JPH0295738A - クレーン車におけるクレーン制御方法 - Google Patents

クレーン車におけるクレーン制御方法

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JPH0295738A
JPH0295738A JP24426288A JP24426288A JPH0295738A JP H0295738 A JPH0295738 A JP H0295738A JP 24426288 A JP24426288 A JP 24426288A JP 24426288 A JP24426288 A JP 24426288A JP H0295738 A JPH0295738 A JP H0295738A
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hydraulic
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Tatsuo Odawara
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、遠隔操作と手動操作を可能としているクレー
ン車のクレーン制御方法に関する。
[従来の技術] クレーン車におけるクレーンの操作系は、クレーンの荷
の位置において、あるいはその荷の動きを直接見ること
のできる位置において直接そのクレーンを操作できる第
1の系と、運転席に5おいてそのままクレーンを操作で
きる第2の系とを有した両操作系を設けているものがあ
るこれらクレーン車におけるクレーン制御方法を更に詳
細に説明すると、第5図に示すブロック線図によって示
す制御方法となっている。
第5図において遠隔操作装置1a’からの出力信号はケ
ーブルaを介してコントローラ1′に入力し、遠隔操作
装置1a’およびコントローラ1′の構成は、第6図に
示すように、電源1eからのスイッチb1によってコン
トローラ1′の電源を切ることが可能になっており1更
に、遠隔操作装置1a’には制御レバーb2b3、b4
等がそれぞれ設けてあり、これらレバーb2、b3、b
4等のそれぞれは、クレーンにおけるブームの伸縮、ク
レーン台座の回転クレーンにおける荷の巻き上げ等の各
負荷を遠隔操作するレバーになっており、し八−b2b
3、b4等からの各ケーブルa1、a2a3およびa4
のそれぞれは、第5図において単一のケーブルaによっ
て簡単図示している。
すなわち、遠隔操作装置1 a ’においてレバーb2
の操作信号の値はケーブルa2を介してコントローラ1
′に入り、同じくレバーb3あるいはb4からの信号の
値は、それぞれケーブルa3あるいはa4を介してそれ
ぞれコントローラ1°に入力するようになっている。
レバーb2からコントローラ1°に入った信号は、コン
トローラ1′において演算処理をごれた後、電磁弁1b
に入力し、その入力した信号は油圧信号に変換され、そ
の油圧信号によって油圧制御弁2を操作し、その操作に
よって制御された油圧ポンプからの圧油がクレーンにお
ける各負荷を駆動する構成となっている。
また、このように油圧制御弁2がライン2bを介してそ
の負荷を操作した場合、その油圧制御弁2の虚作された
制御量を検出器2aによって検出し、その検出した制御
量Sの値に対してコントローラ1゛は所定の関数関係を
もって、電磁弁ICに信号を送り、その信号によって制
御された電磁弁ICはその信号を油圧信号に変換して油
圧アクチュエータ1dを操作し、その油圧アクチュエー
タ1dはエンジン5のスロットル開度θを操作してエン
ジン5の出力調整をし、そのスロットル開度θの値を検
出器5bが検出し、その検出されたスロットル開度θの
フィードバック値と検出器2aによって検出された制御
i#5(指示値)との関係は、第7図に示す関係となる
ように、コントローラ1°によって油圧制御弁2と油圧
アクチュエータ1dを制御し、このクローズトループ(
closed 1oop)の制御系は、オートアクセル
制御系を形成している。
ここで、第7図の特性の必要性は、下記の理由によって
いる。
エンジン5によって固定容積型の油圧ポンプを駆動し、
その油圧ポンプからの吐出圧油が油圧制御弁2および電
磁弁ICへの供給圧油となっている。
また、油圧制御弁2において制御された圧油によって駆
