JPH0299370A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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Publication number
JPH0299370A
JPH0299370A JP25421188A JP25421188A JPH0299370A JP H0299370 A JPH0299370 A JP H0299370A JP 25421188 A JP25421188 A JP 25421188A JP 25421188 A JP25421188 A JP 25421188A JP H0299370 A JPH0299370 A JP H0299370A
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JP
Japan
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paper
roller
separation
recording
recording paper
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Pending
Application number
JP25421188A
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English (en)
Inventor
Junichi Asano
浅野 潤一
Tetsuo Suzuki
哲夫 鈴木
Hiroyuki Inoue
博行 井上
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH0299370A publication Critical patent/JPH0299370A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
    • B41J13/02Rollers
    • B41J13/076Construction of rollers; Bearings therefor

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は記録装置等の給紙を行なう給紙装置に関する。 〔従来の技術〕 従来より、特に記録装置などでは積載された記録紙など
を、1枚ずつ分離して紙送り機構へ供給する給紙装置を
有するものが多い。第1O図および第11図はその代表
的な例を模式的に示している。 これら図を用いてその動作を説明する。 61は紙などを積載する圧板であり、圧板ばね62によ
り分離ローラ65°に向かつて付勢されている。給紙の
待機状態において圧板61はカム661゛によりカム受
は部611を押し下げられ、分離ローラ65°から離隔
された位置にある。 給紙が開始されるとカム661°は回転を開始し、カム
のエツジ部がカム受は部611を通過すると、圧板6I
はばね62により分離ローラに向って押し上げられ積載
されている記録紙が圧板61により分閃1ローラ65°
に圧接される。このとき記録紙は分目
【ローラ65°の
摩擦により分離ローラ65°と分離パッド66との間に
送りこまれ、分離パッド66によりしごかれて1枚だけ
分離され、さらに下流の搬送ローラ7とピンチローラ8
1との間へと送り込まれる。ここで分離バッド66はバ
ッドばね67により分離ローラ65°に向って付勢され
ている。 1枚だけ分離された記録紙は搬送ローラ7とピンチロー
ラ81との間に送り込まれた後、この2つのローラによ
る摩擦力によって搬送が行なわれる。ここでピンチロー
ラ81は不図示のばねによって搬送ローラ7へ向って付
勢されている。 分離ローラ65°は略半円の円孤状をしており、分離ロ
ーラ65°の両側に設けられた押えコロ652゛は円形
をしている。さらに、分離ローラ65°の半径は押えコ
ロ652°の半径より若干大きくしであるため分離パッ
ドB6は分離ローラ65°の円弧範囲ではこわに圧接さ
れ、それ以外の範囲では押えコロ652°に圧接されて
