JPH029979Y2 - - Google Patents

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JPH029979Y2
JPH029979Y2 JP9480882U JP9480882U JPH029979Y2 JP H029979 Y2 JPH029979 Y2 JP H029979Y2 JP 9480882 U JP9480882 U JP 9480882U JP 9480882 U JP9480882 U JP 9480882U JP H029979 Y2 JPH029979 Y2 JP H029979Y2
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JP
Japan
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head
fulcrum shaft
hanger
bracket
axial direction
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JP9480882U
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English (en)
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JPS58196149U (ja
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Priority to JP9480882U priority Critical patent/JPS58196149U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、たとえばフアクシミリ装置等にお
ける記録ヘツド装着装置に関するものである。
従来、記録ヘツドとしては種々のものが存する
が、いずれの形式のものもその位置決めには厳密
性を要するものであり、とくに、サーマルヘツド
を用いたものにあつてはプラテンローラとの相対
位置を正確に定めなければならない。そして、メ
ンテナンスの都合上、記録ヘツドは着脱自在に取
付けなければならないものである。
しかして、従来のサーマルヘツドの取付手段
は、サーマルヘツド装着ブラケツトとサーマルヘ
ツドとにそれぞれ位置決め部材を設け、再装着の
場合にはその部材によつて位置決めする方法が採
用されている。また、別の手段としては具体的に
アウトプツト画像を見ながら位置調整を行なう方
法が採用されている。このようないずれの方法に
おいても再セツト時には細心の注意が必要であ
り、時間もかかるとともに技術的にもきわめて繁
雑であると云う欠点を有する。
この考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、再セツト時の位置決めが正確な記録ヘツド装
着装置を得ることを目的とする。
この考案は、記録ヘツドをプラテンローラに近
接させた状態を維持させるのにその記録ヘツドが
保持されるヘツドブラケツトをヘツドハンガーに
より係止したので、このヘツドハンガーとの係合
を解除することにより自由状態とし、かつ、ヘツ
ド支点軸に螺合するナツトを取りはずして軸心方
向に動かすことにより記録ヘツドが固定された状
態のヘツドブラケツトは組立状態のまま取りはず
され、再装着時にはヘツド支点軸で位置決めがな
されるので、前と同じ位置に正確に取付けられる
ように構成したものである。
この考案の一実施例を図面に基いて説明する。
本実施例はフアクシミリに係るもので、筐体1の
内部はスキヤナーベースを兼ねた筐体ステイ2に
より区分されて上方に送信部3が設けられ下方に
受信部4が設けられている。
しかして、前記筐体1の上面は原稿テーブル5
とされ、この原稿テーブル5には原稿ガイド6が
設けられている。そして、分離ローラ7の上部に
は、圧板、ペーパーストツパー、分離圧調整ピ
ン、分離ゴム等よりなる分離部8が設けられ、原
稿排出口9の付近に設けられた原稿搬送ローラ1
0の直前にコンタクトガラス11が設けられてい
る。このコンタクトガラス11の下方には原稿照
明用の光源12と傾斜したミラー13とが設けら
れ、このミラーに対向する右端側にはレンズ14
および固体結像走査素子15が設けられている。
ついで、前記受信部4の中央には、ロール紙収
納部16が設けられている。このロール紙収納部
16は、スライドレール17と補助レール18と
により前後に進退自在に設けられたロール紙収納
ボツクス19を有し、このロール紙収納ボツクス
19にはロール状に巻回された記録紙20を保持
