JPH0298525A - 殺菌装置及びその殺菌方法 - Google Patents
殺菌装置及びその殺菌方法Info
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- JPH0298525A JPH0298525A JP24666688A JP24666688A JPH0298525A JP H0298525 A JPH0298525 A JP H0298525A JP 24666688 A JP24666688 A JP 24666688A JP 24666688 A JP24666688 A JP 24666688A JP H0298525 A JPH0298525 A JP H0298525A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、例えばゲーベルトップ型と称される牛乳ある
いはジュース類を収容する紙製容器用等の筒状ブランク
を殺菌する殺菌装置及びこの殺菌装置の初期殺菌方法に
関する。
いはジュース類を収容する紙製容器用等の筒状ブランク
を殺菌する殺菌装置及びこの殺菌装置の初期殺菌方法に
関する。
[従来の技術]
第7図はゲーベルトツブ型の紙製飲料容器1を示す。こ
の容器1を製造する場合は、第5図に示すように両端が
開口した一定長の筒状ブランク4を殺菌した後、加熱、
仮折り、シール工程を経て第6図に示すように底部2を
平底状に成形する。
の容器1を製造する場合は、第5図に示すように両端が
開口した一定長の筒状ブランク4を殺菌した後、加熱、
仮折り、シール工程を経て第6図に示すように底部2を
平底状に成形する。
この後、所要の飲料を充填し、第7図に示すように上部
3を切り1状に形成し、容器1を完成させる。
3を切り1状に形成し、容器1を完成させる。
この容器の殺菌工程は、一般に、開いた状態のブランク
の内周面及び外周面に殺菌剤として過酸化水素溶液を噴
霧し、この後、熱風乾燥することにより行なわれている
。更に、ブランクの底部を平底状に成形した後、チェー
ン上を搬送する間に殺菌液を噴霧し、熱風乾燥すること
も行われている。
の内周面及び外周面に殺菌剤として過酸化水素溶液を噴
霧し、この後、熱風乾燥することにより行なわれている
。更に、ブランクの底部を平底状に成形した後、チェー
ン上を搬送する間に殺菌液を噴霧し、熱風乾燥すること
も行われている。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、殺菌液の噴霧による殺菌は、殺菌液の噴霧か不
均一となり、あるいは、その噴霧量が不十分となる恐れ
があり、この場合には殺菌不良を生じる。一方、殺菌液
中にブランク全体を浸漬すると、殺菌不良の恐れは解消
されるが、その後の熱風乾燥による殺菌剤の除去が困難
で、容器内面に殺菌剤が残留する恐れがある。更に、こ
のようなブランクを殺菌する殺菌装置は、始動前に予め
殺菌を完了し、作動当初からブランクの殺菌不良を生じ
ないことが望ましい。
均一となり、あるいは、その噴霧量が不十分となる恐れ
があり、この場合には殺菌不良を生じる。一方、殺菌液
中にブランク全体を浸漬すると、殺菌不良の恐れは解消
されるが、その後の熱風乾燥による殺菌剤の除去が困難
で、容器内面に殺菌剤が残留する恐れがある。更に、こ
のようなブランクを殺菌する殺菌装置は、始動前に予め
殺菌を完了し、作動当初からブランクの殺菌不良を生じ
ないことが望ましい。
本発明は一1二述に鑑みてなされたもので、ブランクを
完全に殺菌し、このブランクから、殺菌剤を効率よく除
去できる殺菌装置及びこの初期殺菌方法を提供すること
を目的とする。
完全に殺菌し、このブランクから、殺菌剤を効率よく除
去できる殺菌装置及びこの初期殺菌方法を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明による殺菌装置は、飲料容器の中空ブランクを殺
菌槽中に順次循環させる殺菌ステーションと、この殺菌
槽で殺菌されたブランクを受取るマンドレルを有し、熱
風乾燥ステーションに移送すると共に、前記マンドレル
の先端に形成した殺菌剤除去ノズルからブランク内面に
無菌空気を吹付け、殺菌剤を除去する殺菌剤除去ステー
ションとを具備する殺菌装置であって、前記殺菌剤除去
ノズルに無菌空気を供給する無菌空気供給管路と、この
無菌空気供給管路に接続される殺菌剤タンクを有し、こ
の無菌空気供給回路をρノ期殺菌する殺菌剤供給管路と
、この殺菌剤タンクの出口側に接続され、殺菌剤で殺菌
された無菌空気供給管路を洗浄する無菌水供給管路とを
備えることを特徴とする。
菌槽中に順次循環させる殺菌ステーションと、この殺菌
槽で殺菌されたブランクを受取るマンドレルを有し、熱
風乾燥ステーションに移送すると共に、前記マンドレル
の先端に形成した殺菌剤除去ノズルからブランク内面に
無菌空気を吹付け、殺菌剤を除去する殺菌剤除去ステー
ションとを具備する殺菌装置であって、前記殺菌剤除去
ノズルに無菌空気を供給する無菌空気供給管路と、この
無菌空気供給管路に接続される殺菌剤タンクを有し、こ
の無菌空気供給回路をρノ期殺菌する殺菌剤供給管路と
、この殺菌剤タンクの出口側に接続され、殺菌剤で殺菌
された無菌空気供給管路を洗浄する無菌水供給管路とを
