JPS5940813Y2 - 時計バンド - Google Patents
時計バンドInfo
- Publication number
- JPS5940813Y2 JPS5940813Y2 JP8855982U JP8855982U JPS5940813Y2 JP S5940813 Y2 JPS5940813 Y2 JP S5940813Y2 JP 8855982 U JP8855982 U JP 8855982U JP 8855982 U JP8855982 U JP 8855982U JP S5940813 Y2 JPS5940813 Y2 JP S5940813Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting rod
- vertical hole
- piece
- watch band
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electromechanical Clocks (AREA)
- Adornments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は時計バンド、特にタングステンカーバイドWC
やチタンカーバイ)TiC等の超硬質材料を用いた時計
バンドに関するものである。
やチタンカーバイ)TiC等の超硬質材料を用いた時計
バンドに関するものである。
従来、時計バンド用材料としては、ステンレススチール
や真鍮などが使用され、なかでもステンレススチールは
、その優れた耐蝕性と機械加工の容易性等により多量に
使用されているが、素材硬度がHv200以下であるた
めに表面に傷がつき易いという欠点がある。
や真鍮などが使用され、なかでもステンレススチールは
、その優れた耐蝕性と機械加工の容易性等により多量に
使用されているが、素材硬度がHv200以下であるた
めに表面に傷がつき易いという欠点がある。
特に時計バンドにかいては、装着中に硬度の高い種のの
物、例えばコンクリートやガラスなどと接触したり摩擦
する機会が多く、長期の使用によって初期のきれいな仕
上げや外観が失なわれ易いという欠点があり、このため
近年HvlO00以上の超硬質材料を利用した時計バン
ドが要望されている。
物、例えばコンクリートやガラスなどと接触したり摩擦
する機会が多く、長期の使用によって初期のきれいな仕
上げや外観が失なわれ易いという欠点があり、このため
近年HvlO00以上の超硬質材料を利用した時計バン
ドが要望されている。
しかしながら、この超硬質材料は硬度の点にかいては優
れた性質を有しているが、切削加工や孔あけ加工、ある
いはねじ切り加工等の機械加工性が極めて悪く、このた
め時計バンドに利用する場合は、せいぜいステンレスス
チールや真鍮を母体とした駒片の表面に超硬質材料から
なる薄板を貼着する程度のものであり、長期間の使用に
より超硬質薄板が剥離するという問題点を有している。
れた性質を有しているが、切削加工や孔あけ加工、ある
いはねじ切り加工等の機械加工性が極めて悪く、このた
め時計バンドに利用する場合は、せいぜいステンレスス
チールや真鍮を母体とした駒片の表面に超硬質材料から
なる薄板を貼着する程度のものであり、長期間の使用に
より超硬質薄板が剥離するという問題点を有している。
本考案は、この様な点に鑑み、超硬質材料からなる表板
をステンレススチールや真鍮等を母材とする駒片に堅固
に且つ容易に固定でき、長期間にわたって傷のつきにく
い時計バンドを提供することを目的とする−6 以下図面に基づき本考案の実施例を説明する。
をステンレススチールや真鍮等を母材とする駒片に堅固
に且つ容易に固定でき、長期間にわたって傷のつきにく
い時計バンドを提供することを目的とする−6 以下図面に基づき本考案の実施例を説明する。
駒片1と連結駒2はステンレススチールヤ真鍮等の素材
硬度が比較的低く機械加工が容易な金属材からなる。
硬度が比較的低く機械加工が容易な金属材からなる。
前記駒片1は、バンド幅方向の両側部に結合部1aを有
し、この結合部1a間に切欠部1bを有する千面略H字
形であり、その表面には両側部を一部残して切削した凹
部1cが形成しである。
し、この結合部1a間に切欠部1bを有する千面略H字
形であり、その表面には両側部を一部残して切削した凹
部1cが形成しである。
前記駒片1と前記連結駒2にはそれぞれ横孔3,4が穿
設してあり、これら駒片1と連結駒2は、各駒片1を切
欠部1bが互いに対向するよう多数配列し、これら切欠
部1b内にそれぞれ連結駒2を配列した後、側方より前
記横孔3,4に連結ピン5を挿入することによって、第
