JPH03103724A - 微小流量カット機能付積算装置 - Google Patents
微小流量カット機能付積算装置Info
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- JPH03103724A JPH03103724A JP24153589A JP24153589A JPH03103724A JP H03103724 A JPH03103724 A JP H03103724A JP 24153589 A JP24153589 A JP 24153589A JP 24153589 A JP24153589 A JP 24153589A JP H03103724 A JPH03103724 A JP H03103724A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
に関する。
換し、このアナログ信号を積算することで積算流量を求
めていた。 ところが、電極の流体ノイズ、電気回路自
身で発生するノイズ、回路の温度ドリフト等により、流
体の流速が零であってもこれらのノイズがアナログ電気
信号として生じ、積算され、長時間放置すると積算流量
の値が増大していく。 又、入力信号が小さい流速零の
付近でもこれらのノイズは小さくならないのでS/N比
が悪くなり実用不可となる。 このような不具合を避け
るため、従来は前記アナログ電気信号が一定値以下の場
合には積算しないようにするいわゆるゼロカット機能を
積算装置に付加していた。
号は、流量すなわち単位時間当りに流れる流体の体積で
ある流量の瞬時値に対応したアナログ電気信号であるた
め、この電気信号に前記ノイズが乗ると、流量そのもの
が変化しなくてもノイズが乗ったアナログ電気信号が変
動してばらつく。 そのため積算をカットすべきときに
カットしないとか、その逆のことが起きるという問題点
があった。
ロカットの誤差を小さくできる積算装置を提供すること
を目的とするものである。
能付積算装置は、 (a) 流量に対応したアナログ電気信号を取扱う流
量計において、 (b)一定時間間隔ごとに前記アナログ電気信号を積分
してディジタル値に変化するA/D変換回路(1)と、 (c) 前記ディジタル値を積算する第1の積算カウ
ンタ(4)及び第2の積算カウンタ(5)と、(d)
ゼロカット値を設定するゼロカット設定回路(6)と
、 (e) 前記第1の積算カウンタ(4)の積算値と前
記ゼロカット設定回路(6)のゼロカット値の大小を比
較する第1の検出手段(7)と、 (f) 一定時間ごとにインクリメントする時間カウ
ンタ(8)と、 (8)前記一定時間より長い設定時間を設定する時間設
定回路(9)と、 (h) 前記時間カウンタ(8)の値が前記時間設定
回路(9)の設定時間になったことを検出して出力を送
出する第2の検出手段00)とを設けて、(i) 前
記第2の検出手段00)の出力が送出され、かつそれま
でに前記第1の積算カウンタ(4)の積算値が前記ゼロ
カット設定回路(6)のゼロカット値になっていないこ
とを前記第1の検出手段(7)で検出し光ときに前記第
2の積算カウンタ(5)の積算を禁止することを特徴と
する。
件に備え、更に、 (i)′前記第1の積算カウンタ(4)の積算値が前記
ゼロカット設定回路(6)のゼロカット値になったこと
を前記第1の検出手段(7)が検出して出力を出したと
き前記第2の積算カウンタ(5)の積算を許可すると共
に前記第1の.積算カウンタ(4)と前記時間カウンタ
(8)をリセットし、前記時間カウンタ(8)の値が前
記時間設定回路(9)の設定時間になったことを検出し
て前記第2の検出手段θωが出力を送出したとき前記第
かの積算カウンタ(5)の積算を禁止すると共に前記第
1の積算カウンタ(4)と前記時間カウンタ(8)をリ
セットすることを特徴とする。
果的である。
は整数)を予め設定しておく。 時間カンウタ(8)が
一定時間毎にインクリメントされて、その値がnになる
と第2の検出手段(10)が出力を送出し、それまでに
第1の積算カウンタ(4)の積算値が前記ゼロカット設
定回路(6)のゼロカット値になっていないことを第1
の検出手段(7)が検出していると、第2のカウンタ(
5)の積算が禁止される。 第2の積算カウンタ(5)
はこうしてゼロカソト値未満の微小流量をカットした積
算流量を得る。
時間を励磁コイルを励磁する周期に同期させることが可
能である。
に説明する。 なお第2図のタイミングチャートはit
計が電磁流量計の場合のものである。
た流量信号であるアナログ電気信号を入力して一定時間
間隔T毎に積分してディジタル値に変換するA/D変換
回路、2と3は加算器、4,5はそれぞれ第1,第2の
積算カウンタ、6はゼロカット設定値を設定するゼロカ
ット設定回路、7は前記第1の積算カウンタ4の積算値
が前記ゼロカット設定回路6のゼロカット値になると働
きワンショソトパルス(ア)を出力する第1の検出手段
、φ1は周期Tのクロック、8は一定時間T毎にインク
リメントする時間カウンタ、9は複数nを設定しておく
時間設定回路、10は前記時間カウンタ8の値が時間設
定回路9に設定されている値nになったことを検出して
ワンショットパルス(イ)を出力する第2の検出手段、
1lはORゲート、12はフリップフロップで前記ワン
ショットパルス(ア)によりセットされると共にワンシ
ョットパルス(イ)によりリセントされる。 そして、
このフリップフロップ12のセット出力で前記加算器3
が許可の状態となる。