備えることを特徴とする。
この殺菌装置は、無菌水で洗浄された無菌空気供給管路
を乾燥する蒸気管路を備えることが好ましい。
を乾燥する蒸気管路を備えることが好ましい。
更に本発明によれば、飲料容器の中空ブランクを殺菌槽
中に順次循環させる殺菌ステーションと、この殺菌槽で
殺菌されたブランクを受取るマンドレルを有し、熱風乾
燥ステーションに移送すると共に、前記マンドレルの先
端に形成した殺菌剤除去ノズルからブランク内面に無菌
空気を吹付け、殺菌剤を除去する殺菌剤除去ステーショ
ンとを具備する殺菌装置の初期殺菌方法であって、前記
ノズルに無菌空気を供給する無菌空気供給管路に、殺菌
剤を圧送し、この後、殺菌剤で殺菌された無菌空気供給
管路を無菌水で洗浄することを特徴とする初期殺菌方法
が提供される。
中に順次循環させる殺菌ステーションと、この殺菌槽で
殺菌されたブランクを受取るマンドレルを有し、熱風乾
燥ステーションに移送すると共に、前記マンドレルの先
端に形成した殺菌剤除去ノズルからブランク内面に無菌
空気を吹付け、殺菌剤を除去する殺菌剤除去ステーショ
ンとを具備する殺菌装置の初期殺菌方法であって、前記
ノズルに無菌空気を供給する無菌空気供給管路に、殺菌
剤を圧送し、この後、殺菌剤で殺菌された無菌空気供給
管路を無菌水で洗浄することを特徴とする初期殺菌方法
が提供される。
[作用]
本発明によると、中空状ブランクは殺菌ステジョンにお
いて、その全体が殺菌槽に浸漬される。
いて、その全体が殺菌槽に浸漬される。
この後、殺菌剤除去ステーションで、マンドレルの先端
部に設けられた殺菌剤除去ノズルがブランクの内面に無
菌空気を吹き付けすることにより、熱風乾燥ステーショ
ンに移送する前に殺菌剤をブランクから吹飛ばす。熱風
乾燥ステーション−Cは、ブランク全体か熱風乾燥され
、殺菌剤も除去される。
部に設けられた殺菌剤除去ノズルがブランクの内面に無
菌空気を吹き付けすることにより、熱風乾燥ステーショ
ンに移送する前に殺菌剤をブランクから吹飛ばす。熱風
乾燥ステーション−Cは、ブランク全体か熱風乾燥され
、殺菌剤も除去される。
殺菌剤除去ノズルに無菌空気を供給する無菌空気供給管
路は、ブランクに殺菌を開始する前に、殺菌剤タンクか
ら送られる殺菌剤で初期殺菌され、更に、無菌水供給管
路からの無菌水でこの殺菌剤を洗浄される。このため、
殺菌装置の始動時には、無菌空気供給管路及び殺菌剤除
去ノズルを完全に殺菌しかつ洗浄しておくことかでき、
始動当初のブランク汚染か防Iしてきる。また、この無
菌空気供給管路及び殺菌剤除去ノズルを蒸気で乾燥した
場合には、この管路内に無菌水か残留せず、殺菌剤除去
ノズルから無菌空気供給管路中の残留水が噴出すること
を防1トでき、始動当用からブランクを効率よく殺菌し
かつ乾燥することかできる。
路は、ブランクに殺菌を開始する前に、殺菌剤タンクか
ら送られる殺菌剤で初期殺菌され、更に、無菌水供給管
路からの無菌水でこの殺菌剤を洗浄される。このため、
殺菌装置の始動時には、無菌空気供給管路及び殺菌剤除
去ノズルを完全に殺菌しかつ洗浄しておくことかでき、
始動当初のブランク汚染か防Iしてきる。また、この無
菌空気供給管路及び殺菌剤除去ノズルを蒸気で乾燥した
場合には、この管路内に無菌水か残留せず、殺菌剤除去
ノズルから無菌空気供給管路中の残留水が噴出すること
を防1トでき、始動当用からブランクを効率よく殺菌し
かつ乾燥することかできる。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
[実施例]
第1図及び第2図は本発明の実施例による殺菌装置5を
示し、この殺菌装置は例えばI−記第7図に示ずゲーベ
ル!・ツブ型8器1を充填包装するアセブチイック充填
包装機に用いられるものである。
示し、この殺菌装置は例えばI−記第7図に示ずゲーベ
ル!・ツブ型8器1を充填包装するアセブチイック充填
包装機に用いられるものである。
殺菌装置5は全体か無菌チャンバに収容され、図の右/
、の供給ステージ」ン6から両端を開口した中空角柱状
のブランク4が供給される。このブランク4は殺菌ステ
ーション7−c殺菌された後、洗浄ステーション8で洗
浄され、殺菌剤除去ステジョン9で殺菌剤を吹き飛ばさ
れ、最後に熱風乾燥ステーション10で乾燥されて排出
ステーション11から次の11程に搬出される。この無
菌チャンバ内には、複数個のチャンバ殺菌ノズル32が
設けられており、このチャンバ殺菌ノズル32から噴霧
される殺菌剤でその作動前に予め殺菌しておくことがで
きる。
、の供給ステージ」ン6から両端を開口した中空角柱状
のブランク4が供給される。このブランク4は殺菌ステ
ーション7−c殺菌された後、洗浄ステーション8で洗
浄され、殺菌剤除去ステジョン9で殺菌剤を吹き飛ばさ
れ、最後に熱風乾燥ステーション10で乾燥されて排出
ステーション11から次の11程に搬出される。この無
菌チャンバ内には、複数個のチャンバ殺菌ノズル32が
設けられており、このチャンバ殺菌ノズル32から噴霧
される殺菌剤でその作動前に予め殺菌しておくことがで
きる。
この殺菌装置の供給ステーション6では、ブランク4が
偏平に折畳まれた状態で載置されており、この偏平状態
のブランク4を吸盤で順次引出し、て中空の角柱状に形
成する。第2図には、この吸盤を作動するエアシリンダ