するロール紙ホルダー21の円形のフランジ部2
2を受ける二本のホルダー載置ステイ23が設け
られている。また、前記ロール紙収納ボツクス1
9には前記ロール紙ホルダー21のロール紙つま
み24を前方向に突出させる上方開口の切欠25
が形成され、かつ、送り出し方向の上隈部には、
送り出しローラ26とハンドカツター27とが設
けられている。
そして、前記ハンドカツター27に対向させて
ガイド28がL字形に屈曲させて設けられ、この
ガイド28の下方には搬送ローラを兼ねたプラテ
ンローラ29と記録ヘツドとなるサーマルヘツド
30とがたがいに接合状態に設けられている。こ
のようなサーマルヘツド30側に拡開して設けら
れたガイド板31にカツター32が取付けられて
いる。すなわち、このカツター32は固定刃33
と回動する可動刃34とよりなる。このようなカ
ツター32の排出側に一対のローラよりなる紙送
り出しローラ35が設けられている。
つぎに、第2図および第3図に基いて記録紙2
0の経路上の各部品の動きについて説明する。ま
ず、背面板40とこの背面板40と所定の間隔を
おいて対向する前面板68との間に検知板支点軸
69が回動自在に懸け渡されている。この検知板
支点軸69はロール紙収納部16の右上部に位置
しており、中間部にはロール紙ホルダー21に保
持された記録紙20の外周面に接する記録紙残量
検知板70が固定されており、手前端部には前面
板68の前方に位置するV字形のリセツトレバー
71が固定されている。このリセツトレバー71
の一端には操作ノブ72が取付けられている。さ
らに、前記検知板支点軸69の後端にはカム73
が固定され、このカム73により開閉される残量
検知スイツチ74が設けられている。
ついで、左方上部において前記前面板68と前
記背面板40との間には、プレスアーム支点軸7
5が懸け渡され、このプレスアーム支点軸75の
前端には前記リセツトレバー71の上部にまで延
出されたヘツドリセツトアーム76が固定されて
いる。前記プレスアーム支点軸75の前後部には
対になつたプレスアーム77がビス78により固
定されている。これらのプレスアーム77の上端
には後方に延出された押圧突片79が一体形成さ
れているとともに下端では引張ばね80により時
計方向に付勢されている。また、前記プレスアー
ム77の下部にはヘツドハンガー支点軸81が取
付けられている。そして、前記プレスアーム支点
軸75には中継アーム82が調整ねじ83により
角度調整自在に固定されている。さらに、前記ヘ
ツドハンガー支点軸81にヘツドハンガー84が
回動自在に取付けられ、前記中継アーム82との
間に引張ばね85が取付けられて反時計方向に付
勢されている。このようなヘツドハンガー84に
は上方開口の係合凹部86が形成されている。
つぎに、サーマルヘツド30を保持するヘツド
ブラケツト87が設けられ、このヘツドブラケツ
ト87の前後端には同一軸線上に位置させてヘツ
ド支点軸88,89が固定されている。後端側の
ヘツド支点軸88はその軸心方向に移動するよう
に軸受保持部となる前記背面板40に嵌合し、前
記ヘツド支点軸89はナツト90により軸受保持
部となる前記前面板68に軸心方向には移動せ
ず、回転方向には自由に回転するように取付けら
れている。そして、前記ヘツドブラケツト87の
下方両側にはアームハンガー91が側方へ突出形
成され、これらのアームハンガー91は前記ヘツ
ドハンガー84の係合凹部86に係合されてい
る。この係合状態においては、前記サーマルヘツ
ド30がプラテンローラ29に記録紙20を介し
て接合するように位置決めされているものである
が、係合凹部86との係合を解除すると前記サー
マルヘツド30がプラテンローラ29から自重に
よつて離反するように設定されている。
ついで、紙送り出しローラ35の下方にはアイ
ドラロール92がその軸心を上下移動自在でリン
グバネ93によつて常時紙送り出しローラ35に
圧接されるように設けられている。そして、この
ようなアイドラロール92の軸部に下端を接合さ
せた送り出しローラリセツトレバー94が上下移
動自在に取付けられ、この送り出しローラリセツ
トレバー94の上端は前記プレスアーム77の押
圧突片79の先端下部に位置している。
しかして、メンテナンスの都合上、サーマルヘ
ツド30をとりはずす必要がある。この場合に
は、まず、ヘツドハンガー84を押し下げる。こ
れにより、このヘツドハンガー84は引張ばね8
5の張力に抗して回動し、アームハンガー91と
の係合を解除する。これにより、ヘツドブラケツ
ト87はヘツド支点軸88,89を中心に垂れ下
がつた形になる。この状態でナツト90をはず
し、ヘツドブラケツト87を背面板40の方向に