いる。 給紙が開始された後、分難ローラ55°は1回転し定め
られた位置で停止する。すなわち、分離ローラ65°の
円弧部で記録紙を搬送し、搬送ローラ7とピンチローラ
81との間まで確実に達せさせ、その後分離ローラ65
′の切り欠き部は分離パッド66に対向し、分離ローラ
65゛ は記録紙に接しない。このとき、押えコロ6°
52゛は分離パッド66に圧接され、搬送ローラ7で記
録紙が搬送されている間は、押えコロ652°と分離パ
ッド66との間で記録紙が常にしごかれ2枚目以降の記
録紙の搬送、すなわち重送を防止している。 ところで、上記説明した給紙装置では、給紙が完了した
あとの記録紙搬送中、すなわち記録装置においては記録
中に、記録紙に搬送方向とは反対の方向に記録紙を引張
る力(以下バックテンションと呼ぶ)が作用し、特に記
録装置では悪影響゛を・及ぼしていた。 このバックテンションは分離パッド66と押さえコロ6
52°との間の記録紙に生起する摩擦力によって生ずる
。このために記録装置では記録の精度が不安定になった
り、記録紙の後端で記録紙が公刊バットと押さえコロの
間をぬけてバックテンションが解除されたときに、記録
の後端ブレや、白スジが発生していた。 そこで、このバックテンションをできるだけ小さくする
ため、重送の起きない範囲で分離パッド66を分離ロー
ラ65°に付勢しているばね67の圧接力を弱めるか、
分離パッド66を摩擦係数の低いものにすると、上記問
題点は緩和される。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来例では、分離バッド66におけ
る摩擦力を小さくすると、これにより記録用紙の搬送力
が小さくなり紙が滑って搬送ローラ7とピンチローラ8
1との間へ紙を到達させることができない場合が生じ、
紙ジヤムを生ずるという問題が生じた。 この様子を第11図で説明すると、第11図(^)は給
紙の待機状態であり、記録紙は圧板61に積載され、カ
ム661°により圧板61のカム受は部611が押し下
げられている。 同図(B)において、カム661°が回転しカムエツジ
部がカム受は部611を通過すると、圧板61はばね6
2により押し上げられ記録用紙が分離ローラ65°に圧
接して送り出され、分離ローラ65°と分離パッド66
とで1枚だけ分離される。 その後、同図(C)において、カム661°は再び圧板
61のカム受は部611を押し下げ、圧板61上の記録
用紙は分離ローラ65゛ から離隔され、このとき記録
用紙は分離ローラ65°に圧接された分離パッド66に
よる搬送力のみにより搬送される。 ところが、バックテンションを小さくするために分離パ
ッド68で作用する摩擦力を小さくしているため記録用
紙の搬送力が小さく、ここで記録用紙との滑りを生ずる
。この結果、記録用紙が搬送ローラ7とピンチローラ8
1との間に到達する前に分離ローラ65°の切欠き部分
が分離パッド66と対向する位置に来て分離ローラ65
°による記録用紙の搬送ができなくなり、それ以上記録
用紙は搬送されず紙ジヤムが生じたりするという問題が
あった。 また、重送を防止するためには分離パッドにおいて作用
する摩擦力はある程度の大きさを必要とするが、バック
テンションを小さくするため摩擦力を低下させると、記
録用紙の分離性能が低下し、重送が起りやすいという問
題点もあった。 本発明は上述した従来の問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところはバックテンションを小さ
く保ったまま、すなわち分離パッドにおいて作用する摩
擦力を小さく保ったまま分離性能を低下させず、記録紙
の重送を防止するようにした給紙装置を提供することに
ある。 〔課題を解決するための手段〕 そのために本発明では、積層された記録紙を分離ローラ
に圧接し、分離ローラの回転によって積層された記録紙
を分離ローラと分離ローラに圧接する分離パッドとの間
に送り込むことにより、積層された記録紙を1枚づつ分
離して給紙する給紙装置において、分離ローラの直径は
30ma+以下であることを特徴とする。 (作 用) 以上の構成によれば記録紙の分離パッドへの侵入角が大
きくなり、記録紙を1枚づつ分離する分離性能が向上す