動されるクレーン負荷の操作速度は油圧制御弁2の開弁
量とその油圧源における油JEエネルギレベルによって
決定される。
したがって、油圧制御弁2の開弁量が同じであっても、
油圧ポンプの回転速度すなわちエンジン5の回転速度が
異なれば、油圧制御弁2の油圧源における油圧エネルキ
レベルは異なってくる。すなわち、油圧制御弁2の開弁
量が同じであっても、エンジン5の回転速度が低ければ
クレーンにおける負荷の操作速度は緩く、逆にエンジン
5の回転速度が高ければクレーンにおける負荷の操作速
度も早くなる。
このような性質を利用して、クレーン負荷の速度を制御
する油圧制御弁2の制御is(第7図)が小さいO<s
<soの間、すなわちレバーb2の操作量が少ない間は
、微動調整が可能なようにスロットル開度0をアイドリ
ング状態のままとしておき、S>SOになると、クレー
ン負荷の操作速度が早く操作されるように、し/< −
1) 2の操作量に比例してスロットル開度θを増大さ
せてゆくようにしている。
上記遠隔操作装置1a’による遠隔操作に対して、クレ
ーン車を運転している運転者がその運転台にいるまま、
クレーンにおける各負荷を操作するときは、下記のよう
に手動操作装置3を使用して操作する。
手動操作装置3を操作すると、機械的なリンク装置を介
して直接、油圧制御弁2が操作されその結果、上記遠隔
操作と同じように、ライン2bにおける負荷が操作され
る。
この場合において、上記遠隔操作における遠隔操作装置
1a’のスイッチb1が入ったままであると、遠隔操作
装置1a’側からの誤動作がありうるため、スイッチb
lを切ってコントローラ1′を非作動状態にしておく。
このように設定した状態において手動操作装置3を操作
すると、油圧制御弁2が操作されると同時に、手動操作
装置3は機械的なリンク機構を介して機械的なオートア
クセル機構3aも操作し、更にオートアクセル機構3a
はリンク機構5aを介して機械的にエンジン5のスロッ
トル開度θを操作する。
この場合、手動操作装置3によって操作された油圧制御
弁2の制御量Sとオートアクセル機構3aによって操作
されたエンジン5のスロットル開度θとの関係は、遠隔
操作の場合と同じに第7図の関係となるようにオートア
クセル機構3aを構成させており、その理由は上記遠隔
制御の場合と同じ理由によっている。
また、この手動操作においてオートアクセル機構3aが
上述の遠隔制御のオートアクセル制御系に併設して必要
となる理由は、その手動操作状態における上記遠隔操作
側からの誤動作を防止するためにコントローラ1′の作
動を停止させているから、その手動操作の際にも第7図
の物性をもたせるため、手動操作系にオートアクセル機
構3aを設けているものである。
なお、上記第5図の構成において、クレーンにおける各
負荷のうちのいずれかの負荷を操作する操作機構Aは、
上記第6図におけるレバーb2、b3.b4iにそれぞ
れ独立して設けているが、第5図においては、レバーb
2以外のレバーb3、b4等に対する操作機構Aの図示
を便宜上1割愛している。
また、4はリンク機構5aを介し独立してエンジン5の
スロットル開度θのみを操作できるようにしているレバ
ーである。
[発明が解決しようとする課題] 上記第5図および第6図のクレーン車におけるクレーン
の操作装置は、手動操作装置に加え遠隔操作装置を併設
しているからその操作系統か非常に複雑になり、特に手
動操作装置3が油圧制御弁2を機械的に操作する構成と
なっていることに加え、手動操作装置3がオートアクセ
ル機構3aおよびリンク機構5aを介して機械的に直接
、エンジン5のスロットル開度θを操作する構成として
いるから、その機械的な連係関係となっているための制
約とその空間利用の点において装置全体が複雑となって
いる。
本発明の目的は、上記のような複雑さを改良することの
可能なりレーン車におけるクレーンの制御方法を提供す
ることにある。
[課題を解決するための特徴] 従来における場合と同様、第1の系によってクレーンの
負荷を遠隔制御する場合は、その第1の系全体の作動に
必要とする電力をその系に供給し、その遠隔制御によっ
てソレノイド駆動回路を介して油圧制御弁が操作され且
つその操作された油圧制御弁がクレーンにおける負荷の
操作速度を制御する。
この場合において、その第1の系におけるオートアクセ
