JPH03101958A - インクジェットヘッド、インクジェットユニット、インクジェットカートリッジ及びインクジェット装置 - Google Patents

インクジェットヘッド、インクジェットユニット、インクジェットカートリッジ及びインクジェット装置

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JPH03101958A
JPH03101958A JP24105689A JP24105689A JPH03101958A JP H03101958 A JPH03101958 A JP H03101958A JP 24105689 A JP24105689 A JP 24105689A JP 24105689 A JP24105689 A JP 24105689A JP H03101958 A JPH03101958 A JP H03101958A
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ink path
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前岡 邦彦
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斎藤 昭男
Kazuaki Masuda
益田 和明
Takashi Oba
大庭 孝
Jun Kawai
潤 河合
Tsutomu Abe
力 阿部
Hiroshi Nakagome
中込 寛
Teruo Arashima
輝雄 荒島
Hiroshi Sugitani
博志 杉谷
Yoshifumi Hattori
服部 能史
Masami Ikeda
雅実 池田
Asao Saito
斉藤 朝雄
Takeshi Origasa
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14362Assembling elements of heads

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  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,インクジェットヘッド、インクジェッ1・ユ
ニット、インクジェットカートリ・ンジ及びインクジェ
ット装置に関するものである。
[背景の技術] インクジェット記録方式に適用されるインクジェットヘ
ッドは、一般に微細なインクの吐出口(オリフイス)、
吐出口に連通ずるインク路及びこのインク路に設けられ
吐出口からインクを吐出するために利用されるエネルギ
ーを発生するエネルギー発生手段を具えている。
そして、この様なインクジェットヘッドを作成する一つ
の方法として、吐出口に連通ずる複数の液路とこの複数
の1夜路に供給されるインクを貯溜するための共通液室
とを有するインク路を形成するための凹部を有しプラス
チックなどを用いて一体成型された天部材(/I!付天
板)と基体(ヒーターボード)とを凹部を内側にして接
着剤を用いて接合する方法がある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述の作成方法では、接着剤が硬化収縮
して応力や位置ずれが発生したり、接着剤がインク路へ
流れ込んでインク路が塞がれたりその形状が変化したり
することでインクの吐出不良が発生したり、インクに接
着剤が直接ふれてインクが変質したり、接着剤が膨潤す
ることで溝付天板とヒーターボードとの間にすき間が発
生しクロストークを起こしたりする場合があるという問
題があった。
[課題を解決するための手段] この様な問題を解決できる本発明は、次の通りである。
「基体とインクを吐出する吐出口に連通ずるインク路を
形成するための凹部が設けられた天部材とを前記凹部を
内側にして接合することで前記インク路が形成されてお
り、 前記接合がなされている領域の内前記インク路が形成さ
れている領域とは異なる領域に、接着剤による仮止め部
が設けられていることを特徴とするインクジェットヘッ
ド。」 「基体とインクを吐出する吐出口に連通ずるインク路を
形成するための凹部が設けられた天部材とを前記凹部を
内側にして接合することで前記インク路が形成されてお
り、前記接合がなされている領域の内前記インク路が形
成されている領域とは異なる領域に、接着剤による仮止
め部が設けられているインクジェットヘッドと、 前記インク路にインクを供給するためのインク供給部材
と、 を有することを特徴とするインクジェットユニット。」 「基体とインクを吐出する吐出口に連通ずるインク路を
形成するための凹部が設けられた天部材とを前記凹部を
内側にして接合することで前記インク路が形成されてお
り、前記接合がなされている領域の内前記インク路が形
成されている領域とは異なる領域に、接着剤による仮止
め部が設けられているインクジェットヘッドと、前記イ
ンク路にインクを供給するためのインク供給部材とを有
