JPH029998A - 電動送風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、真空掃除機などに使用する電動送風機に関す
る。

従来の技術 従来の真空掃除機用などの電動送風機は、ｍ４図に示す
ように、鉄製のプラケット１にエアガイド２が設置され
、その中央上部にファン３が位置していた。

発明が解決しようとする課題 従来の電動送風機は、鉄製ブラケット１の上面がほぼ平
らであり、ファン３の外周上り出た空気が、エアガイド
２へ導びかれ、エアガイド２の外周部で裏側へ回りこみ
、エアガイド２の裏側では、内周へ向かう空気流となる
。その後空気はエアガイド２の裏側をファン３の下側へ
大きくは入り込んだ後、モーター４の開口部６より、今
度は下方へ向かう流れとなり電動機の冷却を行なう。こ
のように空気流は、エアガイドの外周、モーター４の開
口部６で大きく流れ方向を変更しなければならず、この
方向変更によりエネルギー損失が発生し、送風効率が低
下するという問題があった。

本発明は、この空気流の流れ方向の変更を極力少なくし
、スムーズに変えてやることにより、送風効率の向上を
図ることを目的としている。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の電動送風機におい
ては、エアガイド裏側のもどり流路の途中に傾斜リブを
設けるとともに、モーターの負荷側（ファン側）プラケ
ットを上記エアガイドで形成し、モークーの反負荷側プ
ラケットを樹脂成形品にて構成、反負荷側プラケットと
、エアガイドとのもどり流路の平たん部を外周の一部分
とすることにより、電動機の開口部を従来より外周下方
へ移動させ、エアガイド裏側の空気流を斜め下方へ導ひ
く。

作　　　用 上記のように構成された電動送風機を運転すると、ファ
ン外周よりエアガイドへは入った空気は、エアガイド外
周にてエアガイド裏側へ回り込むが、エアガイド裏側の
電動機の開口部が従来より外側下方にあり、また、エア
ガイド裏側もどり流路途中の傾斜リブにより、空気流は
斜め下方へ向かうことになる。

従来はエアガイド外周でほぼ１８００、電動機の開口部
でほぼ９０’の流れ方向の変更であったものが、エアガ
イド外周で約１２０°の流れ方向の変更だけで良く、空
気は従来より、よりスムーズに流れ、送風効率を向上さ
せることができる。

実施例 以下、その実施例を図面を参照して説明する。

第１図において、反負荷側プラケット２１と負荷側（フ
ァン側）ブラケットと一体になったエアガイド２２の内
部にローター２３とステーター２４を内蔵し、反負荷側
プラケット２１の後方にはブラシ２５を内蔵したブラシ
ホルダー２６が固定されている。ブラシ２５はローター
２３の整流子２７に当接している。ロークー２３の負荷
側シャフト２８にはファン２９が固着され、その外側を
ケーシング３ｏが覆っている。ケーシング３゜の中央部
にはファン２９の吸気口３１に対向して、開口３２が設
けられている。

反負荷側プラケット２１の後方ては排気口３３が設けて
あり、ローター２３のベアリング３４を保持するベアリ
ング保持部３５には、ベアリング３４の回り止めと、ガ
タ防止用のゴム３６を内蔵している。反負荷側ブラケユ
ト２１のエアガイド２２（ＩＩＩは、その外周に一部分
平たん部３７があり、ここでエアガイド２２に当接して
いる。この平たん部３７の下方に袋状部３８を形成しで
ある。

エアガイド２２は、第２図に上面図、第３図に裏側が示
してあり、ファン２９の外周に固定翼３９を設けて膨張
流路４０を形成し、この膨張流路４ｏの下部の壁４１は
外周へ向かうほど下方へ幀斜している。そして、その終
端でエアガイド２２の裏側へ続く連通路４２につながる
。連通路４２の上壁４３は、通路が外周へ行くほど下方
へ行くよう傾斜させである。エアガイド２２の裏側のも
どり流路４４ばその途中で傾斜リブ４６が形成されてお
り、傾斜面は外側に形成されている。

エアガイド２２の中央部てはローター２３のベアリング
４６を保持するベアリング保持部４７が形成され、反負
荷側プラケット２１と同じく、ベアリング４６の回り止
めとガタ防止用のゴム４８を内蔵し、そのゴム４８を保
持するゴム保持部４９が設けられている。ゴム保持部４
９には小孔６０が設けである。

上記構成において、電動機を運転すると、ローター２３
の回転にともないファン２９もともに回転する。空気は
開口３２よりファン２９の吸気口３１へ吸い込まれ、フ
ァン２９の外周よりエアガイド２２の膨張流路４０へ流
れ込む、膨張流路４０の下部の壁４１は外周へ向かうほ
ど下方へ傾斜しているため、空気流はすこし下方へ傾斜
しながら流れる。さらに連通路４２へは入り、上壁４３
が下方へ傾斜しているため、空気流はさらに下方へ流れ
を変え、エアガイド２２の裏側のもどり流路４４に流れ
込む。もどり流路４４はその途中に傾斜リブ４５があり
、その傾斜面により、空気は下方へ流れる。また反負荷
側プラケット２１の袋状部３８が下方に形成されており
、上記傾斜リブ４６と袋状部の間を空気が流れるため、
空気流は斜め下方疋流れる。

