n2)/exp(Bo−Vo+)+ C −Vc= Q
 + Dとなる。ここで、Dは積分定数である。
これを(9)式に代入すると、 (C/Bolexp(Bo−Vc)・exp(Bo・V
o2)/exp(Bo・V+++)+ C ・Vc −
 D = j I pndt・・・(12) C・VcDがほとんどOになるようにコンデンサCの容
量Cを選択すると、式(12)は、(C/Bo)・ex
p(Bo−Vc)・exp(Bo−Vn2)/exp(
Bo−Vo+)″; f I podtとなり、 exp(Bo・Vc)#exp(Bo・VD+)/ex
p(Bo・Vo2)・(B o/C )・f I pn
dt より Vc#(1 −Bolln{exp(Bo−Vn+)/
exp(B o−Vo2)・(B o/C )j I 
podt)” ( 1 − B o)・in{ f I
 pbdt}+( I   B o)・in(B o/
 C ) +(l  Bolln(Bo・Vo+  B
o・Vp2)”(I  Bo)・ln{j Ipodt
}+(1−Bo)4n(Bo/C)+Vo+  VD2
となる。ゆえに、 VSIG=VC+VD2 = ( I   B o)・In{ f I podt
} +(1 − Bo)・ln(Bo/C)+Vo+と
なり、V s + aとしてln( f I pndt
)に比例する電圧信号が得られる。
このような対数圧縮部LGを受光素子PDと共に各画素
毎に備えれば、受光光量が大きくなり、光電流IPDが
大きくなっても信号電圧VSI。はあまり大きくならず
、出力が飽和することはない。逆に、受光光量が小さく
なり、光電流Ipoが小さくなっても、信号電圧■SI
Gはあまり小さくならず、常に適正なレベルの信号電圧
VS,6を得ることができるものである。
く出力信号処理〉 次に、これらイメージセンサ11から読み出したアナロ
グ信号の処理について説明する。第3図に示したように
、読み出されたアナログ信号はA/D変換部15でデジ
タル信号に変換され、情報圧縮部16で圧縮された後、
記憶部17に記憶される。ここで、情報圧縮部16を省
略することは可能であるし、また、記憶部17を設けず
に直接データを画像処理部2に送るようにしてもよい。
第1図(a). (b)に示したイメージセンサ11で
は、撮像面をN個のブロックに分けているので、N個の
信号○P(1)〜○P(N)が並列に出力される。これ
を処理する方法の1つには、N個のA/D変換部15−
1〜15−Nを設けて並列的にA/D変換を行い、情報
圧縮部及び記憶部もそれに対応してN個並列に設けるこ
とが考えられる。この並列処理(パラレル)方式による
と、高速の読み出しが可能となる。
もう1つの方法としては、水平方向電荷結合素子群H(
1)〜H (N)への転送クロックφH及び垂直方向電
荷結合素子群■(1)〜V (N)への転送クロックφ
Uの切換回路を付加し、イメージセンサ11からのアナ
ログ信号出力線は1本にまとめて1つのA/D変換部1
5で出力アナログ信号を順次A/D変換し、情報圧縮部
及び記憶部も1個ずつでそれに対応することが考えられ
る(シリアル方式)。この場合には、イメージセンサl
1の端子数を減らすことができる。なお、このシリアル
方式の場合、イメージセンサ11の1つのブロックを全
部読み出してから次のブロックの読み出しを行う方式や
、1ラインの読み出しが終了したら次のブロックの1ラ
インを読み出す方式等が考えられる。このブロック毎の
読み出し方式によると、アナログ信号出力線を何本かま
とめてl本にし、複数のA/D変換部でA/D変換する
、パラレルとシリアルの中間的な処理方法を用いること
ができる。この場合には、イメージセンサ11の端子数
を減らせるという利点と高速読み出しという利点のバラ
ンスを任意のところでとることができる。なお、アナロ
グ信号線をまとめる方法としては、アナログスイッチの
順次切換により順次選択してゆく方法や、後に詳細に述
べる出力選択用電荷結合素子を付加する方法などが考え
られる。
〈種々の光電変換素子〉 第8図は光電変換素子の等価回路図である。同図(a)
の回路は、例えば逆バイアスされたシリコンフォトダイ
オードより戒る受光素子PDと、受光素子PDの発生す
る光電流IPDを分流する第1及び第2のPN接合ダイ
オードD + , D 2と、第2のPN接合ダイオー
ドD2を介して第1のPN接合ダイオードD,に並列的
に接続されるコンデンサCと、コンデンサCの蓄積電荷
を放電するリセット用のMOSトランジスタTROとで
構成されており、コンデンサCの電圧として、信号電圧
VS+Oが得られる。
同図(b)の回路は、第l及び第2のPN接合ダイオー
ドD,,D2に代えて、NPNトランジスタTR,,’
rR2のベースーエミッタ間PN接合を用いた例であり
、同図(a)の回路に比べると、構造は複雑であるが、
光電流IPDを増幅できるので、高感度にすることが可
能であるという利点がある。
同図(c)の回路は、同図(b)の回路における受光素
子PDとトランジスタT R+,T R,,をマルチェ
ミッタのフォトトランジスタPTRで実現した例であり
、回路構成が簡単になるという利点がある。
同図(d)の回路は、同図(b)の回路の相補回路であ
り、NPNトランジスタTRI,TR2を使用し、Nチ
ャンネルMOSトランジスタT R oに代えて、Pチ
ャンネルMOSトランジスタT R oを用いている。
同図(e)の回路は、同図(a)の回路の相補回路であ
り、ダイオードD + , D 2とフォトダイオード
PDのN型領域が共通になっている。こうすることによ
り、P型基板を用いて、簡単な構造でこの回路を実現す
ることができる。
同図(f)の回路は同図(a)の回路の発展形である。
光電流を増幅するために、フォトダイオードPDの代わ
りにフォトトランジスタPTを用い、出力電圧を増幅す
るために、PNダイオードを2n個用いている。こうす
ることにより、出力電圧をn倍に増幅することができ、
なおかつ、高感度にすることができる。
同図(g)は同図(b)の回路の発展形で、NPNトラ
ンジスタT R + +〜T R 13, T R21
〜TR23をダーリントン接続することにより、光電流
増幅と出力電圧増幅とを同時に実現している。
第8図(a)〜(d), (f). (g)の各回路に
含まれるMOSトランジスタTRoは、コンデンサCに
蓄積された電荷をクリアするためのもので、そのゲート
にクリアバルスφCLが印加されると、MOSトランジ
スタTROが導通状態となり、コンデンサCの蓄積電荷
がクリアされるようになっている。同図(e)において
は、蓄積された電荷を電荷結合素子に転送することによ
り、コンデンサCの蓄積電荷がクリアされるようになっ
ており、MOSトランジスタT R oはここでは回路
の初期化に用いられる。
以上の第8図(a). (b), (c). (f).
 (g)に示した回路においては、光電流をI P? 
 出力電圧をVS+Oとすると、 Vs+a  Ct−  n−10g(j a・I pn
dt)(n,aは定数)という関係が成り立つ。すなわ
ち、光電流工PDの積分値の対数に比例した電圧が出力
として得られるようになっている。また、同図(d).