するインクジェットユニットと、 前記インク供給部材によって前記インク路に供給される
インクを貯溜するためのインクタンクと、 を備えたことを特徴とするインクジェットカートリッジ
。」 「基体とインクを吐出する吐出口に連通ずるインク路を
形成するための凹部が設けられた天部材とを前記凹部を
内側にして接合することで前記インク路が形成されてお
り、前記接合がなされている領域の内前記インク路が形
成されている領域とは異なる領域に、接着剤による仮止
め部が設けられているインクジェットヘッドと、前記イ
ンク路にインクを供給するためのインク供給部利とを有
するインクジェットユニットと、 前記インク供給部材によって前記インク路に供給される
インクを貯溜するためのインクタンクと、 を備えたインクジェットカートリッジと、該インクジェ
ットカートリッジを載置するためのキャリッジと、 を具備することを特徴とするインクジェット装置。」 『実施例〕 第2図乃至第6図は、本発明が実施もしくは適用される
好適なインクジェットユニットIJU,インクジェット
ヘッドIJH,インクタンクIT,インクジェットカー
トリッジIJC,インクジェット記録装置本体IJRA
,キャリッジHCの夫々及び夫々の関係を説明するため
の説明図である。以下これらの図面を用いて各部構成の
説明を行う。
本例でのインクジェットカートリッジIJCは、第3図
の斜視図でわかるように、インクの収納割合が大きくな
っているもので、インクタンクITの前方面よりもわず
かにインクジェットユニットIJUの先端部が突出した
形状である。このインクジェットカートリッジIJCは
、インクジェット記録装置本体IJRAに載置されてい
るキャリッジHC(第5図)の後述する位置決め手段及
び電気的接点とによって固定支持されると共に、該キャ
リッジHCに対して着脱可能なデイスポーザブルタイブ
である。本例第2図乃至第6図には、本発明の成立段階
において成された数々の新規な技術が適用された構成と
なっているので、これらの構成を簡単に説明しながら、
全体を説明することにする。
(i)インクジェットユニットIJU構成説明インクジ
ェットユニットIJUは、電気信号に応じて膜沸騰をイ
ンクに対して生じせしめるための熱エネルギーを生成す
る電気熱変換体を用いて記録を行うバブルジェット方式
のユニットである。
第2図において、100はSi基板上に複数の列状に配
された電気熱変換体(吐出ヒータ)と、これに電力を供
給するAfi等の電気配線とが成膜技術により形成され
て成るヒータボードである。
200はヒータボード100に対する配線基板であり、
ヒータボード100の配線に対応する配線(例えばワイ
ヤボンデイングにより接続される)と、この配線の端部
に位置し本体装置からの電気信号を受けるパッド2.0
1とを有している。
1 300は複数のインク流路を夫々区分するための隔
壁や各インク流路へインクを与えるためにインクを収納
するための共通液室等を設けた溝付天板で、インクタン
クITから供給されるインクを受けて上述の共通液室へ
導入するインク受け口1500と、各インク流路に対応
した吐出口を複数有するオリフイスプレート400を一
体戊型したものである。これらの一体成型材料としては
ポリサルフオンが好ましいが、他の或型用樹脂材料でも
良い。
300は配線基板200の裏面を平面で支持する例えば
金属製の支持体で、インクジェットユニットの底板とな
る。500は押えばねであり、M字形状でそのM字の中
央で共通液室を軽圧で押圧すると共に前だれ部501で
液路の一部、好ましくは吐出口近傍の領域を線圧で集中
押圧する。
ヒータボード100および天板1300を押えばねの足
部が支持体300の穴3121を通って支持体300の
裏面側に係合することでこれらを挟み込んだ状態で両者
を係合させることにより、押えばね500とその前だれ
部501の集中付勢力によってヒータボード100と天
板1300とを圧着固定する。又支持体300は、イン
クタンクITの2つの位置決め凸起1012及び位置決
め且つ熱融着保持用凸起1800,1801iこ係合す
る位置決め用穴312,1900.2000を有する他
、装置本体IJRAのキャリッジHCに対する位置決め
用の突起2500.2600を裏面側に有している。加
えて支持体300はインクタンクからのインク供給を可
能とするインク供給管2200 (後述)を貫通可能に
する穴320をも有している。支持体300に対する配
線基板200の取付は、接着剤等で貼着して行われる。
尚、支持体300の凹部2400,2400は、それぞ
れ位置決め用突起2500.2600の近傍に設けられ
ており、組立てられたインクジェットカートリッジIJ
C(第3図)において、その周囲の3辺を平行溝300
0.3001の複数で形成されたヘッド先端域の延長点
にあって、ゴミやインク等の不要物が突起2500.2
600に至ることがないように位置している。この平行
溝3000が形成されている。蓋部材800は、第5図
でわかるように、インクジェットカートリッジIJCの
