JPH0298527A - 殺菌装置の予備殺菌方法 - Google Patents

殺菌装置の予備殺菌方法

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JPH0298527A
JPH0298527A JP24666888A JP24666888A JPH0298527A JP H0298527 A JPH0298527 A JP H0298527A JP 24666888 A JP24666888 A JP 24666888A JP 24666888 A JP24666888 A JP 24666888A JP H0298527 A JPH0298527 A JP H0298527A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えばゲーベルトップ型と称される牛乳ある
いはジュース類を収容する紙製容器用等の筒状ブランク
を殺菌する殺菌装置の予備殺菌方法に関する。
[従来の技術] 第7図はゲーベルトップ型の紙製飲料容器1を示す。こ
の容器1を製造する場合は、第5図に示すように両端が
開口した一定長の筒状ブランク4を殺菌した後、加熱、
仮折り、シール工程を経て第6図に示すように底部2を
平底状に成形する。
この後、所要の飲料を充填し、第8図に示すように上部
3を切り実状に形成し、容器1を完成させる。
この容器の殺菌工程は、一般に、開いた状態のブランク
の内周面及び外周面に殺菌剤として過酸化水素溶液を噴
霧し、この後、熱風乾燥することにより行なわれている
。更に、ブランクの底部を平底状に成形した後、チェー
ン上を搬送する間に殺菌液を噴霧し、熱風乾燥すること
も行われている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、殺菌液の噴霧による殺菌は、殺菌液の噴霧が不
均一となり、あるいは、その噴霧量が不十分となる恐れ
があり、この場合には殺菌不良を1□;■ 生じる。一方、殺菌液中にブランク全体を浸漬すると、
殺菌不良の恐れは解消されるが、その後の熱風乾燥によ
る殺菌剤の除去が困難で、容器内面に殺菌剤が残留する
恐れがある。また、このようなブランクの殺菌を行う装
置は無菌状態を確保する必要がある。
本発明は上述に鑑みてなされたもので、ブランクを完全
に殺菌し、このブランクから、殺菌剤を効率よく除去で
き、内部の無菌状態を確保できる殺菌装置の予備殺菌方
法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明によると、飲料容器の中空ブランクを殺菌槽中に
順次循環させる殺菌ステーションと、この殺菌槽で殺菌
されたブランクを受取り、洗浄槽中を順次循環させる洗
浄ステーションと、この洗浄されたブランクを熱風乾燥
ステーションに移送すると共に、ブランク内面に無菌空
気を吹付け、殺菌剤を除去する殺菌剤除去ステーション
とを具備する殺菌装置の予備殺菌方法であって、前記洗
浄槽に洗浄剤を満たす前に、この洗浄槽内に設けられた
殺菌ノズルから殺菌剤を供給し、この洗浄槽に殺菌剤を
満たすことにより初期殺菌し、この初期殺菌後、洗浄槽
から殺菌剤を排出し、前記殺菌ノズルから洗浄槽内に洗
浄液を供給して洗浄することを特徴とする予備殺菌方法
が提供される。
上記初期殺菌は、殺菌剤タンクから殺菌槽に供給する殺
菌剤ポンプにより、前記殺菌ノズルに殺菌剤を供給して
行うのが好ましく、この間に、上記洗浄槽に洗浄液を供
給する洗浄液供給管路に介挿された無菌フィルタを蒸気
殺菌し、上記初期殺菌した洗浄槽を、この無菌フィルタ
と、この無菌フィルタの出口側を殺菌ノズルに連通ずる
バイパス管路とを介して殺菌ノズルに供給する洗浄液で
洗浄することが好ましい。
[作用] 本発明においては、殺菌装置は殺菌ステーションで飲料
容器の中空状ブランクの全体を殺菌槽に浸漬し、完全に
殺菌されたブランクを洗浄ステーションで洗浄し、この
後、殺菌剤除去ステーションでブランクの内面に無菌空