24を図式的に示しである。そして、中空角柱状のブラ
ンク4は横h°向に爪を突設した横送りチェーン25a
で殺菌ステジョン7に送られる。
偏平に折畳まれた状態で載置されており、この偏平状態
のブランク4を吸盤で順次引出し、て中空の角柱状に形
成する。第2図には、この吸盤を作動するエアシリンダ
24を図式的に示しである。そして、中空角柱状のブラ
ンク4は横h°向に爪を突設した横送りチェーン25a
で殺菌ステジョン7に送られる。
殺菌ステーション7には、例えば80 ’C程度に加熱
された35重量%の過酸化水素水を殺菌剤として収容し
た殺菌槽]2が下方に設けられており、この殺菌槽12
中を、無端状の循環装置17によりブランク4か横方向
に保持されて循環される。
された35重量%の過酸化水素水を殺菌剤として収容し
た殺菌槽]2が下方に設けられており、この殺菌槽12
中を、無端状の循環装置17によりブランク4か横方向
に保持されて循環される。
この循環装置17は、例えば複数のリンクプレトを無端
状に連結した2本の平行なチェーン状に形成され、その
走行面の外側には所定間隔で保持部祠か取付けられてい
る。この保持部祠はブランクを横方向に挿脱できるもの
であれば適宜のものでよく、この殺菌槽中を水(1乙方
向に対して僅かに傾斜させて循環できることか好ましい
。
状に連結した2本の平行なチェーン状に形成され、その
走行面の外側には所定間隔で保持部祠か取付けられてい
る。この保持部祠はブランクを横方向に挿脱できるもの
であれば適宜のものでよく、この殺菌槽中を水(1乙方
向に対して僅かに傾斜させて循環できることか好ましい
。
そして、この循環装置]7が殺菌iff 12の−1−
側の駆動軸22に装着された適宜の駆動スプロケット]
6により第1図に矢印で示すツノ°向に間欠的に回転さ
れると、ブランク4は順次殺菌槽12に浸漬され、この
殺菌槽から引き上げられる。ブランク4の両端か開口し
かつ水平軸に対して傾斜した状態で殺菌槽12中に浸漬
されると、殺菌剤がブランク4の内面まで完全に行き渡
り、気泡等の何台による殺菌むらも生じないうえ、殺菌
剤がブランク内部から流れ落ち、内部の残量か少なくな
る。
側の駆動軸22に装着された適宜の駆動スプロケット]
6により第1図に矢印で示すツノ°向に間欠的に回転さ
れると、ブランク4は順次殺菌槽12に浸漬され、この
殺菌槽から引き上げられる。ブランク4の両端か開口し
かつ水平軸に対して傾斜した状態で殺菌槽12中に浸漬
されると、殺菌剤がブランク4の内面まで完全に行き渡
り、気泡等の何台による殺菌むらも生じないうえ、殺菌
剤がブランク内部から流れ落ち、内部の残量か少なくな
る。
殺菌を終えたブランク4は横送りチェーン25b、25
cにより、固設の案内レール21を通って洗浄ステーシ
ョン8に送られる。
cにより、固設の案内レール21を通って洗浄ステーシ
ョン8に送られる。
第1図及び第2図に示すように、洗浄ステーション8に
は洗浄液を収容した洗浄槽13が配置されており、上記
殺菌ステーション7における場合と同様に保持部材によ
りブランク4を傾斜して保持する循環装置17が、駆動
軸22及びスプロケット16により間欠的に回転される
と、この洗浄槽13にブランク4が順次浸漬され、これ
から引−1ユげられ、表面に付着した殺菌剤が洗浄液と
共に流れ落ちる。
は洗浄液を収容した洗浄槽13が配置されており、上記
殺菌ステーション7における場合と同様に保持部材によ
りブランク4を傾斜して保持する循環装置17が、駆動
軸22及びスプロケット16により間欠的に回転される
と、この洗浄槽13にブランク4が順次浸漬され、これ
から引−1ユげられ、表面に付着した殺菌剤が洗浄液と
共に流れ落ちる。
洗浄槽13内には、無菌フィルタによって完全に無菌化
された無菌水が洗浄剤として一定は収容される。この無
菌水は殺菌剤の除去をより完全にするために、60℃以
上80℃程瓜に保持してもよい。
された無菌水が洗浄剤として一定は収容される。この無
菌水は殺菌剤の除去をより完全にするために、60℃以
上80℃程瓜に保持してもよい。
洗浄ステーション8で殺菌剤を洗浄されたブランク4は
、この循環装置17の停止1ユ中に横送りチェーン25
dにより殺菌剤除去ステーション9に送られる。この洗
浄ステーション8におけるブランクの人口と出口は高さ
を変えて配til L、殺菌剤が後のステーションに混
入するのを防止するのが好ましい。また、この横送りチ
ェーン25dに無菌水を噴出する無菌水ノズル31を所
要箇所に設け、横送りチェーンに付着した殺菌剤を洗い
落とし、以後のステーションに殺菌剤を搬入しないよう
にすることが好ましい。
、この循環装置17の停止1ユ中に横送りチェーン25
dにより殺菌剤除去ステーション9に送られる。この洗
浄ステーション8におけるブランクの人口と出口は高さ
を変えて配til L、殺菌剤が後のステーションに混
入するのを防止するのが好ましい。また、この横送りチ
ェーン25dに無菌水を噴出する無菌水ノズル31を所
要箇所に設け、横送りチェーンに付着した殺菌剤を洗い
落とし、以後のステーションに殺菌剤を搬入しないよう
にすることが好ましい。
この殺菌剤除去ステーション9には、第1図及び第2図
に示すように、ブランク4が外嵌される4本のマンドレ
