JPH029585Y2 - - Google Patents

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JPH029585Y2
JPH029585Y2 JP18457183U JP18457183U JPH029585Y2 JP H029585 Y2 JPH029585 Y2 JP H029585Y2 JP 18457183 U JP18457183 U JP 18457183U JP 18457183 U JP18457183 U JP 18457183U JP H029585 Y2 JPH029585 Y2 JP H029585Y2
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JP
Japan
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metal case
case
lid
lid body
clamping member
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JP18457183U
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JPS6092869U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金属ケースおよび蓋体と、ケース内に
収納された回路素子とからなるノイズフイルタに
おける金属ケースと蓋体との組付け構造に関す
る。
従来ノイズフイルタは、一面の開口しかつ側壁
に蓋体係止用の内方への突起を形成した金属ケー
スに入出力端子を備え、このケースにフイルタ回
路を構成する回路素子を収納し、深さの浅い蓋体
をケースの開口に嵌合し、そしてケースの開口周
縁と蓋体との境界部の全周または一部を半田付に
より接合することで作られている。しかし半田付
作業は、資材や工数を要し原価が高くなるという
問題と、ケース内に半田の玉が滴下することがあ
るので作業管理を厳しく行う必要があるという問
題をもつ。
本考案は金属ケースと蓋体とを容易にかつ確実
に組み付けできる安価なノイズフイルタを提供す
ることを目的とする。
実施例につき図面にしたがつて以下に説明す
る。
第1図は本考案によるノイズフイルタの一実施
例の外観を示し、第2図は回路素子を省略した分
解斜視図である。このノイズフイルタは、金属ケ
ース1とこれに組合わされる蓋体2と内部に収容
されるフイルタ回路素子(図示せず)とを含んで
いる。
金属ケース1は底面(図では上面)が開口して
おり、この開口を蓋体2で塞がれる。ケース1の
一方の対向側壁にはその端縁に取付板11が外方
へ延在して設けられている。ケース1の他方の対
向側壁には入出力端子12が貫通して取り付けら
れるとともに端縁に複数個(図では4個)の切欠
部13が形成され、さらに切欠部13の下方に係
合孔14がそれぞれ形成されている。
蓋体2はケース1の開口に嵌合する深さの浅い
帽体状のものであり、側壁にはケース1の切欠部
13に対応する個所に係合孔21が形成されてい
る。
ケース1の切欠部13は蓋体2の高さ寸法hよ
り若干大きい深さ寸法Hとされる。
ケース1に対する蓋体2の組みつけには第3図
に示すような挾着部材3が用いられる。
挾着部材3は合成樹脂材からなり、ケース1お
よび蓋体2の板厚より十分に大きい厚さ寸法と、
切欠部13の深さHより大きい高さ寸法をもつ板
状体である。挾着部材3には、第3図に拡大斜視
図で示すように主面と平行にケース1および蓋体
2の板厚とほぼ同じ幅寸法をもつ二つの深溝3
1,32が形成されている。二つの深溝31,3
2は後文にて明らかなようにケース1及び蓋体2
の端部を受け入れるための部分である。一方の深
溝31は上端から深さhに、他方の深溝32は下
方から残り寸法が切欠部13の深さHと等しくな
る深さに形成されている。しかもこれらの深溝3
1,32においては、内側壁面31a,32aが
第4図に示すように同一平面内にある。さらに深
溝31,32の外側壁面31b,32bには中央
部に、係合孔21,14の直径より僅かに小さな
外径をもつ係止突片33がそれぞれ形成されてい
る。係止突片33は後文にて明らかなように係合
孔21,14に係合するための部分である。係止
突片33は深溝31,32の開口側端部が斜めに
切り落されている。また深溝31の外側壁が蓋体
2の角部の丸味(深絞りのR)に対応して内側壁
よりも少し短かくなるようにその端部を切り落さ
れている。
回路素子を収納したケース1の切欠部13のそ
れぞれに、深溝31を上方にかつ切落しのある外
側壁をケース1の内側になるようにして挾着部材
3を、深溝32の溝底が切欠部13の底部に当接
するまで挿入する。すると突片33を有した外側
壁のもつ弾性により突片33がケース1の係合孔
14に係合、即ち、嵌合されて、挾着部材3がケ
ース1に係止される。
次に蓋体2をその側壁を挾着部材3の深溝31
に挿入しつつケース1の開口に嵌合する。する
と、突片33が蓋体2の係合孔21に係合、即
ち、嵌合されて、蓋体2が挾着部材3に係止され
る。したがつてケース1と蓋体2とが挾着部材3
を介して互いに組み付けられることとなる。
なお実施例として切欠部13をケース1に設け
る場合を説明したが、蓋体2に設けてもよく、ま
たケース1と蓋体2双方に設けてもよい。蓋体2
が単純な板体の場合は挾着部材3はL字状とすれ
ばよい。
以上説明したように、本考案によれば挾着部材
をケースおよび蓋体の端部に押圧挾着することに
より、挾着部材の係止突片が係止孔に係合される
ため、ケースと蓋体とを簡単で確実に組み付ける
ことができ、しかも安価なノイズフイルタの提供
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一実施例を示す外観図、
第2図は回路素子を省略して示した第1図の分解
斜視図、第3図および第4図はそれぞれ本考案に
用いられる挾着部材の一実施例を示す透視斜視図
および側面図である。 1……金属ケース、2……金属蓋体、3……挾
着部材、11……取付板、12……入出力端子、
13……切欠部、14,21……係合孔、31,
32……深溝、33……係止突片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属ケースおよび蓋体と、該金属ケース内に収
    納されたフイルタ回路を構成する回路素子とから
    なるノイズフイルタにおいて、上記金属ケースお
    よび上記蓋体に係止孔をそれぞれ設けるととも
    に、上記係止孔に対応して上記金属ケースおよび
    上記蓋体の少なくとも一方の端縁に切欠部を設
    け、該切欠部に対応して挾着部材を備え、該挾着
    部材は、上記金属ケースの端部と上記蓋体の端部
    とをそれぞれ受け入れた深溝と、該深溝の側壁面
    から突出して上記金属ケースおよび上記蓋体の上
    記係止孔に係合した係止突片とを有し、上記挾着
    部材を介して上記金属ケースに上記蓋体を組み付
    けたことを特徴とするノイズフイルタ。
JP18457183U 1983-12-01 1983-12-01 ノイズフイルタ Granted JPS6092869U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18457183U JPS6092869U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 ノイズフイルタ

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JP18457183U JPS6092869U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 ノイズフイルタ

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Publication Number Publication Date
JPS6092869U JPS6092869U (ja) 1985-06-25
JPH029585Y2 true JPH029585Y2 (ja) 1990-03-09

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ID=30399164

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JP18457183U Granted JPS6092869U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 ノイズフイルタ

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JPS6092869U (ja) 1985-06-25

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