 (e)に示した回路においては、Vs+a CC V
cc  log(f Ipodt)という関係が或り立
つが、本明細書でいう「光電流IPDの積分値の対数に
比例した電圧」は、この関係を満たす電圧VS+Oも含
んでいる。これらの回路はいずれもシリコンダイオード
又はシリコンフォトトランジスタ等で構成されている受
光素子PDに光電流IPDを流した状態で使用し、対数
圧縮された出力電圧V s Ioを直接取り出すことを
特徴としており、光電変換素子の内部で対数積分処理を
済ましてしまう点が、従来のイメージセンサとは基本的
に異なっている。更に言えば、バイボーラトランジスタ
、ダイオード、MOSトランジスタ、コンデンサ等で対
数回路を構成し、その出力電圧を電荷信号に変換して電
荷結合素子に転送する点が、従来とは異なっているので
ある。なお、同様の作用を行う対数圧縮回路は、ここに
挙げた例にとどまらないのは言うまでもない。
くダイナミックレンジ拡大原理〉 第9図は、対数圧縮部を内蔵することにより、受光光量
に対するダイナミックレンジが拡大される理由を説明す
るための図である。同図(a)は、従来の固体撮像素子
の特性(受光光量と出力電圧との関係)を示している。
実線で示す初期の従来例では、入射光により発生した電
荷をコンデンサに蓄積するという原理上、飽和電圧VS
ATが存在し、どうしてもダイナミックレンジが狭く(
高々1:10”程度)なっていた。図(a)の破線は、
それを改善するために、受光光量に対する出力電圧の変
化の度合を途中で変える、いわゆる折れ線特性を与えた
場合を示すが、この場合でも、ダイナミックレンジはせ
いぜい5倍程度拡大されるに過ぎない。
同図(b)は、上述の対数積分回路を用いた場合の特性
を示し、ダイナミックレンジは従来例の100倍以上拡
大している。このため、本発明に係るイメージセンサは
、積分時間を一定にしておいても、高輝度時(大光量が
入射したとき)に飽和するおそれがない。従って、輝度
(入射光量)を気にすることなく,常に積分時間を一定
として用いることができる。
くスキャン位置検出〉 第10図はスキャン位置を検出するための手段を説明す
る図である。同図(a)は、イメージセンサ11上の位
置検出素子群53として、シリコンフォトダイオードか
ら或る受光素子53a, 53b, 53c,・・・を
用いた例である。半導体レーザ等の発光素子50からの
モニタ光は、スキャンに伴って受光素子53a, 53
b.53c,・・・の上を順に移動してゆく。
同図(b)は受光素子53a, 53b, 53c,・
・・の出力をモニタするための回路である。各受光素子
53a, 53b, 53C,・・・,53nのカソー
ドは電源電圧VCCに共通に接続され、アノードは抵抗
R1の一端に共通に接続されている。抵抗R1の他端は
接地されている。抵抗R1の両端に生じる電圧は、アン
プA+により増幅され、モニタ出力v0として取り出さ
れる。モニタ出力の時間的変化の一例を第10図(c)
に示す。受光素子53aにモニタ光が照射されていると
きは、光電流により抵抗R1の電圧降下が増大し、モニ
タ出力■hは増大する。これにより、モニタ光が受光素
子53aから離れるにつれ、モニタ出力Vオは減少し、
次の受光素子53bにモニタ光が近づくにつれ、モニタ
出力VMは再び増大する。従って、モニタ出力が極大値
をとるときに撮像を行えばよいことになる。
なお、第10図(C)に示すモニタ出力VMの時間的変
化を、撮像間隔よりも十分短い周期でサンプリングして
記憶しておけば、各サンプリング点における画像情報を
前述の画像処理部2で補間計算することができ、垂直方
向についての見かけの解像度を更に改善するとか、スキ
ャン速度の変動による画像の歪を補正するといった高度
な画像処理が可能となる。
第10図(d)は、位置検出素子群53a, 53b,
 53c,−として、アルミニウム皮膜のような反射膜
53arer,53brsr+ 53Cr*r.・・・
を用いた例である。発光素子5oがらのモニタ光は、イ
メージセンサ11の表面に付着された反射膜53are
r.53b、or,53Crs+,”・で反射され、受
光素子54により受光される。この受光素子54の出力
を同図(b)と同様のモニタ回路でモニタすることによ
り、同図(C)のようなモニタ出力Vnを取り出すこと
ができる。もちろん、ここに例示したもの以外であって
も、正確にスキャン位置が検出できる手段であれば、位
置検出手段として用いることが可能である。
〈光電変換素子の種々の具体例〉 第11図は、第8図(a)に示す回路を実現するための
半導体集積回路の構造を例示したものである。
図中、60はN一型のシリコン基板、61はP一型領域
、62はN゛型領域から或る受光部、63.64はN・
から成るダイオードD + , D 2のカソード領域
、65はコンデンサCを形成するための多結晶シリコン
から成る電極、66は蓄積電荷クリア用のMOSトラン
ジスタTROのゲート領域を形成するための多結晶シリ
コンから或る電極、67はカラーフィルタ、68a〜6
8dはアルミニウム薄膜から成る配線である。配線68
aを第1の電源電圧VCCに、配線68bを第2の電源
電圧V[lDに、配線68cをクリアパルスφCLに、
各々接続し、配線68dから出力電圧VsIoを取り出
している。
シリコン基板60は第1の電源電圧vecに接続され、
各画素のP一型領域61に対しては逆バイアスが印加さ
れるようになっている。これにより、各画素のP一型領
域61が同一のシリコン基板6o上に形成されていても
、PN接合は分離されることになる。
第8図(a)に示すシリコンフォトダイオードから成る
受光素子PDはP一型領域61とNI型領域62とで形
成され、ダイオードD1はP−fi領域61とN−型領
域63とで形成され、ダイオードD2はP一型領域61
とN0型領域64とで形成され、コンデンサCはN◆型
領域64とその上に絶縁層69を介して形成された電極
65とによるMOS容量となっている。対数圧縮された
出力電圧v shoは、配線68dを介してN−型領域
64から取り出され、後述する垂直方向電荷結合素子群
v(1)に注入される。なお、特に図示はしていないが
、カラーフィルタ67で覆われた部分以外の部分は遮光
膜で覆われている。
第12図は、第8図(a)に示す回路を実現するための
半導体集積回路の第2の例を示すものである。
図中、60はN一型のシリコン基板、61はP一型領域
から或るダイオードD + , D 2のアノード領域
、62はN9型領域から成る受光部、83.64はN0
がら或るダイオードD + , D 2のカソード領域
、65は垂直電荷結合素子に蓄積電荷を入力するための
N−型領域、66は蓄積電荷クリア用のMOS}−ラン
ジスタTROのゲート領域を形成するための多結晶シリ
コンから成る電極、67はカラーフィルタ、68a〜6
8dはアルミニウム薄膜から或る配線、69は蓄積電荷
クリア用のMOSトランジスタTROのゲートを形成す
る酸化膜、70はP一型領域から或る垂直方向電荷結合
素子のP一型ウェル領域、71はN一型領域から或る埋
め込みチャンネル層、72は電荷蓄積領域を形成するた
めの多結晶シリコンから或る電極、73は蓄積電荷を転
送領域に移送するためのゲートを形成する多結晶シリコ
ン電極、74.75は転送ゲートを形成する多結晶シリ
コン電極、76はP+型領域から成るチャンネルストッ
プ層である。ここでは、配線68aを第lの電源電圧V
CCに、配線68bを第2の電源電圧VDDに、配線6
8cをクリアバルスφC,に、各々接続し、配線68d
から出力電圧VS+aを取り出して垂直方向電荷結合素
子に入力している.なお、シリコン基板60は第1の電
源電圧VCCに接続され、各画素のP一型領域61に対
しては逆バイアスが印加されるようになっている。これ
により、各画素のP一型領域6lが同一のシリコン基板
60上に形成されていても、PN接合は分離されること
になる。また、P−Wウェル領域70はグラウンドレベ
ルに接続され、N一型埋め込みチャンネル層71は第2
の電源電圧vnoに接続され、それぞれ、逆バイアスが
印加されるようになっている。これにより、N−型埋め
込みチャンネル層71は、同一のP一型ウェル領域7C
上に形成されていても、PN接合分離されるものである
。なお、ここでは、Vcc>VDD〉Oとなっている。
第8図(a)に示す受光素子PDはP一型領域61とN
◆型領域62とで形威され、ダイオードD1はP一型領
域61とN゛型領域63とで形威され、ダイオードD2
はP一型領域61とN′″型領域64とで形成され、コ
ンデンサCは垂直方向電荷結合素子内のN゛型領域65