気を吹き付けすることにより、熱風乾燥ステーションに
移送する前に稀釈された殺菌剤をブランクから吹飛ばす
。熱風乾燥ステーションでは、ブランク全体を熱風乾燥
することにより殺菌剤も除去する。
上記洗浄ステーションの洗浄槽は、洗浄液を満たす前に
、殺菌ノズルから殺菌剤を供給して・この洗浄槽を満た
すことにより初期殺菌し、この殺菌剤を排出した後に殺
菌ノズルから洗浄剤を供給して洗浄しておく。このため
、殺菌装置を始動する前に、洗浄槽及びこれに収容され
る洗浄液の無菌状態が確保される。
殺菌ステーションの殺菌槽に殺菌剤を供給する殺菌剤ポ
ンプにより、殺菌剤タンクから殺菌剤ノズルに殺菌剤を
圧送する場合には、特別な装置を必要とせず、また、初
期殺菌を行う間に、洗浄液供給管路の無菌フィルタを蒸
気殺菌する場合には、初期殺菌終了後直ちに洗浄槽に付
着した殺菌剤を洗い落すことができる。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
[実施例] 第1図及び第2図は本発明の実施例にmmいる殺菌装置
5を示し、この殺菌装置は例えば上記第7図に示すゲー
ベルトップ型容器1を充填包装するアセブチイック充填
包装機に用いられるものである。
殺菌装置5は全体が無菌チャンバに収容され、図の右方
の供給ステーション6がら両端を開口した中空角柱状の
ブランク4が供給される。このブランク4は殺菌ステー
ション7で殺菌された後、洗浄ステーション8で洗浄さ
れ、殺菌剤除去ステーション9で殺菌剤を吹き飛ばされ
、最後に熱風乾燥ステーション1oで乾燥されて排出ス
テーション11から次の工程に搬出される。
この殺菌装置の供給ステーション6では、ブランク4が
偏平に折畳まれた状態でatされており、この偏平状態
のブランク4を吸盤で順次引出して中空の角柱状に形成
する。第2図には、この吸盤を作動するエアシリンダ2
4を図式的に示しである。そして、中空角柱状のブラン
ク4は横方向に爪を突設した横送りチェーン25aで殺
菌ステジョン7に送られる。
殺菌ステーション7には、例えば80℃程度に加熱され
た35重量%の過酸化水素水を殺菌剤として収容した殺
菌槽12が下方に設けられており、この殺菌槽12中を
、無端状の循環装置17によりブランク4が横方向に保
持されて循環される。この殺菌槽12内の殺菌剤は、第
2図の中央下部に例示した殺菌剤タンク30から供給さ
れ、常時−定量に保持されている。
この循環装置17は例えば複数のリンクプレトを無端状
に連結した2本の平行なチェーン状に形成され、その走
行面の外側には所定間隔で適宜の保持部材が歳付けられ
ている。この保持部材は水平軸に対して例えば2乃至5
°傾斜してブランク4を保持するように配置されている
のが好ましい。
そして、この循環装置17が殺菌槽12の上側の駆動軸
22に装着された適宜の駆動スプロケット16により第
1図に矢印で示す方向に間欠的に回転されると、ブラン
ク4は順次殺菌槽12に浸漬され、この殺菌槽から引き
上げられるー。ブランク4の両端が開口しかつ水平軸に
対して傾斜した状態で殺菌槽12中に浸漬される場合に
は、殺菌剤がブランク4の内面まで完全に行き渡り、気
泡等の付着による殺菌むらも生じないうえ、殺菌剤がブ
ランク内部から流れおち、内部の残量が少なくなる。
殺菌を終えたブランク4は横送りチェーン25b、25
cにより、固設の案内レール21を通って洗浄ステーシ
ョン8に送られる。
第1図及び第2図に示すように、洗浄ステーション8に
は洗浄液を収容した洗浄+813が配置されており、上
記殺菌ステーション7における場合と同様に適宜の保持
部材によりブランク4を傾斜して保持する循環装置17
が、駆動軸22及びスプロケット16により間欠的に回
転されると、この洗浄槽13にブランク4が順次浸漬さ
れ、これから引上げられ、表面に付着した殺菌剤が洗浄
液と共に流れおちる。
洗浄槽13内には、無菌フィルタによって完全に無菌化
された無菌水が洗浄剤として一定m収容される。この無
