JPH0299520A - コポリエステル系接着剤樹脂の合成法 - Google Patents

コポリエステル系接着剤樹脂の合成法

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JPH0299520A
JPH0299520A JP1204567A JP20456789A JPH0299520A JP H0299520 A JPH0299520 A JP H0299520A JP 1204567 A JP1204567 A JP 1204567A JP 20456789 A JP20456789 A JP 20456789A JP H0299520 A JPH0299520 A JP H0299520A
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JP
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acid
copolyester
ppm
protic
present
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JP1204567A
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John R Wilson
ジョン・ロバート・ウィルソン
Marian M Rousek
マリアン・マグダレナ・ルーセク
Fred L Massey
フレッド・エル・マッセー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J167/00Adhesives based on polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J167/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/02Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/12Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/16Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • C08G63/18Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds the acids or hydroxy compounds containing carbocyclic rings
    • C08G63/181Acids containing aromatic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/78Preparation processes
    • C08G63/82Preparation processes characterised by the catalyst used
    • C08G63/87Non-metals or inter-compounds thereof

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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明はコポリエステル樹脂系接着剤の合成法に関する
(発明の背景) 溶液接着剤またはラッカー接着剤は多種多様な用途に用
いられている。この種の接着剤は支持体に容易に塗布す
ることができるので、特に有用である。
溶液接着剤は溶剤の蒸発または除去によって固体状とな
り、その結果強度が得られる接着剤組成物である。これ
は、高い温度から冷却することにより固体状となり、そ
の結果強度が得られるホットメルト接着剤と対称的であ
る。すなわちホットメルト接着剤は熱を与えると溶融し
、熱源を除いたのち冷却するだけで固化する。ホットメ
ルト接着剤はきわめて迅速に強固な結合を形成するため
に使用できるので、工業用として広く用いられる。
しかしホットメルト接着剤を高められた温度で施すこと
に伴う難点のため、多くの用途においてそれらの利用が
大幅に制限される。
溶液接着剤はそれらを支持体に施す際に加熱を要しない
という点でホットメルト接着剤より有利である。溶液接
着剤は使用法が容易であるため、−服用および家庭用と