とその上に絶縁層を介して形成された蓄積電極72とに
よるMOS容量及びP一型ウェル領域70とN一型埋め
込みチャンネル層71の接合容量の合成容量で形威され
ており、対数圧縮された電圧に対応した電荷が、直接、
垂直方向電荷結合素子群に注入されるようになっている
。なお、特に図示はしていないが、カラーフィルタ67
で覆われた部分以外の部分は遮光膜で覆われている。
第13図は、第8図(a)に示した回路を実現するため
の半導体集積回路の第3の構造例を示すものである。図
中の符号は、第11図で用いたものと同じである。この
例では、裏面にカラーフィルタ67を配して、裏面から
光を受ける構造となっている。
このようにすることにより、開口率を大きくとることが
できるという利点がある。
第14図は、第8図(a)に示した回路を実現するため
の半導体集積回路の第4の構造例を示すものである。図
中の符号は、第12図で用いたものと同じである。この
例では、裏面にカラーフィルタ67を配し、N′″型領
域62とP一領域61によるPN接合で受光部を形成し
て、裏面から光を受ける構造となっている。このように
することにより、前の例と同様、開口率を大きくとるこ
とができるという利点がある。
第15図は、第8図(a)に示した回路を実現するため
の半導体集積回路の第5の構造例を示すものである。図
中、符号60〜76で示されるものは第12図で用いた
ものと同じであり、77は光電流を注入するためのP0
領域、78はI T O (Indium Tin O
xide)のような透明電極、79は光導電物質、8o
は金属から成る画素電極、81は絶縁膜、68eはアル
ミニウム薄膜から或る電極である。本例では、透明電極
はV DD< V EE≦VCCの関係にある第3の電
源電圧■εEに接続され、画素電極80はアルミニウム
薄膜がら或る電極68e及びP゜領域77を介してP一
領域61とオーム性接触をしている。第8図(a)に示
す受光素子PDは透明電極78と光導電物質79と画素
電極8oで構或された光導電型受光素子となっている。
このような構成にすることにより、開口率を大きくとる
ことができる、及び、大きな光電流を得ることができる
、という利点がある。なお、光導電物質79としては、
公知のZnS,CdS,アモルファスシリコン等を用い
ることができる。
第16図は、第8図(c)で示した回路を実現するため
の半導体集積回路の構造例を示すものである。
図中、100はP一型のシリコーン基板、101はN一
型領域から成る電荷結合素子の埋め込みチャンネル領域
、102はN一型領域から成るフォトトランジスタPT
Hのコレクタ領域、103はコレクタ領域とオーム性接
触を形成するためのN゛領域、104はP3型領域から
成るフォトトランジスタのベース領域、105はN゛型
領域から成るフォトトランジスタの第2のエミッタ領域
、107はコンデンサCを形成するための多結晶シリコ
ンから成る電極、108はP9型領域から成るチャンネ
ルストップ領域、109はN9型領域から或る蓄積電荷
クリア用MOSトランジスタTROのドレイン領域、1
10はN+型領域から或るMOSトランジスタTROの
ソース領域、111はM○SトランジスタT R oの
ゲート領域を形成するための多結晶シリコンから或る電
極、112a〜l12eはアルミニウム薄膜から成る配
線、113は信号電極を形成するための多結晶シリコン
電極、114は障壁電極を形成するための多結晶シリコ
ン電極、115. 116は電荷結合素子の転送電極を
形成するための多結晶シリコン電極、117はN−型領
域から成る電荷注入ソースである。配線112aは第1
の電源電圧VCCに、配線112b, 112dを第2
の電源電圧vDDに、配線112eを電荷注入パルスφ
10に接続し、配線112cを信号電極113に接続し
ている。
第17図は、第8図(e)に示す回路を実現するための
半導体集積回路の構造例を示すものである。図中、lO
OはP一型のシリコン基板、101はN−fi領域から
成る電荷結合素子の埋め込みチャンネル領域、102は
N一型領域から或るダイオードDI,D2のカソード領
域、121はP゛型領域から成る受光部、122,12
3はP0型領域から成るダイオードD,,D2のアノー
ド領域、108はP9型領域から或るチャンネルストッ
プ領域、109はリセット用MOSトランジスタTRo
のドレイン領域を形成するためのN″型領域、111は
MOSトランジスタT R oのゲート領域を形成する
ための多結晶シリコンから成る電極、112a〜112
d’はアルミニウム薄膜から成る配線、115,116
は電荷結合素子の転送電極を形成するための多結晶シリ
コン電極、124は対数圧縮された信号電荷を蓄積する
コンデンサを形成するためのN゛型領域、125は領域
124に蓄積された信号電荷を電荷結合素子に移送する
移送電極を形成するための多結晶シリコン電極である。
配線112a’ , 112d’を第1の電源電圧Vc
cに、配線112b’を第2の電源電圧VDDに、配線
112c”を領域124に接続するように構或して、第
8図(e)に示す回路を実現している。
く光電変換素子の動作〉 次に、第11. 13. 16図に示すような光電変換
素子群R (L), G (1). B (1)の各素
子から垂直方向電荷結合素子群■(1)の各電荷結合素
子への電荷注入及び注入された電荷の転送動作について
説明する。
第18図(a)に、垂直方向電荷結合素子群■(1)内
の1つの電荷結合素子の断面構造を示す。この電荷結合
素子は、電荷蓄積用のポテンシャル井戸となるN一型の
埋め込みチャンネルM71を有する。この埋め込みチャ
ンネル層71は、P一型半導体基板70にイオン注入を
行うことにより形成される。P型半導体基板70の裏面
及び側面には、他の素子と?離するために、N゜層72
が形成される。また、埋め込みチャンネル層7lの上に
は、8i02膜から成る絶縁層73が形成され、この絶
縁層73の上には信号電極Es+oq 障壁電極Ean
Asの他に、垂直方向電荷結合素子の転送電極となるE
,■E,,,・・・.E4a,E Ak,・・・が形成
されている。これらのうち、奇数番目の転送電極E I
s, E Ib+ E 3s, E 3■・・・には第
1の転送クロックφ。,が印加され、偶数番目の転送電
極E 2s, E 2b, E 4@+ E 4bg 
”’には第2の転送クロックφυ2が印加される。すな
わち、垂直方向電荷結合素子は、2相駆動される。転送
電極ElsとElbは、その下の絶縁層73の厚さを変
えるか、或いは、イオン注入等の方法で、それぞれ、そ
の下に誘起されるポテンシャルに段差を設けるようにな
されている。その他の転送電極E2■E2,,・・・に
ついても、同様である。74は、後述する方法で電荷を
注入するための電荷注入ソースであり、N゛拡散により
形成される。
第18図(a)には、1画素分の受光素子P DR, 
P Do,PDa及び対数圧縮部L GR, L GO
, L G9から異なるタイミングで得られる電圧信号
V R, V a, V aを垂直方向電荷結合素子群
■(1)に注入するための回路を示してある。各電圧信
号VR,VG,VBはそれぞれアンプA R, A o
, A Bにて増幅され、MOS}−ランジスタT R
R, T Ra, T Reのソースに接続される。
MOSトランジスタT RR, T Ra, T Re
は、そのゲート電圧φR,φ0,φBを正電圧とするこ
とにより導通状態となり、そのソースとドレインの電圧
が等しくなる。各MOS}−ランジスタT R R, 
T R o, TR8を順次異なるタイミングで導通さ
せることにより、垂直方向電荷結合素子群■(1)の入
力信号電極ESIGに、アンプA R, A o, A
 eにて増幅された電圧信号V R, V o, V 
aが順次印加される。アンプで増幅された信号電圧をV
 s + aとし、この電圧V81CIを信号電極Es
+oに印加したときその下の埋め込みチャンネル層71
中に誘起されるポテンシャルをφGIQとする。信号電
極E SIGに隣接した障壁電極EBIASには一定の
バイアス電圧Vs+asを印加し、その下にはφ814
8のポテンシャルが誘起されている。ここで、信号電圧
の全ての範囲にわたり、φsIa>φ8+119となる
ように、φ81119が選ばれている。
次に、第19図のタイミングチャート及びそこに示した
時刻t3〜t7におけるポテンシャル図である第18図
(b)〜(f)を用いて、イメージセンサ11による撮
像及び電荷転送動作を説明する。
時刻t1において、赤色光についての対数圧縮部LGR
におけるリセット用MOSトランジスタTROのゲート
にクリアパルスφRCLが印加されると、信号電圧■8