る。 〔実施例〕 以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説明する。 第1図は本発明の一実施例にかかるインクジェット記録
装置の外観斜視図であり、第2図は第1図に示した装置
の主要部断面図である。また、第3図は第1図における
給紙機構部の部分拡大図である。 これら図において、61は圧板であり、記録用紙をイン
クジェット記録装置へ供給するために積載する。62は
圧板61の背面部に取付けられた圧板ばねであり、この
圧板ばね62により圧板61は上方へ付勢される。63
は紙幅規制板であり、圧板61と摺動可能に配設され圧
板61に積載された記録用紙の幅に応じてその位置を規
制する。65は圧板61に積載された記録用紙を1枚ず
つ分離する分離【ローラであり、分離ローラtTlb6
51 に固定される。652は円形の押えコロであり、
分離ローラ65の両側に1個ずつ設けられ、分離ローラ
@k 651に関して自由回転できるよう取付けられて
いる。分離ローラ軸651の一方の端部には圧板押し下
げカム661が固定され、ざらに圧板押し下げカム66
1に隣接して分離ローラギア662が回転自在に遊嵌さ
れている。圧板押し下げカム661 と分離ローラギア
662との間にはばねクラッチ663が配設され、ばね
クラッチ663はその周囲に設けられたロックソング6
64をロック爪665によってロックされたとき回転力
非伝達(オフ)状態になり、ロック爪665がロックソ
ング664から外れてロックソング664がフリーとな
ったとき回転力伝達(オン)状態になる。ここで、ロッ
ク爪665は、後述されるキャリッジ5の突出部との動
的接触により上述したロックリング664との係合を解
除される位置にある。 圧板61には圧板押し下げカム661と係合する位置に
カム受は部811が形成されている。これにより圧板押
し下げカム661によって圧板61が押し下げられてい
るときは記録用紙は分離ローラ65および押えコロ65
2から離隔し、押し下げカム661がカム受は部611
 との係合を解除すると圧板61が圧板ばね62で押し
下げられ、記録用紙は分離ローラ65に圧接される。 また、圧板61における送紙方向下流側には記録用紙を
1枚ずつ摩擦分離するための分離パッド66が設けられ
、分離パッド66はパッドばね67により分離ローラ6
5および押えコロ652に向けて付勢されている。押え
コロ652はローラ軸651 と垂直な断面において円
形をしており、分離ローラ65は同断面においてほぼ半
円の円弧状をしており、かつ、分離ローラ65の半径は
押えコロ652の半径より若干大きく構成する。この結
果、分離パッド66は分離ローラ65の円弧範囲ではこ
れに圧接され、その以外の範囲では押えコロ652に圧
接される。 ここで、分離ローラ65の径は、20〜30I1m程度
であり比較的小さくしである。これにより第2図に示す
ように圧板61の分離ローラ65との接触点から分離パ
ッド66の分離ローラ65との接触点までの角度αが大
きくなり、従って分離ローラ65によりピックアップさ
れた記録用紙先端の分離パッド66への突入角度が圧板
61に相対して大きくとることができ、パッドばね67
による分離パッド圧が小さくても分離性能が損なわれな
い。通常の分離ローラ径(40mm程度)では分離パッ
ド圧が300g程度必要であったのに対し、小径(20
〜:lOmn+)にすることにより50g前後でも問題
なく分離可能となる。 したがって紙送りローラ7で記録用紙を送っている際に
押えコロ652 と分離パッド66から受けるバックテ
ンションが小さくなり、安定した紙送りが可能となる。 また、押えコロ652 と分離パッド66から記録用紙
後端が外れた際に発生する送り量の変化も押えられる。 7は上述した給紙機構によって給紙される記録紙を、ざ
らに記録ヘッドに対向する記i】位置へ搬送する搬送径
路上に設けられた紙送りローラであり、紙送りローラフ
に対向して記録紙を挟むようピンチローラ81が配設さ
れる。ピンチローラ81は両端をピンチローラばね82
に付勢されたピンチローラステー8上に回動自在に軸支
されている。 また、ピンチローラステー8はステー視点83を中心に
