JPH029852Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH029852Y2 JPH029852Y2 JP1984066661U JP6666184U JPH029852Y2 JP H029852 Y2 JPH029852 Y2 JP H029852Y2 JP 1984066661 U JP1984066661 U JP 1984066661U JP 6666184 U JP6666184 U JP 6666184U JP H029852 Y2 JPH029852 Y2 JP H029852Y2
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- JP
- Japan
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- melt
- filter
- case
- shaped part
- plate
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- Expired
Links
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- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、微細な粒子が分散している液体から
微細な粒子を除去する際に使用するフイルターに
関するものである。
微細な粒子を除去する際に使用するフイルターに
関するものである。
従来より、液体中に分散している微細な粒子を
除去するために、壁面に多数の通孔が設けられた
外筒部と、壁面に多数の通孔が設けられた内筒部
と、外筒部及び内筒部の端部に溶融接着された輪
状部と、外筒部及び内筒部の他の端部に溶融接着
された板状部と、外筒部及び内筒部の間に折り畳
まれて充填された濾過シートとから成るフイルタ
ー本体がケース内に設けられたフイルターが使用
されているが、従来から使用されているフイルタ
ーは内筒部と輪状部および/または板状部との溶
融接着強度が充分ではなかつた。
除去するために、壁面に多数の通孔が設けられた
外筒部と、壁面に多数の通孔が設けられた内筒部
と、外筒部及び内筒部の端部に溶融接着された輪
状部と、外筒部及び内筒部の他の端部に溶融接着
された板状部と、外筒部及び内筒部の間に折り畳
まれて充填された濾過シートとから成るフイルタ
ー本体がケース内に設けられたフイルターが使用
されているが、従来から使用されているフイルタ
ーは内筒部と輪状部および/または板状部との溶
融接着強度が充分ではなかつた。
本考案は、このような欠点を解消するために為
されたものであつて、 ケースと、該ケース内に設けられたフイルター
本体とによつて構成され、 ケースが液体導入パイプと、液体排出パイプと
を有し、 フイルター本体が壁面に多数の通孔が設けられ
た外筒部と、壁面に多数の通孔が設けられた内筒
部と、外筒部及び内筒部の端部に溶融接着された
輪状部と、外筒部及び内筒部の他の端部に溶融接
着された板状部と、外筒部及び内筒部の間に折り
畳まれて充填された濾過シートとから成り、 内筒部の少なくとも一端が輪状部または板状部
に嵌め込まれた状態で溶融接着され、且つ輪状部
または板状部に嵌め込まれた内筒部の外周面に複
数個の凹部が形成されていることを特徴とするフ
イルターに関するものである。
されたものであつて、 ケースと、該ケース内に設けられたフイルター
本体とによつて構成され、 ケースが液体導入パイプと、液体排出パイプと
を有し、 フイルター本体が壁面に多数の通孔が設けられ
た外筒部と、壁面に多数の通孔が設けられた内筒
部と、外筒部及び内筒部の端部に溶融接着された
輪状部と、外筒部及び内筒部の他の端部に溶融接
着された板状部と、外筒部及び内筒部の間に折り
畳まれて充填された濾過シートとから成り、 内筒部の少なくとも一端が輪状部または板状部
に嵌め込まれた状態で溶融接着され、且つ輪状部
または板状部に嵌め込まれた内筒部の外周面に複
数個の凹部が形成されていることを特徴とするフ
イルターに関するものである。
以下、図面に従つて本考案を説明する。
第1図並びに第2図はそれぞれ本考案に係わる
フイルターの一例を示した断面図並びに第3図は
本考案に係わるフイルターに於ける内筒部の一例
を示した部分斜視図である。
フイルターの一例を示した断面図並びに第3図は
本考案に係わるフイルターに於ける内筒部の一例
を示した部分斜視図である。
第1図に示したフイルターは、ケース1と、該
ケース1内に設けられたフイルター本体2とによ
つて構成されている。
ケース1内に設けられたフイルター本体2とによ
つて構成されている。
ケース1は、液体導入パイプ3と、液体排出パ
イプ4とを有している。ケース1に空気吹き込み
パイプ5と液体除去パイプ6を設け、それぞれに
キヤツプ7,8を被せておくと、濾過を終了した
後に直ちに別の種類の液体を濾過しようとする際
に、キヤツプ7,8を外して空気吹き込みパイプ