菌水は殺菌剤の除去をより完全にするために、60℃以
上80℃程度に保持してもよい。
洗浄ステーション8で殺菌剤を洗浄されたブランク4は
、この循環装置17の停止中に横送りチェーン25dに
より殺菌剤除去ステーション9に送られる。この洗浄ス
テーション8におけるブランクの人口と出口は高さを変
えて配置し、殺菌剤が後のステーションに混入するのを
防止するのが好ましい。また、この横送りチェーン25
dに無菌水を噴出する無菌水ノズルを設け、横送りチェ
ノに付着した殺菌剤を洗い落とし、以後のステジョンに
搬入する殺菌剤を最小限にすることが好ましい。
この殺菌剤除去ステーション9には、第1図及び第2図
に示すように、ブランク4が外嵌される4本のマンドレ
ル18を等間隔て放射状に配置してあり、このマンドレ
ルは洗浄ステーション8の循環装置17の下方走行面に
平行な平面に沿ってこの循環装置に同期して間欠的に旋
回する。この停止位置では、マンドレル18が傾斜して
、その先端部を洗浄ステーション8の出口側に整合させ
、ブランク4の装着を容易としである。
第3図に詳細に示すように、マンドレル18は矩形の先
端部28を有し、この先端部から外嵌されるブランク4
は周部の案内レール26で保持される。そして、この先
端部28の外周には無菌空気噴出ノズル18aが連続的
に開口しており、横送りチェーン25dの爪23に連行
されてブランク4がマンドレル18に外嵌される際、こ
の無菌空気噴出ノズルから噴出される空気によりブラン
ク内面から殺菌剤の水滴が吹飛ばされる。
更に、第1図に示すように殺菌ステーション7と洗浄ス
テーションとの間、及び、洗浄ステーション8と殺菌剤
除去ステーション9との間に、ブランク4の外面に無菌
空気を吹付け、ブランク外面に付着した殺菌剤を吹飛ば
す同一構造のノズル装置19を設、けである。
このノズル装置19は第5図に示すように、横送りチェ
ーンの邪魔にならないように一側を開口させた三面ノズ
ル19aと、この開口側に配置された一層ノズル19b
とを備え、これらのノズル19a、19bはそれぞれ支
柱29a、29bにより所定位置に固定される。ブラン
ク4を横送りチェーン25c、25dで移送する間に、
これらノズル19a、19bの内面に連続的に開口させ
たノズル口27a、27bから無菌空気を吹付け、ブラ
ンクの外面から殺菌剤を除去する。
ノズル装置19で外面の殺菌剤を除去され、殺菌剤除去
ステーション9で内面の殺菌剤を除去されたブランク4
は横送りチェーン25eにより熱風乾燥ステーション1
0に送られる。
この熱風乾燥ステーション10は、殺菌ステジョン7及
び洗浄ステーション8と同様な循環装置17により、熱
風乾燥槽14中でブランク4を循環し、供給管20から
送られる熱風を循環装置17の走行路に沿って配置した
熱風ノズル15から噴出して乾燥する。この乾燥槽14
内には槽内空気に含まれる過酸化水素量を検出する適宜
の検出装置を設け、殺菌剤除去ステーション9までに殺
菌剤が効率よく除去されているか否かを確認するように
してもよい。
この熱風乾燥ステーション10では、乾燥槽14中を循
環する循環装置17はブランク4を水平に保持して循環
するようにしてもよく、また、第2図に示すように乾燥
槽14の他に乾燥槽14aを併置した2槽式としてもよ
い。この2槽式とする場合は、各乾燥槽の熱風ノズル1
5をそれぞれ逆方向に配置するのが好ましい。
そして、乾燥を終えたブランク4は横送りチェーン25
f、25gによりブランク排出ステーション11から次
の工程に搬出される。
上記殺菌ステーション7、洗浄ステーション8及び乾燥
ステーションの循環装置17は駆動軸22で間欠的に回
転され、殺菌剤除去ステーション9のマンドレル18及
び各横送りチェーンをこれに同期して駆動することによ
り各ステーションにおけるブランク4の受は渡しが滑ら
かに行われる。
上記殺菌装置によると、殺菌ステーション7の殺菌槽1
2中を循環装置17によ通過されたブランク4は、全体