ル18を等間隔で放射状に配置してあり、このマンドレ
ルは洗浄ステーション8の循環装置17の下方走行面に
・l也行な・1面に沿ってこの循環装置に同期して間欠
的に旋回する。この停止位置では、マンドレル18が傾
斜して、その先端部を洗浄ステーション8の出口側に整
合させ、ブランク4の装着を容易としである。
に示すように、ブランク4が外嵌される4本のマンドレ
ル18を等間隔で放射状に配置してあり、このマンドレ
ルは洗浄ステーション8の循環装置17の下方走行面に
・l也行な・1面に沿ってこの循環装置に同期して間欠
的に旋回する。この停止位置では、マンドレル18が傾
斜して、その先端部を洗浄ステーション8の出口側に整
合させ、ブランク4の装着を容易としである。
第3図に詳細に示すように、マンドレル18は矩形の先
端部28をHし、この先端部から外嵌されるブランク4
は周部の案内レール26で保持される。そして、この先
端部28の外周には殺菌剤除去ノズル18aが連続的に
開口しており、横送りチェーン25dの爪23に連行さ
れてブランク4がマンドレル18に外嵌される際、案内
通路28aを介して供給された空気が殺菌剤除去ノズル
18aから噴出され、殺菌剤をブランク内面から吹飛ば
す。
端部28をHし、この先端部から外嵌されるブランク4
は周部の案内レール26で保持される。そして、この先
端部28の外周には殺菌剤除去ノズル18aが連続的に
開口しており、横送りチェーン25dの爪23に連行さ
れてブランク4がマンドレル18に外嵌される際、案内
通路28aを介して供給された空気が殺菌剤除去ノズル
18aから噴出され、殺菌剤をブランク内面から吹飛ば
す。
更に、本実施例では、第1図に示すように殺菌ステーシ
ョン7と洗浄ステーションとの間に、ブランク4の外面
に無菌空気を吹付け、ブランク外面に付着した殺菌剤を
吹飛ばすノズル装置19を設けである。更に、このノズ
ル装置19は洗浄ステーション8と殺菌剤除去ステーシ
ョン9との間にも設けてもよい。
ョン7と洗浄ステーションとの間に、ブランク4の外面
に無菌空気を吹付け、ブランク外面に付着した殺菌剤を
吹飛ばすノズル装置19を設けである。更に、このノズ
ル装置19は洗浄ステーション8と殺菌剤除去ステーシ
ョン9との間にも設けてもよい。
このノズル装置19は第3図に示すように、横送りチェ
ーンの邪魔にならないように一側を開口させた三面ノズ
ル19aと、この開口側に配置された一面ノズル19b
とを備え、これらのノズル19a、19bはそれぞれ支
柱29a、29bにより所定位置に固定される。ブラン
ク4を横送りチェーン25C,25dで移送する間に、
案内通路39a、39bを介して供給された無菌空気を
、ノズル19a、10bの内面に連続的に開口させたノ
ズル口27a、27bから吹付け、ブランクの外面から
殺菌剤を除去する。
ーンの邪魔にならないように一側を開口させた三面ノズ
ル19aと、この開口側に配置された一面ノズル19b
とを備え、これらのノズル19a、19bはそれぞれ支
柱29a、29bにより所定位置に固定される。ブラン
ク4を横送りチェーン25C,25dで移送する間に、
案内通路39a、39bを介して供給された無菌空気を
、ノズル19a、10bの内面に連続的に開口させたノ
ズル口27a、27bから吹付け、ブランクの外面から
殺菌剤を除去する。
ノズル装置19で外面の殺菌剤を除去され、殺菌剤除去
ステーション9で内面の殺菌剤を除去されたブランク4
は横送りチェーン25eにより熱風乾燥ステーション1
0に送られる。
ステーション9で内面の殺菌剤を除去されたブランク4
は横送りチェーン25eにより熱風乾燥ステーション1
0に送られる。
この熱風乾燥ステーション10は、殺菌ステジョン7及
び洗浄ステーション8と同様な循環装置17により、熱
風乾燥槽14中でブランク4を循環し、供給管20から
送られる熱風を循環装置17の走行路に沿って配置した
熱風ノズル15からIIS出して乾燥する。この乾燥槽
14内には槽内空気に含まれる過酸化水素量を検出する
適宜の検出装置を設けてあり、殺菌剤除去ステーション
9までに殺菌剤が効率よく除去されているか否かを確認
することができる。
び洗浄ステーション8と同様な循環装置17により、熱
風乾燥槽14中でブランク4を循環し、供給管20から
送られる熱風を循環装置17の走行路に沿って配置した
熱風ノズル15からIIS出して乾燥する。この乾燥槽
14内には槽内空気に含まれる過酸化水素量を検出する
適宜の検出装置を設けてあり、殺菌剤除去ステーション
9までに殺菌剤が効率よく除去されているか否かを確認
することができる。
この熱風乾燥ステーション10では、乾燥槽14中を循
環する循環装置17はブランク4を水・1凡に保持して
循環するようにしてもよく、また、第2図に示すように
乾燥槽14の他に乾燥槽14aを併置した2槽式として
もよい。この2槽式とする場合は、各乾燥槽の熱風ノズ
ル15をそれぞれ逆方向に配置するのが好ましい。
環する循環装置17はブランク4を水・1凡に保持して
循環するようにしてもよく、また、第2図に示すように
乾燥槽14の他に乾燥槽14aを併置した2槽式として
もよい。この2槽式とする場合は、各乾燥槽の熱風ノズ
ル15をそれぞれ逆方向に配置するのが好ましい。
そして、乾燥を終えたブランク4は横送りチェノ25f
