JPH029459Y2 - - Google Patents
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- JPH029459Y2 JPH029459Y2 JP6646884U JP6646884U JPH029459Y2 JP H029459 Y2 JPH029459 Y2 JP H029459Y2 JP 6646884 U JP6646884 U JP 6646884U JP 6646884 U JP6646884 U JP 6646884U JP H029459 Y2 JPH029459 Y2 JP H029459Y2
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- ceramic
- conductor
- conduit
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- center conductor
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- Expired
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案はセラミツクを用いた管路気中ケーブ
ルの改良に関する。
ルの改良に関する。
（従来の技術）
近年大容量発電所から電力消費地への送電線路
の一つとしてSF6などの高絶縁性ガスを封入した
管路気中送電線路が生み出された。
の一つとしてSF6などの高絶縁性ガスを封入した
管路気中送電線路が生み出された。
この送電線路の代表的な構造は、金属管路（外
部導体）内に絶縁スペーサを介して内部導体を中
心に配置して、前記金属管路内に高絶縁性ガスを
封入して構成されている。
部導体）内に絶縁スペーサを介して内部導体を中
心に配置して、前記金属管路内に高絶縁性ガスを
封入して構成されている。
このような管路気中ケーブルの最大の難点は絶
縁スペーサを必要とする個数だけ用意して順次組
立てて行くという製造上の難点と、長尺のものが
できないという難点があり、又絶縁スペーサの構
造によつて封入されるSF6等の絶縁性ガスが管路
の長手方向全体への流動性が阻害されることと、
部分的に誘電率の異なるスペーサが入るため、電
気的な弱点となり易く、又、ガス絶縁であるため
に管路内を非常に清浄な状態にしなければならず
特に接続時にはこの清浄さは更に要求されるもの
である。
縁スペーサを必要とする個数だけ用意して順次組
立てて行くという製造上の難点と、長尺のものが
できないという難点があり、又絶縁スペーサの構
造によつて封入されるSF6等の絶縁性ガスが管路
の長手方向全体への流動性が阻害されることと、
部分的に誘電率の異なるスペーサが入るため、電
気的な弱点となり易く、又、ガス絶縁であるため
に管路内を非常に清浄な状態にしなければならず
特に接続時にはこの清浄さは更に要求されるもの
である。
又、大電流を流すために導体サイズは大導体と
なるが、スペーサはこの導体を支持するために、
支持点間で導体のたるみを生じ電界強度が不均一
となるなどの欠点があつた。
なるが、スペーサはこの導体を支持するために、
支持点間で導体のたるみを生じ電界強度が不均一
となるなどの欠点があつた。
本考案者はこの点について検討し、先にセラミ
ツク絶縁の管路気中ケーブルを提案した（特願昭
58−46010）。
ツク絶縁の管路気中ケーブルを提案した（特願昭
58−46010）。
これによれば第１図に見るように断面円形の中
心導体１の外部に内部半導電層２、多孔質セラミ
ツク層３、外部半導電層４、外部導体５を順次設
けたものでケーブル内には六弗化硫黄（SF6ガ
ス）の如き絶縁性ガスを含浸封入したものであ
る。なお６はポリクロロプレンや塩化ビニルの如
き防食層である。
心導体１の外部に内部半導電層２、多孔質セラミ
ツク層３、外部半導電層４、外部導体５を順次設
けたものでケーブル内には六弗化硫黄（SF6ガ
ス）の如き絶縁性ガスを含浸封入したものであ
る。なお６はポリクロロプレンや塩化ビニルの如
き防食層である。
このようなケーブルはセラミツクの耐熱性を生
かし、tanδもεも小さく誘電体損失が小さく、電
流は導体サイズにより電圧はSF6及び多孔質セラ
ミツク絶縁層により独立に設計、施工することが
でき、内外半導電層を設けてあることにより偏心
や振動にも対応でき、耐熱性はアルミナセラミツ
クを用いた場合には約1200℃という非常に高いの
で許容電流を大幅にアツプすることができる。
かし、tanδもεも小さく誘電体損失が小さく、電
流は導体サイズにより電圧はSF6及び多孔質セラ
ミツク絶縁層により独立に設計、施工することが
でき、内外半導電層を設けてあることにより偏心
や振動にも対応でき、耐熱性はアルミナセラミツ
クを用いた場合には約1200℃という非常に高いの
で許容電流を大幅にアツプすることができる。
（解決しようとする問題点）
しかしこのような優れた管路気中ケーブルにつ
いて更に検討したところ中心導体に改良を加える
ことにより一層有利な各種の効果を奏することが
判つた。
いて更に検討したところ中心導体に改良を加える
ことにより一層有利な各種の効果を奏することが
判つた。
（問題点を解決するための手段）
即ち本考案は、断面円形のより線からなりトリ
プレツクス型導体を中心導体とし、その外部にセ
ラミツク絶縁層と外部導体とを順次設けた管路気
