JPH031023A

JPH031023A - 空気調和装置

Info

Publication number: JPH031023A
Application number: JP1133809A
Authority: JP
Inventors: Etsuro Fujino; 悦郎藤野
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1989-05-26
Filing date: 1989-05-26
Publication date: 1991-01-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、壁や床の開口から風を吹き出すことにより
空気調和を行う空気調和装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、住宅等の室内の空気調和を行う場合、壁面に開口
を設け、この開口に温風機を連結して温風を吹き出して
いる。そして、この構造において、温風機は壁に直付け
にしたり、屋外に設置したりしていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、温風機を壁に直付けにすると、吹出口が大きな
面積を占めるために室内のデザインが損なわれていた。

また、屋外に温風機を設置すると建物の外観が損なわれ
ていた。

したがって、この考案の目的は、室内や建物のデザイン
が損なわれるのを防止することができる空気調和装置を
提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

この発明の請求項（１）の空気調和装置は、床下に空気
調和機を設置し、この空気調和機を床または壁に形成し
た開口に接続したものである。

また、請求項（２）の空気調和装置は、床下に空気調和
機を設置し、この空気調和機を床に形成した開口に接続
するとともに、拡散吹出口を設けた通風筒の下端を前記
開口に接続したものである。

〔作　用〕

この考案の請求項（１）の構成によれば、床下に設置し
た空気調和機を作動させることにより、壁または床に設
けた開口から風が吹き出される。

また、請求項（２）の構成によれば、床の開口と接続し
た通風筒の拡散吹出口から風を広い範囲に拡散した状態
で吹き出すことができ、室内の空気調和を均一に行うこ
とができる。

〔実施例〕

この発明の第１の実施例を第１図ないし第３図に基づい
て説明する。

空気調和機ｌは、ヒートポンプ等からなるもので、床下
に設置されている。空気調和機１にはダクト４の一端が
連結されており、ダクト４の他端は床３に形成した開口
３ａに接続されている。あるいは、第１図の２点鎖線に
示すように、壁２に形成した開口２ａに連結されている
。

壁２および床３に形成された開口２ａ、３ａには、第２
図および第３図に示すように、連結材６が固定されてお
り、この連結材６の一端にダクト４の先端が連結されて
いる。開口２ａ、３ａを使用しない場合には、第３図に
示す蓋板７で塞いでおく。これらの開口２ａ、３ａは、
壁２や床３の複数箇所に形成してもよい。

この実施例による動作を説明する。任意の開口２ａ、３
ａの蓋板７を外して吹き出しが行えるようにする。この
状態で空気調和機１を作動させると、空気調和機１から
の冷風はダクト４を通って壁２または床３の開口２ａ、
３ａから吹き出される。空気調和Ｉｌｌを使用しない場
合には、開口２ａ＋３ａを蓋板７で塞いでおく。

この実施例の構成によれば、壁２や床３の任意の位置に
開口２ａ、３ａを設けるとともに、これらの開口２ａ、
３ａを床下に設置した空気調和機ｌと接続することによ
り、壁２や床３から冷風を吹き出させることができる。

しかも、開口２ａ。

３ａの大きさを小さくできるとともに、非使用時には蓋
板７で塞ぐことができるので、室内のデザインが損なわ
れるのを防止することができる。また、空気調和Ｉｌｌ
も床下に設置したので、室内。

室外のデザインが損なわれることがない。

この発明の第２の実施例を第４図および第５図に基づい
て説明する。この実施例は、第１の実施例において用い
た床３０開口３ａを利用して室内の空気調和をより効果
的に行おうとするものである。すなわち、上端に複数の
拡散吹出口５ａを設けた通風筒５の下端を開口３ａに接
続することにより、空気調和機１からの冷風を水平方向
に拡散した状態で吹き出すようにしたものである０通風
筒５の拡散吹出口５ａを設けた部分は、通風筒５に対し
て回転自在に設けてあり、通風筒５からの風力により回
転する。あるいは、モータで回転させられ、ファンによ
り送風される０通風筒５を設置する位置の開口３ａには
、第５図に示すように種類の異なる連結材９が設置され
、通風筒５が容易に外れないようにしである。

この実施例による動作を説明する。床３０開口３ａに通
風筒５を立設する。この通風筒５を覆うようにテーブル
８を設置する（第４図）。空気調和機１を作動させると
、冷風はダクト４を通って開口３ａから通風筒５に流入
する。そして、この冷風の風力によって通風筒５の上端
部が回転するとともに、拡散吹出口５ａから冷風が吹き
出す。

この冷風はテーブル８の天板１０に沿って流れ、テーブ
ル、８の周囲に拡散される。

この実施例の構成によれば、床３に形成した開口３ａに
通風筒５を連結することにより、通風筒５の上端に設け
た拡散吹出口５ａから冷風を広い範囲に渡って吹き出さ
せることができる。したがって、室内の空気調和を均一
に行うことができる。

これ以外の効果は第１の実施例と同様である。

なお、前記実施例においては、空気調和機１により冷風
を供給していたが、空気調和機１を切り換えることによ
り、温風を供給してもよい。

また、空気調和機１は、冷暖房機能を有しない換気装置
でもよく、この場合には床下の空気を取り入れて吹き出
し、を行う。

〔発明の効果〕

この発明の請求項（１）の空気調和装置によれば、空気
調和機を床下に設置したので、空気調和機が室内におい
ても屋外においても目に付かないので、デザインが損な
われるのを防止することができる。

また、吹出口の大きさが小さくて済むので、室内のデザ
インを向上させることができる。

また、請求項（２）の空気調和装置よれば、空気調和機
を床下に設置したので、空気調和機が室内においても屋
外においても目に付かないので、デザインが損なわれる
のを防止することができる。また、吹出口の大きさが小
さくて済むので、室内のデザインを向上させることがで
きる。さらに、拡散吹出口を設けた通風筒を床の吹出口
と接続することにより、風を広い範囲に拡散して吹き出
すことができる。したがって、室内の空気調和を均一に
行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１の実施例の部分断面図、第２図
はその壁に形成した開口の部分詳細図、第３図はその床
に形成した開口の部分詳細図、第４図はこの発明の第２
の実施例の部分側面図、第５図はその部分詳細図である
。１・・・空気調和機、２・・・壁、２ａ・・・開口、３
・・・床、３ａ・・・開口、５・・・通風筒、５ａ・・
・拡散吹出口＼１□工、。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）床下に空気調和機を設置し、この空気調和機を床
または壁に形成した開口に接続した空気調和装置。
（２）床下に空気調和機を設置し、この空気調和機を床
に形成した開口に接続するとともに、拡散吹出口を設け
た通風筒の下端を前記開口に接続した空気調和装置。