して広く用いられている。
溶液接着剤は多種多様な工業的用途、たとえばホ・ント
メルト接着剤の付与が困難であるか、または実用的でな
いL%&にも、好ましい接着剤である。
コポリエステル樹脂はしばしば溶液接着剤組成物中に用
いられる。この種の溶液接着剤組成物は単にコポリエス
テル樹脂を適切な有機溶剤に溶解することにより製造さ
れる。有機溶剤は低沸点をもつことがきわめて望ましい
。これによって溶剤がより速やかに蒸発し、その結果接
着に要する時間が短縮される。溶液接着剤に用いられる
コポリエステル樹脂は一般にイソフタル酸から誘導され
る反復単位を含む、たとえばポリエチレンテレフタレー
ト/イソフタレート/アゼレートコポリエステルが溶液
接着剤樹脂として広く用いられる。
残念ながらこの種のコポリエステル樹脂の溶液は放置す
ると、見えるほどの曇り(Haze)を生じる。
この種の曇りの発生は溶液接着剤組成物を多くの用途に
おいて使用に適さないものにするので、もちろん著しく
不都合である。
この種の溶液接着剤中に発生する曇りは環状オリゴマー
、たとえばエチレンアゼレー1−の環状ダイマー、エチ
レンイソフタレートの環状ダイマーエチレンアゼレート
の環状モノマー、およびエチレンテレフタレートの環状
トライマーの存在によるものである。エチレンイソフタ
レートの環状ダイマーはこの種の溶液中の主な環状オリ
ゴマーであると考えられる。これはエチレングリコール
とイソフタル酸が環化して下記の環構造を形成した結果
生成する。
この環構造は2単位のエチレンイソフタレートを含み(
従って環状ダイマーと名付ける)、エチレングリコール
とイソフタル酸のポリエステル化反応、またはエチレン
グリコールとイソフタレートエステル、たとえばジメチ
ル−もしくはジエチルイソフタレートのエステル交換反
応の副産物である。
環状ダイマーはイソフタル酸から誘導される反復単位を
含むコポリエステル樹脂を製造するための通常の合成法
において、目的外の反応副生物として生成する。この種
の通常の合成法において、環状ダイマーは反応のエステ
ル化段階で生成すると考えられる。これは環状ダイマー
がイソフタル酸2分子とエチレングリコール2分子のエ
ステル化反応生成物だからである。
(発明の要約) 本発明はイソフタル酸から誘導される反復単位を含むコ
ポリエステル樹脂を含有する溶液接着剤配合物における
曇り発生の問題を克服するものである。これは、イソフ
タル酸を含むコポリエステル樹脂の合成に際してプロト
ン酸が存在すると、本質的に曇りを生じない、有機溶剤
中のコポリエステルの溶液が得られるという予想外の知
見に基づく、従って本発明方法は、有機溶剤との溶液中
で曇りを生じないイソフタル酸含有コポリエステルの合
成に利用できる。この種のコポリエステルの合成に際し
てプロトン酸が存在すると、環状オリゴマーの形成が阻
止されるか、または有機溶剤中におけるこの種の環状オ
リゴマーの溶解性が改良されるか、またはこれら両者で
あると思われる。
本発明の対象は、少なくとも1種の約2.5以下のp)
(aを有するプロトン酸50〜500ppmの存在下で
反応を行う−その際存在するプロトン酸の量は生成した
ポリエステル樹脂の重量に基づく一点において改良され
た、少なくとも1種のジカルボン酸またはそのジエステ
ルと少なくとも1種のジオールを少なくとも1種の金属
触媒の存在下で反応させ、その際ジカルボン酸のうち1
種はイソフタル酸であることによる、イソフタル酸から
誘導された反復単位を含むポリエステル樹脂の製法にお
いてより詳細に示される。
本発明は、エチレングリコールと、ジ酸成分に対し(a
)約25〜約45モル%のテレフタル酸、(b)約10
〜約30モル%のイソフタル酸、および(c)約30〜
約55モル%のアゼライン酸からなるジ酸成分を、アン
チモン化合物、チタン化合物、マンガン化合物、および
ゲルマニウム化合物よりなる群から選ばれる少なくとも
1種の金属触媒の存在下で、がつ約2.5以下のpKa
を有する少なくとも1種のプロトン酸の存在下で反応さ
せることよりなり、その際存在する金属触媒の量は約1
30〜約1500pp論であり、存在するプロトン酸の
量は約50〜約5001)l)Illであり、これらの
量は生成したコポリエステルの重量に基づくものである
、特に溶液接着剤樹脂として有用なポリエチレンテレフ
タレート/イソフタレート/アゼレートコポリエステル
樹脂の製法をも開示する。
(発明の詳細な記述) 本発明はイソフタル酸またはそのジエステル、たとえば