、25gによりブランク排出ステーション11から次の
工程に搬出される。
、25gによりブランク排出ステーション11から次の
工程に搬出される。
上記殺菌ステーション7、洗浄ステーション8及び乾燥
ステーションの循環装置17は駆動軸22で間欠的に回
転され、殺菌剤除去ステーション9のマンドレル18及
び各横送りチェーンをこれに同期して駆動することによ
り谷ステーションにおけるブランク4の受は渡しか滑ら
かに11われる。
ステーションの循環装置17は駆動軸22で間欠的に回
転され、殺菌剤除去ステーション9のマンドレル18及
び各横送りチェーンをこれに同期して駆動することによ
り谷ステーションにおけるブランク4の受は渡しか滑ら
かに11われる。
上記殺菌装置5によりブランク4を殺菌する場合には、
この殺菌装置の無菌チャンバ及び各ノズルに無菌空気を
供給する上路等をrめ殺菌しておく。
この殺菌装置の無菌チャンバ及び各ノズルに無菌空気を
供給する上路等をrめ殺菌しておく。
すなわち、第4図に示すように、ノズル18a。
19a、19bにそれぞれ無菌空気を供給する案内通路
28a、39a、39bは無菌空気マニホルド40に連
通されている。この無菌空気マニホルドは無菌空気フィ
ルタ52a、52bを介挿した無菌空気供給管路51に
接続され、更に例えば過酸化水素水を収容する殺菌剤タ
ンク35から延設される殺菌剤供給管路60にも接続さ
れている。
28a、39a、39bは無菌空気マニホルド40に連
通されている。この無菌空気マニホルドは無菌空気フィ
ルタ52a、52bを介挿した無菌空気供給管路51に
接続され、更に例えば過酸化水素水を収容する殺菌剤タ
ンク35から延設される殺菌剤供給管路60にも接続さ
れている。
この無菌空気マニホルド40からは更にチャンバ殺菌ノ
ズル32を有するチャンバ殺菌回路43に無菌空気を供
給し、殺菌剤タンク35から殺菌剤供給管路60を介し
て圧送される殺菌剤を霧化して無菌チャンバ内の全体を
殺菌できるようになっている。
ズル32を有するチャンバ殺菌回路43に無菌空気を供
給し、殺菌剤タンク35から殺菌剤供給管路60を介し
て圧送される殺菌剤を霧化して無菌チャンバ内の全体を
殺菌できるようになっている。
I−記チェーン制滑ノズル31を有するチェーン潤滑回
路42には、無菌水作成フィルタ55を介挿した無菌水
供給管路54が接続されており、このチェーン潤滑回路
42と=lIi列にチャンバ洗浄回路41が接続され、
これらのチャンバ殺菌回路42及びチャンバ洗浄回路4
1も上記殺菌剤供給管路60に接続されている。このチ
ャンバ洗浄口路は、上記殺菌槽12、洗浄槽、及び、乾
燥槽14.143である各チャンバに適宜設置したチャ
ンバ洗浄ノズル30を備え、ブランクの殺菌終了後に各
槽すなわちチャンバを洗浄するだめのものである。
路42には、無菌水作成フィルタ55を介挿した無菌水
供給管路54が接続されており、このチェーン潤滑回路
42と=lIi列にチャンバ洗浄回路41が接続され、
これらのチャンバ殺菌回路42及びチャンバ洗浄回路4
1も上記殺菌剤供給管路60に接続されている。このチ
ャンバ洗浄口路は、上記殺菌槽12、洗浄槽、及び、乾
燥槽14.143である各チャンバに適宜設置したチャ
ンバ洗浄ノズル30を備え、ブランクの殺菌終了後に各
槽すなわちチャンバを洗浄するだめのものである。
これらの無菌空気供給管路5]及び無菌水供給管路54
は更にフィルタ59を介挿した1−記管路57に接続さ
れている。
は更にフィルタ59を介挿した1−記管路57に接続さ
れている。
上記殺菌装置5の作動前の初期殺菌は次のようにして行
う。
う。
先ず、無菌水供給管路54のフィルタ55の前後の制御
弁56a、56b、及び、無菌空気供給管路51のフィ
ルタ52aの前後の制御弁53a。
弁56a、56b、及び、無菌空気供給管路51のフィ
ルタ52aの前後の制御弁53a。
53bを閉じ、各フィルタのバイパス弁53c。
56cを開いておく。蒸気管路の制御弁58a58bを
開くと、フィルタ52a、55が蒸気で殺菌される。ま
た、制御弁53cを介して無菌空気供給管路51から殺
菌剤タンク35に加圧空気を供給すると、このタンク内
が加圧される。このときに、殺菌剤供給管路60の制御
弁61a。
開くと、フィルタ52a、55が蒸気で殺菌される。ま
た、制御弁53cを介して無菌空気供給管路51から殺
菌剤タンク35に加圧空気を供給すると、このタンク内
が加圧される。このときに、殺菌剤供給管路60の制御
弁61a。
6]b、61.Cを開き、チャンバ洗浄回路41の入口
制御弁56d及びチェーン潤滑回路42の入口制御弁5
6cを開くと、案内通路28a39a、39bと、チャ
ンバ洗浄回路41と、チェーン潤滑回路42と、チャン
バ殺菌回路43とが殺菌剤により殺菌される。この場合
には、蒸気管路57と殺菌剤供給管路60との連絡弁6
1dは閉じておく。
制御弁56d及びチェーン潤滑回路42の入口制御弁5
6cを開くと、案内通路28a39a、39bと、チャ
ンバ洗浄回路41と、チェーン潤滑回路42と、チャン
バ殺菌回路43とが殺菌剤により殺菌される。この場合
には、蒸気管路57と殺菌剤供給管路60との連絡弁6
1dは閉じておく。
次に、蒸気管路57の制御弁58aと殺菌剤供給管路の
