JPH0298014A - 直流ケーブル - Google Patents
直流ケーブルInfo
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- JPH0298014A JPH0298014A JP8479488A JP8479488A JPH0298014A JP H0298014 A JPH0298014 A JP H0298014A JP 8479488 A JP8479488 A JP 8479488A JP 8479488 A JP8479488 A JP 8479488A JP H0298014 A JPH0298014 A JP H0298014A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は直流ケーブルに関し、より詳細には芯線導体
の外周に形成される絶縁材料として押出型高分子絶縁材
を用いた直流ケーブルに関する。
の外周に形成される絶縁材料として押出型高分子絶縁材
を用いた直流ケーブルに関する。
[従来の技術]
従来より交流高電圧用の電カケープルの絶縁材としては
、絶縁耐圧や誘電特性が優れていることから高圧法低密
度ポリエチレンを母材とした架橋ポリエチレンが汎用さ
れている。
、絶縁耐圧や誘電特性が優れていることから高圧法低密
度ポリエチレンを母材とした架橋ポリエチレンが汎用さ
れている。
そして、このような高圧法低密度ポリエチレンを母材と
する架橋ポリエチレンが直流電圧を送配電する直流ケー
ブルにおける絶縁材として広く用いられている。
する架橋ポリエチレンが直流電圧を送配電する直流ケー
ブルにおける絶縁材として広く用いられている。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、上述した絶縁材(架橋ポリエチレン)からな
る押出型高分子絶縁ケーブルを高圧直流送電用に適用す
る場合には、いくつかの問題点が生じる。その問題点を
以下に列挙する。
る押出型高分子絶縁ケーブルを高圧直流送電用に適用す
る場合には、いくつかの問題点が生じる。その問題点を
以下に列挙する。
先ず第1の問題は、ケーブル絶縁体中の体積抵抗率ρの
分布が不均一になってしまうことである。
分布が不均一になってしまうことである。
この原因は、第5図に示すようにケーブルの芯線導体1
の外周部に形成された絶縁体2に存在する架橋分解残渣
の分布が、絶縁体2の内部において大きく、絶縁体2の
内周側(芯線導体1側)と外周側とにおいて小さくなっ
ていて、これに伴ってケーブルの絶縁体2中の体積抵抗
率ρの分布が、絶縁層2の内周側(芯線導体1側)と外
周側とにおいて不均一になってしまうことである。
の外周部に形成された絶縁体2に存在する架橋分解残渣
の分布が、絶縁体2の内部において大きく、絶縁体2の
内周側(芯線導体1側)と外周側とにおいて小さくなっ
ていて、これに伴ってケーブルの絶縁体2中の体積抵抗
率ρの分布が、絶縁層2の内周側(芯線導体1側)と外
周側とにおいて不均一になってしまうことである。
このような体積抵抗率ρの分布が生じているケーブルに
直流電圧が印加された場合、絶縁体2中の直流電圧分担
は体積抵抗率ρによって決められてしまうので、その電
位分布は、ケーブルの絶縁体2の内周側(芯線導体1側
)と外周側とが体積抵抗率ρが大きい部位で支配され、
局部高電界が形成されることになる。
直流電圧が印加された場合、絶縁体2中の直流電圧分担
は体積抵抗率ρによって決められてしまうので、その電
位分布は、ケーブルの絶縁体2の内周側(芯線導体1側
)と外周側とが体積抵抗率ρが大きい部位で支配され、
局部高電界が形成されることになる。
次に第2の問題は、直流高電圧を印加することによって
絶縁体中に空間電荷が形成され、絶縁体中に局部高電界
が生じることである。
絶縁体中に空間電荷が形成され、絶縁体中に局部高電界
が生じることである。
この空間電荷の形成は、ポリエチレン自身の分子構造不
整や、種々の添加剤(rli化防止剤、架橋分解残渣等
)の存在により増大されてしまう。
整や、種々の添加剤(rli化防止剤、架橋分解残渣等
)の存在により増大されてしまう。
そして、このような絶縁体中の局部高電界の形成は、ケ
ーブルの実質的な絶縁厚を小ならしめてしまうことであ
り、このためにケーブル外径が大きくなってしまう。
ーブルの実質的な絶縁厚を小ならしめてしまうことであ
り、このためにケーブル外径が大きくなってしまう。