中ケーブルである。
プレツクス型導体を中心導体とし、その外部にセ
ラミツク絶縁層と外部導体とを順次設けた管路気
中ケーブルである。
（実施例）
次に本考案を第２図に示した実施例により説明
すれば、１はトリプレツクス型の中心導体で３条
の円形の導体が撚られているが、各条の導体は例
えば丸撚線、円形圧縮撚線（同心撚）又は分割圧
縮円形導体を少なくとも３本より合わせてなるも
のである。２は内部半導電層、４は外部半導電層
でセラミツク中に導電性カーボンブラツクを配合
し圧縮成形、燃結することにより得られる。３は
セラミツク絶縁層である。
すれば、１はトリプレツクス型の中心導体で３条
の円形の導体が撚られているが、各条の導体は例
えば丸撚線、円形圧縮撚線（同心撚）又は分割圧
縮円形導体を少なくとも３本より合わせてなるも
のである。２は内部半導電層、４は外部半導電層
でセラミツク中に導電性カーボンブラツクを配合
し圧縮成形、燃結することにより得られる。３は
セラミツク絶縁層である。
なおセラミツク絶縁層３及び、内部半導電層
２、外部半導電層４は通常１つのセラミツク絶縁
ピースとして製造することができる。５は外部導
体でその内部にはSF6の如き絶縁性ガスが封入さ
れる。７はポリクロロプレンや塩化ビニル等の防
食層である。
２、外部半導電層４は通常１つのセラミツク絶縁
ピースとして製造することができる。５は外部導
体でその内部にはSF6の如き絶縁性ガスが封入さ
れる。７はポリクロロプレンや塩化ビニル等の防
食層である。
（考案の効果）
上記の如き構造の管路気中ケーブルは、中心導
体を除いた部分はケーブル構造となつておりこの
内に中心導体を引き入れて製造することができる
ので比較的容易に製造することができ、殊に中心
導体には断面円形の撚線導体を用いているために
セラミツク絶縁体の内部に引き込む際摩擦が少な
く引き込み容易であり、又、中心導体の熱膨張・
収縮はトリプレツクス型（３心）の撚り構造で吸
収することができ、かつ中心導体が撚り線であ
り、かつ３本以上撚り構造からなることから可撓
性に富む等各種の効果を奏することができる。
体を除いた部分はケーブル構造となつておりこの
内に中心導体を引き入れて製造することができる
ので比較的容易に製造することができ、殊に中心
導体には断面円形の撚線導体を用いているために
セラミツク絶縁体の内部に引き込む際摩擦が少な
く引き込み容易であり、又、中心導体の熱膨張・
収縮はトリプレツクス型（３心）の撚り構造で吸
収することができ、かつ中心導体が撚り線であ
り、かつ３本以上撚り構造からなることから可撓
性に富む等各種の効果を奏することができる。
第１図は従来のセラミツク管路気中ケーブルの
横断面図、第２図は本考案のセラミツク管路気中
ケーブルの一例を示す横断面図である。 １……中心導体、２……内部半導電層、３……
セラミツク絶縁層、４……外部半導電層、５……
外部導体、６……防食層。
横断面図、第２図は本考案のセラミツク管路気中
ケーブルの一例を示す横断面図である。 １……中心導体、２……内部半導電層、３……
セラミツク絶縁層、４……外部半導電層、５……
外部導体、６……防食層。
Claims (1)
- 中心導体とセラミツク絶縁層と外部導体よりな
り、外部導体の内部に絶縁性ガスを封入するよう
にした管路気中ケーブルに於て、中心導体として
断面ほぼ円形の撚線導体を少なくとも３本以上よ
り合わせてなるより導体を用いたことを特徴とす
るセラミツク管路気中ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6646884U JPS60178917U (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | セラミツク管路気中ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6646884U JPS60178917U (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | セラミツク管路気中ケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60178917U JPS60178917U (ja) | 1985-11-28 |
| JPH029459Y2 true JPH029459Y2 (ja) | 1990-03-08 |
Family
ID=30599400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6646884U Granted JPS60178917U (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | セラミツク管路気中ケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60178917U (ja) |
-
1984
- 1984-05-09 JP JP6646884U patent/JPS60178917U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60178917U (ja) | 1985-11-28 |
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