制御弁61. aを閉じ、フィル55の前後の制御弁5
6a、56bを開いて、無菌水供給管路54に水を圧送
すると、フィルタ55で無菌化された無菌水がチャンバ
洗浄回路41とチェーン潤滑回路42に供給され、更に
殺菌剤供給管路60を介してマニホルド40に供給され
、殺菌剤が全て洗い流される。この後、無菌水供給管路
の制御弁56bを閉じ、連絡弁61dを開いて、蒸気に
路57から蒸気を供給すると、殺菌剤を洗浄された無菌
空気供給上路51と殺菌剤供給管路60と無菌水供給管
路54及びこれらの各回路が蒸気乾燥される。更に、こ
の後に無菌空気供給管路の制御弁53a、53bを開き
かつ無菌水供給管路の制御弁56b及び連絡弁61dを
閉じ、無菌空気を供給することにより内部に蒸気のドレ
ンが滞留するのを防止できる。
制御弁61. aを閉じ、フィル55の前後の制御弁5
6a、56bを開いて、無菌水供給管路54に水を圧送
すると、フィルタ55で無菌化された無菌水がチャンバ
洗浄回路41とチェーン潤滑回路42に供給され、更に
殺菌剤供給管路60を介してマニホルド40に供給され
、殺菌剤が全て洗い流される。この後、無菌水供給管路
の制御弁56bを閉じ、連絡弁61dを開いて、蒸気に
路57から蒸気を供給すると、殺菌剤を洗浄された無菌
空気供給上路51と殺菌剤供給管路60と無菌水供給管
路54及びこれらの各回路が蒸気乾燥される。更に、こ
の後に無菌空気供給管路の制御弁53a、53bを開き
かつ無菌水供給管路の制御弁56b及び連絡弁61dを
閉じ、無菌空気を供給することにより内部に蒸気のドレ
ンが滞留するのを防止できる。
このように各管路を殺菌乾燥した後、殺菌剤供給管路の
制御弁61b、61Cを閉じ、タンク出口の制御弁61
aを開いて、無菌空気供給管路51から制御弁53cを
介してタンク35に空気を圧送し、同時に、無菌空気供
給管路の制御弁53a、53bを開く。これにより、チ
ャンバ殺菌回路43のチャンバ殺菌ノズル32には、殺
菌剤と無菌空気との双方が所定圧で供給され、無菌チャ
ンバ内に殺菌剤を噴霧され、完全に殺菌される。無菌チ
ャンバを殺菌した後は、制御弁53C161aを閉じ、
マニホルド40から無菌空気を供給してこのチャンバ殺
菌ノズル32内に殺菌剤が残留しないようにすることが
好ましい。
制御弁61b、61Cを閉じ、タンク出口の制御弁61
aを開いて、無菌空気供給管路51から制御弁53cを
介してタンク35に空気を圧送し、同時に、無菌空気供
給管路の制御弁53a、53bを開く。これにより、チ
ャンバ殺菌回路43のチャンバ殺菌ノズル32には、殺
菌剤と無菌空気との双方が所定圧で供給され、無菌チャ
ンバ内に殺菌剤を噴霧され、完全に殺菌される。無菌チ
ャンバを殺菌した後は、制御弁53C161aを閉じ、
マニホルド40から無菌空気を供給してこのチャンバ殺
菌ノズル32内に殺菌剤が残留しないようにすることが
好ましい。
上記のように初期殺菌した殺菌装置5をによると、殺菌
ステーション7の殺菌槽12中を循環装置つ 置17で浸漬されたブランク4は、全体が完全に殺菌さ
れる。この後、ノズル装置19により外面の殺菌剤を除
去しつつ、横送りチェーン25bにより洗浄ステーショ
ン8に送り出され、この洗浄ステーション8ではブラン
ク4が傾斜されて洗浄槽13中を循環される間にこの表
面に付着した殺菌剤が洗い落とされる。更に、洗浄ステ
ーション8からは、ノズル装置19により外面の水滴を
除去されつつ横送りチェーン25dにより殺菌剤除去ス
テーション9に送り出される。この移送ステーション9
では、ブランク4がマンドレル18に先端部28から装
着される間にノズル18aからの無菌空気を内面に吹き
付けられ、ブランク内面の水滴も完全に除去される。こ
のマンドレル17は水を軸に対して作かに傾斜して停止
トするため、噴出される空気の作用と共に重力の作用に
より水滴が完全に除去される。
ステーション7の殺菌槽12中を循環装置つ 置17で浸漬されたブランク4は、全体が完全に殺菌さ
れる。この後、ノズル装置19により外面の殺菌剤を除
去しつつ、横送りチェーン25bにより洗浄ステーショ
ン8に送り出され、この洗浄ステーション8ではブラン
ク4が傾斜されて洗浄槽13中を循環される間にこの表
面に付着した殺菌剤が洗い落とされる。更に、洗浄ステ
ーション8からは、ノズル装置19により外面の水滴を
除去されつつ横送りチェーン25dにより殺菌剤除去ス
テーション9に送り出される。この移送ステーション9
では、ブランク4がマンドレル18に先端部28から装
着される間にノズル18aからの無菌空気を内面に吹き
付けられ、ブランク内面の水滴も完全に除去される。こ
のマンドレル17は水を軸に対して作かに傾斜して停止
トするため、噴出される空気の作用と共に重力の作用に
より水滴が完全に除去される。
乾燥ステーション10では、ブランク4の水滴が除去さ
れているため、熱風ノズル15からの熱風により迅速に
乾燥される。これにより、例えば過酸化水素水である殺
菌剤は完全に除去され、飲物を充填することができる。
れているため、熱風ノズル15からの熱風により迅速に
乾燥される。これにより、例えば過酸化水素水である殺
菌剤は完全に除去され、飲物を充填することができる。
運転終了後は、第4図に示す制御弁56dを開いてチャ
ンバ洗浄回路41から各チャンバ洗浄ノズル30に無菌
