JPH029691Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH029691Y2 JPH029691Y2 JP535284U JP535284U JPH029691Y2 JP H029691 Y2 JPH029691 Y2 JP H029691Y2 JP 535284 U JP535284 U JP 535284U JP 535284 U JP535284 U JP 535284U JP H029691 Y2 JPH029691 Y2 JP H029691Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- band
- groove
- lower pieces
- pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Adornments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 考案の属する技術分野の説明
本考案は腕時計，腕輪等のバンドに関するもの
である。
である。
(ロ) 従来技術の説明
従来、この種のバンドの本体駒片は第２図乃至
第４図に示すように一体的に成形された形状のも
のであつて、成形に際しては圧延や引き抜き加工
によつていたが、加工用の工具寿命を伸ばす工夫
や品質安定化のためにかなりの労力と費用とを費
やしていた。また、本体駒片と連結駒片とを連結
する場合にもピンをかん入する方法であるとピン
の挿入側の条溝形状がゆがんで美観を損ねたり、
本体駒片の一部をを変形させて抜け止めとする方
法であつても本体駒片に余分に力が加わり、本体
駒片と連結駒片のなめらかな回動に悪い影響を与
えていた。また、薄型デザインが好まれている昨
今一体的に成形した場合には加工上の限界があ
る。
第４図に示すように一体的に成形された形状のも
のであつて、成形に際しては圧延や引き抜き加工
によつていたが、加工用の工具寿命を伸ばす工夫
や品質安定化のためにかなりの労力と費用とを費
やしていた。また、本体駒片と連結駒片とを連結
する場合にもピンをかん入する方法であるとピン
の挿入側の条溝形状がゆがんで美観を損ねたり、
本体駒片の一部をを変形させて抜け止めとする方
法であつても本体駒片に余分に力が加わり、本体
駒片と連結駒片のなめらかな回動に悪い影響を与
えていた。また、薄型デザインが好まれている昨
今一体的に成形した場合には加工上の限界があ
る。
(ハ) 考案の目的
本考案は以上のような欠点を改良するために、
本体駒片を上下に二分割し駒片の加工性の向上・
美観、および、なめらかな回動を保つことにより
安価で品質の高い腕時計，腕輪等のバンドを提供
することを目的とする。
本体駒片を上下に二分割し駒片の加工性の向上・
美観、および、なめらかな回動を保つことにより
安価で品質の高い腕時計，腕輪等のバンドを提供
することを目的とする。
(ニ) 考案の構成
本考案の構成について図によつて説明する。
第５図は本考案の要部の構成要素である。
上部駒片と下部駒片との対向する内面に中間部
を挟んだ位置に条溝をバンドの幅方向に対設する
とともに、該条溝の縁部は上下両駒片を接合した
とき開口部を有する位置に設け、且つ少なくとも
一方の前記駒片の内面にバンドの長手方向に溝を
設けた上下両駒片と、板状体の両縁に中間部に切
欠溝を有した丸棒部を設けた連結駒片とを、上下
一方の駒片の溝に係合した止め駒片を連結駒片の
丸棒部の切欠溝に挿入し、且つ上下両駒片を接合
して各連結駒片の丸棒部を回動自在に連結係合し
てなる腕時計，腕輪等のバンドである。
を挟んだ位置に条溝をバンドの幅方向に対設する
とともに、該条溝の縁部は上下両駒片を接合した
とき開口部を有する位置に設け、且つ少なくとも
一方の前記駒片の内面にバンドの長手方向に溝を
設けた上下両駒片と、板状体の両縁に中間部に切
欠溝を有した丸棒部を設けた連結駒片とを、上下
一方の駒片の溝に係合した止め駒片を連結駒片の
丸棒部の切欠溝に挿入し、且つ上下両駒片を接合
して各連結駒片の丸棒部を回動自在に連結係合し
てなる腕時計，腕輪等のバンドである。
(ホ) 実施例の説明
第５図は本考案のバンド構成体の斜視図であり
本体駒片１は上部駒片１０と下部駒片２０とに二
分され、両駒片を接合すると縁部１３ａ，１３
ｂ，２３ａ，２３ｂに開口部１４ａ，１４ｂを有
する丸溝を設けた形状となる。また、接合に際し
ては抜け止め用の止め駒片４を上下両駒片のバン
ドの長手方向の溝１５，２５の少なくとも一方に
係合し、且つ前記丸溝に連結駒片３の丸棒部３２
ａ，３２ｂを係合して順次接合していく。第６図
はその側面図である。第７図は各駒片の係合状態
を示す断面図である。また、第９図のように連結
駒片の丸棒部の切欠溝はバンドの長手方向水平面
に対し直角でも斜めでもよい。斜めの場合には第
１０図のような係合状態になる。また、溝１５，
２５は第１０図のように長手方向に挿通していて
もよい。この溝は上下両駒片を接合するとき、位
置あわせにもなる。
本体駒片１は上部駒片１０と下部駒片２０とに二
分され、両駒片を接合すると縁部１３ａ，１３
ｂ，２３ａ，２３ｂに開口部１４ａ，１４ｂを有
する丸溝を設けた形状となる。また、接合に際し
ては抜け止め用の止め駒片４を上下両駒片のバン
ドの長手方向の溝１５，２５の少なくとも一方に
係合し、且つ前記丸溝に連結駒片３の丸棒部３２
ａ，３２ｂを係合して順次接合していく。第６図
はその側面図である。第７図は各駒片の係合状態
を示す断面図である。また、第９図のように連結
駒片の丸棒部の切欠溝はバンドの長手方向水平面
に対し直角でも斜めでもよい。斜めの場合には第
１０図のような係合状態になる。また、溝１５，
２５は第１０図のように長手方向に挿通していて
もよい。この溝は上下両駒片を接合するとき、位
置あわせにもなる。
(ヘ) 考案の効果
本考案によると本体駒片は上下に二分割されて