1図及び第2図に示すように順次連結される。
設してあり、これら駒片1と連結駒2は、各駒片1を切
欠部1bが互いに対向するよう多数配列し、これら切欠
部1b内にそれぞれ連結駒2を配列した後、側方より前
記横孔3,4に連結ピン5を挿入することによって、第
1図及び第2図に示すように順次連結される。
さらに前記駒片1の中央部には上下方向に貫通する縦孔
6が穿設してあり、この縦孔6の上下両部はスリ林状に
切削され、下方のスリ鉢状部6aは後述する間隙Iを構
成する。
6が穿設してあり、この縦孔6の上下両部はスリ林状に
切削され、下方のスリ鉢状部6aは後述する間隙Iを構
成する。
表板8は、タングステンカーバイドWCやチタンカーバ
イ)Tic等のHv1000以上の超硬質材料からなる
平板状のものであり、表面は鏡面仕上げしてあり、また
裏面にはステンレススチールや真鍮等の金属からなる連
結棒9が、ロー付けや接着剤などの適宜手段で固着され
ている。
イ)Tic等のHv1000以上の超硬質材料からなる
平板状のものであり、表面は鏡面仕上げしてあり、また
裏面にはステンレススチールや真鍮等の金属からなる連
結棒9が、ロー付けや接着剤などの適宜手段で固着され
ている。
前記表板8は前記凹部1cと同一幅で、この凹部1c内
に固定されるが、この工程を第5図及び第6図を基に説
明すると、まず前記連結棒9を前記縦孔6内に挿入する
。
に固定されるが、この工程を第5図及び第6図を基に説
明すると、まず前記連結棒9を前記縦孔6内に挿入する
。
この時、第5図に示すように連結棒9は縦孔6の下端よ
り幾分突出する程度の長さが良い。
り幾分突出する程度の長さが良い。
次に連結棒9の下部をつぶし、縦孔6の前記スリ鉢状部
6aと連結棒9との間に形成される間隙7に、このつぶ
した連結棒9を充填する。
6aと連結棒9との間に形成される間隙7に、このつぶ
した連結棒9を充填する。
すると、第6図に示すように前記間隙7は連結棒9によ
って閉塞され、従って連結棒9の縦孔6からの抜けは防
止され、表板8は駒片1の凹部1c内に堅固に固定され
る。
って閉塞され、従って連結棒9の縦孔6からの抜けは防
止され、表板8は駒片1の凹部1c内に堅固に固定され
る。
尚、上記実施例は連結棒9の下部をつぶすことによって
連結棒9を縦孔6に固定したものであり、連結棒9がリ
ベットとして利用されているが、連結棒9と縦孔6の固
定手段は上記実施例に限られるものでない。
連結棒9を縦孔6に固定したものであり、連結棒9がリ
ベットとして利用されているが、連結棒9と縦孔6の固
定手段は上記実施例に限られるものでない。
例えば第7図に示すように、連結棒9を縦孔6に挿入し
た後、前記間隙7にロー10を充填して両者を固定して
も良く、さらにロー10の代りに接着剤を間隙7内に充
填しても良い。
た後、前記間隙7にロー10を充填して両者を固定して
も良く、さらにロー10の代りに接着剤を間隙7内に充
填しても良い。
また上記実施例ではHタイプと呼ばれる駒片1に超硬質
材料からなる表板8を固定してなるが、駒片1の形状は
、第8図に示すように、外側結合部1dと内側結合部1
eとを連結ピン5によって順次連結した所謂クシ歯タイ
プと呼ばれるものや、図示しないがイカダタイプと呼ば
れるもの等、種種のものが考えられる。
材料からなる表板8を固定してなるが、駒片1の形状は
、第8図に示すように、外側結合部1dと内側結合部1
eとを連結ピン5によって順次連結した所謂クシ歯タイ
プと呼ばれるものや、図示しないがイカダタイプと呼ば
れるもの等、種種のものが考えられる。
本考案に係る時計バンドは上述の如くであり、特に超硬
質材料からなる平板状の表板の裏面に連結棒を固着し、
この連結棒を収納する縦孔を前記駒片に穿設し、且つ前
記連結棒の下部と前記縦孔の下部との間に間隙を形威し
、前記連結棒を前記縦孔に挿入した後、前記間隙を閉塞
してなるため、切削加工やネジ切り加工等の機械加工が
困難な超硬質材料を表板として用いても、この表板の駒
片への固定は連結棒を介して行なわれるため簡単且つ確
実であり、従って長期間にわたって表面に傷のつきにく
い時計バンドを提供できるものである。
質材料からなる平板状の表板の裏面に連結棒を固着し、
この連結棒を収納する縦孔を前記駒片に穿設し、且つ前
記連結棒の下部と前記縦孔の下部との間に間隙を形威し
、前記連結棒を前記縦孔に挿入した後、前記間隙を閉塞
してなるため、切削加工やネジ切り加工等の機械加工が
困難な超硬質材料を表板として用いても、この表板の駒
片への固定は連結棒を介して行なわれるため簡単且つ確
実であり、従って長期間にわたって表面に傷のつきにく
