JPH0295702A - 動翼制振装置 - Google Patents

動翼制振装置

Info

Publication number
JPH0295702A
JPH0295702A JP24412188A JP24412188A JPH0295702A JP H0295702 A JPH0295702 A JP H0295702A JP 24412188 A JP24412188 A JP 24412188A JP 24412188 A JP24412188 A JP 24412188A JP H0295702 A JPH0295702 A JP H0295702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal pin
pedestal
seal
turbine
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24412188A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Toritani
初 鳥谷
Haruo Urushiya
漆谷 春雄
Hiromi Takahashi
高橋 広海
Kazuo Sato
和雄 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP24412188A priority Critical patent/JPH0295702A/ja
Publication of JPH0295702A publication Critical patent/JPH0295702A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、改良型タービンに係り、特に、タービン動翼
の制振に好適なダンパ装置に関する。
〔従来の技術〕
ガスタービンのパケットには、羽根部とディスクとを連
結するダブテール部があり、羽根部の半径方向内周側に
は台座部と、その円周側にシャンクを設けており、更に
、内周側にディスクと連結するダブテールフック部があ
る。通常、タービン動翼には円形状ピンが設けられる。
円形状ピンがパケットの隣接台座の相互間の隙間をシー
ルして、パケットを制動する。(以下これをシールピン
と称す)シールピンには切欠き付きの端が形成されてお
り、パケットの台座の下を、軸方向にシールピンが伸び
ていて、台座部に形成された切り込みと、切欠き付きピ
ン端との係合によりシールピンの各端を支持する。なお
、タービン動翼構造は、特開昭60−56884号公報
、米国特許第3137478号に更に詳しく開示されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
このようなタービン動翼ではシールピンが円形状である
ため、隣翼との間の間隙にシールピンを挿入するもので
あり1回転中はシールピンと台座との接触力、すなわち
、シールピンの遠心力のみによって接触し、その磨擦力
のみによってfIjJ翼を制振する。
そして、動翼相互間の間隙が小さいために、比較的小さ
なシールピンしか挿入できない。動翼寸法が小さくなっ
た場合はビンの寸法も小さくなるため、振動の減衰効果
が減少する。
本発明の目的は、タービン動翼相互間の少ない隙間を利
用して、小さなシールピンにより、効果的に制振するよ
うにした装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、タービン動翼に振動を減衰する手段をもた
らし、そして、シールピンを含み、シールピンが動翼の
台座下を軸方向に伸びて、台座の半径方向内側面に二ケ
所で接触する。また、一方は台座以外とシールピンの内
側で接触する。一方、シールピンは、台座と接触する点
以外にパケットの他の点と接触する。パケット台座のシ
ールピン支持部にシールピンの切欠き付き端を係合する
ことにより、シールピンの各軸方向端をゆるく支持する
。各シールピンは、周方向に相隣接する一対のパケット
の間を軸方向に伸びており、その位置は、周方向に相隣
接するパケットの台座部の面に近接して離隔し、かつ、
その下側にあり、タービンディスクが回転した時、シー
ルピンに生じる遠心力によって隣接する翼の台座と接触
し、シールピンの他の一点と接触する。
〔作用〕
シールピンには台座をV型に設けたことによる翼間のつ
っばり力と、他の一点と接触することによる反力が発生
する。
これによって動翼間に作用する力は、シールピンの重量
による接触力のみでなく、シールピンと他の一点の反力
があるために、接触力が増加することになり、動翼が振
動した場合に相対的発熱滑動機構によって、振動・減衰
効果が増大する。
〔実施例〕
第1図に一般的なガスタービン部の構造を示す。
タービンディスク1は環状にあり、その半径方向外周に
は、複数のパケット2が環状列にダブテールフック3に
より固定され、そこから半径方向に伸びている。ディス
ク1はシャフト4とボルト5のような適当な手段により
連結され、タービン軸6のまわりを回転する。以下、使
用する軸、及び、軸方向はタービン軸6の大体の方向を
意味する。
第2図は第1図の■矢視図であり、タービンバケラト部
の拡大図である。各パケット2はディスク1とダブテー
ルフック3で係合されている。パケット2は羽根部7と
シャンク8とからなり、どちらも、ほぼ、半径方向に伸
びている。羽根部7とシャンク8の間には台座部9があ