ル制御系は、その油圧制御弁の遠隔制御された制御量の
検出値と一定の関数関係を有して、エンジンの出力を制
御する。
また、その油圧制御弁の油圧源となっている油圧ポンプ
は、そのエンジンによって駆動されている。
このことから、上記一定の関数関係は、その遠隔制御の
発信信号の値が低い値の間、油圧制御弁から負荷に圧送
される圧油流量を少なく設定して、その負荷の操作を微
妙に始動させることが可能となり、遠隔制御の発信信号
の値が高くなってからは、その発信信号に比例して負荷
を早く操作することが可能となる。
これに対して、手動操作をする第2の系を使用する場合
においは、油圧制御弁を制御するソレノイド駆動回路の
ソレノイドへの電源電流をオフの状態に設定しているか
ら、第1の県側かいかに誤動作を生ずるようなことがあ
っても、ソレノイド駆動回路は作動しない。すなわち、
電磁波の影響等による第1の系の側の誤動作によって、
油圧制御弁が不測の動作をさせられてクレーンが勝手の
動作をしてしまうことを完全に防止している。
また、この第2の系の操作においては、オートアクセル
制御系の作動に必要な電力は供給したままにして、この
手動操作の場合においても遠隔制御に使用したオートア
クセル制御系が油圧制御弁の動きに連動する状態に設定
され、その状態において手動によって油圧制御弁を直接
、機械的に操作し、その結果、この場合においても上記
オートアクセル制御系が油圧制御弁の動きと連動しつつ
、クレーンの負荷を操作する。
したがって、この手動操作の場合、従来のオートアクセ
ル機構3aを使用しなくとも、その手動操作量の小さい
値の間、油圧制御弁から負荷に圧送される圧油流量を少
なく設定して、その負荷の操作を微妙に始動させること
が可能となり、その手動操作量の値が大きくなってから
は、その発信信号に比例して負荷を早く操作することが
可能となっている。
[実施例コ 以下、実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図は、本発明におけるクレーン車におけるクレーン
の制御方法を実施するに必要なりレーン操作装置を示し
たものであり、その図示はブロック線図によって示し、
第2図は、第1図における遠隔操作装置1aおよびコン
トローラ1との関係を更に詳細に説明したものである。
第1図において1.第5図と異なっている第1の点は、
t55図における手動操作装置3が油圧制御弁2とオー
トアクセル機構3aを回持に操作する機構になっている
が、第1図においては手動操作装置3が油圧制御弁2を
機械的に直接操作するのみであって、オートアクセル機
構3aを省略している点にある。
又、第1図において第5図と異なっている第2の点は下
記のとおりである。
第5図における従来の構成は、遠隔操作をするためにス
イッチb1をオン(On)の状態に設定すると、レバー
b2、b3、b4等のレバーを操作することによって、
それぞれのレバーごとにその操作量に比例した値の信号
が発信可能となり、手動操作をするためスイッチb1を
オフ(o f f)の状態に設定(手動操作時における
遠隔操作側からの誤動作を防止するための設定)すると
、遠隔操作装置1a’における電力供給が切れて、レバ
ーb2、b3、b4等のいずれのレバーを操作しても遠
隔操作側からの信号が発信せず、且つコントローラ1°
にも電力が供給されずに、検出器2a、電磁弁IC1油
圧アクチユエータ1dおよび検出器5bからなるオート
アクセル制御系も作動しないようになっている。
これに対して、本発明における第2図の実施例において
は、遠隔操作をするためにスイッチb1をオンの状態に
設定した場合、コントローラ1におけるスイッチ1fを
第2図における図示の状態に設定し、そのことによって
、遠隔操作装置1aにもコントローラ1にも電力が供給
され、その作動は第5図における場合と回し作動になる
。逆に、手動操作をするためにスイッチb1をオフにし
たとき、遠隔操作装置1aからの信号発信が全て不可能
になる点は従来の第5図における場合と同じであるが、
このときスイッチ1fは図示と反対の方向に手動設定さ
れてコントローラ1に電力が供給され、コントローラ1
におけるオートアクセル制御系は作動可能な状態に設定
される。
更に、第2図におけるコントローラ1と第5図における