いるので条溝部の加工は容易になり、品質も安定
すると同時にピンを用いないので、従来よりもピ
ンの形状の精度、条溝形状の精度、および丸棒部
形状との寸法差を管理する必要もなく、また美観
を損なう要因もなく、且つ本体駒片の一部を変形
させる必要もないので連結回動のなめらかさが保
て安価でさらに薄型のバンドを提供することがで
きるとともに、上部駒片の材質を例えば超硬合金
あるいは、セラミツクスなどに置き換えることも
可能となり、より装飾性の優れたバンドを提供す
ることもできる。
いるので条溝部の加工は容易になり、品質も安定
すると同時にピンを用いないので、従来よりもピ
ンの形状の精度、条溝形状の精度、および丸棒部
形状との寸法差を管理する必要もなく、また美観
を損なう要因もなく、且つ本体駒片の一部を変形
させる必要もないので連結回動のなめらかさが保
て安価でさらに薄型のバンドを提供することがで
きるとともに、上部駒片の材質を例えば超硬合金
あるいは、セラミツクスなどに置き換えることも
可能となり、より装飾性の優れたバンドを提供す
ることもできる。
第１図は本考案のバンドの平面図。第２図乃至
第３図は従来のバンド構成体の斜視図。第４図は
従来のバンドの側面図。第５図は本考案のバンド
構成体の斜視図。第６図は本考案のバンドの側面
図。第７図は第１図のＹ−Ｙ断面図。第８図は本
考案のバンドの上下駒片の他の実施例。第９図は
本考案のバンドの連結駒片の他の実施例。第１０
図は本考案の他の実施例のＹ−Ｙ断面図。 １……本体駒片、１０……上部駒片、２０……
下部駒片、１１……内面、２１……内面、１２
ａ，１２ｂ，２２ａ，２２ｂ……条溝、１３ａ，
１３ｂ，２３ａ，２３ｂ……条溝の縁部、１４
ａ，１４ｂ……開口部、１５，１５ａ，１５ｂ，
２５，２５ａ，２５ｂ……溝、３……連結駒片、
３０……板状体、３１ａ，３１ｂ……切欠溝、３
２ａ，３２ｂ……丸棒部、４……止め駒片、９…
…ピン。
第３図は従来のバンド構成体の斜視図。第４図は
従来のバンドの側面図。第５図は本考案のバンド
構成体の斜視図。第６図は本考案のバンドの側面
図。第７図は第１図のＹ−Ｙ断面図。第８図は本
考案のバンドの上下駒片の他の実施例。第９図は
本考案のバンドの連結駒片の他の実施例。第１０
図は本考案の他の実施例のＹ−Ｙ断面図。 １……本体駒片、１０……上部駒片、２０……
下部駒片、１１……内面、２１……内面、１２
ａ，１２ｂ，２２ａ，２２ｂ……条溝、１３ａ，
１３ｂ，２３ａ，２３ｂ……条溝の縁部、１４
ａ，１４ｂ……開口部、１５，１５ａ，１５ｂ，
２５，２５ａ，２５ｂ……溝、３……連結駒片、
３０……板状体、３１ａ，３１ｂ……切欠溝、３
２ａ，３２ｂ……丸棒部、４……止め駒片、９…
…ピン。
Claims (1)
- 上部駒片と下部駒片との対向する内面に中間部
を挟んだ位置に条溝をバンドの幅方向に対設する
とともに、該条溝の縁部は上下両駒片を接合した
とき開口部を有する位置に設け、且つ少なくとも
一方の前記駒片の内面にバンドの長手方向に溝を
設けた上下両駒片と、板状体の両縁に中間部に切
欠溝を有した丸棒部を設けた連結駒片とを、上下
一方の駒片の溝に係合した止め駒片を連結駒片の
丸棒部の切欠溝に挿入し、且つ上下両駒片を接合
して各連結駒片の丸棒部を回動自在に連結係合し
てなる腕時計，腕輪等のバンド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP535284U JPS60117709U (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | 腕時計，腕輪等のバンド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP535284U JPS60117709U (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | 腕時計，腕輪等のバンド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60117709U JPS60117709U (ja) | 1985-08-09 |
| JPH029691Y2 true JPH029691Y2 (ja) | 1990-03-12 |
Family
ID=30481779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP535284U Granted JPS60117709U (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | 腕時計，腕輪等のバンド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60117709U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6274303A (ja) * | 1985-09-27 | 1987-04-06 | 日進金属株式会社 | 鎖バンド |
| TWI650597B (zh) * | 2017-11-15 | 2019-02-11 | 和碩聯合科技股份有限公司 | 顯示裝置 |
| EP3643195B1 (fr) * | 2018-10-22 | 2023-05-24 | Comadur S.A. | Bracelet articulé a articulations cachées |
-
1984
- 1984-01-20 JP JP535284U patent/JPS60117709U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60117709U (ja) | 1985-08-09 |
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