水を供給し、各ステーションのチャンバを洗浄する。
ンバ洗浄回路41から各チャンバ洗浄ノズル30に無菌
水を供給し、各ステーションのチャンバを洗浄する。
この殺菌装置は、無菌チャンバ内がpめ殺菌され、史に
無菌空気供給管路が殺菌剤による殺菌の後に無菌水で洗
浄され、この後に蒸気乾燥されているため、管路内に殺
菌剤及び無菌水が残留せず、始動時に無菌雰囲気を汚染
することがなく、より効率よくブランクの殺菌及び乾燥
を行うことができる。
無菌空気供給管路が殺菌剤による殺菌の後に無菌水で洗
浄され、この後に蒸気乾燥されているため、管路内に殺
菌剤及び無菌水が残留せず、始動時に無菌雰囲気を汚染
することがなく、より効率よくブランクの殺菌及び乾燥
を行うことができる。
この殺菌装置によりブランクを実際に殺菌し飲料容器を
作製する実験を行ったところ、殺菌剤として用いた過酸
化水素水の残留は容量1リツトルの容器当り1Oppb
以下の値となった。
作製する実験を行ったところ、殺菌剤として用いた過酸
化水素水の残留は容量1リツトルの容器当り1Oppb
以下の値となった。
以上明らかなように、本発明によれば殺菌槽に浸漬する
ことによりブランク全体を完全に殺菌でき、この殺菌剤
を洗浄ステーション及び殺菌剤除去ステーションで殺菌
剤が除去され、始動当初から無菌雰囲気中でブランクを
完全に殺菌し、このブランクから、殺菌剤を効率よく除
去することができる。
ことによりブランク全体を完全に殺菌でき、この殺菌剤
を洗浄ステーション及び殺菌剤除去ステーションで殺菌
剤が除去され、始動当初から無菌雰囲気中でブランクを
完全に殺菌し、このブランクから、殺菌剤を効率よく除
去することができる。
第1図は本発明の実施例による殺菌装置の全体を示す説
明図、第2図は殺菌装置の配置例を示す断面図、第3図
は殺菌剤除去ステーションを示す説明図、第4図は無菌
水及び無菌空気の配管図である。第5図乃至第7図は本
実施例の殺菌装置で殺菌する飲料容器を示し、第5図は
ブランクの上部の斜視図、第6図はその下部の斜視図、
第7図は完成状態の斜視図である。 1・・・飲料容器、4・・・ブランク、5・・・殺菌装
置、6・・・供給ステーション、7・・・殺菌ステーシ
ョン、8・・・洗浄ステーション、9・・・殺菌剤除去
ステーション、10・・・熱風乾燥ステーション、11
・・・排出ステーション、15・・・熱風ノズル、17
・・・循環装置、18・・・マンドレル、18a・・・
殺菌剤除去ノズル、22・・・駆動軸、30・・・洗浄
ノズル、31・・・無菌水ノズル、32・・・殺菌ノズ
ル、′35・・・殺菌剤タンク、41・・・チェーン洗
浄ノズル、42・・・チェン潤滑回路、43・・・チャ
ンバ殺菌回路、51・・・無菌空気供給管路、54・・
・無菌水供給管路、57・・・蒸気上路。
明図、第2図は殺菌装置の配置例を示す断面図、第3図
は殺菌剤除去ステーションを示す説明図、第4図は無菌
水及び無菌空気の配管図である。第5図乃至第7図は本
実施例の殺菌装置で殺菌する飲料容器を示し、第5図は
ブランクの上部の斜視図、第6図はその下部の斜視図、
第7図は完成状態の斜視図である。 1・・・飲料容器、4・・・ブランク、5・・・殺菌装
置、6・・・供給ステーション、7・・・殺菌ステーシ
ョン、8・・・洗浄ステーション、9・・・殺菌剤除去
ステーション、10・・・熱風乾燥ステーション、11
・・・排出ステーション、15・・・熱風ノズル、17
・・・循環装置、18・・・マンドレル、18a・・・
殺菌剤除去ノズル、22・・・駆動軸、30・・・洗浄
ノズル、31・・・無菌水ノズル、32・・・殺菌ノズ
ル、′35・・・殺菌剤タンク、41・・・チェーン洗
浄ノズル、42・・・チェン潤滑回路、43・・・チャ
ンバ殺菌回路、51・・・無菌空気供給管路、54・・
・無菌水供給管路、57・・・蒸気上路。
Claims (7)
- (1)飲料容器の中空ブランクを殺菌槽中に順次循環さ
せる殺菌ステーションと、この殺菌槽で殺菌されたブラ
ンクを受取るマンドレルを有し、熱風乾燥ステーション
に移送すると共に、前記マンドレルの先端に形成した殺
菌剤除去ノズルからブランク内面に無菌空気を吹付け、
殺菌剤を除去する殺菌剤除去ステーションとを具備する
殺菌装置であって、前記殺菌剤除去ノズルに無菌空気を
供給する無菌空気供給管路と、この無菌空気供給管路に
接続される殺菌剤タンクを有し、この無菌空気供給回路
を初期殺菌する殺菌剤供給管路と、この殺菌剤タンクの
出口側に接続され、殺菌剤で殺菌された無菌空気供給管
路を洗浄する無菌水供給管路とを備えることを特徴とす
る殺菌装置。 - (2)前記無菌空気供給管路に接続され、無菌水で洗浄
された無菌空気供給管路を乾燥する蒸気管路を備えるこ
とを特徴とする請求項1記載の殺菌装置。 - (3)前記無菌水供給管路は、前記ブランクを次のステ
ーションに送る横送りチェーンに無菌水を供給してこの
チェーンを潤滑するチェーン潤滑回路を有し、このチェ
ーン潤滑回路は前記殺菌剤供給管路から殺菌剤を供給さ
れかつ前記蒸気管路からの蒸気で乾燥されることを特徴
とする請求項2記載の殺菌装置。 - (4)前記殺菌ステーションと殺菌剤除去ステーション
と熱風乾燥ステーションの各ステーションは、それぞれ
前記ブランクが循環するチャンバと、このチャンバに開