外壁を形成すると共に、インクタンクとでインクジェッ
トユニットIJUを収納する空間部を形成している。又
、この平行溝300 1が形成されているインク供給部
材600は、前述したインク供給管2200に連続する
インク導管1 600を供給管2200側が固定の片持
ちばりとして形成し、インク導管の固定側とインク供給
管2200との毛管現象を確保するための封止ビン60
2が挿入されている。尚、601はインクタンクITと
供給管2200との結合シールを行うパッキン、700
は供給管のタンク側端部に設けられたフィルターである
このインク供給部材600は、モールド戊型されている
ので、安価で位置精度が高く形成製造上の精度低下を無
くしているだけでなく、片持ちばりの導管1 600に
よって大量生産時においても導管1 600の上述イン
ク受け口1 500に対する圧接状態が安定化できる。
本例では、この圧接状態下で封止用接着剤をインク供給
部材側から流し込むだけで、より完全な連通状態を確実
に得ることができている。尚、インク供給部材600の
支持体300に対する固定は、支持体300の穴190
1.1902に対するインク供給部材600の裏面側ビ
ン(不図示)を支持体300の穴1901.1902を
介して貫通突出せしめ、支持体300の裏面側に突出し
た部分を熱融着することで簡単に行われる。尚、この熱
融着された裏面部のわずかな突出領域は、インクタンク
ITのインクジェットユニットIJU取付面側壁面のく
ぼみ(不図示)内に収められるのでユニットIJLIの
位置決め面は正確に得られる。
(ii)インクタンクIT構成説明 インクタンクは、カートリッジ本体1000と、インク
吸収体900とインク吸収体900をカートリッジ本体
1000の上記ユニットIJU取付面とは反対側の側面
から挿入した後、これを封止する蓋部材1100とで構
成されている。
900はインクを含浸させるための吸収体であり、カー
トリッジ本体1 000内に配置される。
1 2 0 0”は上記各部100〜600からなるユ
ニットIJUに対してインクを供給するための供給口で
あると共に、当該ユニットをカートリッジ本体1 00
0の部分1010に配置する前の工程で供給口1200
よりインクを注入することにより吸収体900のインク
含漫を行うための注入口でもある。
この本例では、インクを供給可能な部分は、大気運通口
とこの供給口とになるが、インク吸収体からのインク供
給性を良好に行うための本体1000内リブ2300と
蓋部材1100の部分リブ2500,2400とによっ
て形成されたタンク内空気存在領域を、大気運通口14
01側力)ら連続させてインク供゛給口1200から最
も遠い角部域にわたって形成している構成をとっている
ので、相対的に良好かつ均一な吸収体へのインク供給は
、この供給口1 200側から行われることが重要であ
る。この方法は実用上極めて有効である。このリブio
ooは、インクタンクの本体1000の後方面において
、キャリッジ移動方向に平行なりブな4本有し、吸収体
が後方面に密着することを防止している。又、部分リブ
2400,2500は、同様にリブ1000に対して対
応する延長上にある蓋部材1100の内面に設けられて
いるが、リブ1000とは異なり分割された状態となっ
ていて空気の存在空間を前者より増加させている。尚、
部分リブ2500,2400は蓋部材1000の全面積
の半分以下の面に分散された形となっている。これらの
リブによってインク吸収体のタンク供給口1200から
最も遠い角部の領域のインクをより安定させつつも確実
に供給口1 200側へ毛管力で導びくことができた。
1401はカートリッジ内部を大気に連通ずるために蓋
部材に設けた大気違通口である。1 400は大気運通
口1401の内方に配置される撥液材であり、これによ
り大気運通口1400からのインク漏洩が防止される。
前述したインクタンクITのインク収容空間は長方体形
状であり、その長辺を側面にもつ場合であるので上述し
たリブの配置構成は特に有効であるが、キャリッジの移
動方向に長辺を持つ場合又は立方体の場合は、蓋部材1
100の全体にリブを設けるようにすることでインク吸
収体900からのインク供給を安定化できる。限られた
空間内にインクを出来るだけ収納するためには直方体形
状が適しているが、この収納されたインクを無駄なく記
録に使用するためには,上述したように、角部の領域に
対して近接する2面領域に上記作用を行えるリブを設け
ることが重要である。更に本実施例におけるインクタン
クITの内面リブは、直方体形状のインク吸収体の厚み
方向に対してほぼ均一な分布で配置されている。この構
成は、吸収体全体のインク消費に対して、大気圧分布な
均−化しつつインク残量をほとんど無ならしめることが
出来るため重要な構成である。更に、このリブの配置上
の技術思想を詳述すれば、直方体の4角形上面において
インクタンクのインク供給口1200を投影した位置を
中心として、長辺を半径とする円弧を描いたときに、そ
の円弧よりも外側に位置する吸収体に対して、大気圧状