ジメチルイソフタレートもしくはジエチルイソフタレー
トから誘導される反復単位を含むポリエステル樹脂の製
造に利用できる。この種のポリエステルは一般に、ポリ
エステルの全ジ酸成分に対し少なくとも約2モル%の、
イソフタル酸またはそのジエステルから誘導される反復
単位を含むであろう、この種のポリエステルはより一般
的には少なくとも約5モル%の、イソフタル酸またはそ
のジエステルから誘導される反復単位を含むであろう。
本発明のコポリエステルはジ酸成分をジオール成分と反
応させることにより製造される。イソフタル酸またはそ
のジエステルはもちろんジ酸成分のうちのジ酸の1種で
ある。従ってここで用いる゛ジ酸成分”という語はジ酸
のジエステルを含むものとする。多種多様なジ酸をジ酸
成分中のイソフタル酸と併用しうる。たとえば芳香族お
よび脂肪族双方のジカルボン酸をイソフタル酸と共にジ
酸成分中に用いることができる。フタル酸、テレフタル
酸、2,6−ナフタリンジカルボン酸、および1.6−
ナフタリンジカルボン酸は、イソフタル酸と共にジ酸成
分中に使用できる芳香族ジカルボン酸の若干の代表例で
ある。ジ酸成分中に使用できる脂肪族ジカルボン酸は普
通は約4〜約12個の炭素原子を含むであろう、適切な
脂肪族ジカルボン酸の若干の代表例には1,4−ブタン
ジカルボン酸、1,5−ペンタンジカルボン酸、1,6
−ヘキサンジカルボン酸、1.7−へブタンジカルボン
酸くアゼライン酸)、1.8−オフタンジカルボン酸、
■、9−ノナンジカルボン酸、1.10−デカンジカル
ボン酸、1.11−ウンデカンジカルボン酸、および1
.12−ドデカンジカルボン酸が含まれる。
溶液接着剤用コポリエステル樹脂の製造に用いられるジ
酸成分は一般に約25〜約45モル%のテレフタル酸、
約10〜約30モル%のイソフタル酸、および約30〜
・約55モル%のアゼライン酸を含有するであろう。溶
液接着剤に用いるこれらの樹脂は好ましくは約30〜約
40モル%のテレフタル酸、約15〜約25モル%のイ
ソフタル酸、および約40〜約52モル%のアゼライン
酸を含有するであろう。
本発明のポリエステルのジオール成分には多種多様なジ
オールが用いられる。本発明のポリエステルに用いられ
るジオールは一般に2〜約8個の炭素原子を含む脂肪族
ジオールであろう。ジオール成分Gご使用できるジオー
ルの若干の代表例にはエチレングリコール、1,3−プ
ロパンジオール、1.4−ブタンジオール、およびネオ
ペンチルグリコールが含まれる。エチレングリコールは
その一般的な低価格のため、溶液接着剤用コポリエステ
ル樹脂に用いるためにきわめて好ましい。
本発明のコポリエステルは環状ダイマー抑制剤としての
少なくとも1種のプロトン酸の存在下で合成される。し
かし他のすべての点において、本発明のポリエステルは
当業者に周知の通常の重合法を用いて合成される。すな
わちポリエステルはプロトン酸の存在下で、他の点にお
いては一般的な重合法により合成される。たとえば通常
の温度、触媒、触媒量、安定剤などが文献および技術分
野で周知の様式で用いられる。
これらのポリエステルは普通はエステル化工程および1
?i自工程からなる2工程法により製造されるであろう
。この方法の第1工程、すなわちエステル化工程におい
てはジ酸成分がジオール成分でエステル化される。この
工程は一般に約150〜約240℃の温度で、大気圧に
維持された不活性雰囲気下に行われる。エステル化工程
で用いられる不活性ガスは一般に窒素または貴ガスであ
り、経済的理由から窒素が好ましい0反応のエステル化
工程は適宜な触媒、たとえばチタンアルコキシド、スズ
アルコキシド、テトラアルキルチタン化合物、マンガン
トリフルオル酢酸、酢酸マンガン、酢酸鉛、または酢酸
亜鉛の存在下で行うことができる。
ジ酸成分がジエステルである場合、満足すべき反応速度
を得るなめに一般に触媒が用いられるであろう。反応の
エステル化工程では、エステル化反応および重縮合反応
の双方が同時に起こるであろう。しかしエステル化工程
ではエステル化反応が支配的であり、縮合反応が起こる
程度はこれより低いであろう。
この種のポリエステルの製造における第2工程は縮合工
程である。この反応工程では重縮合反応が起こり、ポリ
エステルの分子鼠および固有粘度が連続的に増大する。
反応の縮合工程ではより高速の重合を達成するために、
減圧下で、高められた温度で反応が行われる。たとえば
縮合工程で採用される圧力は一般に約25肩履I−1g
(2,7X 10’パスカル)以下、好ましくは約5 
