JPH0297908A - オートフォーカスカメラ用オートフォーカス装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明はオートフォーカスカメラ、特に被写体とカメ
ラ間の距離を自動的に計算してこの距離に応じてフォー
カスすることを可能としたオートフォーカスカメラ用オ
ートフォーカス装置に関する。

［発明の概要］ オートフォーカスカメラから超音波等の第１の無線信号
が発射されると、被写体がこれを感知して同一又は別種
の第２の無線信号を発射し、上記カメラではこれを受信
し１両信号の時間差からカメラと被写体間の距離を計算
しこの距離に応じてフォーカスリングを可変してピント
を合わせるようにしたオートフォーカス装置である。

［従来の技術］ 現在ビデオカメラに用いられているオートフォーカスに
は、イメージセンシング方式、赤外線方式、ピエゾ方式
など各種の方式が使用されているが、これらはどの被写
体をも対称にできることから、例えば画面の中央にその
被写体があった時には、ピントが合っていても、被写体
が画面端の方へ移動し、フォーカスエリアを外れた途端
に、ピントははるか後方に合ってしまったなどというこ
とが発生しがちだった。

また、ズームレンズ使用時のワイド側ではピントが合っ
ていたのにズームＵＰＬ、ていくとピントがズしていた
などということもありがちなことだった・ ［発明が解決しようとする課題］ この発明の目的は上記問題点を解決するため被写体の移
動にもかかわらず、被写体とカメラ間の距離を正確に計
算でき、この距離に応じてフォーカスできるオートフォ
ーカス装置を提供するにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明のオートフォーカス装置は上記目的を達成するた
め、オートフォーカスカメラ側に設けた第１の無線信号
発射手段と、第１の無線信号の入感に応答して同一又は
別の信号形態の第２の無線信号を発射する被写体側に設
けた第２の無線信号発射手段と、受信された第２の無線
信号と第１の無線信号との時間差から算出されたオート
フォーカスカメラと被写体との距離に応じてフォーカス
リングを可変してピントを合わせるようにしたオートフ
ォーカスカメラ側に設けたオートフォーカス手段とを備
えたことを特徴とする。

［作用］ 第１及び第２の無線信号は１例えば超音波信号であり、
カメラと被写体間の距離がこれら超音波信号の時間差か
ら算出されるので極めて正確で。

しかも被写体が左右動いてもオートフォーカスが可能で
ある。

［実施例］ 以下図面に示す実施例を参照してこの発明を説明すると
、第１図は、この発明の一実施例で前記オートフォーカ
スを搭載した一体型ビデオカメラの斜視図である。

第２図は被写体側に持たせておく受信、発信装置の斜視
図である。

第３図は第１図に示した一体型ビデオカメラのオートフ
ォーカス部分のブロック図である。

第４図は第２図に示した被写体側に持たせておく受信、
発信装置のブロック図である。

第１図において、１はオートフォーカス搭載−体型ビデ
オカメラ本体、３はオートフォーカス用の超音波発信窓
、４はオートフォーカス用超音波受信窓である１本体１
にはその他レンズ２．ビューファインダー６、カセット
挿入ロア、パワースイッチ８、ビデオ操作部９．オート
フォーカスＯＮ、ＯＦＦ切換スイッチ１０等の機能も付
いている。

第２図において、１１は被写体側の持つ超音波受信発信
器本体で電源スィッチ１２、電池ボックス１３．ポケッ
ト、ベルトなどに取付けるためのクリップ１４等から構
成されている。まず、被写体となる例えば子供に超音波
受信発信器１１を持たせるかクリップ１４等でポケット
又はベルトに固定する。この時電池ボックス１３には必
要な電池を入れておき、電源スィッチ１２もＯＮにして
おく、この超音波発信器は前述したように超音波受信器
２４である一定の（この場合一体型ビデオ本体１に設け
られているオートフォーカス用の超音波発信部１７から
発信された超音波のことを示す）超音波を受けると、折
り返し超音波発信器２６から超音波を発信するようにな
っている。なおここでは周波数の違う超音波を折り返し
発信させることで説明しているが、同一周波数であって
も又はそれぞれ違った変調を乗せても効果は同様である
。