態が早期に与えられるようにその円弧よりも外側の面に
上記リブを配設することが重要となる。この場合、タン
クの大気運通口は、このリブ配設領域に大気を導入でき
る位置であれば、本例に限られることではない。
加えて、本実施例では、インクジェットカートリッジI
JCのヘッドに対する後方面を平面化して、装置に組み
込まれたときの必要スペースを最小化ならしめるととも
に、インクの収容量を最大化している構成をとっている
ために、装置の小型化を達成できるだけではなく、カー
トリッジの交換頻度を減少できる優れた構成をとってい
る。そして、インクジェットユニットIJUを一体化す
るための空間の後方部を利用して、そこに、大気運通口
1401用の突出部分を形成し、この突出部分の内部を
空洞化して、ここに前述した吸収体900厚み全体に対
する大気圧供給空間1402を形成してある。このよう
に構成することで、従来には見られない優れたカートリ
ッジを提供できた。尚、この大気圧供給空間1402は
、従来よりもはるかに大きい空間であり、上記大気運通
口1401が上方に位置しているので、何らかの異常で
、インクが吸収体から離脱しても、この大気圧供給空間
1 402は、そのインクを一時的に保持でき、確実に
吸収体に回収せしめることができるので無駄のない優れ
たカートリッジを提供できる。
又、インクタンクITの上記ユニットIJUの取付面の
構成は第4図によって示されている。オリフイスプレー
ト400の突出口のほぼ中心を通って、タンクITの底
面もしくはキャリッジの表面の載置基準面に平行な直線
をL,とすると、支持体300の穴312に係合する2
つの位置決め凸起1012はこの直線L,上にある。こ
の凸起1012の高さは支持体300の厚みよりわずか
に低く、支持体300の位置決めを行う。この図面上で
直!8 L+の延長上にはキャリッジの位置決め用フツ
ク400 1の90゛角の係合面4002が係合する爪
2100が位置しており、キャリッジに対する位置決め
の作用力がこの直線L1を含む上記基準面に平行な面領
域で作用するように構成されている。第5図で後述する
が、これらの関係は、インクタンクのみの位置決めの精
度がヘッドの吐出口の位置決め精度と同等となるので有
効な構或となる。
又、支持体300のインクタンク側面への固定用穴19
00.2000に夫々対応するインクタンクの突起18
00.1801は前述の凸起1012よりも長く、支持
体300を貫通して突出した部分を熱融着して支持体3
00をその側面に固定するためのものである。上述の線
L.に垂直でこの突起l800を通る直線なLs.突起
1801を通る直線をL2としたとき、直線L3上には
上記供給口1 200のほぼ中心が位置するので、供給
部の口1 200と供給管2200との結合状態を安定
化する作用をし、落下や衝撃によってもこれらの結合状
態への負荷を軽減できるので好ましい構成である。又、
直線L言, t.s ci一致していず、ヘッドIJH
の吐出口側の凸起1012周辺に突起1800.180
1が存在しているので,さらにヘッドIJHのタンクに
対する位置決めの補強効果を生んでいる。尚、L4で示
される曲線は、インク供給部材600の装着時の外壁位
置である。突起1800.1801はその曲ililL
 4に沿っているので、ヘッドIJHの先端側構成の重
量に対しても充分な強度と位置精度を与えている。尚、
2700はインクタンクITの先端ツバで、キャリッジ
の前板4000の穴に挿入されて、インクタンクの変位
が極端に悪くなるような異変時に対して設けられている
2101は、キャリッジに対する抜け止めで、キャリッ
ジHCの不図示のバーに対して設けれ、カートリッジI
JCが後述のように旋回装着された位置でこのバーの下
方に侵入して、不要に位置決め位置から離脱させる上方
方向へ力が作用しても装着状態を維持するための保護用
部材である。
インクタンクITは、ユニットIJUを装着された後に
蓋800で覆うことで、ユニットIJUを下方開口を除
いて包囲する形状となるが、インクジェットカートリッ
ジIJCとしては、キャリッジHCに載置するための下
方開口はキャリッジHCと近接するため、実質的な4方
包囲空間を形成してしまう。従って、この包囲空間内に
あるヘッドIJHからの発熱はこの空間内の保温空間と
して有効となるものの長期連続使用としては、わずかな
昇温となる。このため本例では、支持体の自然放熱を助
けるためにカートリッジIJCの上方面に、この空間よ
りは小さい幅のスリット1700を設けて、昇温を防止
しつつもユニットIJU全体の温度分布の均一化を環境
に左右されないようにすることができた。
インクジェットカートリッジIJCとして組立てられる
と、インクはカートリッジ内部より供給口1200、支
持体300に設けた穴320および供給タンク600の
中裏面側に設けた導入口を介して供給タンク600内に
供給され、その内部を通った後、導出口より適宜の供給
管および天板400のインク導入口1 500を介して