回動可能に取付けられる。9は紙ガイドであり、給紙機
構より送り込まれた記録用紙を紙送りローラ7とピンチ
ローラ81とに挟まれる位置まで案内する。lOは紙押
え板であり、ピンチローラ81から記録用紙の浮上を押
える。 紙送りローラ7はモータ(不図示)により駆動され、こ
のとき駆動力の伝達はギア等にて1段で行なわれており
、モータの1回転で記録lライン分紙送りを行なうよう
な減速比になっている。これにより紙送りによる記録画
像における記録ラインのつなぎ部に発生する白スジ、重
なり等、画像劣化の原因となるモータ自体およびモータ
ギアの偏心成分がキャンセルさせる。また、駆動モータ
から紙送りローラ7までは1段減速であり、最小の伝達
要素で駆動力伝達を行なっているので、余分な誤差成分
が含まれていない。 11は背面にヒータを有する熱板であり、後述の電源部
と協働し記録紙のインク定着を促進する。 熱板11の温度は40℃〜90℃の範囲であれば実用上
問題はない。12は排紙ローラであり、これに対向して
排紙ピンチローラ13が設けられている。排紙ピンチロ
ーラ13ははく車状をなし、記録紙の記録面側を点で押
え、インク定着の不完全記録面が生じた場合、こすれ等
で汚れることを防止する。また、排紙ローラ12の送り
速度は紙送りローラ7の送り速度より数%速くし、記録
紙にテンションを与え、熱板11への記録紙の密着およ
び記録位置での記録紙の平面性を保つようにしている。 熱板11は記録ヘッド51の記録素子より記録紙搬送径
路下流側に位置し、熱板11からの熱を直接記録ヘッド
51の記録素子部に与えないようにしている。また、紙
ガイド9と熱板11の間には間隙を設け、キャリッジ5
上に設けられた反射型のフォトセンサで構成される紙幅
センサによる検知をその間隙部位で行なうことによりガ
イド等の反射による誤検知を防止する。 15はガイド軸であり、キャリッジ5は軸15上を左右
に8動可能に係合し、キャリッジ5にはモータ16から
ベルト19を介して駆動力が伝達されるモータ16と同
軸を回転支点としたテンションプレート17上にプーリ
171が配設され、ベルト19にテンションばね172
により一定張力が与えられている。 また、キャリッジ5はガイド軸15廻りに回動可能に取
付けられ、キャリッジ5の自重によりキャリッジ5が有
する押し付は部54はピンチローラステー8の面を押し
付ける。押し付は部54はスライダーをなしキャリッジ
5の移動に伴ないピンチローラステー8上を摺動する。 押し付は部54の材質はテフロン等の特に摺動性の高い
樹脂で形成される。さらに、キャリッジ5は、記録ヘッ
ド51と接続する近傍に突出部55を有し、突出部55
は記録ヘッド51の吐出面より0.3〜0.5mm程度
前面に突出するが、通常の状態では紙押え板10と接触
しない。 51は記録ヘッドであり、紙送り方向に配列された吐出
オリフィスおよびこのオリフィスの各々に対応した吐出
エネルギー発生素子を有する。この吐出エネルギー発生
素子は例えば熱エネルギーを発生するものであり、熱エ
ネルギーを利用して記録液の液滴を吐出させるものであ
る。記録ヘッド51が有する凸部とキャリッジ5の穴と
が嵌合することによりキャリッジ5に対する記録ヘッド
51の位置が定まる。また、キャリッジ5上には、固定
レバー52が支点525を中心として回動可能に取付け
られる。この固定レバー52は記録ヘッド5Lをキャリ
ッジ5に固定する際に押し付は力を発生する弾性部を有
し、レバー52が有する固定レバー引掛は部とキャリッ
ジ5が有する引掛は部とを係合させることにより固定レ
バー52のロックを行ない、記録ヘッド51をキャリッ
ジ5に固定する。 また、キャリッジ5にはキャリッジ5が移動する際に紙
の幅および紙の有無を検知するための紙幅センサが設け
られる。この紙幅センサは記録へラド51の吐出オリフ
ィスの紙送り方向における最下流に位置する吐出オリフ
ィス近傍に検知位置がくるように取付けられる。さらに
、キャリッジ5のガイド軸15上と係合する部分の近傍
には前述した給紙機構のロック爪665の係合を解除す
るための突出部57が設けられ、キャリッジ移動径路に
おける記録領域外の所定位置でロック爪665と接触し