*xHg(6,7x 102パスカル)以下である。約
0.5avH9(66,7パスカル)以下の減圧を採用
することがきわめて好ましい。高い固有粘度をもつ樹脂
を合成する場合は高真空を達成することが重要である。
縮き化工程で採用する温度は一般に約230〜約300
 ”Cである。必要な重合時間は用いる触媒の量および
種類、ならびに採用する重合温度および真空に応じて異
なるであろう。
重縮合の程度は合・成されるポリエステル樹脂の目的と
する分子量または固有粘度にもある程度依存するであろ
う。
溶液接着剤樹脂として用いられる本発明のコポリエステ
ルは一般に比較的高い固有粘度をもつであろう。たとえ
ばこの種のポリエステルは普通は少なくとも約0.5J
1/gの固有粘度をもつであろう。
これらのコポリエステル樹脂はより好ましくは約0.6
〜約1.0#/+vの固有粘度をもつであろう。溶液接
着剤として用いられるポリエステル樹脂は約0.75〜
約0.95J1/、の固有粘度をもつことがきわめて好
ましい。この種のポリエステル樹脂の固有粘度は一般に
60 : 40フェノール:テトラクロルエタン溶剤系
中で、30°Cの温度において0.4g/J1の濃度で
測定される。
本発明方法は有機溶剤に可溶性のコポリエステルを合成
する際に本質的に曇りのない溶液を得るためにプロトン
酸を用いる。使用できるプロトン酸は一般に約2.5以
下、好ましくは約2.0以下のpKaをもつ。適切なプ
ロトン酸の若干の代表例には硫酸、リン酸、亜硫酸、ト
リクロル酢酸、ジクロル酢酸、パラトルエンスルホン酸
、メタトルエンスルボン酸などが含まれる。有機酸、た
とえばスルホン酸が一般に好ましい。パラトルエンスル
ホン酸がきわめて女子ましいプロトン酸で°ある。これ
を用いるとコポリエステルの合成に際して処理の困難さ
が少なくなるので、これはきわめて好ましい。
プロトン酸は一般に環状ダイマーの生成を抑制する最小
濃度で用いられるであろう。これは一般に約50〜約5
00ppmである。約75〜約200ppmの濃度のプ
ロトン酸を用いることが一般に好ましい、約100〜約
150ppmの濃度のプロトン酸を用いることが一般に
きわめて好ましい。ppteで表わされるこれらの濃度
は生成するポリエステルの重量に基づいて計算される。
本発明の重合は一般に少なくとも1種の金属触媒約13
0〜約1500pp…の存在下で行われるであろう。存
在する金属触媒の量は約160〜約10001313…
でjF)めことか一般に好ましく、約200〜約400
ppmの量がきわめて好ましい。
本発明の溶液接着剤はコポリエステルを単に適宜な有機
溶剤に溶解することにより調製できる。
この種の溶剤は比較的低い沸点をもち、単位容量当たり
比較的大lのポリエステル樹脂を溶解しうるてあろう。
四塩化炭素、クロロホルム、テトラクロルエタン、メチ
ルエチルケトンおよびテトラヒドロフランがこの種の接
着剤組成物中に溶剤として用いるのに適した特性をもつ
。メチルエチルケトンおよびテトラヒドロフランがこの
種の溶液接着剤組成物中に溶剤として用いるのに特に好
ましい。この種の溶液接着剤は溶液の全重量に対し約4
0重量%までのコポリエステル樹脂を含有しうる。一般
にこの種の溶液接着剤組成物が溶液接着剤組成物の全重
量に対し約15〜約35重景%のコポリエステル樹脂を
含有することが好ましい。本発明のポリエステル樹脂の
この種の溶液は本ττ的に曇りを生じない。
分解防止剤、着色剤、充填剤および/または他の任意の
薬剤を本発明の溶液接着剤に添加することができる。次
いでこの溶液接着剤と常法により、たとえばこれを支持
体に施17、この支持体を接着すべき表面に移すことに
より使用することができる。溶剤が蒸発すると、2表面
の接着が得られる。
この種の溶液接着剤は金属、プラスチック、天然および
合成布帛、紙、皮革、厚紙ならびにガラスの接着に用い
られる。
本発明の特性、および本発明を実施するための方法をよ
り十分に説明するために、下記の例を提示する。特に指
示しない限り、部および!!6はすべて重量により示す
実施例1 この実験では、6.8Ag(15ボンド)の反応器中で
曇りを生じない溶液接着剤の調製に使用できるコポリエ
ステル樹脂を製造した。採用した方法においては、反応
器オイル温度を初期七ツマ−装人材料につき220℃に
設定した。このモノマー装入材料において、エチレング
リコール対ジ酸のモル比は1.2:1であった。初期芸
人材料はエチレングリコール2A1?(4,4ボンド)
、テレフタル酸1519.6g、イソフタル酸893.