共通液室内へと流入する。以上におけるインク連通用の
接続部には、例えばシリコンゴムやブチルゴム等のパッ
キンが配設され、これによって封止が行われてインク供
給路が確保される。
尚、本実施例においては天板1300は耐インク性に優
れたポリサルフオン、ポリエーテルサルフオン、ポリフ
エニレンオキサイド、ボリブロビレンなとの樹脂を用い
、オリフイスプレート部400と共に金型内で一体に同
時成型してある。
上述のように一体成型部品は、インク供給部材600、
天板・オリフイスプレート一体、インクタンク本体1 
000としたので組立て精度が高水準になるばかりでな
く、大量生産の品質向上に極めて有効である。又部品点
数の個数は従来に比較して減少できているので、優れた
所望特性を確実に発揮できる。
また、本発明実施例では、上記組立後の形状において、
第2図乃至第4図で示されるように、インク供給部材6
00は、その上面部603がインクタンクITのスリッ
ト1700を備えた屋根部の端部4008との間に第3
図に示したようにスリットSを形成し、下面部604が
インクタンクITの下方の蓋800が接着される薄板部
材のヘッド側端部4011との間に上記スリットSと同
様のスリット(不図示)を形成している。これらのイン
クタンクITとインク供給部材600との間のスリット
は、上記スリット1700の放熱を一層促進させる作用
を実質的に行うとともに、タンクITへ加わる不要な圧
力があってもこれを直接供給部材、強いては、インクジ
ェットユニットIJTへ及ぼすことを防止している。
いずれにしても、本実施例の上記構成は、従来には無い
構成であって、それぞれが単独で有効な効果をもたらす
と共に、複合的にも各構成要件があることで有機的な構
成をもたらしている。
(iii)キャリッジHCに対するインクジェットカー
トリッジIJCの取付説明 第5図においで、5000はプラテンローラで、記録媒
体Pを紙面下方から上方へ案内する。
キャリッジHCは、プラテンローラ3000に沿って移
動するもので、キャリッジの前方プラテン側にインクジ
ェットカートリッジIJCの前面側に位置する前板40
00 (厚さ2mm)と、カートリッジIJCの配線基
板200のバツド201に対応するパッド2011を具
備したフレキシブルシ一ト4005及びこれを裏面側か
ら各パッド2011に対して押圧する弾性力を発生する
ためのゴムパッドシ一ト4007を保持する電気接続部
用支持板4003と、インクジェットカートリッジIJ
Cを記録位置へ固定するための位置決め用フツク400
 1とが設けられている。前板4000は位置決め用突
出面4010をカートリッジの支持体300の前述した
位置決め突起2500.2600に夫々対応して2個有
し、カートリッジの装着後はこの突出面4010に向う
垂直な力を受ける。このため、補強用のリブが前板のプ
ラテンローラ側に、その垂直な力の方向に向っているリ
ブ(不図示)を複数有している。
このリブは、カートリッジIJC装着時の前面位置Ls
よりもわずかに(約0.1mm程度)プラテンローラ側
に突出しているヘッド保護用突出部をも形成している。
電気接続部用支持板4003は、補強用リブ4004を
前記リブの方向ではなく垂直方向に複数有し、プラテン
側からフック4001側に向って側方への突出割合が減
じられている。これは、カートリッジ装着時の位置を図
のように傾斜させるための機能も果している。
又、支持板4003は電気的接触状態を安定化するため
、上記2つの位置決め用突出面4010がカートリッジ
に及ぼす作用方向と逆方向に,力一トリッジへの作用力
を及ぼすためのフック側の位置決め面4006を突出面
4010に対応して2個有し、これらの間にパッドコン
タクト域を形成すると共にバツド201l対応のボツチ
付ゴムシ一ト4007のボツチの変形量を一義的に規定
する。これらの位置決め面は、カートリッジIJCが記
録可能な位置に固定されると、配線基板300の表面に
当接した状態となる。本例では、さらに配線基板300
のパッド201を前述した線L1に関して対称となるよ
うに分布させているので、ゴムシ一ト4007の各ボツ
チの変形量を均一化してパッド2011.201の当接
圧をより安定化している。本例のパッド201の分布は
、上方,下方2列、縦2列である。
フック4001は、固定軸4009に係合する長大を有
し、この長穴の移動空間を利用して図の位置から反時計
方向に回動した後、プラテンローラ5000に沿って左
方側へ移動することでキャリッジHCに対するインクジ
ェットカートリッジIJCの位置決めを行う。このフツ
ク400lの移動はどのようなものでも良いが、レバー
等で行える構成が好ましい。いずれにしてもこのフツク
4001の回動時にカートリッジIJCはプラテンロー
ラ側へ移動しつつ位置決め突起2500.2600が前
板の位置決め面4010に当接可能な位置へ移動し、フ
ック4001の左方側移動によって90°のフック面4
002がカートリッジIJCの爪2100の90゜面に
密着しつつカートリッジIJCを位置決め面2500.