コントローラ1′と異なる第3の点は、従来のコントロ
ーラ1′に対して第2図のコントローラ1がその演算プ
ログラムにおいて異なっている点である。すなわち、後
述するように、第3図に示すフローチャートのように、
コントローラ1のプログラムにおいては、遠隔操作をす
る状態に設定しているか否かの演算E3が加わっている
点にある。
又、更に第2図の従来の第6図と異なっている第4の点
は、第2図のスイッチ1fと連動して、第4図のスイッ
チ1gが作動するようになっている点である。
第4図の構成は、電源に接続した電線1hと電線1mお
よび1pの間にスイッチ1gが介設し、電線1mはソレ
ノイド駆動回路11を介して電磁弁1b(第1図におけ
る電磁弁1b)に接続し、且つ電線1mはダイオードl
k、電線1nおよびソレノイド駆動回路1jを介して電
磁弁1c(第1図における電磁弁1c)に接続し、電線
1pは電線inに接続している。またソレノイド駆動回
路11およびl」はコントローラ1に内股し、ソレノイ
ド駆動回路1【は、信号!!itに送信された電気信号
によって、電線1m側からの電源電流を電線1rを介し
て電磁弁1bのソレノイドに流す構成となっており、ソ
レノイド駆動回路1jは、信号線1uに送信された電気
信号によって、電線1nあるいは1p側からの電源電流
を電線1sを介して電磁弁ICのソレノイドに流す構成
どなっているものである。
第1図および第2図の第5図および第6図と異なる点は
上記4点であって、他の構成は回しである。
以上の本発明における実施例の構成において以下第3図
に示すフローチャートを使用してその作用を説明する。
遠隔操作をする場合; 第2図におけるスイッチ1fを図示の状態に設定し、ま
たスイッチlfに連動した第4図のスイッチ1gを図示
の状態に設定して電線1hを電線1mに接続し、ソレノ
イド駆動回路11および1jの両者に電源電力を供給し
得る状態にし、且つスイッチblをオンの状態に設定し
そのことによって、し/へ−b2、b3、b4等の操作
によるケーブルa2、a3、a4等への信号発信が可能
となり、且つコントローラ1においてスイッチ1fの上
記設定によってコントローラlは作動可能に電力が供給
されているから、第5図において説明したように、第1
図は従来の作用と同じ作用を行なうことが可能になる。
すなわち、第3図に示す下記の演算を行なう演算E1:
演算を開始する。
演算E:演算の初期化を行なう。
演算E3:スイッチb1.1fおよび1gの設定が遠隔
操作の状態に設定されているか否かの判定を行なう。
この場合、その設定は、遠隔制御側に設定されているか
ら、次の演算は、判定がyesとなる演算E4に進むこ
とになる。
rAnE4:コントローラ1は遠隔操作装置1aからの
信号に基ずき9その信号の系に相当している操作機構A
に対して下記の制御をする。
この遠隔制御態勢においてはスイッチ1gが第4図のよ
うに設定されて、ソレノイド駆動回路11には電源電圧
が供給された状y底にあり、コントローラ1は遠隔操作
装置1aからの信号に対応して信号線1tに信号が送信
され、ツレ/イド駆動回路11はその信号送信の間、電
線1mから電線1rに電流を流して電磁弁1bのソレノ
イドを作動させる。すなわち、信号線1tの信号発信の
間、゛匿磁弁1bが作動して、油圧制御弁2への圧油流
量制御を行ない、そのことによって第5図において説明
したと同じように、その制御された圧油がクレーンにお
ける負荷を駆動制御する。
演算E5:第5図における場合と同じに1検出器2aに
よって油圧制御弁2の操作された制i1量Sを検出する
。7 演算E6:上記制御量Sの検出値を使用して第5図にお
けると同じに、第7図の特性となるように電磁弁ICを
制御して、エンジン5の出力調節をする。すなわち、オ
ートアクセル制御を行なう。
この場合、この電磁弁1cの制御は第4図において下記
のように行なっている。
」−記制御iII量Sの値と所定の関数関係を持たせて
信号線1uに電気48号を送信すると、その信号送信の
間、ソレノイド駆動回路ljは電線1nから電線ISに
電流を流し、電磁弁ICのソレノイドを励磁してその電
磁弁ICにおける油圧アクチュエータ1dへの圧油圧送
量を制御しその制御された圧油圧送によって油圧アクチ
ュエータ1dがエンジン5のスロットル開度ラフ&定す
る。
この演算E6の演算が完了して後、再び演算E3に戻る