そこで、この発明は上述の事情に鑑みてなされたもので
あり、ケーブル絶縁体中の体積抵抗率ρの分布を均一に
し、さらに空間電荷蓄積を低減し、絶縁性能の優れた直
流ケーブルを提供することを目的とする。
あり、ケーブル絶縁体中の体積抵抗率ρの分布を均一に
し、さらに空間電荷蓄積を低減し、絶縁性能の優れた直
流ケーブルを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明に係る直流ケーブルは、芯線導体の外周部に高
分子でなる絶縁材を形成した直流ケーブルにおいて、非
架橋高圧法低密度ポリエチレンに酸化防止剤を添加して
絶縁材を形成するように構成したことを特徴とする直流
ケーブルである。
分子でなる絶縁材を形成した直流ケーブルにおいて、非
架橋高圧法低密度ポリエチレンに酸化防止剤を添加して
絶縁材を形成するように構成したことを特徴とする直流
ケーブルである。
[作 用]
直流ケーブルにおける絶縁層を、ヒンダードあるいはセ
ミヒンダードフェノール型酸化防止剤を添加した非架橋
高圧法低密度ポリエチレンで形成することによってケー
ブル絶縁体中の体積抵抗率ρの分布を均一にし、空間電
荷蓄積を低減し、絶縁性能を向上させることができる。
ミヒンダードフェノール型酸化防止剤を添加した非架橋
高圧法低密度ポリエチレンで形成することによってケー
ブル絶縁体中の体積抵抗率ρの分布を均一にし、空間電
荷蓄積を低減し、絶縁性能を向上させることができる。
[実 施 例]
以下、この発明の実施例を詳細に説明する。絶縁体が酸
化防止剤を添加した高圧法低密度ポリエチレン(非架橋
)でなるケーブルAと、架橋剤としてジクミルパーオキ
サイドを用いた架橋ポリエチレンでなるケーブルBの2
種のケーブルをそれぞれ絶縁厚が3.5mmとなるよう
に第1表に示すような重量部の組成で作成した。
化防止剤を添加した高圧法低密度ポリエチレン(非架橋
)でなるケーブルAと、架橋剤としてジクミルパーオキ
サイドを用いた架橋ポリエチレンでなるケーブルBの2
種のケーブルをそれぞれ絶縁厚が3.5mmとなるよう
に第1表に示すような重量部の組成で作成した。
材料a:高圧法低密度ポリエチレン
材料b:酸化防止剤
テトラキス[メチレン−3〜(3,5
ジーt−ブチル−4−ヒドロキシ−フェニル)プロピオ
ネートコメタン 材料C:架橋剤 ジクミルパーオキサイド このような試料としてのケーブルA、Bの絶縁体を厚味
方向に厚さが約0.1mmに簿くスライスして、そのシ
ート状試料の体積抵抗率ρの分布を測定したところ第1
図に示すような結果が得られた。この第1図より明らか
なように、ケーブルAの絶縁体中の体積抵抗率ρの分布
は不均一であるが、ケーブルBは均一になっている。こ
れは、ケーブルBには架橋分解残渣が存在しないため、
残渣の偏在によって生じる体積抵抗率ρの不均一を防止
できることを示している。
ネートコメタン 材料C:架橋剤 ジクミルパーオキサイド このような試料としてのケーブルA、Bの絶縁体を厚味
方向に厚さが約0.1mmに簿くスライスして、そのシ
ート状試料の体積抵抗率ρの分布を測定したところ第1
図に示すような結果が得られた。この第1図より明らか
なように、ケーブルAの絶縁体中の体積抵抗率ρの分布
は不均一であるが、ケーブルBは均一になっている。こ
れは、ケーブルBには架橋分解残渣が存在しないため、
残渣の偏在によって生じる体積抵抗率ρの不均一を防止
できることを示している。
さらに、ケーブルA、Bのそれぞれの絶縁体中央部分か
らそれぞれ切出したスライス片A、Bを用いて熱刺激電
流を測定した。
らそれぞれ切出したスライス片A、Bを用いて熱刺激電
流を測定した。
このときの測定条件は、電極径が20mmで初期バイア
スが5kVで温度30℃の状態で10分間の直流電圧を
印加した後、−10℃まで急冷し、電極を接地し、上述
の初期バイアスと同極性のコレクティングバイアスを1
80Vで印加しながら毎分2℃づつ昇温しで90℃まで
の電流を測定した。
スが5kVで温度30℃の状態で10分間の直流電圧を
印加した後、−10℃まで急冷し、電極を接地し、上述
の初期バイアスと同極性のコレクティングバイアスを1
80Vで印加しながら毎分2℃づつ昇温しで90℃まで
の電流を測定した。
さらに、上述の熱刺激電流から温度毎の漏れ電流分を差
し引き、その差し引き分の電流を時間積分することによ
りスライス片A、Bのそれぞれの電荷蓄積量を求めた。
し引き、その差し引き分の電流を時間積分することによ
りスライス片A、Bのそれぞれの電荷蓄積量を求めた。