8g、アゼライン酸2326.9g、ならびにパラトル
エンスルホン酸および三酸化アンチモンを含有するプレ
ミックス溶液1.09gを含有していた。この重合に用
いたジ酸成分はテレフタル酸34モル%、イソフタル酸
20モル%、およびアゼライン酸46モル%を含有して
いた。この初期芸人材料はバラl−ルエンスルホン酸2
00ppmおよび三酸化アンチモン1.000ppmを
も含有していた。
約30分後に反応器オイル温度は260℃に上昇した。
ガラス、ヘッド温度的145℃および圧力的3.4×1
05パスカル(約35psig)を維持した。エステル
化反応副生物としての水の発生の減少によりカラムヘッ
ド温度が約110℃に低下した時点まで、反応器の内容
物を第2工程へ移した。反応副生物としての水の理論収
量は869dであった。
第2工程反応器の初期反応器オイル温度は235℃であ
った。真空を施し、最終的に1 zzHg(133パス
カル)以下の全真空を達成した。反応器オイル温度も2
45℃に上昇した。この縮合反応工程は生成したコポリ
エステル樹脂の固有粘度的0.85.I//gが達成さ
れるまで続けられた。
製造されたコポリエステルをメチルエチルケトンに溶解
した。得られた溶液は2週間以上にわたって曇りを生じ
なかった。環状ダイマーを含有するある種のコポリエス
テル溶液が初期には曇りを生じなくても数日後には一般
に曇りを生じる点を留意すべきである。ところが本発明
方法は長期間にわたって溶液中に曇りのない状!序を維
持するコポリエステル樹脂のg#造に成功した。調製さ
れた溶液は接着剤として用いるために卓越した特性を合
わせもつことも認められた。この種の溶液接着剤は特に
食品包装用、たとえば食品包装およびしトルトバウチ用
の多層債層晶として特に有用である。
それらはガラスにソーラーフィルムを固着させるのにも
有用である。
比較例 この実験は実施例1に記載したと同じ方法により実施さ
れたが、ただし重合処方にパラトルエンスルホン酸が含
まれなかった。この実験で製造されたコポリエステル樹
脂を同様にメチルエチルケトンに溶解して溶液接着剤を
製造した。しかし数日後に溶液中に曇りが生じた。従っ
てこの実験はパラトルエンスルホン酸の存在によってメ
チルエチルケトン中で曇りを生じない溶液の調製に使用
できる樹脂が生成することを明らかに示す。
実施例2 この実験は実施例1に記載したと同じ方法により実施さ
れたが、ただし重きに際しわずか400 p p nの
三酸化アンチモンを使用した6メチルエチルゲトン中に
調製されたこのコポリエステルの溶液は良好な透明度を
有し、2週間にわたって曇りのない状態に保たれた。こ
の実験で製造した樹脂の色は実施例1で製造した樹脂の
色より良好であると考えられた。製造された樹脂は溶液
接着剤の調製に際して使用するための卓越した特性を自
わせもっていた。
本発明を説明するために特定の代表的形態および詳細を
示したが、本発明の範囲から逸脱することなくこれらに
おいて各種の変更および修正をなしうろことは当業者に
明らかであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも1種の約2.5以下のpKaを有するプ
    ロトン酸50〜500ppmの存在下で反応を行う−そ
    の際存在するプロトン際の量は生成したポリエステル樹
    脂の重量に基づく一点において改良された、少なくとも
    1種のジカルボン酸またはそのジエステルと少なくとも
    1種のジオールを少なくとも1種の金属触媒の存在下で
    反応させ、その際ジカルボン酸のうち1種はイソフタル
    酸であることによる、イソフタル酸から誘導された反復
    単位を含むポリエステル樹脂の製法。 2、エチレングリコールと、ジ酸成分に対し(a)約2
    5〜約45モル%のテレフタ酸、(b)約10〜約30