て係合を解除する。また、キャリッジ5はキャップ位置
決めピンを有し、非記録時にキャリッジ5が回復装置の
位置に退避し、記録ヘッド51の記録素子面をキャップ
するときの位置決めに用いられる。 150は記録ヘッド51の吐出面のキャッピングおよび
インク吸引を行なう吐出回復装置であり、キャリッジ5
の8動径路における記録領域外の一方側に配設される。 吐出回復装置150において、156は記録ヘッド51
の吐出面をキャッピングするキャップであり、キャップ
156は、前述したキャリッジ5の位置決めビンと係合
する位置決めレバー157を具える。18は記録ヘッド
51へ供給するインクを貯留するためのインクカートリ
ッジであり、キャッピングにより吸引された排インクを
貯留する排液回収部を具える。 79は電源部であり、自身が有する放熱板が排紙トレイ
の直下にくるよう底板1002上に固定される。 以上説明した構成における動作を以下に説明する。 非記録時にキャリッジ5は回復装置150のキャップ1
5Bによりキャップされ、記録待機状態にある。ホスト
コンピュータあるいはデータ転送装置から記録データを
受は取ると、キャリッジ5は移動径路上回復装置150
と反対側に位置するロック爪665を解除するため移動
を開始する。ロック爪665が解除されると、ロックリ
ング664がフリーになり分離ローラギア662の回転
が分離ローラ軸65と圧板押し下げカム661に伝達可
能となり、モータ駆動により分離ローラ65および圧板
押し下げカム661が回転し始める。モータの駆動を開
始した後、キャリッジ5は、ロック爪665が自身の弾
性により復帰できる位置(ロックソング664に係合す
る位置)まで戻るのを妨げない位置まで移動し、待機す
る。圧板押し下げカム661が回転し始めると、圧板6
1は圧板ばね62の付勢により上方に移動し分離ローラ
65に圧接され、分離ローラ65の回転に伴なって記録
用紙が分ii!tバッド66の位置まで送り込まれる。 ここで、記録用紙はしごかれ分離ローラ65と分離バッ
ド66により1枚のみ紙送りローラフとピンチローラ8
1の位置まで、分離ローラ651の1回転以内で送り込
まれる。ロックリング664の爪が再びロック爪665
の位置までくるとロックリング665の回転が阻止され
分離ローラ65の回転が停止する。 通常、給紙動作は分離ローラ65の1回転で終了するが
、装置の構成上紙送りローラ7までの長さが分離ローラ
65の周長より長(なった場合、分離ローラ65を複数
回回転させることになる。その場合、キャリッジ5はロ
ック爪665の係合を解除する位置で、最後の回転が始
まるまで待機していることになる。給紙動作において、
紙送りローラ7と分離ローラ65の間にある紙端センサ
に記録用紙の先端が検知されると、その位置から予め定
められた量だけ記録用紙を送った後紙送りローラフの回
転を停止させ、給紙および記録用紙の頭出しが完了する
。 その後、キャリッジ5は回復装置150側へ戻る。その
際、キャリッジ5に設けられた紙幅センサにより紙幅お
よび紙の有無を検知する。給紙動作が正常に行なわれて
いれば、記録用紙の幅すなわち記録用紙のサイズを検出
し、記録用紙外には記録しないようにする。記録用紙が
検出されない場合は給紙不良と判断し、エラーとなって
停止する。 このような給紙不良が生じないよう、キャリッジ5によ
る給紙の際のロック爪665の係合解除動作を少なくと
も2回以上行なう。 以上のようにして給紙が完了した後、キャリッジ5は記
録用紙の幅方向に往復運動し、これに伴ない紙送りロー
ラ7は記録ヘッド51の1ライン記録毎に紙送りしなが
ら、記録を行なう、このとき、記録ヘッド51と記録用
紙面とのギャップはピンチローラステー8上をスライド
するキャリッジ5の押し付は部54により定まる。すな
わち、ピンチローラステー8にピンチローラ81が設け
られているため、紙送りローラ7とピンチローラ81間
に記録用紙が入るとその分ピンチローラステー8がキャ
リッジ5側に移動する。したがって、記録用紙の厚みが
変化しても、それに応じてピンチローラステー8が移動
するため常に一定のギャップを保つことになる。 記録された記録紙はインク定着用の熱板11上を通り排
紙ローラ12と排紙ピンチローラ13の間へ送り込まれ