がリセットされる。
その後、時刻t2において、クリアパルスφRCLが”
Low’゜レベルとなり、対数圧縮部LGRのリセット
が解除されて受光素子PDRの光電流の対数積分が開始
される。
時刻t3において、ゲート電圧φRが”High’“レ
ベルとなり、MOSトランジスタTRRがON状態とな
る。
また、他の2色のゲート電圧φG,φBは゜’Low″
゜レベルとなっており、MOSトランジスタT Ro,
 T R8はOFF状態となっている。従って、アンプ
ARにより増幅された信号電圧VRが、信号電極Fl:
s+oに印加される.時刻t3におけるポテンシャル図
を第18図(b)に示す。
次に、時刻t4で電荷注入信号φ!DがII LO,I
“レベルとなると、電荷注入信号φ10を印加された電
荷注入ソース74の電位が下がり、第l8図(c)の斜
線部で示すように、障壁電極EBIAS及び信号電極E
 81Gの下に電荷が満たされる。
続いて、時刻t5で電荷注入信号φ同が再び“’Hig
hllレベルとなると、電荷注入ソース74のポテンシ
ャルは下がり、信号電極E SIQの下に電荷Q,が残
される。この電荷Qsは、信号電極E81Gの容量をC
sとすると、 Qs″CSX(φGIO−φ1+11118)で与えら
れ、信号電圧VS+Oに対応した電荷量となる。すなわ
ち、これにより、電圧一電荷変換がなされる。
時刻t6において、垂直方向転送用の第lの転送グロッ
クφり,が゛’Low”レベルから゛’High“゜レ
ベルに変化し、第2の転送クロックφり,がII Hi
gh I1レベルからII Lo,l゜レベルに変化す
ると、信号電極EslGに隣接した転送電極E ,.,
 E ,.の下のポテンシャルが下がり、信号電極ES
I。の下の電荷Qsは転送電極E1,の下に形成された
ポテンシャル井戸へと転送される。
さらに、時刻t7において、第1のクロックφ。,が”
High”レベルから”Low”レベルへ、第2の転送
クロツクφυ2が=l Lo,IIレベルからllHi
ghl1レベルへと変化すると、転送電極Elbの下に
蓄積された電荷は転送電極E2bの下に形成されたポテ
ンシャル井戸へと転送され、時刻t3におけるポテンシ
ャル状態に戻る, 次に、クリアバル各φRCLから1転送周期だけ遅れて
印加されたクリアパルスφ(icLによって積分開始さ
れた緑色光戒分に対応する信号電圧V,を、前述の方法
で読み込む。さらに、クリアバルスφQC,から1転送
周期だけ遅れて印加されたクリアパルスφIIcLによ
って積分開始された青色光或分に対応する信号電圧■8
を、同様の方法で読み込む。
以上の動作により、赤色光、緑色光、青色光の3,[色
から威る1画素分の画像情報の記憶及び転送が終了する
。これらの動作を繰り返すことによリ、複数画素分の画
像情報の記憶及び転送が順次行われる。
次に、垂直方向電荷結合素子群■(1)のlつの電荷結
合素子から水平方向電荷結合素子群H (1)を構成す
る各素子への電荷注入、及び注入された電荷の転送動作
について、説明する。
第20図(a)は、垂直方向電荷結合素子群v(1)の
1つの電荷結合素子と水平方向電荷結合素子群H(1)
を構成する1つの素子との接続部分の断面構造を示す。
第20図(a)において、Eaa+s, E611lb
+・・・E 8116s, E e@5bは垂直方向電
荷結合素子■(1)の最終段付近の転送電極であり、こ
のうち、奇数番目の転送電極E 6111@s E a
@+b, E aQ3a, E ea3b,E 611
6a,EelIsbには垂直方向転送用の第工のグロツ
クφ。
,が印加され、偶数番目の転送電極E 6112a+ 
E as2b+ E allam, E ai+abに
は第2のクロツクφu2が印加されている。障壁電極E
,。Gは垂直方向電荷結合素子群V (1)の1つの電
荷結合素子の最終転送段と水平方向電荷結合素子H(1
)の1つの転送段との間にあって、水平方向電荷結合素
子H(1)から垂直方向電荷結合素子群v(1)への電
荷の逆流を防止するポテンシャル障壁を形威するための
電極である。この障壁電極E LIOGには一定バイア
スφuooが印加される。E.は水平方向電荷結合素子
H(1)の1つの転送段の電極である。
第19図のタイミングチャートにおいて、時刻t8は複
数画素分の画像情報についての全走査が終了した時点を
示しており、そのときのポテンシャルは第20図(b)
に示す通りとなっている。
時刻t9において、第1の転送クロックφ0,が゜゛H
igh”レベルからIILo,I1レベルへ、第2の転
送クロックφLI2が゜’Low”レベルから゛’Hi
gh”レベルへと変化すると、第20図(c)に示すよ
うに、垂直方向電荷結合素子群v(1)の内部で電荷転
送が行われ、垂直方向電荷結合素子群■(1)の最終転
送段の電極Eeesbの下に形成されたポテンシャル井
戸に蓄積された電荷が、障壁電極E uooの下に形威
されたポテンシャルの障壁を超えて、水平方向電荷結合
素子H(1)の1つの転送段の電極EH0の下に形威さ
れたポテンシャル井戸に転送される。その後、水平方向
電荷結合素子H(1)の転送バルスφMl.φH2によ
り、水平方向電荷結合素子H(1)の内部で各垂直方向
電荷結合素子群■(1)から転送された信号電荷が転送
され、水平方向の走査が行われる(第20図(d)参照
)。
時刻t1。で垂直方向転送用の第1の転送クロックφI
JIがII L o,+1レベルから゛’High”レ
ベルへ、第2の転送クロックφlJ2が゜lHighl
1レベルから゛l L O,ITレベルへと変化し、第
20図(e)に示すように、垂直方向電荷結合素子群■
(1)の内部で電荷転送が行われ、垂直方向電荷結合素
子群■(1)の最終転送段の電極E68,,の下に形成
されたポテンシャル井戸に、次のラインの信号電荷が転
送される。
以上の動作を繰り返すことにより、全画素についての画
像情報の読み出しが行われ、第19図に示すように出力
信号が取り出される。
第21図は、水平方向電荷結合素子H(1)の断面構造
を示すものである。これは、周知の埋め込みチャンネル
の電荷結合素子である。P型の半導体基板81の裏面及
び側面には、他の素子と分離するために、N゛層82が
形成され、P型半導体基板81にはN一型の埋め込みチ
ャンネル層80が形成されている。
埋め込みチャンネル層80の上にはSiO2膜から或る
絶縁層83を介して複数の転送電極E.,,E.2,・
・・,EHnが形成されている。各転送電極E H+ 
, E H2,・・・,EHnには水平方向転送用の第
1の転送クロックφ,IIと第2の転送クロックφH2
が1つ置きに印加されている。○Gは逆流防止用の障壁
電極、IDは電荷注入ゲート、ODは電荷排出ゲートで
ある。
水平方向の最終転送段の電極から障壁電極○Gを越えて
N+層84から取り出された電荷の量は、コンデンサ8
5にて電圧に変換され、ソースフォロア86を介して出
力信号O P (1)として取り出される。
以上説明した実施例では、R,G,Bの各色成分につい
て、光電変換により得られた電圧信号VSI。を垂直方
向電荷結合素子■(1)にシリアルに入力していたが、
次に説明するように、パラレルに入力するようにしても
よい。
第22図は、垂直方向電荷結合素子群V(1)のlつの
電荷結合素子と、それに対応する1画素分の光電変換素
子群を示している。図中、90, 91. 92は各々
R,G,Bの各色成分を検出するための光電変換素子で
あり、垂直方向電荷結合素子■(1)における各転送段
93, 94. 95に対応している。1つの転送段9
3は、同図(b)の断面構造で示される通り、4個の転
送電極93a〜93dから成る。各転送電極93a〜9
3dは多結晶シリコンによって形成されており、SiO
2膜から戒る絶縁層73の厚さを、転送電極93a,9
3cの下と転送電極93b, 93dの下とで変えるこ
とにより、ポテンシャルの段差を形成している。また、
70は垂直方向電荷結合素子■(1)の埋め込みチャン
ネル層であり、P型半導体基板71にN一型不純物イオ
ンを注入することにより形成されている。72はN+層
から成る分離層である。
赤色光に対する光電変換素子90により発生され、対数
圧縮された信号電圧V S I Gは、アルミニウム配
線97により、垂直方向電荷結合素子群V(1)のlつ
の転送段93の転送電極93dに隣接した電圧一電荷変
換部93eに供給される。同様に、緑色光及び青色光に
対する光電変換部91. 92により発生され、対数圧
縮された信号電圧V s + aは、アルミニウム配線
98,99により、転送段94. 95の転送電極94
d, 95dに隣接した電圧一電荷変換部94e,95