る。台座部9は周方向に隣接する各台座部9と近接した
離隔関係、又は、接触関係になるように、周方向に伸び
る寸法と形状になっていて、これらが共同して、パケッ
トの羽根部7を通過する動力流体に対して内側と境界を
作っている。
さらに、流体阻止を強めるため、パケットの台座部9の
パケット間には、ほぼ、軸方向に伸びるシール、及び、
ダンパ用シールピン10があり適当な手段によって支持
され、台座部9の下に設けた界面に沿っている。各シー
ルピン10の断面は、長円形になっており、各端には、
ほぼ、半円形、又は、楕円状の切欠きをもつ支持部を持
ち、パケット側の切欠きとゆるく係合する。台座部9下
の支持溝11は、台座9の下側にある。この溝は半径方
向外周側には、はぼV型の半径方向内向きの溝12とな
っており、パケットの相隣接合座9の各対の界面に沿っ
て構成する。
また、支持溝11の半径方向の内周側には、ディスク1
の回転静止中にもシールピン10が移動しないように支
持台13を設けである。
第3図はシールピンの構造の一例を示す。断面は、ほぼ
、長円形であり、両端には第2図の支持溝11と係合す
るように断面半円形、又は、楕円形状の切欠き14をも
ち、軸方向の移動を防いでいる。本例ではピンの下支持
部15の形状は長円形であるが、特に、これに限らずV
型溝12と接触し、下側で他の一点と接触する構造であ
ればよい。
第4図は、パケットの台座部9にシールピン10を組込
んだ状態を示す。支持溝11にシールピンの切欠き部1
4が係合し、シールピン支持部15はシャンクの隙間1
6に挿入される。
第5図はシールピンと溝の係合部の拡大図であり、ディ
スク静止中の状態を示す。
静止中は、遠心力によるシールピン10の半径方向の移
動は無いため、シールピンの切欠き部14は、シャンク
の支持台13と接している。支持台13の傾斜は、半径
方向と直角以外となることが望ましく、シールピン10
は半径方向中心にどちらかに偏心している。
これは第6図に示すように、回転中にはシールピン1o
の外周側は■型溝12とA点、及び、B点に接触する。
また、シールピンの内周側はパケットシャンクとC点で
接触して安定する。従って、支持台13はC点の側に傾
斜させておくと、静止中と回転中でシールピン1oは同
じ方向に傾くことになる。
また、回転中にシールピン10の切欠き部14が支持台
13と接触しても無理なこじり力がシールピンの切欠き
部14に作用することがない。
パケットが振動して隣接する翼間に相対的動きが発生し
た場合には、シールピン10は半径方向内側に押される
が、C点の反力によりV型溝12の下をすべってA点と
B点が再度接触し、安定した接触状態となる。通常、0
=10〜50°が適切である。A、B、C点の三点接触
の利点には次のものがある。
シールピンの遠心力をCFとし、A点の半径方向反力を
FIR,B点の半径方向反力をFZRとする。
F C点が接触しない場合には、FIR:F2R=□となる
。この時の隣翼間の反力は、FIT=F2r=F −t a n Oとなる。合計してF7=CFtanθ
 である。一方、C点が接触した場合には、A点の翼間
方向力をFir=Ftn tanO,B点の翼間方向力
をF 2T= F 211 tanO、C点の反力をF
3とすると、翼間に作用する合計応力は、F IT+ 
F 2T+ F 3=(FIR−4−FZR) tan
 O十F3=CF tanO十F3となり、C点が接触
しない時よりF3の力が増加することになる。
隣翼間の反力が増加するため、接触点では磨擦により隣
接翼間の相対的な発熱が増し、パケット間の振動減衰作
用が増大する。
接触点A、B、C点は磨耗することもあり得るため、耐
摩耗合金を接触部に用いるとよく、シールピン10は高
温耐磨耗合金が最適である。また、磨耗部を厚肉化する
構造もあり得る。
さらに、翼間の振動減衰作用は、ピン重量1甘法傾斜な
どにより変わり得るため、予測値と違った場合は、調整
すれば容易に変更が可能であろう。
〔発明の効果〕
本発明によれば、翼振動に対する減衰効果を増すことが
でき、かつ、高温流体のシールを確実にする。また、シ
ールピンは翼が振動した時でも三点接触しているため、
位置的に、常に、安定した状態にあり得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のガスタービンロータの断面
図、第2図は本発明のパケット組立状態図、第3図は本
発明のシールピン図、第4図は本発明のシールピン組込
み斜視図、第5図は本発明の静止中の状態図、第6図は
本発明の回転中の状態図である。 1・・ディスク、2・・・パケット、3・・・ダブテー
ルフック、4・・・シャフト、5・・ボルト、6・・・
軸方向、7・・羽根部、8・・・シャンク、9・・・台
座、10・・・シールピン、11・・・支持溝、12・
・・■型溝、13・支持台、14・・・切欠き、15・
・・下支持部、16・・・シャンク隙間。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転可能なタービンディスクと、前記タービンディ
    スクに固定されて半径方向に伸びて環状列を作つている
    複数のタービンバケットの各々が、前記タービンディス
    クの半径方向外側に台座部を持ち、前記台座部が他の前
    記タービンバケットの前記台座部と連結して前記タービ
    ンバケットの羽根部を横切つて流れる動力流体流の内側