手動操作をする場合; 第2図におけるスイッチ1fとスイッチ1fに連動した
第4図のスイッチ1gをそれぞれ図示の状態と逆の位置
に設定し、且つスイッチb1をオフの状態に設定する。
そのことによって、遠隔操作袋@laにおけるレバーb
2、b3、b4等は上記のように操作をしてもケーブル
a2、a3、a4等に信号が発信できない態勢となり、
且つコントローラ1は電力を供給したまま作動可能な状
態となっており、1つ第4図におけるようにソレノイド
駆動回路1jは、電!Lh、スイッチ1gおよび電線1
pを介して電源が接続した状態になるこの場合において
、電線1nと電線1mとの間にはダイオードlkが介設
しているから、電線IPに生じている電圧が電線1n側
からソレノイド駆動回路11側に流れることはなく、信
号線itに外部からの雑音信号等が飛び込んでくること
等から生ずる誤信号が生じても、電線1rに電磁弁1b
のソレノイドを駆動する電流が流れることはないものと
なっている。
この状態において手動操作装置3を操作すると、第3図
のフローチャートに従って下記の演算を行なうことにな
る。
演算E1:演算を開始する。
演算E:演算の初期化を行なう。
演2gE3:スイッチb1.1fおよび1gの設定が遠
隔操作の状態に設定されているか否かの判定を行なう。
この場合、その設定は手動操作に設定されて第2図の信
号線1qに手動操作の信号が生ずるから、その判定がn
oとなって、次の演算は演算E5に進むことになる。
ここで、遠隔操作装置1aは操作できない状態にあるか
ら、コントローラ1が電磁弁1bを制御する必要はなく
、コントローラ1は、電磁弁1bへの信号出力を停止し
、且つ遠隔操作袋Hi a側からの信号も受信しない状
態に設定しでいる。
しかし、強力な電磁波等によって第4図の信号線1tに
万一、電気信号が間違って生じても、−上記のようにソ
レノイド駆動回路11への電源が切られているから、こ
の状rムにおいて、電磁弁1bのソレノイドが励磁され
ることは絶対ないようになっている。
また、この場合において、運転者はレバー等の手動操作
装置3を操作して直接に油圧制御弁2を操作し、第5図
において説明したと同様の手動制御(ただし、オートア
クセル機構3aは使用せず、それに代って下記の遠隔操
作におけるオートアクセル制御系を使用する)を行なっ
て、クレーンにおける負荷を制御することになる。
演算E5;本発明においては、この手動制御の場合にお
いても遠隔制御の場合と同じに、検出器2aによってそ
の手動制御されている油圧制御弁2の操作された制御量
Sを検出する。
演算E6:−)記制御肴の検出値Sを使用して、遠隔制
御における場合と同様に、第7図の特性となるように電
磁弁ICを制御し、その制御によって電磁弁1cから出
力する圧油によって油圧アクチュエータldを作動させ
、その油圧アクチュエータ1dの作動量に比例してスロ
ットル開度θが操作されて、エンジン5の出力調節がご
れる。すなわち、オートアクセル制御を行なって、第7
図の0<s<soとなっている手動操作装置3の微小操
作の間において、前述した理由によってクレーンにおけ
る負荷の微動制御を可能にし、S>SOにおいてはクレ
ーンにおける負荷の動きを早く制御できるようにしてい
る。
また、ここで上記電磁弁ICの駆動は第4図において、
上述の遠隔制御における場合と同様に、上記検出値Sと
所定の関数関係を持たせて信号!!1uに信号を送信し
、その信号によってソレノイド駆動回路1jは、電線I
Sを介して電磁弁ICのソレノイドを駆動する。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明における効果は
下記のとおりである。
1)クレーンにおける負荷の操作を手動操作する場合、
その負荷の動きを制御している油圧制fill弁2が手
動操作装置3によって直接に操作され、その操作中にお
いては、遠隔操作に使用している検出器2aが油圧制御
弁2の制御量を検出し、その検出(aによってコントロ
ーラ1が第7図の特性となるようにエンジン5の出力調
整、すなわちオートアクセル制御をするから、従来にお
ける第5図のオートアクセル機構3aを省略することが
できることになる。
したかって1手動操作装置3とエンジン5との間に従来
必要としていた機械的な連結の必要性がなくなり、手動