この結果を第2表に示す。
この第2表から明らかなように、非架橋ポリエチレンで
なるケーブルBから作られたスライス片Bの電荷蓄積量
は、架橋ポリエチレンでなるケーブルAから作られたス
ライス片Aの電荷蓄積量に比べて少なく、これに伴って
、ケーブルAは、ケーブルBに比べ直流ケーブル絶縁体
にとって問題となる体積抵抗率ρの分布と電荷蓄積量を
大幅に改善している。
なるケーブルBから作られたスライス片Bの電荷蓄積量
は、架橋ポリエチレンでなるケーブルAから作られたス
ライス片Aの電荷蓄積量に比べて少なく、これに伴って
、ケーブルAは、ケーブルBに比べ直流ケーブル絶縁体
にとって問題となる体積抵抗率ρの分布と電荷蓄積量を
大幅に改善している。
また、これらのケーブルA、Bの直流絶縁破壊電界を調
べたところ、常温でケーブルAが140kV/mmであ
るに対して、ケーブルBは280kV/mmと高く、ケ
ーブルBが直流破壊特性に優れていることが確認された
。
べたところ、常温でケーブルAが140kV/mmであ
るに対して、ケーブルBは280kV/mmと高く、ケ
ーブルBが直流破壊特性に優れていることが確認された
。
ところで、絶縁体中の電荷蓄積量を増大させる要因とし
て、架橋分解残渣以外に各種添加物がある。ケーブル絶
縁体は、劣化防止対策に必要不可欠でおる酸化防止剤も
1種の添加物として作用するため、第3表に示すような
重量品の配合割合の合計10種の試料A−Jを作り、電
荷蓄積量の比較をした。その結果を第4表に示す。
て、架橋分解残渣以外に各種添加物がある。ケーブル絶
縁体は、劣化防止対策に必要不可欠でおる酸化防止剤も
1種の添加物として作用するため、第3表に示すような
重量品の配合割合の合計10種の試料A−Jを作り、電
荷蓄積量の比較をした。その結果を第4表に示す。
第3表
材料イ:高圧法低密度ポリエチレン
材料口:4,4=−チオ−ビス(3−メチル−6−1−
ブチル−フェノール) 材料ハ:4,4−″−チオ−ごス(6−1−ブチルオル
ト−クレゾール) 材料ユニ2,2−チオ[ジエチル−ビス−3−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェノール)プロピ
オネート] 材籾ホ:2,6−ジ〜t−ブチル−パラ−クレゾール 材料へ:1,3.5−1−リーメチルー2.4,6トリ
ス(3,5−ジ−t−ブチル−4 −ヒドロキシ−ベンジル)ベンゼン 材料ト:2,2’ −メチレン−ビス(4−メチル−
6−1−ブヂルーフェノール) 材お1チ:テトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシ−フェニル)−プロピオネ
ートコメタン 材料りニジ−ステアリル−チオ−ジ−プロピオネート 材料ヌ:ポリマーーオブー2.2.4−トリーメチル−
1,2−ジルヒドロキノリン (以下余白) この第4表より明らかなように、酸化防止剤を添加して
いない試料Aが最も電荷蓄積量が少なく、酸化防止剤の
種類によっては、電荷蓄積量が増大している。しかし、
第4表に示したいずれの試料における電荷蓄積量も、前
述説明した第2表に示す架橋ポリエチレンケーブルから
切出したスライス片Aの電荷蓄積量の6.13x104
(PC)よりも小さいことから、非架橋ポリエチレンは
、架橋ポリエチレンに比べて電荷蓄積量が小さいことが
理解できる。
ブチル−フェノール) 材料ハ:4,4−″−チオ−ごス(6−1−ブチルオル
ト−クレゾール) 材料ユニ2,2−チオ[ジエチル−ビス−3−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェノール)プロピ
オネート] 材籾ホ:2,6−ジ〜t−ブチル−パラ−クレゾール 材料へ:1,3.5−1−リーメチルー2.4,6トリ
ス(3,5−ジ−t−ブチル−4 −ヒドロキシ−ベンジル)ベンゼン 材料ト:2,2’ −メチレン−ビス(4−メチル−
6−1−ブヂルーフェノール) 材お1チ:テトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシ−フェニル)−プロピオネ
ートコメタン 材料りニジ−ステアリル−チオ−ジ−プロピオネート 材料ヌ:ポリマーーオブー2.2.4−トリーメチル−
1,2−ジルヒドロキノリン (以下余白) この第4表より明らかなように、酸化防止剤を添加して
いない試料Aが最も電荷蓄積量が少なく、酸化防止剤の
種類によっては、電荷蓄積量が増大している。しかし、