動かすと、手前側のヘツド支点軸89が前面板6
8よりはずれる。ついで、そのヘツド支点軸89
が前面板68に干渉することがない位置に向けて
ヘツドブラケツト87を手前側に引くことによ
り、ヘツド支点軸88が背面板40より抜け、こ
れにより、サーマルヘツド30が取り付いた状態
でヘツドブラケツト87が取りはずされる。この
ようにしてサーマルヘツド30が取りはずされる
結果、中央部の空間が大きくなり、各部のメンテ
ナンスが容易であるとともに、サーマルヘツド3
0自体の変換も容易である。
そして、サーマルヘツド30の取付けは逆の操
作により行なわれるものであるが、再組立をして
も、ヘツドブラケツト87に対するサーマルヘツ
ド30の位置を正確に定めておくと、取付後のサ
ーマルヘツド30の位置は常に一定である。
この考案は、所定間隔をもつて相対向した軸受
保持部の間に記録ヘツドを保持するヘツドブラケ
ツトを設け、このヘツドブラケツトに軸方向の移
動量の大きいヘツド支点軸と小さいヘツド支点軸
とを設け、移動量の小さいヘツド支点軸にナツト
を螺合して軸心方向への動きを止めるとともにヘ
ツドブラケツトを回動自在に保持したので、記録
ヘツドはヘツドブラケツトとともに着脱され、こ
れにより、軸受保持部に嵌合するヘツド支点軸の
位置は一定であるため、記録ヘツドの位置は安定
しており、しかも、ヘツドブラケツトをヘツドハ
ンガーで係止することにより、記録ヘツドとプラ
テンローラとの相対位置も正確であり、かつ、記
録ヘツドの着脱作業も容易である等の効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図はフアクシミリの縦断正面図、第2図は前面板
を省略した状態での部品配置を示す正面図、第3
図はその平面図である。 20……記録紙、29……プラテンローラ、3
0……サーマルヘツド(記録ヘツド)、40……
背面板(軸受保持部)、68……前面板(軸受保
持部)、84……ヘツドハンガー、87……ヘツ
ドブラケツト、88〜89……ヘツド支点軸、9
0……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定間隔をもつて相対向する軸受保持部の間に
    プラテンローラを取付けるとともに記録ヘツドを
    保持するヘツドブラケツトを配設し、このヘツド
    ブラケツトに前記軸受保持部に対して軸嵌合長さ
    が大きくて軸心方向に大きく移動するヘツド支点
    軸と軸嵌合長さが小さくて軸心方向に大きく移動
    しないヘツド支点軸とを同一軸線上に形成して前
    記ヘツドブラケツトを前記軸受保持部に着脱自在
    に取付け、軸心方向への移動量の少ない前記ヘツ
    ド支点軸にナツトを螺合して軸心方向への動きを
    止めるとともに前記ヘツドブラケツトを回動自在
    に保持し、このヘツドブラケツトの前記ヘツド支
    点軸と離間した位置にアームハンガーを設け、前
    記軸受保持部にヘツドハンガーを一方向に付勢し
    て回動自在に取付け、前記記録ヘツドが前記プラ
    テンローラに近接する方向に前記ヘツドブラケツ
    トを付勢して前記アームハンガーに係合する係合
    部を前記ヘツドハンガーに設けたことを特徴とす
    る記録ヘツド装着装置。
JP9480882U 1982-06-24 1982-06-24 記録ヘツド装着装置 Granted JPS58196149U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9480882U JPS58196149U (ja) 1982-06-24 1982-06-24 記録ヘツド装着装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9480882U JPS58196149U (ja) 1982-06-24 1982-06-24 記録ヘツド装着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58196149U JPS58196149U (ja) 1983-12-27
JPH029979Y2 true JPH029979Y2 (ja) 1990-03-13

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ID=30226741

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JPS58196149U (ja) 1983-12-27

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