eに供給される。なお、前述したシリアル入力の場合と
同様、信号電圧をそれぞれアンプで増幅した後、電圧一
電荷変換部93e, 94e, 95eに供給するよう
にしてもよい。
第23図に電圧一電荷変換部93eの構造を示す。同図
(a). (b)において、75は垂直方向電荷結合素
子群V(1)の転送チャンネル間を分離するためのチャ
ンネルストップであり、P+層から或る。74は電荷注
入ソースであり N +層から或る。Es+a及びEe
l,,は多結晶シリコンにより形成された入力信号電極
及び障壁電極であり、埋め込みチャンネル層71の上に
絶縁層73を介して配されている。これら各電極E S
IG+ E etasに印加された電圧に応じて、その
下の埋め込みチャンネル層71内にポテンシャルの井戸
が形成される。障壁電極E.,.Sには一定電圧V[l
IIISが印加されており、入力信号電極ESIGには
光電変換部90からアルミニウム配線97により信号電
圧Vs+。が印加される。信号電圧Vs+aは最小値と
して基準電圧■8εFの値をとるが、入力信号電極E 
GIGに基準電圧VRE,を印加したときに形成される
ポテンシャルφREFの井戸よりも、障壁電極EB 1
115にバイアス電圧VB1ASを印加したときに形成
されるポテンシャルφ!11118の井戸が浅くなるよ
うに、バイアス電圧V91ASを設定している。
第22図(c)〜(g)及び第23図(c)〜(f)の
ポテンシャル図と第24図のタイミングチャートを参照
しながら、垂直方向電荷結合素子群■(1)へのパラレ
ル入力動作について説明する。
時刻toにおいて、赤色光用の光電変換素子90の積分
クリアゲートにクリアバルスφReLを印加し、コンデ
ンサCの電圧を基準電圧VRεFにリセットする。この
時点から、積分(電荷蓄積)を開始する。
時刻t1における垂直方向電荷結合素子群■(1)のポ
テンシャルは、第22図(C)に示す通りである。ここ
で、垂直方向転送用の第1の転送バルスφu1は”Hi
gh“レベル、第2の転送パルスφu2は“l LO,
Itレベルである。
次に、時刻t2で、第1の転送パルスφ,,を゛’Lo
w゜゜レベルとし、電荷注入の準備動作を行う(第22
図(d))。
時刻t3において、電荷注入信号φIDを”Low”レ
ベルとし、電圧一電荷変換部の電荷注入ソース74のポ
テンシャルを上げる。これによって、第23図(d)の
斜線部で示すように、電荷が障壁電極Eel。,及び入
力信号電極ESIGの下の領域を満たす。このときの電
荷注入ソース74のポテンシャルは、垂直方向電荷結合
素子V(1)における電極93dのポテンシャルよりも
低くなるように選んである。
次に、時刻t4で電荷注入信号φ1,を゛High“レ
ベルに戻して、電荷注入ソース74のポテンシャルを下
げる。このとき、入力信号電極ESI(iの下には、入
力信号電極ESIGに印加された信号電圧VS+Oによ
り生じるポテンシャルφS1。と、それに隣接する障壁
電極E8IIllsの下に生じるポテンシャルφB+1
18との差に相当する電荷Qsが蓄積される。つまり、
入力信号電極E GIGの容量をCsとすると、Q s
 = C s X (φSIG−φ8+118)の電荷
が蓄積される(第23図(e))。
このようにして、入力信号電極Es+aの下に電荷Q,
が蓄積された後、時刻t5で第1の転送クロックφ,1
を“l H igh I+レベルにすると、電荷Qsは
垂直方向電荷結合素子■(1)における転送電極93d
の下に形成されたポテンシャルの井戸に移送される。
以上の動作がR,G,Bの各画素について同時に行われ
、赤色光についての信号電圧は転送段93に、緑色光に
ついての信号電圧は転送段94に、青色光についての信
号電圧は転送段95に、それぞれ移送される(第22図
(C))。
次に、第1及び第2の転送クロックφリ1,φり2によ
り3段分の転送を行い、時刻t , lでは第22図(
f)に示すポテンシャル状態となり、前述と同様の動作
を繰り返すことにより、R,G,Bの各色についての電
圧信号が次々と垂直方向電荷結合素子群V(1)の各転
送段に順次注入され、転送されてゆく。
なお、第6図(b)に示すように、1画素についてR,
G,Bの各或分の電圧信号が得られるタイミングは所定
時間ずつ異なっているので、垂直方向電荷結合素子群V
(1)に蓄積された画像情報を読み出すときには、最初
の3段分の転送出力の3段目から第1画素のR或分を、
次の3段分の転送出力の2段目から第工画素のG成分を
、その次の3段分の転送出力のl段目から第l画素のB
成分を、それぞれ読み出す必要がある。
次に、!@12.14.15図に示すような光電変換素
子群R (1), G (1), B (1)の各素子
から垂直方向電荷結合素子群V(1)における各電荷結
合素子への電荷注入、及び、注入された電荷の転送動作
の第2の例について説明する。
第25図(&)に第2の例の垂直方向電荷結合素子群V
 (1)のlつの電荷結合素子の断面構造を示す。この
電荷結合素子は、電荷蓄積用のポテンシャル井戸が形成
されるN一型の埋め込みチャンネル層71と、それが形
成されるP一型ウェル層70を有する。P一型ウェル層
70は、N一型半導体基板60にイオン注入を行うこと
により形成され、埋め込みチャンネル層71はP−Wウ
ェル層70にイオン注入を行うことにより形成される。
また、埋め込みチャンネル層71の上にはSi○2膜か
ら成る絶縁層82が形成され、この絶縁層82の上には
、蓄積電極ES丁、移送電極?TRの他に、垂直方向電
荷結合素子の転送電極となるE,。,E,、・・・+ 
E 4slE4b+・・・が形威されている.これらの
うち、奇数番目の転送電極E+s,E+b,E3■E3
,,・・・には第lの転送クロックφu1が印加され、
偶数番目の転送電極E2■E 2b, E 41, E
 4b,・・・には第2の転送クロツクφu2が印加さ
れる。すなわち、垂直方向電荷結合素子は、2相駆動さ
れる。
転送電極ELSとElbは、その下の絶縁層82の厚さ
を変えるか、或いは、イオン注入等の方法で、それぞれ
、その下に誘起されるポテンシャルに段差を設けるよう
になされている。その他の転送電極E2■E2,,・・
・についても、同様である。65は、後述する方法で電
荷を放電させるための領域であり、N′″拡散により形
成される。
第25図(a)は、1画素分の受光素子P D tt 
, P D a,PDe及び対数圧縮部L GR, L
 OG, L G8から異なるタイミングで得られる信
号電荷QR,QG,QBを、垂直方向電荷結合素子群V
(1)へ放電させるための回路を示している。MOSト
ランジスタTRR,TR o, T R aは信号電荷
QR. Ql3. Qsのうちのどれを放電させるかを
選択するためのもので、そのゲート電圧φR.φ0.φ
Bを正電圧とすることにより、導通状態となる。各MO
SトランジスタT RR, T R。, T R aを
順次異なるタイミングで導通させることにより、垂直方
向電荷結合素子群のN・型領域65と蓄積電極ESTの
下のポテンシャル井戸から信号電荷QR,Q.,Qsを
放電させる。
次に、第26図のタイミングチャート及びその時刻t,
〜t,におけるポテンシャルを表す第25図(b)〜(
f)を用いて、イメージセンサ11による撮像及び電荷
転送動作を説明する。
時刻t1において、MOSトランジスタTRRのゲート
電圧φRは゛l High +1レベル、φG,φ8は
゜’Low”レベルになっているのでMOSトランジス
タT R RはON状態、TRG,TRttはOFF状
態である。このとき、クリアバルスφRcLは゛’Hi
gh″゜レベルとなっているので、リセット用のMOS
トランジスタTRRCLがON状態となり、垂直方向電
荷結合素子の電荷蓄積部STはリセットされ、ポテンシ
ャルφRSになるまで電荷が注入されている。
時刻t2において、クリアパルスφIICLが゛’Lo
w’“レベルに変わると、リセット状態は解除され、ゲ
ート電圧φRは”High”レベルで、放電用のMOS
トランジスタT R RはON状態にあるため、受光素
子PD6の光電流の対数積分が開始される。時刻t2に
おけるポテンシャル状態を第25図(C)に示す。
時刻t3において、ゲート電圧φ6が゛l L O,I
1レベルになると、放電用のMOSトランジスタT R
 RはOFF状態となり、積分が終了する。このときの
ポテンシャル状態が第25図(d)であるが、信号電荷
QRに等しい電荷が放電されている。電荷蓄積部STの
全容量をC,とし、リセット時の電荷量をQOとすると
、残された電荷Qsは、 Q s = C s X (φST−φl+.)−Q.