第4表に示したいずれの試料における電荷蓄積量も、前
述説明した第2表に示す架橋ポリエチレンケーブルから
切出したスライス片Aの電荷蓄積量の6.13x104
(PC)よりも小さいことから、非架橋ポリエチレンは
、架橋ポリエチレンに比べて電荷蓄積量が小さいことが
理解できる。
そして、酸化防止剤を添加した試料B−Jの電荷蓄積量
を比べると、試料C,D、E、F、Hが比較的に電荷蓄
積量が小さいことがわかる。これらの試料C,D、E、
F、Hに添加されている材料ハ、二、ホ、へ、チの共通
点は、第2図に示すようなヒンダードフェノール型ある
いは第3図に示すようなセミヒンダードフェノール型の
構造である。
を比べると、試料C,D、E、F、Hが比較的に電荷蓄
積量が小さいことがわかる。これらの試料C,D、E、
F、Hに添加されている材料ハ、二、ホ、へ、チの共通
点は、第2図に示すようなヒンダードフェノール型ある
いは第3図に示すようなセミヒンダードフェノール型の
構造である。
また、第4図に示すようなレスヒンダードフェノール型
であると材料口を添加した試料Bのように電荷蓄積量が
増大してしまう。
であると材料口を添加した試料Bのように電荷蓄積量が
増大してしまう。
従って、ヒンダードあるいはセミヒンダードフェノール
型である酸化防止剤を添加したポリエチレンは電荷蓄積
量が少ないことになる。
型である酸化防止剤を添加したポリエチレンは電荷蓄積
量が少ないことになる。
一方、使用する酸化防止剤の量は、低密度ポリエチレン
100重量部に対して、上記材料ハ、二。
100重量部に対して、上記材料ハ、二。
ホ、へ、チであれば、0.025〜0.25重量部であ
ることが望ましい。0.25重量部を越えると直流印加
時絶縁体中に電荷蓄積が増大してしまい、0.025重
量部以下であると酸化防止剤としての効果が薄れてしま
う。
ることが望ましい。0.25重量部を越えると直流印加
時絶縁体中に電荷蓄積が増大してしまい、0.025重
量部以下であると酸化防止剤としての効果が薄れてしま
う。
なお、この発明に係る酸化防止剤としては、上述の材料
ハ、二、ホ、へ、チの他に次に列挙する材料(a)〜(
m)であっても良いことは勿論である。
ハ、二、ホ、へ、チの他に次に列挙する材料(a)〜(
m)であっても良いことは勿論である。
(a)4.4’ −メチレン−ビス−(2,6−ジー
t−ブチル−フェノール) (b)2.4−ジメチル−6−t−ブヂルーフェノール (C)ビス(3−メチル−4−ヒドロキシ−51−ブチ
ル−ベンジル)ザルファイド (d)2.6−ジーt−ブチル−フェノール(e)2.
6−ジーt−ブチル−α−ジメチルアミン−p−クレゾ
ール (f)2.4.6−トリーt−ブチル−フェノール (q)トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シ−フェニル)イソシアニュレート(h)トリス[β−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−フェニル
)プロピオニルーオキシエチルコインシアニュレート (i)へキサメチレングリコール−ビス[β−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−フェノール)プロ
ピオネート] (j)6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジーtブチルー
アニリノ)−2,4−ビス−オクチル−チオ−1,3,
5−トリアジン (k)n−オクチデシル−3−(4’ −ヒドロキシ
−3’ 、5’ −ジ−t−ブチルフェノール)プロ
ピオネート (U)N、N’−へキサメチレン−ビス(3,5ジー1
−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシアンアミド) (m)2.6−ジーt−ブチル−4−エチル−フェノー
ル [発明の効果] 以上説明したように、この発明に係る直流ケーブルは、
絶縁体中の体積抵抗率ρの分布が均一であり、かつ絶縁
材における電荷蓄積量が少ないために、これらに起因す
るケーブル破壊電圧の低下や、極性反転時の破壊電圧の
低下が解消され、直流絶縁の安定性を向上できる。
t−ブチル−フェノール) (b)2.4−ジメチル−6−t−ブヂルーフェノール (C)ビス(3−メチル−4−ヒドロキシ−51−ブチ
ル−ベンジル)ザルファイド (d)2.6−ジーt−ブチル−フェノール(e)2.