い時計バンドを提供できるものである。
第1図は駒片の連結状態を示す平面図、第2図は第1図
のA−A′線断面図、第3図は駒片と連結駒の斜視図、
第4図は表板の斜視図、第5図は連結棒の固定前の断面
図、第6図は連結棒の固定後の断面図、第7図は連結棒
と縦孔の固定関係を示す他の実施例、第8図は駒片の他
の実施例をそれぞれ示す。 1・・・・・・駒片、5・・・・・・連結ピン、6・・
・・・・縦孔、7・・・・・・間隙、8・・・・・・表
板、9・・・・・・連結棒。
のA−A′線断面図、第3図は駒片と連結駒の斜視図、
第4図は表板の斜視図、第5図は連結棒の固定前の断面
図、第6図は連結棒の固定後の断面図、第7図は連結棒
と縦孔の固定関係を示す他の実施例、第8図は駒片の他
の実施例をそれぞれ示す。 1・・・・・・駒片、5・・・・・・連結ピン、6・・
・・・・縦孔、7・・・・・・間隙、8・・・・・・表
板、9・・・・・・連結棒。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 駒片1をステンレススチールや真鍮等の比較的硬度
の低い材料で形成し、この駒片1を連結ピン5等で順次
連結してなる時計バンドにおいて、超硬質材料からなる
平板状の表板8の裏面に連結棒9を固着し、この連結棒
9を収納する縦孔6を前記駒片1に穿設し、且つ前記連
結棒9の下部と前記縦孔6の下部との間に間隙7を形成
し、前記連結棒9を前記縦孔f)vc挿入した後、前記
間隙7を閉塞したことを特徴とする時計バンド。 2 前記連結棒9の下部を前記間隙1が閉塞するよう変
形したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
記載の時計バンド。 3 前記間隙7にロー10を充填したことを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項記載の時計バンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8855982U JPS5940813Y2 (ja) | 1982-06-14 | 1982-06-14 | 時計バンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8855982U JPS5940813Y2 (ja) | 1982-06-14 | 1982-06-14 | 時計バンド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58190009U JPS58190009U (ja) | 1983-12-17 |
JPS5940813Y2 true JPS5940813Y2 (ja) | 1984-11-21 |
Family
ID=30097224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8855982U Expired JPS5940813Y2 (ja) | 1982-06-14 | 1982-06-14 | 時計バンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5940813Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018099511A (ja) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | モントレ・ジャケ・ドロー・エスアー | 計時器又は装飾品用の腕輪 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5787533B2 (ja) * | 2011-01-28 | 2015-09-30 | 京セラ株式会社 | 装飾品用駒 |
-
1982
- 1982-06-14 JP JP8855982U patent/JPS5940813Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018099511A (ja) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | モントレ・ジャケ・ドロー・エスアー | 計時器又は装飾品用の腕輪 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58190009U (ja) | 1983-12-17 |
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