=Qo−Q. となる。すなわち、初期状U(リセット時)から信号電
荷QRを引いた分だけが電荷蓄積部STに残る。
時刻t4において、移送電極ETRに印加されるクロッ
クφ丁Rが′”旧ghllレベルから”l LOWI+
レベルに変化すると、移送電極ETRの下のポテンシャ
ルが下がリ、電荷蓄積部STに残った電荷Qsが転送電
極E,,の下のポテンシャル井戸に移送される。第25
図(e)は時刻t4におけるポテンシャル状態を示す。
時刻t5において、第1の転送クロックφり1が゜”H
igh I+レベルから”Low”レベルへ、第2の転
送クロックφLl2が′”Low”レベルから゛’Hi
gh”レベルに変化すると、転送電極ElbO下に蓄積
された電荷は転送電極E2bの下のポテンシャルの井戸
に転送され、時刻t1におけるポテンシャル状態に戻る
次に、クリアバルスφRCLから1転送周期だけ遅れて
印加されたクリアパルスφ。CLと、ゲート電圧φ8か
ら1転送周期だけ遅れて印加されたゲート電圧φGによ
って積分開始された緑色光或分に対応する信号電荷Qo
を前述の方法で放電させる。更に、クリアバルスφGC
Lから1転送周期だけ遅れて印加されたクリアパルスφ
8CLと、ゲート電圧φGから1転送周期だけ遅れて印
加されたゲート電圧φ8によって積分開始された青色光
或分に対応する信号電荷Qeを前述の方法で放電させる
以上の動作により、赤色光、緑色光及び青色光の3原色
から或る1画素分の画像情報の記憶及び転送が終了する
。これらの動作を繰り返すことにより、複数画素分の画
像情報の記憶及び転送が順次行われる。
なお、垂直方向電荷結合素子から水平方向電荷結合素子
への電荷注入、及び注入された電荷の転送動作について
は、第20.21図で説明したものと同じである。
次に、第17図に示す光電変換素子群の各素子から垂直
方向電荷結合素子群■(1)の各電荷結合素子への電荷
注入、及び注入された電荷の転送動作の第3の例を説明
する。
第27図(a)に、その第3の例の垂直方向電荷結合素
子群■(1)の1つの電荷結合素子及び電荷注入部の断
面構造を示す。本実施例においては、電荷注入部は、対
数圧縮された信号電荷を蓄積するコンデンサ(すなわち
、ポテンシャルの井戸)を形成するN゛型領域124、
及びそこに蓄積された信号電荷を垂直方向電荷結合素子
に移送するための移送電極ETRから或る。また、垂直
方向電荷結合素子はN一型の埋め込みチャンネル層10
1を有している。
図中のその他の番号は、第17図と共通である。N−型
埋め込みチャンネル層101はP−型半導体基板100
にイオン注入を行うことにより形威される。また、埋め
込みチャンネル層101の上には、Si○2膜から或る
絶縁層が形成され、この絶縁層の上には垂直方向電荷結
合素子の転送電極となるE ,,, E,2,・・・が
形成されている。転送電極E ■+ E l 4 , 
E 17,・・・には第工の転送クロツクφυ3が印加
され、E12+ E If+ E Il1+・・・には
第2の転送クロツクφU1が印加され、E 13, E
 +s, E Il+,・・・には第3の転送クロツク
φu2が印加される。すなわち、本垂直方向電荷結合素
子は3相駆動される。このように3相駆動とすることに
より、垂直方向電荷結合素子のシフトレジスタの1ビッ
ト当りの長さを、2相或いは4相駆動の場合と比較して
、短くすることができる。
次に、第28図のタイミングチャート及びその時刻t,
〜t7におけるポテンシャル状態を示す第27図により
、イメージセンサ11による撮像及び電荷転送動作を説
明する。
時刻t,において、リセット用MOSトランジスタT 
R oのゲート電圧φC,が”High”レベルから゜
’Low”レベルになると、トランジスタTPOはOF
F状態となり、回路のリセットが終了する。同時に、移
送電極ETRの電圧φTRも゜’High”から゜”L
ow”に切り換わり、移送電極の下のポテンシャルが上
がると、対数積分が開始される。
時刻t2においては、第2の転送クロツクφu1が”H
igh”レベルに切り換わっているので、転送電極E 
12, E 16, E +fl+・・・の下のポテン
シャルが下がり、ポテンシャルは第27図(C)の状態
となる。このとき、N−型領域124のポテンシャルは
、信号電荷の分だけ上がっている。
時刻t3においては、第1の転送クロツクφυ3が゜“
L o w ”レベルに切り換わっているので、転送電
極E++,E+4+E+7+・・・の下のポテンシャル
が上がり、ポテンシャルは第27図(d)の状態となる
。このとき、垂直方向電荷結合素子内の信号電荷は、第
27図(b)のときよりも、転送電極lつ分だけ先に送
られている。また N +型領域124のポテンシャル
は更に上がって、積分が進む。
時刻t4においては、第3の転送クロツクφり2が”H
igh”lyベルに切り換わっているので、転送電極E
 13, E +a, E 19+・・・の下のポテン
シャルが下がり、ポテンシャルは第27図(e)の状態
となる。
時刻t5においては、第2の転送クロツクφυ1が+l
 L owI1レベルに切り換わっているので、転送電
極E121 E +s, E 18,・・・の下のポテ
ンシャルが上がり、第27図(f)の状態となる。
時刻t6においては、第1の転送クロツクφu3が”H
igh”レベルに切り換わっているので、転送電極EI
IIElIEl?+・・・の下のポテンシャルが下がり
、第27図(g)の状態となる。
時刻t7においては、第3の転送クロツクφu2が”L
ow”レベルに切り換わっているので、転送電極E13
+ E ta, E +s,・・・の下のポテンシャル
が上がり、第27図(h)の状態となる。
これで、シフトレジスタ1段分の転送が終了する。更に
、このとき、移送電極ETRの電圧φTRが゛旧ghl
lレベルに切り換わっているので、移送電極下のポテン
シャルが下がり、N1型領域124に蓄積された信号電
荷が転送電極El1の下のポテンシャルの井戸に移送さ
れ、積分が終了することになる。
なお、このとき、対数圧縮回路の動作を停止させるため
に、リセット用MOSトランジスタTRoのゲート電圧
φCLをlI H i gh1”レベルにして、トラン
ジスタT R oを導通させている。これを十分効果的
に行うためには、このときのリセット電圧と移送電極の
下のポテンシャルとが一致するようにしておくとよい。
こうすることにより、蓄積電荷の移送が、同時に電荷注
入部のリセットともなり、効率がよい。
以上の動作により、1画素分の画像情報の記憶及び転送
が終了する。これらの動作を繰り返すことにより、複数
画素分の画像情報の記憶及び転送が順次行われる。
次に、垂直方向電荷結合素子群V (1)の1つの電荷
結合素子から水平方向電荷結合素子H(1)の各素子へ
の電荷注入及び注入・された電荷の転送動作に?いて説
明する。
第29図(a)及び第30図(a)は、垂直方向電荷結
合素子群V(1)の1つの電荷結合素子と、水平方向電
荷結合素子H(1)の1つの素子との接続部分の断面構
造を示す。第29図(a)及び第30図(a)において
、E3■,E1。,,・・・E3’,El’は垂直方向
電荷結合素子群■(1)の最終段付近の転送電極であり
、転送電極E 391, E 3a2には垂直方向転送
用の第1の転送クロッグφu3が印加され、転送電極E
 +@+, E 182には第2の転送グロックφ1+
