JPH0310424Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0310424Y2 JPH0310424Y2 JP1984048570U JP4857084U JPH0310424Y2 JP H0310424 Y2 JPH0310424 Y2 JP H0310424Y2 JP 1984048570 U JP1984048570 U JP 1984048570U JP 4857084 U JP4857084 U JP 4857084U JP H0310424 Y2 JPH0310424 Y2 JP H0310424Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- case cover
- hydraulic damper
- stopper
- spring adjuster
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000007779 soft material Substances 0.000 claims description 5
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 3
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、シリンダ下部をケースカバーで被つ
て成る油圧ダンパーに関する。
て成る油圧ダンパーに関する。
自動二輪車のリヤクツシヨン等として用いられ
る油圧ダンパーにあつては、第4図に示す如く、
シリンダ102の下部を車軸に連結するためのア
クスルブラケツト109をアルミニウム鋳造で一
体成形し、この際該アクスルブラケツト109で
シリンダ102の下部外周を被い、これによりシ
リンダ102下部の外観性向上を図つていた。
る油圧ダンパーにあつては、第4図に示す如く、
シリンダ102の下部を車軸に連結するためのア
クスルブラケツト109をアルミニウム鋳造で一
体成形し、この際該アクスルブラケツト109で
シリンダ102の下部外周を被い、これによりシ
リンダ102下部の外観性向上を図つていた。
しかしながら、上記によれば鋳造に要する工数
も多く、延いては油圧ダンパーのコストアツプを
招くという問題が生ずる。
も多く、延いては油圧ダンパーのコストアツプを
招くという問題が生ずる。
本考案は上記事情に鑑みて成されたもので、そ
の目的とする処は、組立性が高く、安価にしてそ
の外観性向上を図ることができる油圧ダンパーを
提供するにある。
の目的とする処は、組立性が高く、安価にしてそ
の外観性向上を図ることができる油圧ダンパーを
提供するにある。
斯かる目的を達成すべく本考案は、シリンダ下
部外周に外嵌され懸架スプリングの一端を支持す
るスプリングアジヤスタと、該シリンダ下部に固
着しこのスプリングアジヤスタの下面に形成され
た高さの異なる波状カム面に係合したストツパと
を設けた油圧ダンパーにおいて、該油圧ダンパー
は、該シリンダ下部に外嵌し該スプリングアジヤ
スタ及びストツパを被うケースカバーを設け、該
ケースカバーを樹脂等の軟質材で内・外二重円筒
状に一体成形するとともに、これの内筒部内周に
シリンダ外周の凹部に係合すべき凸部を形成し、
該円筒部を軸方向スリツトにて複数に分割した。
部外周に外嵌され懸架スプリングの一端を支持す
るスプリングアジヤスタと、該シリンダ下部に固
着しこのスプリングアジヤスタの下面に形成され
た高さの異なる波状カム面に係合したストツパと
を設けた油圧ダンパーにおいて、該油圧ダンパー
は、該シリンダ下部に外嵌し該スプリングアジヤ
スタ及びストツパを被うケースカバーを設け、該
ケースカバーを樹脂等の軟質材で内・外二重円筒
状に一体成形するとともに、これの内筒部内周に
シリンダ外周の凹部に係合すべき凸部を形成し、
該円筒部を軸方向スリツトにて複数に分割した。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第1図は本考案に係る油圧ダンパーの縦断面
図、第2図はケースカバーの平面図、第3図は第
2図3−3線断面図である。
図、第2図はケースカバーの平面図、第3図は第
2図3−3線断面図である。
第1図に示す油圧ダンパー1において2は内・
外筒3,4で二重円筒構造を成すシリンダであ
り、これの内筒3内には上方よりピストンロツド
5が挿入され、該ピストンロツド5の下部には内
筒3内周に上下摺動自在に嵌合するピストン6が
結着されている。そして、シリンダ2の上部内周
には図示の如くピストンロツド5外周に摺接する
オイルシール7及びロツドガイド8が嵌装されて
おり、又、該シリンダ2の下端部にはアクスルブ
ラケツト9が結着されている。尚、内筒3内下端
部にはボトムバルブ機構10が設けられている。
外筒3,4で二重円筒構造を成すシリンダであ
り、これの内筒3内には上方よりピストンロツド
5が挿入され、該ピストンロツド5の下部には内
筒3内周に上下摺動自在に嵌合するピストン6が
結着されている。そして、シリンダ2の上部内周
には図示の如くピストンロツド5外周に摺接する
オイルシール7及びロツドガイド8が嵌装されて
おり、又、該シリンダ2の下端部にはアクスルブ
ラケツト9が結着されている。尚、内筒3内下端
部にはボトムバルブ機構10が設けられている。
一方、前記ピストンロツド5の上端部にはアツ
パーブラケツト11が螺着されており、該アツパ
ーブラケツト11にはカバーを兼ねるスプリング