空気流は電動機内部で、ローター２３．ステーター２４
．ブラシ２６．整流子２７を冷却して、排気口３３より
排出される。

ベアリング保持部３５．４７はゴム３６　、４８にてベ
アリング３４．４６を圧接しているため、ベアリングの
回り止めと、ガタ止めを行なっている。エアガイド２２
と反負荷側プラケット２１を樹脂にて形成して、成形条
件による寸法のバラツキ、環境温度によりベアリング保
持部３５．４７の熱膨張による寸法変化、これらの寸法
をゴム３６゜４８が吸収し、ベアリングの保持の信頼性
が向上する。

電動機の組立は、反負荷側ブラケット２１にゴム３６を
装着し、ステーター２４．ローター２３をセットする。

エアガイド２２は、あらかじめゴム４８を装着し、これ
を反負荷側ブラケット２１にセットし、次にブラシ２６
を内蔵したブラシホルダーが組み込まれる。これで゛直
動機部の組立が完了し、次に、ファン２９．ケーシング
３０が組まれて電動送風機ができ上がる。組立方法が簡
単なため、全自動化が可能だが、反負荷側ブラケット２
１にエアガイド２２をセットする時、図１のように負荷
側を上にして組立てていくと、コ゛ム４８が重力により
エアガイド２２から脱落する可能性があり、そのチエツ
クを小孔６ｏから光電式のセンサーで自動的に行なうこ
とができ、不良品の検出ができる。また、エアガイド２
２を反負荷側プラケット２１ヘセソトする時の自動機の
チャックに、ｔ’を空吸着機の先が小孔６０に合わせて
あれば、ゴム４８がない時はゴム保持部４９より空気が
もれて、吸着せず、これにて検出することもできる。ゴ
ム４８があれば、ゴム４８は真空吸着されて、ゴム保持
部４９より脱落することはなく、反負荷側ブラケット２
１に組める。組立後はベアリング４６と圧接状を虚にあ
シ、ゴムが脱落することはない。

７７ン２９の外周より出た空気流は、歯切図面１にて水
平方向へ流れるが、膨張流路４０の下部の壁４１が外周
へ向からほど下方へ傾斜しているため、下方への流れと
なり、また連通路４２の上壁４３．エアガイド２２の傾
斜リブ４６により、エアガイド裏側では水平に対し、約
１２ｏ０の流れになる。実質的には膨張流路４０で下方
流れになっているため、連通路４２での流れ方向の変更
は約１００°程度となり、非常にスムーズな、効率的な
流れとなる。

丑だ、エアガイド２２の裏側もどり流路４４の下方に、
反負荷側ブラケット２１にて袋状部３８が形成されてお
り、この部分で消音マフラーと同様の効果を出すことが
でき、７７ン２９で発生した騒音を低減させることがで
きるため、より低騒音な電動送風機が得られる。

なお、小孔５０はエアガイド２２に設けたが、自動組立
の機械の関係で、上下を逆にして組立てる場合は、反負
荷側ブラケット２１のゴム保持部に設けても、同様の効
果を得ることができる。

発明の効果 本発明は、以」二説明したように構成されており、以下
に記戒されるような効果を奏する。

エアガイドのもどり流路に下方へ向かう傾斜リブを設け
て、もどり流路での流れを水平流から下方流にしたため
、エアガイド外周での流れ方向の変更が従来にくらべて
少なく、送風効率の高い電動送風機を得ることができる
。

さらに、反負荷側ブラケットを樹脂にて形成し、もどり
流路下方に袋状部を設け、モータ内部への空気の入口を
外周上方側面より行なうことにより、ｎｊｊ記の流れ方
向の変更を少なくするとともに、〆肖音を同時に行ない
、より低騒音が、効率的な電動送風機を得ることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１（２）は本発明の実殉例を示す電動送風機の半裁断
面図、第２１図は同エアガイドの上面図、第３図は同エ
アガイドの裏面図、第４（２）は従来例を示す７Ｅ動送
風機の部分断面図である。 ２１・・・・・・反負荷側ブラケット、２２・・・・・
エアガイド、２９・・・・・ファン、３８・・・・・・
袋状部、４４・・・・・もどり流路、４５・・・・・傾
斜リブ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第 図 第 図 ？？ エアカ゛スト ・・≧Ｕ−＝６ｂ−ツノ汰ｇ ４５−一−イｔｉ老峠　リ　フ゛ エアカ゛スト 絽 郁１祠リブ′ 第 図 第４図 ？？−−−エアガイＮ’ ？？

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　電動機の一方に吸い込み用ファンを設け、ファン外周
   と下方にエアガイド、エアガイド外周に、エアガイド上
   面より裏側へ通じる連通路、エアガイド裏側にもどり流
   路を形成し、このもどり流路の途中に外周面に傾斜を設
   けた傾斜リブを設けるとともに、電動機の吸気口を、こ
   のもどり流路下部、電動機の外周上方側面に形成してな
   る電動送風機。