1が印加され、転送電極E281+E212には第3の
転送クロックφu2が印加され、転送電極E3′には第
4の転送クロックφυ3′が印加され、転送電極E+’
には第5の転送クロックφ。,”が印加されている.E
Hn+は水平方向電荷結合素子H(1)の1つの転送段
の電極で、水平方向転送用の第lの転送クロックφH1
が印加されている。EHn2は同じく水平方向電荷結合
素子H(1)のlつの転送段の電極で、水平方向転送用
の第2の転送クロッグφH2が印加されている。
第28図のタイミングチャートにおいて、時刻t.は複
数画素分の画像情報についての全走査が終了した時点を
示しており、そのときのポテンシャルは第29図(b)
及び第30図(b)に示す状態となっている。
時刻t9においては、垂直方向転送用の第5の転送クロ
ックφu+゛が”High”レベルとなっているので、
転送電極E,゜の下のポテンシャルが下がる。このとき
、水平方向転送の第1の転送クロックφH1はIT L
o,I+レベルであるので、電極E Hnlの下のポテ
ンシャルは上がっており、転送電tiE3’.E+’の
下のポテンシャルよりも高くなっている。従って、転送
電極E3゜ E , lの下のポテンシャル井戸に保持
されている信号電荷は電極E。1の下に移動することが
できず、そのままそこに留まっている。その状態が第2
9図(C)である。一方、水平方向転送の第2の転送ク
ロックφH2は゜”High”レベルであるので、電極
EHn2の下のポテンシャルは下がっており、転送電極
E3゜,E,゜の下のポテンシャルよりも低くなってい
る。従って、転送電極E3’,El’の下のポテンシャ
ル井戸に保持されている信号電荷は、電極E Hn 2
の下に転送される。この状態が第30図(C)である。
時刻tlOにおいては、垂直方向転送用の第4の転送ク
ロックφu3゜が”Low’゜レベルに切り換わってい
るので、転送電極E,lの下のポテンシャルが上がって
いる。このときのポテンシャル状態を第29図(d)及
び第30図(d)に示す。
時刻tl+においては、第4の転送クロックφ,3が゜
’High”レベルに切り換わっているので、転送電極
E 3+の下のポテンシャルが下がっている。このとき
のポテンシャル状態は第29図(e)及び第30図(e
)に示す通りである。
時刻tl2においては、第5の転送クロックφり1が゛
’Low’“レベルに切り換わっているので、転送電極
E,lの下のポテンシャルが上がっている。これは水平
方向電荷結合素子からの電荷の逆流を防ぐ障壁として働
く。このとき、水平方向の第1と第2の転送クロックφ
8,,φH2は交互にllHigh−1レベルとII 
r,o,IIレベルとで切り換わり、時刻t9において
水平方向電荷結合素子に転送された信号電荷を全部読み
出す。このときのポテンシャル状態は第29図(f)及
び第30図(f)に示す通りである。
時刻tl3においては、垂直方向の第2の転送クロック
φU,が゜゜旧ghl1レベル、第5の転送クロックφ
Ul゛が゜ILowI1レベルに切り換わっているので
、転送電極E Illl+ E te2, E I’の
下のポテンシャルは下がっている。このとき、第2の転
送クロックφ。,が”High”レベルであるので、電
極EHn+の下のポテンシャルが下がり、転送電極E 
3 ’ * E I゜の下のポテンシャルよりも低くな
っている。従って、転送電極E3゜ E , lの下の
ポテンシャル井戸の信号電荷は、電極EHnlの下に転
送される。この状態が第29図(g)である。一方、電
極E Hn2に対応する方は、時刻t9に既に転送して
しまっているので、転送電極EZE,lの下は空であり
、転送すべき電荷は存在しない。また、仮に存在したと
しても、転送クロックφH2が゜’Low’”レペルで
あるので、電極Een2の下のポテンシャルの方が転送
電極E3“,E,゛の下のポテンシャルよりも高く、転
送することはできない。
このポテンシャル状態は第30図(g)に示す通りであ
時刻t+aにおいては、第lと第4の垂直転送クロック
φU3及びφ113’が゛’Low”レベルとなってい
るので、転送電極Esiu, E3112, E3’の
下のポテンシャルは上がっている。このときのポテンシ
ャルは第29図(h)及び第30図(h)に示す通りで
ある。この時点は、時刻t8に比べて転送電極1個分だ
け進んでいる。
時刻t’sにおいては、第3の垂直転送クロックφυ2
が゛’High“′レベルとなっているので、転送電極
E2@11 E 2@2の下のポテンシャルは下がる。
このときのポテンシャルは第29図(i)及び第30図
(i)に示す通りである。
時刻t+eにおいては、第2と第5の垂直転送クロック
φu+,φtl”l’が゛’LOW”L/ベルとなって
いるので、転送電極E ++u, E 1112, E
 +”の下のポテンシャルは上がっている。このときの
ポテンシャルは第29図(j)及び第30図(j)に示
す通りである。このとき、時刻t8に比べて、転送電極
2個分進んでいる。
時刻tl7においては、第工と第4の垂直転送クロック
φ,3,φU3’が゛l H igh I+レベルとな
っているので、転送電極E 39+ , E 3112
の下のポテンシャルは上がっている。このときのポテン
シャルは第29図(k)及び第30図(k)に示す通り
である。
時刻tl8においては、第3の垂直転送クロックφυ2
が゜’Low’”レベルに切り換わっているので、転送
電極E2911 E292の下のポテンシャルは上がっ
ている。
このときのポテンシャルは第29図(1)及び第30図
(l)に示す通りである。この時点は、時刻t8に比べ
て、転送電極3個分、すなわち、シフトレジスタの1ビ
ット分転送が進んでいる。
以上のように構或することにより、偶数番目の列と奇数
番目の列の垂直電荷結合素子の電気信号を交互に水平方
向電荷結合素子に転送し、読み出すことができる。従っ
て、垂直電荷結合素子の各列に対して水平方向電荷結合
素子の転送電極を工個配置することができ、水平方向の
画素ピッチを短くすることができる。
第31図は、アナログ信号出力線を複数本まとめて1木
にするのに、出力選択用電荷結合素子を設けた例である
。図中、H (1), H (2), ・, H (n
)は、第工図に示した水平方向電荷結合素子、OSは出
力選択用電荷結合素子、E TR’はH(1)〜H(n
)の信号電荷をOSに移送する移送電極を形成する多結
晶シリコンから或る電極、○P ’ (1)は出力、1
.2はそれぞれクロックφM+,φH2が印加される水
平方向電荷結合素子の第1,第2転送電極、1゜.2”
も同様である。H(1)〜H (n)を転送されてきた
信号電荷の先頭のものがそれぞれ末端に達すると、電極
ETR’に印加されているクロックφTR’が゛’Hi
gh’”レベルになり、電極E TR’のポテンシャル
が下がる。このとき、信号電荷は電極2゛にあるので、
それに対する○Sの電極のポテンシャルをそれよりも低
くしておけば、信号電荷がOSに移送されることになる
(この例では、クロックφM+’の印加されている電極
がそれに当たる)。
その後、OSの電荷をすべて読み出し、同様の動作を繰
り返せばよい。なお、OSに転送されるのは電極2゜に
ある電荷のみで、電極2にある電荷は何等影響されない
。OSの電荷を読み出してぃる間に、H(1)〜H (