    境界を形成しており、前記台座部の半径方向内側で周方
    向に相隣接する前記タービンバケットの各対の間を、ほ
    ぼ、軸方向に伸びているシールピンと前記シールピンは
    関連する各対の隣接する前記台座の境界面とほぼ整合し
    、且つ、前記境界面の半径方向にある位置に前記シール
    ピンの各軸方向端近くで前記各シールピンを支持し、前
    記タービンディスクが回転すると、前記シールピンが遠
    心的に強制されて前記台座と接触し、相隣接する前記台
    座間の隙間に対して流体阻止関係になるシールピン支持
    手段とを含むガスタービンにおいて、 前記各シールピンが、前記タービンディスクの回転中に
    強制的に前記台座と接触するのみでなく、前記シールピ
    ンの他の点が前記タービンバケットの他の点と磨擦接触
    する動翼制振装置。 2、特許請求の範囲第1項において、 前記タービンディスク回転中の前記シールピンは、隣接
    する翼の前記台座に遠心力によりそれぞれ一ケ所接触し
    、前記シールピンの他の一ケ所がどちらかの翼の一ケ所
    と接触する動翼制振装置。 3、特許請求の範囲第1項において、 前記シールピンは、前記台座と接触する側を半円形状と
    し、前記シールピンを支持する部分は半円形状の切欠き
    を持ち、前記シールピンの支持部は前記シールピンとゆ
    るく係合しており、前記支持部以外の前記シールピンは
    長円形、または、楕円形をして、前記台座以外の部分と
    接触する動翼制振装置。 4、特許請求の範囲第1項において、 前記シールピン支持部は、前記タービンディスクの静止
    中に半径方向に対し傾きを持つており、前記シールピン
    の切欠き部はこの傾きに接触して隣接翼の片方に傾いて
    おり、回転中には、前記シールピンは同一方向に傾いて
    前記タービンバケットの他の一ケ所と接触する動翼制振
    装置。
JP24412188A 1988-09-30 1988-09-30 動翼制振装置 Pending JPH0295702A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24412188A JPH0295702A (ja) 1988-09-30 1988-09-30 動翼制振装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24412188A JPH0295702A (ja) 1988-09-30 1988-09-30 動翼制振装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0295702A true JPH0295702A (ja) 1990-04-06

Family

ID=17114072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24412188A Pending JPH0295702A (ja) 1988-09-30 1988-09-30 動翼制振装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0295702A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5143517A (en) * 1990-08-08 1992-09-01 Societe Nationale D'etude Et De Construction De Moteurs D'aviation"S.N.E.M.C.A." Turbofan with dynamic vibration damping
US6932575B2 (en) 2003-10-08 2005-08-23 United Technologies Corporation Blade damper
GB2417986A (en) * 2004-09-14 2006-03-15 Gen Electric Methods and apparatus for assembling gas turbine engine rotor assemblies
EP1867837A2 (en) * 2006-06-13 2007-12-19 General Electric Company Bucket vibration damper system
US7762780B2 (en) * 2007-01-25 2010-07-27 Siemens Energy, Inc. Blade assembly in a combustion turbo-machine providing reduced concentration of mechanical stress and a seal between adjacent assemblies
JP2012102735A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 General Electric Co <Ge> タービンブレード組立体
US10851661B2 (en) 2017-08-01 2020-12-01 General Electric Company Sealing system for a rotary machine and method of assembling same