5から空気を吹き込むことにより、ケース1内に
残留していた液体を液体除去パイプ6から除去す
ることができるため、好適となる。ケース1は、
上下に2個に分けて成形し、溶融接着により接合
することによつて一体とされている。
イプ4とを有している。ケース1に空気吹き込み
パイプ5と液体除去パイプ6を設け、それぞれに
キヤツプ7,8を被せておくと、濾過を終了した
後に直ちに別の種類の液体を濾過しようとする際
に、キヤツプ7,8を外して空気吹き込みパイプ
5から空気を吹き込むことにより、ケース1内に
残留していた液体を液体除去パイプ6から除去す
ることができるため、好適となる。ケース1は、
上下に2個に分けて成形し、溶融接着により接合
することによつて一体とされている。
フイルター本体2は、壁面に多数の通孔9が設
けられた外筒部10と、壁面に多数の通孔11が
設けられた内筒部12と、外筒部10及び内筒部
12の端部に溶融接着された輪状部13と、外筒
部10及び内筒部12の他の端部に溶融接着され
た板状部14と、外筒部10及び内筒部12の間
に折り畳まれて充填された濾過シート15とから
成つている。内筒部12の両端部は肉薄とされ、
その外周面には複数個の凹部16が形成されてい
る。輪状部13の下面を加熱して部分的に溶融さ
せ、内筒部12の端部を輪状部13の内周に設け
た段部17に嵌め込むことにより、溶融物が凹部
16内に侵入して固化するため、内筒部12と輪
状部13との溶融接着強度を大きくすることがで
きる。また、板状部14の上面を加熱して部分的
に溶融させ、内筒部12の他の端部を板状部14
の溝18に嵌め込むことにより、溶融物が凹部1
6内に侵入して固化するため、内筒部12と板状
部14との溶融接着強度を大きくすることができ
る。第1図に示したフイルターに於ては、ケース
1の天井部に設けた突起部19と輪状部13の上
面とを摩擦溶融させることにより、突起部19と
輪状部13の上面とが溶融接着されている。
けられた外筒部10と、壁面に多数の通孔11が
設けられた内筒部12と、外筒部10及び内筒部
12の端部に溶融接着された輪状部13と、外筒
部10及び内筒部12の他の端部に溶融接着され
た板状部14と、外筒部10及び内筒部12の間
に折り畳まれて充填された濾過シート15とから
成つている。内筒部12の両端部は肉薄とされ、
その外周面には複数個の凹部16が形成されてい
る。輪状部13の下面を加熱して部分的に溶融さ
せ、内筒部12の端部を輪状部13の内周に設け
た段部17に嵌め込むことにより、溶融物が凹部
16内に侵入して固化するため、内筒部12と輪
状部13との溶融接着強度を大きくすることがで
きる。また、板状部14の上面を加熱して部分的
に溶融させ、内筒部12の他の端部を板状部14
の溝18に嵌め込むことにより、溶融物が凹部1
6内に侵入して固化するため、内筒部12と板状
部14との溶融接着強度を大きくすることができ
る。第1図に示したフイルターに於ては、ケース
1の天井部に設けた突起部19と輪状部13の上
面とを摩擦溶融させることにより、突起部19と
輪状部13の上面とが溶融接着されている。
第1図に示したフイルターでは内筒部12の外
周面の両端に複数個の凹部16を形成している
が、必要に応じて第2図に示したフイルターのよ
うに内筒部の外周面の一端にのみ複数個の凹部1
6を形成してもよい。
周面の両端に複数個の凹部16を形成している
が、必要に応じて第2図に示したフイルターのよ
うに内筒部の外周面の一端にのみ複数個の凹部1
6を形成してもよい。
第2図に示したフイルターは、第1図に示した
フイルターと同様にケース1と、該ケース1内に
設けられたフイルター本体2とによつて構成され
ているが、内筒部12の一端にのみ複数個の凹部
16が形成され、この端部が板状部14の上面に
設けられた段部20に嵌め込まれた状態で板状部
14と溶融接着されている。また、第2図に示た
フイルターに於ては、輪状部13の内周縁と内筒
部12の内周面に設けられた段部21との間に嵌
め込まれたシリコンゴム、スチレンブタジエンゴ
ム等よりなるOリング22が液体排出パイプ4の
端部に密接されることにより、フイルター本体2
がケース1に密接されている。
フイルターと同様にケース1と、該ケース1内に
設けられたフイルター本体2とによつて構成され
ているが、内筒部12の一端にのみ複数個の凹部
16が形成され、この端部が板状部14の上面に
設けられた段部20に嵌め込まれた状態で板状部
14と溶融接着されている。また、第2図に示た
フイルターに於ては、輪状部13の内周縁と内筒
部12の内周面に設けられた段部21との間に嵌
め込まれたシリコンゴム、スチレンブタジエンゴ
ム等よりなるOリング22が液体排出パイプ4の
端部に密接されることにより、フイルター本体2
がケース1に密接されている。
ケース1、外筒部10、内筒部12、輪状部1
3及び板状部14は、ポリエチレン、ポリプロピ
レン等の熱可塑性樹脂によつて成形することがで
きる。
3及び板状部14は、ポリエチレン、ポリプロピ