n)の転送は引続き行われており、再び末端に到達した
ところで、移送される。
見肚旦羞果 本発明のイメージセンサにあっては、受光素子が発生す
る光電流の積分値の対数を出力する対数圧縮部を各画素
毎に設けたので、ハイライト部の画素群とシャドウ部の
画素群とで電荷蓄積時間を変える必要がなく、ダイナミ
ックレンジの広い画像情報を容易に得ることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)及び(b)は本発明に係るイメージセンサ
を用いた2つの例の基本構成図である。第2図は本発明
に係るイメージセンサの対数圧縮回路の1例を示す回路
図である。第3図はイメージセンサを用いた画像入力装
置の構成図である。第4図はその画像入力装置の画像入
力部の第1の例を示す構成図である。第5図は第2の例
の構成図である。第6図(a)は第1図(a)のイメー
ジセンサの詳細構成図、同図(b)は走査時の各色画素
の配置を示す図である。第7図は第1図(b)のイメー
ジセンサの詳細構或図である。第8図(a)〜(g)は
イメージセンサを構成する光電変換素子の各種回路図で
ある。第9図(a). (b)は対数圧縮部を内蔵する
ことにより、受光光量に対するダイナミックレンジが拡
大される理由を説明するためのグラフである。第10図
(a)〜(d)はスキャン位置検出のための具体的構戒
を示す構或図,回路図及び出力信号図である。第11図
(a)は第8図(a)に示す回路を実現するための半導
体集積回路の平面図であり、同図(b). (c). 
(d)は各々そのB−B’、C−C’%D−D’線断面
図である。第l2図(a)は第8図(a)に示す回路を
実現するための第2例の半導体集積回路の平面図であり
、同図(b)はそのA−A’線断面図である。第l3図
(a)は第8図(a)に示した回路を実現するための半
導体集積回路の第3の構造例を示す平面図であり、同図
(b), (c), (d)は各々そのB−B’、C−
C’、D−D’線断面図である。第14図(a)は第8
図(a)に示した回路を実現するための半導体集積回路
の第4の構造例を示す平面図であり、同(b)はそのA
−A’線断面図である。第15図(a)は第8図(a)
に示した回路を実現するための半導体集積回路の第5の
構造例を示す平面図であり、同図(b)はそのA−A’
線断面図である。第16図(a)は第8図(C)で示し
た回路を実現するための半導体集積回路の構造例を示す
平面図であり、同図(b)はそのA−A“線断面図であ
る。 第17図(a)は第8図(e)に示す回路を実現するた
めの半導体集積回路の構造例を示す平面図であり、同(
b)はそのA−A’線断面図である。第18図(a)は
垂直方向電荷結合素子群■(1)内の1つの電荷結合素
子の断面構造図であり、同図(b)〜(f)はその時刻
t3〜tv(第19図参照)におけるポテンシャル図で
ある。第19図は撮像及び電荷転送動作のタイミングチ
ャートである。第20図(a)は垂直方向電荷結合素子
群の1つの電荷結合素子と水平方向電荷結合素子群の1
つの素子との接続部分の断面構造図であり、同図(b)
〜(e)はその接続部分を電荷が移送されるときの様子
を示すポテンシャル図である。第21図は水平方向電荷
結合素子の断面構造図である。 第22図(a)は垂直方向電荷結合素子群の1つの電荷
結合素子と、それに対応する1画素分の光電変換素子群
を示す平面図、同図(b’)はその断面図、同図(c)
〜(g)はその転送時のポテンシャルの推移を示す図で
ある。第23図(a)は電圧一電荷変換部93eの平面
図、同図(b)はその断面図、第23図(C)〜(f)
は電圧電荷変換時のポテンシャル図である。第24図は
第22図(c)〜(g)及び第23図(c)〜(f)の
ポテンシャル図に対応するタイミングチャートである。 第25図(a)は第2の例の垂直方向電荷結合素子群の
工っの電荷結合素子の断面構造図であり、同図(b)〜
(f)はその時刻t1〜ts(第26図参照)における
ポテンシャル図である。第26図は撮像及び電荷転送動
作のタイミングチャートである。第27図(a)は第3
の例の垂直方向電荷結合素子群の1つの電荷結合素子及
び電荷注入部の断面構造図であり、同図(b)〜(h)
はその時刻t,〜t7(第28図参照)におけるポテン
シャル図である。第28図は撮像及び電荷転送動作のタ
イミングチャートである。第29図(a)は垂直方向電
荷結合素子群の1つの電荷結合素子と水平方向電荷結合
素子の1つの素子との接続部分の断面構造図であり、同
図(b)〜(h)はその時刻t8〜t14(第28図参
照)におけるポテンシャル図である。第30図(a)は
垂直方向電荷結合素子群の1つの電荷結合素子と水平方
向電荷結合素子の↓つの素子との接続部分の別の例の断
面構造図であり、同図(b)〜(h)はその時刻t8〜
t,4(第28図参照)におけるポテンシャル図である
。第31図はアナログ信号出力線を複数本まとめて1本
にし、出力選択用電荷結合素子を設けた例の配線図であ
る。 53・・・スキャン位置検出用光電変換素子群■(1)
〜V (N)・・・垂直方向電荷結合素子群H(1)〜
H (N)・・・水平方向電荷結合素子群PD・・・充
電変換素子 LG・・・対数圧縮回路 第1図(a) 出  願  人 ミノルタカメラ株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)受光光量に応じた光電流を発生する受光素子と、
    受光素子に電気的に接続され光電流の積分値の対数を電
    圧として出力する対数圧縮部とを各画素毎に備えて成る
    イメージセンサ。
  2. (2)対数圧縮部は、受光素子の光電流を分流する第1
    及び第2のPN接合と、第2のPN接合を介して第1の
    PN接合に並列的に接続されるコンデンサを含み、各画
    素の受光素子と対数圧縮部は半導体基板上に集積して成
    る請求項1記載のイメージセンサ。
  3. (3)第1及び第2のPN接合はP型領域上に形成され
    た第1及び第2のN型領域よりなり、コンデンサは第2
    のN型領域の上に絶縁層を介して形成されたMOS容量
    よりなり、P型領域の表面における第1及び第2のN型
    領域の間に絶縁層を介してゲート領域を形成し、第1及
    び第2のN型領域とP型領域及びゲート領域によりコン
    デンサの蓄積電荷を放電させるMOSトランジスタを形
    成して成る請求項2記載のイメージセンサ。
  4. (4)P型領域とN型領域を置き換えた請求項3記載の
    イメージセンサ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000045592A1 (fr) * 1999-01-29 2000-08-03 Hamamatsu Photonics K.K. Dispositif photodetecteur
JP2011072028A (ja) * 2010-12-09 2011-04-07 Semiconductor Energy Lab Co Ltd イメージセンサ、及び電子機器
JP2015173393A (ja) * 2014-03-12 2015-10-01 株式会社リコー 撮像装置及び電子機器

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