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5143517A (en) * 1990-08-08 1992-09-01 Societe Nationale D'etude Et De Construction De Moteurs D'aviation"S.N.E.M.C.A." Turbofan with dynamic vibration damping
US6932575B2 (en) 2003-10-08 2005-08-23 United Technologies Corporation Blade damper
GB2417986A (en) * 2004-09-14 2006-03-15 Gen Electric Methods and apparatus for assembling gas turbine engine rotor assemblies
JP2006083849A (ja) * 2004-09-14 2006-03-30 General Electric Co <Ge> ガスタービンエンジンロータ組立体を組立てるための方法及び装置
GB2417986B (en) * 2004-09-14 2009-07-22 Gen Electric Methods and apparatus for assembling gas turbine engine rotor assemblies
EP1867837A2 (en) * 2006-06-13 2007-12-19 General Electric Company Bucket vibration damper system
EP1867837A3 (en) * 2006-06-13 2012-07-25 General Electric Company Bucket vibration damper system
US7762780B2 (en) * 2007-01-25 2010-07-27 Siemens Energy, Inc. Blade assembly in a combustion turbo-machine providing reduced concentration of mechanical stress and a seal between adjacent assemblies
JP2012102735A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 General Electric Co <Ge> タービンブレード組立体
US10851661B2 (en) 2017-08-01 2020-12-01 General Electric Company Sealing system for a rotary machine and method of assembling same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5156528A (en) Vibration damping of gas turbine engine buckets
US4088421A (en) Coverplate damping arrangement
JP3622973B2 (ja) タービン・ブレードのダンパ及びシール
US7249769B2 (en) Seal apparatus
EP1249576B1 (en) Vibration damper for a gas turbine
JP2907880B2 (ja) ロータ・ブレード
EP0717169B1 (en) Turbine engine rotor blade platform sealing and vibration damping device
US4182598A (en) Turbine blade damper
EP1867837B1 (en) Bucket vibration damper system
US6851932B2 (en) Vibration damper assembly for the buckets of a turbine
KR101445631B1 (ko) 부하가 제어된 터빈 블레이드 댐핑 장치
US6194801B1 (en) Device for limiting shaft whirl
JPH0599345A (ja) 改良型らせん溝ガス潤滑式シール
JP2003065076A (ja) タービンシール及び回転機械
EP0806545B1 (en) Vibration damping pins for turbomachine shrouds
JPS63230909A (ja) 回転動力機械用ロータ組立体
JP2003193999A (ja) 可変ステータベーンの支持装置
JP2003521657A (ja) 付勢式のパッキンリングブラシシール組合せ
JP2019157663A (ja) 動翼体、及び回転機械
JPH0295702A (ja) 動翼制振装置
KR100584798B1 (ko) 반경방향 진동 감쇠 댐퍼
JPH0411722B2 (ja)
US2990156A (en) Blade damping means
US10871076B2 (en) Rotating unit and steam turbine including the same
EP0918139A2 (en) Friction Damper