口する洗浄ノズルとを有し、この洗浄ノズルは前記無菌
水供給管路に接続されたチャンバ洗浄回路に設けられて
いることを特徴とする請求項4記載の殺菌装置。 - (5)前記殺菌ステーションと殺菌剤除去ステーション
と熱風乾燥ステーションの各ステーションを囲む無菌チ
ャンバと、この無菌チャンバに殺菌剤を噴霧して無菌チ
ャンバを初期殺菌する複数の殺菌ノズルと、この殺菌ノ
ズルに殺菌剤と無菌空気とを供給するチャンバ殺菌回路
とを備え、このチャンバ殺菌回路は前記殺菌剤供給管路
と無菌空気供給管路とに接続されていることを特徴とす
る請求項4記載の殺菌装置。 - (6)飲料容器の中空ブランクを殺菌槽中に順次循環さ
せる殺菌ステーションと、この殺菌槽で殺菌されたブラ
ンクを受取るマンドレルを有し、熱風乾燥ステーション
に移送すると共に、前記マンドレルの先端に形成した殺
菌剤除去ノズルからブランク内面に無菌空気を吹付け、
殺菌剤を除去する殺菌剤除去ステーションとを具備する
殺菌装置の初期殺菌方法であって、前記ノズルに無菌空
気を供給する無菌空気供給管路に、殺菌剤を圧送し、こ
の後、殺菌剤で殺菌された無菌空気供給管路を無菌水で
洗浄することを特徴とする初期殺菌方法。 - (7)前記無菌空気供給管路を無菌無菌水で洗浄した後
、更に、この無菌空気供給管路蒸気で乾燥することを特
徴とする請求項6記載の殺菌方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24666688A JPH0298525A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 殺菌装置及びその殺菌方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24666688A JPH0298525A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 殺菌装置及びその殺菌方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0298525A true JPH0298525A (ja) | 1990-04-10 |
Family
ID=17151808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24666688A Pending JPH0298525A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 殺菌装置及びその殺菌方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0298525A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015058975A (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | 東洋製罐株式会社 | 無菌充填システム |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5049080A (ja) * | 1973-08-03 | 1975-05-01 | ||
JPS57125124A (en) * | 1981-01-28 | 1982-08-04 | Dainippon Printing Co Ltd | Air piping in germless packer and method and device for preparatorily sterilizing inside of germless chamber |
JPS627049A (ja) * | 1985-06-29 | 1987-01-14 | アグフア−ゲヴエルト・アクチエンゲゼルシヤフト | 写真の熱現像法及び補助シ−ト |
JPS62260636A (ja) * | 1986-02-13 | 1987-11-12 | エク−セル−オ−・コ−ポレ−シヨン | 容器殺菌方法及び装置 |
JPS6367224A (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-26 | 凸版印刷株式会社 | 包装容器素材の殺菌装置 |
JPS6367229A (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-26 | 凸版印刷株式会社 | カ−トン内部連続洗浄装置 |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP24666688A patent/JPH0298525A/ja active Pending
Patent Citations (6)
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JP2015058975A (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | 東洋製罐株式会社 | 無菌充填システム |
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