4010同志の接触域を中心に水平面内で旋回して最終
的にパッド201.2011同志の接触が始まる。
そしてフック4001が所定位置、即ち固定位置に保持
されると、パッド201,2Cl1同志の完全接触状態
と、位置決め面2500.4010同志の完全面接触と
、90度面4002と爪の90度面の2面接触と、配線
基板300と位置決め面4006との面接触とが同時に
形成されてキャリッジに対するカートリッジIJCの保
持が完了する。
(iv)装置本体の概略説明 第6図は本発明が適用されるインクジェット記録装置I
JRAの概観図で、駆動モータ5013の正逆回転に連
動して駆動力伝達ギア5011.5009を介して回転
するリードスクリュー5005のら線/I!5 0 0
 4に対して係合するキャリッジHCはビン(不図示)
を有し、矢印a, b方向に往復移動される。5002
は紙押え板であり、キャリッジ移動方向にわたって紙を
プラテン5000に対して押圧する。5007.500
8はフオトカプラでキャリッジのレバー5006のこの
域での存在を確認してモータ5013の回転方向切換等
を行うためのホームポジション検知手段である。501
6は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材50
22を支持する部材で、50l5はこのキャップ内を吸
引する吸引手段でキャップ内開口5023を介して記録
ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニングブレ
ードで、50l9はこのブレードを前後方向に移動可能
にする部材であり、本体支持板5018にこれらは支持
されている。ブレードは、この形態でなく周知のクリー
ニングブレードが本例に適用できることはいうまでもな
い。又、5012は、吸引回復の吸引を開始するための
レバーで、キャリッジと係合するカム5020の移動に
伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切換
等の公知の伝達手段で移動制御される。
これらのキャツビング、クリーニング、吸引回復は、キ
ャリッジがホームポジション側領域にきたときにリード
スクリュー5005の作用によってそれらの対応位置で
所望の処理が行えるように構成されているが、周知のタ
イミングで所望の作動を行うようにすれば、本例には何
れも適用できる。上述における各構成は単独でも複合的
に見ても優れた発明であり、本発明にとって好ましい構
成例を示している. 上述した第2図乃至第6図に対して技術的に関係する本
発明について詳述するため、以下、第1図及び第7図以
降を用いながら説明する。
第1図は、ヒータボード100と天板1300とを接合
し固定する一例を示す模式的分解斜視図である.本図で
は、簡略化のために天板1300と一体戊型されている
オリフイスプレート400については一点鎖線で示し、
ヒータボード100上の配線パターンの図示を省略して
ある。吐出口は、天板1 300とヒータボード100
との接合がなされている領域にほぼ沿って゜液路1 3
00dの前方に位置する様に、オリフイスプレート40
0に複数設けられている。
ヒータボード〈基体)100と天板(凹部付天部材)1
300との位置決めは、ヒータボード100の端面をオ
リフイスプレート400に付き当てて行った。天板l3
00の外側端部(お握り型の共通液室1 300eの外
側端部)に設けられた2カ所の接着剤仮止め部1 30
0aに接着剤1300cを塗布した上,液路1 300
dと電気熱変換体の発熱部(ヒーター)100aとが対
応する様にして両者を接合し仮止めを行った。
天板1 300とヒータボード100との接合がなされ
ている領域の内インク路が形成されている領域とは異な
る領域に接着剤1300cによる仮止め部1 300a
が設けられている(本実施例では?illl 300b
によって二つの領域が仕切られている)ので、インク路
である液路1300d及び共通液室1 300eへの接
着剤1300cの流れ込みを防止することが可能となっ
た。
本実施例では、接着剤1300cとして、光硬化型の接
着剤UV−201 (商品名,グレースジャパン(株)
製)を用い、天板1 300とヒータボード100との
位置決めを行った後に、例えば10〜3 0 J / 
c rdの紫外線を照射して接着剤を硬化させ両者を固
定した。ここで、接着剤1300cの存在部分はインク
路と溝を介して異なる領域に設けられておりしかも特に
吐出口から離隔しているので、位置決めにあたっての試
行回数の許容値が増大する。この点で、本実施例は極め
て好ましい形態であるということができる。
次に、この様に天板1300及びヒータボード100と
を一体化して得たインクジェットヘッド本体を支持体3
00上に接着剤300aを用いて固定する。
この状態では、前述の様にヒータボード100と天板1
300とはインク路の外側部分で接着されている。これ
らの一層充分な密着を得るために、天板l300の上部
側より押えばね500の付勢力を作用させる。この押え
ばね500としては、例えばばね用のリン青銅やステン
レスを用いて形成することができる。そして、その両端
下部に設けられた爪500aを支持体300に設けた穴
部300bに嵌入させ、両者を係合させることで天板1
 300の上部から機械的圧力が加わるようになる・こ
れにより、両者の十分な密着状態が得られる.なお、こ
の押えばね500に設けられた穴500bと天板130
0に設けられたインク受け口1 500とを通して、共
通液室1300eにインクが供給される。
接着剤を塗布する個所としては、天板1300の側では
なくヒータボード100上の接着剤仮止め部1300a
に対応する2カ所であってもよいし、天板1300の側
とヒータボード100の側との両方であってもよい。ま
た、溝1300bについても,天板1 300の側では
なくヒータボードの側であってもよいし、天板1300
の側とヒータボード100の側との両方であってもよい
しかしいずれにしても、第1図の実施例が本発明の最も
好ましい形態である. 第7図は本発明の他の実施例を説明するための模式的分
解斜視である。本図では、天板1300と一体成型され
ているオリフイスプレート400と、ヒータボード10
0上のヒータ及び配線パターンの図示を省略してある。
本実施例が前述した第1の実施例と異なるところは主に