が完全に殺菌される。この後、ノズル装置19により外
面の殺菌剤を除去しつつ、横送りチェーン25bにより
洗浄ステーション8に送り出され、この洗浄ステーショ
ン8ではブランク4が傾斜されて洗浄槽13中を循環さ
れる間にこの表面に付j1シた殺菌剤が洗い落とされる
更に、洗浄ステーション8からは、ノズル装置19によ
り外面の水滴を除去されつつ横送りチェノ25dにより
殺菌剤除去ステーション9に送り出される。この移送ス
テーション9では、ブランク4がマンドレル18に先端
部28から装着される間にノズル18aからの無菌空気
を内面に吹き付けられ、ブランク内面の水滴も完全に除
去される。このマンドレル17は水平軸に対して僅かに
傾斜して停止するため、噴出される空気の作用と共に重
力の作用により水滴が完全に除去される。
乾燥ステーション10では、ブランク4の水滴が除去さ
れているため、熱風ノズル15からの熱風により迅速に
乾燥される。これにより、例えば過酸化水素水である殺
菌剤は完全に除去され、飲物を充填することができる。
更に、洗浄ステーション8の洗浄槽13には、洗浄液を
満たす前すなわち殺菌装置5の作動前に、初期殺菌を行
う殺菌剤を供給する殺菌ノズル35が設けてあり、この
殺菌ノズル35により殺菌剤タンク30からの殺菌剤を
満たすことができる。
これは、洗浄槽13が予め殺菌されてない場合は、殺菌
槽12でブランクを完全に殺菌しても、洗浄槽13内で
再度汚染される恐れがあるためである。
第4図に示すように、殺菌剤タンク30はヒータ30a
を内包し、制御弁47aを介挿した加熱蒸気盾47から
供給される蒸気により所定温度に加熱される。この殺菌
剤タンク30は更に、殺菌剤ポンプ31と制御弁32a
とを介挿した殺菌剤供給管路32を介して殺菌槽12に
接続され、この殺菌槽12内の所定量を越える殺菌剤は
戻り管路33を介して殺菌タンク30に戻すことかでき
る。
洗浄槽13に洗浄液を供給する洗浄液供給管路40には
無菌フィルタ41と制御弁40a40bが介挿されてお
り、所定温度で供給された洗浄液を無菌化して洗浄槽1
3に供給できるようになっている。この洗浄槽13には
、洗浄液の温度及び量を所定範囲に保持するため、循環
あるいは排出弁を適宜箇所に設けてもよい。
更に、この洗浄槽13の殺菌ノズル35には、制御弁3
4a、34bを介挿した初期殺菌管路34が殺菌剤ポン
プ31の出口側から延設されており、この初期殺菌管路
34は制御弁34a。
34b間で、制御弁42aを介挿したバイパス管路42
により、洗浄液供給管路40の制御弁40a、40b間
に接続されている。
更に、この殺菌装置の作動前に無菌フィルタ41を蒸気
殺菌するため、蒸気管路45がこの無菌フィルタの入口
側に延設され、更にバイパス弁41aを介して出口側に
も接続されている。
殺菌装置の作動前の初期殺菌は次のように行う。
先ず、ヒータ30aにより殺菌剤タンクを所定温度に加
熱し、例えば過酸化水素水である殺菌剤が最適の殺菌効
果が得られる温度とする。この後、殺菌剤供給管路の制
御弁32a及びバイパス管路の制御弁42aを閉じ、初
期殺菌管路の制御弁34a、34bを開いて、殺菌剤ポ
ンプ31を作動する。これにより、洗浄槽13は殺菌ノ
ズル35から供給された殺菌剤で満たされ、初期殺菌さ
れる。この初期殺菌を行う間、無菌フィルタ41に蒸気
管路45から殺菌蒸気を供給する。バイパス弁41a及
び無菌フィルタのドレン弁を開き、制御弁40aを閉じ
ておくと、殺菌蒸気が無菌フィルタ41の入口及び出口
側から供給され、完全に殺菌できる。
この初期殺菌を終えた後、洗浄槽13内に溜った殺菌剤
を殺菌剤タンクに排出する。殺菌剤タンク30を第2図
のように低位置に配置しである場合には、殺菌剤ポンプ
31を停止し、制御弁34b、40b、42aを開くと
、洗浄槽13から殺菌剤タンク30に重力で戻すことが
でき、あるいは、殺菌剤ポンプ31を逆転して戻すこと
ができる。そして、初期洗浄を終えた洗浄槽13は例え
ば60℃以上80℃程度の温水である洗浄液を、洗浄液