6−ジーt−ブチル−α−ジメチルアミン−p−クレゾ
ール (f)2.4.6−トリーt−ブチル−フェノール (q)トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シ−フェニル)イソシアニュレート(h)トリス[β−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−フェニル
)プロピオニルーオキシエチルコインシアニュレート (i)へキサメチレングリコール−ビス[β−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−フェノール)プロ
ピオネート] (j)6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジーtブチルー
アニリノ)−2,4−ビス−オクチル−チオ−1,3,
5−トリアジン (k)n−オクチデシル−3−(4’ −ヒドロキシ
−3’ 、5’ −ジ−t−ブチルフェノール)プロ
ピオネート (U)N、N’−へキサメチレン−ビス(3,5ジー1
−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシアンアミド) (m)2.6−ジーt−ブチル−4−エチル−フェノー
ル [発明の効果] 以上説明したように、この発明に係る直流ケーブルは、
絶縁体中の体積抵抗率ρの分布が均一であり、かつ絶縁
材における電荷蓄積量が少ないために、これらに起因す
るケーブル破壊電圧の低下や、極性反転時の破壊電圧の
低下が解消され、直流絶縁の安定性を向上できる。
また、これに伴って絶縁材の厚みを薄くすることができ
るので各種絶縁材を劣化させることなくケーブルの小形
化ならびに軽量化を図ることもできる。
るので各種絶縁材を劣化させることなくケーブルの小形
化ならびに軽量化を図ることもできる。
第1図は、この発明に係る絶縁体の体積抵抗率分布と架
橋ポリエチレンケーブル絶縁体の体積抵抗率分布を示す
線図、 第2図は、この発明に用いられるヒンダードフェノール
型の酸化防止剤を示す構造図、第3図は、この発明に用
いられるセミヒンダードフェノール型の酸化防止剤を示
す構造図、第4図は、レスヒンダードフェノール型の酸
化防止剤を示す構造図、 第5図は、架橋ポリエチレンケーブル絶縁体の架橋分解
残渣の分布と体積抵抗率の分布と電位の分布を模式的に
示す線図である。 1・・・・・・・・・芯線導体 2・・・・・・・・・絶縁体
橋ポリエチレンケーブル絶縁体の体積抵抗率分布を示す
線図、 第2図は、この発明に用いられるヒンダードフェノール
型の酸化防止剤を示す構造図、第3図は、この発明に用
いられるセミヒンダードフェノール型の酸化防止剤を示
す構造図、第4図は、レスヒンダードフェノール型の酸
化防止剤を示す構造図、 第5図は、架橋ポリエチレンケーブル絶縁体の架橋分解
残渣の分布と体積抵抗率の分布と電位の分布を模式的に
示す線図である。 1・・・・・・・・・芯線導体 2・・・・・・・・・絶縁体
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、芯線導体の外周部に高分子でなる絶縁材を形成した
直流ケーブルにおいて、 非架橋高圧法低密度ポリエチレンに酸化防止剤を添加し
て絶縁材を形成したことを特徴とする直流ケーブル。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8479488A JPH0298014A (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | 直流ケーブル |
FR8904425A FR2629626B1 (fr) | 1988-04-05 | 1989-04-04 | Cable pour courant continu |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8479488A JPH0298014A (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | 直流ケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0298014A true JPH0298014A (ja) | 1990-04-10 |
Family
ID=13840606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8479488A Pending JPH0298014A (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | 直流ケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0298014A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007237891A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Mazda Motor Corp | 車両の上部車体構造 |
JP2011515791A (ja) * | 2008-02-20 | 2011-05-19 | アーベーベー・リサーチ・リミテッド | 絶縁された高電圧直流ケーブルまたは高電圧直流終端部または接続部を設けるための方法 |
-
1988
- 1988-04-05 JP JP8479488A patent/JPH0298014A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007237891A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Mazda Motor Corp | 車両の上部車体構造 |
JP2011515791A (ja) * | 2008-02-20 | 2011-05-19 | アーベーベー・リサーチ・リミテッド | 絶縁された高電圧直流ケーブルまたは高電圧直流終端部または接続部を設けるための方法 |
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