一方、オートフォーカス搭載一体型ビデオカメラ側では
、オートフォーカススイッチ１０がＯＮになっている間
は、パルス発振器１６により、ある一定間隔で超音波発
信部１７から前記した超音波が発射され、該発射された
超音波は、前記被写体側で受ける。そして上記したよう
に被写体側から、折り返し送られてきた超音波を、超音
波受信部１８で受は取る。本体側超音波発信器１７と超
音波受信器１８からの出力は、各々検波され、トリガー
信号となって時間差検出回路１９に入る。

そして時間差が検出され１次の距離換算回路２０でカメ
ラと被写体との距離に換算され、フォーカスリング駆動
回路２１により、フォーカスリングを回転させて、オー
トフォーカスを機能させている。

なお、パルス発振器１６の発振間隔は通常のオートフォ
ーカス範囲が２０ｍ〜３０ｍ位までなので、超音波の往
復に必要な時間よりも十分長く設けておけば問題はない
。

また、超音波受信器１８．２４共に一番早く届いた波、
すなわち最初に入感した波だけを用いれば反射波などの
流入による誤動作も防げることになる。

なお、第１及び第２の無線信号は超音波に限定されるも
のではなく、電波、赤外線、光信号等如何なるものでも
よく、また信号形態が同一でも。

異なっていてもよい。

［発明の効果］ 以上説明した所から明らかなように、本発明によれば、
カメラから発射される第１の無線信号と。

これに応答して被写体から発射される第２の無線信号と
の時間差から算出される両者の距離に応じてフォーカス
リングを可変するようにしたので、被写体が移動しても
常に正確に所望の被写体にオドフォーカスしてピントを
合わせることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例であるオートフォーカスを
搭載した一体型ビデオカメラの斜視図、第２図は被写体
側に持たせておく超音波受信発信装置の斜視図、第３図
は第１図に示した一体型ビデオカメラのオートフォーカ
ス部分のブロック図、第４図は第２図に示した被写体側
に持たせておく超音波受信発信装置のブロック図である
。 図において、１・・・・・・・・・一体型ビデオカメラ
本体。 ２・・・・・・・・・レンズ、３・・・・・・・・・オ
ートフォーカス用超音波発信窓、４・・・・・・・・・
オートフォーカス用超音波受信窓、５・・・・・・・・
・フォーカスリング、６・・・・・・・・・ビューファ
インダー、７・・・・・・・・・カセットテープ挿入口
、８・・・・・・・・・電源スィッチ、９・・・・・・
・・・ビデオ操作部、１０・・・・・・・・・オートフ
ォーカスＯＮ−〇ＦＦスイッチ、１１・・・・・・・・
・被写体側超音波受信発信装置、１２・・・・・・・・
・電源スィッチ、１３・・・・・・・・・電池ボックス
、１４・・・・・・・・・クリップ、１５・・・・・・
・・・アンテナ線、１６・・・・・・・・・パルス発振
器、１７・・・・・・・・・本体側超音波発信器、１８
・・・・・・・・・本体側超音波受信器、１９・・・・
・・・・・時間差検出回路、２０・・・・・・・・・距
離換算回路。 ２１・・・・・・・・・フォーカスリング駆動回路、２
２・・・・・・・・・超音波検波器、２３・・・・・・
・・・超音波検波器、２４・・・・・・・・・被写体側
超音波受信器、２５・・・・・・・・・トリガー回路、
２６・・・・・・・・・被写体側超音波発信器を示して
いる。 特許出願人　　　　赤井電機株式会社 代理人　弁理士　　永　１）武三部 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. オートフォーカスカメラ側に設けた第１の無線信号発射
   手段と、第１の無線信号の入感に応答して同一又は別の
   信号形態の第２の無線信号を発射する被写体側に設けた
   第２の無線信号発射手段と、受信された第２の無線信号
   と第１の無線信号との時間差から算出されたオートフォ
   ーカスカメラと被写体との距離に応じてフォーカスリン
   グを可変してピントを合わせるようにしたオートフォー
   カスカメラ側に設けたオートフォーカス手段とを備えた
   ことを特徴とするオートフォーカス装置。