    モル%のイソフタル酸、および(c)約30〜約55モ
    ル%のアゼライン酸からなるジ酸成分を、アンチモン化
    合物、チタン化合物、マンガン化合物、およびゲルマニ
    ウム化合物よりなる群から選ばれる少なくとも1種の金
    属触媒の存在下で、かつ約2.5以下のpKaを有する
    少なくとも1種のプロトン酸の存在下で反応させること
    よりなり、その際存在する金属触媒の量は約130〜約
    1500ppmであり、存在するプロトン酸の量は約5
    0〜約500ppmであり、これらの量は生成したコポ
    リエステルの重量に基づくものである、特に溶液接着剤
    樹脂として有用なポリエチレンテレフタレート/イソフ
    タレート/アゼレートコポリエステル樹脂の製法。 3、プロトン酸のpKaが約2.0以下である、請求項
    第1項に記載の方法。 4、プロトン酸がパラトルエンスルホン酸である、請求
    項第1項に記載の方法。 5、約75〜約200ppmのプロトン酸触媒が存在す
    る、請求項第1項に記載の方法。6、約100〜約15
    0ppmのプロトン酸触媒が存在する、請求項第1項に
    記載の方法。 7、プロトン酸がパラトルエンスルホン酸である、請求
    項第5項に記載の方法。 8、プロトン酸がパラトルエンスルホン酸である、請求
    項第6項に記載の方法。 9、金属触媒がアンチモン化合物である、請求項第8項
    に記載の方法。 10、アンチモン化合物が三酸化アンチモンである、請
    求項第9項に記載の方法。 11、プロトン酸が約2.0以下のpKaを有する、請
    求項第2項に記載の方法。 12、プロトン酸が約75〜約200ppmの水準で存
    在する、請求項第2項に記載の方法。 13、ジ酸成分がテレフタル酸約30〜約40モル%、
    イソフタル酸約15〜約25モル%、およびアゼライン
    酸約40〜約52モル%からなる、請求項第12項に記
    載の方法。14、金属触媒がアンチモン化合物である、
    請求項第13項に記載の方法。 15、プロトン酸がパラトルエンスルホン酸である、請
    求項第14項に記載の方法。 16、存在するプロトン酸の量が約100〜約150p
    pmである、請求項第15項に記載の方法。 17、アンチモン化合物が三酸化アンチモンである、請
    求項第16項に記載の方法。 18、存在する三酸化アンチモンの量が約1,000p
    pmである、請求項第17項に記載の方法。 19、生成するコポリエステルが約0.6〜約1.0d
    l/gの固有粘度を有するまで反応を続ける、請求項第
    16項に記載の方法。 20、約0.75〜約0.9dl/gの固有粘度を有す
    るコポリエステル樹脂が生成するまで反応を続ける、請
    求項第18項に記載の方法。 21、請求項第2項に記載の方法により製造されたコポ
    リエステル樹脂。 22、請求項第2項に記載の方法により製造されたコポ
    リエステル樹脂を有機溶剤に溶解することにより製造さ
    れた溶液接着剤。
JP1204567A 1988-08-08 1989-08-07 コポリエステル系接着剤樹脂の合成法 Pending JPH0299520A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US229688 1981-01-30
US07/229,688 US4835247A (en) 1988-08-08 1988-08-08 Process for the synthesis of a copolyester adhesive resin

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