シート12が固定されている。尚、図中、13は
ストツパラバーである。
パーブラケツト11が螺着されており、該アツパ
ーブラケツト11にはカバーを兼ねるスプリング
シート12が固定されている。尚、図中、13は
ストツパラバーである。
ところで、外筒4の下部外周には筒状のスプリ
ングアジヤスタ14が上下摺動自在に外嵌されて
おり、これの下面は高さの異なる波状カム面を有
しており、該カム面は外筒4外周に固着されたス
トツパ15に係合し、これによりスプリングアジ
ヤスタ14は所定位置に停止している。そして、
このスプリングアジヤスタ14の上面には同じく
外筒4外周に上下摺動自在に嵌合するスプリング
シート16が受けられており、該スプリングシー
ト16と前記スプリングシート12間には図示の
如くコイルスプリング17が張架されている。
ングアジヤスタ14が上下摺動自在に外嵌されて
おり、これの下面は高さの異なる波状カム面を有
しており、該カム面は外筒4外周に固着されたス
トツパ15に係合し、これによりスプリングアジ
ヤスタ14は所定位置に停止している。そして、
このスプリングアジヤスタ14の上面には同じく
外筒4外周に上下摺動自在に嵌合するスプリング
シート16が受けられており、該スプリングシー
ト16と前記スプリングシート12間には図示の
如くコイルスプリング17が張架されている。
而して、外筒4の下部外周に突出する前記スプ
リングアジヤスタ14、ストツパ15等の部品は
外筒4外周に着脱自在に固定保持されるケースカ
バー18にて被われている。このケースカバー1
8は第2図及び第3図に示す如く内筒部18aと
外筒部18bとで内・外二重円筒構造に構成さ
れ、樹脂等の軟質材で一体成形される。そして、
このケースカバー18の内筒部18aの内周には
外筒4の外周に形成した凹部4aに係合すべき凸
部18cが突設されており、該内筒部18aは複
数(図示例では4本)に軸方向スリツト18d…
にて複数(図示例では4つ)に分割されている。
このようにケースカバー18の内筒部18aは複
数に分割されているため、該内筒部18aは径方
向外方へ容易に拡がり、従つて、ケースカバー1
8をシリンダ2の下方又上方よりこれの外筒4外
周に嵌合させつつ上方又は下方へ移動させれば、
これの内筒部18aに設けた凸部18cが外筒4
外周の凹部4aに係合した時点で該ケースカバー
18はシリンダ2に固定保持され、これの外筒部
18bは前記スプリングアジヤスタ14、ストツ
パ15等を被い隠し、シリンダ2下部の外観性を
高める。
リングアジヤスタ14、ストツパ15等の部品は
外筒4外周に着脱自在に固定保持されるケースカ
バー18にて被われている。このケースカバー1
8は第2図及び第3図に示す如く内筒部18aと
外筒部18bとで内・外二重円筒構造に構成さ
れ、樹脂等の軟質材で一体成形される。そして、
このケースカバー18の内筒部18aの内周には
外筒4の外周に形成した凹部4aに係合すべき凸
部18cが突設されており、該内筒部18aは複
数(図示例では4本)に軸方向スリツト18d…
にて複数(図示例では4つ)に分割されている。
このようにケースカバー18の内筒部18aは複
数に分割されているため、該内筒部18aは径方
向外方へ容易に拡がり、従つて、ケースカバー1
8をシリンダ2の下方又上方よりこれの外筒4外
周に嵌合させつつ上方又は下方へ移動させれば、
これの内筒部18aに設けた凸部18cが外筒4
外周の凹部4aに係合した時点で該ケースカバー
18はシリンダ2に固定保持され、これの外筒部
18bは前記スプリングアジヤスタ14、ストツ
パ15等を被い隠し、シリンダ2下部の外観性を
高める。
又、ケースカバー18は前述の如く樹脂等の軟
質材で一体成形されるため、軽量、且つ安価であ
り、更にこれのシリンダ2への取付けも前述の如
く極めて簡単であるため、油圧ダンパー1の組立
性向上、コストダウン等を図ることができる。
質材で一体成形されるため、軽量、且つ安価であ
り、更にこれのシリンダ2への取付けも前述の如
く極めて簡単であるため、油圧ダンパー1の組立
性向上、コストダウン等を図ることができる。
尚、油圧ダンパー1の内部には第1図に示す如
く油室A,B,Cが区画形成され、これら油室
A,B,C内には作動油が封入されている。
く油室A,B,Cが区画形成され、これら油室
A,B,C内には作動油が封入されている。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、樹
脂等の軟質材で一体成形されたケースカバーを油
圧ダンパーのシリンダ下部外周にスプリングアジ
ヤスタ14とストツパ15に妨げられることなく
着脱自在に係合保持するようにしたため、スプリ
ングアジヤスタ14とストツパ15を取付けた後
でも自在にケースカバーを着脱でき、油圧ダンパ
ーの組立性及び外観性の向上、コストダウン等を
図ることができる。
脂等の軟質材で一体成形されたケースカバーを油
圧ダンパーのシリンダ下部外周にスプリングアジ
ヤスタ14とストツパ15に妨げられることなく
着脱自在に係合保持するようにしたため、スプリ
ングアジヤスタ14とストツパ15を取付けた後
でも自在にケースカバーを着脱でき、油圧ダンパ
ーの組立性及び外観性の向上、コストダウン等を
図ることができる。
第1図は本考案に係る油圧ダンパーの縦断面
図、第2図はケースカバーの平面図、第3図は第
2図3−3線断面図、第4図は従来の油圧ダンパ
ーの下部構造を示す破断面図である。 尚、図面中、1は油圧ダンパー、2はシリン
ダ、3は内筒、4は外筒、4aは凹部、14はス