手段7.8から発生するパルスを作り出すクロックで、
本発明で本質的に必要なものではない。 又、時間設定
回路8は最大4095までの数が設定できる。
磁流量計の励磁コイルの励磁周期Tに同期してその動作
が行なわれる場合の作用を以下に説明する。 なお実施
例ではクロンクφ1の周期Tは1/16秒と定められて
おり、又、時間設定回路9はn=50に設定されている
ものとする。 従って時間設定回路9の設定値n=50
を時間に換算すると50/16秒=3.13秒と表現で
きる。 更に又、流体の流量はこの設定時間3.13秒
に比較して、もっと長い時間の間変動しないものとする
。
変換回路lで一定時間間隔T毎に積分されディジタル値
に変換され、次の1周期Tの間このデータ(ディジタル
値)は固定される。 このディジタル値を加算器2が第
1の積算カウンタ4に加算する。 又、そのディジタル
値を加算器3が許可の状態であれば第2の積算カウンタ
5にも加算する。
い場合は、第1の積算カウンタ4がリセットされる前(
すなわち時間カウンタ8の値がn(=50)になる前)
にその値がゼロカット値になり、第1の検出手段7が働
きワンショットパルス(ア)を出力すため、このパルス
によりフリップフロップ12がリセットされて加算器3
が許可の状態となり、同時に第1の積算カウンタ4と時
間カウンタ8とがリセットされる。 以後この動作が繰
り返され、加算器3は許可状態を継続し、第2の積算カ
ウンタ5はカットされない。
算カウンタ4の値がゼロカット値になる前に、時間カウ
ンタ8の値が時間設定回路9の設定時間n (=50)
になると(すなわち設定時間3.13秒内にゼロカット
値に達する量の流体が流れないと)第2の検出手段10
が働きワンショットパルス(イ)を出力する。 このパ
ルスによりフリップフロップ12がリセットされ加算器
3の許可状態が不許可状態となり、第2の積算カウンタ
5はカットされる。
プする。 又、加算器3は許可入力が′゛H゛レベルの
時のみ1周期Tに1度、A/D変換回路1の出力である
前記ディジタル値を第2の積算カウンタに加算する。
第1と第2の検出手段7とlOは第2図のそれぞれのタ
イミング時に、第1の積算カウンタ4や時間カウンタ8
がゼロカソト値や設定時間以上になった時にワンショ・
ントパルス(ア)や(イ)を出力する。
とすることで3.13秒としたが、nを4095とすれ
ば設定時間を255.94秒とすることができる。
の電磁流量計の場合、設定時間は1秒乃至100秒程度
が実用域である。 モしてnの値を大きくする程ゼロカ
ットの誤差を小さくできる。 一般にノイズは長時間一
定値で継続することはなく、ランダムな数値で、しかも
ガウス分布であるから、1周期丁毎にゼロカットを判断
する場合に比較してn回の平均をとるとノイズが17I
nになりゼ0”ットの誤差は1/L7’nに低減される
ためゼロカソト値も低減でき、流量計測範囲の小流量側
をそれだけ広げることができる。 電磁流量計の計測可
能な流量範囲は流速に換算して10m/s〜ICm /
S e C程度であるが、上記nを大きくする程この
下限をより拡大できることになる。
ロコンピュータで構成してプログラムで動作させてもよ
い。 又、ゼロカット設定回路6や時間設定回路9の設
定をプログラマプルにすることもできる。
に構或されているので、流量信号にノイズが乗ったアナ
ログ電気信号が一定時間間隔毎に積分されてディジクル
値に変換され、このデイジタル値n個を平均した値でゼ
ロカットを判断することになるため、ノイズによるゼロ
カットの誤差を小さくでき、その結果として流量計測範
囲の小流量側を広げることができる。
タイもングチャートである。 1・・・A/D変換回路、4・・・第1の積算カウンタ
、5・・・第2の積算カウンタ、6・・・ゼロカット設
定回路、7・・・第1の検出手段、8・・・・時間カウ
ンタ、9・・・時間設定回路、10・・・第2の検出回
路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、(a)流量に対応したアナログ電気信号を取扱う流
量計において、 (b)一定時間間隔ごとに前記アナログ電気信号を積分
してディジタル値に変化するA/D変換回路(1)と、 (c)前記ディジタル値を積算する第1の積算カウンタ
(4)及び第2の積算カウンタ(5)と、 (d)ゼロカット値を設定するゼロカット設定回路(6
)と、 (e)前記第1の積算カウンタ(4)の積算値と前記ゼ
ロカット設定回路(6)のゼロカット値の大小を比較す
る第1の検出手段(7)と、 (f)一定時間ごとにインクリメントする時間カウンタ
(8)と、 (g)前記一定時間より長い設定時間を設定する時間設
定回路(9)と、 (h)前記時間カウンタ(8)の値が前記時間設定回路
(9)の設定時間になったことを検出して出力を送出す
る第2の検出手段(10)とを設けて、 (i)前記第2の検出手段(10)の出力が送出され、
かつそれまでに前記第1の積算カウンタ(4)の積算値
が前記ゼロカット設定回路(6)のゼロカット値になっ
ていないことを前記第1の検出手段(7)で検出したと
きに前記第2の積算カウンタ(5)の積算を禁止するこ
とを特徴とする微小流量カット機能付積算装置。 2、(a)流量に対応したアナログ電気信号を取扱う流
量計において、 (b)一定時間間隔ごとに前記アナログ電気信号を積分
してディジタル値に変化するA/D変換回路(1)と、 (c)前記ディジタル値を積算する第1の積算カウンタ