次の通りである。即ち本実施例では、第7図に示されて
いる様に、天板1300に段を設けることで、インク路
が形成されている領域と前記異なる領域とが異なる面に
形成されている。支持休300にヒータボード100を
接着剤により接合し、天板1 300の両端部及び/又
は支持体300のヒータボード100の両脇に接着剤を
塗布し、天板1300を接合した。前述した第1の実施
例と同じく、液路及び共通液室1300eへの接着剤の
流れ込みを防止することが可能となった。
次に、第1の実施例と同様に、ヒータボードlOOと天
板1300との一層充分な密着を得るために、天板1 
300の上部側より押えばね500 (第7図では不図
示)の付勢力を作用させる。そして、その両端下部に設
けられた爪を穴1300fを通して支持体300に設け
た穴部300bに嵌入させ,両者を係合させることで天
板1 300の上部から機械的圧力が加わるようになる
。これによって、両者の十分な密着状態が得られる。
なお、本発明は上述した実施例にのみ限られることなく
、種々の構成を採ることができるのは勿論である。例え
ば、上述した実施例では押えばねにより天板とヒータボ
ードとを密着接合させたが、当該接合が確実になされる
ものであれば押えばねを用いない構成としてもよい。
本発明は、特にインクジェット記録方式の中でもバブル
ジェット方式の記録ヘッド、記録装置に於いて、優れた
効果をもたらすものである。
その代表的な構成や原理については,例えば、米国特許
第4723129号明細書、同第4740796号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行なうものが
好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニ
エアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデ
マンド型の場合には、液体(インク)が保持されている
シートや液路に対応して配置されてい電気熱変換体に、
記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇
を与える少なくとも一つの駆動信号を印加することによ
って、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録
ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆動信
号に一対一対応し液体(インク)内の気泡を形成出来る
ので有効である。この気泡の成長,収縮により吐出用開
口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一
つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると
、即時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応
答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好
ましい。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許
第4463359号明細書、同第4345262号明細
書に記載されているようなものが適している。尚、上記
熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第431
3124号明細書に記載されている条件を採用すると、
更に優れた記録を行なうことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ
構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱作用部が
屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許
第4558333号明細書、米国特許第4459600
号明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。
加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリッ
トを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭
59年第123670号公報や熱エネルギーの圧力波を
吸収する開孔を吐出部に対応せる構成を開示する特開昭
59年第138461号公報に基づいた構成としても本
発明は有効である。
更に、記録装置が記録できる最大記録媒体の幅に対応し
た長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドとしては
、上述した明細書に開示されているような複数記録ヘッ
ドの組み合わせによって、その長さを満たす構成や一体
的に形成された一個の記録ヘッドとしての構成のいずれ
でも良いが、本発明は、上述した効果を一層有効に発揮
することができる。
加えて、装置本体に装着されることで、装置本体との電
気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる
交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘ
ッド自体に一体的に設けられたカートリッジタイプの記
録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
又、本発明の記録装置の構或として設けられる、記録ヘ
ッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので好ましいも
のである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対
しての、キャビング手段、クリーニング手段、加圧或は
吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或は
これらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別の
吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定した記