操作装置3とエンジン5との間の位置関係の設置が自由
になり、月つ機械的なオートアクセル機構3aが省略さ
れた分空間利用の点において有利になり、七のことによ
ってその製造単価も安価とすることが可能となる。
2)手動操作をする第2の系を使用するときは、電磁弁
1bのソレノイドを駆動するソレノイド駆動回路1jへ
の電源電流をオフに切り換えておくから、万一、強力な
電磁波等によって信号線1tに′心気信号が間違って生
ずるようなことがあっても、第2の系を使用した手動操
作中において、遠隔操作の第1の県側から誤信号か出て
、クレーン台座を不意に回転させられるとか、クレーン
の荷が急に落下させられる等の危険な事態を招くような
ことが絶対ないようになっている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明におけるクレーン車における制御方法
を実施するに必要なりレーン操作装置の一実施例を示し
たものであり、その図示はブロック線図によって示し、
第2図は、第1図における遠隔操作装置】aおよびコン
トローラ1との関係を更に詳細に説明したシステム図で
あり、第3図は、第1図における演算のフローチャート
を示し、第4図は、第1図における電磁弁1bおよびI
Cの電源回路図であり、第5図は、第1図に相邑する従
来におけるクレーン操作装置をブロック線図によって示
し、第6図は、第2[くに相出する従来の遠隔操作装置
1a″とコントローラ1′の関係を示したブロック線図
であり、第7図は、第5図におけるオートアクセル機構
3aの特性、あるいは第1図における検出器2aの検出
値Sと検出器5bにおける検出値θとの関係を示してい
る。 実施例に使用した主な符号は下記のとおりである。 1、コントローラ、  1a:遠隔操作装置lbおよび
lC:電磁弁、  1d:油圧アクチュエータ、  1
e:′屯源、  1f、1gおよびb1ニスインチ、 
 11:ソレノイド駆動回路11、 2:制御弁、 2
aおよび5b:検出器、  3:手動操作装置、 5:
エンジン。 特許出願人  三輪精機株式会社 代表者 西海悦史

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.エンジンによって駆動される油圧ポンプからの圧油
    が油圧制御弁によって制御され、その制御された圧油が
    クレーンにおける負荷を駆動し、前記油圧制御弁は、遠
    隔操作の信号によって制御したソレノイド駆動回路の出
    力によって操作される第1の系、あるいは手動操作によ
    って機械的に直接制御される第2の系のいずれかによっ
    て択一的に操作される、上記制御において、 前記第1の系によって前記負荷の駆動を制 御するときは、その系全体の作動に必要とする電力をそ
    の系に供給し且つオートアクセル制御系を連動させた前
    記エンジンの出力制御を行ない、そのオートアクセル制
    御系は、遠隔制御された前記油圧制御弁の制御量を検出
    する検出器の検出値と一定の関数関係を有して、前記エ
    ンジンの出力を制御するようになっており、 前記第2の系によって前記負荷を制御する ときは、前記ソレノイド駆動回路におけるソレノイドへ
    の電源電流をオフの状態に設定し、前記オートアクセル
    制御系の作動に必要な電力は供給したままにしてそのオ
    ートアクセル制御系もその油圧制御弁の動きに連動する
    状態に設定していることを特徴とする、クレーン車にお
    けるクレーン制御方法。
JP24426288A 1988-09-30 1988-09-30 クレーン車におけるクレーン制御方法 Expired - Lifetime JP2724599B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101993006A (zh) * 2010-10-12 2011-03-30 三一汽车起重机械有限公司 汽车起重机及其节能控制方法、节能控制系统
CN103303801A (zh) * 2013-06-30 2013-09-18 安徽柳工起重机有限公司 汽车起重机液压合流控制系统

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