供給管路40から供給して殺菌剤を洗い落す。
この殺菌剤の洗い落しは、無菌フィルタ41で無菌化さ
れた洗浄液を、バイパス管路42を介して殺菌ノズル3
5に供給すると共に、制御弁40bを介して洗浄槽13
に供給することによりより迅速かつ完全に行うことがで
きる。
このように、洗浄槽13を初期殺菌し更に殺菌剤を洗い
落した後、洗浄液供給管路41から所定量所定温度の洗
浄液を満たすと共に、殺菌槽12にも殺菌剤タンクから
所定量所定温度の殺菌剤を供給することができる。
これにより、洗浄槽13は完全に殺菌され、かつ殺菌剤
が洗い落されているため、上述のようにブランクを殺菌
する場合に、作動当初から無菌状態を確保しておくこと
ができ、殺菌不良を生じる恐れがない。
[効果〕 以上明らかなように、本発明によれば殺菌装置内の無菌
状態を作動当初から確保でき、−ブランクを完全に殺菌
し、このブランクから殺菌剤を効率よく除去することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に用いる殺菌装置の全体を示す
説明図、第2図は殺菌装置の配置状態を示す断面図、第
3図は洗浄ステーションと殺菌剤除去ステーションとの
関係を示す説明図、第4図は本発明の実施例を用いた殺
菌装置の回路図である。第5図乃至第7図は第1図の殺
菌装置で殺菌する飲料容器を示し、第5図はブランクの
上部の斜視図、第6図はその下部の斜視図、第7図は完
成状態の斜視図である。 1・・・飲料容器、4・・・ブランク、5・・・殺菌装
置、6・・・供給ステーション、7・・・殺菌ステーシ
ョン、8・・・洗浄ステーション、9・・・殺菌剤除去
ステーション、10・・・熱風乾燥ステーション、11
・・・排出ステーション、12・・・殺菌槽、13・・
・洗浄槽、17・・・循環装置、30・・・殺菌剤タン
ク、31・・・殺菌剤ポンプ、32・・・殺菌剤供給管
路、35・・・殺菌ノズル、40・・・洗浄液供給管路
、41・・・無菌フィルタ、45・・・蒸気管路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)飲料容器の中空ブランクを殺菌槽中に順次循環さ
    せる殺菌ステーションと、この殺菌槽で殺菌されたブラ
    ンクを受取り、洗浄槽中を順次循環させる洗浄ステーシ
    ョンと、この洗浄されたブランクを熱風乾燥ステーショ
    ンに移送すると共に、ブランク内面に無菌空気を吹付け
    、殺菌剤を除去する殺菌剤除去ステーションとを具備す
    る殺菌装置の予備殺菌方法であって、前記洗浄槽に洗浄
    剤を満たす前に、この洗浄槽に設けられた殺菌ノズルか
    ら殺菌剤を供給し、この洗浄槽に殺菌剤を満たすことに
    より初期殺菌し、この初期殺菌後、殺菌剤を殺菌槽から
    排出し、前記殺菌ノズルから洗浄槽内に洗浄液を供給し
    て洗浄することを特徴とする予備殺菌方法。
  2. (2)前記殺菌装置は殺菌剤タンクと、この殺菌剤タン
    クから殺菌槽に殺菌剤を供給する殺菌剤ポンプとを備え
    、この殺菌剤ポンプにより、殺菌剤タンクから前記殺菌
    ノズルに殺菌剤を供給して初期殺菌し、初期殺菌を終え
    た殺菌剤を洗浄槽から殺菌剤タンクに戻すことを特徴と
    する請求項1記載の予備殺菌方法。
  3. (3)前記殺菌装置は洗浄槽に洗浄液を供給する洗浄液
    供給管路と、この洗浄液供給管路に介挿された無菌フィ
    ルタと、この無菌フィルタの出口側から前記殺菌ノズル
    に連通するバイパス管路とを備え、前記無菌フィルタを
    前記初期殺菌を行う間に蒸気殺菌し、前記初期殺菌し洗
    浄槽を、前記無菌フィルタとバイパス管路とを介して殺
    菌ノズルに供給する洗浄液で洗浄することを特徴とする
    請求項2記載の予備殺菌方法。
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