(4)及び第2の積算カウンタ(5)と、 (d)ゼロカット値を設定するゼロカット設定回路(6
)と、 (e)前記第1の積算カウンタ(4)の積算値と前記ゼ
ロカット設定回路(6)のゼロカット値の大小を比較す
る第1の検出手段(7)と、 (f)一定時間ごとにインクリメントする時間カウンタ
(8)と、 (g)前記一定時間より長い設定時間を設定する時間設
定回路(9)と、 (h)前記時間カウンタ(8)の値が前記時間設定回路
(9)の設定時間になったことを検出して出力を送出す
る第2の検出手段(10)とを設けて、 (i)前記第1の積算カウンタ(4)の積算値が前記ゼ
ロカット設定回路(6)のゼロカット値になったことを
前記第1の検出手段(7)が検出して出力を出したとき
前記第2の積算カウンタ(5)の積算を許可すると共に
前記第1の積算カウンタ(4)と前記時間カウンタ(8
)をリセットし、前記時間カウンタ(8)の値が前記時
間設定回路(9)の設定時間になったことを検出して前
記第2の検出手段(10)が出力を送出したとき前記第
2の積算カウンタ(5)の積算を禁止すると共に前記第
1の積算カウンタ(4)と前記時間カウンタ(8)をリ
セットすることを特徴とする微小流量カット機能付積算
装置。 3、流量計が電磁流量計である請求項1又は2記載の微
小流量カット機能付積算装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24153589A JP2895870B2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 微小流量カット機能付積算装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24153589A JP2895870B2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 微小流量カット機能付積算装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03103724A true JPH03103724A (ja) | 1991-04-30 |
JP2895870B2 JP2895870B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=17075797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24153589A Expired - Lifetime JP2895870B2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 微小流量カット機能付積算装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2895870B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006317215A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-11-24 | Aichi Tokei Denki Co Ltd | 電磁式流量計 |
JP2007521465A (ja) * | 2003-08-29 | 2007-08-02 | マイクロ・モーション・インコーポレーテッド | 流量測定装置の出力情報を訂正する方法及び装置 |
JP2008107113A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Aichi Tokei Denki Co Ltd | 電磁流量計 |
JP2011043515A (ja) * | 2010-10-25 | 2011-03-03 | Micro Motion Inc | 流量測定装置の出力情報を訂正する方法及び装置 |
-
1989
- 1989-09-18 JP JP24153589A patent/JP2895870B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007521465A (ja) * | 2003-08-29 | 2007-08-02 | マイクロ・モーション・インコーポレーテッド | 流量測定装置の出力情報を訂正する方法及び装置 |
JP2006317215A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-11-24 | Aichi Tokei Denki Co Ltd | 電磁式流量計 |
JP4683412B2 (ja) * | 2005-05-11 | 2011-05-18 | 愛知時計電機株式会社 | 電磁式流量計 |
JP2008107113A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Aichi Tokei Denki Co Ltd | 電磁流量計 |
JP2011043515A (ja) * | 2010-10-25 | 2011-03-03 | Micro Motion Inc | 流量測定装置の出力情報を訂正する方法及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2895870B2 (ja) | 1999-05-24 |
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