る。記録用紙後端が紙送りローラ7とピンチローラ81
間をはずれた後は排紙ローラ12と排紙ピンチローラ1
3とで送紙され、最終ライン分の記録がなされた後、排
紙トレイ101Oに送り出される。この排紙トレイ10
10に送り込まれた記録紙は、排紙トレイ1010の直
下にある電源部79の放熱板から発生する熱によりイン
ク定着等が行なわれる。 ところで、記録用紙が封筒、ハガキ等の厚紙の場合、紙
送りローラ7とピンチローラ81との間からはずれた際
に、キャリッジ突出部55が、その紙厚によりキャリッ
ジ側にせり出した紙押え板lO上をスライドするため直
接記録ヘッド51の吐出面が記録用紙面をこすらないで
済む。 以上の動作により記録紙1枚の記録を完了し、以後同様
の動作を繰り返す。 第4図は第10図および第11図にて前述した給紙機構
の詳細を示す断面図である。同図に示す給紙点から記録
紙が分離パッドに当接する位置までの即問tAは、記録
紙の曲がり等により記録紙が分離パッドに当接した際に
発生するジャム等を防止するためこの大きさに限度があ
る。このため従来の分離ローラ65°のように比較的径
が大きい場合(38mm〜40mm) %第6図で定義
する記録用紙の分離パッド66への侵入角が比較的小さ
くなる(20度〜30度)。 この結果、分aパッドが記録紙に及ぼす抗力が小さくな
り、加えて前述したようにバックテンションを小さくす
るため分離パッドにおいて作用する摩擦力を小さくする
と、2枚目以降の記録用紙が、給紙される1枚目の記録
用紙に作用する摩擦力が勝ち、重送が極めて起こりやす
くなる。 本実施例では上述の点に着目し、実験の結果、第5図に
示すように分離ローラ65の径を25mm程度とし、従
来より小さなものとした。これによりパッド侵入角は3
0度〜45度となり、従来に比して大きくなり分離パッ
ド66の記録用紙に及ぼす抗力が増して分離性能が向上
し、バックテンションを小さくするため分離パッドにお
ける摩擦力を低下させても重送が極めて起り難くなった
。 第7図は第5図に示した給紙機構の動作を示す断面図で
ある。 同図(A)において記録用紙は圧板61に積載され、カ
ム661により圧板61のカム受は部611が押し下げ
られている。 この給紙待機状態より給紙が開始されると同図CB)に
示すようにカム661は回転を開始し、カムのエツジ部
が圧板61のカム受は部611を通過すると圧板61は
ばね62により分離ローラ65へ圧接される。記録用紙
は、カム661と同期して回転する分11110−ラ6
5により取り出され、分離ローラ65と分離パッド66
とでしごかれて1枚だけ分離される。 分離された記録用紙は下流の搬送ローラ7とピンチロー
ラ81との間へ送り込まれるが、このとき、本実施例に
おいては第7図(C)に示すように、記録用紙が搬送ロ
ーラ7とピンチローラ81との間に送り込まれるまでカ
ム661は圧板61のカム受は部611を押し下げるこ
とがないので、圧板6!ばばね62により分離ローラ6
5に圧接された状態にある。 すなわち、記録用紙が搬送ローラ7とピンチローラ81
との間まで送られる搬送力は、分離ローラ65に圧板6
1上の記録用紙が圧接されることにより確保される。こ
の結果、バックテンションを小さくするため分離パッド
66における摩擦力を小さくしても、搬送力は記録用紙
を送るのに十分なものとなる。 第8図は第7図に示した実施例におけるカムを、分離ロ
ーラ軸の両側に1ケづつ設けた例を示す斜視図である。 この場合、上記実施例に比較して圧板の押し下げが片下
げにならず、確実に両側をおし下げることができ記録紙
の積載が容易で、かつ記録紙の斜行等に対して良好であ
る。この場合、2つのカムは上記実施例で述べた形状の
カムと左右共に同形状であり、その位相は一致させるも
のとする。 第9図は第7図および第8図に示したようなカムによっ
て圧板を押し下げる代わりにソレノイドによって押し下
げる実施例を示す。 図において、圧板61の下には圧板61押し下げ用のソ
レノイド190を設けである。通常、ソレノイド190
は吸引状態にあり圧板61を下げた状態になっているが
、給紙時にはソレノイド190を解放することで、圧板
61は圧板バネ62により押し上げられ、分離ローラ6