レン等の熱可塑性樹脂によつて成形することがで
きる。
本考案に係わるフイルターは、微細な粒子が分
散している液体を液体導入パイプ3から圧入させ
ると、外筒部10、濾過シート15及び内筒部1
2を通つて微細な粒子を除去した液体を液体排出
パイプ4から排出させることができるため、IC
洗浄水の濾過等に好適に使用することができる。
散している液体を液体導入パイプ3から圧入させ
ると、外筒部10、濾過シート15及び内筒部1
2を通つて微細な粒子を除去した液体を液体排出
パイプ4から排出させることができるため、IC
洗浄水の濾過等に好適に使用することができる。
第1図並びに第2図はそれぞれ本考案に係わる
フイルターの一例を示した断面図並びに第3図は
本考案に係わるフイルターに於ける内筒部の一例
を示した部分斜視図である。 1……ケース、2……フイルター本体、3……
液体導入パイプ、4……液体排出パイプ、9,1
1……通孔、10……外筒部、12……内筒部、
13……輪状部、14……板状部、15……濾過
シート、16……凹部。
フイルターの一例を示した断面図並びに第3図は
本考案に係わるフイルターに於ける内筒部の一例
を示した部分斜視図である。 1……ケース、2……フイルター本体、3……
液体導入パイプ、4……液体排出パイプ、9,1
1……通孔、10……外筒部、12……内筒部、
13……輪状部、14……板状部、15……濾過
シート、16……凹部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ケースと、該ケース内に設けられたフイルター
本体とによつて構成され、 ケースが液体導入パイプと、液体排出パイプと
を有し、 フイルター本体が壁面に多数の通孔が設けられ
た外筒部と、壁面に多数の通孔が設けられた内筒
部と、外筒部及び内筒部の端部に溶融接着された
輪状部と、外筒部及び内筒部の他の端部に溶融接
着された板状部と、外筒部及び内筒部の間に折り
畳まれて充填された濾過シートとから成り、 内筒部の少なくとも一端が輪状部または板状部
に嵌め込まれた状態で溶融接着され、且つ輪状部
または板状部に嵌め込まれた内筒部の外周面に複
数個の凹部が形成されていることを特徴とするフ
イルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6666184U JPS60179306U (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | フイルタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6666184U JPS60179306U (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | フイルタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60179306U JPS60179306U (ja) | 1985-11-28 |
JPH029852Y2 true JPH029852Y2 (ja) | 1990-03-12 |
Family
ID=30599773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6666184U Granted JPS60179306U (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | フイルタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60179306U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5931410B2 (ja) * | 1980-04-18 | 1984-08-02 | 株式会社 共栄精工 | プレス金型の支承装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50155374U (ja) * | 1974-06-12 | 1975-12-23 | ||
JPS5931410U (ja) * | 1982-08-25 | 1984-02-27 | 株式会社土屋製作所 | 薬液用フイルタの濾過エレメント |
-
1984
- 1984-05-08 JP JP6666184U patent/JPS60179306U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5931410B2 (ja) * | 1980-04-18 | 1984-08-02 | 株式会社 共栄精工 | プレス金型の支承装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60179306U (ja) | 1985-11-28 |
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