録を行なうために有効である。
更に、記録装置の記録モードとしては黒色等の主流色の
みの記録モードだけではなく、記録ヘッドを一体的に構
成するか複数個の組み合わせによってでもよいが、異な
る色の複色カラー又は、混色によるフルカラーの少なく
とも一つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかな様に、本発明によれば、接着剤
が硬化収縮して応力や位置ずれが発生したり、接着剤が
インク路へ流れ込んでインク路が塞がれたりその形状が
変化したりすることでインクの吐出不良が発生したり、
インクに接着剤が直接ふれてインクが変質したり、接着
剤が膨潤することで溝付天板とヒーターボードとの間に
すき間が発生しクロストークを起こしたりする場合があ
るといった問題を解決することができ、よって寸法精度
が高く故に全般的な信頼性が高いインクジェットヘッド
及びこれを具備するインクジェットユニット、インクジ
ェットカートリッジ並びにインクジェット装置を廉価に
作成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のインクジェットヘッドの一実施例を
説明する為の模式的分解斜視図である.第2図及び第3
図は、夫々第1図のインクジェットカートリッジの分解
斜視図及び組立斜視図である。 第4図は、第l図のインクジェットカートリッジのうち
のインクタンクを、インクジェットユニットが装着され
る側から見た斜視図である。 第5図は、第1図のインクジェットカートリッジがキャ
リッジに装着される個所を示す上面図である。 第6図は、第1図のインクジェットカートリッジが装着
されたインクジェット記録装置の要部を示す斜視図であ
る。 第7図は、本発明のインクジェットヘッドの他の実施例
を説明する為の模式的分解斜視図である。 1 3 13 1 3 l O 10 3 0 4 0 13 1 3 15 5 0 9 0 00d・・・液路、 00e・・・共通液室、 00c・・・接着剤、 O・−・ヒータボード, Oa・・・ヒータ、 O・・・支持体、 O・・・オリフイスプレート、 00a・・・接着剤仮止め部、 00b・・・溝、 00・・・インク受け口、 O・・・押えばね、 O・・・インク吸収体、 z4ρρ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基体とインクを吐出する吐出口に連通するインク
    路を形成するための凹部が設けられた天部材とを前記凹
    部を内側にして接合することで前記インク路が形成され
    ており、 前記接合がなされている領域の内前記インク路が形成さ
    れている領域とは異なる領域に、接着剤による仮止め部
    が設けられていることを特徴とするインクジェットヘッ
    ド。
  2. (2)前記インク路が形成されている領域と前記異なる
    領域とは溝によって仕切られていることを特徴とする請
    求項(1)に記載のインクジェットヘッド。
  3. (3)前記インク路が形成されている領域と前記異なる
    領域とは異なる面に形成されていることを特徴とする請
    求項(1)に記載のインクジェットヘッド。
  4. (4)前記インク路は複数の液路と該複数の液路に供給
    されるインクを貯溜するための共通液室とを有しており
    、 前記仮止め部は前記共通液室の外側に設けられているこ
    とを特徴とする請求項(1)に記載のインクジェットヘ
    ッド。
  5. (5)前記天部材は樹脂を用いて形成されていることを
    特徴とする請求項(1)に記載のインクジェットヘッド
  6. (6)前記吐出口は前記接合がなされている領域にほぼ
    沿う様に複数設けられていることを特徴とする請求項(
    1)に記載のインクジェットヘッド。
  7. (7)前記基体の、前記インク路に対応する部分には、
    前記吐出口からインクを吐出するために利用される熱エ
    ネルギーを発生する熱エネルギー発生手段として電気熱
    変換体が設けられていることをことを特徴とする請求項
    (1)に記載のインクジェットヘッド。
  8. (8)基体とインクを吐出する吐出口に連通するインク
    路を形成するための凹部が設けられた天部材とを前記凹
    部を内側にして接合することで前記インク路が形成され
    ており、前記接合がなされている領域の内前記インク路
    が形成されている領域とは異なる領域に、接着剤による
    仮止め部が設けられているインクジェットヘッドと、 前記インク路にインクを供給するためのインク供給部材
    と、 を有することを特徴とするインクジェットユニット。
  9. (9)基体とインクを吐出する吐出口に連通するインク
    路を形成するための凹部が設けられた天部材とを前記凹
    部を内側にして接合することで前記インク路が形成され
    ており、前記接合がなされている領域の内前記インク路
    が形成されている領域とは異なる領域に、接着剤による
    仮止め部が設けられているインクジェットヘッドと、前
    記インク路にインクを供給するためのインク供給部材と
    を有するインクジェットユニットと、 前記インク供給部材によって前記インク路に供給される
    インクを貯溜するためのインクタンクと、 を備えたことを特徴とするインクジェットカートリッジ
  10. (10)基体とインクを吐出する吐出口に連通するイン
    ク路を形成するための凹部が設けられた天部材とを前記
    凹部を内側にして接合することで前記インク路が形成さ
    れており、前記接合がなされている領域の内前記インク
    路が形成されている領域とは異なる領域に、接着剤によ
    る仮止め部が設けられているインクジェットヘッドと、
    前記インク路にインクを供給するためのインク供給部材
    とを有するインクジェットユニットと、 前記インク供給部材によって前記インク路に供給される
    インクを貯溜するためのインクタンクと、 を備えたインクジェットカートリッジと、 該インクジェットカートリッジを載置するためのキャリ
    ッジと、 を具備することを特徴とするインクジェット装置。
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