5に記録用紙を押し当てることになる。 ソレノイド190は給紙命令が入ると同時に吸弓状態を
解放し、分離ローラ65に記録用紙を押し当て給紙がス
タートする。その後、記録用紙の先端は紙送りローラ7
とピンチローラ81の間を通り記録可能な位置まで送ら
れて給紙動作が終了する。 このとき、ソレノイド190は記録用紙が紙送りローラ
7とピンチローラ81にかむ位置から記録可能な位置ま
での範囲の内の適当な位置で再び吸引状態にもどされる
。したがって、記録用紙は少なくとも搬送ローラ7とピ
ンチローラ81にかむまで、圧板61の分離ローラ65
への圧接力により十分な搬送力で紙送りがなされる。 第7図、第8図および第9図に示した実施例において、
圧板を押し下げるタイミングを、記録用紙が搬送ローラ
とピンチローラに到達した後で、かつ記録装置などの記
録が開始される以前に完了させれば、記録中は分i!1
10−ラと圧仮による記録用紙の後押しがなく、もちろ
んバックテンションも加わらないのでより精度の高い記
27画像が得られ、前述した問題点の発生することもな
い。 また、上記3つの実施例は、分離バットにおける摩擦力
を小さくした場合のみならず、分離パッドによる摩擦力
が紙搬送力を得るのに十分なものであっても、紙搬送力
にマージンを持たせることができ有用である。特にハガ
キ、封筒などの大きな搬送力を必要とする場合に効果的
であることは言うまでもない。 〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなように本発明によれば、記録紙
の分離パッドへの侵入角が大きくなり、記録紙を1枚づ
つ分離する分離性能が向上する。 この結果、バックテンションを小さくするため、分離パ
ッドにおける摩擦力、例えば分離パッドの圧接力を小さ
くした場合、分離性能は低下せず、重送を防止すること
ができる。 また、バックテンションの低下を実現できることから、
精度の高い紙送りによって記録精度が向上することや、
下流側にある搬送系の搬送力が小さくて済む等の効果、
さらには、分離パッド圧を低下させることができること
により、パッドの耐久性が向上することや、厚紙等にも
対応ができる等の効果が得られる。 第8図および第9図はそれぞれ実施例の圧板押し下げ機
構を示す斜視図および断面図、第10図は従来の給紙機
構を示す斜視図、第11図は第1θ図に示した動作を説
明するための模式図である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるインクジェット記録
装置の外観斜視図、 第2図は第1図に示した装置の主要断面図、第3図は第
1図に示した給紙機構部を拡大した斜視図、 第4図は従来の給紙機構における紙分離動作を説明する
ための模式図、 第5図は実施例の給紙機構における分離動作を説明する
ための模式図、 第6図は分離パッドへの記録紙の侵入角を示す模式図、 第7図は実施例における記録紙の分離給紙動作を説明す
るための模式図、 7・・・搬送ローラ、 61・・・圧板、 62・・・圧板ばね、 65・・・分離ローラ、 66・・・分離パッド、 67・・・パッドばね、 81・・・ピンチローラ、 all・・・カム受は部、 652・・・押えコロ、 861・・・カム。 第3 図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)積層された記録紙を分離ローラに圧接し、該分離ロ
    ーラの回転によって前記積層された記録紙を前記分離ロ
    ーラと前記分離ローラに圧接する分離パッドとの間に送
    り込むことにより、前記積層された記録紙を1枚づつ分
    離して給紙する給紙装置において、 前記分離ローラの直径は30mm以下であることを特徴
    とする給紙装置。 2)熱エネルギーにより形成された記録液の液滴により
    記録を行なう記録装置に用いられる請求項1に記載の給
    紙装置。
JP25421188A 1988-10-07 1988-10-07 給紙装置 Pending JPH0299370A (ja)

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