プリングアジヤスタ、15はストツパ、18はケ
ースカバー、18aは内筒部、18bは外筒部、
18cは凸部、18dは軸方向スリツトである。
図、第2図はケースカバーの平面図、第3図は第
2図3−3線断面図、第4図は従来の油圧ダンパ
ーの下部構造を示す破断面図である。 尚、図面中、1は油圧ダンパー、2はシリン
ダ、3は内筒、4は外筒、4aは凹部、14はス
プリングアジヤスタ、15はストツパ、18はケ
ースカバー、18aは内筒部、18bは外筒部、
18cは凸部、18dは軸方向スリツトである。
Claims (1)
- シリンダ下部外周に外嵌され懸架スプリングの
一端を支持するスプリングアジヤスタと、該シリ
ンダ下部に固着しこのスプリングアジヤスタの下
面に形成された高さの異なる波状カム面に係合し
たストツパとを設けた油圧ダンパーにおいて、該
油圧ダンパーは、該シリンダ下部に外嵌し該スプ
リングアジヤスタ及びストツパを被うケースカバ
ーを設け、該ケースカバーを樹脂等の軟質材で
内・外二重円筒状に一体成形するとともに、これ
の内筒部内周にシリンダ外周の凹部に係合すべき
凸部を形成し、該円筒部を軸方向スリツトにて複
数に分割したことを特徴とする油圧ダンパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4857084U JPS60161735U (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | 油圧ダンパ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4857084U JPS60161735U (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | 油圧ダンパ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60161735U JPS60161735U (ja) | 1985-10-26 |
JPH0310424Y2 true JPH0310424Y2 (ja) | 1991-03-14 |
Family
ID=30564955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4857084U Granted JPS60161735U (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | 油圧ダンパ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60161735U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5738944B2 (ja) * | 1978-04-12 | 1982-08-18 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50148489U (ja) * | 1974-05-27 | 1975-12-09 | ||
JPS5732894Y2 (ja) * | 1977-05-26 | 1982-07-20 | ||
JPS56155106U (ja) * | 1980-04-22 | 1981-11-19 | ||
JPS6314091Y2 (ja) * | 1980-08-18 | 1988-04-20 |
-
1984
- 1984-04-03 JP JP4857084U patent/JPS60161735U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5738944B2 (ja) * | 1978-04-12 | 1982-08-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60161735U (ja) | 1985-10-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0310424Y2 (ja) | ||
JPH0227701Y2 (ja) | ||
JPS6146270Y2 (ja) | ||
JPS6121350Y2 (ja) | ||
JPH03127843U (ja) | ||
JPS5926114Y2 (ja) | 油圧緩衝器におけるピストンバルブ装置 | |
JPS5851469Y2 (ja) | 油圧緩衝器におけるばね受け装置 | |
JPH03121244U (ja) | ||
JPS631942U (ja) | ||
JPS6231699Y2 (ja) | ||
JPS6112434Y2 (ja) | ||
JPS6146268Y2 (ja) | ||
JPH0222509Y2 (ja) | ||
JPS59116664U (ja) | 油圧緩衝器のピストン部構造 | |
JPH0117514Y2 (ja) | ||
JPH0253540U (ja) | ||
JPS627007Y2 (ja) | ||
JPS59126791U (ja) | 倒立型フロントフオ−クの摺動部プロテクタ−構造 | |
JPH0488038U (ja) | ||
JPH0317808Y2 (ja) | ||
JPH0249405Y2 (ja) | ||
JPS6391739U (ja) | ||
JPS628644Y2 (ja) | ||
JPS62100352U (ja) | ||
JPS62167949U (ja) |